海外生活(駐在や留学)で特に米国(アメリカ)ですと、多くの場合で車が必要になります。主に日本人の方々が住まれる地域(例えば、サンフランシスコ、ロサンゼルス、アーバイン、シカゴ、アーリントンハイツ、ニュージャージー、ニューヨークのマンハッタン以外のエリア)では必ず車が必要と言えるでしょう。

 

ここでは、お車の購入に関して少しでもお役に立てる情報を提供させて頂きます。

 

お車を購入する際、または売却する際にどういう方法を使うかは人それぞれかと思います。新車ディーラーや中古車ディーラー、レンタカー屋さんや個人売買などなど。

 

今回はお車をお手放しする際に個人売買という方法を使うとどういうメリット・デメリットがあるのかご説明させて頂きます。

 

【メリット】

①高く売れる

やはり、お車をお手放しされる際に多くの方が一番重要視されるところは「いくらで売れるか」かと思います。中古車買取店などに買い取ってもらう方法を取ると中間マージンが入りその分のコストが引かれてしまいます。しかし個人売買ですとその中間業者がない分、金額を高く設定して次のオーナーさんに直接買ってもらうため一般的な相場よりも高い金額でのお手放しが可能になります。次のオーナーさんもディーラーからお車を購入するよりも安く手に入るので、金額面ではWin Winでの取引ができます。

②慣れるとスムーズに

お車が好きな方や売買の手続きを好んでされる方にとっては慣れてしまえばスムーズに手続きを完了させることは可能かと思います。しかし、お車を手放す機会は、人生でそんなにたくさんあるわけではないです。その上アメリカでのお車の手続きとなると正直必要な知識ではありません。

 

【デメリット】

①次のオーナーさんを見つけるまでの手間と時間

まずは次の買い手をみつけないとなにも始まりません。一般的には、インターネットの個人売買サイトに掲載するか知り合いに尋ねてみるか、のどちらかになります。どちらにしてもお車の状態は皆さん気になるので見せることになると思います。その際に日程の調整からはじまり思うように日程が合わずに一向に前に話が進まない、車を見せている間はもちろん自分の時間が犠牲になるので他の予定を組みにくい、金額交渉をしてくるというように、意外と簡単に次のオーナーさんが見つかるケースは少ないです。

 

②売買手続き

次のオーナーさんが決まれば、次は名義変更などの手続きです。こちらはDMVという陸運局に行けばできるのですが、この手続きがなかなか難易度が高いです。

 

こちらに関連記事がありますので手続き方法などご確認ください。

個人売買の落とし穴

 

③悪徳業者

インターネットの情報はいろんな人が閲覧可能です。問い合わせが入ったとしても決して全員が良い人ではありません。日本でも今でこそ良くなってきていますが昔は中古車というと良い印象はあまりなかったかと思います。アメリカでも同じです。今でも一般の人のふりをしたそういった業者の方もいます。実際に車の売買成立後にキャッシャーズチェックを受け取り、銀行に換金しにいくと偽物のキャッシャーズチェックだったという話も聞いたことがあります。ですので、ここのリスクを回避するためにはお知り合いさんに買い取ってもらうのが安心かと思います。

 

④売却後のリスク

お車の名義変更が完了し、お金を受け取り全ての手続きが終われば基本的にその後にすることはありません。もしお車になにかあったとしてもそれは次のオーナーさんが対応することになるでしょう。ただし、次のオーナーさんがお知り合いさんだった場合お互いそんな気持ちはなかったとしても実際に譲った後に車が不具合を起こしてしまうと罪悪感などが生まれその後の関係が少しギクシャクしてしまうケースもゼロではありません。家具や洋服などの壊れるリスクがほとんどないものですと心配する必要はありませんが、車は機械ですのでここのリスクを回避する方法はありません。また電化製品でもなく、命を預けるものになりますのでここの判断はじっくりと考えた上でご売却ください。

 

中古車の買取店におまかせすると、たしかに個人売買と比べるとお手元に残る金額は少ないかもしれません。しかし、様々なリスクがゼロでお手放しができると考えてみると選択肢としては良いのかもしれませんね。

芥子 ひかる