コマース https://221616.com/car-topics/ Contents Sat, 20 Jul 2019 03:00:45 +0900 ja (c) IDOM Inc. ALL RIGHTS RESERVED. 5 hourly 12 名古屋サポに聞く!トヨタスタジアム観戦ガイド~アクセス・駐車場から寄り道スポットまで https://221616.com/car-topics/20190715-99353/ https://221616.com/car-topics/20190715-99353/ Mon, 15 Jul 2019 19:00:00 +0900 SUV お出掛け サッカー トヨタ ファミリー ミニバン グランパスのホームであるトヨタスタジアムへのアクセス情報、クルマで行く人のための駐車場情報も紹介します。どの席でも見やすいのが魅力のトヨタスタジアム。一人で行っても、家族で出掛けても楽しめる「趣味×クルマ」をガリバーは応援します。
この記事の目次 CONTENTS
記事トップ
ラグビーW杯にも使われるスタジアム
おもてなし精神が溢れる企画
電車、高速バス、クルマが主なアクセス手段
シャトルバス送迎ありの臨時駐車場も
スタジアム近くに停めたいなら対策が必要
クルマならお風呂に入ってから帰るのも◎

ラグビーW杯にも使われるスタジアム

トヨタスタジアムは収容人数約45000人を誇り、名古屋グランパスエイトのホームスタジアムであると同時に、クラブワールドカップや日本代表戦でも使われています。

「見やすさという点では、瑞穂よりトヨタです。陸上競技用のトラックがないから客席とピッチが近いですし、客席にしっかり角度が付いているので2階席でもよく見えます」とスタジアムを紹介してくれるのは、前回に引き続きグランパスサポーターのモロさん。

「最近のグランパスは、サポーター席のシーズンチケットが売り切れるくらいの盛り上がりです。ピクシー以来の盛り上がりを、ぜひ楽しんでください」

おもてなし精神が溢れる企画

「グランパスは最近、サポーターが楽しめるように色んな企画を用意してくれています。選手との握手会とか、選手とコラボした食べ物なんかも用意されていて楽しいですよ」とモロさん。

「限定ユニフォームを配布してくれる試合とかもありました。2019年の夏も、ビームスデザインのユニフォームを配布するとか。ユニフォームを着ると、やっぱり応援にも力が入るし、試合も盛り上がりますよね」

またパロマ瑞穂スタジアムの試合と大きく違う点が、トヨタスタジアム開催時には「キッズパーク」が用意されていること。サッカーをやっている子どもが楽しめる企画はもちろん、サイコロなどサッカーができない子でも楽しめる企画も多くあるそうです。

電車、高速バス、クルマが主なアクセス手段

「トヨタスタジアムは、瑞穂よりずっと試合が見やすくて良いのですが、アクセスはちょっと不便なんですよね」とモロさんも仰る通り、トヨタスタジアムは付近の駅から徒歩約20分。

-名鉄豊田線「豊田市駅」
-愛知環状鉄道「新豊田駅」

名古屋駅から豊田市駅までは名鉄のほか高速バスも用意されていますが、どのルートで行っても70~80分程度は掛かります。

「豊田市駅からはちょっと歩くので不便です。バスはありますが、待つのであまり変わらないかと。帰りは道が混むので、30分以上は見ておいた方が良いですね」

シャトルバス送迎ありの臨時駐車場も

「電車だとアクセスがイマイチ」「疲れた子どもが眠れるようにやっぱりクルマで行きたい」といった人も多いでしょう。クルマで出掛ければ荷物が多くても気にならず、何かと便利なもの。

そんな人のために用意されているのは、シャトルバス送迎付きの臨時駐車場です。

東海環状自動車道の豊田勘八IC付近にある「勘八臨時駐車場」からスタジアムに向けて15~30分間隔で運行しており、クルマの駐車場代は無料。シャトルバス代は大人が700円、子どもは無料です。

モロさん曰く「台数も多いので、よっぽどのことがなければ停められると思う」とのことです。ただし「帰りのシャトルバスに乗るまでに待つし、駐車場から出るところでもまた混む」ので、時間に余裕が必要です。

スタジアム近くに停めたいなら対策が必要

「スタジアムに近い駐車場といえばスカイホールですね。ただ人気の駐車場なので、早く行かないと停められないかもしれません。」とモロさん。(※収容台数は580台、駐車料金は無料)

豊田市駅前にはコインパーキングもあるそうですが、台数も限られており、確実に停められるとは限らないそうです。

「あとはスタジアム近くに、個人で駐車場を貸している人とかもいますが、駐車料金として3000円や5000円ほど取るところも多いです。それでも確実に停めたいなら、『軒先パーキング』とかで予約はできるみたいです」

【スカイホール】
豊田市八幡町1-20

クルマならお風呂に入ってから帰るのも◎

クルマで出掛けることのもう一つのメリットは、気軽に寄り道ができること。電車だとルートから外れにくく、また乗換の駅以外ではなかなか降りにくいものです。

例えば試合後にスーパー銭湯に寄れば、すっきりした気分に。
「クルマで行ける範囲にスーパー銭湯も多いですよ。」とモロさん。「おいでんの湯とか竜泉寺の湯とか、家族で行っても楽しいですね」。こういったお出掛け時の寄り道ができるのも、クルマならではです。

またアウェイサポーターで関西方面に帰る人にオススメなのが、刈谷ハイウェイオアシス。パーキングエリアに併設された道の駅ながら温泉併設で、飲食店やお土産屋さんもあります。

【おいでんの湯】
愛知県豊田市司町1丁目1の1

【竜泉寺の湯】
愛知県豊田市浄水町伊保原376

【刈谷ハイウェイオアシス】
愛知県刈谷市東境町吉野55番地

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名古屋サポに聞く!パロマ瑞穂スタジアム観戦ガイド~グルメ、アクセス、駐車場 https://221616.com/car-topics/20190715-99339/ https://221616.com/car-topics/20190715-99339/ Mon, 15 Jul 2019 19:00:00 +0900 SUV お出掛け サッカー トヨタ ファミリー ミニバン アクセスも良く、周囲に買い物スポットも多いパロマ瑞穂スタジアム(瑞穂競技場)は気軽に行きやすいスタジアムです。クルマで行く人のための駐車場情報や、スタジアムのグルメ情報を紹介します。一人で行っても、家族で出掛けても楽しめるサッカースタジアム。ガリバーは趣味×クルマを応援します。
この記事の目次 CONTENTS
記事トップ
「瑞穂競技場」として親しまれたスタジアム
スタジアムでは選手と触れ合えるイベントも
最近のグランパスはグルメも充実
家族で楽しめる周辺スポットも
交通アクセスが便利なパロマ瑞穂スタジアム
前泊のアウェイサポはスポーツパークの地下駐車場
小規模な駐車場はいくつもある
ワンポイント!家族のお出掛けに便利な車

「瑞穂競技場」として親しまれたスタジアム

名古屋グランパスエイトのホームスタジアムであるパロマ瑞穂スタジアム。長く「瑞穂競技場」の名前で名古屋市民に親しまれ、サッカー以外にもマラソンやや国体にも使われたスタジアムです。

そんなパロマ瑞穂スタジアムを案内してくれるのは、名古屋グランパスサポーターのモロさん。

「最近のグランパスは、サッカーとしても『楽しいサッカー』なんですよ。ぜひこれを機に見に来てほしいです。最近サポーターになった人も多いから、初めてでも気にせず来てください。」

スタジアムでは選手と触れ合えるイベントも

最近のグランパスはサポーターが楽しめるような工夫がたくさん。たとえばピッチに隣接するピッチサイドシートなら、選手と同じ目線で試合を見ることができ、試合後は選手とハイタッチすることができるそうです。

「その他にも、グランパスのホームゲームでは、握手会など選手ふれあいイベントや企画が充実しているんです。」とモロさん。

時間は試合開始時刻の1時間前くらい。予約も不要で、参加選手など詳細は名古屋グランパスエイトのHPやTwitterで確認できるそうです。

最近のグランパスはグルメも充実

「グランパスはグルメもすごいですよ。たとえばお酒も、ビールはもちろん、カクテルなんかも用意されてます。コンコースの北と南でも、お店が違うんですよ」とモロさん。

「個人的にはZiZi工房のウィンナーが好きです。ビールのあてとしても最高ですし。あとは名古屋名物のどて煮も人気です」

家族で楽しめる周辺スポットも

グランパスの試合は名古屋市内にある瑞穂スタジアムの他、他にトヨタスタジアムでも開催されますが、瑞穂スタジアムはアクセスがよく、周辺施設も充実しているのが特長。

「近くに新瑞橋のイオンがあるので、イオンの駐車場に停めて、飲み物や食べ物を買って、スタジアムまで歩いていくことも多いですね。」とモロさん。

パロマ瑞穂スタジアムの近くにはコメダ珈琲店もあるので、アウェイサポーターなど、名古屋が地元ではない人なら、そこでモーニングやシロノワールを楽しむのも良さそう。

【イオン新瑞橋店】
愛知県名古屋市南区菊住1-7-10 

【コメダ珈琲店(瑞穂運動場店)】
愛知県名古屋市瑞穂区田辺通6ー43

交通アクセスが便利なパロマ瑞穂スタジアム

名古屋市内にあるパロマ瑞穂スタジアムは、アクセスが良いのも行きやすいポイント。電車だと、近いのは以下の3つの駅。名古屋駅から1本で行けて時間も約20分ほどです。

-地下鉄桜通線「瑞穂運動場西」から徒歩10分
-地下鉄桜通線「新瑞橋」から徒歩10分
-地下鉄名城線「瑞穂運動場東」から徒歩5分

「他のスタジアムと比べて、試合後も駅が混まないんですよ。ちょっと歩けば駅があるし、名古屋駅や栄(※名古屋の繁華街)までもすぐですし」

前泊のアウェイサポはスポーツパークの地下駐車場

パロマ瑞穂スタジアムに一番近い駐車場は、隣接するスポーツパークの地下駐車場。駐車料金も500円と安く、人気の駐車場です。

それだけに、午前中の間には満車になってしまうことがほとんど。

「アウェイサポーターで、前日の夜にクルマを走らせて来る人には便利でしょうね。何時間停めても1回500円なので、時間も気にしなくてもいいし(笑)」

小規模な駐車場はいくつもある

「近くには『タイムズ』とか『リパーク』など、コインパーキングは色々ありますよ。ただ10台とか15台とかしか停められないような小さい駐車場が多いので、事前に探しておくというより、走って空いているところを見つけたら停めるって方が良いと思います。」

ただ、駐車場が見つからないと探し回るのも大変。そんな時のために大規模駐車場をいくつか押さえておくと安心です。

パロマ瑞穂スタジアム近辺で大きいのは、「タイムズあかのれん新瑞橋店」。524台収容(2019年5月20日時点)で、24時間営業。パロマ瑞穂スタジアムまで徒歩15分程度なので、スタジアム近辺の駐車場で空きが見つからなければ、こちらを目指してみてもいいでしょう。

また先述のように、イオンの新瑞橋店も近くて便利です。

【タイムズあかのれん新瑞橋店】
愛知県名古屋市南区駈上1-1

ワンポイント!家族のお出掛けに便利な車

サッカーはもちろん、家族で出掛ける時にあると便利なのがクルマ。子どもが車内で寝ることもできるし、何かと多くなりがちな荷物も載せられます。

子どもがまだ小さいうちは、自動スライドドアが付いていて、フロアが低いハイト系軽自動車が便利でしょう。最近の軽自動車は、天井が高く車内が広々としているモデルも多いです。

子どもが大きくなったら、大人数が載れて、荷物も載せられるミニバンが便利。「ミニバンはちょっと値段が…」という人は、中古車も併せて検討してみましょう。

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トヨタ マークX購入ガイド「歴史あるモデルが生産終了! 最後の特別仕様車Final Editionを投入」 https://221616.com/car-topics/20190613-98686/ https://221616.com/car-topics/20190613-98686/ Thu, 13 Jun 2019 16:00:00 +0900 セダン トヨタ マークX 新車購入ガイド トヨタは歴史あるセダンのマークXを2019年12月で生産を終了すると発表した。同時に、最後の特別仕様車となる250S“Final Edition”を設定し発売を開始。ブラック&レッドのアルカンターラ生地のシートなどが特別装備される。特別装備内容に対して、価格アップを抑えたお買い得車でもある。価格は3,331,800円から。
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50年以上の歴史に幕を閉じるマークX
古くなり過ぎてしまったことが敗因か?
ブラック&レッドのスポーティな内装となった特別仕様車
なかなかお買い得なのだが、購入には覚悟が必要
トヨタ マークX特別仕様車250S“Final Edition”価格

50年以上の歴史に幕を閉じるマークX

トヨタは、中型のセダンであるマークXを2019年12月をもって生産終了すると発表した。
生産終了にともなって、マークXに特別仕様車 250S“Final Edition”ならびに250S Four“Final Edition”を設定し発売を開始した。

トヨタ マークXは、1968年に登場したマークⅡの後継モデル。
50年以上もの長い期間、トヨタの中型セダンとしての役割を担ってきた。
1980年代には、バブル期のハイソカーブームを牽引する人気モデルとなる。

2004年には、車名をマークXに改名。
クラウンに次ぐ上級セダンとしての魅力を発信し続けたものの、セダンモデル離れは加速度的に進み、マークXの販売台数は伸び悩んでいった。

2009年にフルモデルチェンジし2代目マークXが誕生。
販売台数は低迷したままだが、モデル後期になるとG'sやGRMNといったスポーツモデルが投入された。
こうしたカスタマイズ車両は非常に人気が高く、FR(後輪駆動)スポーツセダンを熱望する多くの潜在ファンがいたことを明確にした。

古くなり過ぎてしまったことが敗因か?

そして2019年12月に、マークⅡから長年受け継がれてきた歴史に幕を閉じることになった。
この選択になった理由は多岐にわたる。

まず、セダンマーケット縮小により、販売が低迷した。
さらに、ハイブリッド技術を含め最新のテクノロジーをマークXに投入しなかった(できなかった)こともある。
基本設計が古すぎて、トヨタの中でも最新のFF(前輪駆動)ハイブリッド車との性能差が大きくなり過ぎた点が上げられる。

仮に、マークXにハイブリッドシステムを投入したとしても、クラウンやカムリといった自社内のセダンと共食いとなる可能性が高い。
SUVの人気もあり、セダンモデルのマーケットは縮小傾向のままだ。
いまさらマークXにハイブリッド車を投入しても、大きな販売台数増は見込めないのだろう。

また、トヨタは販売チャネルの統合を進めている。
それに合わせて、今後、車種ライアップを減らし、より効率的な方向に向かうことから、今回のマークXはその一例ともいえる。

ブラック&レッドのスポーティな内装となった特別仕様車

ファンへの感謝を込めて設定された特別仕様車250S“Final Edition”と250S Four“Final Edition”は、人気グレードの250Sをベースとした。

エクステリア(外装)関係で用意された特別装備は、スパッタリング塗装の18インチアルミホイール(2WD)、ダークメッキのフロントバンパーモールを採用。高級感ある仕様としている。

外板色には、ホワイトパールクリスタルシャイン、シルバーメタリック、プレシャスブラックパールの全3色を設定。

インテリア(内装)は、ブラック&レッドのスポーティでゴージャスな仕様となった。
アルカンターラ+合成皮革シート表皮と、レッドを配色したソフトレザードアトリム表皮を採用。
さらに、本革巻き4本スポークステアリングホイール、シフトブーツ、インサイドドアグリップ、フロントコンソールボックスなどには、随所にレッドステッチをプラスした。
ブラック&レッドのスポーティなスタイルに統一している。

機能面では安全装備を強化し、駐車時の接触や衝突の回避に貢献する「クリアランスソナー&バックソナー」を標準装備した。

なかなかお買い得なのだが、購入には覚悟が必要

トヨタ マークX特別仕様車250S“Final Edition”の価格は、3,331,800円となっている。
ベースの250Sの価格が3,207,600円なので、約12万円高となった。

この約12万円高分で、18インチホイールやブラック&レッドのアルカンターラシート、クリアランスソナー&バックソナーなどが装備されたことになる。

ベース車両の250Sは16インチホイールなので、18インチホイールのオプションを選択しただけで、プラス約16万円となる。
ホイールだけでも十分にお買い得感がある設定。

さらに、クリアランスソナー&バックソナーが約3万円。
アルカンターラシート分やその他の加飾分が追加される。

プラスされた特別装備分を加味すると、プラス約12万円高という価格設定はなかなかお買い得感のある仕様といえる。

しかし、手放しでおすすめかと言えば少々微妙だ。
よほどマークXが好きというのであれば問題ないが、かなり古いV6 2.5Lエンジンで11.8㎞/L(JC08)という燃費性能の良くないクルマを買うにはそれなりの覚悟が必要だ。

すでにマークXのリセールバリューは並みのクルマといったレベルで、トヨタ車の上級モデルとしては今ひとつといった状況になっている。
燃費がイマイチなモデルは、今後よほど個性のあるモデル以外、リセールバリューが高値+維持することは難しいだろう。

トヨタ マークX特別仕様車250S“Final Edition”価格

・マークX 特別仕様車250S“Final Edition”:3,331,800円
・マークX 特別仕様車250S Four“Final Edition”:3,489,480円

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トヨタ RAV4 vs マツダ CX-5徹底比較!異なる印象だがレベルの高いSUV対決 https://221616.com/car-topics/20190611-98894/ https://221616.com/car-topics/20190611-98894/ Tue, 11 Jun 2019 16:00:00 +0900 RAV4 SUV トヨタ マツダ 徹底比較
トヨタ RAV4 vs マツダ CX-5徹底比較

4代目RAV4は、世界的なSUVブームという追い風に乗り世界的に大ヒットし、北米トヨタの基幹車種ともいえるモデルへと成長した。
日本市場でも、SUVは高い人気を得ており、中型SUVが多く投入された。そこで、トヨタは満を持して5代目RAV4の日本での販売を開始した。

2代目CX-5は、2017年に販売スタート。
初代CX-5の課題だった部分を徹底的に改良し、高級感のあるラグジュアリーSUVへと進化した。また、歩行者検知式自動ブレーキを含む安全装備に関しても、高いレベルにあり、すべてのグレードが最上級グレードと同等程度の安全装備を誇り、どれも安心して乗れる安全性能を得ている。こうしたことが高く評価され、2018年度の登録車販売台数ランキングでは27位。マツダ車としては、コンパクトカーのデミオに次いで売れているモデルになっている。

この記事の目次 CONTENTS
トヨタRAV4の特徴
マツダCX-5の特徴
1.価格比較
2.燃費比較
3.デザイン比較
5、室内空間と使い勝手
5.走行性能比較
6.安全装備
7.リセールバリュー
8.購入時の値引き術
9.まとめ・総合評価

トヨタRAV4の特徴

トヨタRAV4は都会的な外観デザインながら、4WDにこだわった仕様になっている。

なんと、4WDシステムが3タイプも用意された。そのうちの2つは新開発のシステムで、効率を重視するトヨタとしては、なかなか珍しい仕様だ。

世界初「ダイナミックトルクベクタリングAWD」

3つの4WDシステムのうち、注目したいのはガソリン車に搭載された世界初の「ダイナミックトルクベクタリングAWD」だ。
特徴は、後輪トルクを左右独立で制御できる点にある。
後輪左右に回転差生み出した「トルクベクタリング機構」を得たことで、ドライバーはステアリングを切るだけで、狙い通りのラインを安定してトレースできるようになる。
また、前後の駆動配分は50:50、左右輪は0:100~100:0の間でトルク配分する。
通常走行時の気持ちの良い走行フィーリングを得ることがメインのようだが、オフロードでもなかなかの走破性を発揮する。

「E-Four」で登坂時の発進も安定

また、ハイブリット車に搭載されたE-Fourも新開発となった。
E-Fourは、後輪をモーターで駆動する。
その後輪の最大トルクを増加させたところがポイントで、前後輪トルク配分を100:0~最大20:80まで変更可能としている。
悪路での走破性能というよりは、降雪時や雨天時における登坂発進時の安心感を向上させている。

もうひとつの4WD機能は、従来通りの50:50の前後トルク配分機能をもつ「ダイナミックトルクコントロール4WD」が用意されている。

こだわりの4WD機能を3タイプも用意したRAV4。そのため、意外とFF(前輪駆動)車が少ない設定となった。
FF車は、ハイブリッド車と、ガソリン車のエントリーグレードに設定されているだけだ。
6グレード中4グレードが4WDとなる。

ワイドな見た目だが小回りがきく

また、北米色の強い新型5代目RAV4だが、意外なほど小回りが効く。
最小回転半径は19インチホイールを履いたグレードのみ5.7mと、このクラスでは標準的な数値だ。
18インチと17インチホイール装着車の最小回転半径は5.5mで、ひとクラス下のモデル並みとなっている。
全幅が1,855mmと、かなりワイドながら扱いやすい設定だ。
エンジンのラインアップは、2.0Lガソリンと2.5Lハイブリッドの2タイプとなる。

マツダCX-5の特徴

マツダCX-5は、上級都会派SUVといった印象が強い。
ラグジュアリー感あふれる内装に加え、優れた静粛性と乗り心地性能で、背の高い上級セダンといった印象だ。
そのため、すべてのグレードにFF(前輪駆動)車の設定がある。

また、2.0L車には4WDを設定されていない。
4WD車には、スノーモードやロックモードといった選択機能がなく、これはオートですべて十分に対応できるという自信の表れでもある。
もちろん、悪路走破性能は高いレベルにある。
マツダの理屈は理解できるが、せっかく4WD車を買ったのにモードセレクト機能が無いと、やや満足感に欠ける。

豊富なエンジンの種類

搭載されるエンジンの選択肢は豊富に用意されている。
ガソリンエンジンは、2.0Lと2.5L、そして2.5Lターボの3種類のラインナップだ。
そして、人気の2.2Lディーゼルターボが加わり、計4タイプから選択できる。
購入時に、この4タイプから最も自分に合うものが選べる。

全グレードで高レベルの安全装備

安全装備に関しても非常に高いレベルにある。
歩行者検知式自動ブレーキや、AT誤発進抑制制御、後側方車両接近警報など、多彩な安全装備が全グレードに標準装備化されている。

多くのライバル車が、グレード毎に安全装備に差を付けているのに対して、CX-5は全車標準装備。つまり、どのグレードを買っても安心だ。

1.価格比較

トヨタ RAV4の評価は3.5点
マツダ CX-5の評価は4.5点

4WDの機能に差があるが、CX-5のリーズナブルさが際立つ。
RAV4ハイブリッド車の価格はやや高めの印象だ。

ハイブリッド車は高価だが、ガソリン車は買い得感ありのRAV4

トヨタRAV4の価格は、2.0Lガソリン車XグレードのFFモデルで2,608,200円からで、なかなか絶妙な値付けといえる。装備そのものはシンプルで贅沢さは無い。
また、安全装備は、後側方車両接近警報やインテリジェントクリアランスソナーがオプションのため、それほど安くない。

ハイブリッド車のハイブリッドXグレードはFF車で3,202,200円からで、最上級グレードのハイブリッドG(4WD)は3,817,800円とかなり高価だ。
トヨタのハイブリッド車は人気ということもあり、なかなか強気な価格付けとなっている。

マツダCX-5の2.0Lガソリン車である20Sグレードの価格は2,570,400円。安全装備も充実しており、豪華さはそれほどないものの十分な装備内容となっている。
RAV4のXグレードと比べると、細かい性能差はあるものの後側方車両接近警報などが標準装備化されていることもあり、やや割安感がある。

また、RAV4のハイブリッド車とライバルとなるCX-5のディーゼル車は、最上級グレードのXD Lパッケージ(4WD)で3,558,600円。RAV4の最上級グレードと比べると大きな差だ。

RAV4のシートが合成皮革なのに対して、CX-5は本革となっている。

2.燃費比較

トヨタ RAV4の評価は5点
マツダ CX-5の評価は4点

2.0Lエンジンの燃費値に関しては、トヨタRAV4の圧勝だ。
ハイブリッド車も燃費値だけを見れば、マツダCX-5のディーゼルターボを大きく上回る。
しかし、RAV4はガソリンを燃料に使い、CX-5は軽油を使う。
軽油とレギュラーガソリンの価格差は20円/L前後で、燃料費という視点では大きく変わらない。

ディーゼルターボとハイブリッドは、燃料費換算するとほぼ互角

トヨタRAV4の2.5Lハイブリッド車の燃費は、4WDのE-Fourで、なんと20.6㎞/L(WLTCモード)という超低燃費を実現。
このハイブリッドシステムはカムリとほぼ同じで、世界トップレベルの最大熱効率41%を誇る「2.5Lダイナミックフォースエンジン」と、熟成されたトヨタのハイブリッドシステムTHSⅡの組み合わせだ。

2.0Lガソリンエンジンの燃費は、4WD車で15.2㎞/L(WLTCモード)。かなり力強いエンジンなのに、なかなか優秀な燃費値を誇る。

マツダCX-5の燃費は、2.0L(FF、WLTCモード)が14.6㎞/L、2.5L(4WD、WLTCモード)が13.0㎞/L、2.5Lターボ(4WD、WLTCモード)が12.2㎞/Lとなった。
全体的にまずまずといった燃費値だ。

2.5L自然吸気エンジンと比べたとき、2.5Lターボに意外と燃費の落ち込みが少ない点がポイントだ。

圧巻なのが、2.2Lのディーゼルターボで、16.6㎞/L(4WD、WLTCモード)という優れた燃費値をアピールしている。

3.デザイン比較

トヨタ RAV4の評価は3点
マツダ CX-5の評価は4.5点

スポーティでタフネスなRAV4、ラグジュアリーなCX-5

トヨタRAV4のデザインは、シャープなキャラクターラインを多用。
SUVながら、スピード感のあるスタイルになっている。

こうしたデザインにアンダーガードや樹脂製フェンダーアーチモールがプラスされ、タフなSUVであることをアピールする。
よりオフローダー的な専用デザインをもつグレード「Adventure」も設定された。

また、オフローダーとは逆に、ルーフのカラーをボディカラーと異なる色にした都会派の2トーンルーフも採用。顧客の選択肢を増やしている点は高く評価できる。

RAV4のインテリアは外観デザインと同様、直線的なラインが特徴だ。

水平基調で広さをアピールしながら、スッキリ&カッチリとしたインパネデザインとなった。

太めのセンタコンソールが、SUVらしさを表現している。

マツダCX-5は、RAV4とは逆に柔らかな面の張りの強さで優雅さをアピールした。

全体的に落ち着いた大人のクルマ、といった印象を感じる。
ラグジュアリーSUVとして、十分な存在感のあるデザインとなった。

インテリアは、水平基調のインパネデザインだが、やや丸みを帯びた柔らかなデザインとなっており、随所にソフトパッドが採用されて高級感がある。
また、シートにはホワイト系のレザーシートなども用意されており、RAV4と比べると1クラス以上の上質感を感じさせる。

5、室内空間と使い勝手

トヨタ RAV4の評価は4点
マツダ CX-5の評価は3点

RAV4は大きな荷室や大型モニターを備えて使いやすい

トヨタRAV4のボディサイズは全長4,600mmで、ホイールベースが2,690mmとなっている。
これに対して、マツダCX-5は、全長4,545mmでホイールベースが2,700mm。
全長はRAV4が長く、ホイールベースはややCX-5が長い。

RAV-4の荷室(トランク)

室内スペースに関しては、ほぼ互角といったところ。
ただし、荷室スペースはRAV4が上回る。RAV4の荷室容量は580L。
これに対して、CX-5は505Lとやや小さい。
たくさんの荷物を積むことがある人にとっては、大きな差となる。

CX-5の荷室(トランク)

使い勝手面でも、RAV4のデッキボードは裏面が樹脂製。
反転させて使えば、雪や泥などで汚れた荷物も気兼ねなく積載することができる。

リヤゲートは、両車共に電動パワーゲートを設定。
RAV4には、さらに足をバンパー下に出し入れするだけで、リヤゲートを開くことができるハンズフリーパワーバックドアが用意されている。

ナビなどのモニターは、両車共にセンタコンソール上部に設定されており、視線移動が少なく見やすい。
ただし、RAV4のモニターは9インチと大きく、CX-5よりも視認性に優れている。

5.走行性能比較

トヨタ RAV4の評価は4.5点
マツダ CX-5の評価は4.5点

2つのクルマで随分キャラクターが異なるのでどちらがいいとは言いにくい。
RAV4はアクディブにアウトドアスポーツを楽しむクルマといった印象が強く、カジュアルなSUVだ。
CX-5は、それこそ高級セダンに代わりにもなる上質さとラグジュアリー感が魅力で、ガンガン遊びに使うクルマというよりも、より質の高い移動を楽しめる仕様になっている。

両車とも走りは秀逸、ハイブリッドとディーゼルでキャラが明確に異なる

トヨタRAV4は、搭載エンジンと4WDシステムにより、走行性能は大幅に変わる。
2.0Lガソリンエンジンと世界初の「ダイナミックトルクベクタリングAWD」の組み合わせは、キビキビ感と乗りやすさを両立。
自分の理想とした走行ラインにクルマを用意に乗せやすく、それでいて安定感もある。

「ダイナミックトルクベクタリングAWD」の機能により、後輪トルクを左右独立で制御することで、カーブでは気持ちよく曲がれるように仕上げた。運転がしやすい仕様だ。

RAV-4のメーターパネル

搭載される2.0Lガソリンエンジンは、171ps&207Nmという高出力タイプ。
高回転までエンジンを回せば十分なパワーを出せる。
しかし、やや高回転型のエンジンのため、通常走行時にはもう少し低速域でのトルクを欲しいと感じる。

力強さと気持ちよさを両立しているのは2.5Lハイブリッドの4WD車だ。
システム出力は222psとパワフルで、アクセルを深く踏み込むとかなり豪快な加速を始める。
これだけ力強くて燃費は20.6㎞/Lと、超低燃費だ。
ハイブリッド車特有のラバーバンドフィールも改善されており、ダイレクト感あるアクセルレスポンスを実現。
高回転域まで、伸びのあるエンジンフィールも好印象だ。

ハイブリッド車の4WDシステムであるE-Fourも新開発された。
後輪モーターのトルクがアップされており、パワフル&スムースだ。
このE-Fourは、後輪に最大80%もの最大トルクをかけることができるようになっているため、滑りやすい路面で、積極的に後輪を滑らせるような走りも可能になった。
走りの楽しさという点では「ダイナミックトルクベクタリングAWD」を上回ると感じた。
しかし、悪路走破性という面では、「ダイナミックトルクベクタリングAWD」が上回る印象だ。

CX-5のメーターパネル

マツダCX-5は、2.2Lディーゼルターボと4WDの組み合わせが一番好印象だった。

ディーゼルエンジンの最大トルクは450Nmを誇る。
このトルクは、自然吸気ガソリンエンジンだとV8 4.5L車並みだ。
少しアクセルを踏むだけで、豪快な加速を楽しめる。
この強大な最大トルクのおかげで、街中から高速道路まで余裕ある優雅な走りが可能となった。

ディーゼルエンジン並みの力強さを誇るのが2.5Lガソリンターボエンジンで、最大トルクは420Nmとディーゼルエンジン並みになっている。この2.5Lターボエンジン搭載車も力強い走りが可能だ。

ただ、レギュラーガソリン仕様なのだが、燃費面や燃料費という面ではディーゼルエンジンには遠く及ばない。
2.5Lエンジンは必要十分な印象。
価格も2.5Lターボやディーゼルよりも安価なので、パワフルさにこだわらなければコストパフォーマンスに優れたエンジンといえる。

微妙なのが2.0Lエンジンだ。
RAV4も同様だが、車重に対して2.0Lエンジンはやや非力感がある。
特に、高速道路などではそう感じることが多い。
そのためマツダは、2.0Lエンジン搭載グレードに重くなる4WDの設定をしておらず、市街地中心での走行に向く。

CX-5は、どのエンジンやグレードも静粛性や乗り心地に優れているのが特徴だ。
RAV4ほど、キビキビとしたハンドリングではないものの、ステアリング操作に忠実で、しっかりと反応するハンドリング性能は秀逸だ。

乗り心地も改良を加えるほどに進化し洗練されてきている。静粛性も含めクラストップレベルの実力だ。

6.安全装備

トヨタ RAV4の評価は4点
マツダ CX-5の評価は4.5点

グレード間で安全装備に大きな差を付けないCX-5

トヨタRAV4に標準装備された「トヨタセーフティセンス」は、昼夜の歩行者だけでなく、昼間の自転車も検知できる機能を持つ。
そのほか、車線維持機能、先行車に追従し渋滞時のストップ&ゴーも支援するクルーズコントロール機能などもセットで装着になる。

エアバッグ関連も充実しており、サイド&カーテンエアバッグも標準装備化された。
トヨタ車としては、比較的充実した安全装備が標準装備化されている。

ただし、300万円を超える価格のクルマという点では少々物足りない。
後側方車両接近警報や後退時車両接近警報、アクセルとブレーキの踏み間違えによる被害軽減ができるインテリジェントクリアランスソナーが、半数のグレードでオプション設定。
それほど高額な装備ではなく、今やとてもベーシックな技術による装備だ。
安価な装備を細かく削って、見た目の価格を安く見せようと必死な印象を受ける。
こうした安価な安全装備が削られていることに気付かずに乗り、リスクを背負うのは顧客だ。そろそろこうした設定は改めた方がよい。

マツダCX-5は、RAV4にオプション設定になっている装備を含め、歩行者検知式自動ブレーキなどの安全装備がほぼ標準装備されている。

そのためどのグレードでもクラストップレベルの安全性能を誇る。
ただしCX-5の場合、自転車を検知できないなど、性能面で若干劣る面もある。

7.リセールバリュー

トヨタ RAV4の評価は4.5点
マツダ CX-5の評価は4点

トヨタ車&SUV人気もあり、高いリセールバリューが期待できるRAV4

両車は非常に人気の高いSUVなので、高いリセールバリューを期待できる。
短期間の乗り替えでも、十分にメリットがあるクルマだ。

ただし、若干注意が必要だ。
リセールバリューは、中古車マーケットでの人気を反映したものである。
中古車でも燃費の良いクルマの人気が高いため、ガソリン車の価格が高くなるとは考えにくい。
より高いリセールバリューを望むのであれば、RAV4ならハイブリッド車、CX-5ならディーゼル車という選択になる。

また、SUVはクルマの性格上、4WD車の人気が高い。そのため、4WD車の方が、若干リセールバリューも高めに推移するだろう。

中古車購入においては、リセールバリューの逆を突けば人気のSUVが安く買える。
SUVの場合だと、ガソリン車でFF車のリセールバリューが低めということは、逆に中古車価格が安くなりお買い得感があるということになる。

また、メーカーによってもリセールバリューは若干差が出る。
トヨタ車は総じてリセールバリューが高めになり、特にRAV4のような人気モデルはその傾向が強い。

CX-5は、新車値引き抑制が功を奏しているため、従来のマツダ車としてはかなり高めのリセールバリューになっている。
ただし、ブランド力はトヨタ車ほどではないようで、最近では初代CX-5を中心に徐々にリセールバリューが下がってきている傾向が出ている。
初代CX-5は、売り時のタイミングといえるだろう。

8.購入時の値引き術

トヨタ RAV4の評価は2点
マツダ CX-5の評価は2.5点

トヨタRAV4は、まだデビューしたばかりの新型車だ。マツダCX-5は、値引き抑制戦略を続けている。
そのため、大幅な値引きを引き出すのは非常に難しいだろうが、ライバル車と競合させることで少額でも値引きを引き出したい。

RAV4とCX-5の値引きは増税後で変わる?

2019年10月に消費税増税が予定されている。
増税後は、増税前の駆け込み需要の反動で、クルマが売れなくなる可能性がある。
こうなると、消費税増税分以上を値引きしてでも、販売台数を伸ばすといった営業になりがちだ。
買い手が有利になるタイミングなので、少々強気に出てもよいだろう。

9.まとめ・総合評価

トヨタ RAV4の合計評価は30.5点/40点
マツダ CX-5の合計評価は31.5点/40点

クルマに求める機能は何か?で評価が決まるRAV4とCX-5

同じSUVとはいえ、トヨタRAV4とマツダCX-5とは目指している方向性がまったく異なる。
RAV4は趣味やレジャーにとガンガン使いえるカジュアルなSUV、CX-5は移動する時間をより快適に、楽しくするために上級セダンのようなラグジュアリー感をもたせている。

クルマの持つ価値観が違うため、自分が何を求めるかにより選択肢は異なる。

ただ、どちらにも共通している点がある。
まず環境性能で、両車共に厳しい環境性能を十分に満たすパワーユニットが存在する。
RAV4は2.5Lハイブリッド、CX-5はディーゼルエンジンだ。
環境性能=燃料経済性になるので、車両の価格は高めになるもののランニングコストは低くなる。

また、走る楽しさも共通している。
RAV4は軽快感あるスポーティな走りで、CX-5は落ち着いた重厚感ある走りだ。
どちらが好みかは、試乗して確かめるといいだろう。

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トヨタ GRスープラ購入ガイド「個性的なデザインは〇?それとも×?」 https://221616.com/car-topics/20190606-98578/ https://221616.com/car-topics/20190606-98578/ Thu, 06 Jun 2019 16:30:00 +0900 スポーツカー スープラ トヨタ 新車購入ガイド トヨタは2シーターのスポーツカーである新型GRスープラの発売を開始した。新型スープラの基本骨格やエンジン、ミッションなどの多くがBMW製。BMWのオープンカーであるZ4と姉妹車関係にある。外観デザインはトヨタのオリジナル。やや好き嫌いが明確に出る個性的なスタイルととなった。新型スープラの価格は4,900,000円から。

BMW Z4と姉妹車関係にある新型トヨタ GRスープラ

トヨタは、2人乗りのスポーツカーである新型GRスープラの発売を開始した。

新型トヨタ GRスープラは、BMWとの提携から生まれたモデル。
スープラのプラットフォーム(車台)やエンジン、サスペンションなどといった基本てな部分はBMW製。
主に内外装でデザインや、セッティングなどが若干異なる。

大きく違う部分はボディの形状。
スープラがクーペボディのみなのに対して、Z4はオープンボディのみの設定となっている。
ここで差別化しているわけだが、モデルサイクルのなかでスープラとZ4それぞれがクーペとオープンボディをもつと思われる。

スープラの生産は、オーストリアのマグナ・シュタイヤー社グラーツ工場で行われている。

トヨタは「Supra is Back!」と大々的にアピールしているものの、すべてがトヨタで行われたクルマではなく、これが純粋に従来のスープラと同じか? と、いう点では少々疑問が残る。

これにはやはり理由があり、スポーツカーを独自開発しても多くの販売台数を見込めるわけではなく、利益が出ないからだ。
スバルとの提携から生まれた86やBRZも基本的に同じ。

トヨタのように世界トップレベルの自動車メーカーでも、こうした選択を取るしかできないくらい、スポーツカーマーケットはシュリンクしているということなのだろう。

また、見方を変えればこうした選択ができるからこそ、スポーツカーを残しながら、高収益を上げられるともいえる。

賛否両論あるからこそスポーツカーの証といえるデザイン

新型トヨタ GRスープラの外観デザインは、とにかく個性的だ。
強烈な線と面が複雑に混じり合い、筋肉質なボディであることを感じさせるアグレッシブなデザインを採用。

レクサスも含め、トヨタには最近、こうした複雑で難解なデザインが多い。
クセが強いというべきなのか、好き嫌いが明確に出るデザインとなっている。
そのため、新型スープラのデザインに関しては賛否両論ある。

こうしたデザインアプローチは良くも悪くもある。
プリウスなどは量販車として少々先鋭過ぎたようで、マイナーチェンジでは、縦型のリヤコンビネーションランプを横型に変えるなどし、全体的にマイルドなデザインに変更された。

ただ、新型スープラは特殊なスポーツカーだ。
デザインが、誰にでもそこそこ好かれるような80点主義では、恐らくヒットしないだろう。
ある意味、新型スープラのように賛否両論を巻き起こすくらいのデザインでちょうどよいかもしれない。

新型スープラは、エアロダイナミクスにもこだわった。
リフトを抑えることに特化したデザインとされ、前後の空力バランスはスポーツカーとして最適なものとされている。

象徴的な点は、運転席と助手席の頭上部分を盛り上げたダブルバブルルーフ。
これも空気抵抗の低減に貢献している。

適度にタイトなコックピット感あふれるインテリア

インテリアはコックピット感あふれたものとなっている。

適度にタイトで、クルマとの一体感を感じさせる。
水平に軸の通ったインパネ形状は、ハイスピード時の見晴らし性や車両の姿勢変化のつかみやすさを考慮したものだ。
ダッシュボード上部に設置されたモニターは高い位置に設置されているため、視認性も良好。
走るために必要な目から入る情報が分かりやすい。

また、ドライバー正面に集中配置されたメーターやステアリングスイッチなどの視認・操作系のエレメントに、ドアトリムからコンソールのニーパッドまで繋げる新しいコクピット様式を採用。
なかなかユニークなデザインとなった。

シートは、腰を中心に身体を保持するホールド性にこだわったハイバック仕様。
インテリアデザイナーの実体験に基づいたこだわりの形状だ。

ハンドリングにこだわったボディサイズとは?

スープラは徹底的に走りにこだわった。
キレキレのハンドリング性能を目指して、全長は86よりも100mmも短いコンパクトカー並みの4380mmに抑えた。
しかし全幅は1865mmとワイド。全高は1300mm以下と低く抑えられている。
最低地上高も112mmまたは118mmで、かなり低めの設定とした。

スポーツカーとして卓越したハンドリングや安定したコーナリング姿勢を実現するため、「ホイールベース」「トレッド」「重心高」の3要素を追求したディメンションといえる。

ホイールベースとトレッドの比は1.55。
他のスポーツカーと比較して、トップレベルの小さい数値を達成したことからも、ハンドリング性能にいかにこだわったかが分かる。

コーナーリング性能に大きく影響を与える重心高も、水平対向エンジンを搭載した86よりもさらに低い設定となった。

計3タイプのエンジンを用意した新型スープラ

スープラ搭載エンジンは2機種、3タイプとった。
直列6気筒エンジンを頂点に、直列4気筒エンジンも用意。

RZグレードは直列6気筒は3.0Lのツインスクロールターボ仕様で、250kW(340ps)の最高出力を発生。
500N・mの最大トルクをわずか1600rpmという低い回転数で発生する。

2.0L直4ターボエンジンは、出力が異なる2タイプを用意。
SZ-Rグレードに搭載されるエンジンには高出力チューニングが施され、最高出力190kW(258ps)/400N・mを発生する。
標準版のSZグレードのエンジンも145kW(197ps)/320N・mを発生する。
トランスミッションは、全車に8速のスポーツATが組み合わされる。

軽快なフットワークにこだわった軽量サスペンション

スープラのサスペンションは、フロントがマクファーソンストラット、リヤはマルチリンクがを採用。
フロントのマクファーソンストラット式サスペンションとサブフレームはアルミニウム製とし、軽量化すると共に前後重量配分の適正化に寄与している。

また、一部グレードには減衰力をコントロールできるアダプティブバリアブルサスペンションシステムを設定。
走行モードや路面状況に応じて4輪のショックアブソーバーの減衰力を連続的に最適に制御。
優れた走行性能と乗り心地を高次元で両立させている。

さらに一部グレードには、アクティブディファレンシャルを装備。
VSC(車両安定性制御システム)と連携しながら、電子制御多板クラッチによって後輪左右間のロック率を0~100の範囲で連続的に最適制御。
高いコーナリング速度と最適なトラクション、安定性、ニュートラルなステアリング特性を実現した。

充実した安全装備とコネクティッドサービスをもつ新型スープラ

今や、歩行者検知式自動ブレーキなどの予防安全装備は、スポーツカーとはいえ必須アイテム。
新型スープラには、昼間の歩行者に加え自転車の運転者を検知し、衝突回避支援または被害低減を図るプリクラッシュセーフティ(ミリ波レーダー+単眼カメラ方式)を始め、隣車線の死角を走る車両を検知するブラインドスポットモニター、前方車両の追従走行を支援する「レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付き)、車線を逸脱しそうな際にステアリング操作をアシストするレーンディパーチャーアラートなどを装備。

また、最近のトヨタ車が積極的に勧めるコネクティッドサービスも充実。
車載通信機DCMを全車に標準搭載し、スープラ専用のコネクティッドサービス「Toyota Supra Connect」を提供。

専用のスマホアプリなどから車両の遠隔操作、確認ができるリモートサービスのほか、バッテリーの電圧低下を自動的にメールでお知らせするバッテリーガード、運転中に端末に触れることなくiPhoneを操作することができるApple Car Playにも対応している。

新型スープラの選び方(グレード選び)

スープラのグレードはRZ、SZ-R、SZの3グレードの構成。
価格は、2.0LターボのベースグレードとなるSZが490万円、ハイパフォーマンス仕様のエンジンを搭載するSZ-Rが590万円、3.0Lエンジンを搭載する最上級グレードのRZが690万円という設定だ。

前述したアダプティブバリアブルサスペンションシステムとアクティブディファレンシャルはRZとSZ-Rに設定されていて、SZには設定がない。

グレード間の装備の違いは少ない。シートがRZとSZ-Rはアルカンターラ+本革のパワーシート、ヒーター付きシートになるのに対し、SZではマニュアル操作のファブリックシートになる。

ブレーキはRZのみブレンボ製。ペダルもスポーツペダルが装備される。ほかにRZとSZ-Rはカラーヘッドアップディスプレーが装備され、インテリアにカーボン製のオーナメントパネルが採用される。「Toyota Supra ConnectのHDDナビゲーション」は全車に標準だ。

同じ3.0LターボモデルをBMW Z4と比べると、ボディ形状や多少装備差があるとはいえ、スープラはZ4より145万円も安い。
オープンかクーペかという違いがあるにせよ、スープラは意外なほど安価といえるだろう。

価格重視か走り重視で選び方は変わる

スープラはグレードによって100万円ずつ予算が変わる。

そのため、予算の優先順位が高いのなら、比較的選びやすい。
ただ、スープラがもつ本来の走行性能を味わいたいのであれば、SZ-RかRZということになる。

直4エンジン搭載車のSZ-Rは、4気筒エンジンということもあり、より軽快な走りが楽しめる。
また、直6ターボ車のRZはパワフルで豪快な走行性能が魅力だ。
それほど、試乗車があるとは思えないが、しっかりと試乗してから決めるといいだろう。

また、こうしたスポーツモデルは、長期間に渡り高いリセールバリューが期待できる。
とくに、最上級グレードはそうした傾向が強い。
そうなると、やはり最上級グレードであるRZを選ぶとよいだろう。

新型トヨタ GRスープラ価格、スペックなど

価格とスペックは以下の通り。

スープラSZ 4,900,000円
スープラSZ-R 5,900,000円
スープラRZ 6,900,000円

代表グレードはスープラRZ。

  • 全長 4,380mm 全幅 1,865mm 全高 1,290mm
  • ホイールベース 2,470mm
  • トレッド フロント 1,595mm リヤ 1,590mm
  • 最低地上高 112mm
  • 車両重量 1,520kg
  • エンジン  直列6気筒DOHCツイン・スクロール・ターボチャージャー
  • 排気量 2,997cc
  • 最高出力 250[340]/5,000(kW[PS]/rpm)
  • 最大トルク 500[51.0]/1,600-4,500(N・m[kgf・m]/rpm)
  • トランスミッション 8速スポーツAT
  • WLTCモード燃費 12.2km/L
  • サスペンション F:マクファーソンストラット R:マルチリンク
  • タイヤ F: 255/35ZR19 R:275/35ZR19
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予算100万円で買うおすすめ中古車コンパクトカー【BEST3】 https://221616.com/car-topics/20190509-98307/ https://221616.com/car-topics/20190509-98307/ Thu, 09 May 2019 16:00:00 +0900 アクア コンパクトカー トヨタ フィット フォルクスワーゲン ホンダ ポロ 中古車 購入術 予算100万円程度で購入可能なおすすめ中古コンパクトカーを燃費重視で紹介。狙い目車種の特徴や相場、選ぶ際のポイントも一緒に解説した。よりよい中古車選びの参考にしてほしい。
この記事の目次 CONTENTS
記事トップ
ボディタイプで判断するとわかりやすい
【1位】ホンダ フィットハイブリッド
【2位】トヨタ アクア
【3位】フォルクスワーゲン ポロ

予算100万円程度で購入可能なおすすめ中古コンパクトカーを燃費重視で紹介。
狙い目車種の特徴や相場、選ぶ際のポイントも一緒に解説した。
よりよい中古車選びの参考にしてほしい。

ボディタイプで判断するとわかりやすい

ボディタイプも意外とたくさんあるのだが、ザックリ
・軽自動車
・コンパクトカー
・スポーツカー&クーペ
・セダン
・ワゴン
・ミニバン
・SUV
にわけられる。

今回は、販売台数が多く人気のコンパクトカーに絞って、おすすめの中古車を選んだ。

クルマの購入時には、税金や整備代などがプラスで必要になる。
クルマにより異なるのだが、ここではおおよその諸経費を10万円位と仮定し、実質90万円前後で売られているクルマをターゲットとした。

また、コンパクトカーは、日常的に使うクルマというニーズが多いことから、経済性も重視。
燃費が良いものを中心に選んだ。

【1位】ホンダ フィットハイブリッド

ホンダ フィットハイブリッドは2013年9月に登場し、現在で3世代目。
新開発されたスポーツ・ハイブリッドi-DCD(インテリジェント・デュアル・クラッチ・ドライブ)を搭載している。
デビュー直後の燃費は、売れ筋グレードで33.6㎞/L(JC08モード)という超低燃費を実現した。

フィットハイブリッドは、国産コンパクトカーのなかで居住性や積載性などトップレベルを誇る。
使い勝手の良さは非常に高いレベルで、単なる移動だけでなく、荷物を多く積んで走るなどさまざまな使い方をする人に向く。
この広大な空間を生み出しているのは、ホンダの特許技術「センタータンクレイアウト」によるものだ。

装備は比較的シンプル

また、グレードはエントリーグレードであるFパッケージを中心とし、装備はシンプルだがナビなどの高級装備を装着したものも多い。
安全性を少しでも重視するのであれば、対車両・低速域のみの簡易型自動ブレーキだが、あんしんパッケージを装着したモデルを選ぶといいだろう。何も付いていないよりは、役に立つ装備だ。
中間グレードのLパッケージを選びたい場合、5万km以上走行したモデルなら見つかることも多い。

ホンダ フィットハイブリッドの中古車相場

予算90万円位だと、2013~2014年式から選ぶことになりそうだ。
ライバルのトヨタ アクアと比べると、流通量が少ないためかリセールバリューはやや高めといった印象。
予算90万円位だと、5万km以上走行した中古車から選ぶようになる可能性が高い。

【2位】トヨタ アクア

トヨタ アクアは2011年末にデビューした。
1.5Lのハイブリッドシステムを搭載し、デビュー直後の燃費は35.4㎞(JC08モード)を誇るモデル。
デビュー当時からとにかく売れに売れたモデルで、何度も軽自動車を除く新車販売台数ナンバー1を獲得した人気車だ。

それだけに、中古車の流通量も豊富。好みのグレードや装備などが選びやすい。

ただ、燃費優先ということもあり、後席や荷室などのスペースは、フィットハイブリッドと比べるとやや狭い印象がある。
クルマの前後バランスは良く、意外なほどスポーティな走りが楽しめる。

コンパクトカーなのに小回りが苦手?

アクアを選ぶ際に注意したい点は、16インチホイールを装備したモデル。
16インチホイールはスタイリッシュなのだが、最小回転半径が5.7mになる。
5.7mという最小回転半径は、アルファード/ヴェルファイア並みだ。

コンパクトカーなのに、小回りが苦手という扱いにくいクルマになってしまう。
15インチホイール装着車は4.8mと、このクラスの平均値なので十分に扱える。

また、2012~2014年式のアクアには、歩行者検知式自動ブレーキは用意されていない。

トヨタ アクアの中古車相場

トヨタ アクアの中古車は、予算90万円前後で探すと前期モデルになる。
前期モデルとはいえ、現行車なので見劣りしないのもポイントだ。

2012~2014年式が中心になるが、新しめの2014年式だとエントリーグレードのSが中心。
走行距離も5万km以下のものや、ナビなどの豪華装備を装着した上質な中古車が多い。

また、上級グレードGになるとやや走行距離が多くなっている。
じっくり探せば、90万円台で上質なものが見つかるだろう。

【3位】フォルクスワーゲン ポロ

フォルクスワーゲン ポロは2018年3月に6代目に導入された。

まだ高価なので、予算90万円程度ではもちろん狙えない。
6代目ポロが登場したため、5代目ポロの価格が下落傾向で狙い目だ。
先代モデルになるが、ポロは世界中のメーカーがベンチマークにするほど完成度の高いコンパクトカーだ。

向上し続ける燃費

フォルクスワーゲン ポロの燃費は、年式により異なる。

改良されて年式が新しくなるほど燃費は向上しており、最終モデルのTSIトレンドラインで22.2km/L(JC08モード)となっている。
ガソリン車のなかでポロの燃費はよいが、少し高価なハイオクを使う点が残念だ。

ポロの走行性能は卓越しており、世界トップレベルの実力車。
走りにこだわる人や、人とは違うオシャレなコンパクトカーが欲しい人に向いている。
また、ポロのデザインは華やかさにはやや欠けるが、現在でも古臭く見えないなど、デザイン面でも非常に優れている。

フォルクスワーゲン ポロの中古車相場

予算90万円位でポロの中古車相場を見ると、2012~2014年式がターゲットになる。
2014年式で見ると、エントリーグレードのコンフォートラインなら3万km以下で程度のいいクルマが意外と多く見つかる。

輸入車ということもあり、エントリーグレードでもナビなどの高額オプションが装備されたものが多い。こうしたクルマを選べば、エントリーグレードでも十分なレベルにある。

2013年、2012年式まで落とせば、上級のハイラインで走行距離が少ない上質な中古車が見つけやすい。
2012年式になると、SUVルックのクロスポロといったモデルも選べるようになる。

また、2011年式くらいになると、ポロのスポーツグレードであるGTIを選べる。
新車時は300万円位だったモデルだ。
走りにこだわりたいのなら、GTIという選択も悪くない。

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トヨタ RAV4 vs 日産 エクストレイル徹底比較!おすすめはどっち? https://221616.com/car-topics/20190508-98365/ https://221616.com/car-topics/20190508-98365/ Wed, 08 May 2019 16:00:00 +0900 RAV4 SUV エクストレイル トヨタ 徹底比較 日産 トヨタRAV4と日産エクストレイルのSUV比較。新型RAV4はデビューしたばかりということもあり、燃費、安全性能など各指標において評価は高い。2台の値引き術も紹介。購入を検討している方に、ぜひ読んでいただきたい記事だ。
トヨタ RAV4 vs 日産 エクストレイル徹底比較

初代トヨタRAV4は1994年に登場し、一世を風靡した。
しかし、その後は鳴かず飛ばず状態で、4代目RAV4は日本に導入されなかったほど。
世界的なSUVブームが訪れると、4代目RAV4が国外で大ヒットモデルとなる。
日本の市場には高級志向のハリアーしかない状態で、日産エクストレイルなどのライバルになるモデルが存在しなかった。
トヨタがこの機会を見逃すことはなく、5代目となったフルモデルチェンジ後に、日本マーケットに再び投入した。

対する日産エクストレイルは、今や日産の国内販売を支える重要な車種となっている。
2018年度の新車販売台数ランキングでは21位。
このクラスのSUVでは、マツダCX-5やスバル フォレスターを抑え、堂々のナンバー1となった。
現行3代目となるエクストレイルは、2013年にデビュー。すでに、モデル末期に入っており、やや古さが目立ってきた。

この記事の目次 CONTENTS
トヨタ RAV4の特徴
日産 エクストレイルの特徴
1.価格比較
2.燃費比較
3.デザイン比較
4.内装と使い勝手
5.走行性能の比較
6.安全装備の比較
7.リセールバリュー比較
8.購入時の値引き術
9.まとめ・総合評価

トヨタ RAV4の特徴

トヨタRAV4には、FF(前輪駆動)の他に4WDも用意されている。
この4WDシステムが、なんと3タイプもあるのだ。
しかも、新開発の4WDシステムが2つも投入された。

注目は、やはり世界初の「ダイナミックトルクベクタリングAWD」。
この4WDシステムは、後輪トルクを左右独立で制御する。
左右輪の回転差を使った「トルクベクタリング機構」を持ち、ドライバーの狙い通りのラインを安定してトレースできる能力だ。
前後の駆動配分は50:50、左右輪は0:100~100:0の間でトルク配分する。

そして、ハイブリット車のE-Fourも新開発タイプとなった。
後輪の最大トルクを増加させたところがポイントで、前後輪トルク配分を100:0~最大20:80まで変更可能。
後輪のトルクを上げたことで、降雪時や雨天時における登坂発進時の安心感も向上させている。
従来通りの50:50の前後トルク配分機能をもつ「ダイナミックトルクコントロール4WD」も用意された。

新型RAV4は、北米色の強いモデルだが、19インチホイールを履いたグレードの最小回転半径が5.7mと、このクラスでは標準的だ。
それ以外のホイールを履くモデルの最小回転半径は5.5mと、ひとクラス下のモデル並み。
全幅が1,855mmとワイドながら、小回りがきく仕様になっている。

日産 エクストレイルの特徴

現行のエクストレイルは、2013年に登場し3代目となった。
初代、2代目はスクエアなボディでオフローダー的なデザインだったが、3代目は都会派SUV色が強くなった。

ただ、4WDシステムであるALL MODE 4×4-iは、より熟成され優れた走破性は維持。
さらに、世界初となる「アクティブライドコントロール」「アクティブエンジンブレーキ」や、「コーナリングスタビリティアシスト」といった先進技術を全車に採用。
オンロードでの乗り心地の向上や、運転のしやすさ、安全性などを大幅に向上させた。7人乗りの設定があるのもユニークだ。

デビュー直後は、2.0Lガソリンエンジンのみの設定だったが、2015年にはハイブリッド車を投入。
燃費の大幅向上と、より力強い走りを実現した。2017年にはマイナーチェンジも実施している。

高速道路などで同一車線を維持し、前走車に追従、停止から発進までをほぼ自動で繰り返すことができる運転支援システム「プロパイロット」が用意され、商品力を大幅に向上している。
また、国産車では珍しく4:2:4分割のリヤシートが採用され利便性を高めている。

1.価格比較

ハイブリッド車は高価だが、RAV4のガソリン車はお買い得感あり。

トヨタ RAV4の評価は3.5点

トヨタRAV4の価格は2,608,200円から。
エントリーグレードの価格だけを見れば、RAV4の価格は高く感じる。

しかし、RAV4の予防安全装備はエクストレイルより充実しており、サイド&カーテンエアバッグも標準装備化されている。

日産 エクストレイルの評価は2点

日産エクストレイルは2,231,280円からとなった。

対してエクストレイルは、エアコンがマニュアルだったりと、エントリーグレードの装備はかなり簡素化されていて、価格訴求用グレードの印象が強い。

グレードや性能の違いで比較してもよい

RAV4 エントリーグレードのXとエクストレイル 中間グレードの20Xを比べると、今度はRAV4の方が安価な設定。
エクストレイルはプロパイロットやサイド&カーテンエアバッグが標準装備化されていないので、RAV4 Xグレードはお買い得感がある。

ハイブリッド車で比較すると、最上級グレードのRAV4ハイブリッドG(E-Four)の価格は3,817,800円とかなり高価。
ガソリン車との価格差は60万円以上となっていて、ハイブリット車に関してはかなり強気な価格設定に感じる。

エクストレイルハイブリッドの最上級グレード、20Xi ハイブリッド(4WD)3,302,640円だ。
エクストレイルハイブリッドもかなり高価だが、RAV4の価格はそれをさらに50万円も上回る。

エクストレイルハイブリッドは、サイド&カーテンエアバッグがオプション設定だったりと装備差があるものの、それでもやや高めの価格設定だ。
RAV4のハイブリッド車は、エクストレイルハイブリッドより動力性能と燃費性能で圧倒的な差をもつだけに、こうした性能差をどう判断するかがポイントになる。

2.燃費比較

エクストレイル善戦するも、燃費性能ではRAV4が上回る。

トヨタ RAV4の評価は5点

トヨタRAV4の2.5Lハイブリッド車は、とにかく燃費がよい。
4WDのE-Fourで、なんと25.0㎞/L(JC08モード)という超低燃費を実現している。

これは、世界トップレベルの最大熱効率41%を誇る「2.5Lダイナミックフォースエンジン」と、熟成されたトヨタのハイブリッドシステムTHSⅡの組み合わせによるものだ。
この2.5Lハイブリッドシステムは、カムリなどと同様のものとなる。

日産 エクストレイルの評価は3点

日産エクストレイルの燃費値は2.0Lで、RAV4より500㏄も少ないエンジンを使いながら、燃費は4WDで20.0㎞/L(JC08モード)と惨敗。
エンジンやハイブリッドシステなど、ハイブリッド車開発に積極的ではなかった日産とトヨタの差が大きく出てしまった。

ただ、今後エクストレイルには、セレナなどに搭載されているシリーズハイブリッドシステム「e-POWER」が搭載される可能性があるので、こちらに期待したいところだ。

エクストレイルは2.0Lガソリン車において善戦している。
FF(前輪駆動)の燃費は16.4㎞/L(JC08モード)となった。
対するRAV4は、最新の「2.0Lダイナミックフォースエンジン」が採用されFFで燃費は15.8㎞/L(WLTCモード)となった。

燃費、パワーともにRAV4が優位

WLTCモードは、JC08モードより、燃費が悪く表示される傾向にある。
その分を差し引くと、やはりRAV4の燃費値がやや優れている結果となる。

それだけでなく、RAV4の2.0Lエンジンの出力は171ps207Nm。
これに対して、エクストレイルは147ps&207Nm。RAV4は燃費とパワー両面でエクストレイルに勝っている。
エクストレイルは、このクラスの平均値ながら、最新のRAV4には及ばない結果となった。

3.デザイン比較

シャープでスピード感のあるRAV4。少し古さを感じてきたエクストレイル

トヨタ RAV4の評価は4点

このクラスのSUVは、力強さやタフネスさを表現するために、筋肉を感じさせるような面の張りが強いデザインが採用されてきた。
ところが、トヨタRAV4のデザインはシャープな直線を使い、スピード感あるデザインを採用。

面の張りの強いSUVに見慣れたせいか、かなり新鮮で個性的に感じる。
都会派SUVがメインだが「Adventure」と呼ばれ、よりオフローダー的な専用デザインを持ったグレードを設定し、選択肢の幅を増やしている。
また、コンパクトカーや軽自動車などでも人気の2トーンルーフを採用し、スタイリッシュさも兼ね備えている。

日産 エクストレイルの評価は3.5点

ただ、このVモーショングリルがあまりに太い。押し出し感はあっても鈍重なイメージが強く、やや古臭く見えてきている。
エクストレイルの優れている点は、基準車では物足りなさを感じる顧客向けに、よりオフローダー的なデザインとしたエクストリーマーX、プレミアムなラグジュアリーSUV感を出したオーテック、スポーツ性をアピールするNISMOが用意され、選択肢が豊富で自分好みのモデルが選びやすいところにある。

4.内装と使い勝手

7人乗りや4:2:4分割可倒式リヤシートをもつエクストレイが、使い勝手面で上回る。

トヨタ RAV4の評価は3点

トヨタRAV4の全長は4,600mmで、ホイールベースが2,690mm。
日産エクストレイルの全長は4,690mmで、ホイールベースは2,705mmとなっている。
ボディサイズはややエクストレイの方が大きいため、室内スペースも若干エクストレイルが広い印象。

荷室容量は、RAV4が580L、エクストレイルが565Lと同等レベル。
ただし、エクストレイルハイブリッドは、ハイブリッド用バッテリーを荷室付近に搭載していることもあり、荷室容量は430Lと少なくなっている。

両車共に、バンパー下に足を出し入れするだけで開くハンズフリーのパワーリヤゲートが用意されている。

日産 エクストレイルの評価は4点

エクストレイルには、防水シートや防水シート、防水ラゲッジボードなどが装備されている。
雪で濡れたウェアのままでも気にせず乗車できたり、濡れた用品などを気兼ねせずに積載したりすることができる。

また、エクストレイルの後席は国産モデルで珍しい4:2:4の分割可倒式。
6:4分割のRAV4より、荷室や後席をよりフレキシブルに使える。
さらに、7人乗りを用意し、多人数乗車を求める顧客に対応している点もエクストレイルの美点だ。

5.走行性能の比較

パワフルさ際立つRAV4と平均的なエクストレイルで両車安定志向。

トヨタ RAV4の評価は4.5点

トヨタRAV4に用意されたパワーユニットは、2.0Lガソリンと2.5Lハイブリッドの2つ。
2.0Lガソリンエンジンには、従来からの4WDシステム「ダイナミックトルクコントロール4WD」と、世界初の「ダイナミックトルクベクタリングAWD」が用意された。
どちらの4WDシステム共、基本的にクルマの安定性を重視したセッティング。

「ダイナミックトルクベクタリングAWD」は、後輪トルクを左右独立で制御し、左右輪の回転差を使った「トルクベクタリング機構」がプラスされているので、カーブでは気持ちよく曲がれる。
ちょっと、運転が上手くなった気持ちになれる。

2.0Lガソリンエンジンの出力は171ps&207Nm。
パワーは十分なのだが、最大トルクは2.0Lの平均的な数値で、4,800回転で最大トルクを発生するやや高回転型のエンジン。
こうしたSUVは、高回転域でのパワーというより、実用域のトルクが重要。
通常走行では、平均的なレベルになっている。

好印象だったのが2.5Lハイブリッドだ。
システム出力は222psで、このクラスではトップレベルの実力を誇る。

4WDシステムのE-Fourも新開発され、後輪のトルクが増している。
ハイブリッドにありがちなラバーバンドフィールもかなり改善されており、アクセルレスポンスも良好。
高回転域まで伸びのある加速力を誇る。

E-Fourによる後輪のモータートルクがプラスされていることもあり、なかなかパワフル&スムースだ。
しかも、滑りやすい路面では、後輪に最大80%もの最大トルクをかけることができる。
そのため、積極的に後輪を滑らせる可能で、かなりスポーティな走りが楽しめる。
ただ、悪路走破性という面では、「ダイナミックトルクベクタリングAWD」には及ばない。

日産 エクストレイルの評価は3.5点

日産エクストレイルも2.0Lガソリンエンジンと2.0Lハイブリッドという2タイプのパワーユニットを用意。
2.0Lガソリンエンジンの出力は、147ps&207Nmと平気的なスペックだ。
速くもなければ遅くもない、といった感じで特に特徴がない。

エクストレイルハイブリッドのシステム出力188ps。
2.5Lガソリン車並みの出力になる。
モーターアシストが瞬時に働くので、街中では一般的な2.5L車より走りやすい。

ただ、それほど大きな出力をもつモーターではないので、EV走行ができるシチュエーションは限られており、あまりハイブリッド車である感じはしない。

ハイブリッド車は、ガソリン車に比べ車重が100㎏程度重くなっており、また、ハイブリッド用バッテリーを搭載したことからボディ剛性がアップしている。
その結果、乗り心地や操縦安定性などは、ガソリン車を上回り、より上質感のある走りとなった。

ALL MODE 4×4-iは、安定性を重視したセッティングになっている。
滑りやすい路面でも、安心して走行できる。

RAV4とエクストレイルの走行性能差は、明らかにRAV4が上といった印象。
ただ、デビューが古いエクストレイルだが、プロパイロットを含んだ先進技術は最新モデルに引けを取らないレベルだ。

6.安全装備の比較

より充実した安全装備を標準装備化したRAV4に軍配が上がる。

トヨタ RAV4の評価は4.5点

トヨタRAV4には「トヨタセーフティセンス」が全車に標準装備されている。
この「トヨタセーフティセンス」は、昼夜の歩行者だけでなく、昼間の自転車も検知できる機能を持つ最新式。
車線維持機能や、先行車に追従、渋滞時のストップ&ゴーも支援するクルーズコントロール機能もセットで装備されている。

また、サイド&カーテンエアバッグも標準装備化。
多くの安全装備が標準装備されているので、どのグレードを選んでも概ね満足できるレベルにある。

しかし、詰めが甘いというべきなのか、後側方車両接近警報や後退時車両接近警報などの装備が、一部オプションとなっている。
これらの装備はもはやベーシックな技術で、安価な価格設定なものが多い。
こうした装備が標準装備されているのであれば、ほぼカンペキといえる安全性能を誇るモデルになる。

日産 エクストレイルの評価は2.5点

日産エクストレイルの安全装備は、歩行者検知式自動ブレーキである「エマージェンシーブレーキ」や踏み間違い衝突防止アシストや車線逸脱警報などが全車標準装備されており、一定レベルの安全性能を確保。

同一車線内を維持し、前走車に追従。
渋滞時のストップ&ゴーも支援する「プロパイロット」は、一部グレードに標準装備された。
その他のグレードでは、オプション設定か装備できない状況。
サイド&カーテンエアバッグは、全車オプションという設定となっており、すべてのグレードが高い安全性能を誇るという訳ではない。

7.リセールバリュー比較

ほぼ互角のリセールバリュー。両車ともグレードにより大きな差が出る。
SUVは非常に人気が高いカテゴリーなので、高いリセールバリューが期待できる。
短期間に乗り替えるのであれば、ベストな選択といえる。

ただ、RAV4とエクストレイルにはハイブリッド車がある。
ハイブリッド車とガソリン車とでは、今後リセールバリューの差がさらに生じてくるだろう。

クルマの電動化が進み、より燃費性能が重視され、税制面でも単なるガソリン車は、より厳しい状況になる。
こうなると、新車の売れ筋は当然ハイブリッド車になる。

その傾向は、中古車マーケットでも同様になる。
中古車価格は人気に比例するので、ハイブリッド車のリセールバリューの方が高くなると予測できるからだ。

トヨタ RAV4の評価は4.5点

RAV4はまだ出たばかりの新型車なので、中古車マーケットの流通量がほとんどない。
しばらくの間はかなり高値になるだろう。

ただ、2020年度に入れば落ち着いてきて、クラス平均より少し上といった状況になるだろう。
トヨタ車は、全般的にリセールバリューが高い。

日産 エクストレイルの評価は4点

エクストレイルは、すでに多くの中古車が流通。
モデル末期ということもあり、リセールバリューは徐々に下落傾向になると予想できる。

また、フルモデルチェンジを見越した下落分も入ってくるが、これは自然なことだ。
そのため、エクストレイルを売却するのであれば、なるべく早い方がよい。

8.購入時の値引き術

値引き勝負のエクストレイル、しばらく値引き「ゼロ」に近いRAV4。

トヨタ RAV4の評価は2点

トヨタRAV4は、まだデビューしたばかりの新型車。
当然のことながら、しばらくの間値引きは限りなく「ゼロ」に近い。

ただ、値引き拡大のチャンスもある。
2019年10月に消費税増税が予定されているからだ。

増税後は、駆け込み需要の反動でしばらくクルマが売れなくなる可能性が高い。
こうなると、消費税分以上値引きして、少しでも販売台数を伸ばしたいと考えるディーラーは多い。

それでも、新型車なので大幅値引きとはいかないまでも、現状より少しよい程度と考えるのが妥当なところだ。
車両本体からの値引きが厳しい場合、販売店オプションなど用品から値引きを引き出したい。

日産 エクストレイルの評価は4.5点

日産エクストレイルは、すでにモデル末期。
RAV4の登場もあり、顧客に逃げられることを嫌い値引き勝負に出てくるだろう。

RAV4やフォレスター、CX-5などのライバル車と競合させることが前提になるが、軽く30万円以上の値引きは期待できる。
営業マンは「今すぐ決めるから」に弱い。
この習性を利用して「値引き50万円なら、今決める」などと、こちらの希望する値引き額を指定して短期決戦に持ち込むのもいい。

9.まとめ・総合評価

単純に総合性能が高いクルマというのであれば、やはりRAV4という選択肢なる。

トヨタ RAV4の総合点

29.0/40点

日産 エクストレイルの総合点

24.0/40点

装備と価格、どちらを優先するかで選択は変わる

やはり、RAV4はデビューしたばかりの新型車なので、エクストレイルと比べると優位な部分が多い。
ただ、エクストレイルもマイナーチェンジでプロパイロットなどの先進技術が搭載されたこともあり、極端に見劣りする部分がないのもポイント。

しかししばらくの間、RAV4の値引きはほぼ「ゼロ」に近い。
そのため、予算を含めたコストパフォーマンスも含めると、大幅値引きが期待できるエクストレイルという選択肢も出てくる。
装備をなるべくそろえて、支払総額が50万円差になるくらいなら、エクストレイルを選ぶという選択も悪くない。

また、エクストレイルはモデル末期で、いつフルモデルチェンジしてもおかしくない。
買ってすぐにモデルチェンジしても、我慢できるなら積極的に選んでもいいだろう。

下取りより買取り! 増税前に売ろう!

愛車の売却で需要なのは、買取店を上手く使うことだ。

ディーラー下取りで提示された金額が、必ずしも適正とは限らない。
そもそも買取店が存在している理由は、ディーラー下取りより高価なケースが多いからだ。
顧客にそうしたメリットが無ければ、買取店が存在する理由がない。

そこで、クルマの売却を決めたら、必ず買取店に行くことをおすすめする。
できれば2店舗以上回るとよい。
そこで提示された金額と下取り金額を比べて、最も高価なところで売ればよい。

そして、2019年10月には消費税増税が行われる予定だ。
買取り価格には、消費税分も含まれるので、その分売主に支払われる金額が少なくなる。
わずか2%とはいえ、売却するなら増税前がよい。

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トヨタRAV4購入ガイド「世界初を含め、3つの4WDシステムを用意! 」 https://221616.com/car-topics/20190423-98308/ https://221616.com/car-topics/20190423-98308/ Tue, 23 Apr 2019 13:00:00 +0900 RAV4 SUV トヨタ ハイブリッド トヨタは中型SUVのRAV4 をフルモデルチェンジし発売を開始。新型RAV4は5世代目となり、左右輪の駆動力を自在にコントロールする世界初の「ダイナミックトルクベクタリングAWD」を新投入。さらに2つの4WDシステムを含め、1つの車種で計3つの4WDシステムをもつ珍しいモデルとなった。新型トヨタRAV4の価格は2,608,200円から。
この記事の目次 CONTENTS
記事トップ
ワイドだが小回りがきく、5代目新型 RAV4
シャープでスピード感のあるデザインを採用
好感度が高い、シンプルなインパネデザイン
カンペキと呼べるまで、あともう一息な安全装備
トヨタブランド初の2.0LガソリンエンジンとCVT
なんと3つもの4WDシステムを用意!
トヨタRAV4の選び方
トヨタ RAV4価格

ワイドだが小回りがきく、5代目新型 RAV4

トヨタは中型SUVである新型RAV4の発売を開始した。
新型トヨタRAV4は、今回のフルモデルチェンジで5世代目となった。

新型トヨタRAV4のボディサイズは、全長4,600×全幅1,855×全高1,685mm。
ライバル車の全長は、日産エクストレイルが4,690mm、マツダCX-5が4,545mmのとなっている。
新型RAV4は、ライバルに対してちょうど中間的なサイズといえる。

新型RAV4の全幅は、1,855mmとかなりワイド。
狭い日本の道では、やや扱いにくいサイズだ。
取り回しの良さの指標となる最小回転半径は、19インチホイールを履いた一部グレードが5.7m。
このクラスの標準的数値となっている。

しかし、18インチホイール以下のホイールを履くグレードでは、最小回転半径が5.5mとなった。
5.5mという数値は、このクラスでは小回りがきき、扱いやすく感じるレベル。
全幅がややワイドで、狭い道でのすれ違いには気を使うものの、狭い駐車場などでは小回りがきいて扱いやすい。

シャープでスピード感のあるデザインを採用

5代目となった新型トヨタRAV4の開発コンセプトは「Robust Accurate Vehicle With 4 Wheel Drive」。
SUVらしい力強さと使用性へのきめ細かな配慮を兼ね備えた4WDモデルであることを意味する。

そして、デザインコンセプトは「Adventure & Refined」。
「アクティブで力強いワクドキ感(Adventure)」と「都会にも似合う洗練さ(Refined)」を併せ持つデザインとした。

ライバル車の多くが、豊かな面の張りをもち重厚感を感じさせるデザインを採用するなか、新型RAV4はシャープさとエッジを効かせたキャラクターラインが際立つ。
SUVのなかではスピード感のあるデザインともいえる。

オフロードイメージを象徴する「Adventure(アドベンチャー)」

そんな新型RAV4には、オフロードイメージを象徴するグレード「Adventure」が設定されている。

「Adventure」は、より直線的な線のイメージが強い専用デザインが採用された。
フロントグリルとフロントスキッドプレート、フロントバンパー、フロントフォグランプベゼル、19インチホイールが専用となり、スピード感のあるデザインのなかに、SUVらしいタフネスさをプラスしている。

直線的なラインが多用されたこともあり、ややロボット感のあるデザインになったように感じるが、こうしたデザインが採用されたSUVはほとんどなく、新鮮な印象を受ける。

魅力的なデザインとなった「Adventure」。
しかし、残念なことに主力となるハイブリッドシステム搭載車には用意されていない。
「Adventure」の人気が高くなれば、ハイブリッド車にも「Adventure」仕様が用意される可能性もある。
「Adventure」仕様のハイブリッド車が欲しい場合、少し待ってみるのもいいだろう。

好感度が高い、シンプルなインパネデザイン

新型RAV4のインパネは、シンプルでクリーンなデザインにまとめられた。
また、水平基調のデザインとすることで、広々とした印象もアピール。
ドアミラー取付位置の最適化や三角窓もスッキリとまとめられていて、良好な前方視界を確保している。

ありがちなSUVのインパネデザインというと、オフローダー的なタフネスさを強調しがちで重厚感のあるものが多い。
新型RAV4はこうした傾向とは異なるプレーンなイメージが強く、軽快感のある都会派SUVといったイメージを上手く表現した。

ただ、シートカラーは定番のブラックベースのものが多く、やや味気ない。
「Adventure」には、オーキッドブラウンの専用合成皮革に、流行りのオレンジステッチをプラスし若々しさやオシャレ感を演出。
ブラックベースのインテリアが売れ筋とはいえ、もう少し大胆なカラー訴求も欲しいところだ。

カンペキと呼べるまで、あともう一息な安全装備

重要な予防安全装備では、昼間の自転車と昼夜の歩行者を検知可能な自動ブレーキを含む予防安全装備「トヨタセーフティセンス」を全車に標準装備した。

自転車検知ができる自動ブレーキを装備したクルマは、まだまだ数少ないのが現状。
今回投入された最新のトヨタセーフティセンスは、高いレベルの予防安全装備といえる。

せっかく高性能な予防安全装備であるトヨタセーフティセンスを標準装備化したのに、詰めが甘く営業面ばかりが重視される点がいかにもトヨタらしい。

営業面で少しでも価格を安く見せたいのは分かる。
しかし、アクセルとブレーキの踏み間違えによる衝突の被害軽減が可能なインテリジェントクリアランスソナーや後側方車両接近警報、後退時車両接近警報などの装備が、一部グレードでは省かれオプション設定となっているのだ。

売れ筋グレードが300万円を超えてくるような価格のモデルなら、こうした安価な安全装備は標準装備化が当たり前の時代だ。
すでに、ライバル車であるCX-5では類似装備が全車標準装備されており、早急に全車標準装備化が望まれる。

エアバッグ関連では、ニーエアバッグやサイド&カーテンエアバッグが標準装備化されているので、どのグレードを買っても安心だ。

安全装備はオプション装備化するが、流行りのコネクティッドサービスは全車標準装備。
しかも、T-Connectサービスを3年間無料で使えるという太っ腹ぶりを披露する。
このコネクティッドサービスは、安全面でも大きく貢献する装備だ。

とくに、ヘルプネットと呼ばれる機能大きなメリットがある。
突然の事故や急病時、ヘルプネットボタンを押すだけで専門のオペレーターに繋がる。
オペレーターは、車両位置情報に基づいて、迅速に緊急車両を手配が可能。

さらに、エアバッグが作動しドライバーが意識を失っているような事故時などには、事故のレベルをコンピューターで自動診断できる。
救急車や、状況によりドクターヘリ等の早期出動判断を行うD-Call Netにも対応している。

トヨタブランド初の2.0LガソリンエンジンとCVT

新型RAV4には2つのパワーユニットが用意された。

1つ目は、トヨタブランドとして初採用になった直4 2.0Lダイナミックフォースガソリンエンジンだ。
このエンジンは世界トップレベルの最大熱効率40%を達成し、パワフルさと低燃費を両立したエンジンとなった。
出力は171ps&207Nm。燃費はWLTCモードで15.2㎞/L(4WD)という低燃費性能を誇る。

このガソリンエンジンと組み合わされるのは、こちらもトヨタブランド初採用のダイレクトシフトCVT(ギヤ機構付自動無段変速機+10速シーケンシャルシフトマチック)。
従来のCVTに対して、発進用ギヤを追加。ギヤによるダイレクト感のある発進加速が魅力で、CVTにありがちなラバーバンドフィールを払拭している。

速さと超低燃費を両立した2.5Lハイブリッド

2つ目のパワーユニットが2.5Lのハイブリッドシステムだ。
基本的にカムリと同じもので、システム出力(E-Four)は163kW(222PS)とかなりパワフル。
これだけの出力を持ちながら、燃費はWLTCモードで20.6㎞/L(E-Four)という超低燃費を実現している。

トヨタには、同じ2.5Lのハイブリッドシステムを搭載したハリアーがある。
ハリアーのシステム出力は145kW (197PS)なので、いかに新型RAV4がパワフルか分かる。

さらに、新型RAV4はハリアーよりも100㎏程度軽い。
こうなると、加速性能などは新型RAV4が圧倒的。
このクラスでは、以前最速と言われていたフォレスターの2.0Lターボ車が姿を消してしまっているだけに、新型RAV4の2.5Lハイブリッドはクラストップレベルの俊足といえるだろう。

なんと3つもの4WDシステムを用意!

新型RAV4には、なんと3つのもの4WDシステムが用意された。

一般的に1つの車種に1つの4WDシステムが一般的。
新型RAV4にはハイブリッドがあるため、2つの4WDシステムになるのは理解できる。

しかし、さらにもう1つの4WDシステムの追加するというのは異例。
効率やコストを重視するトヨタらしくないのでは? と感じる。

さまざまな事情があるにせよ、顧客にとっては選択肢の幅が広がったことはありがたいことだ。
こうした設定ができるのも、先代RAV4が世界的に大ヒットからといえる。

注目は世界初「ダイナミックトルクベクタリングAWD」

そんな4WDシステムでの注目は、世界初となる「ダイナミックトルクベクタリングAWD」だ。

このAWDシステムは走行状況に応じて、前後トルク配分に加え後輪トルクを左右独立で制御できる。
走破性はもちろん、左右輪の回転差を使った「トルクベクタリング機構」を使い、より曲がりやすくし、ドライバーの狙い通りのラインを安定した車両姿勢で走行できるようになった。
駆動力の前後配分は50:50、左右0:100~100:0の間でトルク配分する。

そして、もう1つ新開発された4WD機能が、ハイブリッド車用のE-Fourだ。
従来通り後輪をモーターによる駆動する。
今回は後輪の最大トルクを増加させ、前後輪トルク配分を100:0から最大20:80まで変更可能な新制御を採用した。

後輪トルクを上げたことで、降雪時や雨天時における登坂発進時の安心感が向上している。
また、後輪に80%ものトルクが配分されることで、後輪を豪快に滑らせて走るるような走りも可能となった。
ただ、悪路などでの走破性は「ダイナミックトルクベクタリングAWD」が上回る。

そして、従来のAWD機能である「ダイナミックトルクコントロール4WD」は、価格の安いエントリーモデルに装備される。
前後の駆動力配分は、最大前後50:50という一般的なものだ。

トヨタRAV4の選び方

新型トヨタRAV4のグレード選びは、まずハイブリッド車かガソリン車かという選択から始まる。
ガソリン車とハイブリッド車の価格差が、約60万円と非常に大きいためだ。

これだけ価格差に加えて、燃費差による燃料費で元を取るのは、エコカー減税分を差し引いても不可能だろう。

ガソリン車で十分と言いたいところだが、やはりおすすめはハイブリッド車だ。
世界的にクルマの電動化が進んでいるなかで、これから5年後を見据えた場合、今あえてガソリン車を選ぶというメリットは少ない。

エコカー減税などの節税メリットもなく、リセールバリュー面でも不利になる。
走行性能面でも、2.0Lのガソリン車で4WDだともう少しパワーが欲しいと思ってしまう。
スムーズで力強い加速力を誇る2.5Lハイブリッド車との差は大きい。

ハイブリッド車を選択した場合、グレードはハイブリッドXかハイブリッドGの2択になる。
ハイブリッドXには、FF(前輪駆動)と4WDがある。
価格差は約25万円と大きいので、雪道などを走らない人はFFでも十分だ。

4WD車を比較すると、ハイブリッドXとハイブリッドGの価格差は約37万円になる。
主に豪華装備と安全装備の差だ。

ハイブリッドXはインテリジェントクリアランスソナーやリヤクロストラフィックオートブレーキ、ブラインドスポットモニターなどの予防安全装備がオプション設定になっており、物足りない仕様。
これらをオプション選択すると、10万円弱程度価格がアップする。

これらの安全装備は日常的に使えるものが多いので、積極的に選んでおきたい。
基本は、ハイブリッドXを選び、必要なオプションをプラスするという考え方がいいだろう。

トヨタ RAV4価格

■2.0Lガソリン車
RAV4 X 2WD(FF) 2,608,200円
RAV4 X 4WD 2,835,000円
RAV4 G 4WD 3,202,200円
RAV4 G "Z package"  4WD 3,348,000円
RAV4 Adventure 4WD 3,137,400円
■2.5Lハイブリッド車
RAV4 HYBRID X 2WD(FF) 3,202,200円
RAV4 HYBRID X 4WD 3,450,600円
RAV4 HYBRID G 4WD 3,817,800円
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2019年 安全な車ランキング【国産セダン編】 https://221616.com/car-topics/20190419-98302/ https://221616.com/car-topics/20190419-98302/ Fri, 19 Apr 2019 12:00:00 +0900 アテンザ インサイト カムリ クラウン スバル セダン トヨタ ホンダ マツダ ランキング レガシィB4 安全な車

国産セダン

安全なクルマ ランキング2019

国産セダンの安全性

国産セダンマーケットの人気はあまり高くなく、トヨタを除きラインアップが非常に少ない。
ただ、全般的に高級車が中心のため、安全装備は充実している。
今回選んだベスト5も、順位を付けたもののその差は小さく、安心して乗れるモデルが多い。
また、高級車なのでオプション選択しなくてはならない装備が少ないことも特徴だ。

注意しなくてはならないのは、完全に放置されている車種。
歩行者検知式自動ブレーキも装着されていないモデルは、フルモデルチェンジまで装備されない可能性が高く、その他の安全装備も期待できない。
こうしたモデルは、購入車リストから外したい。

今回、優れた安全装備のクルマベスト5の中に、レクサスLSを入れていない。
レクサスのフラッグシップセダンなのだが、価格が1千万円を超え、あまりに高価な価格帯になるからだ。
実際には、このレクサスLSは圧倒的な差を付けてベスト1といえるレベル。
歩行者検知式自動ブレーキも、歩行者やガードレールなど回避するためにステアリング操作を支援し衝突を回避する機能まで備える。その他の優れた先進予防安全装備も装着したモデルだ。

BEST.1

トヨタクラウン

トヨタ クラウン

トヨタ クラウンは、トヨタのフラッグシップセダンということもあり、最新の先進予防安全装備トヨタセーフティセンスが搭載されている。
同じトヨタセーフティセンスでも、車種によって異なる機能を持つ。

クラウンに装備されたトヨタセーフティセンスは、歩行者だけでなく昼間の自転車も認識できる高性能タイプだ。
その他、車線を維持しながら先行車に追従するクルーズコントロールや、車両進入禁止や一時停止の標識を認識しメーター内に表示するロードサインアシストなどがセットになっている。また、誤発進抑制制御も標準装備化。

その他の装備も充実しているが、上級グレードを除きオプション設定になっている点が、少々物足りない。
車線変更時の後側方から接近する車両を検知し警報する後側方車両接近警報や、バック時の後方から接近するクルマや歩行者を検知し衝突の危険がある場合、自動ブレーキを作動させる機能も一部グレードでオプション設定となる。
また、クルマの周囲にあるカメラの映像を俯瞰している映像に加工することで死角を無くし、周囲の安全が確認できるパノラミックビューモニターもオプションとなる。

こうしたオプションを選択すれば、クラウンはかなり高い安全性能を持つモデルになる。

BEST.2

スバルレガシィB4

スバル レガシィB4

スバル レガシィB4は2014年に登場と、モデル後期に入ってきたモデル。
しかし安全にこだわるスバルらしく、安全装備はアップデートされており、現在でもトップレベルの安全装備が標準装備化されている。

スバルのウリである先進予防安全装備であるアイサイトの自動ブレーキは、歩行者だけでなく自転車も検知。
アイサイトは、車線維持機能や車線逸脱警報、誤発進抑制制御、全車速追従式クルーズコントロールなどの機能も含んでいる。
エアバッグ類は、サイド&カーテンエアバッグにニーエアバッグを標準装備化した。また、車線変更時に頼りになる後側方車両接近警報やフロント、サイドビューモニターも標準装備。

基本的に、必要な安全装備ほぼ標準装備されているので安心して選べるモデルといえる。

BEST.3

マツダアテンザ

マツダ アテンザ

マツダ アテンザは2012年にデビューし、すでにモデル末期という状態。
しかし、マツダは、こまめに改良を重ねアテンザを熟成。安全装備も何度かアップデートされた。
そのため、モデル末期ながら、最新モデルと比べても見劣りしない安全性能を誇る。

また、マツダ車ほとんどすべてのモデルに共通している点が、グレードにより安全装備の差がほとんど無いことことだ。
アテンザの予防安全装備は、歩行者検知式自動ブレーキに車線維持支援(一部グレードは車線逸脱警報のみ)、誤発進抑制制御、交通標識認識システム、後側方車両接近警報、後退時車両接近警報などを多くの予防安全装備を標準装備化している。
エアバック類では、サイド&カーテンエアバッグを標準装備している。
車両周辺をカメラ画像で確認できる360°ビューモニターに関しては、オプション設定で一部グレードには装備できない。

BEST.4

トヨタカムリ

トヨタ カムリ

トヨタ カムリの予防安全装備パッケージ、トヨタセーフティセンスが標準装備化。
ただしクラウンと異なり、自転車は検知できず歩行者のみの機能に限定。車線維持支援機能や全車速追従式クルーズコントロールもセットになっている。

このおかげで最低限の安全装備は担保されているものの、その他の安全装備はオプション設定が多く、いかにもトヨタ的な設定。
後側方車両接近警報や後退時車両接近警報などは全車オプション。
誤発進抑制制御であるインテリジェントクリアランスソナーもエントリーグレードのみオプション設定だ。

これらは、それほど高価なものではない。特にカムリは高額車なので、こうした装備くらい標準装備化してほしいところだ。
エアバッグ類は、サイド&カーテンエアバッグやニーエアバッグを標準装備化している。

BEST.5

ホンダインサイト

ホンダ インサイト

ホンダ インサイトは、2018年12月登場した。
新しいモデルであることもあり、予防安全装備の標準装備化は比較的充実している。

ホンダの先進予防安全装備パッケージであるホンダセンシングは全車標準装備化。
ホンダセンシングは歩行者検知式自動ブレーキの他に、車線維持支援機能や標識認識機能、誤発進抑制制御、全車速追従式クルーズコントロールなど、多くの機能がセットになっている。
インサイトは、高いレベルの安全装備が標準装備化されているので、安心して乗れるモデルだ。エアバッグ類は、サイド&カーテンエアバッグを標準装備化している。

後側方車両接近警報については、エントリーグレードのみ装着されておらず、オプション選択もできない。後退時車両接近警報は、用意されていないのは残念なポイントだ。

ホンダには、その他アコードやシビック、レジェンドなどのセダンもあり、これらの車種もホンダセンシングが装備されているので、同様に高い安全性能を誇るモデルになっている。

安全な国産セダンを選ぶためのポイント

国産セダンマーケットは、高級車中心になるため、安全装備に関しては高いレベルにある。そのため、ベスト5と順位を付けているものの、装備差は僅差だ。

どのメーカーも一長一短といった装備差がある点が、やや悩ましいポイント。
歩行者検知式自動ブレーキに車線維持支援機能、全車速追従式クルーズコントロール、誤発進抑制制御、サイド&カーテンエアバッグなどは、ほぼどのメーカーも標準装備化している。
これだけの安全装備であれば、一定の安全性能は担保できている。

しかし、日常的に使う後側方車両接近警報後退時車両接近警報などは、安価だがオプション設定、もしくは設定の無いモデルもある。
オプション設定のモデルは、積極的に選択したい機能だ。

また、前走車追従式クルーズコントロールに関しては、停止まで可能な全車速前走車追従式クルーズコントロールであることがベスト
通常の前走車追従式クルーズコントロールでは、低速域になると機能が停止するからだ。
渋滞時に簡単な操作で再作動するタイプが、非常に便利で疲労軽減につながる。

トヨタ車に関しては、安全装備がオプション設定となっているものが多い。
ジックリと装備表を見て、安全装備の見落としがないか確認したい

安全装備比較表

  • …全車標準装備
  • …一部標準装備または一部オプション
  • ×…標準装備なし
トヨタクラウン スバルレガシィB4 マツダアテンザ トヨタカムリ ホンダインサイト
対車両自動ブレーキ

歩行者検知式自動ブレーキ

誤発進抑制制御

一部グレード
オプション

サイドエアバック

カーテンエアバッグ

車線逸脱警報

車線維持支援

一部グレード
のみ

後側方車両検知警報

一部グレード
オプション

一部グレード
装着不可

一部グレード
装着不可
後退時後方車両接近警報

一部グレード
オプション

一部グレード
装着不可

×

オートマチックハイビーム

※安全装備の詳細は各車メーカー公式サイトをご確認ください。

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2019年 安全な車ランキング【国産コンパクトカー編】 https://221616.com/car-topics/20190419-98300/ https://221616.com/car-topics/20190419-98300/ Fri, 19 Apr 2019 12:00:00 +0900 コンパクトカー スズキ スバル タンク ダイハツ デミオ トヨタ トール ノート フィット ホンダ マツダ ランキング ルーミー 安全な車 日産

国産コンパクトカー

安全なクルマ ランキング2019

コンパクトカーの安全性

歩行者検知式自動ブレーキを含む先進予防安全装備の装着が遅れていたトヨタ アクアやヴィッツにも、トヨタセーフティセンスが用意された。
ただし、まだまだ全車標準装備化されている車種は少ない。
また、標準装備化されているのにもかかわらず、レスオプション設定がされている車種もある。

唯一、マツダのみが歩行者検知式自動ブレーキなどを含めた先進予防安全装備を全車に標準装備化。レスオプションの設定もなく、想的な装備設定を実現している。

BEST.1

マツダデミオ

マツダ デミオ

マツダ デミオの予防安全装備は非常に高いレベルにある。
2017年11月の改良で、歩行者検知式自動ブレーキ「アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート」を標準装備化。
さらに、後側方から接近する車両を検知し警報を発するブラインド・スポット・モニタリング、駐車場からの後退時に接近する車両を検知し警報を発するリア・クロス・トラフィック・アラートも標準装備化した。
コンパクトカーで、ブラインド・スポット・モニタリングやブラインド・スポット・モニタリングを設定した車種はほとんどない。
こうした装備は、日常的に使うことが多い機能。特に高齢者や初心者には頼りになるだろう。
また、サイドエアバッグやカーテンエアバッグも全車に標準装備した。

デミオの魅力は、全グレードでこの優れた安全性能を享受できること。
エントリーグレードであっても安心できる。
安全装備の充実さはクラスを超えたもので、誰にでもおすすめできるコンパクトカーだ。

BEST.2

ホンダフィット

ホンダ フィット

ホンダ フィットも2017年6月のマイナーチェンジで、歩行者検知式自動ブレーキを含む先進予防安全装備であるホンダセンシングが用意された。
ホンダセンシングの機能は、多彩で十分な安全性能を誇る。
自動ブレーキ機能の他に、前方&後方誤発進抑制機能、先行車追従式クルーズコントロール、車線維持支援システム、路外逸脱抑制機能の機能をもつ。

しかし、軽自動車のN-BOXはホンダセンシングを全車標準装備化しているものの、クラスが上のフィットには一部グレードオプション設定となっている。サイド&カーテンエアバッグも同様の設定。
フィットを選ぶときには、まずホンダセンシングが装備しているグレードかどうかしっかりとチェックする必要がある。
また、後側方車両接近警報や、カメラの映像を加工し、車両を俯瞰から見たように映し出す機能は設定されていない。

BEST.3

日産ノート

日産 ノート

日産ノートは、歩行者検知式自動ブレーキであるインテリジェントエマージェンシーブレーキを全車に標準装備。
車線逸脱警報や踏み間違い衝突防止アシスト、フロント&バックソナーも標準装備しているので、一定レベルの安全性能を確保している。
ただ、こうした装備のレスオプションが設定されているのは残念だ。
また、サイドエアバックの設定は無く、カーテンエアバッグもオプション設定となっている。

オプション設定だが、カメラの映像を加工し、俯瞰から見たようにモニター表示できるインテリジェントアラウンドビューモニターは便利な機能。
しかも、移動物検知機能付なので、安全性にも優れている。
死角に隠れた人や物をひと目で見つけることができる。日常的に使う機能なので、ぜひとも選択したい安全装備だ。

同様に、後席に乗員がいたり、夜間や雨など後方視界が悪いときに視界を確保したりする機能がインテリジェントルームミラーだ。
後方のカメラ映像をルームミラーに映し出すため、鮮明な後方視界が確保できる。

BEST.4

スズキクロスビー

スズキ クロスビー

スズキ クロスビーは、2017年12月登場した。
歩行者検知式自動ブレーキであるデュアルセンサーブレーキサポートを用意。
しかし、エントリーグレードには装着できないという物足りない仕様になっている。

スズキの予防安全装備であるスズキセーフティサポート装着車には、誤発進抑制機能に車線逸脱警報機能、ふらつき警報機能、ハイビームアシスト、後退時ブレーキサポート、後方誤発進抑制機能、リヤパーキングセンサーが装備される。
後退時ブレーキサポート機能は、バック時にも衝突の危険がある場合、自動ブレーキが作動する。バック時に自動ブレーキ作動する機能は数少ない。

これに加え、フロントサイド&カーテンエアバッグも装備。スズキセーフティサポート搭載車は、十分な安全性能といえる。
また、オプション設定となるがカメラ映像を加工。
自車を俯瞰して見たような映像をモニター表示できる全方位モニターを用意。
死角に隠れた人や物をひと目で発見することができ、安全性に寄与する。

こうしたスズキセーフティサポートが装備されたコンパクトカーも同様の安全性能をもつが、総じて非装着車が多いのが特徴なので、オプション選択するか標準装備グレードを選ぶ必要がある。

BEST.5

トヨタタンク/ルーミー
ダイハツトール
スバルジャスティ

トヨタ タンク/ルーミー、ダイハツ トール、スバル ジャスティ

トヨタ タンク/ルーミーとダイハツ トール、スバル ジャスティの4車種は、多少デザインが異なる程度で、ダイハツが生産している基本的に同じクルマだ。
そのため、歩行者検知式自動ブレーキを含む予防安全装備は、ダイハツのスマートアシストⅢを採用している。

スマートアシストⅢの機能には、歩行者検知式自動ブレーキの他、車線逸脱警報、誤発進抑制制御機能(前方・後方)、オートハイビームなどが含まれる。
タンク/ルーミー、トールに関しては、エントリーグレードの1グレードのみスマートアシストⅢが装着されず、オプション選択も不可。
ジャスティについては、全車標準装備化となっている。
トヨタとダイハツに対して、スバルはより安全に配慮していることが分かる。

サイド&カーテンエアバッグに関しては、タンク/ルーミー、トールが全車にオプション設定。ジャスティもエントリーグレードを除きオプション設定だ。
メーカーによって呼び名が異なるが、カメラの映像を使って死角を無くし、自車周辺の人や物を発見しやすくするパノラマモニターも用意されている。
全体的にベーシックな予防安全装備といった印象だ。

安全な国産コンパクトカーを選ぶためのポイント

コンパクトカーで、安全装備面で十分満足いくレベルに達しているのはマツダ デミオだけだ。
なぜならば、歩行者検知式自動ブレーキや誤発進抑制だけでなく、後側方や後方から接近する車両を検知し警報を発してくれる機能を標準装備しているからだ。

事故を未然に防ぎ、身を守るためにも、購入を考えているモデルにしっかりと安全装備されているか確認しなければならない。

安全装備比較表

  • …全車標準装備
  • …一部標準装備または一部オプション
  • ×…標準装備なし
マツダデミオ ホンダフィット 日産ノート スズキクロスビー トヨタタンク/ルーミーダイハツトールスバルジャスティ
対車両自動ブレーキ

一部グレード
オプション
一部装着不可

一部グレード
オプション

※1
歩行者検知式自動ブレーキ

一部グレード
オプション
一部装着不可

一部グレード
オプション

※1
誤発進抑制制御

一部グレード
オプション
一部装着不可

一部グレード
装着不可

一部グレード
オプション

※1
サイドエアバック

一部グレード
装着不可

×

一部グレード
オプション

※2
カーテンエアバッグ

一部グレード
装着不可

全車オプション一部装着不可

一部グレード
オプション

※2
車線逸脱警報

一部グレード
オプション
一部装着不可

一部グレード
オプション

※1
車線維持支援

一部グレード
オプション
一部装着不可

一部グレード
オプション
一部装着不可

×

×

後側方車両検知警報

×

×

×

×

後退時後方車両接近警報

×

全車オプション一部グレード
装着不可

×

×

オートマチックハイビーム

一部グレード
オプション
一部装着不可

一部グレード
装着不可

一部グレード
オプション

※1

※安全装備の詳細は各車メーカー公式サイトをご確認ください。

※1…タンク/ルーミー、トールは一部グレードのみ標準装備
※2…タンク/ルーミー、トールで全車オプション設定、ジャスティでエントリーグレードを除きオプション設定

その他のボディタイプ別安全なクルマランキング

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