【概要】
AMGの起源は1967年まで遡る。ドイツのブルグスタルでダイムラー・ベンツでレース用エンジンを開発していたハンス・ヴェルナー・アウフレヒトとエアハルト・メルヒャーによってレースエンジン開発会社として設立された。アウフレヒト(Aufrecht)、メルヒャー(Melcher)、そして二人の故郷グロースアスパッハ(Großaspach)の頭文字をとってAMGと命名された。
1971年、スパ・フランコルシャン24時間レースに投入したメルセデス300SEL6.8が優勝したことで、メルセデスのチューナーとして名を馳せたAMG。その後も1986年からはDTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)に参戦し160以上のレースで勝利するなど、モータースポーツで大きな実績を残している。
1999年、アウフレヒトは株式の過半数をダイムラー・クライスラー株式会社に譲渡。2005年にはダイムラー・クライスラーが株式を100%取得し子会社化し、メルセデスAMG社と社名も変更した。