Home  >  IR情報・会社情報  >  理解編  >  ビジネスとITの融合

ビジネスとITの融合

トップメッセージ

代表取締役社長 羽鳥由宇介

2017攻めのIT経営銘柄2017年5月31日、当社は経済産業省と東京証券取引所が共同で実施する「攻めのIT経営銘柄2017」に選定されました。中長期的な企業価値の向上や競争力の強化に結びつく戦略的な攻めのIT投資を行い、新たな価値の創造、経営革新、収益水準・生産性の向上をもたらす積極的なIT利活用に取り組む企業が「攻めのIT経営銘柄」として選定されるもので、当社のビジネスとITを融合する積極的なIT活用が評価されました。


IT活用が支えたこれまでの成長

当社は1994年の設立時より、独自のビジネスモデルを展開し、1998年には設立から当時史上2番目の速さで株式を上場し、2004年には日本で唯一のハイパーグロースカンパニー※となる等、大きな成長を遂げてきました。

※設立10年以内に売上高10億ドルを達成した成長企業を米国で称賛する言葉


この成長の大きな一因となったのは、革新的な「ビジネスとITの融合」であったと考えています。例えば、全国の店舗での中古車買取における査定(価格の算出)を本部で一括して実施するシステムや、「ドルフィネット」(買取った車両が全国の店舗で閲覧できる画像販売システム)は、当時では全く新しい取り組みでした。


特に、1998年に運用を開始した「ドルフィネット」は、買取った中古車の詳細な情報を登録し全国の店舗で販売することで「買取った車を2週間で売切り、価格下落による在庫リスクを最小化する」というポリシーを変えることなく、卸売事業(買取後、オークションにて売却)よりも利益貢献度の高い小売事業(消費者への販売)を拡大させる基盤となりました。「ドルフィネット」は運用開始時には衛星通信を利用していましたが早期にインターネットでの展開に切り替える等、改良・改善を重ねて、現在も当社の事業の主軸となっています。


こういったITを活用した当社のビジネスは、先進的な取り組みとして評価されてきました。優れたIT活用事例を表彰する「IT Japan Award 2012」(日経コンピュータ主催)や、イノベーションや生産性向上に向けた取り組みを実施している企業を選出する「第2回(2008年)ハイ・サービス日本300選」(サービス産業生産性協議会主催)を受賞したこともあります。


さらなる成長に向けて

当社には常に新しい技術を積極的に導入する風土が根付いており、今では世の中に広く普及した技術・サービスも先駆的に取り入れてきました。IT活用は事業の様々な場面で推進していますが、IDOMらしい取り組みには、例えば以下のようなテーマがあります。


「ITとビジネスが一体化したプロジェクトの推進」

当社ではITとビジネスを一体化してプロジェクトを検討する取り組みを推進しています。この事例には、オンラインで予約が完結する定額クルマ乗り放題サービスの「NOREL」、個人間の中古車売買を仲介するC to Cのプラットフォームである「ガリバーフリマ」等があります。また、AIを活用した営業支援システムの開発にも着手しています。


「生産性の向上と社内コミュニケーションの活性化」

生産性向上を目的とした新しい技術やサービスの導入も積極的に進めています。例えば、いち早くサーバーのクラウド化に取り組んだ結果、新規サービスの開始や海外展開がスムーズに行える基盤を構築することができました。社内のコミュニケーションの活性化・効率化を図るシステムも取り入れています。


自動車業界は自動運転やAI等の技術面の変革や、シェアリングエコノミー等のユーザーのライフスタイルの変化とともに、大きな転換期を迎えています。当社がさらなる成長を遂げるには、戦略的なIT活用が欠かせない状況であると認識しており、今後も積極的にIT経営を推進していきます。

代表取締役社長 羽鳥由宇介


IT体制と人材

当社では、ITとビジネスが一体となって推進される組織体制を構築しています。具体的には、「Team X」という専門部署を設置しています。業務改革や、システムの運営・維持・管理等のIT業務を担当する部門もこの「Team X」内のセクションとして位置付けています。
また、この「Team X」内には、IT戦略の立案・推進・評価や最新の技術の応用について評価・検討する組織(SMO: Strategic Management Office) を設けています。


IT計画の重要な一角を担うIT人材については、事業計画のミッション・ゴールに対して、必要な領域やスキル等を数値化し可視化することで検証するシステムを開始しています。これを採用や教育の計画にも活用しています。

IT投資とPDCA

新規のIT投資プロジェクトを実行する際には、その評価方法や基準を設定し、投資に対する効果をIT-ROIにより評価することとしています。ITプロジェクトの進捗や優先度は、代表取締役社長を含む経営陣が参加する会議にて報告・検討され、投資効果の最大化を図っています。

PDCAチャート

情報セキュリティ・リスクマネジメント

ITを積極的にビジネスに活用する「攻めのIT」を推進する一方、ITに関連するリスクの多様化に対応した「守りのIT」も強化しています。情報漏えいや不正アクセス等のリスクを網羅的に把握し、情報管理に関する各規程および情報セキュリティ規程等に基づいて最善の対策を図っています。また、IT統制の整備・運用、システム停止等に伴う事業継続計画についても全社的に取り組んでいます。

IT活用事例のご紹介

以下は当社のIT活用の一例です。
(外部サイトにリンクします。情報は掲載当時の内容となります。)


日々のビジネスから入手する様々なデータを収集・分析し、迅速に可視化して共有するシステムの導入

http://www.tableau.com/ja-jp/stories/customer/gulliver-international-shares-accurate-data-across-departments-tableau

Google G suiteの導入による生産性向上と社内コミュニケーションの活性化

https://gsuite.google.com/intl/ja/case-studies/case/gulliver-international.html

AWS(アマゾンウェブサービス)導入によるサーバーレス化の実現

https://aws.amazon.com/jp/solutions/case-studies/gulliver/

既存システムのクラウド移行に伴うデータ保護システムの活用

http://sios.jp/products/lkdk/showcase/gulliver.html

全社員に配布するモバイルデバイスの管理

https://www.mobileiron.com/ja/customers/case-studies/gulliver

社内コミュニケーションを活性化するツールの導入

https://www.worksmobile.com/jp/home/cases3

トピックス

当社のIT活用に関するトピックスをご紹介します。
(情報は掲載当時の内容となります)


2017年7月10日  IT Pro (日経BP社)に記事が掲載されました

攻めのIT経営銘柄2017 外部委託から内製へ、新事業のシステム開発速度を高めるガリバー

http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/column/17/061300233/070600007/?itp_leaf_index
(外部サイトにリンクします)