こんにちは、リベラーラ麻布です。

いつもご覧いただき、ありがとうございます。

フロントガラスもルーフも無い、スポーツカーの原点スタイルとも言える

アストンマーティンのTOP GUN “MAVERICK”。

先日、幸運にも本物の姿を拝見して、

アストンマーティンというブランド名の由来を思い出しました。

アストンマーティンは、

今から100年以上前の1913年に

「バムフォード・アンド・マーティン」という社名で創業しました。

創業後わずか2年後の1915年に、

イギリスのバッキンガムシャーにあるアストン・クリントン村で開催された

ヒルクライムレースで成功を収めたことから、

アストンマーティンというブランド名が誕生しました。

カーレースというと、レーシングサーキットをイメージしますが

ラリー、ロードレースなど様々な形態があり

記録に残っている世界最古のカーレース

パリ・ルーアン・トライアル(1894年)の3年後には

ヒルクライムレースが開始され

欧州のスポーツカー・コンストラクターが

積極的に参加していたそうです。

日本のカーレースも、本格的なレースサーキットが誕生するまでは、

ダートとヒルクライムが盛んで、

多くのカーレーサーが輩出されました。

ヒルクライムからブランド名が生まれたアストンマーティン。

そしてそのステアリングを握るオーナーは

日本のカーレース黎明期を深く知る方で

ヒルクライムからカーレースを始められたと、話されていました。

稀少なマシンを前に、

人とクルマの歴史の巡り合わせを感じた瞬間でした。