Maserati GranCabrio MC

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    Impression

    純粋なスポーツを求めれば、クーペスタイルが好ましい。
    オープンの心地よさとの両立を考えればハードトップにたどり着く。
    しかし、どうだろう。
    ハードトップを納めるために、
    ボディデザインの美しさは損なわれていないだろうか。
    そんな問いかけをするマシンが現れた。
    マセラティ・グランカブリオMCである。

    このマシンは、サーキットで鍛えられた
    マセラティのレーシング専用マシンである
    グラントゥーリズモMCストラダーレの技術を導入した、
    オープンモデルである。
    MCを名乗る通り、マセラティのレーシング部門マセラティ・コルセで
    コンストラクションされている。

    マセラティ・コルセのこだわりは、
    レーシングマシンの性能をソフトトップというスタイルで
    パッケージングしたところにある。
    性能を守るためにハードトップという妥協をせず、
    潔く美しさと性能の融合を試みている。

    脚元は20インチMCデザイン(マット・グラファイト)の
    アルミホイールを履き、
    カラードソフトトップとインテリアカラーに合わせて
    ブルーのカラードブレーキキャリパーをアクセントにしている。
    またタイヤプレッシャーモニタリングシステムを備えている。

    ブル・トロフェオを基調としたインテリアは、
    ポルトローナ・フラウ・レザーとアルカンターラのコンビネーション。
    コンストラストとしてビアンコのステッチが施されたシートは、
    ヘッドレストにはエンボス加工が行われている。

    またインテリアカーボンパッケージもセレクトされており、
    ステアリングホイールやシフトノブなどが
    カーボンで仕上げられている。

    オープンにして街を流し、
    状況が許せば8,000回転という野生の咆哮を聞かせる
    オープンマシン。
    美しさにも性能にも妥協しない、そのダンディズム。
    イタリア男は、かくあるべきなのだろう。