カリフォルニアでは毎年大規模な山火事が発生しており、多くの住民が避難勧告を出されるなどして被害を受けています。

消防局のデータによると日本で1年間に発生する山火事の数は年間約1300件で、燃焼範囲は約700ヘクタールなのに対し、
カリフォルニアでは年間約8100件、燃焼範囲はなんと日本の約330倍の23万ヘクタールとなっております。

東京都の面積が22万ヘクタールですのでそれ以上の大きさの火事が、カリフォルニアだけで毎年発生しているのです。これは年間平均での規模ですが、2008年には55万ヘクタール(千葉県や愛知県の面積と同等)という規模の火災も発生しています。

ではどうしてカリフォルニアではこれだけの規模の山火事が発生してしまうのでしょうか。

原因としては、花火大会での出火、キャンプでの発火など人的要因のケースももちろんありますが、圧倒的に多いとされているのが、気候による自然発火です。

つい最近の話ではありますが、8月にカリフォルニア東部のデスバレーで54.4度の気温を記録しました。その尋常ではない暑さだけがよく報道されていますが、その熱波の影響で大気が不安定になり、数日間で約1万2千もの落雷が発生しています。
この落雷こそが出火の原因となっているケースが多いとされています。

ここにカリフォルニアの地形により発生する強力な局地風が吹くことにより、火災は一気に広範囲へと及びます。

元々乾燥した植物が多いカリフォルニアですが、山火事での燃焼跡から成長する植物は更に燃焼性が高く、その悪循環が年々大規模な火災を発生させているとのことです。

前述致しましたが、火の手は強風により一気に広がります。
興味本位で見に行ったり、フリーウェイ走行中によそ見運転などをしないよう、お気をつけください。

 

https://www.fire.ca.gov/
https://www.fdma.go.jp/

堀 竜一郎