コマース https://221616.com/car-topics/ Contents Sun, 08 Dec 2019 12:38:36 +0900 ja (c) IDOM Inc. ALL RIGHTS RESERVED. 5 hourly 12 2019年 おすすめSUVランキング【中古車ベスト5】 https://221616.com/car-topics/20190930-100382/ https://221616.com/car-topics/20190930-100382/ Mon, 30 Sep 2019 15:00:00 +0900 SUV アウトランダーPHEV スバル フォレスター ホンダ マツダ ランキング ヴェゼル 三菱 新車購入ガイド

SUVベスト5を徹底比較 いまならコレを狙え! ボディタイプ別 中古車オススメランキング SUV RANKING BEST 5 SUV

自動車専門家の大岡氏が、おすすめの中古車コンパクトカーをランキング形式で発表!
価格や燃費、走行性能などさまざまな角度でも比較しました。
買い時のかっこいいSUV選びの参考にしてください。

目次

おすすめランキング ベスト5

  • RANKING BEST 1 SUV ランキング ベスト1 三菱 アウトランダーPHEV

    三菱 アウトランダーPHEV

    PHEVは、外部電力を使って搭載されたバッテリーを充電し、その電力を使いEV走行する。
    電力を使いきると、ガソリンを使いハイブリッド車として走ることができる。
    容易に手に入るガソリンを使って走ることができることから、最も現実的な環境性能に優れたクルマだ。

    近未来のPHEV、そしてユニークなツインモーターAWD搭載車が激安!

    三菱 アウトランダーは、さらに前後にモーターを配置したツインモーターAWDというユニークさを持ち、2013年1月に発売された。
    最新モデルで、満充電に65.0㎞(JC08モード)のEV走行が可能だ。初期のモデルでも60.2㎞のEV走行ができる。
    これだけの走行距離があれば、通勤や送迎などではガソリンを使わず生活できる。深夜電力を使って充電すれば、ガソリンよりはるかにリーズナブルで燃料費の大幅な節減が可能だ。

    しかし、何かと不祥事の多い三菱ブランドということもあり、人気のSUVながら中古車価格は激安となっている。中古車を購入するメリットをコストパフォーマンスとするならば、最先端のPHEVが非常に安く手に入り、燃料費も安くなるので、非常に魅力的な1台といえる。

    三菱 アウトランダーPHEVの
    口コミ・評価を見る
  • RANKING BEST 2 SUV ランキング ベスト2 初代マツダ CX-5

    初代マツダ CX-5

    2012年2月に初代マツダCX-5は、マツダの新世代商品群の第1弾モデルとして発売された。
    人気が高まってきたSUVに、マツダの新デザインテーマである魂動デザインを採用。さらに、日本国内では久しぶりとなるパワフルで低燃費な2.2Lクリーンディーゼルを搭載した。

    パワフルで低燃費なクリーンディーゼル車狙い!

    このクリーンディーゼルは、420Nmという自然吸気4.2L級の大トルクを発揮しながら、当時18.6㎞/L(JC08モード)という低燃費をアピールした。
    斬新なデザインとクリーンディーゼル人気により、初代CX-5は発売直後から大ヒットモデルとなる。その後、毎年のようにCX-5は改良を重ね熟成されていった。
    2015年1月に発売された改良モデルでは、安全装備の進化や乗り心地性能の向上、デザインの深化など大幅に手を入れ、完成度を高めている。
    初代CX-5はしばらくの間、かなり高いリセールバリューを誇り、高値の中古車価格を維持していた。しかし、2代目CX-5が登場して以降、徐々に中古車価格は下落。急速にお買い得感ある価格帯に変化している。

    マツダ CX-5の口コミ・評価を見る
  • RANKING BEST 3 SUV ランキング ベスト3 4代目スバル フォレスター

    4代目スバル フォレスター

    SJ系とも呼ばれる4代目スバル フォレスターは、2012年11月に登場している。少しマッチョなデザインが採用され、いかにもSUVらしいタフネスなスタイルをもつ。

    現行モデルには無い2.0Lターボを搭載した俊足SUV

    用意されたエンジンは2機種ある。FB20型と呼ばれる自然吸気2.0L水平対向4気筒エンジンと、FA20型2.0L水平対向4気筒ターボエンジンだ。
    2.0Lターボエンジンの出力は280ps&350Nmという大パワーを誇る。この出力はクラストップといえる実力だ。歴代フォレスターから受け継いできた速いSUVへのこだわりでもある。
    しかし、5代目フォレスターには、ターボエンジンが用意されていない。今のところ、フォレスター最後のターボモデルとして価値がある。このターボエンジンを搭載したXTグレードを中心に選ぶとよい。
    また、歩行者検知式自動ブレーキを含む予防安全装備「アイサイト」も装備している。
    アイサイトは必須といえる装備で、多くの車両に装備されているが、稀に非装着モデルがあるので注意して選びたい。

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  • RANKING BEST 4 SUV ランキング ベスト4 マツダ CX-3

    マツダ CX-3

    マツダCX-3の全長は4,275mmと短いため、Bセグメントと呼ばれるクラスに属するSUVだ。
    このサイズは、狭い道の多い日本では使いやすい。同じクラスのライバル車は、ホンダ ヴェゼルや日産 ジュークなどがある。
    CX-3の全高は1,550mmと他のSUVより低い設定になっている。これは、都市部に多い立体駐車場の全高制限である1550mm以下をクリアするためだ。
    機動性が重視されるコンパクトSUVであることを考慮し、都市部の立体駐車場が使えるようにしている。また、こうした立体駐車場を車庫としている人であっても車庫証明を取得できるので、購入可能だ。

    クリーンディーゼル搭載で低燃費×パワフルな走りを実現

    CX-3はこのクラス唯一のクリーンディーゼルエンジンを搭載している。
    デビュー当初は1.5Lだったが、2018年5月の改良で1.8Lディーゼルに変更された。低燃費でパワフルさが魅力のエンジンだ。

    デビューからしばらくの間、クリーンディーゼル車のみの設定だったが、2017年7月の改良で2.0L直4ガソリンエンジンが追加されている。

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  • RANKING BEST 5 SUV ランキング ベスト5 ホンダ ヴェゼル

    ホンダ ヴェゼル

    ヴェゼルは、2013年12月に登場したBセグメントに属するコンパクトSUVだ。
    コンパクトSUVとはいえ、ボディサイズは全長4,330×全幅1,770×全高1,605mmと、なかなか立派なボディサイズをもつ。
    ボディサイズ以上に大きく見えることや、低燃費のハイブリッド車が設定されていることから、ダウンサイザーからも人気を集め大ヒットした。
    2014年度の販売台数では、10万台以上を売り、一気に人気モデルとなった。

    上質でクラスレスなコンパクトSUVとして大ヒット!

    ヴェゼルは、コンパクトカーのフィットをベースとしたSUVだ。フィットの高効率パッケージを生かし、広い室内と荷室を提供する。
    また、パワーユニットは1.5Lハイブリッドと1.5Lのガソリン車を用意。
    走りに燃費、室内の広さと総合力の高いコンパクトSUVに仕上がっている。
    2019年1月には、172ps&220Nmという大出力を誇る1.5Lターボを搭載したグレード「ツーリング」を追加し、選択肢の幅を広げている。

    ホンダ ヴェゼルの口コミ・評価を見る

おすすめランキング5台を比較

価格比較

アウトランダー
PHEV

アウトランダーPHEV
前期モデルの買い得感高し!

アウトランダーPHEVは、2015年7月にマイナーチェンジを行い、デザインを大きく変更した。
今時のSUVらしい迫力あるフェイスデザインになり、このデザインの方がマーケットの評価が高いようで、中古車価格が上がっている。
マイナーチェンジ前のモデルは、2014年式だと160~190万円位がボリュームゾーンだ。マイナーチェンジ前の顔でも良いということであれば、中古車価格は安くお買い得感がある。上級グレードのGナビパッケージも十分に狙える。新車価格の40%近くまで価格を下げており、コストパフォーマンスは非常に高い。

CX-5

CX-5
高価だったクリーンディーゼルもようやく価格下落傾向

人気の高かった初代マツダCX-5も、2代目が出たことにより中古車価格はようやく下落傾向になってきた。とくに、2015年のマイナーチェンジ前モデルは、さらに価格が下がっており、お買い得感がある。
人気のクリーンディーゼル車は、2014年式で110万円台から手に入るようになってきている。ただし、この価格帯だとエントリーグレードのXDが中心で過走行気味だったりする。
上級グレードのXD Lパッケージで、走行距離が少ない車両になると、やはり160万円台くらいからが相場といったところだ。少し高価だが、XD Lパッケージはレザーシートを装備しているので、高級感もあり装備も充実している。

フォレスター

フォレスター
高い中古車価格を維持

4代目フォレスターの流通量は、それほど多くない。
SUV人気が加わり、中古車価格はかなり高い。2015年の大幅改良後のモデルは、さらに流通量が少ないため、中古車価格はより高価になっている。
価格優先で考えるのなら、2014年式以前のモデルになる。2014年式の相場は140~210万円といったところだ。
ターボモデルのXTも140万円代から手に入るが、走行距離が多いなど、程度の良くないものもある。XTで走行距離が少なく程度のよい車両になると、200万円程度の予算が必要だ。
全般的にディーラー車が多く、価格はかなり強気で高めの値付けになっている。少しでも安く、というのであれば、ディーラー車ではなく一般的な中古車店から探すとよさそうだ。

CX-3

CX-3
安くはないが、初期モデルは徐々にお買い得感が出てきた

コンパクトSUVも非常に人気の高いカテゴリーなので、中古車価格は高値の傾向が続く。
しかし、2018年の改良でクリーンディーゼルエンジンが、1.5Lから1.8L変更されたことにより、それ以前のモデルは徐々に価格が下がり始めている。
初期の2014年式になると、140~200万円程度が相場になってきた。
140万円台の予算だと、エントリーグレードのXD、もしくは中間価格のXDツーリングが多く、走行距離はやや多め。ほとんどがFF(前輪駆動)といったところだ。
4WDの流通量は少なく、FF車に対して20万円くらい高額になる傾向である。
上級グレードのXD Lパッケージで走行距離が少なく、程度のよいモデルになると160万円以上の予算が必要だ。2017年に投入された2.0Lガソリン車の価格は、まだ新車より少し安い程度でお買い得感はない。

ヴェゼル

ヴェゼル
高値過ぎて選びにくい?

ヴェゼルの中古車価格は、高値を維持し続けている。高年式になると、新車価格とそれほど変わらない。流通量の多い2014年式がようやく、価格を下げ始めているくらいだ。
2014年式の相場は、130~190万円といったところ。人気のハイブリッド車も130万円台から手に入るが、ほとんどがFF(前輪駆動)車で走行距離はやや多い車両が中心になる。
150万円位になると、FFで中間グレードのハイブリッドXが選べる。上級グレードのハイブリッドZで程度のよい車両となると、180万円台の予算が必要だ。
歩行者検知式自動ブレーキを含む予防安全装備「ホンダセンシング」が用意された2016年式になると、一段と高価になり170~220万円位が相場になる。

燃費比較

アウトランダー
PHEV

アウトランダーPHEV
毎日、短距離でクルマを使うのなら、圧倒的に燃料費が安くなる

アウトランダーPHEVの充電は、自宅で深夜電力を使い充電することが基本となる。深夜電力は、ガソリン代の数分の1ともいわれており経済性が高い。
とくに、PHEVは通勤や送迎、買い物など毎日クルマを使う人に向く。毎日クルマを使っても、1日60㎞以上走行する人は数少ない。こうした使い方なら、ほとんどガソリンを使わない生活ができ、燃料費も大幅に節約が可能だ。
また、ガソリンスタンドに行く回数も減り、手間や時間の節約にもなる。
充電した電力を消費するとハイブリッド車として走行し、このときの燃費は18.6km/Lだ。ハイブリッド車としても十分な低燃費性能といえる。

CX-5

CX-5
ハイブリッド車並みの燃料費になるクリーンディーゼル車

初代CX-5、2.2Lクリーンディーゼル車の燃費は、初期モデル(FF)で18.6㎞/L(JC08モード)だ。この燃費は、現在でも十分に優れている。
ハイブリッド車より燃費値は劣るが、ディーゼル車は燃料に軽油を使う。そして、レギュラーガソリンよりも20円/L前後も価格が安い。燃料費は、ハイブリッド車とほぼ互角になり、経済性も高い。
2.0Lガソリン車の燃費は16.0㎞/L(FF)、2.5Lガソリン車は15.2㎞/Lだ。ガソリン車の燃費は、クラスの平均的な数値といえる。

フォレスター

フォレスター
燃費性能だけで選ぶクルマではない

4代目フォレスターの燃費は、最終モデルの自然吸気2.0Lエンジンで16.0㎞/L。この数値は平均的で、AWD車であることを考えればまずまずだ。
4代目フォレスターには、ディーゼルもなければハイブリッドもない。ターボ車の燃費はに関しては13.2㎞/Lとなっている。
フォレスターは、燃費を最優先して買うクルマではない。フォレスターの魅力は、AWDの走破性や予防安全装備のアイサイトなどを含めた総合力といえる。

CX-3

CX-3
それほど大きな差はない1.5Lと1.8Lディーゼル

最新CX-3の1.8Lディーゼルの燃費は、19.0㎞/L(WLTCモード)、2.0Lガソリンは15.2㎞/Lとなっている。
これに対して、初期モデル1.5Lディーゼルの燃費は21.0㎞/L(JC08モード)。測定モードが異なるが、燃費値はそれほど大きな差がない。
また、燃費とは直接的に関係しないが、1.8Lと1.5Lとでは自動車税が異なる。節税というメリットでは、初期の1.5Lがおすすめだ。
1.8Lは、燃費や出力というよりは、よりクリーンな排ガス性能を重視している。

ヴェゼル

ヴェゼル
ハイブリッド、ガソリン車ともに優れた低燃費性能

ヴェゼルハイブリッドには、SPORT HYBRID i-DCDが搭載されている。
このハイブリッドシステムにより、最新モデルの燃費はFF(前輪駆動)で23.4~27.0㎞/L(JC08モード)と優れた低燃費性能を誇る。このクラスの車では、トップの燃費値だ。
また、ヴェゼル1.5Lガソリン車の燃費性能も侮れない。燃費値は、ハイブリッド車に肉薄する21.2㎞/Lを達成。こうなると、無理して高価なハイブリッド車を選ぶ理由はない。
走行距離が少ない人は、1.5Lで十分といったところだろう。また、1.5Lターボの燃費も意外なほど良好で、燃費性能は17.6㎞/Lだ。

走行性能比較

アウトランダー
PHEV

アウトランダーPHEV
レスポンスに優れた電動車ならではの走りが楽しめる

アウトランダーPHEVは、バッテリーの充電が十分である場合、通常EV走行がメインになる。エンジンが始動していないので、とても静かなのが特徴だ。
バッテリーの電力が足りなくなると、エンジンで発電。その電力を使いモーターで走行する。
また、高速道路などで、コンピューターがエンジン走行の方が効率よいと判断すると、エンジンで走行しモーターがアシストすることもある。こうしたモードは自動で選択される。
基本はモーターでの走行なので、アクセル操作に対してレスポンスがよく力強い加速を誇る。これは、ガソリン車にはできない電動車ならではの気持ちの良いフィーリングだ。
また、アウトランダーPHEVは、前後にモーターを設置したツインモーター4WDを採用する。
この仕組みに、三菱の優れた4WD制御技術であるS-AWC(SUPER ALL WHEEL CONTROL)が組み合わされている。これにより、走行安定性を向上し走破性をアップさせているだけでなく、クルマを意のままにコントロールできる運転していて楽しい4WDシステムとなっている。

CX-5

CX-5
420Nmという大トルクで怒涛の加速

初代CX-5のクリーンディーゼルは、なんと420Nmという大トルクを誇る。
この最大トルクは、自然吸気のガソリンエンジンだと4.2L相当になる。それだけに、非常に速いSUVになっている。
アクセルを床まで踏み込みと、ちょっとしたスポーツカー並みの加速力を披露する。とても力強いエンジンなので、高速道路などでも余裕あるクルージングが楽しめる。余裕があるので、ロングツーリングでも疲労が少ない。
対して、2.0Lエンジン車は街中では問題ないが、高速道路などではもう少しパワーが欲しいと感じてしまう。2.5L車は速いとまでは言えないが、十分な出力といった印象だ。
初期モデルの2.0Lは、155ps&196Nm。2.5Lは188ps&250Nmという出力だ。

フォレスター

フォレスター
X-MODEによる優れた走破性

4代目フォレスターのターボモデルであるXTは、280psもの大パワーを発揮する。このパワーは圧巻だ。さらに、AWDなので路面状況を問わず速く、オンロードでも爽快な走りが楽しめる。
5代目フォレスターには、ターボモデルの設定がない。オンロードでの走りも楽しみたいのであれば、ターボモデルを積極的に選ぶといいだろう。
また、悪路での走破性を高めたAWD制御であるX-MODEも魅力的。豪雪地域やウインタースポーツを楽しむ人には、ピッタリの機能だ。
滅多なことではスタックしないし、クルマの滑り出しも穏やかなので運転がしやすい。雪道のロングドライブでも必要以上に緊張するシーンが少なくなり、結果的に疲れない。

CX-3

CX-3
なかなか気持ちよく回るディーゼルエンジン

CX-3の1.8Lディーゼルは116ps&270Nm、1.5Lディーゼルは105ps&270psという出力になる。その差は大きくなく、高回転域でエンジンを回したとき、すこし1.8Lが速いという印象だ。
CX-3には、6速MT車の設定があるが、おすすめは6速AT車だ。
MT車で市街地走行をするとエンジンの回転が下がりきり、再びアクセルを踏むと、ターボの過給がかかる回転域までの間、レスポンスの悪い領域がある。
これを避けるには、頻繁にシフトダウンをする必要があり、ダラっと流すような運転状況下では少々ストレスを感じる。

ヴェゼル

ヴェゼル
ホンダ車らしく、パワフルでスポーティな走りが魅力

ヴェゼルハイブリッドには、フィットと同じハイブリッドシステムSPORT HYBRID i-DCDを採用している。しかし、フィットより大きく重いヴェゼルには、さらに高出な仕様になっている。
SPORT HYBRID i-DCDは、ギヤがダイレクトにつながっているため、アクセル操作に対するダイレクト感もあり、かなり元気よく走る。力不足感はない。
1.5Lガソリン車の出力は、131ps&155Nm。ハイブリッド車より100㎏弱も車重が軽いため、これで十分だ。むしろ、車重が軽い分、カーブなどでは軽快感がある。高回転でパンチのある加速をするので、ついついエンジンを回したくなる。
そして、1.5Lターボを搭載した「ツーリング」は、なんと172ps&220Nmという大パワーを誇る。このモデルは、とにかく速い。大パワーをしっかりと制御していて、ヴェゼルの中で、最も走りが楽しいモデルに仕上がっている。

乗り心地比較

アウトランダー
PHEV

アウトランダーPHEV
ゆったりとした乗り心地重視のセッティング

アウトランダーPHEVは、ラグジュアリー系のSUVということもあり、乗り心地重視のセッティングになっている。
ゴツゴツとしたタイヤの硬さなどもあまりなく、静かで快適なドライブが楽しめる。ただ、乗り心地重視ということもあり、カーブなどではクルマの傾きも大きくなるため、タイトなカーブが続く山道などは得意分野とはいえない。
しかし、大きく重いバッテリーを床下に積んでいるため、他のSUVと比べると重心が低い。カーブではクルマが大きく傾くものの、不安な感覚はなく安定感は高い。よりキビキビとした走りが好みなのであれば、ボディ剛性をアップしビルシュタイン製ダンパーを装着したスポーティグレード「Sエディション」がおすすめだ。

CX-5

CX-5
年式が新しいほど乗り心地が向上

初代CX-5は、走りにこだわるマツダのクルマということもあり、乗り心地は引き締まった感覚だ。
デビュー直後のモデルは、ややリヤサスから突き上げ感やゴトゴトとした乗り味だった。しかし、1年後の改良ではリヤサスペンションの突き上げ感も改良が加わり、若干マイルドになっている。
初代CX-5は毎年のように改良が加えられているため、年式が新しいほどクルマの完成度はアップ。乗り心地も含め、クルマの完成を重視するのであれば、なるべく新しい年式を選ぶとよい。

ムーヴ

フォレスター
しなやかで静粛性の高い後期モデルの完成度は高い

4代目フォレスターは、2015年に大幅な改良を行った。
この改良で、ボディ剛性やサスペンション関連を大幅に変更し、ステアリングのギヤ比も若干クイックな設定となった。この変更は、とても大きなもので、大幅改良前のモデルと比べると別物と思えるほどだ。
大幅改良前モデルの乗り心地は快適だったが、さらにしなやかさがプラスされ非常に完成度の高いものとなっている。また、静粛性も向上しており、1クラス上のSUVのような走行性能だ。

ムーヴ

CX-3
リヤサスの突き上げ感に悩まされ続けているモデル

CX-3は、乗り心地向上のために、リヤサスを何度も改良してきた。
初期モデルは、とくに突き上げ感があり、後席の乗り心地という面では褒められたものではなかった。しかし、何度も改良を重ねた結果、最新モデルでは突き上げ感が減り、乗り心地も良くなっている。
乗り心地を重視するのであれば、なるべく新しい年式の車両を購入することがおすすめだ。
また、CX-3はキビキビとした走りをウリにしている。そのため、引き締まった乗り心地となっている。

ヴェゼル

ヴェゼル
スポーティな走りを重視しているとはいえ、快適とは言いにくい硬めの乗り心地

ヴェゼルは、スポーティな走りにこだわったSUVだ。そのため、サスペンションは引き締められており、全体的に硬めの乗り心地になっている。
ただし、初期のモデルは、とくに硬めの乗り心地で、お世辞には乗り心地がよいとはいえない。タイヤのゴツゴツ感や路面の凹凸をしっかりと乗員に伝えてくる。
2016年の改良で追加されたスポーティグレードであるRSは、大径の18インチを履き走行性能を重視している。ボディの振動を抑えるパフォーマンスダンパーを装備し、キビキビとした走りに磨きをかけているが、乗り心地はあまり良くない。

内外装・デザイン比較

アウトランダー
PHEV

アウトランダーPHEV
ユニークな顔のマイナー前。今時の迫力重視系となったマイナー後

アウトランダーPHEVは、2015年のマイナーチェンジでフロントフェイスを大きく変更した。
マイナーチェンジ後には、三菱のデザインアイコンでもあるダイナミックシールドが採用されている。
大きく開いたロアグリルの台形デザインなどにより、今時のSUVらしく押し出し感のある迫力重視系フェイスになった。このデザインになり、アウトランダーPHEVの評価は一段と高まった。
しかし、マイナーチェンジ前のデザインもユニークさという点では際立っている。少し薄い顔ではあるものの、最近の迫力重視系ではなく少し優しい顔が印象的だ。
迫力重視系が苦手という人にはマイナーチェンジ前のデザインがよい。また、意外と古さを感じさせないデザインであるのもポイントだ。

CX-5

CX-5
やや古く見えてきたデザイン

初代CX-5は、マツダのデザインテーマ「魂動デザイン」が初採用されたモデルだ。当時は、躍動感のあるデザインで、とてもユニークな存在だった。
しかし、「魂動デザイン」が他のモデルに使われ見慣れてきたこともあり、新鮮味は失われている。先代モデルでもあるため、やや古臭く見えてきている。
インパネデザインも同様で、小さなモニターなどの視認性は物足りない。
2015年の大幅改良モデルは、やや精悍さが増したデザインに変更された。

フォレスター

フォレスター
飽きのこないガッチリとした力強いフォルム

4代目フォレスターは、ガッチリとした、いかにもSUVらしいタフネスさを感じさせるデザインだ。
力強さだけをアピールするのではなく、Aピラー下端部を200mm前方に移動し、空力性能を意識したデザインになっている。
空力は、高速走行時の燃費に大きな影響を与える。実燃費をより重視したデザインともいえる。
また、派手さはないものの飽きのこないデザインで、新型が出た現在でも古臭く見えないのも魅力のひとつだ。それに対して、インパネまわりのデザインは、少々古さを感じる。

CX-3

CX-3
クラスを超えた質感の高さ

CX-3は、マツダのデザインテーマ「魂動(こどう) デザイン」が採用されている。
小さなボディだが、躍動感のあるスタイリングだ。また、全高を1,550mmに抑えたことで、他のSUVとはひと味違うスタイリッシュさも魅力である。
インテリアは、滑らかな曲線でまとめられたインパネが特徴。必要以上にSUV感を出すわけでなく、意外なほどシンプルにまとめられている。
上級グレードになればなるほど質感が増していく。最上級グレードのLパッケージになると、BセグメントのSUVとは思えないほど高い質感を誇る。1クラス以上、上の質感で小さな高級SUVといった印象だ。

ヴェゼル

ヴェゼル
スポーティなデザインとクラスレスな上質内装

ヴェゼルは、大きく見えるスポーティなデザインが採用されている。
クーペ風のルーフラインをもち、エレガントさもプラス。この外観デザインに、ホンダとしては珍しく、水平基調でシンプルなインパネデザインが採用された。
ダッシュボードなどには、ソフトパッドが装着されるなど質感が高い。手縫いを思わせるステッチ風のデザイン処理がされており、さらに上質な雰囲気をアップしている。
ボディサイズは小さくても、クラスレスな上質感が上手く表現されている。

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おすすめランキング ベスト5

  • RANKING BEST 1 SUV ランキング ベスト1 三菱 アウトランダーPHEV

    三菱 アウトランダーPHEV

    アウトランダーPHEVは2013年1月に発売された。
    搭載された大容量バッテリーに外部から充電でき、バッテリーの電力が無くなるまで、EVとして走行が可能だ。電力が無くなると、エンジンを使いハイブリッド車として走行する。
    EVが普及するまでの間を埋める現実的な環境車として注目されている。
    アウトランダーPHEVは、満充電で65㎞(JC08モード)のEV走行が可能だ。
    通勤や送迎などの日常使いであれば、ほとんどガソリンを使わない。充電時も深夜電力などを使えば、ガソリンより圧倒的に安く経済的でもある。

    唯一無二! ツインモーターAWDを搭載した近未来SUV

    アウトランダーPHEVは当時、世界初のツインモーター4WDを搭載した。
    PHEVでも十分に先進性が高いのだが、さらに世界トップレベルの技術が採用されたのだ。先進技術の塊のようなクルマだ。
    また、運転が楽しいところもアウトランダーPHEVの魅力だ。モーターは瞬時に最大トルクを発揮するので、アクセル操作に対し、ガソリン車の比ではないくらいレスポンスよく走る。さらに、静粛性も高い。

    三菱 アウトランダーPHEVの
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  • RANKING BEST 2 SUV ランキング ベスト2 マツダ CX-8

    マツダ CX-8

    CX-8は2017年12月に発売された。
    ボディサイズは全長4900×全幅1840×全高1730(mm)となっていて、国産SUVの中ではかなり大柄なSUVだ。
    大きなボディサイズを活かし、6人または7人乗りのSUVとしての価値をアピールする。
    とくに、6人乗りは3列目シートを収納し、2列目シートを最後端までスライドさせると、非常に広い室内空間となる。
    ただし、3列目シートはミニバン並みの広さを期待してはダメだ。あくまで短距離用で、長距離移動には向かない。

    ロングドライブが得意な7人乗りSUV

    CX-8に用意されたエンジンは、3種類ある。
    2.2Lのディーゼルターボは190ps&450Nmを発揮、ガソリン車は2.5L自然吸気エンジンと2.5Lターボが用意された。
    自然吸気2.5Lは190ps&252Nmで、2.5Lターボは230ps&420Nmとなっている。
    CX-8のボディサイズと重い車重にマッチするエンジンは、2.2Lディーゼルターボか2.5Lターボだ。大トルクを誇るエンジンなので、街中から高速道まで、余裕をもって走行できる。
    1クラス下のCX-5よりロングホイールベースになっていることもあり、直進安定性も高く乗り心地もよいので、高速クルージングはとても快適だ。

    どこまでも走っていけそうな気持になる。

    マツダ CX-8の口コミ・評価を見る
  • RANKING BEST 3 SUV ランキング ベスト3 スバル フォレスター

    スバル フォレスター

    フォレスターは、2018年7月にフルモデルチェンジし発売された。このフルモデルチェンジでフォレスターは5世代目となる。
    このモデルから、次世代プラットフォーム(車台)SGP(スバル・グローバル・プラットフォーム)が採用された。このSGPにより、安全性や走行性能を大幅に向上させている。

    燃費を除けば、超実力派のSUV

    搭載されたエンジンは、e-BOXERと呼ばれる2.0Lハイブリッドと自然吸気2.5Lの2タイプだ。
    e-BOXERは、145ps&188Nmの2.0Lエンジンに13.6ps&65Nmという小さなモーターを組み合わせた。2.5Lは184ps&239Nmを発揮する。
    e-BOXERは小さい出力のモーターのため、ごく限られたシチュエーションでないとモーター走できず、燃費もそれほど良くないという難点がある。燃費部分を除けば、非常に実用性が高い。
    スバルこだわりのAWDは非常に扱いやすく、滑りやすい路面でも安心して走行ができる。
    X-MODEを使えば悪路の走行も難なくこなす。そして、歩行者検知式自動ブレーキを含む予防安全装備アイサイトも標準装備した。
    また、使い勝手面では、視界もよく運転がしやすい。リヤゲートもスクエアに大きく開き荷物の出し入れも容易だ。使い勝手にこだわったSUVになっている。

    スバル フォレスターの口コミ・評価を見る
  • RANKING BEST 4 SUV ランキング ベスト4 マツダ CX-3

    マツダ CX-3

    CX-3は、2015年2月に発売されたコンパクトSUVだ。Bセグメントのコンパクトカーであるデミオをベースに開発されている。
    ボディサイズは、全長4,275×全幅1,765×全高1,550mmと、全長は短いが全幅はなかなかワイドなので存在感がある。また、コンパクトカーとしての機動性も高い。
    SUVは背が高いため、都市部に多い全高制限1,550mmの立体駐車場に入ることができないこともある。
    しかし、CX-3の全高は1,550mmなので、立体駐車場を使うことができる。立体駐車場を車庫として使う人も、車庫証明を取得できるのだ。
    CX-3に搭載されているエンジンは、1.8Lのディーゼルターボと2.0L自然吸気エンジンの2タイプある。1.8Lディーゼルターボは116ps&270Nm、2.0Lは150ps&195Nmを発揮する。
    どちらも十分にパワフルな仕様となっている。

    総合バランスが高いコンパクトSUV

    ボディは小さくても、安全装備に抜かりが無いのも特徴だ。
    歩行者検知式自動ブレーキなど、予防安全装備は全車に標準装備されている。
    グレードによって安全装備に差を付けるメーカーは多いが、CX-3はどのグレードを買っても安心だ。

    また、駆動方式はFF(前輪駆動)と4WDで、ミッションはこのクラスで珍しい6速ATも設定している。

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  • RANKING BEST 5 SUV ランキング ベスト5 ホンダ ヴェゼル

    ホンダ ヴェゼル

    ヴェゼルは、2013年12月に発売されたBセグメントのコンパクトSUVだ。
    ホンダの人気コンパクトカーであるフィットをベースに開発されている。

    2019年上半期、SUV販売台数ナンバー1を獲得した人気モデル

    ヴェゼルのボディサイズは、全長4,330×全幅1,770×全高1,605mmだ。全高は短いが、全幅と全高はかなり大きい。
    このボディサイズが、ヴェゼルが売れている理由のひとつともいえる。
    全幅がワイドで全高が高いため、とてもフィットベースとは思えない立派な車格に感じるのだ。ある意味、クラスレスなSUVでもある。
    搭載されたパワーユニットは3つ。1.5Lハイブリッドと1.5Lガソリンと1.5Lターボだ。
    売れ筋の1.5Lハイブリッドは、132ps&156Nmのガソリンエンジンに29.5ps&160Nmのモーターが組み合わされている。
    1.5Lガソリン車は、131ps&155Nmだ。
    驚きなのは1.5Lターボで、出力172ps&220Nmという大パワーを誇る。このエンジンを搭載したモデルはFF(前輪駆動)のみの設定だ。
    安全装備も充実しており、歩行者検知式自動ブレーキを含む先進予防安全装備「ホンダセンシング」を全車標準装備している。どのグレードを買っても十分な安全性能を誇る。

    ホンダ ヴェゼルRの口コミ・評価を見る

おすすめランキング5台を比較

価格比較

アウトランダー
PHEV

アウトランダーPHEV
先進技術の塊なのにお買い得!

アウトランダーPHEVの価格は、Gグレードの4,182,840円から。
Gグレード系の最上級グレードはG プレミアムパッケージで、価格は4,793,040円だ。
アウトランダーPHEVには、さらに走行性能を高めたSエディションが設定されていて、このグレードは5,090,040円となった。
これに対して、PHEVではないがトヨタのハリアーハイブリッドはプログレスグレードの価格が4,604,040円。
高価で大容量のリチウムイオンバッテリーを搭載し、大出力のリヤモーターを使っていることだけでも、アウトランダーPHEVのお買い得感は際立っている。

CX-8

CX-8
装備も充実しており、お買い得感あり!

CX-8のエントリーグレードである25Sの価格は、2,894,400円となっている。このクラスのSUVとしては、かなりお買い得感のある価格設定だ。
多くのメーカーのエントリーグレードは、安く見せかけて顧客を店舗に誘引するためのオトリグレードが多い。装備が貧弱で、実際にはほとんど売れないのだ。
そうしたグレードと異なり、CX-8のエントリーグレードは充実した安全装備で、積極的に選んでも心配ない。
また、売れ筋となるディーゼルターボを搭載するXDプロアクティブ(4WD)の価格は、3,925,800円となっている。4,604,040円のトヨタ ハリアーハイブリッド プログレスグレードと比べると、7人乗れて燃料費もハイブリッド並みとなる、CX-8 XDプロアクティブのコスパの良さが際立つ。

フォレスター

フォレスター
e-BOXERはややコスパが低い印象

フォレスターのエントリーグレードは、ツーリングで価格は2,808,000円だ。
エントリーグレードと言っても、アイサイトなども標準装備されているので安心して選択できる。
ただ、今時300万円弱の価格帯でキーレス機能がオプションなのが残念だ。これは、人気グレードのXブレイク(2,916,000円)も同様。
そして、ちょっと微妙なのがe-BOXERで価格は3,099,600円だ。装備もかなり充実していてなかなか魅力的な1台なのだが、燃費はガソリン車に対してそれほど優れておらず、モーターは小さいため力強さを感じにくい。
力強さという点では、2.5Lの方が上回るくらいだ。コストパフォーマンスでみると、2.5L最上級グレードのプラミアム(3,024,000円)の方がお得に感じる。

CX-3

CX-3
コンパクトSUVなのに300万円を超えるグレードも!

CX-3の2.0Lガソリン車でエントリーグレード20Sの価格は2,127,600円だ。安全装備も充実しており、なかなかお買い得感のある価格設定になっている。
1.8LディーゼルターボのXDは、2,436,480円で、ガソリン車と比べると高価だが、ホンダ ヴェゼルのハイブリッド車と比べると、ほぼ同等といった印象だ。
最上級グレードのXD Lパッケージは3,062,080円とかなり高価になる。レザーシートなども装備され、インテリアの質感がかなり向上している。もはや、小さな高級車のレベルだ。

ヴェゼル

ヴェゼル
人気モデルなので強気な価格設定?

ヴェゼルのエントリーグレードである1.5LのGは、2,075,000円だ。
ホンダセンシングも標準装備されているので安全性能は高いと思うのだが、サイド&カーテンエアバッグが装備されていない。今時、こうした装備ではマイナスポイントも大きい。
実質的には、Xグレードの2,165,000円から選択することになる。こうなると、排気量が500㏄大きい2.0Lエンジンを搭載したCX-3の方が、お買い得感がある。
ハイブリッド車では、ハイブリッドXが2,539,000円で、最上級の1.5Lターボを搭載したツーリングは2,903,040円と、かなり高額になる。

燃費比較

アウトランダー
PHEV

アウトランダーPHEV
ガソリンを使わない新しい生活も可能

アウトランダーPHEVは、自宅などで外部から充電し使うことが前提になる。
一般的に充電は夜間に行う。深夜電力を使えば、昼間に充電するよりも電気代は安くなり、ガソリン車の数分の1という燃料費にケースも多い。
アウトランダーPHEVは、満充電だと65㎞(JC08モード)EV走行が可能だ。ほぼガソリンを使わない生活が可能になり、毎日の通勤や送迎など、短距離の移動が多い人ほどPHEVのメリットを享受できる。
電力を使いきると、ハイブリッド車になりガソリンを使って走行する。ハイブリッドでの走行燃費は18.6㎞/Lで、2トン弱という重量級ボディであることを考えれば、なかなか優れた燃費値だ。

CX-8

CX-8
ディーゼルの燃費は秀逸。ガソリン車は微妙な数値

CX-8の燃費は、2.2Lディーゼルターボ(4WD)が15.4㎞/L(WLTCモード)、2.5Lターボ(4WD)が11.6㎞/L、2.5L(FF)が12.4㎞/Lとなっている。
ディーゼルの燃費はなかなか良好だ。軽油はガソリンより20円/L前後安いので、ハイブリッドに近い燃料費になる。
対して、微妙なのが2.5Lターボだ。決して悪い数値ではないものの、エンジンのパフォーマンスそのものは、ディーゼルターボに類似している。車両価格がディーゼルターボに比べてやや安いとはいえ、燃費が悪い2.5Lターボをあえて選択する理由が見つからない。
CX-8は、ディーゼルターボをベースに購入を考えた方がよいだろう。

フォレスター

フォレスター
やや競争力に欠ける燃費値

フォレスターのハイブリッドモデルであるe-BOXERの燃費は、18.6㎞/L(JC08モード)となっている。これは、同じクラスで似たハイブリッドシステムを採用している日産 エクストレイルハイブリッドの20.0㎞/Lに大きく引き離されている。
2.5Lの燃費は14.6㎞/Lと平均的な数値だ。e-BOXERは、ギリギリでエコカー減税対象車となっている。(ガソリン車は対象外。)
これからより厳しくなる燃費基準を考えると、どちらのエンジンも燃費競争力という点では、今一歩といった数値だ。燃費性能や減税メリットを意識して買うクルマではない。

CX-3

CX-3
ハイブリッド車並みの燃料費になる1.8Lディーゼル

CX-3の1.8ディーゼルターボ(4WD、AT)の燃費は、19.0㎞/L(WLTCモード)、2.0Lガソリンは15.2㎞/Lとなっている。ディーゼルターボの燃費値は優秀だ。
ライバル車のホンダ ヴェゼル(4WD、AT)の燃費値は、23.2㎞/L(JC08モード)からWLTCモードになるとかなり落ちるので、CX-3ディーゼルターボの燃費値とかなり近くなる。
さらに、ディーゼルターボの燃料は軽油で、レギュラーガソリンより20円/L前後も安い。
CX-3のディーゼルターボはハイブリッド車並みの燃料費となる。ガソリン車の燃費は、平均的な数値だ。

ヴェゼル

ヴェゼル
ハイブリッド、ガソリン車ともに優れた低燃費性能

ヴェゼルハイブリッドの燃費は、FF(前輪駆動)で23.4~27.0㎞/L(JC08モード)。なかなか優れた燃費値といえる。
1.5Lガソリン車も燃費性能には優れていて、なんと21.2㎞/Lだ。意外なほどハイブリッド車との燃費差が少ないところが特徴でもある。
これだけ燃費差が少ないと、あえて高価なハイブリッド車を買う理由がなくなるほどだ。
1.5Lターボの燃費も良好で、17.6㎞/Lとなっている。どのエンジンを選択しても、優れた燃費性能を享受できる。

走行性能比較

アウトランダー
PHEV

アウトランダーPHEV
EV走行を基本に3つのモードを自動制御

アウトランダーPHEVは、走行状況に合わせてEV・シリーズ・パラレルの走行モードを自動で切り替える。
基本的にはEV走行なのだが、パワーを必要とするときはパラレルモードになる。
多くのシーンでモーター走行するので、非常にスムースで力強い走りが特徴だ。EV素行時の静粛性は非常に高い。
また、スポーティ仕様のSエディションは、構造用接着剤使用部分を拡大するなど、ボディ剛性をアップしている。
さらに、ビルシュタイン製ダンパーがプラスされ、大きなボディながらクルマの傾きを上手く抑制し、気持ちよく走ることができる。
雪道などではツインモーターAWDの恩恵で抜群の走破性と走行安定性を披露する。テクニックさえあれば、後輪を滑らせて走ることも可能だ。

CX-8

CX-8
ゆったりとしたクルージングが楽しめる大人の走行性能

CX-8のホイールベースは2,930mmもある。長いホイールベースのため、直進安定性は良好だ。
ハンドリングも絶妙なセッティングで、ダルでもなければクイックでもない。必要以上に機敏さをアピールせずに、ドライバーの操作に対して的確にクルマが動いてくれる。
もちろん、大きなボディサイズなので、タイトで狭いカーブは得意としないが、高速道路などのカーブでは非常に安定した姿勢で駆け抜けていく。
全体的に、ロングツアラー的な性格が特徴だ。かなりのハイスピードでロングツーリングが可能で、ディーゼルターボと2.5Lターボならパワーに余裕があるので疲労も少ない。

フォレスター

フォレスター
オン、オフ問わない運転のしやすさ

フォレスターは、とにかく運転しやすいクルマだ。
運転席に座ると視界が開けていて、見晴らしがよい。車両感覚もつかみやすく、走り出すと全幅が1,815mmもあることを感じさせない。
また、スバルこだわりのAWD制御も上手い。ドライバーが分からないような領域で微妙に制御し、クルマがとても安定する。
とくに、雪道や雨で濡れた路面など、滑りやすい状況になればなるほど、その安定感が並みではないことに気が付かされる。クルマが滑り出すときの挙動もゆっくりでコントロールするのが容易だ。

CX-3

CX-3
なかなか気持ちよく回るディーゼルエンジン

CX-3は、マイナーチェンジの際に1.5Lから1.8Lのディーゼルターボに変更された。
全域でEGRを使用して環境性能を高めた分、落ち込むトルクをプラス300㏄の排気量で補っている。
出力は116ps&270Nmで、自然吸気2.7Lエンジン並みの大トルクがあるので、かなり力強い。
エンジンも気持ちよく回り、やや硬めのサスペンションチューニングもあってスポーティな走りが可能だ。
2.0Lガソリン車は、ディーゼル車より40~50㎏ほど車重が軽い。主にエンジンの重さによるものなので、ハンドリングの軽快さはガソリン車が上回る。

ヴェゼル

ヴェゼル
圧倒的な速さが体感できる1.5Lターボ

ヴェゼルのハイブリッドシステムはフィットより高出力のエンジンが使用されており、かなり元気よく走ることができる。ホンダのハイブリッドシステムSPORT HYBRID i-DCDは、ダイレクト感のある走りが可能だ。
そして、圧巻なのが1.5Lターボを搭載したグレード「ツーリング」だ。172ps&220Nmという大パワーは、ヴェゼルにはオーバーパワーかと思われるが、これを上手く制御している。
荒々しさはほとんど無く、スムースでとにかく速い。また、走行の売性能を重視したRSの切れのあるハンドリングも気持ちよい。

乗り心地比較

アウトランダー
PHEV

アウトランダーPHEV
ラグジュアリー系だけに、上質な乗り心地を重視

最近のSUVは、やや硬めの乗り心地で操縦安定性を重視したモデルが多い。
しかし、アウトランダーPHEVは、ラグジュアリー仕様のSUVということもあり、乗り心地重視のセッティングになっている。
ゆったりとした快適なドライブが楽しめるが、タイトなカーブなどではクルマの傾きが大きくなる傾向にある。山道を軽快に走るタイプではない。
山道でもスポーティに走りたい、という人向けに用意されているグレードがSエディションだ。好みによって、乗り心地の異なるグレードを自ら選択できる点がよい。

CX-8

CX-8
ゆったりだが、コシの強さを感じる乗り心地

CX-8はツアラー的性格のため、基本的にソフトな乗り心地となる。
単にソフトなだけでなく、重量級のボディをしっかりと支えながら、不必要な振動を上手く吸収する。上下動の揺れの少ない乗り味に仕上がっており、柔らかさの中にコシがある印象だ。
また、最上級グレードのLパッケージには、運転席&助手席ベンチレーションが標準装備されている。お尻や腰まわりに溜まった熱を換気してくれるので、汗で蒸れることもなく快適に過ごせる。

フォレスター

フォレスター
軽やかでしなやか!

フォレスターはやや大きなボディながら、意外なほど軽やかに走る。カーブなどでも、背の高さを感じさせない軽快感があり快適だ。
また、荒れた路面でもサスペンションがしなやかに動く。路面の細かな凹凸を吸収し、滑らかに滑っていくような走りだ。
大きな凸凹を通過しても大きな衝撃は伝わらず、サスペンションだけでなく強靭なボディがあってこその乗り心地といえる。また、不快な振動も少ないのも特徴だ。

CX-3

CX-3
乗り心地は向上しているが、リヤサスの突き上げ感あり

CX-3は何度かリヤサスペンションの突き上げを改善してきた。
ある意味乗り心地との戦いでもあり、現状のCX-3もタイヤのサイドウォールを少し柔らかくしたり、サスペンションセッティングをさらに煮詰めたりし改良されている。
リヤサスの突き上げ感は、初期のモデルとは比べ物にならないくらい減ったものの、やはり乗り心地がよいといえるレベルではない。
全般的にCX-3の乗り心地はやや硬めで、キビキビ感があって気持ちよく走るが、乗り心地重視という人にはあまり向かないかもしれない。

ヴェゼル

ヴェゼル
全般的にやや硬めの乗り心地

ヴェゼルの乗り心地は、全般的にやや硬めのセッティングだ。
背の高いSUVなので、サスペンションを硬めにしてカーブなどでの操縦安定性を高めている。そのため、キビキビとした走りが得意だ。
そして、RS系のグレードは、さらにスポーティな設定となった。
タイヤサイズは、このクラスではかなり大きい225/50R18というサイズ。さすがに、18インチタイヤになってくると、タイヤのゴツゴツ感が体に伝わってくる。
乗り心地はよいとはいえず、「スポーティな走りと引き換えだ」と考えるしかない。

内外装・デザイン比較

アウトランダー
PHEV

アウトランダーPHEV
ダイナミックシールドで、ダイナミックさを表現

アウトランダーPHEVのフロントフェイスには、三菱の共通デザインでもあるダイナミックシールドと呼ばれるデザイン手法が使われている。
大きく開いたフロントグリルの台形デザインによって、安定感ある力強いSUVらしさを表現している。
インパネ周りのデザインは、水平基調で広さをアピール。シンプルながらボリューム感を感じさせ、SUVらしい力強さを表現している。
一部グレードに用意されたダイヤキルティング本革シートは、ホワイトのステッチが入れられ、ラグジュアリーな空間を創り出している。シートも大きく、リラックスして移動できるインテリアだ。

CX-8

CX-8
CX-5と似すぎていて区別しにくい

CX-8には、マツダのデザインフィロソフィーともいえる魂動デザインを採用している。
大きなグリルは迫力があり、滑らかな面は優雅さをアピールする。街中の車群でも、ひと目で分かる存在感があるデザインだ。
ただ、1クラス下のCX-5とあまりにも似ている点が残念だ。遠目から見ると、ほとんど区別がつかないため、ワンポイントでもすぐに分かる差別化ポイントが欲しいところだ。
しかし、CX-5よりホイールベースが長くなったことで、ルーフも長くなり、サイドビューはCX-5より優雅さが出ていてキレイに見える。

フォレスター

フォレスター
使い勝手にも配慮したデザイン

フォレスターの魅力は、次世代スバルのデザインフィロソフィーである「ダイナミック×ソリッド」をテーマに、使い勝手も考慮した機能美だ。
鍛えられた筋肉のような力強さをもち、ただエモーショナルなデザインだけにこだわるのではなく、使い勝手にも配慮されたデザインになっている。
リヤゲートは左右ギリギリ、バンパー下部ギリギリまで広く低く開く。これは、大きな荷物が出し入れしやすくするためのデザインだ。
インテリアでは、ピラー形状やドアミラーの位置を工夫している。全方位で死角を低減し、ただカッコ良くするだけでなく、運転のしやすさや危険をいち早く察知できる実用的なデザインが採用さている。

CX-3

CX-3
デザイン、質感の高さはクラストップレベル

CX-3は、マツダのデザインフィロソフィーである魂動(こどう) デザインで、スタイリッシュにまとめられた。 全高を抑えているが、全幅は1,765mmとなかなかワイドで、クーペのようなルーフラインをもつので、SUVなのにワイド&ローなシルエットだ。
デザインはユニークで、スポーティさが際立つ。
ヘッドライトにマツダ車共通のシグネチャーウイングを採用。鋭い眼光のフェイスになっていて、精悍さをかじる。
インパネ周りのデザインは、滑らかな曲線でまとめられていて、スタイリッシュな空間になっている。各部の質感も高く、1クラス上以上の上質感がある。
時々設定される特別仕様車は、さらに質感が高まっているモデルが多い。インテリアにこだわるのなら、こうした特別仕様車を選ぶといい。

ヴェゼル

ヴェゼル
スポーティなデザインと上質な内装も売れている要因

ヴェゼルが売れている理由のひとつは、やはりデザインにある。
いかにもSUVという重厚なデザインではなく、軽快でホンダ流のスポーティなテイストで上手くまとめている。
緩やかに弧を描いたルーフラインはクーペを思わせるようで美しい。
そして、内装の質感も高い。ソフトパッドを使ったインパネは、まるで手縫いのステッチを思わせるような手法が使われていて高級感もある。
こうしたデザインと上質感があれば、上級モデルに乗っていた顧客がダウンサイジングしやすい。

初心者から上級者まで 新車値引き交渉術 初心者から上級者まで 新車値引き交渉術

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お出かけシーズン到来!予算200万円で買える人気中古SUVベスト3 https://221616.com/car-topics/20190527-98558/ https://221616.com/car-topics/20190527-98558/ Mon, 27 May 2019 15:00:00 +0900 SUV アウトランダー スバル フォレスター マツダ 三菱 中古車 予算200万円で買える人気SUVベスト3を紹介。予算200万円だと車両価格はおよそ170~180万円だ。最近ではファミリー感が強いミニバンではなく、アクティブなライフスタイルを感じさせるSUVの人気が高まっている。本格的なお出かけシーズンに突入する前に購入を検討している人へおすすめの記事だ。
この記事の目次 CONTENTS
記事トップ
1位 スバル フォレスター
2位 マツダ CX-5
3位 三菱 アウトランダーPHEV

春から夏、そして秋へ向けて、本格的なお出かけシーズンに突入。
少し前までは、レジャー向けのクルマといえばミニバンが主力だった。
しかし、最近ではファミリー感が強いミニバンではなく、アクティブなライフスタイルを感じさせるSUVの人気が高まっている。

SUVは、広い荷室に多くの荷物を搭載できるだけでなく、最低地上高が高いため、ミニバンでは入れないような悪路も走行可能。
もちろん雪道などにも強く、道を選ばずフレキシブルに使えるだけでなく、セダンのような快適な乗り心地も魅力だ。

こうしたオールマイティな使い方ができることも、SUV人気の理由である。

中古のSUVなら年式次第でリーズナブルに楽しめる!

中型のSUVになると予算300万円オーバーのものがほとんど。
こうなるとなかなか買いにくい。

そこで注目したいのが中古車。
SUVは人気でリセールバリューが高く、中古車でも価格は高めだ。
しかし、年式を少し古くするだけで、グッとお買い得なクルマに出会える可能性が高まる。

今回は、予算200万円で買える人気SUVベスト3をピックアップ。
予算200万円だと、おおよそ車両価格は170~180万円程度になってくる。

1位 スバル フォレスター

スバル フォレスターは、2018年にフルモデルチェンジし5代目になった。
そのため、4代目となる先代SJ系フォレスターが徐々に中古車マーケットに流れ始めており、なかなかお買い得感が出てきている。

SJ系フォレスターは、2015年秋に大幅マイナーチェンジを行った。
このマイナーチェンジ後のモデルは完成度が高く狙い目なのだが、価格がまだ高値のため予算200万円で選ぶのは厳しい状況。

そのため、マイナーチェンジ前の2014年式あたりがターゲットになる。

フォレスターの中古車相場

2014年式フォレスターのボリュームゾーンは、160~210万円前後だ。

SJ系フォレスターには、2.0L水平対向エンジン4気筒の自然吸気エンジンと、ターボエンジンの2つが用意されている。
全車4WDで、歩行者検知式自動ブレーキであるアイサイトを装着したモデルも多い。

年式次第では280psのクラス最速ターボモデルに乗れる!

2014年式で走行距離5万キロ程度以下だと、自然吸気エンジンモデルが中心となる。
ターボ車を狙わなければ、アイサイトやナビなどの充実した装備が装着された程度のよいモデルも選べる。

年式を2013年にすれば、ターボ車も予算内に入ってくる。
280psという今でもトップレベルの大出力を誇るフォレスターXTアイサイトをあえて狙うのもよい。

2位 マツダ CX-5

マツダCX-5は現在2代目で2017年に登場したばかり。
そのためまだ価格は高く、予算200万円で買えない。
ターゲットは初代のKE系CX-5だ。

初代KE系CX-5は2012年に登場。
エンジンラインナップは、直4 2.0Lと2.5Lのガソリン、そして2.2Lの直4ディーゼルの3つで、ガソリン車の方が安価傾向だ。
同じ年式であれば、ディーゼル車よりお買い得感がある。

燃料費はハイブリッド車並み、それでいて超パワフルなディーゼル車を狙え!

おすすめはディーゼル車。
420Nmという4.0L V8ガソリンエンジン並みの大トルクをもち、余裕あるクルージングが可能だ。
燃費は、ガソリン車より圧倒的によい18.4㎞/L(FF車、JC08モード燃費)。
しかも、燃料が軽油なのでガソリンより20円/L前後安い。

こうなると、燃料費はハイブリッド車並みになる。
とにかく、豪華装備もしくは予算重視というのでなければ、ディーゼル車を選びたい。

KE系CX-5には、FF(前輪駆動)と4WDの設定があり、好みで選べる。
4WD車の方が、若干価格は高めの傾向だ。

KE系CX-5の中古車相場

2014年式で140~180万円前後がボリュームゾーン。
2015年式だと、やや価格は高くなり160~220万円前後がボリュームゾーンになる。
2014年式くらいが予算200万円だと選びやすいだろう。

2014年式のディーゼル車で、走行5万キロ程度以下になると、130万円台位から選べるようになる。
この価格帯は、主にエントリーグレードのXDが中心だ。

150万円台になると、装備の充実したXD Lパッケージや4WD車が選べるようになってくる。
160万円台に入ると、走行3万キロ台以下という車両も選べる。
多くの車両にナビなどが装備されており、装備系は充実している。

グレードは、上級グレードのXD Lパッケージの4WDがおすすめ。
街乗り中心なら4WDはあまり必要無いが、雨の高速道路などでは4WD車は安定感があり、より安全・安心なドライブが楽しめる。

3位 三菱 アウトランダーPHEV

アウトランダーPHEVは、人気SUVベスト3といえるほど売れてはいない。
なぜ3位に入れたのかというと、それは当時このクラス唯一のPHEVで世界初のツインモーターAWDとしてデビューした経緯があるからだ。
この先進性は、未だ世界トップレベル。

そんなアウトランダーPHEVは2013年にデビュー。
2.0Lガソリンエンジンを搭載し、満充電状態からなら60.2km(JC08モード)EV走行が可能だ。

充電した電力を使いきるとハイブリッド車になる。
毎日短距離しか使わないというのであればほぼEVとして使え、燃料費を大幅に節約することができる。
EV走行中は極めて静粛性が高く、未来のクルマに乗っているような気分を味わえる。

唯一無二だった先進技術の塊が、もうこんなリーズナブルな価格に!

アウトランダーPHEVは優れた先進性をもつクルマだが、三菱のブランドイメージが悪いため、それほど売れなかったという不運なクルマでもある。
ただ、そのおかげで中古車価格も安く、SUVかつPHEVなのに、非常にコストパフォーマンスに優れているのだ。

アウトランダーPHEVの中古車相場

2014年式で160~210万円がボリュームゾーン。
2015年式からは、マイナーチェンジされたこともあり、予算200万円だと手が届かない範囲に入ってしまう。

160万円台から選べるものの、中心はエントリーグレードや、やや走行距離の多い車両が多い傾向。
ナビが装備されていないものも多い。

アウトランダーPHEVは、充実した装備のGナビパッケージ以上のグレードがおすすめ。
こうなると、180万円台からという価格帯になる。
Gナビパッケージか、最上級グレードのGプレミアムパッケージなら、装備面でも十分に満足できるレベルになる。

予算重視というのであれば、Gセーフティパッケージという選択もある。
ただ、ナビが装備されていない車両もあるのでしっかりとチェックして選びたい。

また、アウトランダーPHEVは、2013年式の一部の車両で稀に急速充電口が無い車両が存在するので注意が必要。
急速充電できないと、何かと不便だ。

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2019年 安全な車ランキング【国産セダン編】 https://221616.com/car-topics/20190419-98302/ https://221616.com/car-topics/20190419-98302/ Fri, 19 Apr 2019 12:00:00 +0900 アテンザ インサイト カムリ クラウン スバル セダン トヨタ ホンダ マツダ ランキング レガシィB4 安全な車

国産セダン

安全なクルマ ランキング2019

国産セダンの安全性

国産セダンマーケットの人気はあまり高くなく、トヨタを除きラインアップが非常に少ない。
ただ、全般的に高級車が中心のため、安全装備は充実している。
今回選んだベスト5も、順位を付けたもののその差は小さく、安心して乗れるモデルが多い。
また、高級車なのでオプション選択しなくてはならない装備が少ないことも特徴だ。

注意しなくてはならないのは、完全に放置されている車種。
歩行者検知式自動ブレーキも装着されていないモデルは、フルモデルチェンジまで装備されない可能性が高く、その他の安全装備も期待できない。
こうしたモデルは、購入車リストから外したい。

今回、優れた安全装備のクルマベスト5の中に、レクサスLSを入れていない。
レクサスのフラッグシップセダンなのだが、価格が1千万円を超え、あまりに高価な価格帯になるからだ。
実際には、このレクサスLSは圧倒的な差を付けてベスト1といえるレベル。
歩行者検知式自動ブレーキも、歩行者やガードレールなど回避するためにステアリング操作を支援し衝突を回避する機能まで備える。その他の優れた先進予防安全装備も装着したモデルだ。

BEST.1

トヨタクラウン

トヨタ クラウン

トヨタ クラウンは、トヨタのフラッグシップセダンということもあり、最新の先進予防安全装備トヨタセーフティセンスが搭載されている。
同じトヨタセーフティセンスでも、車種によって異なる機能を持つ。

クラウンに装備されたトヨタセーフティセンスは、歩行者だけでなく昼間の自転車も認識できる高性能タイプだ。
その他、車線を維持しながら先行車に追従するクルーズコントロールや、車両進入禁止や一時停止の標識を認識しメーター内に表示するロードサインアシストなどがセットになっている。また、誤発進抑制制御も標準装備化。

その他の装備も充実しているが、上級グレードを除きオプション設定になっている点が、少々物足りない。
車線変更時の後側方から接近する車両を検知し警報する後側方車両接近警報や、バック時の後方から接近するクルマや歩行者を検知し衝突の危険がある場合、自動ブレーキを作動させる機能も一部グレードでオプション設定となる。
また、クルマの周囲にあるカメラの映像を俯瞰している映像に加工することで死角を無くし、周囲の安全が確認できるパノラミックビューモニターもオプションとなる。

こうしたオプションを選択すれば、クラウンはかなり高い安全性能を持つモデルになる。

BEST.2

スバルレガシィB4

スバル レガシィB4

スバル レガシィB4は2014年に登場と、モデル後期に入ってきたモデル。
しかし安全にこだわるスバルらしく、安全装備はアップデートされており、現在でもトップレベルの安全装備が標準装備化されている。

スバルのウリである先進予防安全装備であるアイサイトの自動ブレーキは、歩行者だけでなく自転車も検知。
アイサイトは、車線維持機能や車線逸脱警報、誤発進抑制制御、全車速追従式クルーズコントロールなどの機能も含んでいる。
エアバッグ類は、サイド&カーテンエアバッグにニーエアバッグを標準装備化した。また、車線変更時に頼りになる後側方車両接近警報やフロント、サイドビューモニターも標準装備。

基本的に、必要な安全装備ほぼ標準装備されているので安心して選べるモデルといえる。

BEST.3

マツダアテンザ

マツダ アテンザ

マツダ アテンザは2012年にデビューし、すでにモデル末期という状態。
しかし、マツダは、こまめに改良を重ねアテンザを熟成。安全装備も何度かアップデートされた。
そのため、モデル末期ながら、最新モデルと比べても見劣りしない安全性能を誇る。

また、マツダ車ほとんどすべてのモデルに共通している点が、グレードにより安全装備の差がほとんど無いことことだ。
アテンザの予防安全装備は、歩行者検知式自動ブレーキに車線維持支援(一部グレードは車線逸脱警報のみ)、誤発進抑制制御、交通標識認識システム、後側方車両接近警報、後退時車両接近警報などを多くの予防安全装備を標準装備化している。
エアバック類では、サイド&カーテンエアバッグを標準装備している。
車両周辺をカメラ画像で確認できる360°ビューモニターに関しては、オプション設定で一部グレードには装備できない。

BEST.4

トヨタカムリ

トヨタ カムリ

トヨタ カムリの予防安全装備パッケージ、トヨタセーフティセンスが標準装備化。
ただしクラウンと異なり、自転車は検知できず歩行者のみの機能に限定。車線維持支援機能や全車速追従式クルーズコントロールもセットになっている。

このおかげで最低限の安全装備は担保されているものの、その他の安全装備はオプション設定が多く、いかにもトヨタ的な設定。
後側方車両接近警報や後退時車両接近警報などは全車オプション。
誤発進抑制制御であるインテリジェントクリアランスソナーもエントリーグレードのみオプション設定だ。

これらは、それほど高価なものではない。特にカムリは高額車なので、こうした装備くらい標準装備化してほしいところだ。
エアバッグ類は、サイド&カーテンエアバッグやニーエアバッグを標準装備化している。

BEST.5

ホンダインサイト

ホンダ インサイト

ホンダ インサイトは、2018年12月登場した。
新しいモデルであることもあり、予防安全装備の標準装備化は比較的充実している。

ホンダの先進予防安全装備パッケージであるホンダセンシングは全車標準装備化。
ホンダセンシングは歩行者検知式自動ブレーキの他に、車線維持支援機能や標識認識機能、誤発進抑制制御、全車速追従式クルーズコントロールなど、多くの機能がセットになっている。
インサイトは、高いレベルの安全装備が標準装備化されているので、安心して乗れるモデルだ。エアバッグ類は、サイド&カーテンエアバッグを標準装備化している。

後側方車両接近警報については、エントリーグレードのみ装着されておらず、オプション選択もできない。後退時車両接近警報は、用意されていないのは残念なポイントだ。

ホンダには、その他アコードやシビック、レジェンドなどのセダンもあり、これらの車種もホンダセンシングが装備されているので、同様に高い安全性能を誇るモデルになっている。

安全な国産セダンを選ぶためのポイント

国産セダンマーケットは、高級車中心になるため、安全装備に関しては高いレベルにある。そのため、ベスト5と順位を付けているものの、装備差は僅差だ。

どのメーカーも一長一短といった装備差がある点が、やや悩ましいポイント。
歩行者検知式自動ブレーキに車線維持支援機能、全車速追従式クルーズコントロール、誤発進抑制制御、サイド&カーテンエアバッグなどは、ほぼどのメーカーも標準装備化している。
これだけの安全装備であれば、一定の安全性能は担保できている。

しかし、日常的に使う後側方車両接近警報後退時車両接近警報などは、安価だがオプション設定、もしくは設定の無いモデルもある。
オプション設定のモデルは、積極的に選択したい機能だ。

また、前走車追従式クルーズコントロールに関しては、停止まで可能な全車速前走車追従式クルーズコントロールであることがベスト
通常の前走車追従式クルーズコントロールでは、低速域になると機能が停止するからだ。
渋滞時に簡単な操作で再作動するタイプが、非常に便利で疲労軽減につながる。

トヨタ車に関しては、安全装備がオプション設定となっているものが多い。
ジックリと装備表を見て、安全装備の見落としがないか確認したい

安全装備比較表

  • …全車標準装備
  • …一部標準装備または一部オプション
  • ×…標準装備なし
トヨタクラウン スバルレガシィB4 マツダアテンザ トヨタカムリ ホンダインサイト
対車両自動ブレーキ

歩行者検知式自動ブレーキ

誤発進抑制制御

一部グレード
オプション

サイドエアバック

カーテンエアバッグ

車線逸脱警報

車線維持支援

一部グレード
のみ

後側方車両検知警報

一部グレード
オプション

一部グレード
装着不可

一部グレード
装着不可
後退時後方車両接近警報

一部グレード
オプション

一部グレード
装着不可

×

オートマチックハイビーム

※安全装備の詳細は各車メーカー公式サイトをご確認ください。

その他のボディタイプ別安全なクルマランキング

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2019年 安全な車ランキング【SUV編】 https://221616.com/car-topics/20190419-98301/ https://221616.com/car-topics/20190419-98301/ Fri, 19 Apr 2019 12:00:00 +0900 SUV アウトランダー アウトランダーPHEV スバル フォレスター ホンダ マツダ ランキング レクサス 三菱 安全な車 CR-V CX-5 NX

SUV

安全なクルマ ランキング2019

SUVの安全性

ミドルサイズのSUVは、人気カテゴリーであることや価格も高価なこともあり、安全装備に関しては充実したモデルが多い。
SUVは大きく重いクルマなので、より大きな事故になる可能性が高い。
本来ならば充実した予防安全装備を標準装備化すべきなのだが、多くの車種でオプション設定となっている。
安全を確保するために、車購入の際はしっかりと確認して選ばなければならない。

SUVのなかでも、日本の環境にマッチしたコンパクトSUVカテゴリーは高い人気を誇る。
このクラスの安全装備はなかなか充実しており、標準装備化したモデルが多いのも特徴。
マツダCX-3やトヨタC-HR、ホンダ ヴェゼル、スバルXV、三菱エクリプスクロスなどは、一定のレベルに達している。

BEST.1

マツダCX-5

マツダ CX-5

マツダCX-5は、マツダの方針として安全装備の標準装備化を進めているため、どのグレードを買っても高いレベルの安全性能をもつ。

予防安全装備では、歩行者検知式自動ブレーキはもちろん、AT誤発進抑制制御、サイド&カーテンエアバッグも全車に標準装備化。
そして、車線変更時の接触リスクを軽減する後側方車両接近警報、バック時に接近する車両を検知し警報を発するリヤクロストラフィックアラートなども標準装備した。

前方だけでなく、後方や後側方などのリスク低減にも配慮しており、ここまで標準装備化を推進しているモデルは数少ない。
ただ、車線逸脱を標準装備化している機能は警報のみ。
ステアリングをアシストし車線逸脱のリスク軽減をする機能は、エントリーグレードなどには装備されていない。

BEST.2

スバルフォレスター

スバル フォレスター

スバル フォレスターは、2018年7月にフルモデルチェンジし登場した。

フォレスターには、安全にこだわるスバルの先進予防安全装備「アイサイト」を、全車に標準装備化している。
2つのカメラを使用することでより多くの情報を得ることができ、歩行者だけでなく自転車も検知する。国産車で自転車検知までできる自動ブレーキを装着したモデルは数少ない。

アイサイトのその他の代表的な機能は、渋滞時にも対応できる全車速対応式前走車追従式クルーズコントロール、車線逸脱抑制機能、誤発進抑制機能なども含まれる。
全般的に高い機能を有するフォレスターなのだが、後側方車両接近警報やハイビームの照射範囲をコントロールするアダプティブドライビングビームなどが、一部グレードにオプションとなっている点がやや残念なポイントだ。

エアバッグ類では、サイド&カーテンエアバッグにニーエアバッグなどを標準装備化されており万全。
さらに、歩行者と衝突時に歩行者の被害軽減する歩行者エアバッグを全車標準装備化している点は高く評価できる。
また、運転席からの視界が良い点も美点だ。

BEST.3

ホンダCR-V

ホンダ CR-V

ホンダCR-Vは、2018年8月にフルモデルチェンジした。
安全装備の標準装備化に関しては、なかなか高いレベルにある。

歩行者検知式自動ブレーキを含む、ホンダの先進予防安全装備パッケージ、ホンダセンシングは全車標準装備。
ホンダセンシングには、停止まで対応する前走車追従式クルーズコントロールや車線維持支援機能などもあり、安心感は高い。
後側方から接近する車両を検知し警報を発するブラインドスポットインフォメーションも標準装備されている。
ただし、後方左右からの車両を検知し警報を発する後方車両接近警報は用意されていない。
エアバック関連では、サイド&カーテンエアバッグも標準装備化されている。

BEST.4

三菱アウトランダー/
アウトランダーPHEV

三菱 アウトランダー/アウトランダーPHEV

三菱アウトランダーとアウトランダーPHEVは、2017年の改良で歩行者検知式自動ブレーキや誤発進抑制制御、車線逸脱警報などが装備され予防安全性能が飛躍的に向上している。
サイド&カーテンエアバッグに、ニーエアバッグも標準装備化され、十分な安全性能を誇る。
ただし、このクラスでは車線逸脱警報では物足りなく、車線逸脱防止支援機能などが欲しいところだ。
また、後側方車両接近警報や後退時車両接近警報は、全グレードオプション設定。安価な価格の装備なので、標準装備化を望みたい。

また、車両周囲のカメラ映像を俯瞰で見えるように加工し表示するマルチアラウンドモニターは、車両の死角にある人や障害物がひと目で分かる安全装備。
アウトランダーPHEVには、全車標準装備化されている。

BEST.5

レクサスNX

レクサス NX

レクサスNXは2017年にマイナーチェンジし、レクサスの予防安全装備であるレクサスセーフティ+が全車に標準装備化された。
歩行者検知式自動ブレーキや車線逸脱防止支援、全車速追従式クルーズコントロールなどがセットで装備される。
エアバッグ類では、ニーエアバッグやサイド&カーテンエアバッグ、助手席シートクッションエアバッグを標準装備化。こうした装備により、一定レベルの安全性能を得ている。
ただ、誤発進抑制制御や後側方車両接近警報、後方車両接近警報などはオプション設定。高級SUVとしては、物足りない設定だ。

安全なSUVを選ぶためのポイント

ミドルサイズのSUVでは、この他エクストレイルやハリアーなども歩行者検知式自動ブレーキが標準装備化されている。オプション設定が多かったり、設定の無い予防安全装備があったりするが、一定の予防安全性能をもっている。

今回のランキングにおいては、CX-5とフォレスター、CR-Vの差は僅差。優れた安全装備を誇るSUVだ。
安全装備でしっかりとチェックしたいポイントは、まず歩行者検知式自動ブレーキは当然として、車線逸脱防止支援機能があること。
そして、前走車全車速追従式クルーズコントロールは、ロングドライブの疲労軽減に役立つので、結果的に安全につながる。
また、日常的に使う機能として、車線変更時に頼りになる後側方両接近警報、バック時に接触リスクを軽減する後方車両接近警報は必須アイテムともいえる。このあたりをしっかりチェックして、オプション選択するとよい。

安全装備比較表

  • …全車標準装備
  • …一部標準装備または一部オプション
  • ×…標準装備なし
マツダCX-5 スバルフォレスター ホンダCR-V 三菱アウトランダー/
アウトランダーPHEV
レクサスNX
対車両自動ブレーキ

歩行者検知式自動ブレーキ

誤発進抑制制御

全車オプション設定
サイドエアバック

カーテンエアバッグ

車線逸脱警報

車線維持支援

一部グレード
非装着

×

後側方車両検知警報

一部オプション設定

全車オプション設定

全車オプション設定
後退時後方車両接近警報

一部オプション設定

×

全車オプション設定

全車オプション設定
オートマチックハイビーム

一部オプション設定

※安全装備の詳細は各車メーカー公式サイトをご確認ください。

その他のボディタイプ別安全なクルマランキング

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2019年 安全な車ランキング【国産コンパクトカー編】 https://221616.com/car-topics/20190419-98300/ https://221616.com/car-topics/20190419-98300/ Fri, 19 Apr 2019 12:00:00 +0900 コンパクトカー スズキ スバル タンク ダイハツ デミオ トヨタ トール ノート フィット ホンダ マツダ ランキング ルーミー 安全な車 日産

国産コンパクトカー

安全なクルマ ランキング2019

コンパクトカーの安全性

歩行者検知式自動ブレーキを含む先進予防安全装備の装着が遅れていたトヨタ アクアやヴィッツにも、トヨタセーフティセンスが用意された。
ただし、まだまだ全車標準装備化されている車種は少ない。
また、標準装備化されているのにもかかわらず、レスオプション設定がされている車種もある。

唯一、マツダのみが歩行者検知式自動ブレーキなどを含めた先進予防安全装備を全車に標準装備化。レスオプションの設定もなく、想的な装備設定を実現している。

BEST.1

マツダデミオ

マツダ デミオ

マツダ デミオの予防安全装備は非常に高いレベルにある。
2017年11月の改良で、歩行者検知式自動ブレーキ「アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート」を標準装備化。
さらに、後側方から接近する車両を検知し警報を発するブラインド・スポット・モニタリング、駐車場からの後退時に接近する車両を検知し警報を発するリア・クロス・トラフィック・アラートも標準装備化した。
コンパクトカーで、ブラインド・スポット・モニタリングやブラインド・スポット・モニタリングを設定した車種はほとんどない。
こうした装備は、日常的に使うことが多い機能。特に高齢者や初心者には頼りになるだろう。
また、サイドエアバッグやカーテンエアバッグも全車に標準装備した。

デミオの魅力は、全グレードでこの優れた安全性能を享受できること。
エントリーグレードであっても安心できる。
安全装備の充実さはクラスを超えたもので、誰にでもおすすめできるコンパクトカーだ。

BEST.2

ホンダフィット

ホンダ フィット

ホンダ フィットも2017年6月のマイナーチェンジで、歩行者検知式自動ブレーキを含む先進予防安全装備であるホンダセンシングが用意された。
ホンダセンシングの機能は、多彩で十分な安全性能を誇る。
自動ブレーキ機能の他に、前方&後方誤発進抑制機能、先行車追従式クルーズコントロール、車線維持支援システム、路外逸脱抑制機能の機能をもつ。

しかし、軽自動車のN-BOXはホンダセンシングを全車標準装備化しているものの、クラスが上のフィットには一部グレードオプション設定となっている。サイド&カーテンエアバッグも同様の設定。
フィットを選ぶときには、まずホンダセンシングが装備しているグレードかどうかしっかりとチェックする必要がある。
また、後側方車両接近警報や、カメラの映像を加工し、車両を俯瞰から見たように映し出す機能は設定されていない。

BEST.3

日産ノート

日産 ノート

日産ノートは、歩行者検知式自動ブレーキであるインテリジェントエマージェンシーブレーキを全車に標準装備。
車線逸脱警報や踏み間違い衝突防止アシスト、フロント&バックソナーも標準装備しているので、一定レベルの安全性能を確保している。
ただ、こうした装備のレスオプションが設定されているのは残念だ。
また、サイドエアバックの設定は無く、カーテンエアバッグもオプション設定となっている。

オプション設定だが、カメラの映像を加工し、俯瞰から見たようにモニター表示できるインテリジェントアラウンドビューモニターは便利な機能。
しかも、移動物検知機能付なので、安全性にも優れている。
死角に隠れた人や物をひと目で見つけることができる。日常的に使う機能なので、ぜひとも選択したい安全装備だ。

同様に、後席に乗員がいたり、夜間や雨など後方視界が悪いときに視界を確保したりする機能がインテリジェントルームミラーだ。
後方のカメラ映像をルームミラーに映し出すため、鮮明な後方視界が確保できる。

BEST.4

スズキクロスビー

スズキ クロスビー

スズキ クロスビーは、2017年12月登場した。
歩行者検知式自動ブレーキであるデュアルセンサーブレーキサポートを用意。
しかし、エントリーグレードには装着できないという物足りない仕様になっている。

スズキの予防安全装備であるスズキセーフティサポート装着車には、誤発進抑制機能に車線逸脱警報機能、ふらつき警報機能、ハイビームアシスト、後退時ブレーキサポート、後方誤発進抑制機能、リヤパーキングセンサーが装備される。
後退時ブレーキサポート機能は、バック時にも衝突の危険がある場合、自動ブレーキが作動する。バック時に自動ブレーキ作動する機能は数少ない。

これに加え、フロントサイド&カーテンエアバッグも装備。スズキセーフティサポート搭載車は、十分な安全性能といえる。
また、オプション設定となるがカメラ映像を加工。
自車を俯瞰して見たような映像をモニター表示できる全方位モニターを用意。
死角に隠れた人や物をひと目で発見することができ、安全性に寄与する。

こうしたスズキセーフティサポートが装備されたコンパクトカーも同様の安全性能をもつが、総じて非装着車が多いのが特徴なので、オプション選択するか標準装備グレードを選ぶ必要がある。

BEST.5

トヨタタンク/ルーミー
ダイハツトール
スバルジャスティ

トヨタ タンク/ルーミー、ダイハツ トール、スバル ジャスティ

トヨタ タンク/ルーミーとダイハツ トール、スバル ジャスティの4車種は、多少デザインが異なる程度で、ダイハツが生産している基本的に同じクルマだ。
そのため、歩行者検知式自動ブレーキを含む予防安全装備は、ダイハツのスマートアシストⅢを採用している。

スマートアシストⅢの機能には、歩行者検知式自動ブレーキの他、車線逸脱警報、誤発進抑制制御機能(前方・後方)、オートハイビームなどが含まれる。
タンク/ルーミー、トールに関しては、エントリーグレードの1グレードのみスマートアシストⅢが装着されず、オプション選択も不可。
ジャスティについては、全車標準装備化となっている。
トヨタとダイハツに対して、スバルはより安全に配慮していることが分かる。

サイド&カーテンエアバッグに関しては、タンク/ルーミー、トールが全車にオプション設定。ジャスティもエントリーグレードを除きオプション設定だ。
メーカーによって呼び名が異なるが、カメラの映像を使って死角を無くし、自車周辺の人や物を発見しやすくするパノラマモニターも用意されている。
全体的にベーシックな予防安全装備といった印象だ。

安全な国産コンパクトカーを選ぶためのポイント

コンパクトカーで、安全装備面で十分満足いくレベルに達しているのはマツダ デミオだけだ。
なぜならば、歩行者検知式自動ブレーキや誤発進抑制だけでなく、後側方や後方から接近する車両を検知し警報を発してくれる機能を標準装備しているからだ。

事故を未然に防ぎ、身を守るためにも、購入を考えているモデルにしっかりと安全装備されているか確認しなければならない。

安全装備比較表

  • …全車標準装備
  • …一部標準装備または一部オプション
  • ×…標準装備なし
マツダデミオ ホンダフィット 日産ノート スズキクロスビー トヨタタンク/ルーミーダイハツトールスバルジャスティ
対車両自動ブレーキ

一部グレード
オプション
一部装着不可

一部グレード
オプション

※1
歩行者検知式自動ブレーキ

一部グレード
オプション
一部装着不可

一部グレード
オプション

※1
誤発進抑制制御

一部グレード
オプション
一部装着不可

一部グレード
装着不可

一部グレード
オプション

※1
サイドエアバック

一部グレード
装着不可

×

一部グレード
オプション

※2
カーテンエアバッグ

一部グレード
装着不可

全車オプション一部装着不可

一部グレード
オプション

※2
車線逸脱警報

一部グレード
オプション
一部装着不可

一部グレード
オプション

※1
車線維持支援

一部グレード
オプション
一部装着不可

一部グレード
オプション
一部装着不可

×

×

後側方車両検知警報

×

×

×

×

後退時後方車両接近警報

×

全車オプション一部グレード
装着不可

×

×

オートマチックハイビーム

一部グレード
オプション
一部装着不可

一部グレード
装着不可

一部グレード
オプション

※1

※安全装備の詳細は各車メーカー公式サイトをご確認ください。

※1…タンク/ルーミー、トールは一部グレードのみ標準装備
※2…タンク/ルーミー、トールで全車オプション設定、ジャスティでエントリーグレードを除きオプション設定

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スバル レヴォーグ特別仕様車1.6GT EyeSight V-SPORT購入ガイド「安全装備がグレードアップしかなりのお買い得」 https://221616.com/car-topics/20190117-97488/ https://221616.com/car-topics/20190117-97488/ Thu, 17 Jan 2019 16:40:00 +0900 スバル レヴォーグ ワゴン 新車購入ガイド 特別仕様車 スバルは、ワゴンモデルのレヴォーグにお買い得な特別仕様車1.6GT EyeSight V-SPORTを設定し発売を開始。オプション設定されている予防安全装備であるアイサイトセーフティプラスなど、上級装備を標準装備化した。レヴォーグ1.6GT EyeSight V-SPORTの価格は 3,078,000円。

スバルは、人気ワゴンモデルであるレヴォーグに、特別仕様車1.6GT EyeSight V-SPORTを設定し、発売を開始した。通常買えるモデルとなにが違うのか、注目すべきポイントはどこかを詳しくまとめた。また、「最もオススメのモデルはどれか」という疑問にも回答している。

この記事の目次 CONTENTS
記事トップ
1.上級装備を標準装備化した特別仕様車1.6GT EyeSight V-SPORT
2.日本マーケットに合うよう開発されたレヴォーグ
3.2018年度上半期販売台数で苦戦のレヴォーグ。その理由は?
4.予防安全装備の標準装備化でグレードアップした特別仕様車
5.装備類は、スポーティグレードの1.6GT-S EyeSightとほぼ同じ
6.特別仕様車と1.6GT-S EyeSight、どちらを選ぶべき?
7.スバル レヴォーグ 特別仕様車1.6GT EyeSight V-SPORTの価格、特別装備

1.上級装備を標準装備化した特別仕様車1.6GT EyeSight V-SPORT

発売が開始された特別仕様車1.6GT EyeSight V-SPORTは、アイサイトセイフティプラスである先進予防安全装備や、その他の上級装備を標準装備している。
一方で、やや買い得感のある価格となっていることに注目だ。

2.日本マーケットに合うよう開発されたレヴォーグ

スバル レヴォーグは、2014年に登場した。
当初はワゴンモデルの設定しかなく、ほぼ日本専用車として開発されている。

日本で使うには大きすぎたレガシィツーリングワゴン

以前、スバルのワゴンと言えば、レガシィツーリングワゴンの人気が高かった。
しかし、レガシィシリーズは、北米マーケットのニーズを重視し、ボディがドンドンと大きくなっていった。

その結果、北米での販売台数は伸びたが、逆に日本マーケットでは販売台数を落としていった。
レガシィは扱いにくく大き過ぎるため、ユーザーからは「乗り換えるクルマがない」といった声が挙がるようになる。

ユーザーの不満と比例するように、レガシィの国内販売台数は減っていった。
すでに、多くの国内ユーザーがスバルから離れいている。

こうした状況を食い止めるためにも、日本マーケットに合ったワゴンが必要となった。
レヴォーグが開発された背景には、このような理由がある。

ガソリン仕様で日本マーケットを意識

レヴォーグの売れ筋グレードに搭載されたエンジンは、FB16型水平対向4気筒1.6Lターボ。
出力は170ps&250Nm、JC08モード燃費は16.0㎞/Lとなっている。

国内では、ハイオクガソリン仕様が敬遠される傾向があり、1.6Lターボエンジンはレギュラーガソリン仕様となっている。

3.2018年度上半期販売台数で苦戦のレヴォーグ。その理由は?

2018年度上半期のレヴォーグ新車販売台数ランキングは40位で、前年比71.3%となった。
販売台数面でかなり苦戦していることが分かる。

レヴォーグの新鮮さの無さ、スバルの営業力不足が理由

販売台数が振るわない理由には、すでにレヴォーグそのものが新鮮さを失ってきているという面もある。
ただし、昨年に対して約30%も販売台数が落ちているのは、それだけではなさそうだ。
それは、スバルの営業力が、今年フルモデルチェンジしたフォレスターに向いているという点だ。

そんな中、少しでも販売台数の底上げを狙って設定されたのが、お買い得感をアピールした特別仕様車レヴォーグ 1.6GT EyeSight V-SPORTということになる。

4.予防安全装備の標準装備化でグレードアップした特別仕様車

スバル レヴォーグ特別仕様車1.6GT EyeSight V-SPORTは、エントリーグレードの1.6GT EyeSightをベースとしている。

特別仕様車でアイサイトセイフティプラスを標準装備化

ベース車のレヴォーグ1.6GT EyeSightには、歩行者検知式自動ブレーキを含む、先進予防安全装備「アイサイト」が標準装備化されている。
そのため、一定水準以上の安全性能を誇るクルマなのは間違いない。

しかし、レヴォーグ1.6GT EyeSightが300万円前後の高級車であることを考えると、この安全装備では物足りない。
とくに、後側方の車両を検知し警報を発する「スバルリヤビークルディテクション(後側方警戒支援システム)」や、ハイビームアシストくらいは欲しいところだ。
こうした装備は、レヴォーグ1.6GT EyeSightではセットオプションとなっている。

安全装備に関するこうしたネックは、特別仕様車では解消されている。
スバルリヤビークルディテクションも、ハイビームアシストも標準装備されているのだ。

今回「STI Sport」限定色のWRブルー・パールを採用

その他の装備では、足回りにビルシュタイン製ダンパーと18インチアルミホイール(ブラック塗装+切削光輝)を装着している。

エクステリアには、LEDヘッドランプ(ブラックベゼル)やダークメッキ加飾+ブラック塗装フロントグリルが装備されている
インテリアには、運転席8ウェイパワーシートと、アルミパッド付スポーツペダルが採用されている。

ボディカラーは、「STI Sport」にのみ設定していた外装色「WRブルー・パール」となっている。

5.装備類は、スポーティグレードの1.6GT-S EyeSightとほぼ同じ

レヴォーグ特別仕様車のベース車は、1.6GT EyeSightとなっている。
しかし、プラスされた装備を比較すると、上級グレードの1.6GT-S EyeSightに、アイサイトセーフティプラスを装備したのとほぼ同じだ。

そのため、実際には、1.6GT-S EyeSightベースの特別仕様車と考えても良いだろう。

特別仕様車ではオプション分の価格がお買い得に!

レヴォーグ特別仕様車の価格は3,078,000円となっている。
装備が酷似している、上級グレード1.6GT-S EyeSightと、同じ価格だ。

ここで注目したいのは、特別仕様車の方が「約162,000円お買い得」という点だ。
なぜなら、上級グレードではオプションとなっているアイサイトセイフティプラスが、特別仕様車では標準装備されているのだ。
つまり、オプション分の金額がお得ということになる。

6.特別仕様車と1.6GT-S EyeSight、どちらを選ぶべき?

スバル レヴォーグ特別仕様車1.6GT EyeSight V-SPORTと比較対象となるのは、装備が酷似しているスポーティグレード1.6GT-S EyeSightだ。
「どちらを買うべきなのか?」という疑問には、「値引き次第だ」という返答になる。

1.6GT-S EyeSightはオプションの選択が必要

お買い得な特別仕様車は、通常「最初からお買い得なので値引きはあまりできません」と言われるケースが多い。
一方、上級グレードの1.6GT-S EyeSightが大幅値引きされれば、お買い得な特別仕様車の価値はなくなる。

特別仕様車と1.6GT-S EyeSightの2グレードで見積りを取り、より安い方を選択するといいだろう。
もちろん、1.6GT-S EyeSightには、アイサイトセーフティプラスをオプションで選択する必要がある。

ライバル車と競合させ、値引きを狙う

指名買いでは値引きを引き出すことができないため、ライバル車との競合は必須だ。
ただし、国産車には、レヴォーグのライバル車になるモデルが無い。

そのため、やや価格帯が異なるが、フォルクスワーゲン ゴルフヴァリアントや、プジョー308SWと競合させるとよい。

スバル レヴォーグのリセールバリューは、高い水準で推移している。
つまり、中古車として売却する場合でも、高価買取が期待できる。

7.スバル レヴォーグ 特別仕様車1.6GT EyeSight V-SPORTの価格、特別装備

スバル レヴォーグ 特別仕様車1.6GT EyeSight V-SPORTの価格、特別装備は以下の通り。

レヴォーグ 特別仕様車1.6GT EyeSight V-SPORT価格

  • 1.6GT EyeSight V-SPORT:3,078,000円

レヴォーグ 1.6GT EyeSight V-SPORTの主な特別装備

  • 18インチアルミホイール(ブラック塗装+切削光輝)&225/45R18タイヤ
  • ビルシュタイン製ダンパー(フロント倒立式)
  • フロント17インチ2ポットベンチレーテッドディスクブレーキ
  • LEDハイ&ロービームランプ(ブラックベゼル)
  • コールドウェザーパック[フロントワイパーデアイサー/フロントシートヒーター]
  • アルミパッド付スポーツペダル
  • メッキ加飾付フロントグリル(ダークメッキ+ブラック塗装)
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スバル フォレスターvs日産エクストレイル徹底比較!人気SUV対決 https://221616.com/car-topics/20190102-97451/ https://221616.com/car-topics/20190102-97451/ Wed, 02 Jan 2019 10:00:00 +0900 SUV エクストレイル スバル フォレスター 徹底比較 日産
スバル フォレスターvs日産エクストレイル徹底比較

スバル フォレスターは2018年にフルモデルチェンジし、先進予防安全装備「アイサイト」を全車に標準装備化した。優れた安全性能を誇るクルマだ。一方、日産エクストレイルは2013年にフルモデルチェンジし、すでにモデル末期にも関わらず2018年上半期の販売台数ランキングでは20位と好調だ。SUVマーケットで高い人気を誇る2台の、燃費や性能などの計8項目を比較、評価した。人気のSUVの購入を検討している方は、必見の記事だ。

この記事の目次 CONTENTS
スバル フォレスターと日産エクストレイルの特徴
1.燃費比較
2.価格比較
3.購入時の値引き額比較
4.内装デザイン比較
5.室内空間と使い勝手比較
6.安全装備の比較
7.走行性能の比較
8.リセールバリュー比較
9.まとめ・総合評価
10.今のクルマを高く売る方法

スバル フォレスターと日産エクストレイルの特徴

フォレスターの特徴

スバル フォレスターは、2018年にフルモデルチェンジし5代目となった。
今回のフルモデルチェンジでは、ターボエンジンの搭載が見送られ、2.5Lエンジンと2.0Lハイブリッドのe-BOXERの2タイプとなった。
そして、スバルのウリでもある、歩行者検知式自動ブレーキを含む先進予防安全装備「アイサイト」を全車に標準装備化した。優れた安全性能を誇るクルマとなっている。

スバル フォレスター

エクストレイルの特徴

日産エクストレイルは、2013年にフルモデルチェンジし3代目となった。すでに、モデル末期ながら、2018年上半期の販売台数ランキングでは20位と好調だ。
搭載されるエンジンは、2.0Lガソリンと2.0Lハイブリッドの2タイプ。予防安全装備である「エマージェンシーブレーキ」などの装備も用意されている。

日産エクストレイル

同じSUVでも駆動、乗車人数が異なる

SUVとして高い人気を誇る2台だが、大きく異なるのは以下の点だ。
フォレスターは4WDしかないのに対して、エクストレイルはFFと4WDが用意されている。さらに、エクストレイルには7人乗りの設定がある。

1.燃費比較

ガソリンエンジン車の燃費レベルは同等だが、ハイブリット車では同じ2.0Lハイブリッドで差がついた。

フォレスターの燃費(ガソリン車)

フォレスターの2.5Lガソリン車の燃費(JC08モード)は、14.6㎞/L。フォレスターのガソリン車は2.5Lなので、2.0Lのエクストレイルより良いのは当然だ。

スバル フォレスター

フォレスターの燃費(ハイブリッド車)

フォレスターハイブリッドのe-BOXERの燃費は18.6㎞/L。エクストレイルハイブリッドの燃費が20.0km/Lとなるため、若干差が生まれている。
車重はほぼ同等なので、燃費差はハイブリッドシステムに違いがあることが理由だ。具体的には、フォレスターe-BOXERに使われているモーターの出力が、わずか10kWしかないことだ。
モーター出力が小さいため、モーターのみで走行できるシチュエーションが非常に少なくなる。この部分が、燃費差に表れている。

エクストレイルの燃費(ガソリン車)

エクストレイルの2.0Lガソリン車の燃費は、FFが16.4㎞/L、4WDが15.6㎞/L。
フォレスターのガソリン車とは排気量が違うため、燃費に差が出るのは当たり前だ。これを加味すると、燃費レベルは同等程度といったところだ。

日産エクストレイル

エクストレイルの燃費(ハイブリッド車)

エクストレイルハイブリッドの燃費は、FFが20.8㎞/L、4WDが20.0㎞/Lだ。
モーター出力は30kWと、出力がフォレスターと大きく異なるため、燃費に差がついた。ハイブリッド車らしさを求めるなら、エクストレイルハイブリッドだ。

フォレスターの燃費評価

3.0点

エクストレイルの燃費評価

4.0点

2.価格比較

重要な安全装備が標準装備化されているフォレスターが、ややお買い得な設定となっている。

フォレスターの価格

フォレスターの価格帯は、2,808,000~3,099,600円となっている。
フォレスターは、多くの基本的な装備が標準装備化している。オプションもシンプルな設定だ。

だが、エクストレイルでは、フォレスターには標準装備化されているサイド&カーテンエアバッグがオプションになっている。その他のオプション設定も、かなり複雑だ。

実際に買うグレードが決まったら、装備面もしっかり比較した方が良いだろう。

スバル フォレスター

エクストレイルの価格

エクストレイルの価格帯は、2,197,800~3,071,520円となっている。
エクストレイルのエントリーグレード(廉価版)の価格が安いのは、FFモデルであること、装備を簡素化した価格訴求用グレードであることが理由だ。価格訴求用グレードを、実際に買う人はほとんどいないだろう。

最上級グレードで比べると、ほぼ同等程度の価格帯といえる。

日産エクストレイル

フォレスターの価格評価

4.0点

エクストレイルの価格評価

3.0点

3.購入時の値引き額比較

値引きは渋めなフォレスター、大幅値引きが期待できるエクストレイル。

ライバル車との比較で値引きをプラス

フォレスターは2018年にデビューしたばかりなので、値引きは限りなくゼロに近い。いくらフォレスターが気に入っているとはいえ、指名買いでは値引きを引き出すのは難しい。

しかし、徐々に値引き額が拡大されていく時期に入っているので、エクストレイルやCX-5などのライバル車としっかり競合させることが重要だ。
競合させることで、少ないなりにも値引きはプラスされていくだろう。

決算期の2~3月が大幅値引きのチャンス

すでにモデル末期に入っているエクストレイルは大幅値引き中だ。
しかも、2018年11月に起きた日産の元会長カルロス・ゴーン問題以降、日産のイメージは下がっている。営業マンからすると、来店客を逃したくないという状況だろう。
大幅値引きをしてでも、1台でも多く販売台数を積み上げたいという状態になっている。

こうしたこともあり、値引き勝負では圧倒的にエクストレイルが有利といえる。
もちろん、大幅値引きを引き出すためには、フォレスターやCX-5の見積りを取り、競合させる必要がある。とくに、決算期の2~3月は、値引きの大チャンス時期だ。

フォレスターの値引き評価

3.0点

エクストレイルの値引き評価

5.0点

4.内装デザイン比較

SUVらしい力強さあふれるフォレスター、洗練さが際立つエクストレイル。

デザイン性だけでなく機能性も重視したインテリア

フォレスターのデザインは、スバル車共通のデザインフィロソフィー“DYNAMIC x SOLID”に基づき、SUVらしい存在感、力強さ、機能性が表現されている。
デザイン性だけでなく、機能性も重視されているのが好印象だ。視界が良く、運転しやすいのも特徴。
荷室にも、使い勝手の良さを重視されたデザインが採用されている。いかにもSUVらしいタフネスさも感じさせる。

太いセンターコンソールが、インテリア面でもSUVらしい力強さを強調している。水平基調のインパネは、広さを感じさせる。
各操作系は機能的に配置され、スイッチ類も適度に大きく使いやすい。

スバル フォレスター

洗練されたインテリアだがやや見にくいナビ画面

エクストレイルは、日産のデザインアイデンティティであるVモーショングリルが特徴だ。
2017年のマイナーチェンジでは、このVモーショングリルをより強調したものとなり、押し出し感や迫力がアップした。
全体的に洗練されたデザインが採用されており、都会派SUVといった印象がある。

インテリアは、翼を広げたような「グライディングウイング」が採用されている。このインテリアがあることによって、広さが強調されている。
全体的にシンプルなデザインとなっていて、乗用車的な洗練さがある。
しかし、ナビがセンターコンソール中央付近に設置されているため、視線移動も大きくやや見にくい。モデル末期ということもあり、ナビ画面が小さい点もネックだ。

日産エクストレイル

フォレスター内装デザイン評価

4.0点

エクストレイル内装デザイン評価

3.0点

5.室内空間と使い勝手比較

使い勝手のよさや、3列シートの選択肢があるエクストレイルが便利。

両車ともガソリン車の方が荷室容量は大きい

SUVで重要視されている荷室容量は、フォレスターが520L、エクストレイルは565Lとなっている。荷室容量は、エクストレイルが勝っていると言える。
ハイブリッドモデルの荷室容量は、両車ともガソリン車と比較すると少々小さくなっている。荷室の一部をハイブリット用バッテリーのスペースとして使うためだ。

スバル フォレスター
日産エクストレイル

居住性や使い勝手に優れるエクストレイル

全長は同じようなサイズの両車だが、ホイールベースはエクストレイルの方が長い。そのため、室内スペースは、エクストレイルがやや広く見える。
660㎜ものロングスライド機能をもつ、セカンドシートの居住性も良好だ。3列目シートが用意されているのも、エクストレイルの魅力のひとつだ。

多彩なシートアレンジも魅力的

セカンドシートはフォレスターが6:4分割可倒式なのに対して、マイナーチェンジ後のエクストレイルは4:2:4の可倒式に変更されている。
より多彩なシートアレンジが可能となり、長尺物を積み込むといったシーンでの使い勝手が良くなった。
全般的に、室内スペースや使い勝手面では、フォレスターよりエクストレイルの方が優れている印象だ。

フォレスターの室内空間と使い勝手評価

3.0点

エクストレイルの室内空間と使い勝手評価

4.5点

6.安全装備の比較

安全装備の充実度では、フォレスターが圧倒。

アイサイト全車標準装備化で安心できるクルマに

フォレスターは、歩行者検知式自動ブレーキを含む先進予防安全装備「アイサイト」が、全車に標準装備化されている。
ほかにも、サイド&カーテンエアバッグも標準装備化されているので、どのモデルを選んでも安心できるレベルだ。

安全装備の標準装備化という面では、フォレスターの圧勝となっている。

スバル フォレスター

オプションのフル装備でフォレスターと同等に

エクストレイルは、歩行者検知式自動ブレーキ「エマージェンシーブレーキ」や、車線逸脱警報などは全車標準装備化されている。
しかし、車線維持機能や前走車追従式クルーズコントロールなどの「プロパイロット」機能は、一部グレードを除きオプション、もしくは装着不可という状態だ。
安価なグレードでは、オプション設定もできないので、どのグレードも同じ安全性能とは言えない。エクストレイルを購入する場合は、安全装備の有無をしっかりとチェックする必要がある。

もちろん、エクストレイルも安全装備のオプションをフル装備すれば、フォレスター並みにはなる。

日産エクストレイル

フォレスターの安全装備評価

4.0点

エクストレイルの安全装備評価

3.0点

7.走行性能の比較

卓越した運動性能を持つフォレスター、やや古さが目立ってきたエクストレイル。

余裕あるクルージングが可能なフォレスター

フォレスターには、最新世代のプラットフォーム(車台)であるSGP(スバル・グローブボックス・プラットフォーム)が採用されている。
このSGPは、走行性能と高い衝突安全性能が両立している。大きく重いSUVながら、カーブでの軽快感は群を抜く。乗り心地も良好だ。

2.5Lエンジンの出力も、184ps&239Nmと十分だ。速いとまではいかないものの、余裕あるクルージングが可能だ。

スバル フォレスター

市街地やオフロードではトップレベルの走行

2.0Lのe-BOXERは、やや中途半端な印象を受ける。
ほとんどモーター走行できないので、ハイブリッド感があまりないのだ。そのため、燃費も物足りない数値になっている。
ただし、ストップ&ゴーを繰り返す市街地走行では、モーターアシストがわずかに効いているので、アクセルレスポンスの良いクルマに仕上がった。

また、最低地上高は220㎜と、このクラスではトップレベルの高さを誇る。オフロード走行でも非常に高い性能を発揮する。

モデル末期で物足りないエクストレイル

エクストレイルは、モデル末期になってきたことがあり、やや古さが目立つ。ライバル車と比べると、乗り心地や静粛性は物足りなさがある。
2.0Lエンジンの出力は、147ps&207Nmで必要十分なスペックだ。しかし、高速道路などでは、もう少しパワーが欲しいと感じる場面が多い。

日産エクストレイル

力強く、燃費値も良好なハイブリッド

エクストレイルの2.0Lハイブリッド車は、十分な力強さを感じさせる。2.0Lエンジンの出力に、41ps&207Nmのモーターが加わるのだ。
このモーターも力強いとは言えないまでも、平坦路などでは積極的にモーター走行する。そのため、燃費値も良好だ。
ただし、ゴムを踏んでいるような協調回生ブレーキのフィーリングは今ひとつだ。

ガソリン車にはやや非力さを感じたが、ハイブリッド車は非力とは無縁だ。
アクセルを踏んだ瞬間、モーターが瞬時に最大トルクを発揮し、クルマを前に押し出す。わずかに遅れて、エンジンの出力がプラスされ、なかなかレスポンスのよい加速力が楽しめる。

エンジンのフィーリングは、同じ1モーター式のハイブリッドであっても、フォレスターのe-BOXERとはまったく異なる。

フォレスター走行性能評価

4.0点

エクストレイル走行性能評価

3.5点

8.リセールバリュー比較

両車とも高リセールバリューを誇るが、エクストレイルは売却時期を見極める必要がある。

人気SUVなので、高リセールバリュー確定!

世界的なSUVブームということもあり、フォレスター、エクストレイル共に、かなり高いリセールバリューがある。リセールバリューが高いということは、売却価格も高くなる。
次のクルマに乗り換えるときに高値で売れれば、支払総額が少なくなるということになる。

こういった視点で見ると、両車とも買って損はない車種といえる。

エクストレイルはフルモデルチェンジ前の売却がおすすめ

高いリセールバリューを誇る両車だが、エクストレイルは若干の弱みがある。それは、すでにモデル末期であるということだ。
近い未来にフルモデルチェンジすることが予想されているので、今後、それに合わせてエクストレイルのリセールバリューは徐々に下がっていくと思われる。
フルモデルチェンジ前の売却なら、より高値が期待できる。そのため、エクストレイルは早めの売却がよい。

スバル フォレスター
日産エクストレイル

フォレスターのリセールバリュー評価

4.5点

エクストレイルのリセールバリュー評価

4.0点

9.まとめ・総合評価

用途や目的に応じてベストな選択ができる、フォレスターとエクストレイル。

走行性能を重視ならフォレスター

クルマの走行性能を重視というのであれば、やはりフォレスターがオススメだ。
ターボ車が無いため圧倒的なパワフルさは無くなったが、ドライバーとの一体感という点では、このクラストップレベルの実力がある。
2.0Lのハイブリッドであるe-BOXERは、モーターのみで走行できるシーンが限定されるため、高価な割にはあまりメリットを感じない。
郊外や高速道路などでは、2.5Lガソリン車の方が燃費が良く感じる。

使い勝手や室内の広さならエクストレイル

エクストレイルは設計が古いため、走行性能面ではフォレスターに劣る。
しかし、居住性や使い勝手を重視するのであれば、エクストレイルがオススメだ。
シートは全車防水なので、アウトドアスポーツに便利なだけでなく、小さい子供の食べこぼしも気にならない。
3列目シートをもつ7人乗りも用意されているため、家族構成やシーンによってはさらに使い勝手が良いだろう。

オプション装備も含めれば両車同等レベルの安全装備

安全装備に関しては、標準装備化されているフォレスターの勝利だ。
エクストレイルもオプションの装備をフル装備すれば、フォレスターと同等のレベルになる。

10.今のクルマを高く売る方法

新車販売は、2~3月が多くのディーラーが決算直前ということもあり、売り手が有利な時期=大幅値引き連発の大セールとなる。

売却は最も高価買取が狙える1~2月に

売却に関しては、1~2月が最も高価買取が期待できる時期だ。中古車店が2~3月の繁忙期を前に、より良い中古車を仕入れるから、というのが理由だ。
そのため、人気車種や程度の良いクルマほど高値になることが多く、総じて買取り相場が上昇する傾向にある。

スバル フォレスター
日産エクストレイル

3月末までに売却することが高価売却のコツ

高価買取を実現するためには、こうしたタイミングに合わせ、多くの買取店で競合させることが重要だ。
地場の小規模買取店で、ピンポイントで高値が付くケースがあるが、それは稀なこと。

無難なのは、全国に販売チャネルがある買取店だ。
首都圏ではニーズが無くても、北海道や九州などでは、その中古車を欲しがっている顧客がいる可能性がある。すると、思わぬ高値がつくこともあるのだ。
こうした店舗を回り、最も高値を付けたお店に売ればいい。

4月は閑散期になるため、買取相場も急激に下落する。高価売却のコツは、自動車税の納付義務が回避できる、3月末までに売却することだ。

買取店での査定で、愛車の価値を事前に知っておく

新車下取りは、値引きと相殺されるケースがある。大幅値引きした分、下取り価格を下げるということだ。これでは値引きしてもらった意味が薄れてしまう。
これを避けるためにも、買取店での査定は必須だ。愛車の本当の価値を知っていれば、損をしない。

スバル フォレスター
日産エクストレイル

スバル フォレスターの総合点

29.5点/40点

日産 エクストレイルの総合点

30点/40点

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スバル フォレスターフルモデルチェンジ前後新旧レビュー! https://221616.com/car-topics/20181204-97242/ https://221616.com/car-topics/20181204-97242/ Tue, 04 Dec 2018 10:55:00 +0900 SUV スバル フォレスター 新旧比較
スバル フォレスター 新型vs旧型新旧比較レビュー

1997年にインプレッサをベースにしたクロスオーバー車としてデビューしたフォレスター。圧倒的パワーを発揮するターボエンジンを搭載したことで、スポーツカー並みに速いSUVとして一気にヒットモデルへ。しかし、低燃費性能を実現させるためにターボを廃止、ハイブリッドのe-BOXERを投入し、新世代SUVの扉を開いた。
この記事では、新型(5代目 SK系)と旧型(4代目 SJ系)について、エンジンの違いや話題のアイサイトを含めた安全性能の違いを徹底比較。新型と旧型、どちらがお買い得なのか?ぜひ、購入の際の参考にしてほしい。

この記事の目次 CONTENTS
スバル フォレスターの歴史・概要
コンセプト&エクステリアデザイン
インテリア&装備
走り、メカニズム
おすすめは新型?それとも旧型?
リセールバリューが高く、中古車らしい買い得感がない旧型
新車値引き交渉のポイント
スバル フォレスターの価格、スペック

スバル フォレスターの歴史・概要

初代スバル フォレスターは、1997年に登場。インプレッサをベースにしたクロスオーバー車としてデビューした。初代から2代目までは全高もそれほど高くなく、どちらかというと、やや背が高いワゴン的なスタイルだった。

インプレッサのエンジン搭載で一気にヒットモデルへ

初代インプレッサには、名機EJ20型水平対向2.0Lターボエンジンが搭載された。250psという当時圧倒的なパワーを発揮。スポーツカー並みに速いSUVとして話題にもなり、ヒットモデルへと成長する。フォレスターの歴史の中で、こうしたハイパワーターボエンジンの存在は、フォレスターらしさの象徴でもあった。

燃費は物足りないが優れた走破性で人気の3代目

3代目フォレスターから、オフローダー的要素が強いデザインへ大きく変貌を遂げ、この頃から、燃費基準や排ガス規制が一段と厳しさを増す。
マイナーチェンジで新世代FB20型2.0L水平対向エンジンを投入したが、ハイブリッドを持たないフォレスターの燃費性能はやや物足りなさを残した。それでも、SUV人気と優れた走破性を誇るAWDにより、フォレスターの販売は好調を維持した。

低燃費化の波に勝てずターボを廃止した新型

スバル フォレスター 新型(5代目 SK系)

新型フォレスターは、2018年に登場。速いSUVというフォレスターの象徴だったターボエンジンは、低燃費化の波には勝てずこのモデルから廃止。同時に、2.0Lエンジンも廃止されFB25型の2.5L水平対向エンジンに変更され、燃費性能も14.6㎞/Lへ向上。しかし、この2.5Lも2018年度のエコカー減税には対応していない。

速いSUVという印象から、エコなクルマへ

そこで、スバルは先代インプレッサに搭載されていた1モーター式のハイブリッドシステムを改良した2.0Lのe-BOXERを用意。18.6㎞/Lという低燃費性能を実現し、エコカー減税に対応した。

アイサイト設定で新規顧客を開拓した旧型

スバル フォレスター 旧型(4代目 SJ系)

旧型フォレスターは、2012年に登場。このモデルから、スバルのウリでもある歩行者検知式自動ブレーキなどを備えた先進予防安全装備である「アイサイト」を装備したグレードを設定。予防安全性能に優れたクルマを好む新規顧客を呼び込んだ。このモデルから、ミッションがATからCVTへ変更された。

ハイオクガソリン仕様でも優れた走行性能が評価された

こだわりのターボエンジンは「新世代BOXER直噴ターボDIT」と呼ばれるFA20型水平対向2.0Lターボへ変更し、高性能スポーツカー並みの出力を発揮。しかし、低燃費化時代にも関わらず、このエンジンはハイオクガソリン仕様で、燃費も13.2㎞/Lと物足りるもではなく、販売台数は伸び悩む。他のエンジンも、エコカー減税の恩恵はほとんど受けることができない状態だったが、先代フォレスター同様、SUV人気と優れた走行性能が評価されたため、売れた。

コンセプト&エクステリアデザイン

新旧フォレスターのデザインを比べると、あまり代わり映えしない印象が強いが、機能性に大きな違いがあった。

あまり代わり映えしないデザインの新型

スバル フォレスター 新型(5代目 SK系)

新型フォレスターのデザインは、スバルのデザインフィロソフィー“DYNAMIC x SOLID”に基づき、SUVらしい存在感、力強さ、機能性を表現した。
旧型のデザインと比べると、あまり代わり映えしない印象が強い。良くも悪くも、新旧フォレスターの区別がしにくい。

似たようなデザインでも、新型は機能的かつ実用性を重視

似たようなデザインといえるものの、新型フォレスターのデザインは非常に機能的だ。運転席に座ったときの死角を減らしていたり、荷室の開閉口を広くするなど、実用性を重視したデザインになっている。
また、ハイブリッドのAdvanceとX-BREAKには、前後バンパー下部にアンダーガードなどを装備。よりSUVのタフネスさを表現したデザインが採用されている。Advanceには、シルバー加飾、X-BREAKはオレンジのアクセントラインを加え、スポーティさもアピールしている。

旧型は長く愛されるデザイン

スバル フォレスター 旧型(4代目 SJ系)

旧型フォレスターのデザインは賞味期限が長いデザインで、あまり古さを感じさせない。

インテリア&装備

フォレスターは新旧問わず、高い予防安全性能を誇っている。しかし、今回の改良では安全装備の面で大きな差がついた。

視認性が向上、解放感を表現した新型

スバル フォレスター 新型(5代目 SK系)

新型フォレスターのインパネデザインは、インストルメントパネルとコンソールを連続させることで、優雅で広がり感がある。ナビのモニターなどもセンターコンソール上部に設置され視認性も向上。SUVらしい力強さに加えゆとりと開放感を表現。

安全装備の標準装備化でクラストップレベルのクルマへ

スバル フォレスター 新型(5代目 SK系)

重要な安全装備に関しては、新型フォレスターはかなり高いレベルにある。
歩行者検知式自動ブレーキを含む予防安全装備であるアイサイトは、2018年現在最新のバージョン3を全車に標準装備。さらに、歩行者エアバッグ、サイド&カーテンエアバッグ、ニーエアバッグなどを標準装備している。多くの安全装備が標準装備化されているので、どのグレードを買ってもクラストップレベルの安全性能を手に入れることができる。

また、ハイブリッドのAdvanceにはドライバーモニタリングシステムを標準装備。車内のカメラがドライバーを認識。居眠りなどの警告し安全運転をサポートし、さらに、ドライバーを識別。そのドライバーが設定したドライビングポジションなどに、シートなどを自動で変更してくれる。

SUVらしいタフネスさを表現した旧型

スバル フォレスター 旧型(4代目 SJ系)

旧型フォレスターは、水平基調のインパネデザインで広さをアピール。センターコンソールは、太く力強いデザインとすることで、いかにもSUVらしいタフネスさを表現。乗用車的なのは新型フォレスターで、SUVらしさという点では旧型フォレスターといえる。

アイサイト装備車は、高い予防安全性能を誇る

スバル フォレスター 旧型(4代目 SJ系)

旧型フォレスターも、安全装備に関しては一定のレベルにある。ただし、歩行者検知式自動ブレーキを含む予防安全装備アイサイトが装備されているモデルであることが前提だ。売れ筋グレードでは、アイサイトが標準装備されていたが、全車標準装備ではないので、中古車の場合アイサイトが装備されていることを確認する必要がある。

また、アイサイトはマイナーチェンジ前のモデルでは、バージョン2となる。マイナーチェンジ後では、バージョン3となり、車線逸脱抑制制御などもプラスされ高性能化されている。

走り、メカニズム

新型、旧型ともに燃費は物足りないものの、それぞれ走りを楽しむことができるクルマだ。

排気量アップで余裕のある走りが可能になった新型

スバル フォレスター 新型(5代目 SK系)

新型フォレスターは、従来の2.0Lから2.5L水平対向エンジンとなり、排気量がアップしたことで、184ps&239psという十分な出力となった。2.0Lの旧型フォレスターと比べると、余裕のある走りが楽しめるようになった。
ただ、燃費はJC08モードで2.0Lが16.0㎞/Lだったのに対して、2.5Lに排気量が増えたことで14.6㎞/Lに悪化。しかし、2.5Lになり低速トルクが大きくなったこともあり、エンジンを回さなくても十分に力強いため、実燃費では旧型の2.0Lエンジンと大差無い印象だ。

フォレスター初のハイブリッドe-BOXERを搭載

スバル フォレスター 新型(5代目 SK系)

新型フォレスターには、1モーター式のハイブリッドであるe-BOXERが投入された。このe-BOXERは、先代インプレッサに搭載されていたものをベースに改良が施されている。2.0Lエンジンと組み合わされており、燃費はJC08モードで18.6㎞/Lとなる。このe-BOXERは、モーターの存在感が無いハイブリッドで、モーター走行できる領域は非常に少ない。燃費も新基準のWLTC高速モードで比較すると、e-BOXERが16.4㎞/Lなのに対して、2.5L車は16.0㎞/Lで、e-BOXERを上回る数値となる。e-BOXERの燃費メリットは、市街地でないと発揮できないという微妙な仕様となっている。

クラストップレベルの大パワーで爽快な走りが楽しめる旧型

スバル フォレスター 旧型(4代目 SJ系)

旧型フォレスターには、今でもトップクラスのハイパワーを誇る2.0LのDITターボが用意されていた。燃料もハイオク仕様で、燃費も13.2㎞/Lと物足りないものの、280ps&350Nmという大出力を誇る。この大パワーは、未だクラストップレベルの実力。燃料費の負担が大きいということを除けば、爽快な走りが楽しめ、非常にユニークなモデルといえる。
対して、2.0Lエンジン車は148ps&196Nmという出力で、必要十分といえるが、力強いとまで感じるレベルには無く平均的。燃費も16.0㎞/Lとなった。

基本性能が大幅にアップした新型、旧型の完成度も高い

スバル フォレスター 旧型(4代目 SJ系)

ただ、旧型フォレスターもそれほど悪いという印象は無い。とくに、マイナーチェンジ後のモデルは、ボディ剛性のアップやサスペンション関係も大幅に改良されており完成度は高い。今でも十分に満足できるレベルにある。

おすすめは新型?それとも旧型?

新型と旧型、それぞれ違いはあるが、何を求めるかによって選ぶクルマが変わってきそうだ。

総合力という面だけなら新型が圧倒

スバル フォレスター 新型(5代目 SK系)

新型フォレスターは、新プラットフォーム(車台)SGP「SUBARU GLOBAL PLATFORM」が採用されたこともあり、走行性能や燃費、安全性能などすべての面で旧型フォレスターを超えている。総合力という面だけで見れば、当然新型フォレスターがよい。

旧型ターボ車の瞬発力も魅力

スバル フォレスター 旧型(4代目 SJ系)

ただ、旧型フォレスターには、280psというハイパワーを誇るターボ車がある。この圧倒的な加速力は、新型フォレスターには無い魅力。SUVとはいえ、速さや高速道路などで、より余裕のある走りを求めるのであれば、旧型フォレスターのターボモデルは非常に魅力的だ。他のSUVでも、こうしたターボ車は無いので、あえて、旧型フォレスターのターボ車という選択はありだろう。旧型フォレスターのマイナーチェンジ後モデルは、完成度も高く中古車価格次第では、積極的に選んでもよい。

リセールバリューが高く、中古車らしい買い得感がない旧型

スバル フォレスター 新型(5代目 SK系)
スバル フォレスター 旧型(4代目 SJ系)

旧型フォレスターの中古車マーケットでの人気は高く、中古車価格はかなり高めの相場が続いているため、非常に高いリセールバリューを誇るモデルであることが分かる。
旧型フォレスターのターボモデルである2.0XTアイサイトは、2016年式のボリュームゾーンが240~280万円と高額。新車価格が310万円前後だったので、ほとんど価格が落ちていない。こうなると、中古車で買うメリットも少なくなる。とくに、ディーラー系は高めの価格設定だ。2.0L車の中古車相場も高く、ボリュームゾーンは220~250万円。新車価格よりわずかに安い程度で、中古車らしい買い得感はない。

旧型の購入は流通が増える2019年半ばがおすすめ

旧型フォレスターの中古車価格が高値維持している理由には、デビューした2018年から、まだ時間が経過していないこともある。また、下取りとなった、旧型(4代目)や3代目フォレスターが中古車マーケットに多く流通するまで、若干タイムラグがあり、流通量が増えていないため、高値が維持されていることも理由のひとつだ。
旧型フォレスターを狙うのであれば、しばらく様子を見て、価格が下がってきた頃が狙い目だ。2019年半ばくらいになれば、流通量も増え中古車価格も徐々に下り、買い得感が出てくるだろう。

新車値引き交渉のポイント

新型フォレスターは、2018年に登場したばかりの新型車なので、しばらくは、値引きは厳しいだろう。しかし、しっかりと値引き交渉しないと、本当に値引きゼロになるので気を付けたい。

激戦SUVマーケットなので、ライバル車との競合は絶対条件

値引き交渉で、最も重要なのがライバル車と競合させることだ。SUVは人気で激戦カテゴリー。フォレスターは新型車とはいえ、ライバル車と競合されればある程度の値引きをするしかない状態になる。

新型の値引きは日産エクストレイル、三菱CX-5と競合させてみる

新型フォレスターと競合させるライバル車は、日産エクストレイル、マツダCX-5、ホンダCR-V、三菱アウトランダーになる。
その中でもエクストレイルは、値引きが大きく、CX-5は、フォレスターには無い低燃費なディーゼルエンジンがある。この2台の見積りは必ず取り、フォレスターと競合させるといいだろう。とくに、エクストレイルの値引き額はかなり大きくなるので「日産はここまでやってくれるのに、スバルは?」というような感じで攻めてみるといいだろう。スバル側は「フォレスターは新型なので、ここまでできませんが○○万円くらいなら・・・」というように、多少譲歩を見せてくれればOK。ジックリと時間をかけて値引き額を引き上げたい。

スバル フォレスター 新型(5代目 SK系)
スバル フォレスター 旧型(4代目 SJ系)

購入は2019年10月の増税以降の値引きを狙え

2~3月は自動車業界最大の繁忙期に突入する。各社決算に向けてノルマに追われる時期なので、買い手が圧倒的に有利だ。
また、2019年10月からは、消費税がアップされる。増税前の駆け込みもありだが、販売が落ち込んだ直後に大幅値引きを持ちかけるというのもありだ。乗り換えのタイミングを見計らい、攻める時期を決めるといい。

事前に下取り車の適正価格を知ることで、安く下取りされるのを防ぐ

買い替え時に値引きと同様に注意しないといけないのが下取り車の売却先。ディーラーの下取り価格は、通常買取店より低いケースが多いが、中古車で飛ぶように売れるような下取り車は、数十万円も差がつくことがある。
また、優秀なディーラーは、新車販売だけでなく下取り車でも利益を出す。つまり、安く買取って高く売るのだ。安く下取りされないためにも、事前に下取り車の適正な価格を知っておくことが重要。そのために、買取店での査定が必要なのだ。可能であれば、2店舗くらい査定に行くとよい。そして最終的に、最も高い価格を付けたところに売却すればいいだけだ。

増税後も余計なコストがかからない個人間売買

時間と手間をかけられる人なら、個人間売買というのもおすすめだ。2019年10月の増税以降は、当然、買取店や下取りも消費税額を含んだ取引になるが、個人間売買なら消費税は不要、しかも、流通コストもないので、より高く売れる。
しかし、個人間売買の場合、いつ売れるか分からないし、売却先との名義変更や金銭授受によるトラブルリスクも大きい。そのため、本来ならば、積極的におすすめはしない売却方法だ。

個人間売買専門サイトの利用でリスクを回避

しかし、最近では、こうしたリスクを無くして個人間売買のメリットを最大限に生かしてくれるサイトもある。中古車大手のガリバーが開設しているクルマの個人間売買専門サイト「ガリバーフリマ」だ。
中古車の流通を知り尽くしたガリバーが開設したサイトで、代金の回収や名義変更をガリバーが代行してくれるサービスだ。もちろん、代行してくれる分、手数料が必要になるが、リスクを考えれば納得できる範囲の金額に収まっている。

スバル フォレスターの価格、スペック

スバル フォレスター価格とスペックは以下の通り。

スバル フォレスターの価格

グレード 価格
Advance(e-BOXER) 3,099,600円
Premium 3,024,000円
Touring 2,808,000円
X-BREAK 2,916,000円

スバル フォレスター Premiumスペック情報

全長×全幅×全高 4625×1815×1715mm
ホイールベース 2670mm
トレッド[前/後] 1565/1570mm
車両重量 1530kg
最小回転半径 5.4m
JC08モード燃費 14.6㎞/L
WLTCモード燃費 13.2㎞/L
エンジン FB25型 水平対向4気筒2.5L DOHC 16バルブデュアルAVCS 直噴
排気量 2498cc
圧縮比 12.0
最高出力[ネット] 136 kW(184 PS)/5800 rpm
最大トルク[ネット] 239 N・m(24.4 kgf・m)/4400 rpm
ミッション リニアトロニック(CVT)
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「安全装備がさらに充実!ハイブリッドのe-BOXERも新投入」スバルXV購入ガイド https://221616.com/car-topics/20181129-96883/ https://221616.com/car-topics/20181129-96883/ Thu, 29 Nov 2018 17:00:00 +0900 SUV XV コンパクトSUV スバル ハイブリッド 新車購入ガイド

スバルは、コンパクトクロスオーバーSUVであるXVに、1モーター式ハイブリッドシステムを搭載した新グレード「Advance」を設定し、発売を開始した。スバルは、このハイブリッドシステムをe-BOXERと呼んでいる。

この記事の目次 CONTENTS
記事トップ
1モーター式のハイブリッドシステムe-BOXERを新搭載!
ハイブリッドなどの電動化技術が遅れているスバル
先代XVハイブリッドの1モーター式を使うしかなかった?
世界トップレベルの安全装備は、さらに充実
スバルXVの価格、スペック
スバルXV Advanceスペック

1モーター式のハイブリッドシステムe-BOXERを新搭載!

スバルXVは、2017年5月にデビューした。ベースとなっているのは、Cセグメントのコンパクトカーであるインプレッサだ。インプレッサをベースに、十分な最低地上高を確保し悪路での走破性をアップするなどしたクロスオーバーSUVがXVになる。搭載されるエンジンも共通。1.6Lと2.0L水平対向エンジンが用意されている。

世界トップレベルの安全装備を装着しているXV

Cセグメントのコンパクトカーだが、XVの安全装備は、インプレッサと同様に世界トップレベルだ。歩行者検知式自動ブレーキを含む先進の予防安全装備であるアイサイトを標準装備するだけでなく、歩行者エアバックも標準装備化している。このクラスのモデルで、ここまで充実した安全装備を標準装備化したモデルは稀だ。

年々、こうした安全装備への関心が高まる中、XVやインプレッサは安全性能で高く評価され、販売状況は好調を維持。スバルを代表するモデルとして成長している。

ハイブリッドなどの電動化技術が遅れているスバル

優れた安全性能を誇るXVだが、万全ではない。ライバルに対して、大きく遅れている部分もある。それは、ハイブリッドなどに代表されるクルマの電動化技術だ。

減税メリットが提示ができないクルマは選択肢から外れる

日本マーケットでは、顧客が重視するエコカー減税の燃費基準は、年々厳しくなってきている。もはや、ガソリンエンジンでは基準をクリアすることが難しい状態だ。こうなると、顧客の選択肢から外される可能性が高くなる。

エコカー減税などの減税メリットが提示ができない状況は、販売面で大きな足かせになることは確実。新車効果で売れている1年程度は良いとしても、その後、ジリ貧状態に陥るのも確実だろう。エコカー減税に対応するハイブリッド車の投入が望まれている。

ハイブリッドシステムの改良が必要

ところが、現在のスバルには、大幅な燃費向上が期待できるハイブリッドシステムがないのだ。トヨタの傘下になり、トヨタのハイブリッドシステムであるTHS-IIを使ったモデルを出すとしていたが、これも大きく遅れている。

先代XVハイブリッドの1モーター式を使うしかなかった?

営業面で、エコカー減税に対応するグレードは必要。そんな声から生まれたともいえるモデルがe-BOXERを搭載したXV Advanceといえる。

車重が重くなったことが燃費に影響

このe-BOXER、基本的にすでに発売されているフォレスターのe-BOXERと同じだ。先代XVハイブリッドのシステムを改良したものになる。搭載されたモーターは、10kw&65Nm。先代と同じ小さな出力のモーターが使われている。フォレスター同様、FB20型エンジンの出力もXVハイブリッドよりダウンされており、145ps&188Nmとなった。

このe-BOXERを採用することで、XV Advanceの燃費は19.2㎞/Lとなった。先代XVハイブリッドの燃費20.4㎞/Lよりも悪くなっている点がやや気になるところ。やや車重が重くなっていることも影響しているのだろう。

先代のシステムをしっかりと改良したが・・・

先代XVハイブリッドとの大きな変更点は、ニッケル水素バッテリーから、リチウムイオンバッテリーへ変更されたこと。また、インバーターなども効率をアップさせている。電圧も100Vから118Vへアップ。この電圧のアップにより10kWという小さな出力のモーターだが、より早く最高出力に達することができるようになった。そのため、低速域でのEV走行時間を先代モデルより、より長く維持できるようになった。

先代XVハイブリッドのシステムをそのまま流用するのではなく、しっかりと改良している点は、まじめなスバルらしさを感じる。とはいえ、既存の電動化技術を使うしかなかったスバルの電動化技術の遅れを感じさせる部分でもある。

世界トップレベルの安全装備は、さらに充実

e-BOXERを得たXV Advance専用装備として、ブルー内装を設定した。新色となるボディカラー「ラグーンブルー・パール」も採用されている。

魅力的な安全装備で、より安全なクルマに

注目すべきは、安全装備がさらに充実した点だ。一部のグレードを除き、駐車場から後退で出るときなど、接近してくるクルマを検知し、もしものときに自動ブレーキを作動させてくれる後退時自動ブレーキシステムを標準装備した。
また、アイサイトセイフティプラス(視角拡張)にサイドビューモニター機能が追加された。

もはや、国産高級車並みの安全装備が、CセグメントのコンパクトSUVであるXVに装備されている。この充実した安全装備は、非常に魅力的。より安全なクルマに乗りたいというのであれば、XVは十分に満足できるモデルといえる。

スバルXVの価格、スペック

スバルXVの価格、スペックの情報は以下の通り。

グレード 価格
XV 1.6i EyeSight 2,138,400円
XV 1.6i-L EyeSight 2,268,000円
XV 2.0i-L EyeSight 2,505,600円
XV 2.0i-S EyeSight 2,700,000円
XV Advance 2,829,600円

スバルXV Advanceスペック

全長×全幅×全高 4465×1800×1550mm
ホイールベース 2670mm
最低地上高 200mm
車両重量 1550kg
最小回転半径 5.4m
燃料消費率 JC08モード 19.2km/L
サスペンション[前輪/後輪] ストラット式/ダブルウィッシュボーン式
エンジン 型式・種類 FB20水平対向4気筒
総排気量 1995cc
最高出力[ネット] 107kW(145PS)/6000rpm
最大トルク[ネット] 188N・m(19.2kgf・m)/4000rpm
モーター最高出力 10kW(13.6PS)
モーター最大トルク 65N・m(6.6kgf・m)
動力用主電池種類 リチウムイオン電池
トランスミッション リニアトロニック
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