コマース https://221616.com/car-topics/ Contents Sun, 08 Dec 2019 11:27:44 +0900 ja (c) IDOM Inc. ALL RIGHTS RESERVED. 5 hourly 12 トヨタ カローラ vs ホンダ インサイト徹底比較!注目のセダン対決 https://221616.com/car-topics/20191117-100651/ https://221616.com/car-topics/20191117-100651/ Sun, 17 Nov 2019 12:00:00 +0900 インサイト カローラ トヨタ ホンダ 徹底比較 トヨタ カローラとホンダ インサイトを徹底比較。燃費性能、価格、デザイン、車内空間、安全装備、走行性能など様々な角度から調査。カローラはデザインや走りがスポーティなのが特徴、インサイトは上質な大人の走りと空間が特徴となっている。
トヨタ カローラ vs ホンダ インサイト徹底比較!注目のセダン対決

トヨタ カローラとホンダ インサイトを徹底比較。
燃費性能、価格、デザイン、車内空間、安全装備、走行性能など様々な角度から調査。
カローラはデザインや走りがスポーティなのが特徴、インサイトは上質な大人の走りと空間が特徴となっている。

この記事の目次 CONTENTS
トヨタ カローラの特徴
ホンダ インサイトの特徴
1.燃費比較
2.価格比較
3.購入時の値引き術
4.デザイン比較
5.室内空間と使い勝手
6.安全装備の比較
7.走行性能の比較
8.リセールバリュー比較
まとめ・総合評価

初代トヨタ カローラは、1966年にデビュー。
トヨタの中でも非常に歴史あるモデルで、世界150以上の国と地域で累計販売台数4,750万台を超える。
そして、2019年9月に12代目となるカローラが登場。
先代カローラは、セダンをカローラ アクシオと呼んでいたが、12代目カローラからアクシオの名が外され、カローラと単一名で呼ばれるようになった。
また、ワゴンモデルのカローラ フィールダーは、カローラ ツーリングへと車名が変更されている。

12代目カローラは、先代アクシオからボディサイズを大幅にアップ。
全長は95mm、全幅は50mmも大きくなっている。
完全にひと回り上のCセグメントと呼ばれるクラスに属するようになった。
これは、Cセグメント車に使用するGA-Cプラットフォーム(車台)が採用され、グローバルでカローラブランドを統一する流れを受けてのことだ。

パワーユニットも1.5Lハイブリッドから1.8Lハイブリッドへ。
ガソリンエンジンは、1.8Lと1.2Lターボとよりパワフルなものが搭載されている。

トヨタ カローラ

一方、初代ホンダ インサイトは、1.0LのハイブリッドシステムIMA(インテグレーテッド・モーター・アシスト)を搭載し、1999年にデビューした。
空気抵抗を低減するため、リヤホイール上部の半分を覆うリヤホイールスカートを装備した独特のスタイルが注目された。

そして、2009年2月に登場した2代目インサイトは、1.5LのIMAを搭載。
プリウスキラーとしての役割を担っていたものの、プリウスに大敗を喫してしまう。

そして、しばらくインサイトの姿は消えていたものの、3代目ホンダ インサイトが2018年12月に登場した。
3代目インサイトのボディサイズは、全長4,675mmと大幅に拡大。
Cセグメントのセダンとしているが、全長4,715mmのDセグメント車であるBMW3シリーズなどに近いボディサイズをもつ。
ボディサイズ云々というより、もはやインサイトという名前だけが同じで、まったく異なるクルマになったといえる。
3代目インサイトに搭載されたパワーユニットは、ホンダの主力ハイブリッドシステムである「SPORT HYBRID i-MMD」のみ。
エンジンはダウンサイジングされ1.5Lとなっている。

ホンダ インサイト

ややボディサイズは異なるが、同じCセグメントに属するセダン。
しかも、両車はハイブリッド車がメイン。
そんな注目のセダン2台を徹底比較した。

トヨタ カローラの特徴

走りはよいが、予防安全装備に物足りなさあり

トヨタ カローラには、GA-Cプラットフォームが採用されている。
このプラットフォームは、プリウスやC-HR、カローラスポーツなどと基本的に共通。
カローラスポーツは、GA-Cプラットフォームを使った後発モデルということもあり、動的性能が進化、運動性能面で高く評価されている。
カローラはそのカローラスポーツよりさらに後発ということで、熟成がより進み、走って楽しいセダンに仕上がっている。

搭載エンジンは、1.8Lの自然吸気エンジンと1.2Lターボ、1.8Lハイブリッドが用意された。
主力となるのは、1.8Lハイブリッドだ。
1.2Lターボには、なぜか6MTのみが設定されている。

トヨタ カローラ

重要な予防安全装備では、夜間の歩行者や昼間の自転車が検知できる最新の「トヨタセーフティセンス」が全車に標準装備化された。
ただ、誤発進抑制機能であるインテリジェントクリアランスソナー、後側方車両接近警報など、ベーシックな装備がグレードによりオプション設定、もしくは装着不可になっているなど、安全装備面では消極的だ。

安全装備面では消極的だが、コネクティッドサービスは積極的だ。
7インチディスプレイは、全車標準装備。
DCM(専用通信機)も標準装備されており、一部オプションとなるがSOSコールやスマートフォンと連携し、施錠や車両の駐車位置確認、ナビの目的地設定、オペレーターサービスなどが使用できる。

ホンダ インサイトの特徴

新世代のハイブリッドシステムを搭載

ホンダ インサイトの全幅は1,820mmと、Cセグメントのセダンとしてはかなりワイドだ。
水平基調のグリルなどが組み合わされていることから、さらにワイド&ローなフォルムを強調。
切れ長で睨みの効いたヘッドライトも組み合わされ、なかなか迫力あるフェイスとなっている。
インテリアは、シンプルながら上質感もある。

ホンダ インサイト

そして、インサイト最大の特徴は、新世代のハイブリッドシステムである1.5L「SPORT HYBRID i-MMD」。
基本的にクラリティPHEVと同じシステムを採用しているが、細部をインサイト用に最適化。
クラリティPHEVほどEV的な走りはしないものの、効率性の高いハイブリッドシステムに仕上がっている。

インサイトは車体が大きいこともあり、後席のスペースは十分。
トランクも広く、実用性も高い。

インサイトの後席

1.燃費比較

トヨタ カローラの評価は4.5点
ホンダ インサイトの評価は4.5点

燃費性能は、ほぼ互角?

トヨタ カローラの燃費は29.0㎞/L(WLTCモード)、1.8Lガソリンは14.6㎞/L、1.2Lターボは15.8㎞/Lとなった。
ガソリン車の燃費に関しては、平均的数値でとくに注目すべき点はない。

ハイブリッド車は、わずかだがインサイトの28.4㎞/Lを上回っている。
この数値は、最も燃費値のよいグレードのもの。
車重をベースに比較すると1,370㎏のカローラW×Bは25.6㎞/L、インサイトLXは28.4㎞/Lとなり、インサイトが勝る。

だが、上級の人気グレードとなるとカローラW×Bは25.6㎞/Lなのだが、インサイトは車重が1,390㎏となるEXブラックスタイルは25.6㎞/L。
こうなると、完全に互角になるのだ。

カローラ、インサイトともにハイブリッド車の燃費は世界トップレベルだ。

カローラのエンジン
インサイトのエンジン

2.価格比較

トヨタ カローラの評価は3点
ホンダ インサイトの評価は2.5点

基準車比較ではN-WGNが買い得感あり

トヨタ カローラ ハイブリッド車の価格は、2,403,500~2,750,000円。
ホンダ インサイトにはガソリン車が設定されていないため、ハイブリッド車での比較になる。
インサイトの価格は、3,322,000~3,696,000円となっている。
価格だけみると、90万円前後という大きな価格差となった。

この価格差は、同じCセグメントのセダンとはいえ、ボディサイズの差によるものも大きい。
カローラの全長は4,495mm、全幅は1,745mm。
対してインサイトの全長は4,675mm、全幅は1,820mmだ。
完全にひと回りインサイトの方が大きい。

装備面の大きな差はナビやETC、そしてパワーシートなど。
カローラは、モニターが標準装備なのでTコネクトナビキットでも110,000円と意外とリーズナブル。
これらの装備分をプラスしても、インサイトの価格差は70万円前後ということになる。
カローラには、パワーシートが無いなど少々微妙なところもあるが、価格という面ではインサイトよりリーズナブルといえる。

3.購入時の値引き術

トヨタ カローラの評価は3点
ホンダ インサイトの評価は3.5点

しばらく値引きは厳しい?しかし、タイミング次第では大幅値引きも

トヨタ カローラは、まだデビュー直後ということもあり、しばらくの間は値引きゼロということになる。
一方ホンダ インサイトは2018年12月に登場しているので、約1年が経過。
そろそろ値引き額が大きくなってくる頃だ。

2019年は消費税が10%になったことで、若干買い控えもあり、マーケットはなかなか厳しい状況。
この流れのまま、自動車販売業界最大の繁忙期である2~3月を迎える。
マーケットは厳しい状況のまま、各社決算となるだろう。

当然のことながら、自動車販売業界にはノルマがあり、これを達成しなくてはならない。
こうなると、値引きを抑えるなどと言っていられなくなる。
むしろ、「大幅値引きしてでも売ってこい」という状態になるだろう。
完全に買い手が有利な状況になるのは確実だ。
デビュー直後とはいえ、カローラも一定の値引きを提示してでも販売しなくてはならなくなるだろう。
もちろん、インサイトも同様だ。

ただ、何もしなければ値引き額はアップしないので注意したい。
値引きさせるために重要なのは、ライバル車同士を競合させること。
カローラとインサイトだけでなく、フォルクスワーゲン ゴルフ、マツダ3なども加えてみるといいだろう。
こうしたライバル車の見積書を先に取り、カローラもしくはインサイトは「とりあえず見に来た」程度で商談を始めるとよい。
本命は、あくまで他車であることを感じさせながら商談。
価格次第では、カローラもしくはインサイトもありと伝えてみるといいだろう。
3月末の登録ギリギリまで引っ張れば、さらに値引き額は伸びてくる可能性が高い。

4.デザイン比較

トヨタ カローラの評価は3点
ホンダ インサイトの評価は4点

好き嫌いが出そうなカローラ。正統派迫力系のインサイト

トヨタ カローラのデザインは、すでにデビューしているカローラスポーツと似たフロントフェイスとし、カローラシリーズとして統一感を持たせている。
このフロントフェイスのデザインは、トヨタのキーンルックが採用され、かなりユニークなものとなった。

カローラのフロントフェイス

ただ、どうもこのデザインは好き嫌いが明確に出るようで、セダンを好む保守層にどう判断されるか、注目したい。
リヤのデザインは、水平基調のリヤコンビネーションランプを装着しワイド感を強調。
セダンらしい安定感のあるリヤビューになっている。

ホンダ インサイトのデザインは「品格」がテーマ。
高級セダンには、必要な要素だ。
品格を表現するために、フェイス部分の面積は薄くすることで低く見せ、さらに水平基調のグリルを装備。
1,820mmというワイドな全幅もあり、ワイド&ローを強調するスタイリッシュなデザインになった。
薄型のやや睨みの効いたヘッドライトデザインも加わり、高級セダンらしい迫力も手に入れている。

インサイトのフロントフェイス

また、ルーフラインはクーペのように流麗だ。
セダンというより、流行りの4ドアクーペといえるシルエットをもつ。
リヤフェンダーは大きく張り出したようなデザインで、力強さを表現している。

カローラのデザインについて、フロントフェイスはやや先鋭的。
リヤデザインは、フロントフェイスとは大きく異なり、意外なほどコンサバ。
そのため、ややチグハグな感じもある。

インサイトは、欧州車的なワイド&ロー感がありスタイリッシュなセダンとはいえ、全体のバランスもよい。

5.室内空間と使い勝手

トヨタ カローラの評価は4点
ホンダ インサイトの評価は3.5点

落ち着いた大人の高級車インサイト。コネクティッドサービスで一歩先行くカローラ

室内空間の広さでは、ボディサイズがひと回り大きくホイールベースの長いホンダ インサイトが勝る。
カローラのホイールベースは2,640mm。
インサイトは、2,700mmとなっている。
ただ、それほど大きな差はなく、カローラのパッケージングもなかなか高いレベルといえる。

セダンとして大きな違いとなっているのが、インパネデザインだ。
カローラは滑らかさとシャープさを組み合わせた、スポーティな若々しいデザインになっている。また、Aピラーを細形化して良好な視界を確保し、安全運転にも貢献している。

カローラのインパネデザイン

一方、インサイトはカローラとは逆に、シックで落ち着いた雰囲気のあるデザイン。
高級セダンにふさわしいデザインになっている。
高級セダンのインパネデザインとしては、やはりインサイトがやや上をいく。
ただし、センターコンソール中央に設置されたモニターは、やや古さを感じさせる。
今時はドライバーの視線移動を最小限にするため、ダッシュボード上に設置するのがトレンドだ。

インサイトのインパネデザイン

装備面では、カローラのコネクティッドサービスが勝っている。
一部オプションなどの装備があるが、事故が起きた時などに衝突を感知し、オペレーターがドライバーと交信できるSOSサービスがある。
ドライバーが意識を失っているときには、救急車などを手配してくれるサービスだ。
また、クルマから離れていてもドアロックなど一部の機能を遠隔操作できる「マイカーサーチプラス」など、多彩な機能が用意されており利便性は高い。

6.安全装備の比較

トヨタ カローラの評価は3.5点
ホンダ インサイトの評価は4点

性能差や機能に一長一短がある予防安全装備

まず、重要な歩行者検知式自動ブレーキ。
カローラは昼夜の歩行者検知と昼間の自転車検知が可能。
約10~80㎞/hの速度域で作動する。
対してインサイトは、約100㎞/h以下で作動する。
作動速度の高さではインサイトが勝るが、夜間の歩行者検知や昼間の自転車検知という面ではカローラが上を行く。

また、アクセルとブレーキの踏み間違え事故を抑制する機能である、カローラの「インテリジェントクリアランスソナー」は、一部グレードのオプションとなっている。
インサイトは全車標準装備だ。

車線変更時に、後側方から接近する車両を検知・警報を発する機能では、カローラの「ブラインドスポットモニター」が全車オプションだ。
インサイトでは、1グレードを除き全車標準装備となっている。

インサイトは全般的に、ホンダの予防安全装備パッケージである「ホンダセンシング」が多機能で標準装備化されている。
カローラの場合は、一部インサイトを上回る性能をもつ同様な安全装備があるが、多くがオプション設定だ。
自分で選ぶ必要があり、予算がどんどんと膨らむ傾向にある。
ただ、どちらも一長一短といった印象が強い。
ただ、インサイトはエントリーグレード以外は、ほぼ必要な予防安全装備が標準装備化されているので選びやすい。

7.走行性能の比較

トヨタ カローラの評価は4.5点
ホンダ インサイトの評価は3.5点

どちらも、もっとモーターの存在感が欲しい

トヨタ カローラでは、運転中の目線の動き、旋回時の姿勢、ライントレース性などドライバーが感じる動きを解析し、ドライバーの頭の位置が振られる量が少なくなるよう、サスペンションセッティングを最適化した。
その結果、優れた乗り心地とスポーティなハンドリングを両立した。
このサスペンションセッティングが絶妙。
乗り心地は非常に優れており、路面の凹凸もしなやかに吸収する。
それでいて、ステアリング操作に対してしっかりと反応。
とくに、ハイブリッド車は前後の重量バランスもよく、優れたハンドリング性能を披露してくれた。
同じGA-Cプラットフォームを使うプリウスと比較すると、もはや別のクルマのようだ。

カローラの運転席

ホンダ インサイトも前後の重量バランスがよく、なかなかスポーティなハンドリング性能をもっている。
直進安定性や静粛性も高く、高速道路などのクルージングも楽だ。

インサイトの運転席

ただ、乗り心地面ではカローラがやや上といった評価になる。
カローラのほうが、フロアの振動やタイヤのゴツゴツ感が感じられなかった。

カローラのハイブリッドシステムは、エンジンの回転だけが先に高まっていくような「ラバーバンドフィール」がかなり改善されており、アクセル操作に対してリニアに加速するようになった。
ただ、アクセルの踏み込み量が多いと、エンジンの回転が高くなり、モータードライブ車らしさがあまりない。

インサイトも同様で、カローラよりはモーターの存在感があるものの、ノートe-POWERのような大トルクによる加速感に乏しい。
発電機の役割をもつエンジンは、アクセルの踏み加減によってエンジンの回転を高めたり低くしたりする。
こうなると、もはや普通のガソリン車に乗っているようだ。
モータードライブ車なのに、まるでガソリン車のように走られると、なんのためにモータードライブ車を買ったのかよく分からなくなりそうだ。
もっと、モーターの大トルクをダイレクトに感じさせる走行フィールが欲しい。

8.リセールバリュー比較

トヨタ カローラの評価は3点
ホンダ インサイトの評価は2.5点

セダン不遇時代ゆえに、見通しの立たないリセールバリュー

国産セダンは、クラウンを除き完全に瀕死状態のマーケット。
ほとんどの既存車種のリセールバリューは悪い。
今回、新規車種として投入されたカローラやインサイト両車ともに、しばらくの間は高いリセールバリューはつかないだろう。

カローラは、トヨタ車全般にリセールバリューが高いことから、極端な落ち込みは少ないと予想できる。
それでも、リセールバリューが高いと呼ばれるモデル並みには届くことはない。
同じカローラでも、ワゴンのツーリングは一定のニーズがあるので、中の上くらいのリセールバリューになると考えられる。
カローラでリセールバリューを気にするのであれば、ツーリングを購入したほうがよい。

ホンダ インサイトはデビューから1年が経過したが、中古車の流通量は少ない。
そのため、中古車価格は高値を維持しているので、リセールバリューは今のところ高めで推移している。
ただ、マイナーチェンジが行われる頃になれば、そこそこの量の中古車が流通するだろう。
こうなると、セダンは人気が無いため、中古車がダブつくことが予想でき、リセールバリューは下落の一途感がある。
インサイトの場合、手放すタイミングはマイナーチェンジ前がおすすめだ。

まとめ・総合評価

トヨタ カローラの総合点は28.5点
ホンダ インサイトの総合点は28点

スポーティなカローラか? 大人のインサイトか?

トヨタ カローラとホンダ インサイトは、同じハイブリッドセダンだが、ハイブリッドシステムやデザイン、ボディサイズ、走行性能など大きく異なる部分が多い。
この異なる部分をチェックして、自分に合うモデルを選ぶと良い。

イメージでざっくりと分けると、カローラはデザインや走りがスポーティ。
インサイトは、上質で大人の走りと空間をもつ。
燃費は同レベルなので、それほど気にすることはない。

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トヨタ MIRAIの中古車が激安!TMSで新型が登場した究極のエコカー https://221616.com/car-topics/20191107-100606/ https://221616.com/car-topics/20191107-100606/ Thu, 07 Nov 2019 12:00:00 +0900 エコカー トヨタ ミライ 中古車 世界初の量産水素を燃料として走るFCV(Fuel Cell Vehicle)であるトヨタ MIRAI(ミライ)。日本の最先端技術が凝縮された究極のエコカーであるにもかかわらず、中古車価格は200万円台と激安だ。この記事では、まさに「良いクルマが安価」という言葉がぴったりのミライの魅力に迫る。
この記事の目次 CONTENTS
記事トップ
「究極のエコカー」ミライ、東京モーターショーで2代目が世界初公開!
水素時代を切り開く役目を担ったクルマがミライ
FFからFRへ「走りも楽しい究極のエコカー」へ
燃費はまずまず。発電機としても使えるミライ
超激安! 世界最先端技術の塊、ミライの中古車価格は200万円台!

世界初の量産水素を燃料として走るFCV(Fuel Cell Vehicle)であるトヨタ MIRAI(ミライ)。
日本の最先端技術が凝縮された究極のエコカーであるにもかかわらず、中古車価格は200万円台と激安だ。
この記事では、まさに「良いクルマが安価」という言葉がぴったりのミライの魅力に迫る。

「究極のエコカー」ミライ、東京モーターショーで2代目が世界初公開!

東京ビッグサイトで2019年10月24日~11月4日まで開催される東京モーターショー。
この東京モーターショーでは、世界初の量産FCV(Fuel Cell Vehicle)である、トヨタ ミライがフルモデルチェンジし世界初公開される。

FCVとは、水素を燃料として走るクルマのこと。排出されるのは水のみだ。
水素と酸素の化学反応から取り出した電気を使い、モーターで走行する。
ガソリン車のような排ガスを出さないことから、究極のエコカーと言われている。
このFCVを世界で初めて量産化したのがトヨタ ミライだ。

水素時代を切り開く役目を担ったクルマがミライ

このトヨタ ミライ、単に究極のエコカーとしての役割を担っているだけではない。
水素は日本の新たなエネルギー源としても、注目されている。

現状、日本のエネルギーは石油に依存しており、ほとんどが輸入に頼っている。
そのため、戦争やなんらかの理由で海上が封鎖され石油の輸入が困難になると、日本のエネルギーはあっという間に枯渇する。
当然、経済がまわらなくなるだけでなく、まともな生活すらできなくなる。

そこで、注目されているのが水素だ。
水素は多くのものから取り出すことができる。
余剰電力や再生可能エネルギーで生まれた電力を水と反応させ、水素として備蓄できる。
しかも、容易に運搬も可能。
クリーンで、環境負荷をかけないことも魅力だ。

日本としては、水素を電力とする仕組みを海外に売り出したいという狙いもあり、東京モーターショーや2020年に行われるオリンピック、パラリンピックでミライのようなFCVや、水素社会を海外にアピールする。

そんな国策ともなっているFCVを世界に先駆けて量産したのがトヨタだ。
トヨタ ミライは、まさに日本の最先端技術が凝縮されたクルマといえる。

しかも、デビュー時の価格は約720万円。
輸入車メーカーの多くは、普通のEVが未だ1,000万円を超えていることからも、いかにミライの価格がリーズナブルなのか理解できると思う。
しかも、購入時には約200万円以上の補助金が投入され、実質500万円前後で購入できた。

FFからFRへ「走りも楽しい究極のエコカー」へ

そんな初代ミライがフルモデルチェンジし2代目となる。
初代ミライで不評だったデザインは一新され、ボディサイズはひと回り大きくなり、とてもスタイリッシュになった。

また、初代ミライは「究極のエコカー」というイメージが強すぎて、多くの一般ユーザーからは「走りのつまらないクルマ」というレッテルが貼られてしまっていた。
しかしこれは、事実と異なっており、ミライはFF(前輪駆動)ながら低重心で運動性能も高い。
また、モーター出力は154ps&335Nmで、最大トルクは、V6 3.5L並みと力強い。

そこで、トヨタは2代目ミライを大幅にイメージチェンジした。
評判の悪かったデザインを一新。
プラットフォームは、クラウンやレクサスLSなどに使われているGA-Lをベースに開発した。

さらにFFからFR(後輪駆動)へ変更。
モーター出力などは不明だが「走りの楽しい究極のエコカー」へと変貌を遂げている。

気になる航続距離は、FCシステムも一新するなどして初代ミライ比約30%アップとなるという。
約30%アップというと850㎞程度だ。

燃費はまずまず。発電機としても使えるミライ

さて、そんな「究極のエコカー」として話題となった初代トヨタ ミライ。
初代ミライは、高級感をアピールするため4人乗りだ。
スタイルはかなり個性的。
腰高な印象が高く、好き嫌いが分かれるデザインだ。

さて、気になるのは水素の価格と電費ということになる。
水素の価格はおおよそ1,100円。初代ミライは、約5㎏もの水素を搭載できる。
満タンで約5,500円といったところだ。
以前、高速道路でクルージングしたときの電費は114.3km/kgだった。
約1,100円で114㎞走れる計算になる。

レギュラーガソリンを140円/L計算で、燃費20.0㎞/Lのクルマなら114㎞走るとなると、燃料費は約800円となる。
ハイブリッド車などと比べると、やや燃料費は高めだ。
ただ、今後、国は水素の価格を3分の1程度まで下げるとされているため、こうなるとハイブリッドを上回る燃料経済性になると思われる。

また、電気を使いモーターで走る初代ミライ。
電気を作れるというのは、大きな魅力でもある。

最近頻繁に起きる自然災害で、長期間にわたり停電が続くことも珍しくなくなった。
こんなときに、役に立つのが初代ミライに装備されている100V 1500Wのコンセントだ。
スマートフォンの充電はもちろん、家電などが使え、エアコンの電源にもなる。
災害時にはちょっとした発電機になり、便利だ。

またあまり現実的ではないのだが、別売りのパワームーバーと呼ばれる給電器を使えば4,500Wもの電力を給電可能。
水素が満タンであれば、数日間もの間、一般的な家庭で使う電力を供給できる。

超激安! 世界最先端技術の塊、ミライの中古車価格は200万円台!

そんな初代ミライだが、中古車で激安であると話題だ。
中古車の流通量そのものは、非常に少ないものの、中古車価格は破格。

まず、初代ミライの新車価格は約720万円。補助金を引くと、約500万円だ。
中古車価格は、2015年式で200万円前半といったところ。
4年落ちで新車価格の30%程度、補助金を引いた金額だと、40%程度という価格にまで落ちている。

世界最先端のFCVなのに、この価格は激安といえる。
200万円台で水素を燃料として走るクルマが手に入るのだ。
しかも、ミライの中古車は走行距離が少なく程度のよいものが多い。
まさに、中古車ならではの「良いクルマが安価」というモデルだ。
これから始まる水素時代を切り開いたミライというクルマを、安価に楽しむことができる。

非常に魅力的な中古車である初代ミライだが、誰にでもおすすめできるクルマではない。
燃料となる水素が、そう簡単に手に入らないからだ。
水素スタンドが非常に少ないだけでなく、営業時間も短い場合が多い。
そのため購入に向いているのは、首都圏周辺や地方では水素スタンド近辺に住んでいる人に限られる。
水素スタンドが近くにあるのであれば、初代トヨタ ミライは積極的に選びたい中古車だ。

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トヨタ カローラスポーツ vs マツダ3ファストバック徹底比較! Cセグメント対決 https://221616.com/car-topics/20191023-100529/ https://221616.com/car-topics/20191023-100529/ Wed, 23 Oct 2019 15:00:00 +0900 トヨタ マツダ 徹底比較 トヨタ カローラスポーツとマツダ3ファストバックを徹底比較。燃費性能、価格、デザイン、車内空間、安全装備、走行性能など様々な角度から調査。乗り心地重視ならトヨタ カローラスポーツ、デザイン・インテリア重視ならマツダ3ファストバックがおすすめだ。
トヨタ カローラスポーツ vs マツダ3ファストバック徹底比較! Cセグメント対決

トヨタ カローラスポーツとマツダ3ファストバックを徹底比較。
燃費性能、価格、デザイン、車内空間、安全装備、走行性能など様々な角度から調査。
乗り心地重視ならトヨタ カローラスポーツ、デザイン・インテリア重視ならマツダ3ファストバックがおすすめだ。

この記事の目次 CONTENTS
トヨタ カローラスポーツの特徴
マツダ3ファストバックの特徴
1.燃費比較
2.価格比較
3.購入時の値引き額比較
4.内装デザイン比較
5.室内空間と使い勝手
6.外観デザイン比較
7.安全装備の比較
8.走行性能の比較
9.リセールバリュー比較
10.今のクルマを高く売る方法
11.まとめ・総合評価

カローラスポーツとマツダ3は、両車とも5ドアハッチバックで、Cセグメントと呼ばれるカテゴリーに属しているコンパクトカーだ。
このCセグメント車は、欧州などでは非常に人気の高いカテゴリー。
フォルクスワーゲン ゴルフやメルセデス・ベンツAクラス、BMW1シリーズなどがしのぎを削っている。
おおよそ全長4.4m前後のモデルが多い。

日本マーケットでは、まだ精彩を欠いているCセグメント車。
しかし、最近ではSUV系も含め徐々に多くの車種が投入されてきている。
今後、注目のカテゴリーだ。
そこで、今回はフルモデルチェンジしたばかりのマツダ3ファストバックとカローラスポーツを徹底比較した。
クリーンディーゼルVSハイブリッドという、低燃費パワーユニット対決という側面にも注目だ。

トヨタ カローラスポーツの特徴

2018年6月に登場したカローラスポーツは、従来あったオーリスの実質的な後継モデルだ。
カローラブランドの再構築中ということもあり、世界的に「カローラ」という車名を積極的に採用。オーリスの名は消えている。

カローラスポーツ

カローラスポーツには、TNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャ)により開発されたGA-Cプラットフォームを採用。
低重心化され、走行性能を大幅に向上した。
1.8Lハイブリッド車は、楽しい走りと低燃費を両立している。

マツダ3ファストバックの特徴

アクセラスポーツの後継モデルとなるのが、マツダ3ファストバックだ。
もともとアクセラは、欧州などではマツダ3と呼ばれていた。
今回、2019年5月にフルモデルチェンジしたことを期に、日本においても車名をマツダ3へと統一した。

マツダ3

マツダ3には、「スカイアクティブX」エンジンを採用。
ガソリンエンジンとディーゼルエンジンの長所を併せ持つ「火花点火制御圧縮着火(SPCCI)」を採用した、注目のエンジンだ。
しかしマツダ3への搭載は、他のパワーユニットより大幅に遅れており、2019年12月に販売予定となっている。

マツダ3の魅力のひとつは、その優れたデザインと質感の高いインテリア。
これらは多くの人を魅了する。

1.燃費比較

カローラスポーツの評価は4.5点
マツダ3ファストバックの評価は4点

燃料費視点では、同等レベルになるクリーンディーゼル

カローラスポーツの1.8Lハイブリッドと、マツダ3ファストバックの1.8Lクリーンディーゼルは、共に低燃費をアピールするパワーユニットだ。
カローラスポーツの燃費は30.0㎞/L(WLTCモード)。
マツダ3ファストバックは19.8㎞/L(WLTCモード)となった。
燃費値の差はかなり大きいのだが、ポイントとなるのは燃料費。
ハイブリッド車はレギュラーガソリンを燃料として使用するが、ディーゼル車は軽油を使う。
軽油はレギュラーガソリンより20円/L前後も安い。
そのため、燃料費という視点で見ると、ディーゼル車はかなりハイブリッド車に近くなる。
力強さという点ではディーゼル車が上回るので、燃費と力強さどちらを取るか?という選択になる。

カローラスポーツには、1.2Lターボも用意されており燃費は16.4㎞/L。
マツダ3ファストバックは、2.0Lガソリン車が15.6㎞/L、1.5Lガソリン車が16.6㎞/Lとなっている。
燃費値に関しては、ほぼ互角といった印象だ。

カローラスポーツのメーター
マツダ3のメーター

2.価格比較

カローラスポーツの評価は2点
マツダ3ファストバックの評価は3点

充実の安全装備が標準装備のマツダ3ファストバックはお買い得!

両車のおすすめグレードの価格は以下の通り(消費税10%)
カローラスポーツ ハイブリッドG Z 2,824,800円
マツダ3ファストバックXDプロアクティブ 2,790,741円

コンパクトハッチバックとはいえ、価格は300万円近くになっている。
とくにハイブリッド車やディーゼル車は、人気が高いこともあり価格は高めだ。
この価格帯になると、ジャンルは異なるが5ナンバーミニバンのガソリン車が買える。

この2台の価格差を見ると、微妙にマツダ3ファストバックが安価だ。
装備類ではそれほど大きな差はないが、安全装備で差が出ている。
カローラスポーツは、後側方車両接近警報や後方車両接近警報などがオプションであるのに対し、マツダ3ファストバックは、全車標準装備となっている。
さらに、インテリアの質感もマツダ3ファストバックが上回る。
こうなるとマツダ3ファストバックの方が、コストパフォーマンスが高い。

こうした傾向は、カローラスポーツの1.2Lターボとマツダ3ファストバックの2.0Lガソリン車も同様だ。
排気量にこだわらないのなら、マツダ3ファストバックの1.5Lは、なかなかコストパフォーマンスが高い。
上級グレードとなる15Sツーリングなら、安全装備も充実。
その他の装備も十分なものとなっている。

3.購入時の値引き額比較

カローラスポーツの評価は4点
マツダ3ファストバックの評価は2点

カローラスポーツは、大幅値引き獲得のチャンス

カローラスポーツは、デビューから1年以上が経過したこともあり、値引き額は徐々にアップしているようだ。
とくに消費税増税後は、しばらく買い控えが発生すると予想できるため、値引き額はさらにアップすると予想できる。

対するマツダ3ファストバックは、2019年5月に登場したばかりの新型車。
新型車なのでしばらくの間、値引きはゼロベースだ。
しかもマツダは値引き抑制をしているので、大幅な値引きは期待できない。
消費税増税の影響で、多少値引きが出るにしても微少だろう。

結果的にカローラスポーツは値引きアップ傾向で、マツダ3ファストバックは値引きゼロベースということになり、カローラスポーツを購入するのであれば、有利な展開になる。
さらにマツダ3ファストバックと競合させれば、値引き額アップも可能となる。

一方、マツダ3ファストバックから値引きを引き出すのは、なかなか難しい。
ただし何もしなければ、本当に値引きゼロになるので、ここは競合させることと同時に、タイミングも見計らって商談をするとよい。
ベストなタイミングは、2~3月だ。
自動車販売業界最大の繁忙期で、国産メーカーは決算時期と重なり、買い手が圧倒的に有利となる時期だ。
この時期の営業マンは、とにかく販売台数が重視されるため、販売価格は二の次になる。
ここで、しっかりとカローラスポーツやフォルクスワーゲン ゴルフなどと競合させれば、一定の値引きは期待できるだろう。
ただ、スカイアクティブX搭載モデルは、発売が12月なのでバックオーダーが多くあると予想できる。
バックオーダーが多くあると、値引きはあまり期待できない。

4.内装デザイン比較

カローラスポーツの評価は3点
マツダ3ファストバックの評価は4.5点

上質感のあるインテリアをもつマツダ3ファストバック

カローラスポーツとマツダ3ファストバックの内装デザインは、まさに対照的といえる。
カローラスポーツは、ややデコラティブ。
マツダ3ファストバックは、シンプルといった印象だ。

カローラスポーツのインパネデザインは、水平基調とすることで広々とした空間を表現。
シャープな線や面が複雑に組み合わされていて、スポーティなものとなっている。
インパネセンター部には、ディスプレイを設置。
高めの設置位置なので、比較的視線移動量が少なく安全性が高いが、もう少しウインドウ側に設置したほうがより視認性は向上する。

カローラスポーツのインパネデザイン

また、ナビなどの操作はタッチパネル式。
走行中の操作は非常に難しく、指先に視線が集中する。
そのため前方監視が疎かになり、安全面では疑問が残る。
タッチパネルだけでなく、ダイヤル式などとの併用が望ましい。
シートは、サイドサポートが付いたスポーツシートとスポーティシートの2タイプが用意されている。
スポーツシートには、タンカラーやレッド系のレザーもオプション設定。
より上質でスポーティなインテリアになっている。

マツダ3ファストバックもカローラスポーツと同様に、広さを強調する水平基調のインパネデザインになっている。
シンプルな線と面の構成により、しっとりと落ち着いた上質な空間を作り上げた。
ディスプレイは、ダッシュボードセンター付近に設置され視認性は良好だ。

マツダ3のインパネデザイン

また、操作もセンターコンソール上のダイヤルで可能。使い勝手もよい。
シートはサイドサポートが付いたスポーツシートを装備。
シート座面前端に角度調整機能があり、色々な体格の人でも、最適なドライビングポジションがとれるように配慮されている。

カローラスポーツとマツダ3ファストバックのインテリアデザインは、好みがあるのでどちらが良いかというのは難しい。
ただ、全般的に質感や色使い、使い勝手などはマツダ3ファストバックが上回る。

5.室内空間と使い勝手

カローラスポーツの評価は3点
マツダ3ファストバックの評価は3.5点

使い勝手よりデザイン重視のマツダ3ファストバック

室内空間の広さにおいては、全長とホイールベースの関係が重要になる。
カローラスポーツの全長は4,375mm、ホイールベース2,640mm。
マツダ3ファストバックは4460mm、ホイールベース2,725mmだ。
数値的には、マツダ3ファストバックは、全長とホイールベースともに長い。
そのため、室内空間はややマツダ3ファストバックの方が広い印象がある。

カローラスポーツの室内

使い勝手面では、ナビなどのディスプレイ操作は、ダイヤル操作機能をもつマツダ3ファストバックが使いやすい。
その他、操作系はほぼ互角といったところだ。

マツダ3の室内

荷室の広さは、カローラスポーツが352L。
このクラスでは平均値的だ。
マツダ3ファストバックは公表されていないが、デザイン優先のためか荷室はカローラスポーツと比べるとやや小さい。

カローラスポーツの荷室
マツダ3の荷室

6.外観デザイン比較

カローラスポーツの評価は3点
マツダ3ファストバックの評価は4.5点

好みにもよるが、気品あるマツダ3ファストバックが魅力的

カローラスポーツは、トヨタ独自のキーンルックと呼ばれるデザイン手法が使われている。
このキーンルックは、台形形状の大型ロアグリルにアッパー部を合わせたもので、立体的な造形となっている。
なかなか強烈な個性があることから、やや好き嫌いが出るデザインと言えるだろう。
パッと見た目はあまり感じないかもしれないが、ヘッドライトまわりの造形は、かなり彫りが深い立体的な造形をもっていて、スポーツモデルらしい精悍さがある。

カローラスポーツの外観

リヤまわりのデザインは、さらに複雑。
全幅1,790mmというワイドなボディサイズを生かし、リヤフェンダー上部はやや盛り上がっており力強さを表現している。
リヤゲートまわりのデザインもフロント同様に、立体的なディテールにこだわり、複雑な造形となった。
重心を低く見せ、シャープなキャラクターラインでスポーティさを表現したデザインといえる。

一方、マツダ3ファストバックの開発テーマは「誰もが羨望するクルマ」。
マツダのデザインコンセプトである魂動デザインをさらに深化させた。
マツダ3ファストバックに採用された魂動デザインは「新たなエレガンス」を目指し、「引き算の美学」を考え方のベースとした。

シンプルなフォルムを作り上げるために、デザイン上の色々な要素を徹底的に削ぎ落している。
ボディサイドには、カローラスポーツのような明確なキャラクターラインはない。
ボディ面の張りの強弱を作り、光の当り方次第で色々な表情を見せている点が特徴のひとつだ。
なかなかユニークなデザイン手法で「きれいなクルマ」という印象が強い。

マツダ3の外観

カローラスポーツは、多くの線と面を複雑に組み合わせた立体的な造形。
良くも悪くも線と面がうるさく見えるところもあり、やや子供っぽさを感じさせる。
マツダ3ファストバックはカローラスポーツとは正反対で、とにかくシンプルに徹し面と光の組み合わせでスタイルを表現した。
デザインの上質感や美しさは、マツダ3ファストバックの方が上回る。

7.安全装備の比較

カローラスポーツの評価は3.5点
マツダ3ファストバックの評価は4.5点

高い安全装備を標準装備化したマツダ3ファストバックは高評価

カローラスポーツは、第2世代型の予防安全装備「トヨタセーフティセンス」が全車に標準装備されている。
この「トヨタセーフティセンス」は、最新バージョンということで、夜間の歩行者検知や昼間の自転車検知も可能。
歩行者死亡事故の多くは、夜間に多く発生していることを考えると、より実用性が増している点がポイントだ。
もちろん、サイド&カーテンエアバッグやニーエアバッグも全車に標準装備化。
どのグレードを選んでも高いレベルの安全性能をもっている。

カローラスポーツの運転席

ただ、物足りない部分もある。
後方や後側方から接近する車両を検知して警報を発し、衝突の危険がある場合にブレーキ制御で衝突を回避するブラインドスポットモニターやリヤクロストラフィックオートブレーキなどはオプション設定となっている。
これらは機能する機会が多く、とくに運転が苦手な人や、視界が狭くなっているお年寄りには頼りになるだけに、標準装備化が求められる機能だ。
グレードによって、ベーシックな安全装備に格差をつけるのは評価できない。
自動車メーカーは交通事故を起こす可能性のあるクルマを販売している以上、交通事故を回避させるためのベーシックな装備は、自ら積極的に標準装備化する責任がある。

一方、マツダ3ファストバックには、カローラスポーツにはオプションだった類似機能が全車に標準装備化されている。
その他、カローラスポーツと同等な機能をもつ予防安全装備も全車標準装備化されている。
安全装備が標準装備化されている点においては、マツダ3ファストバックが上回る。

マツダ3の運転席

もちろん、カローラスポーツもオプションで安全装備をプラスすれば、ほぼ同等のレベルになる。
ただその分、車両価格はアップする。

8.走行性能の比較

カローラスポーツの評価は4.5点
マツダ3ファストバックの評価は3.5点

乗り心地など、走りの質感はカローラスポーツが上回る

カローラスポーツには、GA-Cプラットフォームが採用された。
低重心化されたことにより、走行性能は非常に高いレベルになった。

1.8Lハイブリッド車は、ラバーバンドフィールと呼ばれる応答レスポンスの悪さを改善。
アクセル操作に対するレスポンスが向上し、スポーティな走りを披露する。

1.2Lターボ車の出力は116ps&185Nm。スペック的には十分だ。
しかし、絶対的な排気量が小さいため、レスポンスの悪い瞬間がよくある。
アクセルを戻し、エンジンの回転が下がったら、再びアクセルを踏み再加速…そんなシチュエーションだと、トルクが細いため、エンジンの回転が上ってターボの過給が高まるまで、レスポンスが悪くなることが多い。
ストップ&ゴーの多い市街地でも同様だ。

乗り心地については上質だ。
KYB製新開発ダンパーの効果により、低速では微小な凹凸を吸収。
カーブなどでは、しなやかにしっかりと路面をとらえる。
全速度域で快適さを誇る。

また、リヤサスペンションは全車ダブルウィッシュボーン式を採用。
一部改良後のモデルでは、運転中の目線の動き、旋回時の姿勢、ライントレース性などドライバーが感じる動きを解析し、サスペンションを最適化。
非常に乗りやすさを感じる運動性能となった。

マツダ3ファストバックは、やや硬めのサスペンションでスポーティな雰囲気を演出している。
とてもよく曲がり、気持ちがよい。
カーブなどでの走る楽しさは、クラストップレベルといえる。
ただ、カローラスポーツのダブルウィッシュボーン式リヤサスペンションに対して、マツダ3ファストバックはグレードの劣るトーションビーム式。
そのためか、荒い路面ではドタバタした乗りになる。

1.8Lのクリーンディーゼルエンジンの出力は、116Nm&270Nm。
トルクが大きいので、高速道路などでのクルージングは、力強く余裕のある走りが可能。

2.0Lガソリン車は156ps&199Nmという出力をアウトプットする。
価格など、バランスの取れた仕様といえる。

1.5Lは111ps&146Nmの出力。実用上は十分といえるものだ。
車両価格は安価なので、気軽にマツダ3ファストバックを楽しむというのであれば、良い選択といえるだろう。

カローラスポーツとマツダ3ファストバックを比べると、走りの質感という点では、カローラスポーツが上回る。
多少乗り心地が悪くても、キビキビ走ればいいというのであれば、マツダ3ファストバックという選択になる。

9.リセールバリュー比較

カローラスポーツの評価は4点
マツダ3ファストバックの評価は3点

両車高レベルなリセールバリューに期待

リセールバリューは、数年後のクルマの価値。
主に、中古車マーケットでの人気で価値が決まる。
つまり新車であまり売れていない車種でも、中古車で一定の人気を得ていると中古車価格は高くなり、リセールバリューも高価になる。
リセールバリューが高いと、今まで乗っていたクルマを高額で売却できるため、よりリーズナブルに乗り換えが可能となる。

トヨタ車は、総じてリセールバリューが高め。
アクアやプリウスなどはあまりに売れすぎて、中古車マーケットでクルマがあふれているため、価格がやや低めに推移しているが、カローラスポーツは適度な販売台数なので、中古車ではやや高値傾向にあることが予想できる。
とくに、高値が期待できるのはハイブリッド車。
それに対してガソリン車はあまり期待できないので、リセールバリューを気にするのなら、ハイブリッド車を選ぶと良い。

マツダ3ファストバックのリセールバリューは、カローラスポーツとほぼ同等のレベルになると予想できる。
マツダ3ファストバックの販売台数はそれほど多くないので、リセールバリューが大幅に下がることはないだろう。
ただ、エンジンラインナップが多いため、エンジンによりリセールバリューが若干変わる可能性が高い。
クリーンディーゼル車のリセールバリューは、やや高め傾向になるだろう。
この傾向は、先代アクセラと同様だ。
1.5Lガソリン車はやや低め、2.0Lガソリン車は平均的と予想。
微妙なのがスカイアクティブXを搭載したモデル。
ハイオクガソリン仕様になるため、これがマーケットでどう判断されるかが大きなポイントだ。
ハイオクガソリン仕様だと、敬遠されるケースが多いからだ。

10.今のクルマを高く売る方法

手間を惜しまず、まずは買取店で査定

下取り車をより高値で売却するためには、手間を惜しんではいけない。
売却金額は、売却先で大きく変わるからだ。
一般的に下取りに出すのが一番簡単で、手間がかからない。
しかし、下取り価格が本当に正しい価値かどうかは1社では分からない。
値引き額が大きく得した気分になっていても、下取り価格が安ければ何のメリットもない。
場合によっては、損をしているかもしれないのだ。

そこで、大切なのが買取店での査定。
できれば、複数店舗で査定してもらおう。
そうすることで、下取り価格が適正なのかが分かる。
そもそも、買取店での査定価格が下取り価格に負けていては、買取店はビジネスにならないし、多くの買取店が店を構えることはできない。

買取店に行く時間がなかなかとれないという人には、中古車大手ガリバーが運営するクルマ査定アプリ「ガリバーオート」おすすめだ。
写真を撮って送信、簡単な質問に答えるだけで査定価格が提示される。
これをベースに下取り価格と比べてみるのもよい。
査定価格に納得できれば、そのままアプリ経由で売却もできる。
売却先はどこであれ、色々と査定してみて最終的に最も高値を付けた店に売ればいい。

11.まとめ・総合評価

カローラスポーツの総合点は31.5点
マツダ3ファストバックの総合点は32.5点

デザイン性ならマツダ3ファストバック? 走りはカローラスポーツ?

カローラスポーツとマツダ3ファストバックは、さまざまな面で対照的なキャラクターをもつ。
こうなると比べて買うというよりは「どっちが好きか?」という情緒的な選び方になるかもしれない。
まず、どのクルマがどんなニーズをもつ人に合うのかという点が重要。
カローラスポーツは、乗り心地や走りの質感を重視する人に向く。
走行性の面ではマツダ3ファストバックより上回るところも多い。
トヨタ車の中でも、カローラスポーツはひと味違う走りのクオリティをもっている。

それに対してマツダ3ファストバックの魅力は、やはり感性に訴えかける美しいデザインとインテリアの質感だ。
この部分に関しては、カローラスポーツが一歩譲る部分でもある。
乗り心地は、荒れた路面ではややゴツゴツした感じが残るが、スイスイと良く曲がる感覚はFF(前輪駆動)とは思えないほど。
GVC+(Gベクタリング・コントロール・プラス)による車両制御は滑らかで自然。
滑りやすい道での安定感は抜群だ。

こうした、各々のクルマの特徴を理解し、自分にとって何が重要かを明確にして選ぶと失敗しないだろう。

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トヨタ カローラ&カローラツーリング購入ガイド「高齢者より若者重視?」 https://221616.com/car-topics/20191023-100493/ https://221616.com/car-topics/20191023-100493/ Wed, 23 Oct 2019 15:00:00 +0900 カローラ セダン トヨタ ハイブリッド ワゴン 新車購入ガイド トヨタは、セダンとワゴンのカローラシリーズをフルモデルチェンジし発売を開始した。12代目となった新型カローラシリーズは、ボディサイズを拡大し3ナンバーサイズとなり1クラス上のモデルとなった。従来の高齢顧客のニーズより、若者向けの仕様にすることで、カローラブランドの若返りを狙っている。新型カローラの価格は1,936,000円から。
この記事の目次 CONTENTS
記事トップ
ひと回り大きくなったカローラシリーズ
高齢者はターゲットではない?
グローバル化で、ついに3ナンバー化した新型カローラシリーズ
好き嫌いが明確に出るデザイン
29.0km/Lという低燃費を実現した1.8Lハイブリッド車
詰めの甘い安全装備
ツーリングのハイブリッドW×Bがおすすめグレード
トヨタ カローラシリーズ価格
トヨタ カローラ スペック

ひと回り大きくなったカローラシリーズ

トヨタは、カローラシリーズをフルモデルチェンジし発売を開始した。
このフルモデルチェンジチェンジを期に、セダンはカローラ、ワゴンはカローラツーリングと車名を変更している。
すでに発売済みの5ドアハッチバックであるカローラスポーツを加え、計3タイプのボディをもつことになった。

今回のフルモデルチェンジで、12代目となった新型カローラシリーズ。初代カローラは、1966年に登場しており、非常に長い歴史を誇るモデルだ。

この12代目カローラシリーズは、先代の5ナンバーサイズから3ナンバーサイズへとボディサイズが拡大されているのが特徴である。
先代カローラは、Bセグメントと呼ばれるカテゴリーに属したが、新型カローラシリーズはCセグメンと呼ばれる1つ上のカテゴリーになる。

高齢者はターゲットではない?

従来のカローラシリーズでセダンのアクシオに乗る顧客の平均年齢は、なんと70歳台だという。
まさに、おじいちゃんのクルマといった印象だ。

高齢者が乗るクルマということもあり、先代カローラシリーズは5ナンバーサイズで扱いやすさを重視していた。
しかし、今回のフルモデルチェンジでは、完全にひと回り大きくなっており、高齢顧客のニーズとは異なるものとなっている。

これには、理由があった。トヨタは、カローラブランドの再構築と、グローバル車と統合し効率をアップさせたいのだ。

先代カローラシリーズは、ほぼ国内専用車で効率が悪く利益が出にくい。
さらに高齢者は、近い将来に運転しなくなる可能性のある顧客層だ。

こうしたユーザー層に向けて、再び国内専用車を開発し投入するのは非常に効率が悪い。
このカテゴリーから撤退という考え方も当然といえる。

高齢者よりも若者にフォーカス

カローラというクルマのイメージは、中高年以上には「おじいちゃんのクルマ」というイメージが強い。

ところが、トヨタの調べによると、若者のカローラに対するイメージは、真っ白状態だという。
悪く言えば、まったく興味の対象となっていないということにもなる。
つまり、アプローチ次第では、カローラブランドは「若者のクルマ」に変革することができるということにもなる。

そこで、新カローラシリーズの第1弾となったカローラスポーツでは、CMキャラクターに若年層からの人気が高いタレントの菅田将暉と中条あやみを起用。若者のクルマ感を強烈にアピールした。
セダンの新型カローラやワゴンのカローラツーリングのCMも若々しいイメージだ。

グローバル化で、ついに3ナンバー化した新型カローラシリーズ

新型トヨタ カローラのボディサイズは、4,495mm×1,745mm×1,435mm、ホイールベースは2,640mmとなった。5ナンバーサイズだった先代モデルと比較すると、全長が+90mm、全幅+50mm、ホイールベース+40mmとひと回り大きくなった。

先代カローラは、Bセグメントと呼ばれるカテゴリーに属していたが、新型カローラはひとクラス上のCセグメントになった。全幅が1,695mmを超えたことで、新型カローラは3ナンバーとなっている。

現在は、3ナンバーサイズになったからといって、税金がアップすることはない。
しかし、道幅が狭い日本においては、5ナンバーサイズが扱いやすいということもあり、根強いニーズがあるのも事実だ。

とくに、運転が苦手になってきている高齢者にとっては、ボディサイズが小さい方が運転しやすい。
こうなると、カローラに乗っていた高齢顧客のカローラ離れが始まるのは確実だ。

カローラブランドを若者向けにしたいトヨタにとって、それは仕方の無いことと、割り切ってもよかったはずだ。

ところが、完全に割り切らずに従来の高齢顧客をつなぎとめるために、新型カローラはグローバルモデルをベースに、日本専用の部品を開発。主に全幅を狭くした。

カローラスポーツでは1,790mmあった全幅を45mm狭くし1,745mmへと変更。5ナンバーサイズだったカローラから乗り換えしやすくしている。

単にグローバルモデルとするのではなく、日本マーケットにできるだけ合わせるクルマ造りを行ったことは高く評価できる。こうした細かい配慮がトヨタの強さでもある。

この1,745mmというボディサイズは、先代となる30型プリウスと同じ。30型プリウスの顧客も高齢顧客が多く、違和感なく乗れる全幅であるとトヨタは判断したのだ。

ただ、詰めが甘いのが最小回転半径だ。
最小回転半径は、小回りの良さの指標で数値が小さいほど小回りが得意ということになる。
新型カローラシリーズでは、15インチホイール装着グレードの最小回転半径は5.0mと小さい。

5.0mという数値は、Cセグメントのモデルの中でトップレベルの数値だ。
さすがトヨタ!と言いたいところだが、15インチタイヤ装着車はエントリーグレードのみの設定で、売れ筋グレードを含んだ多くのグレードは16インチもしくは17インチとなる。

このサイズになると最小回転半径は5.3m。クラス平均値ということになり、最小回転半径5.0mという優れた機動性を得られる顧客はほとんどいない。

好き嫌いが明確に出るデザイン

新型トヨタ カローラシリーズのデザインは、基本的にカローラスポーツと同様な独自のキーンルックが採用された。
好き嫌いが出るデザインで、なかなか個性的ではあるものの、どうマーケットに評価されるのか注目される部分だ。

新型カローラのリヤデザインは、ワイド感を強調した安定感あるリヤビューとなった。
ワゴンのカローラツーリングは、樹脂バックドアを採用した。バックドアを樹脂とすることで軽量化に貢献。さらに、立体的な造形を実現している。

新型カローラシリーズのインパネは、水平基調のデザインを採用し広さをアピール。滑らかさとシャープさを組み合わたデザインで、スポーティな空間としている。
また、Aピラーを細形化したことで良好な視界を確保し、安全性も高めている。

新型カローラツーリングの荷室は、リバーシブルデッキボードを設定。荷室床面の高さを2段階に設定でき、使い勝手を向上した。

残念なのは、内装色だ。ブラックのみの選択肢が少ない。
W×Bグレードでは、ブラックとホワイトの2トーンを採用し個性的なものとした。

若年層の顧客を増やしたいのであれば、もう少し色やシート生地にこだわりたいところだ。こうした部分は、マツダ3の方が上手い。

29.0km/Lという低燃費を実現した1.8Lハイブリッド車

新型トヨタ カローラシリーズに用意されたパワーユニットは3タイプ。メインは1.8Lハイブリッドで、自然吸気の1.8Lと1.2Lターボが用意された。

主力となる1.8Lハイブリッドは、システム出力が122ps、燃費性能は29.0km/L(WLTC)となった。
全グレードに電気式4WDであるE-Fourが用意されているので、降雪地域の人も安心して選べる。

1.8L車は、140ps&170Nmの出力で燃費は14.6㎞/L(WLTC)。ミッションはCVTが組み合わされている。

微妙な設定となっているのが、1.2Lターボ。6MTのみの設定で、出力は116ps&185Nm、燃費は15.8km/Lだ。
MTを設定することは悪くないが、CVT仕様も欲しいところ。

詰めの甘い安全装備

新型トヨタ カローラシリーズの安全装備は、一定の安全性のを確保している。
クルマや歩行者(昼夜)、自転車運転者(昼)を検知する自動ブレーキを含む予防安全装備「トヨタセーフティセンス」、サイド&カーテンエアバッグ、ニーエアバッグを全車標準装備した。

ただ、自動ブレーキなどの性能は高いものの、アクセルとブレーキの踏み間違いを抑制するインテリジェントクリアランスソナーは、一部オプション設定となっている。
後側方から接近する車両を検知し警報を発するブラインドスポットモニター、リヤクロストラフィックオートブレーキなどは全車オプションと物足りない状況だ。

ブラインドスポットモニターなどは、車線変更時など使用頻度が高い機能だ。
1クラス下のコンパクトカーであるマツダ デミオには標準装備されている。ベーシックな機能なので、積極的に標準装備化を進めるべき装備だ。

トヨタの豊田社長は「交通死亡事故ゼロを目指したい」とアピールする。しかし、実際の車両は、こうしたアピールをする豊田社長の意向とは異なる。

ツーリングのハイブリッドW×Bがおすすめグレード

新型トヨタ カローラシリーズのグレード選びは、まずセダンかワゴンかというボディ形状の選択から。

普通に使うのであれば、セダンで十分。しかし、セダンの人気の低さから、リセールバリューが低くなることもあり、あまりおすすめできない。
ワゴンのツーリングは、一定の人気があるので積極的にツーリングを選びたい。

次の選択は、パワーユニット。1.8Lと1.2Lターボ、そして1.8Lハイブリッドの3タイプから選ぶことになる。

1.2LターボはMTのみなので、一般的な人は選択肢から外れる。1.8Lか1.8Lハイブリッドからの選択になる。
これから、よりCO2の排出量が厳さを増すことを考えると、やはり一般的なガソリン車は選びにくい。予算に余裕があるのなら、やはり1.8Lハイブリッドということになる。

そして、グレード選択だ。

まず、ガソリン車とハイブリッド車共にエントリーグレードとして設定されているG-X系は、選択肢から外して考えたい。
このG-X系は、走行安定性に係わるリヤスタビライザーが装着されていない。
このクラスでスタビライザー無しというのは、操縦安定性能的にもあまりおすすめできない仕様となっている。

さらに、アクセルとブレーキの踏み間違え防止に効果があるインテリジェントクリアランスソナーもオプション設定。その他、細かい装備が簡素化されており、満足度という面でも微妙だ。

こうなると、選択肢はSかW×Bのどちらかのグレードということになる。

SとW×Bの装備差は、視認性に優れるオプティトロンメーター、合成皮革+レザテックのシート表皮、リヤスポイラー、17インチホイール、Bi-Beam LEDヘッドライトなど。

この装備差は、とくに無くてもよいという贅沢装備。W×Bは、贅沢仕様といえる。
それほど豪華さは必要無いというのであればSで十分だ。

ただ、価格差はセダンが約18万円、ツーリングが約15万円。それほど大きな価格差はないところがポイントだろう。
予算に余裕があるのであれば、W×Bを選ぶとよい。満足度もアップするし、W×Bはリセールバリューも高い。

トヨタ カローラシリーズ価格

▼新型トヨタ カローラ(セダン)価格

  • G-X(FF):1,936,000円(1.8L)
  • S(FF):2,139,500円(1.8L)
  • W×B(FF):2,315,500円(1.8L)
  • W×B(FF):2,409,000円(1.2Lターボ、6速MT[i-MT])
  • HYBRID G-X(FF):2,403,500円(1.8L)/4WD(E-Four):2,601,500円(1.8L)
  • HYBRID S(FF):2,574,000円(1.8L)/4WD(E-Four):2,772,000円(1.8L)
  • HYBRID W×B(FF):2,750,000円(1.8L)/4WD(E-Four):2,948,000円(1.8L)

▼トヨタ カローラ ツーリング(ワゴン)価格

  • G-X(FF):2,013,000円(1.8L)
  • S(FF):2,216,500円(1.8L)
  • W×B(FF):2,365,000円(1.8L)
  • W×B(FF):2,458,500(1.2Lターボ、6速MT[i-MT])
  • HYBRID G-X(FF):2,480,500(1.8L)/4WD(E-Four、1.8L):2,678,500円
  • HYBRID S(FF):2,651,000円(1.8L)/4WD(E-Four、1.8L):2,849,000円
  • HYBRID W×B(FF):2,799,500円(1.8L)/4WD(E-Four、1.8L):2,997,500円

トヨタ カローラ スペック

代表グレードはトヨタ カローラハイブリッドW×B(FF)

全長×全幅×全高 4,495mm×1,745mm×1,435mm
ホイールベース 2,640mm
車両重量 1,370kg
乗車定員 5名
ハイブリッドシステム出力 122ps
トランスミッション 電気式無段変速機
使用燃料 レギュラーガソリン
JC08モード燃費 30.8km/L
WLTCモード燃費 25.6km/L
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トヨタ アルファード/ヴェルファイア vs 三菱デリカD:5徹底比較!ミニバン対決 https://221616.com/car-topics/20191010-100562/ https://221616.com/car-topics/20191010-100562/ Thu, 10 Oct 2019 13:00:00 +0900 アルファード デリカ デリカD:5 トヨタ ミニバン ヴェルファイア 三菱 徹底比較 トヨタ アルファード/ヴェルファイアと三菱デリカD:5を徹底比較。燃費性能、価格、デザイン、車内空間、安全装備、走行性能など様々な項目で調査。豪華さ・快適さを求めるならトヨタ アルファード/ヴェルファイア、ロングドライブや悪路走行なら三菱デリカD:5がおすすめだ。
トヨタ アルファード/ヴェルファイア vs 三菱デリカD:5徹底比較!ミニバン対決

トヨタ アルファード/ヴェルファイアと三菱デリカD:5を徹底比較。
燃費性能、価格、デザイン、車内空間、安全装備、走行性能など様々な項目で調査。
豪華さ・快適さを求めるならトヨタ アルファード/ヴェルファイア、ロングドライブや悪路走行なら三菱デリカD:5がおすすめだ。

この記事の目次 CONTENTS
トヨタ アルファード/ヴェルファイアの特徴
三菱デリカD:5の特徴
1.燃費比較
2.価格比較
3.購入時の値引き術
4.デザイン比較
5.室内空間と使い勝手
6.安全装備の比較
7.走行性能の比較
8.リセールバリュー比較
9.今のクルマを高く売る方法
10.まとめ・総合評価

トヨタ アルファード/ヴェルファイアは、大型ミニバンの中で大ヒットモデルとなっている。
2018年度の登録車販売台数ランキングでは、アルファードが14位で63,351台を販売。
ヴェルファイアは、41,429台を販売し25位となった。
直接のライバルとなる日産エルグランドはランク外、やや小さいホンダ オデッセイが15,353台で40位となっている。
アルファードとヴェルファイアという姉妹車で、トヨタはトータル10万台以上を販売し、このクラスではライバル不在といえる人気を誇る。

そんなアルファードとヴェルファイアより、やや小さいボディサイズながら独自の世界感を持つミニバンが三菱デリカD:5だ。
高級路線がメインのミニバンマーケットの中、オフローダーミニバンの唯一無二のモデルとして、存在感をアピールしている。
デリカD:5は、2019年2月に大幅マイナーチェンジした。
その後、販売台数は少ないものの堅調な販売が続いている。

高級路線の代名詞ともいえるミニバンの王者アルファードとヴェルファイア。
高級路線とは全く異なるオフローダーミニバンとしてユニークさをアピールするデリカD:5。
まったく異なるキャラクターをもつ2台のミニバンを徹底比較評価。その魅力を深掘りする。

トヨタ アルファード/ヴェルファイアの特徴

現行のアルファードとヴェルファイアは、30型と呼ばれている。
アルファードは、2015年にフルモデルチェンジし3世代目。
ヴェルファイアは先代の20型から投入されたモデルのため、2世代目となる。

トヨタ アルファード

30型アルファードとヴェルファイアは、「大空間高級サルーン」を開発テーマとして、高級路線を徹底追求。
その象徴ともいえるのが、エグゼクティブラウンジと呼ばれる最上級グレードだ。
2列目のキャプテンシートを最後端までスライドさせると、まさに超広大で贅沢なスペースが広がる。
この超豪華仕様のエグゼクティブラウンジの価格は、ガソリン車で約650万円。
高級セダンから乗り換える顧客も多い。

そして、30型アルファード/ヴェルファイアは、2018年1月にマイナーチェンジを行った。このマイナーチェンジでは、さらに30型アルファード/ヴェルファイアの魅力を引き出した。押し出し感重視の迫力系フェイスは、さらに過激さを増大。これが、大好評となる。
そして、大幅に遅れていた予防安全装備である「トヨタセーフティセンス」を標準装備化した。

トヨタ ヴェルファイア

また、3.5Lエンジン車は、さらにエンジンの出力アップとパフォーマンスを向上。
ようやくアイドリングストップ機能が装備され、燃費性能も改善されている。
ATも6速から8速へ多段化された。
大幅なマイナーチェンジにより、30型アルファードとヴェルファイアは、スキの無い仕様となっている。

三菱デリカD:5の特徴

三菱デリカD:5は、2007年にデビューし、すでに13年目に突入したロングセラーモデルだ。
デリカD:5は相次ぐ三菱の不祥事がありながらも、長期間に渡り1,000台/月前後をコンスタントに販売しているモデルだ。

三菱 デリカD:5

ロングセラーモデルとなった理由は、やはりオフローダーミニバンとしてのユニークさだ。
デリカD:5以外に、オフロード走行ができるミニバンは存在しない。
そのため、キャンプやアウトドアスポーツなどを好むユーザーに支持されてきた。
多くの荷物と人を運びながら、オフロードも走れるのはデリカD:5だけだ。

その後、デリカD:5は細かい仕様変更や改良を繰り返した。
しかしさすがに13年も経過すると、予防安全装備や燃費性能など、最新のマーケットニーズに対応しきれなくなってきたのは事実である。
端的に言えば、古臭くなってきた。
このまま放置すればロングセラーモデルどころか、ジリ貧状態の後、姿を消すことは確実。

そこで、三菱は大きな決断を試みる。
基本骨格などは共通だが、デザインやエンジン、4WD制御など重要な部分を刷新。
フルモデルチェンジに近いくらいの、大幅マイナーチェンジを2019年2月に行った。
さらに、高級路線が中心のミニバンマーケットを意識して、オフローダーミニバンながらエアロパーツ類を装備し上質さをアピールするアーバンギアを投入した。

デリカD:5アーバンギア

エンジンについても大幅改良された2.3Lディーゼルエンジンを搭載。
全車4WDのみという大胆な設定としている。

1.燃費比較

アルファード/ヴェルファイアの評価は4点
デリカD:5の評価は4点

圧倒的な低燃費性能を誇るハイブリッド車のアルファード/ヴェルファイア

30型アルファード/ヴェルファイアに搭載された2.5Lハイブリッドの燃費は、18.4㎞/L(JC08モード)とクラストップの数値。
2.1トン程度の重量級ボディで、この低燃費値はさすがハイブリッドだ。

そして、2.5Lガソリンはアイドリングストップ機能付きで11.6~12.8㎞/Lとなっている。
まずまずといった燃費値といえる。
しかし、今時アイドリングストップ機能がオプションという設定は、ハイブリッド車を売っているにもかかわらず、環境に対する意識が低すぎる。
3.5L車は10.4~10.8㎞/L。これも、クラス平均値程度の燃費値だ。
燃費値という面では、ハイブリッド車以外、それほど目を見張るような数値ではない。

一方、デリカD:5は2.2Lクリーンディーゼルエンジンと8速AT+4WDの組み合わせで、燃費は13.6㎞/Lとなっている。
とくに優れた燃費値ではないものの、30型アルファード/ヴェルファイアの2.5Lガソリン車を上回る燃費値となった。
さすがにハイブリッド車と比べると、大きな差になる。
しかし注目したいのはディーゼル車の燃料は軽油である点だ。
ハイブリッド車が使うレギュラーガソリンと軽油の価格差は、20円/L前後軽油のほうが安価。
そのため、燃費値は大きな差になっているものの、燃料費という視点で見れば、かなりハイブリッド車に近い燃料費になる。
また、デリカD:5に搭載されたディーゼルエンジンは、高速道路などでは優れた実燃費値を記録する。ロングドライブ派におすすめだ。
逆に渋滞の多い市街地では、ハイブリッド車が優れた実燃費値を記録するケースが多い。
どちらも、得意な領域があるのが特徴だ。

2.価格比較

アルファード/ヴェルファイアの評価は2.5点
デリカD:5の評価は4点

ライバル不在の人気車アルファード/ヴェルファイアは、超強気の価格設定

単純に最上級グレードを比較すると、30型アルファード/ヴェルファイアはもはや異次元の高価格帯に突入している。
30型アルファード/ヴェルファイアの最上級グレード、エグゼクティブラウンジSのハイブリッド車の価格は約750万円。デリカD:5の最上級グレードPは約430万円(価格はともに消費税10%時)。
もはや、比較する意味がないほどの差だ。
それほど、30型アルファード/ヴェルファイアのエグゼクティブラウンジは、高級路線へとシフトしている。

人気グレードの価格比較では、30型アルファードSR Cパッケージでも約570万円。
ここでも、価格比較しても意味がない大差になっている。
もちろん、装備は30型アルファード/ヴェルファイアが上回るものの、デリカD:5が大きく劣るという部分もそれほどない。

30型アルファード/ヴェルファイアは、もはや無敵の王者。
それゆえに、かなり強気の価格になっている。
とくに、ハイブリッド車はその傾向が強い。
惚れ込んで30型アルファード/ヴェルファイアを購入するのであれば、十分に納得がいくかもしれない。
ただ、コストパフォーマンスを求めるのであれば、デリカD:5の魅力はかなり大きい。

3.購入時の値引き術

アルファード/ヴェルファイアの評価は4点
デリカD:5の評価は3点

大幅値引きが期待できるアルファード/ヴェルファイア

30型アルファード/ヴェルファイアは、高額車なので増税後はしばらくの間、買い控えの影響を受ける可能性が高い。
しかも高額車で利益が大きいこともあってか、すでに値引き額は拡大中。
競合さえしっかりとすれば、大幅な値引きが期待できるモデルだ。
買い手が有利になる2~3月は、とくに値引き額アップが期待できるので、3月末の登録を目指しじっくりと商談したい。

30型アルファード/ヴェルファイアは、本来、日産エルグランドがライバル車となる。
しかしエルグランドは、もはやまったく売れていないため、競合相手にはならない。
30型アルファード/ヴェルファイアは、セダンに代わる高級車のあり方を追求しているモデルでもあるため、メルセデス・ベンツCクラスやBMW3シリーズ、クラウンハイブリッド、スカイラインハイブリッドなどのセダンと競合させてみるとおもしろい。
「基本セダンかなぁ、と思っているのだけど、アルファード/ヴェルファイアも高級感あるねぇ」くらいで、ちょっと見に来た程度から商談してみるとよい。
あくまで、高級セダンが本命と思わせることが重要だ。
本命が30型アルファード/ヴェルファイアとなれば、値引き額は上がらなくなる。

デリカD:5はユニークなモデルのため、指名買いの顧客が多い。
そのため、値引き額が意外と小さい。
大幅な値引きを引き出すためには、指名買いの顧客ではないことをアピールする必要がある。
そのためには、まずライバル車の設定が重要だ。
ミニバンではオデッセイハイブリッド、30型アルファード/ヴェルファイア、場合によっては3列シートSUVのCX-8とも競合させてみるとよい。
さらに、商談はじっくりと時間をかけて行いたい。
営業マンが「値引きするので買ってください」と、自ら言うくらい焦らせてみるのも効果的だ。
もちろん、商談時期は各社決算を迎える直前の2~3月がよい。

4.デザイン比較

アルファード/ヴェルファイアの評価は4点
デリカD:5の評価は3点

両車とも、押し出し感ある迫力重視系で高評価

30型アルファード/ヴェルファイアのフロントフェイスは、大胆不敵な迫力重視系。
薄型のLEDヘッドライトにすることで、睨みの利いた威圧感ある顔となっている。
本来、クルマの運動性能を考えると、低床フロアを使い、全高を低くして重心高を下げたいところだ。
低重心化することで、より安定感のある走行性能が得られるからだ。
全高が低ければ、走行中の空気抵抗が減り、燃費も向上する。
しかし、マーケットの要求は、より大きく見えること。
そのため30型アルファード/ヴェルファイアは、先代と同等の全高を維持。
顔も大きくして迫力を与え、マーケットのニーズに応えている。

アルファードのフェイス

30型アルファード/ヴェルファイアのデザインは、徹底してマーケットインの手法を貫く。
その結果、こうした大型ミニバンを好むユーザーの心をガッチリと掴んでいる。

一方、販売台数は多くなかったとはいえ、独自の路線でロングセラーモデルとなったデリカD:5。
2019年2月の大幅マイナーチェンジ前のモデルは、押し出し感や迫力とは無縁で、オフローダーミニバンらしいタフネスさの中に愛着を感じさせるデザインだった。
しかし、どこかでアルファード/ヴェルファイアへのコンプレックスがあったのか、大幅マイナーチェンジ後には一気に方向転換し、押し出し感や迫力を出したデザインへ変更された。

デリカD:5アーバンギアのフェイス

プレステージ性や迫力を重視するために、三菱のデザインコンセプトであるダイナミックシールドを採用。
ダイナミックシールドを中心に、左右に縦型LEDのヘッドランプを装着。
かなり個性的なデザインになった。

アーバンギア系は都会派ミニバンの要素を入れ、エアロパーツ類を装着。プレステージ性を高めている。
アーバンギア以外のグレードは、期待値の高いオフローダー的イメージが強い。
アンダーガードなどで、オフローダー感を演出している。
ただ、タフネス感を出しているものの、どうもこの迫力フェイスとの相性は良くないかもしれない。
マーケットインなデザインだが、大幅マイナーチェンジ前のモデルのようなユニークさは失った印象が強い。

5.室内空間と使い勝手

アルファード/ヴェルファイアの評価は4.5点
デリカD:5の評価は3点

豪華絢爛! 圧倒的な室内空間をもつアルファード/ヴェルファイア

30型アルファード/ヴェルファイアのホイールベースは、非常に長く3,000mmもある。
この長さは、クラストップレベル。
ホイールベースの長さは広さに直結するため、30型アルファード/ヴェルファイアの室内空間はとても広い。

アルファードの室内

しかも大きく見えることが重要というデザイン要件を満たしたことで、全高が高い。
上部のスペースも余裕たっぷりなので、なかなか開放感のある空間に仕上がっている。

30型アルファード/ヴェルファイアの3列目シートは、左右跳ね上げ式。
3列目シートを跳ね上げると広大な荷室が出現する。
しかも、そのフロアの下にも収納スペースがあり、背が高い荷物も立てて積載することができる。

アルファードの荷室

また、最大1,160mmの助手席スーパーロングスライド機能をもっている。
最後端に助手席をスライドさせれば、2列目シートだけでなく、助手席も足元スペースが余裕たっぷりな贅沢仕様になる。
オットマンが装備されたグレードなら、さらにリラックスして移動できる。

アルファードのオットマン

また、ハイブリッドならではの装備が100V 1500Wのアクセサリーコンセントだ。
グレードにより異なるが、3個もしくは5個装備できる。
このコンセントがあれば、停電時にちょっとした家電用品が使えるようになる。
もちろん、キャンプなどでも便利だ。
ガソリンさえあれば、クルマが発電し電力を供給してくれるので、停電時に役立つクルマといえる。

デリカD:5のホイールベースは、2,850mmと30型アルファード/ヴェルファイアと比べるとやや短い。
そのため前後方向の室内スペースや室内高は、完全に30型アルファード/ヴェルファイアが上回る。とはいえ、決して狭いという印象はない。

デリカD:5アーバンギアの内装

内装は大幅マイナーチェンジで、より大きく変化し、より高級感が出た。
インパネ周りの質感も大幅に向上している。
しかし、30型アルファード/ヴェルファイアと比べると、車両価格がまったく違うこともあり、上質感は30型アルファード/ヴェルファイアが大きく上回る。
使い勝手面では、シートアレンジは豊富なのだが、とくに際立って便利な機能というものがない。
30型アルファード/ヴェルファイアが一枚上手といった印象だ。

6.安全装備の比較

アルファード/ヴェルファイアの評価は3点
デリカD:5の評価は3点

高額車なのに両車共に微妙な仕様

30型アルファード/ヴェルファイアは、大幅に遅れていた歩行者検知式自動ブレーキを含む予防安全装備「トヨタセーフティセンス」を全車に標準装備した。
この「トヨタセーフティセンス」はバージョンアップされたもので、夜の歩行者と昼間の自転車を検知できるようになり、リアルワールドでの実用性をより向上させている。
また、ニー、サイド&カーテンエアバッグも全車標準装備なので一定レベルの安全性能を得た。

アルファードの運転席

ところが、ベーシックな安全機能さえオプション設定してしまうのがトヨタの悪癖。
後側方から車両が接近すると注意・警報を発するブラインドスポットモニター、後退時に接近する車両があると注意・警報を発するリヤクロストラフィックアラートなどが、一部のグレードを除きオプション設定となっている。
死角の多い大型のミニバンにとって、とてもありがたい装備である。
コンパクトカーであるマツダ デミオに標準装備されているくらい安価な予防安全装備を、高額なミニバンがオプションというのは、トヨタの安全への取り組みを疑問視したくなる仕様となっている。
この程度の安全装備くらい、早急に標準装備化を進めるべきだ。

同様にデリカD:5も微妙な仕様となっている。
歩行者検知式自動ブレーキは全車標準装備。
ニー、サイド&カーテンエアバッグも全車標準装備となっており、一定の安全性能はクリアしている。

デリカD:5アーバンギアの運転席

しかし、30型アルファード/ヴェルファイアと同様に、後側方車両検知警報システム、後退時車両検知警報システムなどは、1グレードで標準装備、1グレードでオプション設定だ。
その他の2グレードでは、装備不可となっている。
30型アルファード/ヴェルファイアと同様に、これくらいの装備は高額車なので標準装備化すべきだ。
三菱は何かと不祥事続きでブランドイメージが悪いのだから、こうした安全装備を積極的に標準装備化してブランドイメージを向上させるべきだろう。
両車とも購入時には、こうしたオプションを積極的に選択したい。

7.走行性能の比較

アルファード/ヴェルファイアの評価は3.5点
デリカD:5の評価は4点

SUVさえも凌駕するデリカD:5の悪路走破性

30型アルファード/ヴェルファイアは、フルモデルチェンジ時にリヤサスペンションをダブルウィッシュボーン式に変更した。
これは、20型アルファード/ヴェルファイアがライバルだった日産エルグランドに、乗り心地や操縦安定性で大きく差を付けられていたからだ。
このサスペンションにより、30型アルファード/ヴェルファイアの乗り心地や操縦安定性は大幅に向上している。
ただ、大きく見せるために全高を1,950mmとしたため、どうしても重心高が高い。
高速道路上の大きなカーブでの安定感には欠けていて、多少フラフラする。

2.5Lハイブリッドのシステム出力は197ps。
力強いとはいえないものの、必要十分な加速力を誇る。
ハイブリッド車ということもあり、静粛性は非常に高い。
高級ミニバンに相応しいものとなった。

車両価格は比較的安価なものの、中途半端な印象が強いエンジンが2.5Lガソリン車。
CVTの制御も上手く、実用面ではまずまずの力強さをもつ。
182ps&235Nmという出力をアウトプットする。
ただ、アイドリングストップはオプション、燃費も平均的、高速道路などではやや非力感もあり、アクセルを深く踏みがちになるとエンジン音が高まり、静粛性も悪くなる。

アルファードのエンジン

3.5LのV6ガソリンエンジンの出力は、圧巻の301ps&361Nmを誇る。
この大パワーを生かし、約2.1トンという重量級ボディをグイグイと引っ張る。
ミニバンとは思えないくらい、かなり速い。
このエンジンはかなり高回転型で、6,600回転まで回る。
まるで、スポーツカーのようなエンジンだ。8速ATもスムーズで快適。

デリカD:5に搭載されたエンジンは、2.2Lのクリーンディーゼルエンジン。
出力は145ps&380Nm。
ディーゼルエンジンは、最大トルク値が大きい点が特徴だ。
380Nmというトルクは、3.8L自然吸気ガソリンエンジン並み。
これだけの大トルクがあるため、2トン級のボディをストレスなく加速させる。
マイナーチェンジで装備された8速ATの恩恵もあり、高速クルージングや市街地でのスムーズさも魅力的だ。

デリカD:5アーバンギアのエンジン

ただデリカD:5は、悪路での走破性を高めるため、最低地上高は185mmと高い。
そのためデリカD:5の重心高は高く、カーブではやや大きく車体が傾くなど、オンロードでの安定感はそれほど高くない。

しかし、悪路になるとデリカD:5の走りは輝きを増す。
普通のミニバンでは走り抜けられないような悪路では、もはや何事もないように走り抜ける。
また、都会派SUVなどでも厳しいような超悪路でも、デリカD:5は強力なトラクション性能でグイグイと前に進む。
もはや、立派なオフローダーといえる。
これは、三菱独自のAWC(All Wheel Control)技術によるものだ。悪路での走りは非常に楽しい。

このように、30型アルファード/ヴェルファイアとデリカD:5の走りは対極にあるといってよい。
深い雪道や荒れたオフロードを走ることがあるのなら、デリカD:5という選択になる。
「とにかく高級感で勝負。悪路は絶対走らない」というのであれば、30型アルファード/ヴェルファイアになる。

8.リセールバリュー比較

アルファード/ヴェルファイアの評価は4.5点
デリカD:5の評価は3.5点

リセールバリュー王? まったく値段が下がらない30型アルファード/ヴェルファイア

ミニバンは非常に人気のあるカテゴリーということもあり、リセールバリューが高いモデルがほとんどだ。
リセールバリューは、クルマを売却するときの価格。
例えば同じ300万円のクルマで3年後に売却した場合、A車は200万円、B車は150万円という価格になったとしよう。
この場合、A車のリセールバリューは高く、B社のリセールバリューは安いということになる。
この数値は、短期間で乗り換える人には重要な数値だ。
リセールバリューが高ければ、次のクルマを購入する場合、支払金額が少なくて済むメリットがある。

30型アルファード/ヴェルファイアは、ミニバンの中でもトップレベルといえるリセールバリューの高さを誇る。
中古車マーケットでの人気も、非常に高い。
そのため、中古車価格は高値を維持。
1、2年落ちの高年式中古車など、新車価格とそれほど変わらない価格で売られているほどだ。とくに、エグゼクティブラウンジや豪華装備が付いた上級グレード、ハイブリッド車のリセールバリューは、特に高くなっている。
こうした仕様であれば、まず外しはしない。
ただ、ボディカラーも重要で、白や黒系のボディカラーが人気。
それ以外だと、少しリセールバリューが低くなる。

デリカD:5は、オフローダーミニバンとしてユニークな価値をもつミニバンであることから、リセールバリューは高い。
しかし、三菱は相次いだ不祥事によりブランドイメージが良くない。
そのため他のミニバンと比べると、若干リセールバリューは低くなっている。
大幅マイナーチェンジ後のデリカD:5のリセールバリューは、今後どう変化するか少々判断が難しいが、大幅に低くなることはないだろう。
三菱車の中では、安心できるモデルだ。

また30型アルファード/ヴェルファイア同様に、上級グレードで豪華装備が装着されたモデルのリセールバリューは、さらに高くなる。
ボディカラーも同様に、白や黒がよい。

30型アルファード/ヴェルファイアのリセールバリューは非常に高いため、デリカD:5は一歩以上譲るといった状況となっている。
リセールバリューを重視するのであれば、30型アルファード/ヴェルファイアがおすすめだ。

9.今のクルマを高く売る方法

手間を惜しんだら負け!

まずしっかりと理解してほしいのは、クルマは売却先で大きく価格が異なることが多いという点だ。
それこそ数万円から数十万円までと、金額の差も大きい。
ここで失敗すると、大きな損失となる。
中古車大手のガリバーの調査によると、約44%の人が1社でしか査定をしていないという。
この約44%の人はそのまま下取りに出したと予想できる。
こうした人の多くは、かなり損をしている可能性が高い。

そもそもの話だが、買取店の存在理由は下取りより高価で売却できることだ。
下取り価格に負けていたら、商売として成り立たない。
そのため、まず自分のクルマの適正価格を知ることが重要。
クルマの乗り換えが決まったら、まず買取店へ行き査定してもらおう。
できれば、複数店舗で査定することがおすすめだ。
その上で下取り価格と比べることで、売却車両の価値が分かる。
売却先の営業マンに複数店舗で競合していることを告げれば、さらに査定価格がアップすることもある。
何度も査定しに行くとなると時間がかかるが、その分査定価格がアップすると思えば納得できるだろう。
その上で、最も高値を付けたところに売ればいい。
複数店舗で査定するという手間を惜しんでは、大きな損をする可能性が高くなるのだ。

複数の店舗に行く時間がない、という人には中古車大手のガリバーが運営する「ガリバーオート」と呼ばれるスマートフォンアプリがおすすめだ。
クルマの写真を撮り送信、簡単な質問に答えるだけで買取価格が表示される。
こうしたアプリを使って、下取り価格と比べてみるのもいいだろう。
価格に納得がいけば、アプリ内から売却することも可能だ。

10.まとめ・総合評価

アルファード/ヴェルファイアの総合点は30点
デリカD:5の総合点は27.5点

使い方次第で、人それぞれ評価が異なる

30型アルファード/ヴェルファイアとデリカD:5は、クルマのキャラクターが対極にあるためクルマの使い方により評価は全く異なる。

30型アルファード/ヴェルファイアの場合、とにかく豪華で快適に移動したいという人向けだ。
そして、迫力系デザインが大好きな人、ということになる。
しかし、悪路は走れない。

トヨタ ヴェルファイア

デリカD:5は、海や雪山、キャンプなどアウトドアでロングドライブ&悪路走行が想定される人向けとなる。
30型アルファード/ヴェルファイアほど豪華で快適ではないが、優れた悪路走破性はミニバントップ。
趣味に使うクルマとしての価値は非常に高い。

三菱 デリカD:5

自分のライフスタイルと、どんな使い方をしたいかという点で比較すれば、答えは明確になる。

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2019年 おすすめコンパクトカーランキング【中古車ベスト5】 https://221616.com/car-topics/20190930-100380/ https://221616.com/car-topics/20190930-100380/ Mon, 30 Sep 2019 15:00:00 +0900 アクア コンパクトカー スイフト スズキ デミオ トヨタ ノートe-POWER フィットハイブリッド ホンダ マツダ ランキング 新車購入ガイド 日産

コンパクトカーベスト5を徹底比較 いまならコレを狙え! ボディタイプ別 中古車オススメランキング コンパクトカー RANKING BEST 5 コンパクトカー

自動車専門家の大岡氏が、おすすめの中古車コンパクトカーをランキング形式で発表します。
価格や燃費、走行性能などさまざまな角度でも比較しました。
2019年最新の情報をチェックして、車選びの参考にしてください。

目次

おすすめランキング ベスト5

  • RANKING BEST 1 コンパクトカー ランキング ベスト1 ホンダ フィットハイブリッド

    ホンダ フィットハイブリッド

    3代目フィットハイブリッドは2013年9月にデビューした。2019年秋には4代目が登場する予定だ。
    新型が登場すれば、今後3代目の下取り車が多く中古車マーケットに流通する。すると、3代目の中古車価格は下落傾向になる。これからお買い得感がさらに増してくるモデルだ。

    居住性・使い勝手・燃費と総合性能の高さがウリのコンパクトカー

    3代目フィットハイブリッドは、アクアやノートに抑え込まれ、コンパクトカーセグメントでは存在感が薄かった。理由は、初期モデルがリコールを連発したことや、デザインが今ひとつ不評だったことだ。
    車内の広さや使い勝手の良さなどは、クラストップといえる。しかも、燃費性能もライバル車に大差ないレベルにある。総合性能が高く、誰にでもおすすめできるモデルである。
    2013年デビューと古い年式のモデルもあるため、中古車価格も幅広くなっているので選択肢も多いのも魅力だ。

    ホンダ フィットハイブリッドの
    口コミ・評価を見る
  • RANKING BEST 2 コンパクトカー ランキング ベスト2 マツダ デミオ

    マツダ デミオ

    2014年9月に発売された4代目デミオ。
    マツダのデザインテーマである「魂動デザイン」が採用されていて、他のコンパクトカーとはひと味違うスタイリッシュなスタイルが印象的だ。デザインだけでなく、パワーユニットもユニークになっている。

    クラス唯一、パワフル&低燃費なクリーンディーゼルエンジンを楽しめる

    4代目デミオには、1.3Lと1.5Lのガソリンエンジンが用意されている。
    おすすめは、クラス唯一の1.5Lクリーンディーゼルだ。1.5Lのディーゼルターボで、105ps&250Nmという出力を誇る。
    250Nmというトルクは、自然吸気2.5L車に相当する。全長4m程度の小さなボディに、250Nmという大トルクを誇るクリーンディーゼルの組み合わせは、非常にパワフルだ。他のコンパクトカーにはない、力強い走りが楽しめる。
    これだけ余裕ある走りを披露する4代目デミオのクリーンディーゼル車の燃費は26.4㎞/L(JC08モード)とハイブリッド車に迫る。
    低燃費で力強いという魅力的なコンパクトカーに仕上がっている。
    デビュー当時は、高値だったクリーンディーゼル車だったが、ここにきて随分価格を下げてきていてお買い得感が急上昇中だ。

    マツダ デミオの口コミ・評価を見る
  • RANKING BEST 3 コンパクトカー ランキング ベスト3 日産 ノートe-POWER

    日産 ノートe-POWER

    ノートは、2012年に登場した。当初はガソリン車のみで、ノートe-POWERが登場したのは2016年11月だ。
    ノートe-POWERのハイブリッドシステムは、シリーズ式が採用されている。
    シリーズ式とは、エンジンが行うのは発電のみで、発電した電力を使ってモーターを駆動して走る仕組みだ。

    電気自動車的なスムースさと力強さを感じる個性際立つコンパクトカー

    ノートe-POWERのシリーズハイブリッドシステムには、電気自動車(EV)であるリーフのパワーユニットなどが流用されている。
    発電用のエンジンには、専用セッティングが施された1.2Lガソリンエンジンを使う。そこに、初代リーフのモーターなどを組み合わせたのだ。
    EVであるリーフの高価なモーターを使うという、とても贅沢な仕様になっている。
    これにより、ノートe-POWERの最大トルクは、リーフと同じ254Nmを発揮する。これは、自然吸気2.5Lエンジン相当の最大トルクとなる。
    1.2トン前後の車重に254Nmという最大トルクの組み合わせにより、ノートe-POWERは非常に強烈な加速力をもつ。モーターなので、スムースで静かなのも大きな特徴だ。
    EVの経験がない多くのユーザーにとって、この加速力とスムースさは未体験。その新鮮さが高く評価され、ノートは2018年度登録車新車販売台数ナンバー1に輝いている。

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  • RANKING BEST 4 コンパクトカー ランキング ベスト4 トヨタ アクア

    トヨタ アクア

    1.5LのハイブリッドシステムであるTHS-Ⅱを搭載したハイブリッド専用車、アクアは2011年12月に登場した。
    燃費性能に特化したモデルといえるアクアの燃費は、デビュー当時35.4㎞/L(JC08モード)という世界トップレベルの低燃費を実現。すでに、ハイブリッド車ブームとなっていたこともあり、発売直後から大ヒットモデルになった。
    その後、1クラス上のプリウスを抜き、何度も月間登録車新車販売台数ランキングでナンバー1を取り続けるほどに成長した。

    とことん燃費の良さを追求

    アクアは、燃費に特化したモデルということもあり、空気抵抗を軽減するデザインが採用されている。ライバル車と比べると全高も低く、ルーフは後端に行くほど低くなる。
    そのため、後席の頭上部分はタイトに感じる。また、荷室や室内の使い勝手もライバル車ほど利便性はない。
    前期のモデルで16インチアルミホイール装着車は、最小回転半径が5.7mとなる。
    これは、大型ミニバンのアルファードやヴェルファイアと同等レベル。
    この16インチホイール装着車は、コンパクトカーなのに小回りが苦手という本末転倒な仕様となっているので注意が必要だ。

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  • RANKING BEST 5 コンパクトカー ランキング ベスト5 3代目スズキ スイフト

    3代目スズキ スイフト

    3代目スイフトは、2010年9月に販売された。
    スイフトは、スズキにとって重要な車種で世界戦略車になっている。欧州を中心に販売するため、徹底的に走り込まれ開発されており、走行性能が自慢のモデルでもある。

    ちょっと地味だが良いクルマ

    3代目スイフトの全長は3,850mmと、アクアなどのコンパクトカーに比べるとひと回り小さい。
    搭載されるエンジンは、1.2Lのガソリン。2013年7月のマイナーチェンジでは、DJEと呼ばれるエンジンが追加された。このエンジンは、91ps&118Nmを誇る。
    インジェクターを1気筒当り2本もち、さらに減速エネルギー回生機能をもつエネチャージが組み合わされている。
    このマイナーチェンジでは、横滑り防止装置であるESPが標準装備化されている。ESPは重要な安全装備なので、3代目スイフトを選ぶ場合、基本的にマイナーチェンジ後のモデルを選びたい。

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おすすめランキング5台を比較

価格比較

フィット
ハイブリッド

フィットハイブリッド
安くはないが2014年が流通量豊富で選びやすい

フィットハイブリッドは、人気のハイブリッド車ということで中古車価格も安いとは言えない。
年式が古くなってきていることもあり、2014年式位 になると中古車価格も魅力的になってくる。2014年式で70~110万円程度が相場だ。
ただ、70万円台になると、走行距離が多いものが中心になる。走行距離が気にならないのであれば、お買い得感がある。
また、70万円台だと、修復歴ありの車両が多いので注意が必要だ。100万円台の車両になると、走行距離が少なく、中・上級グレードでナビやETC、バックカメラなど装備が充実した質の高い中古車が多くなっている。

デミオ

デミオ
パワフル&低燃費なクリーンディーゼルのお買い得感あり!

新車の4代目デミオのクリーディーゼル車は、ハイブリッド車並みに高価な価格設定になっている。
一時期は、クリーンディーゼル車は高値傾向が続いたが、最近では順調に値落ちしており、2015年式だと90万円台から程度のよいモデルが手に入るようになってきた。新車価格の半分以下になっているので、これはお買い得感がある。

ノート
e-POWER

ノートe-POWER
順調に値落ちが進み買い得感あり

ノートe-POWERは2016年に投入された比較的新しいモデルだが、中古車価格は順調に値落ちしている。
2017年という高年式でも、すでに90万円台から十分に手に入る。Xグレードの価格は当時約196万円なので、新車価格の半額以下といえる。
ただ、90万円台だとやや走行距離が多いモデルが多い。110万円台以上に入ると、上質で装備のよい中古車が多くなってくる。
わずか3年落ちで新車価格の半額になので、なかなかお買い得だといえるだろう。

アクア

アクア
高年式は高値傾向だが、低年式はお買い得感が出始めた

トヨタ アクアの中古車価格は、さすが人気モデルということもあり、高年式モデルは高値を維持している。
2016年式で100~140万円程度が相場だ。もう少し安くなれば、手が出しやすいラインに入ってくる。
お買い得感が出てくるのは、2012年式や2013年式といった初期のモデルだ。2012年式になると50~80万円程度が相場となる。
ただ、年式が古いため走行距離が多い車両が多い。70万円台以上の予算があれば、程度のよい車両が探せそうだ。
ナビやETC、バックカメラといった装備が充実した車両はさらに高め傾向になる。

スイフト

スイフト
年式による価格差は少ないので、なるべく新しい年式を狙いたい

3代目スイフトは、2013年7月以降のマイナーチェンジ後のモデルをターゲットにすると良い。
中古車価格は、マイナーチェンジ前後のそれほど大きな価格差が無いので、積極的に新しい年式を狙うといいだろう。
2014年式の相場は、50~80万円程度と買いやすい価格帯だ。
70万円台以上の予算があれば、スポーティな仕様となっているRS DJEが狙えるようになる。燃費面を含め、DJEグレードを選ぶのがポイントになる。

燃費比較

フィット
ハイブリッド

フィットハイブリッド
初期モデルでもクラストップレベルの燃費値

フィットハイブリッドの初期モデルのうち、エントリーグレードのハイブリッドで燃費値は36.4㎞/L(JC08モード)となっている。
ただ、このグレードは、エントリーグレードということもあり、装備はかなり質素だ。実際には、Fパッケージ以上からの選択になる。
FパッケージとLパッケージの燃費は33.6㎞/L。最上級グレードのSパッケージは、大径の16インチホイールを履くこともあり、燃費はやや悪化し31.4㎞/Lになっている。
最新モデルでは、31.8㎞/L~37.2㎞/Lへと向上しているが、それほど大差はない。

デミオ

デミオ
燃料費はハイブリッド車並みになるクリーンディーゼル

デミオのクリーンディーゼル車は、6AT車で26.4㎞/L(JC08モード)、1.3Lのガソリン車が24.6㎞/Lなので、優れた燃費値を誇る。
クリーンディーゼル車は、低燃費であることに加え、燃料に軽油を使う。軽油は、レギュラーガソリンより20円/L前後も安い。
燃料費という視点では、ハイブリッド車並みに燃料費になり経済性も高い。
1.5Lのガソリン車は、19.0㎞/L(WLTCモード)だ。
燃費で選ぶなら、やはりクリーンディーゼル車がおすすめになる。

ノート
e-POWER

ノートe-POWER
街乗り中心なら、他のハイブリッド車にも負けない低燃費性能を誇る

売れ筋となっているXグレードとメダリストの燃費は34.0㎞/L(JC08モード)。
トヨタ アクアに比べると、若干劣っているとはいえクラストップレベルの実力だ。e-POWERの実燃費は、走行シーンによって得意不得意がある。e-POWERが得意としているのは、ストップ&ゴーが多い市街地走行だ。シリーズハイブリッドシステムの特性ともいえるもので、速度が低い領域の燃費はアクアにも勝る。
逆に不得意なシーンは、高速域だ。速度が高ければ高いほどシリーズハイブリッドシステムの特性上効率が悪くなっていく。
100㎞/h前後の燃費はアクアが勝る。

アクア

アクア
世界トップレベルの超低燃費ハイブリッド

デビュー当時のアクアSグレードの燃費は35.4km/L(JC08モード)だった。
最新のモデルでは、34.4㎞/Lと若干燃費が下がっているが、実燃費は大きく変わることはないと思っていいだろう。
アクアの実燃費をアップさせるコツは、アクセルのチョイ抜きだ。
スタート時は、ジワっとアクセルを踏みモーター走行で走り出す。速度を上げると、エンジンが始動するが、そこで一瞬アクセルをちょっとだけ抜く。そうするとエンジンが停止する。
これを繰り返しながらジワジワと車速を上げていくと、より低燃費が期待できるようになる。

スイフト

スイフト
燃費面を重視するのならDJE系を狙え

3代目スイフトに搭載されるエンジンは、共に1.2LだがDJE系と通常エンジンに分かれている。
DJE系の燃費は26.4㎞/L(JC08モード)に対して、通常の1.2Lは20.6㎞/Lと大きな差が付いている。
DJEは、インジェクターを1気筒当り2本もち、さらに減速エネルギー回生機能をもつエネチャージが組み合わせていることで、より低燃費化できている。これだけの差があると、燃料費も大きな差となってくるのでおすすめはDJEだ。
新車では、価格差が大きかったが、中古車ではそれほど価格差が無いので、中古車ではよりDJEが選びやすい。

走行性能比較

フィット
ハイブリッド

フィットハイブリッド
マイナーチェンジ後のモデルは、大幅に進化した

フィットハイブリッドのハイブリッドシステムは、SPORT HYBRID i-DCDと呼ばれる。
1モーター式のハイブリッドシステムに、7速のデュアルクラッチトランスミッションを組み合わせている。そのため、トヨタのTHS-Ⅱと比べると、ダイレクト感ある加速感だ。
ただし、初期のモデルは、変速の度にガチャガチャとミッションの音が気になる。
フィットハイブリッドは、2017年9月にマイナーチェンジが行われている。このマイナーチェンジでは、ボディ剛性のアップや静粛性能向上、エンジンの改良など細部に渡り変更が加えられた。
そのため、走行性能は格段に進化し、より上質なものとなっている。
ただ、マイナーチェンジ後のモデルは、高値を維持しており、中古車らしいお買い得感は、あまりない。新型が出てきて価格がさらに下がってからが、購入のチャンスになる。

デミオ

デミオ
小さくてもロングツーリングが得意なクリーンディーゼル車

デミオのクリーンディーゼル車は、250Nmもの大トルクを誇る。
これは、自然吸気2.5Lガソリン車並み。小さなボディと250Nmのトルクで、非常に力強い走りをする。
高速道路のきつい登り坂でも、1.3Lガソリン車のような力不足感はなく豪快に走り抜けるのだ。
これだけ余裕があると、高速でのロングツーリングも非常に楽。コンパクトカーで、高速のロングツーリングが得意なモデルは数少ない。
ガソリン車は、クリーンディーゼル車より、フロントまわりが軽いので、カーブでは軽快感がある。

ノート
e-POWER

ノートe-POWER
スムースで強烈なモーター走行

ノートe-POWERには、EV(電気自動車)のリーフと同じモーターが採用されている。
ノートe-POWERはシリーズハイブリッドなので、エンジンは発電のみ。エンジンの力で発電された電気を使いモーター走行する。
つまり、全域でモーター走行するので、限りなくEVに近い走りになる。
搭載されるモーターの最大トルクは254Nm。この強大なトルクは、とにかくレスポンスが良くスムースで、他のハイブリッド車にはない豪快な加速力が魅力だ。
さらに、アクセル操作だけで発進から停止までできる「e-POWER Drive」を装備している。
他のハイブリッド車にはない運転感覚も新鮮だ。

アクア

アクア
侮れない運動性能

アクアは、燃費最優先のモデルかと思いきや、なかなか侮れない運動性能をもっている。
それの理由は、リヤシート下付近に搭載している大きく重いハイブリッド用電池にある。これが、クルマの重量バランスを良い方向に導いているのだ。
意外なほど、ハンドリング性能が高く気持ちよく曲がる。とくに、ボディ剛性がアップされた2014年12月のマイナーチェンジ後は、さらに気持ちよく走る。

スイフト

スイフト
フットワークは今でも高レベル

3代目スイフトの出力は91ps&118Nm。1トン前後の車重には十分な出力だが、速いとはいえない。高速道路の巡行というより、市街地をキビキビと走るクルマだ。
秀逸なのは、ハンドリング性能。さすが、世界戦略車といった印象で、カーブでのフットワークはしなやかさが際立つ。硬めのサスペンションで、スポーティさを出しているタイプではない。
カーブではそれなりにクルマは傾くが、4輪がしっかりと路面を捕まえているので安心感がある。こんなスピードで曲がれるの?と、思ってしまうくらい奥が深い。
このフットワークは今でも高いレベルにあり、十分に運転を楽しむことができる。

乗り心地比較

フィット
ハイブリッド

フィットハイブリッド
硬めの乗り心地だったが、マイナーチェンジ後はしなやかさがプラス

スポーティな走りを強調するためか、フィットハイブリッドは少し硬めの乗り味になっている。
気持ちよく走るという点では好感が持てるが、乗り心地重視という人にとっては、やや不満があるかもしれない。
マイナーチェンジ後のモデルは、ボディ剛性のアップやサスペンションの見直しが行われた。ゴツゴツとしたタイヤの硬さを感じる乗り味は姿を消し、しなやかさが増した。
完全に1クラス上の乗り心地になっている。
フィットハイブリッドには、燃費を向上させる電動サーボブレーキが装備されている。
しかし、ブレーキを踏むと、ゴムを踏んでいるようなフィーリングで慣れが必要だ。

デミオ

デミオ
年式が新しいほど向上するが、リヤサスの突き上げ感が難点

デミオの乗り心地は、スポーティなフィーリングを重視するため、やや硬めの乗り心地になっている。
運転席に乗っていると、それほど気にならないが、後席ではリヤサスペンションからの突き上げ感が大きく、後席には座りたくないと思わせる。
マツダもこうした乗り心地の改善を繰り返しており、年式が新しいモデルほど乗り心地がよい傾向になる。2016年10月に行われた改良では、車両の動きを統合的にコントロールするGベクタリングコントロール(GVC)を標準装備した。
クルマの運転が雑なドライバーほど、クルマの動きが滑らかになり、快適性や操縦安定性がアップする。

ノート
e-POWER

ノートe-POWER
乗り心地は微妙だが、なんとか及第点

ノートe-POWERの乗り心地は、まずまずといった印象。それは、ガソリン車より良くなっているからだ。
e-POWERは車重が重いこと、走行用バッテリーを搭載したことで、若干ボディ剛性がアップしたことが効いているようだ。
ガソリン車よりは良くなった乗り心地だが、やはり大きな凸凹などは苦手、ドンという大きな衝撃が明確に伝わってくる。
細かい凸凹が続く道も得意ではない。振動がすぐには収まらず、ずっと揺れている印象がある。とくに、速度域が上がれば上がるほどそうした印象が強くなる。
速度の遅い市街地であれば、このクラスの及第点といったレベルだ。

アクア

アクア
初期モデルの乗り心地は微妙。乗り心地重視なら、マイナーチェンジ後のモデルを

デビュー直後のアクアの乗り心地は、ほめられたものではない。サスペンションの動きがシブく、しっかりと動いていない印象だ。少々、コストを抑え過ぎた結果ともいえる。
2014年末のマイナーチェンジを受けたモデルは、ボディ剛性のアップや空力性能の向上、サスペンションの見直しが行われた。このマイナーチェンジにより、アクアの乗り心地は及第点レベルになっている。
アクアにはG’s、GRスポーツなどと呼ばれるスポーツモデルが設定されている。スポーツモデルの乗り心地は硬いと思いがちだが、これらのモデルのサスペンションは、抜群な路面追従性をもちしなやかで快適な乗り心地になっている。

スイフト

スイフト
微妙な凹凸もさり気なく吸収し、普通に快適

3代目スイフトの乗り心地は良好だ。
新型が出ているが、3代目スイフトの乗り心地の良さは、今でも高いレベルにある。とくに、微妙な凹凸のある道で振動の吸収が上手い。
このクラスの平均値とするクルマが、ダダダダーンと走っていくとすると、3代目スイフトはトトトトーンといったイメージだ。
意外なほど、サラッと凹凸からくる振動をいなす。見た目は少々地味だが、その実力は高い。

内外装・デザイン比較

フィット
ハイブリッド

フィットハイブリッド
好き嫌いが出るデザイン

フィットハイブリッドのデザインは、好き嫌いが明確になるデザインといえる。
新車販売が不振だった理由のひとつと言われているなかで、ダイナミックでスポーティさをアピールするために、ボディサイドにはかなりシャープなキャラクターラインが入れられている。
後方に向けて跳ね上がり、ウエッジシェイプ感をアピールする。
しかし、居住性や積載性を重視していることや、センタータンクレイアウトを採用しているため、クルマの全高が高めだ。
ポッテリとしたシルエットなのに、無理やりスポーティさを強調したため、少々違和感がある。

デミオ

デミオ
上質な質感をもつ特別仕様車を狙え

デミオには、マツダのデザインテーマである「魂動デザイン」が採用された。
躍動感あるデザインで、キビキビとした走りを得意とするようなコンパクトカーに仕上げている。
インテリアは、クラスを超えた質感を目指している。素材や色にこだわっていることもあり、上質さではクラストップレベルだ。
とくに、デミオには内装色や素材にこだわった特別仕様車が多く設定されている。ユニークさが際立つだけでなく、お気に入りのカラーなどが設定された特別仕様車なら満足度も高くなる。
インテリアの質感を重視するなら、こうした特別仕様車を積極的に選ぶと良い。

ノート
e-POWER

ノートe-POWER
先進性を感じるデザインアイコンが欲しい

ベースとなるガソリン車は2012年に登場した。
その後、何度かリフレッシュされてはいるものの、やはりデザイン的にはそろそろ古さが目立ってきた。日産のデザインアイコンであるVモーショングリルも下方向に間延びして見える。
それ以上に古臭く見えるのが、インパネデザインだ。質感も少し物足りない感じで、先進技術を駆使したe-POWERの特別感を感じない。
そろそろフルモデルチェンジ時期が近いので、仕方がないという感じになってきている。

アクア

アクア
初期モデルは少々古さが目立つ

アクアは2011年に登場してから、何度か外観デザインはリフレッシュされた。
最新モデルは、初期モデルと随分雰囲気が変わっており、なかなか古さを感じさせない。
だが、さすがに初期モデルの古さが目立ってきた。ヘッドライトに曇りが出てくる年式でもある。
曇ったヘッドライトは、さらに古さを感じさせるので、しっかりとチェックしておきたい。

スイフト

スイフト
地味な見た目だが、賞味期限の長いデザイン

3代目スイフトは、2代目と比べると、代わり映えのしないデザインになっている。
2代目がヒットしたことを受けて、キープコンセプトとしたのが主な理由だ。
どちらにせよ、3代目のデザインは、エモーショナルなデザイン要素がほとんどなく、かなり地味なデザインになっている。
これが良くも悪くもポイント。地味と言えば悪口になるが、よく言えばシンプルなのだ。
そのため、今見てもそれほど古臭く見えないという、非常に賞味期限が長いデザインになっている。派手さはないが、じっくりと長く付き合えるデザインだ。

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2019年 おすすめミニバンランキング【中古車ベスト5】 https://221616.com/car-topics/20190930-100379/ https://221616.com/car-topics/20190930-100379/ Mon, 30 Sep 2019 15:00:00 +0900 エスティマハイブリッド エルグランド ステップワゴン スパーダ セレナ デリカD:5 トヨタ ホンダ ミニバン ランキング 三菱 新車購入ガイド 日産

軽自動車ベスト5を徹底比較 いまならコレを狙え! ボディタイプ別 中古車オススメランキング ミニバン RANKING BEST 5 ミニバン

自動車専門家の大岡氏が、おすすめの中古車ミニバンをランキング形式で発表!
価格や燃費、走行性能などさまざまな角度でも比較しました。
今こそ大勢で乗りたいミニバン選びの参考にしてください。

ミニバンの最新人気ランキングはこちら

目次

おすすめランキング ベスト5

  • RANKING BEST 1 ミニバン ランキング ベスト1 ホンダ ステップワゴンスパーダ

    ホンダ ステップワゴンスパーダ

    5代目となるホンダ ステップワゴンは、2015年4月に登場した新しいモデルだ。
    初期のモデルは、1.5Lターボのみの設定。150ps&203Nmという出力を誇る。
    ホンダ独自のハイブリッド技術である2.0LのSPORT HYBRID i-MMD搭載車は、2017年9月にデビューしている。
    さらに、ホンダ独自の装備として、わくわくゲートを装備。この装備は、リヤゲートを縦に分割し横開きできるというものだ。小さな荷物を積むときや、後方にスペースが無くリヤゲートが開けない場所で荷物を積むときなどで便利な機能だ。しかも、3列目シートの左側を収納しておけば、リヤゲートから車内にアクセルできる。
    こうした装備は、多くのミニバンがあるが、ステップワゴンだけの装備だ。

    個性的で安全装備が充実。ただし、選択肢はスパーダのみ

    ステップワゴンには、基準車とスポーティな仕様のスパーダがある。
    中古車として選択するなら、人気の高いスパーダ一択だ。基準車は流通量も少なく、装備も貧弱なものが多く選びにくい。
    2016年5月の改良では、歩行者検知式自動ブレーキを含む先進予防安全装備「ホンダセンシング」やサイド&カーテンエアバッグが標準装備化。5ナンバーミニバンのなかでは、早い時期から高い安全性能を誇る。
    また、ハイブリッド車は力強く、また低床フロアによる低重心化により、5ナンバーミニバンのなかでは、最もパワフルで低燃費。走りを楽しめるミニバンだ。

    ホンダ ステップワゴンスパーダの
    口コミ・評価を見る
  • RANKING BEST 2 ミニバン ランキング ベスト2 三菱 デリカD:5

    三菱 デリカD:5

    デリカD:5のデビューは古く、2007年1月に発売開始された。
    その後、幾度となく改良が加えられ、2013年1月にクリーンディーゼル車を追加し発売。そして、2019年2月にビッグマイナーチェンジが施されている。
    デリカD:5は、新車であまり売れていなかったこともあり、中古車の流通量は少ない。また、一定のファン層がいるため、意外と中古車価格は高めを維持している。
    ただ、超ロングセラーモデルということもあり、低年式モデルの価格は十分にリーズナブルな価格になってきている。

    唯一無二のオフローダーミニバン

    デリカD:5の魅力は、オフローダーミニバンとしての価値だ。
    多くのミニバンがあるものの、オフロード走行を想定して開発されているモデルはデリカD:5だけだ。また、悪路走破性能が非常に高いのもマニア層に高く評価されているポイントだ。
    初期のモデルの最低地上高は210mmもある。
    搭載されたエンジンは、当初は2.4Lガソリン車のみ。その後、2.0Lガソリン、2.3Lクリーンディーゼルが追加されている。
    デリカD:5は、オフローダーミニバンとしての魅力が大きい。そのため、デリカD:5にはFF(前輪駆動)車もあるが、やはり4WD車という選択肢しかない。

    三菱 デリカD:5の口コミ・評価を見る
  • RANKING BEST 3 ミニバン ランキング ベスト3 トヨタ エスティマハイブリッド

    トヨタ エスティマハイブリッド

    エスティマハイブリッドは、2006年6月に発売された超ロングセラーモデルだ。
    エスティマには、ガソリン車も設定されていたが、燃費の良いハイブリッド車という選択がベスト。
    ハイブリッド車は、4WDのみの設定でE-Fourと呼ばれる電気式4WDが装着されている。雪道などや滑りやすい道でも扱いやすい。
    搭載されたのは、2.4Lのハイブリッドシステムで、パワーも必要十分だ。燃費は18.0㎞/L(JC08モード)と今でも高いレベルにある。

    ただ、予防安全装備に関しては、最新モデルでも歩行者検知式自動ブレーキが装備されていないなどの弱点がある。

    超ロングセラーモデルで、初期モデルは買い得感が出てきた

    エスティマハイブリッドは、デビュー後からしばらくの間、非常に高い人気を誇り中古車価格も高止まりしていた。
    しかし、これだけのロングセラーになったこともあり、低年式モデルの価格がようやく一般的な中古車価格に近付いてきた。人気ミニバンが、ようやくお買い得感のある価格になってきたのだ。

    トヨタ エスティマハイブリッドの
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  • RANKING BEST 4 ミニバン ランキング ベスト4 3代目日産 エルグランド

    3代目日産 エルグランド

    E52型3代目エルグランドは、2010年8月に発売された。
    ライバル車であるアルファード&ヴェルファイアに対抗すべく、低床フロアを採用し全高を抑え低重心化した。
    当時、このクラスでは上級なマルチリンク式リヤサスペンションを採用し、乗り心地と優れた操縦安定性を誇り、ライバルを凌駕した。
    しかし、新車販売はアルファード&ヴェルファイアに惨敗。ルーフを低くしたことで、小さく見えるということなどが原因だった。

    ガソリン車のみだが、侮れない運動性能

    エルグランドには、デビュー直後からVIPと呼ばれる最上級グレードを設定している。
    このグレードは、2列目シートをキャプテンシートとし、3列目シートを無くし広大な空間の4人乗りや2列目シートの居住性を最大限確保した7人乗りが用意された。

    この仕様は、ミニバン初だった。アルファード&ヴェルファイアでは、この仕様を参考にしたエグゼクティブラウンジが人気だ。
    3代目エルグランドには、残念ながらハイブリッドの設定はなく3.5Lと2.5Lのガソリン車のみの設定。今時、アイドリングストップ機能さえ装備されていないので、燃費値は期待できない。

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  • RANKING BEST 5 ミニバン ランキング ベスト5 4代目日産 セレナ

    4代目日産 セレナ

    セレナは、すでに5代目が登場している。4代目は2010年11月に登場し、2016年まで販売された。
    4代目セレナは旧型となったが、プラットフォーム(車台)は5代目とほぼ共通。もちろん、パッケージングや走行性能は5代目が優れるものの、ペースとなるプラットフォームが同じなので大差ない。
    4代目は、5代目が登場したことで中古車価格も下がってきており、コストパフォーマンスを含めて考えると、なかなか魅力的な1台だ。

    S-HYBRIDの乗り心地が良い

    4代目セレナの初期モデルは、2.0Lのガソリンエンジンのみが搭載されていた。
    その後、2012年8月の改良でマイルドハイブリッドシステムである「S-HYBRID」が搭載されている。この「S-HYBRID」は、アイドリングストップからの再始動が静かで振動も少ないので、とても快適だ。
    4代目セレナを選ぶときには、「S-HYBRID」搭載車を中心に選ぶとよい。

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おすすめランキング5台を比較

価格比較

ステップワゴン
スパーダ

ステップワゴンスパーダ
ハイブリッド車は、新車とそれほど大差ない超高値

ステップワゴンスパーダでおすすめなのは、2.0Lのハイブリッド車だ。
しかし、流通量も少ないことから、ハイブリッド車の中古車価格は高値維持状態にある。
とくに、装備のよい車両は新車価格と大差ない価格で売られている。あまりに高額な場合は、新車を買った方がよいだろう。
1.5Lターボは、前期モデルを中心に徐々に中古車価格は下がってきている。2015年式だと、すでに200万円を切っている車両も少なくない。相場は190~230万円といったところだ。ディーラー系は、少々高値傾向になっている。
グレードでは、上級グレードになるクールスピリット系で予防安全装備であるホンダセンシングを装備したモデルやアドバンスパッケージと呼ばれる特別仕様車がおすすめだ。
1.5Lなので、2.0Lのライバル車と比べると自動車税が5,000円以上安くなるのも魅力である。

デリカD:5

デリカD:5
低年式モデルは、程度により価格の幅が広い

デリカD:5は、オフローダーミニバンというユニーク性と流通量の少なさから中古車価格は高値を維持している。
低年式の2008年モデルでも、中古車相場は30~140万円とかなり幅広くなっている。30万円台だと、低年式ということもあって、走行距離は10万㎞以上の過走行車が多い。
アウトドア系のクルマなので、価格が高くなっても総じて走行距離は多め。130万円台になっても、走行距離5万㎞以下という車両は稀だ。
外板ボディの状況がよく、上級グレードで後席モニターやナビ装着モデルが高値になっている。2013年式でディーゼル車だと、程度の良いモデルで200万円以上の予算が必要だ。

エスティマ
ハイブリッド

エスティマハイブリッド
高年式は若干割高感、低年式モデルがターゲット

エスティマハイブリッドは、2006年1月に登場したモデルということもあり、選択できる年式の幅が広い。
2006年式だと、10万㎞前後という走行距離になるが、30~70万円という価格で手に入る。しっかりと整備されている車両であれば、ハイブリッド車なのでお買い得感がある。
2009年式になると、相場はグンと上がり90~140万円となる。走行距離は7~10万㎞程度のモデルが中心。この年式だとG系グレードで装備のよいものを選ぶと良い。
2014年式くらいになると、予算はさらにアップし、220万円以上は必要だ。これくらいの年式だと走行距離5万㎞以下という車両も多くなってくる。
スポーティな外装のアエラスは、やや高値傾向だ。2009年式の倍近い価格になってくるので、少し割高感がある。

エルグランド

エルグランド
高値維持傾向だが、低年式車はやっと買い得感が出てきた

3代目エルグランドの新車販売は低迷した。そのため、中古車流通量が少なく、意外なほど高値を維持し続けている。とくに高年式車は、中古車らしいお買い得感が無い。
ただ、おもしろいことに、2019年式は未使用車が多く流通している。新車価格より100万円前後安いものもあり、なかなか買い得感がある。予算に余裕があるのなら、こうした未使用車を狙うのもよい。
低年式車の相場は、2010年式で80~170万円と広めの価格帯になっている。80万円台の車両は、走行距離が10万㎞前後の車両がほとんど。140万円くらいになると、走行距離が7万㎞以下のものが多くなる。
エルグランドには、3.5Lと2.5Lがあるが、それほど大きな価格差は無い。むしろ、2.5L車の方が高値な印象だ。
上級グレードで、後席モニターや本革シートなどの装備の有無で価格が異なる傾向にある。

セレナ

セレナ
マイナーチェンジ後のモデル高値維持

2013年末にマイナーチェンジを受けていることから、2014年式以降のモデルはまだ高値を維持している。
このモデルのほとんどで、歩行者検知式自動ブレーキが標準装備化されているので、安全性を重視するのならマイナーチェンジ後のモデルがよい。
「S-HYBRID」を搭載している2013年式は、価格が下がってきておりお買い得感が出てきている。110~160万円くらいが相場だ。
人気のハイウェイスターで、程度のよい車両になるとおおよそ140万円以上の予算が必要になる。ディーラー車や、後席モニター、純正ナビ、両側パワースライドドア装着車は、さらに高値傾向だ。

燃費比較

ステップワゴン
スパーダ

ステップワゴンスパーダ
クラス平均値レベルの燃費

ステップワゴンスパーダのハイブリッド車は、25.0㎞/L(JC08モード)という燃費値となっている。1.5Lターボは、16.0㎞/Lもしくは15.4㎞/Lだ。
5ナンバーミニバンのなかでは、ちょうど中間くらいの燃費地となっている。
どちらのパワーユニットも、パワフルさを重視されていいることを考えれば、十分な燃費値といえる。
1.5Lターボ車の出力や燃費値は、ライバル車の2.0L自然吸気エンジンとほぼ同等だ。しかし、1.5Lターボの最大トルク発生回転数は1,600回転と低い。
運転が上手な人なら、不必要にエンジンの回転数を上げることがないので、実燃費では、ライバルを超える数値が期待できそうだ。

デリカD:5

デリカD:5
ガソリン車の燃費は期待しないほうがよい

燃費偽装事件があったため、三菱の過去モデルの燃費値は当てにならない。
最新モデルの燃費では、FF(前輪駆動)の2.0Lガソリンが13.0㎞/L(JC08モード)、4WDの2.4Lガソリンが10.6㎞/Lとなっている。
初期のモデルは、アイドリングストップ機能が無かったりするので、さらに燃費が悪い。ガソリン車の燃費値は、あまり期待しない方がよいだろう。
ディーゼルの燃費は13.0㎞/Lとなっており、これも優れた燃費値とはいえないものの、燃料が軽油なので、レギュラーガソリンより20円/L前後安い。燃料費視点で見れば、最も経済的なパワーユニットだ。
ディーゼルは、トルクが大きいのでデリカのように車重が重いモデルとの相性がよい。

エスティマ
ハイブリッド

エスティマハイブリッド
未だ優れた燃費値を誇る

エスティマハイブリッドに搭載されるハイブリッドシステムは、2.4LのTHS-Ⅱだ。最近まで多くの車種で採用されているハイブリッドシステムである。
最新モデルの燃費は、18.0㎞/L(JC08モード)だ。この燃費値は、最新オデッセイハイブリッドの24.4~26.0㎞/Lと比べると見劣りする。
しかし、最新アルファードの2.5Lハイブリッドが18.4㎞/Lであることを考えると、それほど悪い数値とは言えない。2006年に登場したモデルであることを考えれば上出来だろう。

エルグランド

エルグランド
アイドリングストップ機能さえないので、燃費は期待してはダメ

3代目エルグランドは、燃費を気にして乗るクルマではない。
燃費値は、最新モデルで2.5Lが10.8㎞/L(JC08モード)、3.5Lが9.4㎞/Lとなっている。
ライバルのアルファード&ヴェルファイアと比べると大差だ。
両エンジン共に、エンジンそのものの性能というより、アイドリングストップ機能さえ装備されていない点が大きな燃費差を生んでいる。実燃費も同様で、ストップ&ゴーの多い市街地では、アイドリングストップ機能の恩恵が大きく、さらに大きな差になるケースも多い。

セレナ

セレナ
ガソリン車として高いレベルにある「S-HYBRID」の燃費

4代目セレナの燃費は16.0㎞/L(JC08モード)となっている。
当時の5ナンバーミニバンのガソリン車と比べると、マイルドハイブリッドシステムを使っていることもありクラストップレベルの燃費値だ。アイドリングストップ機能も付いているので、市街地などでの実燃費も期待できる。
最新トヨタ ヴォクシーの2.0Lガソリン車でも、燃費は16.0㎞/Lなので、4代目セレナは旧型とはいえ優れた燃費値といえるだろう。

走行性能比較

ステップワゴン
スパーダ

ステップワゴンスパーダ
クラストップといえる操縦安定性

歴代のステップワゴンは、低床フロアで低重心化にこだわってきた。
横幅が短く背が高い5ナンバーミニバンは、とにかく不安定になりがちだ。
ホンダは、フロアを低くし低重心化することで、操縦安定性を高めている。とくに、ハイブリッド車は大きく重いハイブリッド用バッテリーを床下に設置するため、さらに低重心化が進んでいる。
この恩恵とクラストップといえるパワフルなハイブリッドシステムにより、パワフルで軽快な走りを実現する。直進安定性も良好で、5ナンバーミニバン中では、走っていてもっとも楽しいクルマに仕上がった。

デリカD:5

デリカD:5
オフロードでは、抜群の走破性を発揮

デリカD:5には、電子制御の4WDが採用されている。
パジェロなどで鍛え上げらえた三菱独自のAWC(All Wheel Control)思想を導入。4輪すべてのタイヤ能力を最大限に発揮させ「意のままの操縦性」と「卓越した安定性」を実現した。
普通のミニバンでは、走ることができないような少々雪深い道でも、デリカD:5なら何事もなく走り切る能力がある。その走破性能は高く、ちょっとしたオフローダー並みだ。
ただ、オフロード走行を想定しているため、最低地上高が高い。乗り降りは普通のミニバンと比べると苦労する。
低速から360Nmという強大なトルクを発揮するディーゼル車はとくに力強く、オンオフ問わず走りやすい。

エスティマ
ハイブリッド

エスティマハイブリッド
古さは隠せない走行性能

エスティマハイブリッドは、2006年に登場したモデルなので、設計が非常に古い。
そのため、最新のミニバンと走行性能を比較すると非常に厳しいものとなる。
2016年のマイナーチェンジでは、サスペンションのチューニング最適化を行い、縦安定性の確保に加え、乗り心地を向上した。
さらに、フロントパフォーマンスダンパーを装備しハンドリング性能を向上させている。
しかし、重心高が高くボディ剛性が低いので、カーブでの安定感は高くはなく、常に何か落ち着きのない動きをする。
最新モデルでこんな走りなので、劣化した低年式モデルは、操縦安定性に欠ける走りになる。これは、もう古いクルマなので仕方がないことだ。

エルグランド

エルグランド
低重心設計が生きる走行安定性能

3代目エルグランドは、走行安定性能を向上させるために、低床フロアを採用し全高を下げて低重心化にこだわった。
さらに、リヤサスペンションには、上級なマルチリンク式を採用。
この組み合わせにより、3代目エルグランドの走行安定性能はライバル車を上回る。高速のジャンクションなどでは、大きくクルマが傾くこともなくピタッと安定した姿勢で駆け抜ける。
ライバル車は、ルーフが高いためクルマの傾きは大きめだ。安定しているとはいえず、速度を落として曲がるしかない。タイトなカーブが多い山道でも同様だ。
3代目エルグランドの方が安定した姿勢で気持ちよくカーブを抜けることができる。

セレナ

セレナ
S-HYBRIDを名乗るが、モーター走行はしない

4代目セレナには、マイルドハイブリッドシステムであるS-HYBRIDが搭載されている。
ハイブリッドというとモーター走行のイメージがあるが、S-HYBRIDは一切モーター走行しない。モーターアシストもかなり限定的となっている。
モーターがあっても出力は147ps&210Nmと平均レベル。力強さという点では普通の2.0Lクラスと同等だ。
4代目セレナは、重心高が高めのようで、やや腰高感のある走りになる。そのため、スポーティさはなく、一般的なファミリアー的なハンドリング性能になっている。

乗り心地比較

ステップワゴン
スパーダ

ステップワゴンスパーダ
スポーティさと快適性を両立

ステップワゴンスパーダには、スパーダ専用のサスペンションが装備されている。
よりスポーティさをアップさせる仕様になっていて、基準車に対してやや硬めの乗り心地だ。硬めといってもそれほどゴツゴツしておらず、しなやかな印象である。
よりスポーティな走りとしながらも乗り心地は良好で、バランスの取れたセッティングといえる。
このバランスの良いサスペンションセッティングは、クラストップレベルといえる仕上がりだ。

デリカD:5

デリカD:5
少々振動が気になるが、悪路になるほど乗り心地がよくなる

初期から2019年のビッグマイナーチェンジ前までのモデルは、乗り心地性能面での設計が古い。他の最新ミニバンと比べると、かなり遅れをとっている印象だ。これは、2007年デビューのミニバンだからと諦めるしかない。
停車中には、プルプルとしたエンジンの振動が入ってくる。重心高が高いため、頭上がややユラユラと揺れが収まらない。
ただ、それほど不快ではない。オフロードでの性能を高めたため、大きな凹凸には強く、悪路などではむしろ乗り心地がよく感じる。

エスティマ
ハイブリッド

エスティマハイブリッド
ボディ剛性が低く、突き上げ感をダイレクトに感じる乗り心地

エスティマハイブリッドの設計は古いので、乗り心地も最新のミニバンと比べると不満が多くなってしまう。
しかし、デビュー当時は、ライバル車のなかでも優秀だった。最新ミニバンと比べると、ボディ剛性が不足していて、ブルブルと振動も伝えるし、大きな凹凸ではドンという突き上げ感が明確に入ってくる。
2016年のマイナーチェンジ後のモデルでは、ハンドリングがスポーティになりややクルマの傾きも抑えられ、乗り心地も向上した。しかし、それでも最新ミニバンの乗り心地には届いていない。

エルグランド

エルグランド
リヤのマルチリンクサスペンションは、上質な乗り心地を提供

3代目エルグランドのリヤサスペンションは、上級なマルチリンク式が採用されている。
そのため、路面追従性も高く乗り心地は良好。路面の凹凸を見事に吸収し、快適な乗り心地を提供してくれる。
先代のアルファード&ヴェルファイアは、乗り心地でエルグランドに完敗だったため、最新モデルにはマルチリンク式と同等なダブルウィッシュボーン式を採用しているほどだ。
2010年とデビューは古いが、乗り心地性能は高いレベルにある。

セレナ

セレナ
乗り心地重視のサスペンション

ファミリーカーなので、基本的に4代目セレナは乗り心地重視となっている。
ただ、8人乗車したり、重心高が高いため車両の安定性を確保したりするために、若干乗り心地は硬めに感じるかもしれない。とくに、1名乗車時などにはそう感じることが多いだろう。
また、3列目シートでは、やや突き上げ感がある乗り心地になる。
ただ、最新の5代目セレナと比べて極端に悪いわけではないので、安心して乗れるレベルだ。

内外装・デザイン比較

ステップワゴン
スパーダ

ステップワゴンスパーダ
マイナーチェンジ前のデザインは不評

ステップワゴンスパーダの新車販売台数は低迷している。
その理由のひとつがデザインだ。マイナーチェンジ前のデザインはとくに不評だった。
いわゆるミニバンに求められる押し出し感重視の迫力系デザインではない。ホンダはこうしたデザインを嫌い、よりユニークなスタイルにしたがマーケットでは評価されなかった。
マイナーチェンジ後のスパーダは、迫力あるデザインに変更されている。クルマそのものの性能は高いので、マイナーチェンジ前のスパーダは割り切って乗るしかない。

デリカD:5

デリカD:5
タフネスさと愛嬌を兼ね備えたデザイン

ビッグマイナーチェンジ前のデリカD:5のフロントデザインは、アンダーガード風のフロントバンパーやワイドなフェンダーなど、オフローダーらしいタフネスさを上手く表現している。
押し出し感重視の迫力系デザインが多いなか、逆に新鮮で存在感がある。また、意外と愛嬌がある顔なので愛着のわく顔だ。
2007年デビューなのに、あまり古臭く見えないのがポイントだ。ただ、内装は質感が低く、デザインも古臭い感じが強い。

エスティマ
ハイブリッド

エスティマハイブリッド
賞味期限が長いスポーティなデザイン

走行性能面では古さを隠しきれないが、外観デザインはなかなか秀逸で古さを感じさせない、スポーティなものとなっている。2008年12月のマイナーチェンジ以降のモデルは、よりそうした傾向が強い。
この賞味期限が長いデザイン力とハイブリッドシステムの組み合わせが、エスティマハイブリッドをロングセラーモデルへと引き上げた要因だろう。マイナーチェンジを重ねる度に外観はアップデートされていて、スタイリッシュさをアップしている。
そんなエスティマハイブリッドのなかでも、よりスポーティさを際立たせるためにエアロパーツ類を装備したアエラスの人気が非常に高い。

エルグランド

エルグランド
多彩な仕様が選べる選択肢の豊富さが魅力

初期の3代目エルグランドは、ややスッキリ系のフェイスだったが、改良が加えられる度に、押し出し感の強いギラギラ系フェイスに進化している。年式が新しいほど、洗練さも増している印象だ。
また、選択肢が豊富なのも魅力だ。基準車にスポーティなハイウェイスターとアーバンクロム、さらにギラギラ系のライダーに高級感あふれるVIP、そしてスポーティさを極めたニスモなどがある。もっとも好みのエルグランドを選ぶことができる。

セレナ

セレナ
万人受けするスポーティなスッキリ系デザイン

4代目セレナは、スッキリとしたシンプルなデザインだ。押し出し感やギラギラ感を重視したデザインとは違い、シンプルでスポーティな雰囲気にまとめられている。
シンプルさが功を奏したのか、多くの人に違和感無く受け入れられた。
また、2013年末のマイナーチェンジで、ヘッドライトやグリルのデザインが変更された。より精悍さが増し高級感もアップしている。
シンプルなデザインということもあり、今でも古臭さを感じさせない。

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2019年 おすすめ高級セダンランキング【新車ベスト5】 https://221616.com/car-topics/20190930-100135/ https://221616.com/car-topics/20190930-100135/ Mon, 30 Sep 2019 15:00:00 +0900 3シリーズ BMW Cクラス クラウン スカイライン セダン トヨタ メルセデス・ベンツ ランキング レクサス 新車購入ガイド 日産

高級セダンベスト5を徹底比較 いまならコレを狙え! ボディタイプ別 新車オススメランキング 高級セダン RANKING BEST 5 高級セダン

自動車専門家の大岡氏が、おすすめの新車の高級セダンをランキング形式で発表!
価格や燃費、走行性能などさまざまな角度でも比較しました。
かっこよく乗りこなしたいセダン選びの参考にしてください。

セダンの最新人気ランキングはこちら

目次

おすすめランキング ベスト5

  • RANKING BEST 1 高級セダン ランキング ベスト1 BMW 3シリーズ

    BMW 3シリーズ

    3シリーズは、2019年3月にフルモデルチェンジし7世代目となった。7代目3シリーズの開発コードはG20だ。ボディサイズは、年々拡大されている。
    今回も同様で、ボディサイズは全長4,715×全幅1,825×全高1,430mm、ホイールベースは2,850mmとなった。先代モデルに対して、全長は+70mm、全幅は+25mm、ホイールベースは+40mmも大きくなり、都市部に多い立体駐車場制限である全幅1,800mmを超えた。
    こうした駐車場を使う顧客は、駐車場の車庫証明が取れないため、3シリーズを購入することができなくなってしまった。ただ、全幅がワイドになったことで、よりワイド&ローでスタイリッシュなデザインだ。

    先進性と走る楽しさを両立

    3シリーズの魅力は、低く構え、睨みのきいたスタイリッシュなデザインとキレのあるハンドリング性能にある。
    とくに、スポーティなエアロパーツ類と専用のサスペンションを装備したMスポーツ系は、最も3シリーズらしさを感じさせるグレードだ。
    やや硬めの乗り心地となるものの、微妙なステアリング操作に対してしっかりとクルマが反応する。50:50というこだわりの重量配分により、ドライバーがクルマの中心にいる感覚になるドライブフィールも含め、クルマを操る楽しさが凝縮されている。
    また、安全装備面も大幅に進化した。3眼カメラを使用したことにより、より高精度な制御が可能となった。これにより、日本初の高速道路渋滞時ハンズ・オフ・アシスト機能がプラスされている。
    この機能を使うと、クルマがステアリング操作やブレーキ、アクセルも自動的に行う。そのため、ドライバーはステアリングから手を離したままで追従走行できる。渋滞時の負担も大幅に軽減してくれる。
    その他、歩行者検知式自動ブレーキなどの予防安全装備も充実。優れた予防安全性能を誇る。
    走行性能や環境性能、安全性能など、ほぼすべての面でトップレベルの実力をもつセダンといえる。

    BMW 3シリーズの口コミ・評価を見る
  • RANKING BEST 2 高級セダン ランキング ベスト2 メルセデス・ベンツ Cクラス

    メルセデス・ベンツ Cクラス

    Cクラスは、2014年に登場し4代目となり、W205と呼ばれることもある。
    Cクラスは非常に高い人気を誇る。このクラスでは、ライバルであるBMW3シリーズを完全に寄せ付けない圧巻の販売台数だ。
    2014年度にフルモデルチェンジして以来、年度の販売台数では一度も3シリーズに負けていない。輸入車の定番ともいえるモデルだ。

    オプション設定なのは残念だがレーダーセーフティパッケージ装着車は秀逸

    2018年にマイナーチェンジが行われ、1.5Lターボエンジンと48Vのマイルドハイブリッド仕様が投入された。また、1.6Lターボと2.0Lディーゼルターボも用意された。
    Cクラスのウリは、部分自動運転ともいえる世界トップレベルの安全性能を誇るレーダーセーフティパッケージだ。歩行者検知式自動ブレーキはもちろん、高速道路で車線を維持しながら、先行車に全車速で追従走行する機能や、ウインカーを出すとクルマが後方からの接近車が無いことを確認し、自動で車線変更してくれるなどの機能が用意されている。
    しかし、情けないことにこうした優れた機能がありながら、売れ筋グレードのほとんどがオプション設定だ。今や日本では、多くの軽自動車に歩行者検知式自動ブレーキが標準装備化されている。
    Cクラスにレーダーセーフティパッケージが装着されていなければ、これだけの高級車なのに、安価な軽自動車にも劣る予防安全性能となってしまう。
    Cクラスを購入する際には、必ずレーダーセーフティパッケージをオプション選択してほしい。

    メルセデス・ベンツ Cクラスの
    口コミ・評価を見る
  • RANKING BEST 3 高級セダン ランキング ベスト3 日産 スカイライン

    日産 スカイライン

    V37型と呼ばれる13代目スカイラインは、2014年に誕生した。
    2019年のマイナーチェンジでは、大幅な変更が加えられた。従来のモデルは、北米の高級車ブランドであるインフィニティエンブレムが装着されていたが、今回のマイナーチェンジから日産エンブレムに変更された。
    また、日産のデザインアイデンティティでもあるVモーショングリルも新たに採用されている。
    搭載されるエンジンも変更となった。V6 3.5Lハイブリッド車はそのまま継続だが、2.0L直4ターボが無くなり、新開発のV6 3.0Lターボ(VR30DDTT)が採用されている。このエンジンの出力は、300psと400psの2タイプだ。

    自動運転直前? 未来を感じさせるプロパイロット2.0

    そして、世界初の技術がプロパイロット2.0だ。ナビと連動した運転支援機能となる。
    ナビゲーションで目的地を設定後、高速道路上機能がONになると、設定した速度内でほぼ自動運転状態で高速道路出口まで走行する。

    この状態のとき、ドライバーはハンズオフ状態でもOK。ドライバーが車両状態に応じて、すぐに対応できる状態であれば、車線変更や分岐などもシステムが判断しクルマを走行させる。安全装備も含め、高いレベルの先進技術といえる。

    日産 スカイラインの口コミ・評価を見る
  • RANKING BEST 4 高級セダン ランキング ベスト4 トヨタ クラウン

    トヨタ クラウン

    日本専用セダンとして開発されたクラウンは、2018年のフルモデルチェンジで15代目となった。
    このフルモデルチェンジで、プラットフォーム(車台)を刷新。最新のGA-Lプラットフォームが採用された。これにより、より高いボディ剛性を得ただけでなく、低重心化も施され基本的な運動性能が大幅に向上している。
    この新プラットフォーム採用により、ホイールベースや全長が少し長くなったが、全幅は先代クラウンと同様に1,800mmを維持。これは、国内専用セダンということもあり、都市部に多い立体駐車場の全幅制限1,800mmに対応するためだ。
    全幅1,800mmを超えると、こうした立体駐車場が使えなくなり、車庫証明が取れなくなることでクラウンを諦める顧客を出さないための配慮といえる。
    また、グレード体系が大幅に変更された。従来のアスリートやロイヤルといったグレード名を廃止。トヨタブランドの最高級車として位置付けられていたマジェスタも姿を消している。
    従来のアスリートに対応するスポーティ仕様を「RS」、「RSアドバンス」とし、乗り心地重視のロイヤルは「G」へと変更された。また、マジェスタに相当するラグジュアリー系の新グレードは「Gエグゼクティブ」となった。
    搭載されたパワーユニットは、2.5Lと3.5Lのハイブリッドと2.0Lターボの3タイプを用意している。

    名実ともに日本のナンバー1セダン

    15代目となったトヨタ クラウンは、プラットフォームが新しくなったことによる走行性能の大幅向上とハイブリッドシステムによる低燃費性能、使い勝手の良さなど多くの面で、日本で使いやすいセダンに仕上がっている。

    トヨタ クラウンの口コミ・評価を見る
  • RANKING BEST 5 高級セダン ランキング ベスト5 レクサス ES

    レクサス ES

    ESは、2018年に登場した。
    メインターゲットになる北米では、ガソリン車の設定もあるが、日本では2.5Lのハイブリッドのみという割り切った設定となっている。
    北米を意識したセダンなので、ボディサイズは大きい。全長4,975×全幅1,865×全高1,445㎜でホイールベースは2,870㎜となった。
    これだけ大きなボディサイズということもあり、小回りは苦手だ。最小回転半径は5.9mもしくは5.8mとかなり大きく、狭い道や狭い駐車場が多い日本ではやや扱いにくい。

    北米志向だが、ラグジュアリー感極まった走りと室内

    ESもこのモデルから新開発されたGA-Kプラットフォーム(車台)が採用されている。
    低重心化されボディ剛性が上がったことで、走行性能は先代モデルに対して大幅に向上した。
    とくに、乗り心地の良さと静粛性は非常に高いレベルにある。豪華な内装であることも含め、とてもリラックスできる移動空間になっている。
    そして、デザインも秀逸。アートのような造形となったスピンドルグリルは、高級車らしい品格を感じさせる。
    また、ドアミラーをカメラとしてモニターで後方を確認できる世界初のデジタルアウターミラーも用意。先進性も感じさせる高級セダンだ。

    レクサス ESの口コミ・評価を見る

おすすめランキング5台を比較

価格比較

3シリーズ

3シリーズ
魅力的だが安くはない

BMW 3シリーズで、エントリーグレードの価格は320i SEで4,520,000円からとなる。
ただし、このグレードは400万円台半ばからという価格を訴求し顧客を誘引したいオトリグレード。実質は320iの5,230,000円からとなる。人気グレードの320i M Sportは、5,830,000円からだ。
3眼カメラを使いハンズ・オフ機能付き運転支援機能や、AIを使ったインテリジェント・パーソナル・アシスタントなどの先進装備分を含めると、妥当な価格といえるが、安くはない。

Cクラス

Cクラス
レーダーセーフティパッケージ分をプラスして考えなくてはならない価格設定

メルセデス・ベンツ Cクラスは、C180の4,550,000円がエントリーグレード価格となる。
このグレードもBMW3シリーズ同様に、400万円半ばからという価格を訴求したいためのグレードだ。C180アバンギャルドの4,950,000円からとなる。
しかも、Cクラスは多くのグレードで予防安全装備と運転支援機能であるレーダーセーフティパッケージがオプション設定だ。オプション価格が、205,000円なのでこれをプラスする必要がある。
売れ筋グレードのC200アバンギャルは5,600,000円、ディーゼルのC220dアバンギャルドは5,860,000円。やや高めの価格設定だが、値引き額も大きい。

スカイライン

スカイライン
ハイブリッド車は、やや強気の価格。買い得感のあるガソリン車

日産 スカイラインの価格は、ガソリン車とハイブリッド車の価格が大きく異なる。その要因のひとつが先進技術のプロパイロット2.0が、ハイブリッド車にしか装備されていないからだ。
ハイブリッドのエントリーグレード価格は、GTで5,754,240円、最上級のGT Type SPは6,048,000円となる。ガソリン車の価格帯は、4,274,640~5,523,120円だ。
ガソリン車は、輸入車に対してかなり買い得感がある設定だが、ハイブリッド車はプロパイロット2.0が標準装備ということもあり、やや強気な価格設定といった印象だ。

クラウン

クラウン
かなり強気の価格設定

トヨタ クラウンは、国産セダンで最も売れている。その自信もあるのか、価格設定は非常に強気だ。
ガソリン車の価格帯は、4,606,200~5,594,400円。輸入車にかなり近い価格帯になっている。また、ハイブリッド車の価格帯は、4,978,800~7,187,400円となっている。
人気グレードである2.5LハイブリッドRSの価格が5,416,200円。3.5LハイブリッドのRSアドバンスに6,906,600円にもなる。
2.5Lハイブリッドで、輸入車の人気グレードと同等程度になる。ハイブリッド車で、輸入車のガソリン車と同等程度という点では、コストパフォーマンスに優れる。
ただ、クラウンに期待したいのは、今以上のコストパフォーマンスだ。

ES

ES
欲しい人だけ買ってくれればいい?的な価格

レクサスESは、2.5Lハイブリッドのみの設定。エントリーグレードのES300hが5,800,000円。スポーティモデルのES300h Fスポーツが6,290,000円。ラグジュアリー系のES300h バージョンLが6,980,000円となっている。
FF(前輪駆動)で、この価格帯というのはかなり高額。ハイブリッド車とはいえ、Cクラスや3シリーズよりもかなり高額な設定だ。
高いといえばそれまでだが、レクサスの世界観をどう評価するかで価値は変わる。レクサスブランドが大好きな人であれば納得できるのだろう。
逆に言えば「好きな人だけ買ってください」というかなり強気な価格設定ともいえる。

燃費比較

3シリーズ

3シリーズ
せめて、マイルドハイブリッドくらいは欲しいガソリン車

3シリーズには、今のところ2.0L直4ターボの出力違い2タイプが設定されている。近いうちに、2.0Lディーゼルと2.0LターボのPHEVが投入される予定だ。
2.0Lターボの燃費は、320iが13.1㎞/L(WLTCモード)で、ハイパワーな330iが13.2㎞/Lとなっている。なぜか、ハイパワー仕様の330iの方が燃費がよい。
燃費値そのものは、目を見張るような数値ではない。せめて、48Vのマイルドハイブリッドくらいは欲しいところだ。
燃費値に関しては、PHEVの330eやディーゼルの320dに期待したい。

Cクラス

Cクラス
日本市場ではようやく、マイルドハイブリッド?感がある

日本マーケットは、ハイブリッド車が非常に充実しているため、48Vのマイルドハイブリッドと言われても、今更感が強い。
C200に搭載された1.5Lターボとマイルドハイブリッドの組み合わせで、燃費は13.6㎞/L(JC08モード)となった。184ps&280Nmとかなり高出力タイプなので、燃費はあまり良いといえない。むしろ、出力を156ps&250Nmとやや抑えた1.6LターボのC180の方が、燃費は14.3㎞/Lと優れている。
ディーゼルの220dの燃費は18.9㎞/L。こちらもあまり優れた燃費値とは言えないものの、軽油を使うためハイオクガソリンより30円/L前後も価格が安い。燃料費という視点では、ハイブリッド車に近いレベルになる。

スカイライン

スカイライン
燃費より、パワフル感重視

日産スカイラインハイブリッドには、V6 3.5Lのハイブリッドシステムが搭載されている。
燃費性能は14.4㎞/L(JC08モード)だ。クラウンハイブリッドの燃費値と比べると大きな差がついてしまった。
これは、ハイブリッドシステムによる違いが大きい。
スカイラインハイブリッドは、1モーター2クラッチ式というクラウンハイブリッドと比べるとシンプルなシステムとなっている。しかし、アクセル操作に対してよりダイレクトの感あるドライブフィールが特徴だ。燃費より、やや走行性能を重視したハイブリッドともいえる。
スカイラインのガソリン車は、V6 3.0Lターボの304ps仕様が10.0㎞/L(WLTCモード)。こちらも、少し走りを意識した燃費値といえる。

クラウン

クラウン
ガソリン車以外、世界トップレベルの低燃費性能

さすがトヨタのハイブリッド車といった印象で、クラウンハイブリッドの燃費は世界トップレベルだ。2.5Lハイブリッドが24.0㎞/L、3.5Lハイブリッドが18.0㎞/Lとなっている。とくに、輸入車勢はこの燃費性能に太刀打ちできない状況が長く続いている。
燃費をとくに重視するのであれば、クラウンハイブリッドという選択になる。
それに対して、ガソリン車である2.0Lターボの燃費は12.8㎞/L。ハイブリッド車の半分程度の燃費値であり、しかも使用燃料はハイオクだ。
出力は245ps&350Nmと平均的なため、価格はハイブリッド車に対して安いとはいえ、あえて選ぶ理由が見当たらないエンジンだ。

ES

ES
2.5Lハイブリッドだけという割り切った設定

レクサスESのメインターゲットは北米だ。
北米にはガソリンエンジンの設定もあるが、日本仕様では2.5Lのハイブリッドのみとなった。ハイブリッドが当たり前になった日本マーケットの状況を考えれば当然の選択といえる。
ESの燃費は、このクラスでは世界トップレベルといえる20.6㎞/L(WLTCモード)を達成した。
全長4,975mmという大型のボディサイズながら、この低燃費性能は立派だ。あえてガソリン車という選択肢を無くしたのも、十分納得できる。

走行性能比較

3シリーズ

3シリーズ
走る楽しさを凝縮した切れ味鋭いハンドリング性能

BMWのこだわりである前後重量配分50:50へのこだわりは、3シリーズにも活かされている。
この50:50の重量配分が、クルマとドライバーとの一体感を生み出す。
ドライバーは常にクルマの中心にいるため一体感も高まり、しかも物理的にも大きなメリットを生み出している。
カーブでは、Gの変化を感じやすく運転しやすいのも特徴だ。微妙なステアリング操作に対してもクルマは機敏に反応するため、次のカーブが待ち遠しくなる。
ハイパワー仕様の330iは、258ps&400Nmを発揮。エンジンは、とてもスムースに回りレスポンスもよい。多くの機能が走り楽しさを支えている。

Cクラス

Cクラス
燃費重視じゃない?ドライバビリティ重視のマイルドハイブリッド

燃費面では、今ひとつメリットを感じさせてくれない48Vマイルドハイブリッドだが、走行性能面では、大きなメリットを生み出している。
1.5Lターボの最大トルク発生回転数は3,000回転と高い。通常これだけ高回転で最大トルクを発揮するエンジンだと、低回転域のトルクがスカスカでC200のような大柄ボディをしっかりと走らせることは難しい。
しかし、低回転域ではモーターが瞬時に最大トルクを発揮しエンジントルク不足をフォローする。そのため、低回転から高回転までスムースで力強い走りが可能だ。
このW205型のCクラスは、敏捷性を重視して開発されたモデル。カーブでは、なかなか機敏な走りも見せスポーティなドライビングが楽しめる。

スカイライン

スカイライン
基本設計が古さを先進技術でフォロー

スカイラインのプラットフォーム(車台)は、かなり古い設計だ。輸入車などの低重心化されたプラットフォームと比べると、運動性能面では勝負にならない。
そこで、DAS(ダイレクトアダプティブステアリング)と呼ばれる技術を装備した。この技術は、機械で前輪とステアリングがつながっていない世界初の技術だ。
ステアリング操作は、電気信号に置き換えられ前輪側のシステムにつながり、前輪を動かしている。そのため、応答遅れのないシャープなハンドリングや、不快な振動がないなどのメリットがある。
こうした先進技術により、気持ちの良い走りを生み出している。

クラウン

クラウン
ニュルで鍛えた走行性能は従来のクラウンを圧倒

クラウンは、国内専用車ながら走行性能を重視し、ドイツのサーキット、ニュルブルクリンクでテストを重ねた。
そして、新開発で低重心化されたGA-Lプラットフォームと組み合わされたことで、クラウンの運動性能は飛躍的に向上。
カーブではクルマのロール(傾き)がしっかりと抑えられていて、ハイスピードでも安定した姿勢を保つ。こうした安定感と、クルマの四隅にあるタイヤの位置や動きを感じ取れやすくなっており、運転がしやすくなった。
スポーティな走りを望む人向けにはRSグレード、乗り心地重視ならGグレードと好みに合わせて選ぶことができる。

ES

ES
ラグジュアリー系セダンながら、走り楽しさをプラスしたFスポーツを設定

ESは、ラグジュアリー系セダンだが、レクサスのこだわりである走行性能を主張するスポーティグレードFスポーツが設定されており、Fスポーツ専用パーツを内外装に装備した。
サスペンションは、Fスポーツ専用チューニングが施されたNAVI・AI-AVSを装備。ショックアブソーバーの減衰力を車両状態の変化に応じて最適に電子制御する。
基本的に乗り心地重視なのだが、フラットで安定感のある車両姿勢を生み出し、大きなボディサイズながら、意外と軽快感ある走りを披露する。
Fスポーツ以外のグレードも、かなりレベルの高い操縦安定性をもち、俊敏さはそれほどないもののドライバーの意思に忠実に動いてくれる。

乗り心地比較

3シリーズ

3シリーズ
何を求めるかで評価が変わる乗り心地

3シリーズの人気グレードは、スポーティ仕様の320i Mスポーツだ。
このモデルは、エアロパーツや専用サスペンション、大径ホイールなどを装備している。そのため、カーブなどでの操縦安定性は高く、気持ちよい走りを支えている。
ただし、やや乗り心地が犠牲になっているのは事実だ。タイヤのゴツゴツ感や、小さな路面の凹凸も感じやすい。
基本的に、乗り心地と操縦安定性は相反する。ドライバーが何を求めるかで、評価は異なる。
操縦安定性を重視するならMスポーツ系、乗り心地を重視するのであるならMスポーツ以外を選ぶとい良い。

Cクラス

Cクラス
ランフラットタイヤをやめたことで、快適さが大幅にアップ

ランフラットタイヤは、パンクしても一定速度以内なら一定の距離を走れるタイヤだ。そのため、タイヤの構造そのものが強化されており、ゴツゴツとした乗り心地になる傾向が強い。
Cクラスは、デビュー当時、ランフラットタイヤを装備しており、乗り心地の悪さが指摘されてきた。
しかし、マイナーチェンジでランフラットタイヤをやめ通常のタイヤを装着。これにより、乗り心地はメルセデス・ベンツらしい上質なものとなった。
C200にオプション設定されているエアサスペンションを装着すれば、極上の乗り心地になる。

スカイライン

スカイライン
19インチより18インチホイール車が快適

スカイラインのハイブリッド車には、全車ダブルピストンショックアブソーバーが標準装備されている。クルマの振動周波数の違いにより、減衰力を切り換える。そのため、ゴツゴツしたタイヤの振動もきれいに吸収し、なかなか快適な乗り心地となっている。
また、スポーティグレードのタイプSPは、19インチタイヤを履いているが、やはり乗り心地を重視するのであれば18インチタイヤ装着車がおすすめだ。DAS(ダイレクトアダプティブステアリング)により、不快な振動もステアリングから伝わってこない点もよい。

クラウン

クラウン
AVS機能を使えば、スポーティなRSもより快適な乗り心地に

クラウンは、RS系とG系にグレードが分かれている。RS系はスポーティ仕様でG系はラグジュアリー系だ。
そのため、乗り心地という点ではG系という評価になる。
ただ、RS系にはAVS(アダプティブ・バリアブル・サスペンション・システム)と呼ばれるサスペンション制御がある。
この機能には、ノーマル、エコ、コンフォート、スポーツ、スポーツプラスというモード切り替えがある。このモードでコンフォートを選択すると、G系に近い乗り心地になり快適だ。

ES

ES
極上の乗り味を実現したスウィングバルブショックアブソーバー

レクサスESのラグジュアリーグレードであるバージョンLには、世界初のスウィングバルブショックアブソーバーが装備されている。
一般的なショックアブソーバーは、低速域での乗り心地と高速域での車両安定性は相反するもので両立するのは難しい。
しかし、このショックアブソーバーは、低速域での細かな路面の凹凸から、高速域での車両の安定性を両立。速度を問わず快適でスッキリとした乗り味になっている。とくに、街中での乗り心地は非常に快適で、ほとんどゴツゴツとしたショックをドライバーに感じさせない。
ESというラグジュアリー系セダンにピッタリなショックアブソーバーに仕上がっている。

内外装・デザイン比較

3シリーズ

3シリーズ
フルデジタルメーターを採用し近未来感がアップ

BMW3シリーズのデザインは、ワイド&ローを強調したスポーティなものだ。
やや、膨らみを強調したリヤフェンダーなどは、いかにもFR(後輪駆動)車らしい力強さを感じる。
そして、インテリアには12.3インチのフルデジタルメーターが採用された。ドライバーの好みにより情報がある程度選択でき、ナビゲーションマップの一部が表示可能となっている。視線の移動量が減り、より安全運転に貢献する。
ただ、タコメーターの針が従来と逆の右下から上昇するタイプに変更されている。やや違和感があり、慣れが必要だ。

Cクラス

Cクラス
やや古さを感じさせるインテリア

最近のメルセデス・ベンツは、フルデジタルのワイドディスプレイ化されたインパネデザインを多く採用。
コンパクト系のAクラスやBクラスにも採用が進んでいることから、Cクラスはやや古さを感じるインパネデザインになってきた。すでに、3シリーズもデジタルメーターになっているので尚更だ。
Cクラスの外観デザインは、メルセデス・ベンツのセダン系共通の押し出し感ある迫力系デザインにまとめられている。
良くも悪くもCクラス、Eクラス、Sクラスと同じようなデザインで、遠くから見ると見分けがつかないくらいよく似ている。1ポイントでもCクラスと分かる部分が欲しいところだ。

スカイライン

スカイライン
さすがに古さを感じてきた外観デザイン

スカイラインは、2014年デビューということもあり、デザイン面ではやや古さが出てきている。
猛禽類のような鋭い眼差しのヘッドライトなど、フロントフェイスは精悍さを感じさせる。
マイナーチェンジの際には、インフィニティのエンブレムを外し、日産ブランドのデザインアイデンティティであるVモーショングリルが装備された。少々、グリルに存在感が無く、フェイス中央に大きな穴が開いているようにも見える。
インテリアは、羽を広げたようなワイド感あるインパネデザインで優雅さを感じる。

クラウン

クラウン
品格さと迫力を両立したデザイン

先代となるクラウン アスリート系は、イナズマ型のハデハデ系グリルが好評を得た。
やや、ヤンチャなイメージが強かったが、現行クラウンは高級車らしい品格を持ちながら、彫りの深い押し出し感のあるフェイスを作り上げた。
サイドビューには6ライトウインドウデザインが採用された。リヤのルーフラインの傾斜を緩やかにして、クーペのような流麗さを与える手法で、後席側後方にもうひとつウインドウが加わることから6ライトウインドウなどと呼ばれる。
こうしたデザイン手法は、現在のセダンデザインのトレンドになっている。

ES

ES
アートのような美しさをもつデザイン

従来、ESのデザインは押し出し感や迫力に主眼が置かれていて、今ひとつ洗練さという点ではピンとこないデザインだった。
しかし、現行モデルは彫りの深い複雑な造形をみせるフェイスデザインに、流麗さが際立つアートなようなデザインが施さられたスピンドルグリルを装備。高級車らしい品格のあるスタイルになった。
フラッグシップモデルとなるLSや他のセダンモデルであるGS、ISなどとも異なるユニークで存在感あるスタイリングといえる。

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2019年 おすすめコンパクトカーランキング【新車ベスト5】 https://221616.com/car-topics/20190930-100132/ https://221616.com/car-topics/20190930-100132/ Mon, 30 Sep 2019 15:00:00 +0900 アクア スイフト スズキ デミオ トヨタ ノートe-POWER フィット ホンダ マツダ ミニバン ランキング 新車購入ガイド 日産

コンパクトカーベスト5を徹底比較 いまならコレを狙え! ボディタイプ別 新車オススメランキング コンパクトカー RANKING BEST 5 コンパクトカー

自動車専門家の大岡氏が、おすすめの新車コンパクトカーをランキング形式で発表します。
価格や燃費、走行性能などさまざまな角度でも比較しました。
2019年最新の情報をチェックして、車選びの参考にしてください。

コンパクトカーの最新人気ランキングはこちら

目次

おすすめランキング ベスト5

  • RANKING BEST 1 コンパクトカー ランキング ベスト1 マツダ デミオ

    マツダ デミオ

    4代目マツダ デミオは、2014年9月に発売された。マツダの魂動デザインが採用され、躍動的なフォルムが魅力だ。
    デミオは、外観デザインを含め「クルマの価値はボディサイズに比例する」という既成概念を打ち破ることをコンセプトとして開発された。
    インテリアも、このクラスのコンパクトカーの中では、かなり上質だ。

    走りと燃費、安全装備が高次元でまとまったコンパクトカー

    そして、走りにもこだわった。
    3代目デミオよりボディサイズが大きくなっているのだが、ほぼすべて最適なドライビングポジションをとるために使用している。
    搭載されているエンジンは、自然吸気1.5Lのガソリンと1.5Lディーゼルターボの2タイプだ。1.5Lは110ps&141Nm、1.5Lディーゼルターボが105ps&250Nmをアウトプットする。
    おすすめしたいディーゼル車の250Nmというトルクは、自然吸気2.5L車並みにあたる。小さなボディでこの大トルクなので、ディーゼル車は非常に力強く走ることができる。
    また、このクラスのコンパクトカーでは、トップレベルの安全装備が標準装備化されている。
    歩行者検知式自動ブレーキや斜め後方から接近する車両を検知し警報を発する機能、誤発進抑制制御など多くの予防安全装備が全車標準装備だ。

    マツダ デミオの口コミ・評価を見る
  • RANKING BEST 2 コンパクトカー ランキング ベスト2 日産 ノートe-POWER

    日産 ノートe-POWER

    ノートは2012年に登場した。デビュー時には、e-POWERの設定はなくガソリン車のみだった。
    ライバルは、トヨタ アクアとホンダ フィットというハイブリッド勢で、ハイブリッドを持たないノートは販売面で苦戦していた。
    しかし、起死回生のモデルとなったのが、2016年11月に登場したe-POWERだ。
    日産はEV(電気自動車)をメインとしており、小型車向けのハイブリッドシステムの開発をしてこなかったまかで、e-POWERはちょっとしたアイデアから生まれた。
    なんとEVであるリーフのモーターなどを流用したシンプルなシリーズハイブリッドを開発したのだ。

    強力なモーター走行で、新感覚のドライブフィールが楽しめる

    ノートe-POWERに搭載されたモーターは、254Nmという大トルクを誇る。自然吸気エンジンだと、2.5Lクラスとほぼ同等のトルクだ。
    この大トルクで、全長4,100mmという小さなボディを走らせるのだから、その加速力はクラストップレベルでとてもスムースである。
    一般の人があまり経験したことの無いEVの走りを持ち込んだドライブフィールが新鮮で、マーケットにおいて高い評価を得た。

    その結果、2018年度登録車新車販売台数ナンバー1に輝いている。

    日産 ノートe-POWERの口コミ・評価を見る
  • RANKING BEST 3 コンパクトカー ランキング ベスト3 ホンダ フィット

    ホンダ フィット

    3代目となるホンダ フィットは2013年9月にデビューした。直近では2017年6月にマイナーチェンジしている。
    歴代フィットは、高い人気を誇るコンパクトカーで、登録車新車販売台数ナンバー1を争っていた。
    しかし、3代目フィットはデビュー直後からリコールが相次ぎ顧客の信頼を失ってしまう。
    その後、デザインも不評だったようで販売台数は伸び悩み、ついに2019年秋には4代目フィットへとバトンタッチする予定だ。

    圧倒的な使い勝手の良さを誇る

    ただし、クルマとしての完成度は高い。
    ホンダ独自のセンタータンクレイアウトを採用し、クラストップレベルの室内の広さと使い勝手の良さを誇る。
    シートを跳ね上げれば、高さ128㎝もの積載スペースになるし、リヤシートを畳めば、26インチの自転車さえ積載できる。多彩なシートアレンジができ、さまざまなシーンで活躍してくれるのだ。
    フィットに搭載されるエンジンは、1.5Lのハイブリッドに、1.3Lと1.5Lのガソリン車が用意されている。
    1.5Lハイブリッドは、SPORT HYBRID i-DCDが採用され、走行状況に応じて、「EVドライブモード」「ハイブリッドドライブモード」「エンジンドライブモード」の中から、最も効率の良いモードを選択して走行する。
    また、1.5Lエンジンは132psとパワフルながら、低燃費なのも魅力だ。

    ホンダ フィットの口コミ・評価を見る
  • RANKING BEST 4 コンパクトカー ランキング ベスト4 スズキ スイフト

    スズキ スイフト

    スズキ スイフトのボディサイズは、全長3,840×1,695×1,500mmで、アクアやノートといったコンパクトカーよりひと回り小さいボディサイズになる。ボディサイズ的に直接のライバルとなるのは、日産 マーチなどだ。
    4代目となるスイフトは、2017年1月に発売された。スズキの世界戦略車として重要な車種で、日本だけでなく、欧州やアジアなどの道で徹底的に鍛え上げられている。
    そのため、コンパクトカーとしての総合力が高い1台だ。

    多くのパワーユニットが設定された世界戦略車

    スイフトに用意されたエンジンは多岐にわたる。
    日本市場でハイブリッド車の人気が高いということもあり、1.2Lハイブリッドとマイルドハイブリッドの2タイプを設定した。ガソリン車は、自然吸気1.2Lと1.0Lターボの2タイプが用意された。選択肢が多いため、自分にピッタリなパワーユニットが選びやすい。
    また、4代目スイフトは、大幅に軽量化されている。
    すべてのグレードで1トンを切っており、軽量なモデルでは800㎏台となった。
    この恩恵によりフットワークは軽快なうえ、1.2Lのガソリン車でも十分な加速力を披露する。さらに低燃費だ。
    しかし、ハイブリッドに搭載された5速AGS(オートギヤシフト)はややクセがあり、慣れが必要だ。

    スズキ スイフトの口コミ・評価を見る
  • RANKING BEST 5 コンパクトカー ランキング ベスト5 トヨタ アクア

    トヨタ アクア

    トヨタ アクアは、2011年12月に登場したハイブリッド専用のコンパクトカーだ。
    1.5Lのハイブリッドシステムを搭載し、デビュー当時35.4㎞/L(JC08モード)という世界トップレベルの低燃費を実現し話題となった。
    すでに、1クラス上のプリウスが大ヒットしており、世間ではハイブリッド車に対しての期待が高まっているなか、当然、アクアは瞬く間に大ヒットモデルとなる。
    年度の登録車新車販売台数ランキングで、何度もナンバー1を取り続けるほどの人気車となった。

    とにかく売れている超低燃費ハイブリッドカー

    アクアは燃費重視のコンパクトカーということもあり、空気抵抗を低くするデザインが採用されている。全高がやや低くルーフの後部が下がったデザインになっているため、リヤシートの頭上スペースがややタイトに感じる。
    また、安全装備は非常に物足りない。歩行者検知式自動ブレーキを含む予防安全装備「トヨタセーフティセンス」は、上級グレードのみに標準装備され、売れ筋グレードのSやエントリーグレードのLにはオプション設定だ。
    サイド&カーテンエアバッグも全車オプション設定で、購入時には必ずオプションを選択しなければならない。
    アクアには、標準車の他にSUVテイストをプラスしたクロスオーバー、専用のエアロパーツやサスペンションなどを装備したGRスポーツも設定されていて選択肢は豊富だ。

    トヨタ アクアの口コミ・評価を見る

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価格比較

デミオ

デミオ
装備が良いので価格は高め

エントリーグレードの価格は、ガソリン車のデミオ15Cが1,393,200円、人気グレードの15Sツーリングは1,733,400円だ。
ディーゼル車のエントリーグレードであるXDは1,814,400円、人気グレードのXDツーリングは2,014,200円となっている。
ツーリンググレード比較では、ガソリン車とディーゼル車の価格差は、約30万円といったところだ。
デミオの価格は、他のコンパクトカーと比べるとやや高めだが、予防安全装備やサイド&カーテンエアバッグは全車標準装備となっている。ライバル車では、オプションになっていることが多いので、その分を差し引けば、デミオの価格はそれほど高価ではない。

ノート
e-POWER

ノートe-POWER
やや高めの価格設定。値引き前提なら割安か

ノートe-POWERの価格は、エントリーグレードのSで1,901,880円だ。
このグレードには歩行者検知式自動ブレーキさえも装備されておらず、他の装備もやや貧弱で推奨できないグレードだ。
おすすめは、売れ筋のXグレード(2,021,760円)以上になる。
全般的にやや高めの価格帯だが、ノートはモデル末期のため、値引き額も大きくなる。大幅値引き前提であれば納得できる範囲だ。
また、ノートe-POWERには、スポーツモデルであるNISMOの設定もあり、価格は2,488,320円となっている。このNISMOグレードは、内容が充実しておりコストパフォーマンスも高い。リセールバリューも高いのでおすすめのグレードだ。

フィット

フィット
フルモデルチェンジ前の大幅値引き前提ならお買い得!

フィットハイブリッドの価格は、1,699,920円からと一見安く見える。
しかし、このエントリーグレードは、歩行者検知式自動ブレーキなどの予防安全装備が装着されていない。
安心して乗れるグレードは、予防安全装備であるホンダセンシングが標準装備されているLからで、価格は2,079,000円となる。
1.3Lのガソリン車は13G・Lグレードからが安全装備も充実していておすすめで、価格は1,653,480円だ。
そして、1.5Lはガソリン車の最上級グレードということもあり、装備は充実。価格は15XLで1,853,280円だ。スポーツモデルのRSは、2,050,920円となっている。
やや高めの価格設定なのだが、フィットは2019年秋にフルモデルチェンジを予定している。
それまでの間は、赤字覚悟の大幅値引きが予想できる。大幅値引きが前提であるのなら、お買い得感が出てくる。

スイフト

スイフト
やや高めの価格設定となったハイブリッド車

スイフトのエントリーグレードは、XGリミテッド(CVT)1,461,240円からとなる。
スイフトの1.2Lガソリン車は、今時アイドリングストップ機能さえ装備されていない。スポーティグレードのRS(CVT:1,690,200円)も同様だ。
1.0LターボのRStは1,800,360円だ。マイルドハイブリッド車の上級グレードであるハイブリッドRSの価格は1,787,400円。スタイリッシュで、バランスの良い装備でおすすめグレードである。
そして、ハイブリッドSLの価格は1,949,400円とやや高価だ。この価格になると1クラス上のBセグメントコンパクトカーのハイブリッド車が手に入る。

アクア

アクア
オプションが多く、結果的に価格アップ

アクアのエントリーグレードであるLの価格は1,785,240円だ。かなりお買い得な価格に見えるが、かなりシンプルな装備となっている。
実質的には、Sグレード(1,886,760円)がエントリーグレードと考えるとよい。
標準車の最上級グレードGの価格は2,059,560円で、最上級グレードであることを考えると安価なのだが、サイド&カーテンエアバッグやアルミホイール、ナビを装着するために必要なナビレディパッケージもオプションとなっている。
これらをプラスしていくと、ライバル車並みの価格帯になる。
アクアはモデル末期なので、大幅値引きが期待できる車種だ。オプション分は、値引きで相殺できればお買い得感が出てくる。

燃費比較

デミオ

デミオ
どのエンジンタイプを選んでもOK

デミオのガソリン車で、15Sツーリング(AT)の燃費は19.0㎞/L(WLTCモード)、6速MT車だと19.8㎞/Lだ。ディーゼル車のXDツーリング(AT)の燃費は26.4㎞/L(JC08モード)となっている。
ディーゼル車の燃費はかなり優秀だ。軽油を使うディーゼル車は、レギュラーガソリンより20円/L前後価格が安い。燃料費で考えると、ハイブリッド車並みになる。
また、ガソリン車の燃費も優秀なため、燃費面では、どのエンジンを選択しても十分に納得できるレベルにある。

ノート
e-POWER

ノートe-POWER
街乗りでの燃費に優れるe-POWER

ノートe-POWERの燃費は、Sグレードが37.2㎞/L(JC08モード)と非常に優れた燃費値になっている。実際の売れ筋グレーであるXは34.0㎞/Lだ。
e-POWERはシリーズハイブリッド方式なので、主に市街地などストップ&ゴーの多い環境での燃費値に優れる。60㎞/h程度以下の道なら、ライバル車のハイブリッド車以上の燃費値を期待できる。
その一方で、高速道路など速度が高いシチュエーションションは苦手で、ライバル車に一歩譲る燃費値になる。

フィット

フィット
ハイパワーながら低燃費な1.5Lガソリンエンジン

フィットハイブリッドの燃費は、グレードによりやや差が大きく31.8~37.2㎞/L(JC08モード)となっている。
売れ筋Lグレードの燃費は、34.0㎞/Lで優れた燃費値だ。1.3Lガソリン車13G・Lの燃費は24.6㎞/Lとまずまずの燃費値となった。
そして、1.5Lガソリン車の燃費が22.2㎞/Lと良好だ。100psの1.3Lに対して132psとハイパワーな1.5Lだが、燃費は1.3Lとそれほど変わらない。
フィットのスポーツグレードであるRSには6MT車の設定があり、このグレードの燃費は19.2㎞/Lだ。

スイフト

スイフト
燃費はよいが、安全装備が貧弱な1.2Lガソリン車

スイフトのマイルドハイブリッドML、RSの燃費は27.4㎞/L(JC08モード)とまずまずの燃費値となった。
そして、微妙なのがハイブリッドSLで、このモデルの燃費は32.0㎞/Lだ。
マイルドハイブリッド車よりは優れた燃費値だが、1.2Lという小さな排気量なのに、ひとクラス上の1.5Lハイブリッド車の燃費値より悪い。車両価格が高いので、コストパフォーマンスという点では少々微妙だ。
また、1.2Lガソリン車の燃費は24.0㎞/Lとかなり優秀だが、アイドリングストップ機能さえ装備されていない。
これを装備すれば、マイルドハイブリッド車並みの燃費になることが考えられる。そのため、あえてアイドリングストップ機能を装備していないのでは? という疑念がわいてくる。

アクア

アクア
圧倒的な燃費性能

アクアのエントリーグレードLの燃費は38.0㎞/L(JC08モード)、売れ筋グレードのSは34.4㎞/Lになっている。燃費性能にこだわったアクアだけに、この燃費値はクラストップレベルといえるものだ。
スポーツグレードのGRスポーツも34.4㎞/Lになっている。
街中で、より実燃費をアップさせるテクニックは、アクセルのちょい抜き。ジワリとアクセルを踏みEV走行を心がけ、エンジンが始動したらアクセルをちょっと抜くのがコツだ。
そうすると、エンジンは再び停止しEV走行できる。そこで、またアクセルをジワっと踏み、なるべくEV走行させると実燃費も向上する。

走行性能比較

デミオ

デミオ
重厚なディーゼル車。軽快なガソリン車

デミオのガソリン車とディーゼル車の走行フィーリングは大きく異なる。
ディーゼル車の方が、80㎏前後車重が重い。その重量分は主にフロント部分に集中している。高速道路などでは、どっしりとした重厚なクルージングが得意だ。
対してガソリン車は、軽快感あるハンドリングが魅力だ。おすすめはディーゼル車で、最大トルクは250Nmもある。そのため、非常に力強い。
この余裕ある最大トルクの恩恵で、小さなクルマだが、ロングドライブでも疲労が少ないのも美点だ。

ノート
e-POWER

ノートe-POWER
ユニークな瞬発力と1ペダルドライブが魅力

ノートe-POWERは、リーフのモーターを使い254Nmという大トルクを発揮する。
日産のe-POWERドライブは、アクセル操作ひとつで発進から停止まで可能だ。
アクセルを床まで踏み込むと、この254Nmがイッキに立ち上がり、イッキに速度を上げていく。この瞬発力は、クラストップといえる実力だ。
さらに、その加速はスムースなうえ、モーターで走行するため、アクセルを戻すと強い回生ブレーキが働く。
この1ペダルドライブや圧倒的な瞬発力が、ノートe-POWERのユニークさを際立たせており、高い人気を得ている。

フィット

フィット
ハイブリッドとRSの走りは秀逸

販売面で不調が続いていたことから、2017年6月のマイナーチェンジではボディ剛性のアップなど、大幅な改良が行われた。その効果が明確に出ていたのがハイブリッド車だ。
乗り心地や操縦安定性は大幅に向上した。
ステアリング操作に対してより忠実な走りを披露し、気持ちの良い走りを実現している。とくに、スポーツモデルのRSは爽快な走りを堪能できる。
ただ、全体的にお上品にまとまっており、スポーツグレードらしい尖ったところが感じられない。逆に言えば、多くの人が違和感なくRSの走りを楽しめる。

スイフト

スイフト
エンジン再始動時に振動がほとんどないマイルドハイブリッド車

1.2Lガソリン車は、軽量ボディの効果もあり必要十分といった動力性能だ。
1.0LターボのRStは150Nmのトルクを誇るため、なかなか鋭い加速を誇る。ただ、速さという点では、スイフトスポーツがあるので、立ち位置的には微妙だ。
マイルドハイブリッド車の走りそのものは1.2Lガソリン車と大差ないが、アイドリングストップからのエンジン再始動にISG(モーター機能付発電機)が使われるため、振動や音が非常に少なく快適である。これだけで、マイルドハイブリッド車を買ってもいいと思えるほどだ。
ハイブリッド車は、MTとATの利点を兼ね備えたトランスミッションAGS(オートギヤシフト)が採用されている。クラッチとシフトの操作をコンピューター制御で行なう。
MTのようなダイレクト感ある走りを楽しめるものの、シフトチェンジに空走感がある。少々慣れが必要だ。

アクア

アクア
低重心でバランスがよく、意外なほどスポーティ

アクアは、大きく重いハイブリッド用バッテリーをリヤシート下付近に設置している。
そのため、前後の重量バランスがよくなって重心も下がり、非常にスポーティで気持ちよい走りを楽しめる。
ただし、重量バランスに優れているものの、サスペンションにあまりお金をかけていないせいか、標準車はやや雑な乗り味だ。
一方で、スポーツグレードのGRスポーツは秀逸な運動性能をもつ。
スポット溶接増しやボディ剛性をアップするための補強パーツ、専用のローダウンサスペンションなどを装備し、乗り心地も上質で、アクアの重量バランスの良さを引き立てた軽快でスポーティな乗り味を実現している。

乗り心地比較

デミオ

デミオ
熟成されたコシのある乗り味

デミオのデビューは2014年とやや古い。そのため、現在までの間に何度も改良を施されてきた。モデル末期ということもあり、かなり完成度は高い。
デビュー時こそ、タイヤの硬さを感じさせる部分もあったが、現状ではかなり熟成されてきている。このクラスでは、トップレベルの乗り心地だ。
ガソリン車、ディーゼル車ともに欧州車的な、コシのある乗り味で、クルマを操ることが好きな人には、ピッタリのセッティングになっている。とくに上質なのがディーゼル車で、車重の重さがいい影響を出している。

ノート
e-POWER

ノートe-POWER
乗り心地は改善の余地あり

ノートe-POWERの弱点ともいえるのが乗り心地だ。
ガソリン車よりは少し良くなったが、路面の凹凸をしっかりと拾い乗員にしっかりと伝えてくる。サスペンションの動きがシブく、路面追従性は良いとは言えない点は、もう少し改善が必要だ。
スポーツモデルのNISMOは、基準車に比べると硬めのサスペンションセッティングとなっているが、乗り心地そのものは悪くない。むしろ、基準車がNISMOくらいの乗り心地にしてほしいと感じるほどだ。

フィット

フィット
やや物足りない1.3L車。柔らかめなハイブリッド

フィットハイブリッドは、上質な乗り心地を重視した結果、やや柔らかめな乗り心地になった。普通に走っているレベルだと、なかなか気持ち良い。ただ、高い速度域や、タイトなカーブで高Gがかかるとやや曲がりにくくなる傾向だ。静粛性は高く、1クラス上のレベルになっている。対してRSは、全域でコシのある乗り心地で、しかも爽快な走りを見せる。乗り心地も悪くない。1.3Lはコストダウンを重視したのか、乗り心地面ではやや粗さがありハイブリッドやRSと比べると安っぽさを感じる。静粛性も同様だ。

スイフト

スイフト
締まったフットワークのRSは好感度大

スイフトの乗り心地は、標準車系とRS系の2つに分けられる。
標準車系は、乗り心地重視といった印象で、カーブではやや車体が傾く傾向が強い。日常的な使い方なら、これで十分といったところだ。
RS系は、欧州などで高速移動をメインとした足回りのセッティングで、やや硬めのフットワークをもつ。硬めといっても、標準車に対して硬めなだけで、スポーツモデルにありがちなタイヤのゴツゴツ感はそれほど伝えてこない。どちらかというと、しなやか系なフットワークだ。

アクア

アクア
優れた重量バランスを生かし切れていない乗り心地

アクアの初期モデルは、とにかく乗り心地が悪かった。
ゴツゴツ、ザラザラとした感覚が強く、動かない足なのに機敏性を高めようとしていた。
しかし、何度も改良が加えられ、ボディ剛性もアップしたことから、最新のアクアの乗り心地はかなり良くなっている。良くなったと言っても、このクラスのクルマとしてはなんとか合格といえるレベルだ。
また、乗り味もマイルドになっていて、優れた重量バランスを生かし切れていない。敏捷性に優れ、乗り心地もよいGRスポーツの足回りを標準車にも採用すれば、かなり良いクルマになる。

内外装・デザイン比較

デミオ

デミオ
上質だが、やや新鮮味に欠けてきた

マツダの魂動デザインが採用され、コンパクトなボディながら躍動感のあるデザインとなった。
このクラスのコンパクトカーは、あまり好き嫌いの出るデザインを採用しにくい。販売台数が多いモデルだけに、失敗が許されないからだ。
そんな中、デミオのデザインはかなりエモーショナルだ。ある意味、好きな人だけ買ってくれればいいといったメッセージにも思える。
何度か微妙な変更が加えられてきたなかで、少々新鮮味に欠けてきた感がある。
インテリアは、クラストップレベルの質感をもつ。色にもこだわっており、さまざまな内装色をもった特別仕様車がリリースされている。

ノート
e-POWER

ノートe-POWER
モデル末期ゆえに、そろそろ賞味期限切れ?

日産のデザインアイコンであるVモーショングリルが特徴的なノートの外観デザイン。ボディサイドのキャラクターラインは、シャープで個性的だ。
ただ、ノートは2012年登場のモデルなので、すでにモデル末期に入っている。
現在までの間に、何度かデザインはリフレッシュされたものの、さすがに古さが隠し切れない。
インテリアも同様に古さが目立ってきてたなかで、ライバル車のインテリアの質感はかなり向上されてきたこともあり、ノートe-POWERの内装質感はややチープに見えてしまう

フィット

フィット
やや好き嫌いが出る外観デザイン

外観のデザインが、フィットの販売不調理由のひとつとしてあげられている。
上質感はあるものの、やや好き嫌いが明確になるデザインで、センタータンクレイアウトを使っていることからやや腰高に見える。
RSは専用エアロパーツを装備することで、見た目の腰高感を若干薄めていることもあり基準車と比べると、やはりスポーティに見える。
インテリアの質感は高く、ソフトパッドを使うなどして高級感もある。質感レベルでは、このクラスでもトップレベルだ。

スイフト

スイフト
派手さはないが、バランスの取れた落ち着いたデザイン

歴代スイフトのシルエットを継承しながら、重心の低いプロポーションとフェンダーの張り出し感を強調し、力強さと安定感のあるスタイリングにまとめられた。
また、切れ上がったヘッドライトや大型グリルにより、スポーティさも表現されている。
インテリアにはセンターコンソールなど、操作系を5度ほど運転席側に傾斜させコックピットのような雰囲気を演出した。
ただ、好き嫌いが出るデザインを避けたかったのか、やや地味な雰囲気にまとめられていて、もう少しエモーショナルなデザイン要素が欲しいところだ。

アクア

アクア
やや質感が低いインテリア

アクアはモデル末期なのだが、何度か外観デザインをリフレッシュしたこともあり、意外と古臭さを感じさせない。むしろ、徐々に洗練されてきているのと同時に高級感も出てきている。
こうしたデザインの深化もアクアが売れ続けている理由のひとつだろう。
ただ、インテリアはやや古く見えてきた。センターメーター内の液晶画面も小さく見にくい。
また、上級グレードはまだ多少納得できるレベルだが、売れ筋グレードのSなどは、ライバル車と比べても少々質感が低く感じる。

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ミニバンベスト5を徹底比較 いまならコレを狙え! ボディタイプ別 新車オススメランキング ミニバン RANKING BEST 5 ミニバン

自動車専門家の大岡氏が、おすすめの新車ミニバンをランキング形式で発表します。
価格や燃費、走行性能などさまざまな角度でも比較しました。
2019年最新の情報をチェックして、家族でのお出かけにぴったりなミニバン選びの参考にしてください。

ミニバンの最新人気ランキングはこちら

目次

おすすめランキング ベスト5

  • RANKING BEST 1 ミニバン ランキング ベスト1 トヨタ アルファード/ヴェルファイア

    トヨタ アルファード/ヴェルファイア

    トヨタ アルファード/ヴェルファイアは、2015年1月に登場した。
    ミニバンマーケットでは、最も大きなボディサイズのカテゴリーに入る。
    アルファード/ヴェルファイアは、基本骨格やエンジンなどを共通化した姉妹車である。
    フロントフェイスのデザインが異なる程度で、その他はほぼ同じ作りだ。

    超人気ミニバンの2台!

    アルファード/ヴェルファイアのライバル車は、日産 エルグランドだ。
    過去、エルグランドとアルファード/ヴェルファイアは、かなり熾烈な販売戦争を繰り広げていた。
    しかし、現行エルグランドは低床フロアで全高を下げ、走行性能を大幅に向上。しかし、小さく見えるということで、販売台数は激減してしまった。
    現在では、アルファード/ヴェルファイアのひとり勝ち状態が長く続いている。
    中古車でも人気が高いため、高いリセールバリューを誇る。
    また、ラグジュアリー系ミニバンとしての価値を追求した。
    3列目シートを格納し、2列目キャプテンシートを最後方までスライドさせると広大な室内空間となるエグゼクティブラウンジを設定。同時に、高級感あふれる内装とすることで、アルファード/ヴェルファイアのラグジュアリー系ミニバンとしてのブランド力をいっきにアップさせた。
    搭載されるエンジンは、2.5Lハイブリッドと2.5Lと3.5Lガソリン車の3タイプを用意。駆動方式は、FF(前輪駆動)をベースとした。
    2.5Lハイブリッドは後輪側にモーターを設置したE-Fourのみの設定だ。ガソリン車には、2WDと4WDの設定となっている。

    トヨタ アルファードの口コミ・評価を見る トヨタ ヴェルファイアの口コミ・評価を見る
  • RANKING BEST 2 ミニバン ランキング ベスト2 ホンダ オデッセイハイブリッド

    ホンダ オデッセイハイブリッド

    ホンダ オデッセイは、2013年11月に発売されたが、この当時はガソリン車のみだった。
    オデッセイハイブリッドの投入は、それから大きく遅れて2016年2月となった。

    地味な存在となっているが、完成度の高い1台

    オデッセイハイブリッドには、2.0LのSPORT HYBRID i-MMDハイブリッドシステムが採用されている。
    このSPORT HYBRID i-MMDは、これからのホンダ電動化技術の核となるものだ。今後、ドンドン多くの車種に採用されていく。
    SPORT HYBRID i-MMDは、3つの走行パターンをもつ。
    バッテリーの充電が十分なときは、EVドライブモードで走行。バッテリーの充電が足りていない場合は、ハイブリッドドライブモードになり、エンジンで発電しモーターで走る。そして、高速道路などでエンジン走行の方が、モーターより効率がよいとコンピュータが判断するとエンジンドライブモードへ移行する。
    この選択は、常時自動で最も効率のよいモードが選択される。多くのシチュエーションションでモーター走行するので、スムースで力強い走りが魅力だ。
    また、オデッセイハイブリッドの全高は1,685mmと低い。さらに、ホンダ独自の超低床プラットフォーム(車台)を採用したため、アルファード/ヴェルファイアなどと比べると重心高が低く、ミニバンの中ではかなりスポーティな走りが得意だ。

    ホンダ オデッセイハイブリッドの
    口コミ・評価を見る
  • RANKING BEST 3 ミニバン ランキング ベスト3 ホンダ ステップワゴン

    ホンダ ステップワゴン

    ホンダ独自の技術を満載した5代目ステップワゴンは、2015年4月に登場した。ハイブリッド車は、やや遅れて2017年9月に投入された。
    本来、国内ホンダ販売を支える車種だが、販売面は低迷を続けている。
    低迷の理由はデザインと言われているが、ステップワゴンに採用されている技術は、ホンダらしいユニークなものばかりだ。

    ユニークな技術を多く投入するも販売は低迷

    そのひとつが、2.0LのSPORT HYBRID i-MMDだ。
    145ps&175Nmの2.0Lエンジンに、184ps&315Nmのモーターが組み合わされている。
    EVドライブモード、ハイブリッドドライブモード、エンジンドライブモードと3つのモードのなかから、コンピュータがもっとも効率のよりモードを自動選択し走行する。
    そして、リヤゲートが横にスライドし開く“わくわくゲート”もステップワゴンだけの装備だ。
    3列目シートの入り口側を収納すれば、リヤゲートから後席シートへアクセス可能。また、後方が狭い駐車場では、リヤゲートを開けることが難しくなるが、わくわくゲートなら、わずかなスペースでリヤゲートを開放することができて便利だ。
    また、ステップワゴンには、ライバル車には設定されていない1.5Lターボエンジンが搭載されている。小排気量ながら、150ps&203Nmという出力で力強い走りが可能だ。

    ホンダ ステップワゴンの口コミ・評価を見る
  • RANKING BEST 4 ミニバン ランキング ベスト4 日産 セレナe-POWER

    日産 セレナe-POWER

    5代目となる日産セレナは、2016年8月に登場した。
    同一車線内を維持しながら、全車色で追従走行する運転支援システム「プロパイロット」が用意され話題になった。
    セレナe-POWERが投入されたのは、やや遅れて2018年3月となった。セレナe-POWERは、すでに発売済みで大ヒットモデルとなったノートe-POWERのヒットを受けている。

    ノートe-POWERの成功から生まれたシリーズハイブリッド

    セレナe-POWERは、136ps&320Nmという出力を誇る。パワーユニットは、基本的にノートe-POWERと同じだが、エンジンの出力やモーターのトルクがアップされている。
    e-POWERの特徴は、シンプルなシリーズハイブリッド方式だ。ステップワゴンも似たシステムを採用するが、エンジンドライブモードをもつなど、さらに1歩進んだシステムを採用した。
    e-POWERは、エンジンで発電した電気を使いEV走行するシンプルな構造。エンジンドライブモードなどはない。
    また、セレナe-POWER独自の制御がe-POWERドライブだ。アクセルを戻す量に比例しモーターの回生ブレーキの強弱が変化する。アクセルを完全にオフにすると、強力な回生ブレーキが作動。
    そのため、アクセルひとつ発進から停止まで可能となり、ペダルの踏み込み回数が激減するため、疲労軽減に役立つのだ。

    日産 セレナe-POWERの口コミ・評価を見る
  • RANKING BEST 5 ミニバン ランキング ベスト5 トヨタ ヴォクシー/ノア/エスクァイア

    トヨタ ヴォクシー/ノア/エスクァイア

    トヨタ ヴォクシー/ノア/エスクァイアは、エンジンや基本骨格などを共用した姉妹車だ。車種によって若干デザインを変更するなどし、違いを持たせている。装備類もほぼ同じで大差はない。
    こうした姉妹車は、今やトヨタだけだ。それは、トヨタの販売チャネルが多いことが原因となっている。
    5ナンバーミニバンのような人気カテゴリーは、どの販売チャネルも欲しがる。ただ、まったく同じだと食い合いになるので、それを避けるために若干デザインや仕様を変えた姉妹車が投入されているのだ。
    そのため、各々の車種毎では日産セレナに販売台数で負けているものの、3姉妹合計の販売台数はセレナを圧倒する。実質的に、ミニバンナンバー1といえるのが、ヴォクシー/ノア/エスクァイアなのだ。

    実質販売台数ナンバー1の5ナンバーミニバン3姉妹

    搭載されるエンジンは、2.0Lのガソリンと1.8Lハイブリッドの2つ。2.0Lガソリンの出力は152&193Nm、1.8Lハイブリッドは、99ps&142Nmのエンジンに82ps&207Nmのモーターが組み合わされている。
    装備面では、歩行者検知式自動ブレーキを含む先進予防安全装備「トヨタセーフティセンス」がようやく標準装備化されライバル車と同等レベルの安全性能を得ている。
    ヴォクシー/ノアのデビューは、2014年1月でそろそろモデル末期だ。改良が加えられ熟成されてきたとはいえ、古さが目立ってきた。

    トヨタ ヴォクシーの口コミ・評価を見る トヨタ ノアの口コミ・評価を見る トヨタ エスクァイアのカタログ情報を見る

おすすめランキング5台を比較

価格比較

アルファード/
ヴェルファイア

アルファード/ヴェルファイア
700万円を超える価格がつくグレードも

ガソリン車のアルファード/ヴェルファイアは、3,376,080~7,372,080円、ハイブリッド車は、4,384,800~7,502,760円となっている。非常に価格の幅が広いのが特徴だ。
グレードも多岐にわたるので、好みのグレードを見つけるのは、非常に時間がかかる。2.5Lガソリン車で売れ筋グレードになると、約450万円の予算が必要だ。
また、ハイブリッド車になると500~570万円くらいの予算が必要になってくる。人気のハイブリッド車は、かなり強気な価格設定になっている。
超ラグジュアリー仕様のエグゼクティブラウンジは、楽々700万円を超える価格が付いている。

オデッセイ
ハイブリッド

オデッセイハイブリッド
コストパフォーマンスに優れる価格

ホンダ オデッセイハイブリッドの価格は、エントリーグレードが3,750,000円(8人乗り)となった。人気のアブソルートになると3,936,400円(7人乗り)、最上級グレードのアブソルートEXは4,150,000円(7人乗り)となった。
オデッセイハイブリッドは、エントリーグレードでも歩行者検知式自動ブレーキを含む予防安全装備「ホンダセンシング」が全車標準装備化されており、エントリーグレードでも十分な装備内容になっている。
アルファード/ヴェルファイアの価格が高価過ぎるのもあり、なかなかコストパフォーマンスに優れた価格に見える。

ステップワゴン

ステップワゴン
装備が充実!コストパフォーマンスに優れる価格

ホンダ ステップワゴンは、歩行者検知式自動ブレーキを含む予防安全装備「ホンダセンシング」が全車標準装備されている。
また、サイド&カーテンエアバッグも一部グレードを除き標準装備化。その他装備を含め、ライバル車に対して装備がよいので、価格はやや高めに感じる。
だが、装備を同じにするとむしろステップワゴンの方がリーズナブルになるケースが多くコストパフォーマンスに優れる。
ステップワゴンには、スポーティな内外装のスパーダが設定されている。よく売れているのはスパーダで、人気グレードの1.5Lターボを搭載したスパーダ クールスピリットが3,051,000円。ハイブリッド車の最上級グレードであるスパーダハイブリッドG・EXは3,559,680円となる。

セレナ
e-POWER

セレナe-POWER
オプション装備が多く、結果的に高価な価格になる

日産セレナe-POWEWのエントリーグレードは、Xで2,968,920円となる。
このグレードは、「とりあえず300万円切っています」的なもので、歩行者検知式自動ブレーキこそ標準装備されているが、その他の予防安全装備や運転支援装備などはオプションでも選択できない。
そのため、XV(3,128,760円)以上のグレードから選びたい。ハイウェイスター(3,178,440円)も同様だ。
そうなると、セレナe-POWERの場合、XVかハイウェイスタースターV(3,404,160円)の2択になる。
ただし、この2つのグレードもサイド&カーテンエアバッグやプロパイロットなどはオプション。こうした装備をプラスすると、かなり割高になる。

ヴォクシー/
ノア/
エスクァイア

ヴォクシー/ノア/エスクァイア
売れているハイブリッド車は強気の価格設定

トヨタ5ナンバーミニバン3姉妹ハイブリッド車の価格は、かなり強気の設定になっている。
人気グレードのヴォクシーハイブリッドの価格が3,286,440円だ。ガソリン車のZSが2,762,640円なので、約52万円も高価になる。これだけ高価だと、燃費差による燃料費で元を取るのは非常に難しい。
また、安全装備であるサイド&カーテンエアバッグもオプションなので、さらに価格はアップ。
また、パワーユニットの差や走行性能まで含んだコストパフォーマンスでは、ホンダ ステップワゴンを超えていない。

燃費比較

アルファード/
ヴェルファイア

アルファード/ヴェルファイア
アイドリングストップ機能がオプションで物足りない

アルファード/ヴェルファイアの燃費は、総じて優れた燃費値を誇る。
ハイブリッド車の売れ筋グレードは18.4㎞/L(JC08モード)と優秀な燃費値となっている。ハイブリッド車で、環境性能良さをアピールしながら、2.5Lガソリン車にはアイドリングストップ機能さえオプションとしている。
人気グレードのヴェルファイアZ系では、アイドリングストップ機能無しであれば11.6㎞/L、アイドリングストップ機能ありになると12.8㎞/Lへと一気に燃費が向上する。
2.5L車購入時には、アイドリングストップ機能は必須アイテムだ。3.5車の人気グレードZGの燃費は10.8㎞/Lになっている。

オデッセイ
ハイブリッド

オデッセイハイブリッド
ハイパワーで低燃費なSPORT HYBRID i-MMD

ホンダ オデッセイハイブリッドの燃費は、なかなか優秀だ。
エントリーグレードは26.0㎞/L(JC08モード)、アブソルートは24.4㎞/L、もしくは25.2㎞/Lとなっている。
オデッセイハイブリッドは、2.0Lのハイブリッドシステムを搭載。ひとクラス下の5ナンバーミニバンで、排気量が少ない1.8Lハイブリッドのトヨタ ノア/ヴォクシー/エスクァイアよりも燃費がよいのだ。
しかも、出力はアルファード/ヴェルファイア並み。パワーと燃費に優れたモデルといえる。

ステップワゴン

ステップワゴン
燃費ナンバー1ではないものの、パワフルさが際立つ

ホンダ ステップワゴンの燃費は、ガソリン車とハイブリッド車ともナンバー1ではない。ところが、両パワーユニットともに、クラストップといえるパワフルさをもつ。
燃費性能は、ナンバー1のモデルに若干劣る程度。パワフルさの優先順位が高ければ、十分に納得できる燃費値で、完成度は高い。
1.5Lターボの燃費は、人気グレードのスパーダクールスピリットが15.4㎞/L(JC08モード)、最上級グレードとなるスパーダハイブリッドG・EXは25.0㎞/Lとなっている。

セレナ
e-POWER

セレナe-POWER
クラストップの燃費性能だが、高速道路は苦手

日産セレナe-POWERの燃費は、26.2㎞/L(JC08モード)とクラストップの数値となっている。
セレナe-POWERは、シリーズハイブリッド方式を採用しているため、走行状況により得意領域と不得意領域がある。
市街地など、速度が遅い領域は得意でより低燃費が期待できるが、高速道路など、速度の高い領域はライバル車より苦手だ。燃費は悪化傾向になる。なるべくエンジンを始動させないように、アクセル操作を慎重に行うと低燃費走行が可能だ。
また、車間を十分に取り、回生ブレーキを多用して、より多く発電させることも低燃費走行のコツとなる。

ヴォクシー/
ノア/
エスクァイア

ヴォクシー/ノア/エスクァイア
1.8Lハイブリッドでは、もはやライバル車と勝負にならない?

ヴォクシー/ノア/エスクァイアのハイブリッド車には、1.8Lのハイブリッドシステムが採用されている。
これは、プリウスαのものと基本的に同じだ。燃費は23.8㎞/L(JC08モード)となった。モデル末期ということもあり、ライバル車にやや劣る燃費値になった。
理由は、1.6トン超という車重に対して、1.8Lのハイブリッドシステムではアンダーパワー気味であることである。
ガソリン車の燃費は16.0㎞/Lとなり、ライバル車と大差も無く互角な数値だ。
ハイブリッド、ガソリンエンジン共に、やや古さが目立ってきている。

走行性能比較

アルファード/ヴェルファイア

アルファード/ヴェルファイア
バランスの良いハイブリッド車、圧巻の加速力をもつ3.5Lガソリン車

アルファード/ヴェルファイアハイブリッド車のシステム出力は197psとなっている。力強さは無いが、十分な動力性能といった印象だ。
2.5Lガソリン車の出力は、182ps&235Nm。ハイブリッド車より出力は小さいが、優れた制御のCVTや車重が軽いこともあり、ハイブリッド車と同等程度の走行性能となる。圧巻なのは、3.5Lガソリン車だ。301ps&361Nmという大出力を誇る。2トンを超える重量級のボディをものともしない加速力を誇る。高速道路などでは、余裕あるクルージングが可能だ。

オデッセイ
ハイブリッド

オデッセイハイブリッド
ミニバントップレベルの走行性能

オデッセイハイブリッドの走行性能は、ミニバンナンバー1ともいえるものだ。
超低床プラットフォーム(車台)を採用し、全高は1,685mmと低い。アルファード/ヴェルファイアが1,950mmなので、その差は265mmにもなる。
当然、オデッセイハイブリッドの重心高は低い。高速道路のジャンクションなどのように、高い速度で長い時間Gがクルマにかかるようなカーブでは、その差は歴然だ。
背の高いミニバンがヨタヨタと走るなか、気持ちよくカーブを駆け抜けていくことができる。
タイトなカーブが続く山道でもオデッセイハイブリッドの走りの良さは格別だ。

ステップワゴン

ステップワゴン
5ナンバーミニバンでは、ナンバー1といえる実力派

ステップワゴンの魅力は、やはりハイブリッド車のパワフルさだ。184ps&315Nmという大パワーを誇るモーターの実力によるもので、クラスナンバー1といえる。
また、低床プラットフォーム(車台)による低重心化。そして、スポーティなセッティングが施されたスパーダ用の専用サスペンションにより、軽快なハンドリングも魅力だ。
さらに、G・EX系にはパフォーマンスダンパーも追加されおり、上質な乗り心地と優れた運動性能をさらにアップしている。

セレナ
e-POWER

セレナe-POWER
キビキビ感はないものの、一定レベルには達している走行性能

日産セレナe-POWERは、いかにもファミリーカー的な走りをみせる。基本的に乗り心地重視で、ステップワゴンのようなスポーティさは感じさせない。
カーブでもクルマは大きく傾き、タイトなカーブが続くような山道は得意ではない。ただ、良くも悪くも万人受けする仕様で扱いやすい。
また、走行モードの選択が可能で、マナーモードを選択すると、発電用エンジンの始動が極力抑えられ、静かなEVモードで走行が可能になる。
早朝や深夜など、近隣にエンジン音で迷惑をかけない走りも可能だ。

ヴォクシー/
ノア/
エスクァイア

ヴォクシー/ノア/エスクァイア
古さが隠し切れない走行性能

トヨタ ヴォクシー/ノア/エスクァイアのハイブリッド車には、1.8Lのハイブリッドシステムが搭載されている。
1.6トン超級の車重に対して、ややアンダーパワーで、すぐにエンジンが始動してしまう。そのため、ハイブリッド車らしいEV走行ができるシーンが少なくなっている。
結果的に、実燃費も悪い方向にシフトする。力強さでは、2.0Lとそれほど変わらない。
ハイブリッド車、ガソリン車共に、意外と軽快なフットワークをもつ。軽快とは言え、それなりにカーブではクルマが傾くので、走りを楽しむのは難しい。
スポーティな走りをしたいのであれば、ガソリン車にしか設定がないがGRスポーツを選ぶといいだろう。GRスポーツの走りは秀逸。このフットワークをすべてのグレードに採用してほしいくらいだ。

乗り心地比較

アルファード/
ヴェルファイア

アルファード/ヴェルファイア
乗り心地は抜群だが、カーブは苦手

先代モデルの乗り心地は、ライバル車であるエルグランドより悪かった。
そこで、アルファード/ヴェルファイアは、フルモデルチェンジ後にリヤサスペンションをダブルウィッシュボーン式へ変更。さらに、ショックアブソーバーの減衰力を適正化する新型バルブを採用した。
サスペンションがしっかりと機能するようになり、ボディ剛性もアップした。その結果、乗り心地は抜群に良くなっている。
しかし、それでも速度域が高くなると、全高が高いので重心も高く、車両の上部が揺さぶられる感覚になり、少々不安定な乗り味になる。

オデッセイ
ハイブリッド

オデッセイハイブリッド
ハイブリッド化でボディ剛性アップ、乗り心地も向上

オデッセイハイブリッドの乗り心地は快適だ。
ハイブリッド用のバッテリーは、衝撃から守る必要もあって非常に強固な骨格やカバーで守られており、結果的にボディ剛性をアップさせている。ボディ剛性がアップすると、よりサスペンションをしっかりと動くため、乗り心地も向上する。
アブソルートには、よりスポーティなチューニングが施されたサスペンションが装備されている。
それでも、乗り心地は上質で、2列目キャプテンシートの乗り心地も快適だ。静粛性も高い。

ステップワゴン

ステップワゴン
5ナンバーミニバン、ナンバー1の乗り心地

ホンダ ステップワゴンは、なぜ販売不振なのか?と思うほど、クラスナンバー1といえる上質な乗り心地性能を誇る。
とくに、G・EX系に標準装備化されているパフォーマンスダンパー装着車は秀逸。荒れた路面での突き上げ感や振動も少なく、車体の揺れの収まりも早い。
こうした乗り心地性能の差は、ロングドライブで大きな差になる。不快な振動や突き上げが少なければ少ないほど、疲労が少なくなるからだ。ドライバーだけでなく、同乗者も同様だ。

セレナ
e-POWER

セレナe-POWER
少々微妙な乗り心地

セレナe-POWERは、標準車とハイウェイスターでサスペンションが異なる。
両車ともに乗り心地重視な仕様だが、ハイウェイスターの方が、若干機敏で乗り心地もよい。
ただ、燃費性能を重視したためか、タイヤの空気圧が高い低燃費タイヤを履く。そのため、ゴツゴツとした硬さを感じさせる。それでも、ガソリン車よりは1ランク上の乗り心地だ。
ただ、ライバルと比べると、車体の揺れや振動の吸収などがやや物足りないレベル。
静粛性面では、走行中のエンジン音は気にならずとても静かだが、停車中に発電用エンジンが始動すると、なかなか騒がしく聞こえる。

ヴォクシー/
ノア/
エスクァイア

ヴォクシー/ノア/エスクァイア
設計の古さがにじみ出る乗り心地

トヨタ ヴォクシー/ノア/エスクァイアは、2014年1月時点でライバル車と比べてもっとも古いモデルになっている。
ライバルが良くなってきていることもあり、ヴォクシー/ノア/エスクァイアの乗り心地は、やや粗さが目立つように感じる。少し突き上げ感があり、揺れの収まりもやや気になる。
とはいえ、圧倒的に悪いわけでなく、ライバル車に比べ少し気になる程度だ。

内外装・デザイン比較

アルファード/
ヴェルファイア

アルファード/ヴェルファイア
ミニバン好きのツボを押さえたデザイン

アルファード/ヴェルファイアのデザインは、とても緻密にユーザーの嗜好を反映したデザインになっている。
このタイプのミニバンは、とにかく大きく見えて迫力のあるデザインであることが非常に重要である。この要件が満たされていないと売れないのだ。
そこで、アルファード/ヴェルファイアでは、とにかく顔の大きさと迫力、押し出し感の強さを重視した、いわゆるオラオラ系のデザインを採用している。デザイン性という点では、まったく新しさを感じさせないが売れるデザインではある。
インテリアデザインも外観同様に、力強いデザインが採用されている。質感に関しては、上級グレードになればなるほど上質になる。

オデッセイ
ハイブリッド

オデッセイハイブリッド
ミニバンながら、スタイリッシュさを感じる

オデッセイハイブリッドの全高はとにかく低い。
迫力不足という見方もある、この全高の低さがミニバンのなかでユニークな存在になっている。
Aピラーもかなり傾斜されており、なかなかスポーティなシルエットだ。アルファード/ヴェルファイアとは、まさに対極のデザインといえる。流行りのミニバンデザインに飽きた人にはピッタリだろう。
インテリアは、水平基調のインパネデザインが採用され広さを強調。ホンダ車としては、シンプルにまとめられている。質感も上々だ。

ステップワゴン

ステップワゴン
販売不振の理由はデザイン?

ホンダ ステップワゴンは、2018年度の販売台数で、日産セレナの約半分の台数しか売れていないほど販売面で低迷している。
クルマの性能面では、ほぼすべての面でクラスナンバー1の実力を誇っていることから、販売不振の理由はデザインと言われている。
ライバル車と同じテイストを嫌って、オリジナリティにこだわった基準車は、ほとんど売れていない状態だ。スパーダもフロントフェイスデザインは、マーケットニーズに合わせ、迫力重視系になっているものの、リヤビューデザインの評価が今ひとつだ。
理由は、使いやすさにこだわったわくわくゲートの分割線が入ることで、違和感の強いデザインになっていることにある。さらに、左右非対称のデザインにしたことが違和感を強めている。

セレナ
e-POWER

セレナe-POWER
スポーティな外観で人気のハイウェイスター

セレナe-POWERは、日産のデザインアイコンでもあるVモーショングリルを大胆に採用し、迫力あるデザインになった。
標準車の他に、専用のエアロパーツをまとったハイウェイスターの人気が非常に高い。エッジのきいたキャラクターラインで、シャープなスポーティさを上手く表現したことで、顧客から支持されている。
また、ルーフを異なるカラーにすることができる2トーンカラーも人気だ。
インテリアは、カジュアルな印象でまとめられていて、随所にソフトパッドを配し上質感をアップさせている。
e-POWERは、ハイブリッド用バッテリーが設置されたことにより、7人乗りのみの設定だ。

ヴォクシー/
ノア/
エスクァイア

ヴォクシー/ノア/エスクァイア
売れるミニバンデザインを完全に理解しているトヨタ

トヨタ ヴォクシー/ノア/エスクァイアが売れているのには理由がある。ハイブリッド車があることだけでなく、売れるデザインだからだ。トヨタのデザイナーは、顧客が好みのデザインを完全に理解している。
3姉妹ともに顔は大きく、迫力があり、クルマ全体も大きく見える。完全にツボを押さえたデザインだ。デザインで低迷しているステップワゴンとは対極にある。
コストや効率という面では、同じクルマで3つの異なるデザインとしたことはマイナスだが、トヨタファンに対して選択肢をより多く提示できたのは正解だ。

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