皆様は、街中で見かける例えばトヨタ、ホンダなどの自動車販売店(以下、ディーラー)はそのほとんどがフランチャイズ経営であり、メーカー直営店ではないとご存知でしょうか。つまり、車を作っているのはトヨタで、販売しているのはトヨタではなく、トヨタの販売店です。

「??」という方には補足をしますと、家電をイメージすればわかりやすいかもしれません。SONYはメーカーであり販売店ではありません。売っているのは家電量販店であることが一般的です。

それは日本もアメリカも一緒のようです。

さて、このディーラーに関して今回アメリカで面白い調査があったのは、ディーラー側が、メーカーを5つの項目で6段階評価したものです。

評価項目:
Best customers: Ability to capture ideal customers
Range of offerings: Diversity of vehicle lineup
Age of offerings: Newness of vehicle lineup
Attitudinal: Consumers’ perceptions of the brand
Traffic: Consumer interest, as measured by new-car shopping activity
Loyalty: Shopper loyalty, as observed by pricing requests on kbb.com

大衆車部門で20ブランド中で、一位はフォード、二位はトヨタ、三位はホンダでした。

高級車部門では14ブランド中で、一位はベンツ、二位はレクサス、三位はBMWでした。テスラは十三位とかなり順位が低いですが、6つの評価項目中で2つが一位という超極端な評価となっています。主に、テスラ愛を持ったお客様は多いけれども、扱っている車種が少なすぎることが販売店側の不満のようです。

一般車ブランドランキング:
Ford、Toyota、Honda、Chevrolet、Subaru、RAM、Hyundai、Jeep、GMC、Nissan、Kia、Dodge、Volkswagen、Chrysler、Mazda、Buick、Mini、Fiat、Smart、Mitsubishi

高級車ブランドランキング:
Mercedes-Benz、Lexus、BMW、Acura、Audi、Cadillac、Volvo、Porsche、Land Rover、Lincoln、Infiniti、Genesis、Tesla、Jaguar 

車業界の人間として感じるのはこのランキングには販売台数の実績とそれなりの相関関係があることを感じます。しかし、必ずしも正比例ではありません。もしかしたらここ数年で入れ替わりの可能性があるとすればこの辺りのディーラーの評価がカギとなるかもしれません。

普段は消費者からの目線で語られることの多いテーマですが、ディーラーからのメーカーへの評価、面白いですね!

ガリバーUSA 森部:記