Ferrari California

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    Impression

    セカンドライフを迎えたエンスーたちが、
    こぞってオープンカーを選択している。
    走る喜びと開放感を、これからの人生に投影しているのだろうか。
    そんな経験豊かな御仁に紹介したいマシンがある。
    赤いフェラーリのカリフォルニアである。

    カリフォルニアは、
    スポーツ走行と日常のイージードライブを
    うまく組み合わせたモダン・フェラーリの傑作だ。
    ただスパルタンなだけのフェラーリとは違い、
    すべての走行シーンで
    大人のゆとりを備えている。

    そのうえで伊達男の色気を失っていない。
    勤勉なゲルマンオープンたちとは異なり、
    肩肘の張らない、
    チカラの抜けた自然体でありながら、
    男の優雅さを兼ね備えている。

    インテリアカラーは落ち着いたクオイオをセレクトしている。
    フル電動シートにはカラードステッチを施し、
    カラード仕上げのセンターアームレストを備えている。
    またセンタートンネルも
    カラード仕上げとしている。

    ステアリングの奥に鎮座するレブカウンターは、
    イエローとしている。
    小気味よく跳ね上がる回転数を楽しみながら、
    都心からリゾートへと走り抜ける。

    純正20インチアルミホイールはダイヤモンドフィニッシュで、
    イエローのカラードブレーキキャリパーと
    スクーデリアフェンダーエンブレムが印象的だ。

    これからは誰にも邪魔されず、
    好きなところへ自由に走る。
    経験豊かなエンスーが、
    自由気ままに着こなした時ほど、
    手強いダンディズムはないだろう。
    なにしろゆとりが違う。
    さて、このマシンのステアリングを握る御仁は、
    どこへ行くのだろうか。