Lamborghini Gallardo

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    Impression

    プリウスクラスの車両重量でありながら、
    V10が発する500PSのパワーで疾走する。
    ランボルギーニが
    ガヤルドを「ベビーランボルギーニ」と呼ぶ理由は、
    コンパクトで軽量なボディと怒濤の高出力を
    組み合わせたパッケージングにある。

    全長4,300㎜、全幅1,900㎜、全高1,165㎜という、
    スーパースポーツとしてはコンパクトなボディは、
    アルコア社が提供する総アルミボディで仕上げられている。
    このマシンは、
    グリージオ・アルテーラのボディカラーにあわせて、
    ホワイトウインカーをセレクトしている。

    脚元には純正19インチアルミホイールが備えられている。
    またこのマシンには、
    当時はオプションだったフロント・リフティングシステムと
    バックカメラが備えられている。
    ランボルギーニのウイークポイントである、
    最低地上高と後方視界に配慮している。

    500PSを発するV10はバンク角90°である。
    これはアウディの方針と歩みを揃えたもので、
    エンジンの基本方針のみならず、
    様々なエンジニアリングにアウディの技術が投影されている。
    そのためアウディR8/V10と比較されることが多いが、
    優等生とは別の道を選んだ硬派、
    それがガヤルドだ。

    軽量なボディ、そしてV10 の怒濤のパワーを、
    すべて、圧倒的なパワーウエイトレシオ3.18という
    禁断の性能に捧げている。
    そのためこれだけの高出力では
    2輪駆動ではトラクション確保が難しいと
    考えられたため4WDを採用し、
    フロントにはピレリPzeroの235/35ZR19、
    リアには295/30ZR19という、
    超ワイドサイズをセッティングしている。

    アルカンターラ・ステアリングホイール、
    アルカンターラ・ルーフライニングと、
    ブルーのレザーシート組み合わせた、
    レーシーなインテリア・コーディネイト。
    ドライバーとマシンの一体感が強いタイトな空間には、
    何の妥協もないストイックなダークカラーが似合う。

    ガヤルドの爆音を聞き、
    襲いかかるGを背中で受け止めるために
    マシンに火を入れる。
    このマシンは、ただ走るために生まれてきたマシンなのだから。
    そんなストイックなマシンは、少なくなった。