Impression アメリカンスポーツの真骨頂、コルベットC5登場
軽量ボディにV8を搭載した
アメリカンスポーツの異才、コルベットC5
日本ではなかなかお目にかかれないモデルの極上車が登場した。
2004年モデルのコメモラティブ・バージョン(記念バージョン)
ル・マンブルーが印象的なC5ラストイヤーモデルだ。
コルベットの魅力は5.7L OHV式V8エンジン
フロントに心臓をマウントしリアにトランスミッションを配した
トランスアスクルとし前後重量バランスを50:50に近づけた
所謂フロントミッドシップレイアウトだ。
ただアメリカンな直線の豪快な走りだけでなくワインディングを駆け抜ける機敏さを備え
ワイドローなフロントマスクには鋭利な刃物に似た鋭さが潜んでいる。
並行輸入が多く見受けられるがこのマシンは正規輸入車
足元にはエンブレムが鎮座した純正アルミホイールを履いている
またコナーランプにイエローカラーが入れられ日本の交通法規に準拠し
そこには法に従いながら鋭く刺すような加速とコーナーワークで
並いる欧州プレミアムスポーツカーを追い抜いてきた後ろ姿がある
法規制によって姿を消した
リトラタブルヘッドライトを装着したラストモデル
ヨーロッパのスポーツカーを超えようと切磋琢磨した
ハーリー・アール(GMデザイン部門副社長)が目指したマシンは
このC5だったのではないだろうか。
軽量だけでなくショートホイールにして俊敏さを得て
さらにOHVの大排気量なるV8を搭載し豪快な爆発力を持つマシン
これが世界と戦うアメリカンスポーツだと言わんばかりに