まずGhost Kitchenを説明する前にGhost Restaurantの説明をします。Ghost Restaurantとは、客席を持たず、電話やネットからの注文のみに対応して、調理してデリバリーする飲食業態のことを指しNYが発祥だと言われています。飲食スペースを持たない為、オーナーは、家賃を抑えることができ、ウェイターも雇わなくて良い為、経費を抑えることができます。数年前からUber EatsやDoor Dashなどのオンデマンドのフードデリバリーサービスが人気となるにつれてGhost Restaurantにシフトしていくレストランオーナーも増えています。このような状況に多くの投資家が目をつけ今注目されているのがGhost Kitchenと言われてるデリバリーに特化したサービスを提供している飲食店への厨房施設の提供ビジネスです。WeWorkの厨房版といったらわかりやすいと思います。1つの施設にデリバリーに特化した例えば10店が共存しているイメージです。すでにUberのオーナーもCloud KitchensというGhost Kitchenを展開しており、その他でもスタートアップでKitchen Unitedなども台頭しており、その後、新型コロナウィルスの影響によってさらにフードデリバリーサービスの需要が高まり、米国内のGhost Kitchen の数は、100店舗を超えたと言われています。コロナの影響で米国内の1万5,000店舗のレストランが閉店していると言われている中、このような新たな業態で拡大していく企業もあり、今後一般のレストランとゴーストレストランの明暗がはっきりと分かれていくのではないかと思われます。新たなビジネスで経済が活気づくのは、非常に良いことですが食の楽しみは、便利さと価格だけではなく、鮮度や温度またお店の雰囲気や接客も私個人としては、重要な要素だと思っています。コロナが早く収束して自分のお気に入りのレストランが潰れないことを願うばかりです。

担当:阪口