海外生活(駐在や留学)で特に米国(アメリカ)ですと、多くの場合で車が必要になります。主に日本人の方々が住まれる地域(例えば、サンフランシスコ、ロサンゼルス、アーバイン、シカゴ、アーリントンハイツ、ニュージャージー、ニューヨークのマンハッタン以外のエリア)では必ず車が必要と言えるでしょう。

 

ここでは、お車の購入に関して少しでもお役に立てる情報を提供させて頂きます。

 

【お車のメンテナンス】

日本では、一般的な乗用車は2年に1度車検があります。法律で定められていて車検を通さないとお車を使用することはできません。

軽自動車で6万〜15万、普通車で8万〜20万くらいかかってしまいますが車検さえ通していれば基本的にご自身で特別なメンテナンスも必要ないかと思います。(こまめに点検するに越したことはないですけどね。)

 

【アメリカでのメンテナンス】

では、アメリカではどうでしょうか。

これは州によって異なってきます。年に1度日本のように車検のようなものを儲けている州や、2年に1度スモッグテストというものをしなければならない州、まったくなにも法律上決まっていない州もあります。結論、日本と比べて検査等が厳しくないのでお車を安心安全に乗っていただくためには、ご自身でお車の調子を気にしてあげることが必要です。とはいっても何をすれば良いのか?と疑問に思う方も多いかと思いますので、簡単にどういうところがメンテナンス必要なのかご説明させて頂きます。

<Oil Change(オイル交換)>

エンジンのオイル交換のことです。こちらは、3000マイルごとor3ヶ月ごとが目安です。お近くの整備工場とかでも簡単にしてくれる作業です。早ければ30分くらいで完了します。オイルにも種類はありますので、お車のご購入の際にどういうオイルがいいのか確認されると良いかもしれません。親切な工場さんは、次のオイル交換の時期や走行距離の目安を記入したステッカーを貼ってくれたりします。

 

エンジンオイルは、エンジンの内部を循環し、エンジンの効率を高める役目をしています。

古いエンジンオイルを使い続けるとエンジン内の高熱、金属摩耗粉(※1)の混入により、酸化や劣化が進みます。その結果、燃費が悪くなるだけでなく、エンジントラブルの原因になります。

 

ですので、一番大切なメンテナンスと言っても良いかもしれないですね。

※1 金属が摩擦によって粉になったもの。

 

 

 

<Smog check(スモッグチェック)>

こちらは、DMV(日本でいう陸運局)に車両登録するために必要な排気ガスの検査です。検査のタイミングでDMVから通知書が届きます。こちらは、整備工場でというよりも街中にあります「Smog Test (Check)」と書いている場所で基本的に対応可能です。費用は$50くらいです。こちらのスモッグチェックは、州によりますがお車を使う上で必須になる項目です。

 

<Tires(タイヤ)>

タイヤは車に詳しくない方でもすぐに見ることができますので時々、①釘等がささっていないか②側面がヒビ割れしていないか③溝は残っているか 確認していただけると良いですね。たまにメーターに黄色いビックリマークが表示させることがあります。これはタイヤの空気が少なかったりする時のお知らせです。自転車の空気を入れる手順とほとんど同じ方法でガソリンスタンドなどで空気を入れることが可能です。

ただ、タイヤの内側の磨り減り具合は見えないので、オイル交換のついでに工場でみてもらって確認をおすすめします。その時に工場の方から「ローテーション」や「alignment(アライメント)」を勧められたら作業することをおすすめします。

 

・ローテーション→4つのタイヤにかかる負担は異なりますので、左右前後のタイヤを入れ替えて調整します。

・アライメント→車体に対してホイールの位置、角度、方向がどのように取り付けられているかを確認し、調整をします。これをしないと、タイヤの片側だけ磨り減ってしまうこともあります。

 

 

 

 

<Battery(バッテリー)>

エンジンがかからなくなったら、まず疑うのは「バッテリー」の消耗です。

電気を付けっ放しにしてしまったりするとよくバッテリーが上がってしまいますが、そうでないのにエンジンがつかない場合はバッテリーの寿命かもしれません。目安としては3年おきにくらいで交換されると大きな問題はないかと思います。

 

アメリカでは、お車の購入と同時にAAA(トリプルエー)に入るのが一般的で、車が動かなくなった時は頼りになります。いわゆる日本のJAFですね。

 

<フロントガラスのヒビ>

アメリカではフリーウェイ(高速道路)を使うのが当たり前。その分フロントガラスに飛び石の影響でヒビが入ってしまうこともあります。すぐにヒビが広がってフロントガラスが完全に割れてしまうことはあまりないと思うのですが、やっぱり心配ですよね。小さいヒビのほうが修理費もかからないのでできるだけ早く修理することをおすすめします。

 

こうして見てみると、日本はお金がかかってめんどくさいと思う車検があるかも知れませんがその分ご自身でそこまで気にしたりせずに安心してお車に乗ることが可能ですね。でも決してアメリカでは安心してお車に乗れないというわけではなく、日本にいる時よりも少し気にしてあげることが必要なだけです。その分、きっとお車に愛着もわきより良いドライブライフを送ることができるでしょう。