コマース https://221616.com/car-topics/ Contents Mon, 01 Jun 2020 21:10:00 +0900 ja (c) IDOM Inc. ALL RIGHTS RESERVED. 5 hourly 12 日産 ルークス購入ガイド「広い室内と先進予防安全装備が充実した高級軽自動車」 https://221616.com/car-topics/20200513-101528/ https://221616.com/car-topics/20200513-101528/ Wed, 13 May 2020 08:00:00 +0900 ルークス 新車購入ガイド 日産 軽自動車 日産はスーパーハイト系軽自動車であるデイズルークスをフルモデルチェンジ。新たに「ルークス」と改名し発売を開始した。新型ルークスは、クラストップレベルの室内スペースや充実した予防安全装備を得た。新型ルークスの価格は1,415,700円から。
この記事の目次 CONTENTS
記事トップ
デイズルークス改め、ルークスへ車名変更
外観デザインは3タイプ
クラスを超えた上質感あるインテリア
より広大になった室内スペース
クラス平均的なパワーユニット
優れた予防安全装備を用意
日産ルークスの選び方。おすすめはGターボ!
日産ルークス価格や燃費、ボディサイズなど

デイズルークス改め、ルークスへ車名変更

日産は、スーパーハイト系軽自動車のルークスの発売を開始した。

新型ルークスは、先代のデイズルークスの後継モデル。フルモデルチェンジを期に、車名を「ルークス」のみに変更した。

日産と三菱による合弁会社MNKV製からであれば、2世代目となる。
ただ、初代デイズルークスが発売される前、2009年にスズキ パレットのOEMを受けていたときのモデルがルークスだった。このモデルを含むと3世代目ということになる。

新型ルークスは、先に発売されたハイトワゴンのデイズをベースに、全高を高めたスーパーハイト系モデル。
先代ルークスは、日産が企画、三菱が開発・生産を担ってきた。

しかし、新型ルークスは、デイズと同様に日産が企画・開発、三菱が生産を担当している。

外観デザインは3タイプ

新型ルークスのデザインは、3タイプから選べる点が特徴である。
他メーカーは、基準車とカスタムといった2タイプとなっている。

新型ルークスも、基準車と他社のカスタムにあたるハイウェイスターがあり、基本的に2タイプがメインとなる。
しかし、より個性的なモデルが欲しいという顧客向けにカスタマイズされたオーテックが加わるため3タイプとなっている。
選択肢が多いので、より自分好みのモデルが選べる。

まず、新型ルークスの基準車は、親しみやすさを基本に、上品で洗練されたモダンでシンプルなスタイルをもつエクステリアデザインとなっている。
やや小さめのフロントグリルが特徴で、女性ユーザーを意識したデザインともいえる。

そして、人気があるハイウェイスターは、日産のデザインアイコンであるVモーショングリルを強調した迫力あるデザインとなった。
このクラスでは、ハイウェイスターのように大きく見え、睨みの効いた迫力あるデザインが好まれる。

そして、意外だったのがオーテックだ。
ハイウェイスターではなく、まずは基準車のXをベースとした。

オーテック車共通デザインであるドットパターンのフロントグリルを採用。
ドットパターンは、ジュエリーのような丸みを帯びたデザインとした。基準車に対して、プレミアムでエレガントな雰囲気をアピールしている。
オーテック製のハイウェイスターにも期待したいところだ。

クラスを超えた上質感あるインテリア

軽自動車といえば、セカンドカーとしての使い方が多かったが、最近のスーパハイト系軽自動車では、ファーストカーとして使うユーザーが多いという。
そのため、新型ルークスにはファーストカーに相応しい高い質感のインテリアを採用している。

基準車系のインテリアは、明るいグレージュの内装色により包まれるようなリラックス感あふれる室内空間を実現。
オプションで、ブラックとモカをベースにスタイリッシュなコーディネーションとしたオシャレな仕様も用意されている。

ハイウェイスターの標準インテリアは、ブラックを基調とした引き締またカラーを採用。「きれい」に「楽」に使えることを目指した。
さらに、クラスを超える質感に仕上げている。

インパネデザインは、水平基調のすっきりとした形状。良好な前方視界と開放感ある空間をアピールする。
オートエアコンのコントロールパネルは、先代同様タッチパネル式を採用。風量調節スイッチと表示部をコンパクトに一体化し、操作性を向上させている。

ただ、タッチパネルに高級感があるのはよいのだが、走行中常に揺れている車内で的確に操作するのが難しい。これは、タッチパネル式の弱点でもある。

ブラインドタッチできないので、ついつい操作時に指先を注視してしまう。その結果として、前方監視がおろそかになる。
こうならないように、ブラインド操作がしやすいダイヤル式をあえて採用するメーカーも多い。

より広大になった室内スペース

新型ルークスのプラットフォーム(車台)は、新開発されたこともありホイールベースが伸ばされている。先代モデルでも十分な広さだったが、さらに広くなり、大人4人がゆったりと過ごせるクラストップレベルの広い室内を実現。

着座時の膝回りスペースも十分に確保しており、後席ニールームは795mmと余裕十分の広さを誇る。

後席は室内高が1400mmに設定され、小さな子供なら室内で立って着替えたり、移動することも可能だ。最大で320mmスライドさせることもできる。
最も前方にスライドさせると、運転席に座ったままで、後席に座っている子供に手が届く距離になる。

また、旧型モデルに比べて、前席シートのヒップポイントを60mm高くした。背の低い人でも、やや上から見下ろすような視界になり、運転がしやすくなっている。

荷室は、後席を最前方に設定すると、床面の長さが675mmと広いスペースを確保。これは48Lのスーツケースを同時に4個も積載できる。

使い勝手の面もさらに進化した。
後席スライドドアの開口幅を650mm。低床フロアになっていることもあり、容易な乗降性を確保した。

また贅沢装備として、スライドドアはグレードによって片足を車体の下にかざすだけで自動で開閉する「ハンズフリーオートスライドドア」を両側ともに用意。

クラス平均的なパワーユニット

新型ルークスのパワーユニットは、ベースのデイズと同じく2タイプが用意されている。直3 ,660ccのBR06型で、自然吸気仕様とターボ仕様のだ。

動力性能は、自然吸気が最高出力36kW(49ps)/6,500rpm、最大トルク59N・m/5,000rpm。
ターボが最高出力47kW(64ps)/6,000rpm、最大トルク98N・m/3,000rpmとなる。
組み合わされるトランスミッションは、CVTだ。

新型デイズの燃費は、自然吸気エンジンが20.8km/L(WLTCモード)。ターボエンジンが18.8km/Lとなっている。
クラストップではないが、クラス平均値程度といった数値だ。

優れた予防安全装備を用意

新型ルークスには、デイズで軽自動車初搭載となった運転支援技術「プロパイロット」を搭載している。

プロパイロットは、高速道路など同一車線内を維持しながら先行車に設定速度内で追従走行する。
これにより、高速道路などの渋滞時に起きるストップ&ゴーを簡単な操作で繰り返し行うことができる。
アクセルとブレーキの踏み換え回数が激減することもあり、ドライバーの大幅疲労軽減に貢献する。

このプロパイロット機能を支えるシステムに、新しくミリ波レーダーを追加採用されたこともあり、より遠くの先行車の状況を検知し、スムースな制御が可能になった。

前方を走行する2台前の車両を検知(=通称股抜き)し、急な減速などにより、自車の回避操作が必要と判断した場合には、警報によってドライバーに注意を促す「インテリジェントFCW(前方衝突予測警報)」を軽自動車として初搭載。
これは、以前スカイラインなどにも搭載されていた高級車用の装備だ。

また、歩行者検知式自動ブレーキである「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」は、ミリ波レーダーの採用で、夜間での性能を向上させている。

さらに、衝突時に脚部の保護効果を高めるSRSニーエアバッグシステムを一部グレードに標準装備した。

そして、一部高級車に装備されていた、もしもの事故時の自動通報はもちろん、あおり運転や急病などの緊急事態にも手動で通報できる「SOSコール」をハイウェイスターの一部グレードに標準搭載している。

日産ルークスの選び方。おすすめはGターボ!

新型ルークスには、基準車とハイウェイスター、オーテックと3タイプのデザインがある。
まずは、この中から好みのタイプを選ぶと良いだろう。

予算重視、生活の足的使い方なら基準車で十分。
ファーストカーや、より充実した装備を望むのならハイウェイスターになる。ハイウェイスターは、リセールバリューも高いので、短期の乗り換えでメリットが出てくるだろう。
オーテックは、かなりマニアックな人で、他人とは違うクルマに乗りたいというこだわり派向けだ。

また、ハイウェイスターは、プロパイロットが装備されるので、高速道路を使って遠出する人にピッタリ。やや価格は高いが、その価値はある。

ただ、グレード選びは、プロパイロットが装備されていないハイウェイスターXは除外したい。
ハイウェイスターXプロパイロットエディションか、ハイウェイスターGターボプロパイロットエディションのどちらかを選択するといいだろう。

この2グレードの大きな装備差は、Gターボが15インチアルミホイール、Xが14インチアルミホイール、Gターボが本革巻きステアリングホイールになる程度だ。

Gターボは約9万円高価になる。高速道路などを走るのであれば、おすすめはGターボ。
新型ルークスなどのスーパーハイト系は、背が高いため車重が重く、自然吸気エンジンだと、3、4人乗車時や高速道路などでは、やや力不足な印象を受ける。
余裕ある走りができるターボの方がストレスが少ない。
9万円程度なら、多少無理してでもGターボを選んだ方が満足度は高くなるだろう。

日産ルークス価格や燃費、ボディサイズなど

■2WD
・S:1,415,700円
・X:1,546,600円
・ハイウェイスター X:1,734,700円
・ハイウェイスター X プロパイロットエディション:1,843,600円
・ハイウェイスター G ターボ プロパイロットエディション:1,932,700円

■4WD
・S:1,549,900円
・X:1,680,800円
・ハイウェイスター X:1,868,900円
・ハイウェイスター X プロパイロットエディション:1,977,800円
・ハイウェイスター G ターボ プロパイロットエディション:2,066,900円

■AUTECH
2WD:1,747,900円/4WD:1,882,100円

スペック

■代表グレード
ハイウェイスター G ターボ プロパイロットエディション

全長/全幅/全高(mm):3395/1475/1780
ホイールベース(mm):2495
車両重量(kg):1000
最小回転半径(m):4.8
燃料消費率(㎞/L):JC08モード 22.6/WLTCモード 18.8
エンジン型式:BR06
総排気量(㏄):659
最高出力(kW[PS]/rpm):47[64]/5,600
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm):100[10.2]/2,400~4,000
モーター型式:SM21
最高出力(kW[PS]/rpm):2.0[2.7]/1,200
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm):40[4.1]/100
ミッション:CVT
タイヤ:165/55R15

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ダイハツ タフト新車情報・購入ガイド 「ハスラー対策は万全? 軽クロスオーバー対決」 https://221616.com/car-topics/20200512-101540/ https://221616.com/car-topics/20200512-101540/ Tue, 12 May 2020 16:00:00 +0900 ダイハツ 新車購入ガイド 軽自動車 ダイハツは、新型の軽クロスオーバー車である「タフト」を6月に発売すると発表。同時に、予約も開始した。新型タフトのライバル車となるのは、スズキ ハスラー。初代ハスラーがデビュー以降、ダイハツはキャストアクティバで大敗をした。新型タフトで巻き返しを図る。新型タフトの価格は未定。
この記事の目次 CONTENTS
記事トップ
新型タフト6月発売に向けて予約開始!
ユニークな大型ガラスルーフで開放感をアピール
とにかくスクエアなデザインにこだわった
タント譲りの優れた走行性能に期待
負けられない戦い。ハスラー独走を阻止せよ! 
新型タフトの価格を予想!

新型タフト6月発売に向けて予約開始!

ダイハツは、東京オートサロン2020に出展した新型軽自動車「タフト(TAFT)」の発売を2020年6月と発表。同時に、先行予約を開始した。

新型タフトは、ハイト系軽自動車のクロスオーバー車だ。
SUV系のクロスオーバー車で、アウトドア志向のデザインや装備をもつ。
ライバル車は、スズキ ハスラーになる。

ユニークな大型ガラスルーフで開放感をアピール

タフトの詳細はまだ明らかにされていないが、先行して特徴的な部分が公開された。

まず、新型タフトの開発コンセプトは、“Tough & Almighty Fun Tool”。
「日常からレジャーシーンまで大活躍、毎日を楽しくしてくれる相棒」を目指した。

そこで用意された装備が、開放感あふれる「スカイフィールトップ」だ。
前席上に設置した大きなガラスルーフで、全車標準装備されている。

このスカイフィールトップにより、広大な視界による開放感と非日常感を実現。車内が狭い軽自動車にとって、開放感がある装備は人気がある。
車中泊で、星のキレイな夜空を眺めながら過ごすというのも、アウトドア派にとって魅力的に感じるだろう。

とにかくスクエアなデザインにこだわった

新型タフトは、ライバル車のハスラーと同様にスクエアなデザインとなっており、よく似ている。

パッと見た瞬間に気が付くのは、丸型ライトのハスラーに対して、タフトは角形のヘッドライトであるということくらいだ。

新型タフトのフェンダーガードなどは、ハスラーよりボリュームがあり、よりSUVっぽい雰囲気をアピールしている。

インテリアデザインなどは、新発想のパッケージングコンセプト「Backpackスタイル」を採用。丈夫で軽く、出かけるときに動きやすいバックパックを背負う人の姿をイメージしている。

インパネデザインは、太く力強いセンターコンソールをもつ。
シフトレバー付近や、エアコンベゼルなどは、オレンジなどのカラーに塗装されている。

外観デザインと同様に、スクエアなデザインテイストでまとめられているのが特徴だ。

また、ワクワク感を表現したデザインと多彩なポケッテリアが特長の「クルースペース」、後部は自由自在にアレンジ可能なリヤシートとラゲージによる日常からレジャーまで活躍できる「フレキシブルスペース」を設定。
アクティブに活動できる軽快さと高い積載性を両立している。
とにかく、全体的に四角い。荷室は使いやすそうだ。

ボディカラーは、新色アースカラー3色を含む全9色のカラーラインアップ。クルマのキャラクター的には、アースカラーが似合いそうだ。

タント譲りの優れた走行性能に期待

新型タフトには、ダイハツの技術コンセプトであるDNGA(Daihatsu New Global Architecture)が採用されたことから、おそらくタントと同じ新プラットフォーム(車台)やエンジンなどが採用されるだろう。

この新プラットフォームは、非常に高いパフォーマンスを発揮する。
フラットな乗り心地と高い操縦安定性、軽快な加速感など、高い基本性能誇る。
DNGAが採用されたモデルはタント、ロッキーに続き3台目だ。

DNGAは、かなり力の入った技術が投入されている。そのため、すでにDNGAが採用されたタントとロッキーは、非常に優れた走行性能となっている。

タフトは、基本骨格部分など多くの部分をタントと共用している。
さらに、ダイハツには、タントをマーケットに投入して得たノウハウやデータ、評価なども蓄積されている。
多くのデータを活用することで、新型タフトはより完成度の高い優れた走行性能をもっていると期待できる。

負けられない戦い。ハスラー独走を阻止せよ! 

新型タフトが属するハイト系軽自動車は、タントなどのスーパーハイト系人気に押され存在感を失ってきている。
かつて、ダイハツの代表車種であったムーヴの人気も低迷。スズのワゴンRも同様だ。

そんな中、好調なのがワゴンRをベースとしたハスラーだ。派生車という考え方で、ワゴンRの販売台数と合算すると、軽自動車の中でもトップレベルに達する。

ダイハツも、ハスラーのような役割をもたせたモデルが、ムーヴをベースとしたキャストアクティバだった。二匹目のどじょうを狙ったカタチだ。

ところが、キャストアクティバは、最初から低迷。ハスラーのようなデザインのユニーク性、実用性などに欠けていたのだ。
この失敗を補うために投入されたのが、新型タフトということになる。

この新型タフト対ハスラーの対決からは、ダイハツとして負けられない戦い感がヒシヒシと伝わる。

ハスラーのデビューに合わせ、6月発売予定の新型タフトを東京オートサロンで早くも公開。そして、ティザーサイトの公開と早期の予約開始。
とにかく、ハスラーに流れる顧客を引き留めたいという戦略が次々と打たれている。今後の新型タフトの動向にも注目しておきたい。

新型タフトの価格を予想!

新型タフトの価格を予想してみた。
おそらく、ハスラーと同等か、若干安価な設定になる予想。ハスラーの価格帯は約128~175万円だ。

ハスラーは、マイルドハイブリッドを使っているため、やや車両価格が高い。
ダイハツはマイルドハイブリッドなどのパワーユニットを持たないため、本来なら、ハスラーに対して、グッと安価な価格設定が可能。

しかし、新型タフトには大きなガラスルーフ「スカイフィールトップ」を全車標準装備している。
この装備はハスラーにないため、当然コスト高になる装備だ。

マイルドハイブリッドよりコスト高になるとは考えにくいので、新型タフトの価格はハスラーと同等レベルか、若干安価になるのではないだろうか?

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2020年 安全な車ランキング【軽自動車編】 https://221616.com/car-topics/20200401-101402/ https://221616.com/car-topics/20200401-101402/ Wed, 01 Apr 2020 10:00:00 +0900 ekワゴン N-BOX スズキ タント ダイハツ デイズ ハスラー ホンダ ランキング 三菱 安全な車 日産 軽自動車 N-WGN

軽自動車

安全なクルマ ランキング2020

安全な軽自動車を選ぶポイント

歩行者検知式自動ブレーキなどの予防安全装備を一気に加速させたカテゴリーが軽自動車だった。
しかし予防安全装備には、より高度な技術が求められてきており、コスト重視の軽自動車は、最近になってその進化がやや鈍化してきた印象だ。メーカーや車種によって、性能差が出てきている。

すでに、軽自動車より上のクラスでは、夜間の歩行者検知式自動ブレーキが基本になってきているが、軽自動車の多くのモデルは、まだ夜間検知ができない自動ブレーキを装備しているのが現状だ。

自動ブレーキを除く予防安全装備では、各社一長一短といった印象。踏み間違え防止系は、どのメーカーでも用意しているが、その他の機能はメーカーによって若干異なる。
従来は、車線逸脱警報がメインだったが、最近では車線逸脱防止支援機能を用意するメーカーが多くなってきており、より安全なクルマになってきている。
車線逸脱警報は、車線を逸脱しそうになると警報だけを発する仕組みだ。車線逸脱防止支援は、車線逸脱しそうになると警報を発すると同時に、車線内を維持するようにステアリング操作を支援する。
似ているようで、機能としてはまったく異なるので、選択時にはしっかりと機能を理解して選ぶ必要がある。

BEST.1

ホンダN-WGN

ホンダ N-WGN

ホンダ N- WGNには、「ホンダセンシング」と呼ばれる10の予防安全・運転支援をパッケージにした予防安全装備を全車標準装備化している。
ホンダセンシングは、軽自動車の中で頭ひとつ抜け出した安全性能を誇る。ポイントは、夜間の歩行者と昼間の自転車に対応している点だ。他の軽自動車で、このふたつの機能に対応しているモデルは、今のところN-WGNとN-BOXだけだ。

N-WGNは、設計が新しいこともあり、運転支援機能である先行車追従式クルーズコントロールが進化している。従来は、渋滞時などで停止&再発進ができなかったが、N-WGNから停止&再発進が可能な渋滞追従機能付きとなった。クルーズコントロールは、基本的に運転支援機能ではあるが、停止&再発進機能は渋滞時にドライバーの疲労軽減につながるので、結果的に安全運転に役立つ機能だ。

そして、車線からはみ出さないようにステアリング操作の支援を行う路外逸脱抑制制御も、ホンダセンシングに含まれる。警報はあってもステアリング操作を支援する制御が標準装備されているモデルは少ないので、高く評価できるポイントのひとつだ。当然、サイド&カーテンエアバッグも全車標準装備されている。

BEST.2

ホンダN-BOX

ホンダ N-BOX

ホンダ N-BOXにも、N-WGNと同様に「ホンダセンシング」が全車に標準装備されている。夜間の歩行者や昼間の自転車にも対応している高性能な自動ブレーキを搭載。
その他のホンダセンシング機能についてはN-WGNとほぼ同じだが、大きく異なるのが前走車追従式クルーズコントロールだ。

N-WGNは、停止&再発進が可能な渋滞追従機能付きだが、N-BOXは約30㎞/h以上でのみ機能するタイプになっている。渋滞追従機能は、高速道路などでの渋滞時、うっかり追突や接触などのリスクを低減。さらに、ドライバーの疲労軽減にも役立つ。高速道路をよく使う人にとっては、非常に便利で安全な機能なので、この機能が無いN-BOXは、N-WGNと比べると物足りない印象になる。

さらに、残念なのがエアバッグ関連。N-WGNはサイド&カーテンエアバッグが全車標準なのに対し、N-BOXはGグレードが非装着。G Lグレードでオプション設定。営業面で安価に見せたかったのは理解できるが、今時この設定はあまりに残念だ。購入時には、サイド&カーテンエアバッグの有無を確認しておきたい。

BEST.3

日産デイズ / 三菱eKワゴン

日産 デイズ / 三菱 eKワゴン

日産 デイズと三菱 eKワゴンは、日産と三菱の合弁会社であるNMKVにより生まれたモデル。そのため姉妹車関係にある。予防安全装備に関しても、呼称は異なるが機能や性能は基本的に同じだ。
デイズとeKワゴンは、歩行者検知式自動ブレーキや踏み間違い衝突防止アシスト、車線逸脱警報、車線逸脱防止支援、オートマチックハイビームを全車に標準装備している。自動ブレーキ系では、夜間の歩行者や自転車には非対応となっている。
標準装備されている予防安全装備は、一定のレベルにあるものの機能数としては、やや少なめ。購入時に自らオプションを選択する必要がある。

オプションとなるのは、日産ではプロパイロット、三菱ではマイパイロットと呼ぶ車線維持機能付き前走車追従式クルーズコントロール。高速道路などで車線を維持しながら、停止&発進までアシストする運転支援機能だ。

その他の予防安全装備としてユニークなのが、デジタルルームミラー。夜間や雨、同乗者が多く後方視界が悪いときに、後方に取り付けられたカメラによる映像で後方視界を確保する。また、車両周囲に取り付けられたカメラ映像を加工し、クルマを俯瞰から見たように表示するルチアラウンドビューモニターも便利で予防安全に寄与する装備。カメラ映像で車両周辺を確認できるので、うっかり接触・衝突リスクを軽減する。さらに、移動物も検知するので、映像外から近付く自転車や歩行者も検知してくれるので、より安全に運転できる。

そして、デイズのみに用意された機能が緊急通報システム。軽自動車初となる装備だ。緊急通報システムは、エアバッグなどが展開されるような重大な事故が発生した場合、自動でオペレーターに通報が入る。ドライバーが意識を失っていても、オペレーターは車両から送られてきた衝突の状況から判断し、救急車などを手配することが可能だ。
これまで一部の高級車のみに用意されていたが、ついに軽自動車にまで用意されるようになった。

BEST.4

スズキハスラー

スズキ ハスラー

2020年1月にフルモデルチェンジし発売が開始された2代目ハスラー。最新モデルということもあり、予防安全装備が若干向上している。
スズキの予防安全装備は「スズキ セーフティ サポート」と呼ばれ多くの機能をパッケージ化している。若干、グレードにより予防安全装備が異なる。

メインとなる歩行者検知式自動ブレーキは、夜間の歩行者も検知できるタイプとなり実用性が向上している。ただし、自転車などの検知機能がなく、少々物足りない。
その他、後退時ブレーキサポートや踏み間違え抑制制御、車線逸脱警報機能など、十分な機能を数多く搭載。十分な予防安全装備が装備されている。

比較的珍しい機能として、後退時ブレーキサポートがある。この機能は、リヤバンパーに内蔵した4つの超音波センサーで後方の障害物との距離を測定。一般的には、警報のみだが、後退時ブレーキサポートでは、衝突の可能性が高まると自動ブレーキが作動する。うっかり衝突のリスクを軽減してくれる。

少々物足りないのが、全車速追従式クルーズコントロールと車線逸脱抑制機能。残念なことに、ターボモデルにしか装着されていない。どちらも利便性や安全性を向上させる機能のため、積極的に標準装備化が望まれる。
オプション設定になるが、「全方位モニター」も便利で安全性に寄与する機能。クルマの周囲に設置されたカメラ映像を合成し、俯瞰して見た映像に変換する。周囲にあるものがひと目で分かるので安全だ。
さらに、見通しの悪い場所で人などが近づいてくるとお知らせする「左右確認サポート機能」も前後に装備。より安全運転をサポートしてくれる。

BEST.5

ダイハツタント

ダイハツ タント

2019年7月にフルモデルチェンジし4代目となったダイハツ タント。プラットフォームなどを一新し、走行性能面は大幅に進化した。しかし、予防安全装備ではあまり進化せず、ライバルのN-BOXと比べると、やや見劣りする。

歩行者検知式自動ブレーキは昼間の歩行者のみで、夜間や自転車には対応していない。
ダイハツの予防安全装備パッケージである「スマートアシスト」には、10個の機能がある。ただ、どの機能も当たり前の機能といった印象で先進性は感じられない。
オプションとなるスマートアシストプラスと呼ばれる機能が付いて、ようやく平均的なレベルになる。

スマートアシストプラスには、高速道路上で渋滞時に起きるストップ&ゴーを容易に繰り返すことができる全車速追従式クルーズコントロールがついている。この機能選択すると、クルマが車線の中央付近を安定して走行するようにハンドル操作をアシストするレーンキープコントロールも付く。
便利な機能なのだが、一部のグレードにしかオプション設定されていない。つまり、ほとんどのグレードで選べないので、あまりメリットのない設定になっている。

まとめ

車の安全性で、最も重視したいのは歩行者との衝突事故。このリスクを最も軽減してくれるのが、歩行者検知式の自動ブレーキで、ドンドンと性能が上がってきている。

いま最も高性能といえるのが、N-WGNとN-BOXに搭載されている「ホンダセンシング」。夜間の歩行者と昼間の自転車まで検知できるようになっている。
視界が悪くなる夜間の歩行者検知と、自転車検知ができるようになったことにより、現実の交通社会にマッチし、より衝突事故へのリスク軽減が期待できる。今のところ、こうした機能が付加された予防安全装備は、ホンダセンシングのみ。軽自動車の予防安全装備としては、完全に一歩リードしている状態だ。

対歩行者衝突リスク軽減という点では、デイズとeKワゴンに用意されている踏み間違い衝突防止アシストがおすすめだ。壁などのモノや車両だけでなく、歩行者も検知する。軽自動車ではデイズとeKワゴンのユニークな機能といえる。

その他の予防安全装備に関しては、各車大差なしといった印象だ。
軽自動車は、各車共に車両価格を少しでも安く見せたいという営業的狙いから、一部のグレードでは予防安全装備が装着できない、もしくはオプションになっているグレードも多いので、こうしたグレードを選ぶのはNG。また、多くの機能がオプション設定となっていることが多いので、安全性能を重視するのであれば、積極的にオプションを選択したい。安全装備をケチってはいけない。

安全装備比較表

  • …全車標準装備
  • …一部標準装備または一部オプション
  • ×…標準装備なし
ホンダN-WGN ホンダN-BOX 日産デイズ三菱eKワゴン スズキハスラー ダイハツタント
対車両自動ブレーキ

一部非装着
グレードあり

一部非装着
グレードあり
歩行者検知式自動ブレーキ

一部非装着
グレードあり

一部非装着
グレードあり
ブレーキ踏み間違い衝突防止アシスト

一部非装着
グレードあり

一部非装着
グレードあり
サイドエアバック

一部グレード
オプション

カーテンエアバッグ

一部グレード
オプション

車線逸脱警報

一部非装着
グレードあり

一部非装着
グレードあり
車線維持支援

一部オプション設定

一部非装着
グレードあり

一部非装着
グレードあり
後側方車両検知警報

×

×

×

×

×

後退時後方車両接近警報

×

×

×

×

×

オートマチックハイビーム

一部非装着
グレードあり

一部非装着
グレードあり

※安全装備の詳細は各車メーカー公式サイトをご確認ください。

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スズキ ハスラー vs スズキ スペーシアギア徹底比較!SUVテイストの軽自動車対決

スズキ ハスラーとスズキ スペーシアギアを徹底比較。
燃費性能、価格、デザイン、車内空間、安全装備、走行性能などさまざまな角度から調査した。
ともにスズキの独壇場とも言えるSUVテイストの軽自動車である両車。

最新モデルであるハスラーの魅力は、予防安全装備や乗り心地、静粛性など。スペーシアギアの魅力は、スーパーハイト系ならではの高い全高と両側スライドドアの使い勝手の良さだ。
何を重視するかを決めてから選びたい。

この記事の目次 CONTENTS
ハスラーの特徴
スペーシアギアの特徴
1.燃費比較 
2.価格比較
3.購入時の値引き術
4.デザイン比較
5.室内空間と使い勝手
6.安全装備の比較
7.走行性能の比較
8.リセールバリュー比較
10.まとめ・総合評価

スズキ ハスラーは、2020年1月にフルモデルチェンジし2代目となった、ハイト系軽自動車だ。
初代ハスラーは、発売当時、SUVテイストをもつ軽自動車がマーケットに無かったことから、大ヒットモデルとなった。
実用車として人気のワゴンRがベースであることを感じさせないほど、遊び心あふれるデザインが特徴だ。

ハスラー

一方、スズキ スペーシアギアは、2018年12月に登場した新型車だ。
初代ハスラーで得たノウハウを生かし、人気のスーパーハイト系にもSUVテイストをもつスペーシアギアを投入した。
車名から分かる通り、スペーシアをベースとしたモデルとなる。

スペーシアギア

SUVテイストの軽自動車は、スズキの独壇場といえるカテゴリー。
ハイト系のハスラーなのか?それともスーパーハイト系のスペーシアギアなのか?
クラスが異なるSUVテイストの軽自動車を徹底比較評価する。

ハスラーの特徴

優れた乗り心地と静粛性

ハスラーのターボモデルは、フルモデルチェンジしたことで、クラストップレベルの静粛性と快適な乗り心地を手に入れている。
ターボ車はパワーもあるので、高速道路でも楽々ロングドライブが楽しめる。
アウトドア的なハスラーの魅力をさらに引き出したといえる。

ハスラー

スペーシアギアの特徴

アウトドアにスライドドアという利便性と積載性をプラス

今までスーパーハイト系にSUVテイストをプラスした軽自動車は無かった。そのため、スペーシアギアの価値は高い。
アウトドア志向の顧客に、スライドドアの利便性と、高い全高がもたらす積載性を初めて提供したのだ。

スペーシアギア

1.燃費比較 

ハスラーの評価は4.5点
スペーシアギアの評価は4点

両車マイルドハイブリッドを搭載、ともにクラストップレベルの低燃費

ハスラーの燃費は30.4㎞/L(JC08モード)、スペーシアギアの燃費は、28.2㎞/L。
両車ともにマイルドハイブリッドのみの設定となっている。

ハスラーとスペーシアギアの燃費差は、車高と空気抵抗、車重の差によるものだ。
スーパーハイト系のスペーシアギアは、背が高いため空気抵抗が大きい。
さらにスライドアを装備しているため、車重が重い。

660㏄と排気量が小さい軽自動車は、車重により燃費が大きく変動する。
スーパーハイト系のスペーシアギアが、燃費値が悪くなるのは仕方がないのだ。
両車ともにクラストップレベルの燃費値になっているのは、高く評価できる。

ともにマイルドハイブリッドシステムを搭載する両車だが、その制御は異なっている。
スペーシアギアは、クリープ時にわずかな時間EV走行可能だが、ハスラーはクリープ時のEV走行ができない。
ハスラーが、より燃費を重視した制御に変更したことが要因だ。

2.価格比較

ハスラーの評価は3点
スペーシアギアの評価は3点

一見、お買い得感のあるスペーシアギアだが…?

ハスラーのおすすめグレードは、ターボ車のハイブリッドXターボ。価格は1,612,600円。
対するスペーシアギアのおすすめグレードは、こちらもターボ車で1,727,000円だ。
価格差は、約11万円となる。

単純に価格差だけを見ると、スーパーハイト系で両側スライドドアを装備しているスペーシアギアの方が、お買い得感があるように見える。

しかし、ハスラーにはカーテンエアバッグと標識認識機能、全車速追従式クルーズコントロールが標準装備されている。
また、歩行者検知式自動ブレーキも、昼間だけでなく夜間にも対応している。装備はハスラーが上回るのだ。
装備も含めて考えると、価格的には同等程度といった印象だ。

3.購入時の値引き術

ハスラーの評価は4点
スペーシアギアの評価は3点

値引きの期待大なスペーシアギア、しばらく期待できないハスラー

ハスラーは、2020年1月にフルモデルチェンジしたこともあり、しばらくの間は厳しい値引き状況になる。バックオーダーも多いためだ。

値引きのポイントは「納期」。
注文してから1ヶ月程度の納期であれば、バックオーダーもそれほどなくなっているのでチャンスとなる。
また、今までは強力なライバル関係となるモデルが無かったハスラーだが、2020年中頃にはライバル車となる新型車「ダイハツ タフト」が投入される予定だ。
この頃にはバックオーダーも減っていると予想できるので、値引き拡大のチャンスとなるだろう。
新型タフトの見積り書を持ってハスラーの商談に入れば、一定の値引き額が引き出せる。

一方、スペーシアギアも直接のライバル車はないものの、スーパーハイト系はN-BOXのひとり勝ち状態が続いているため、厳しい戦いを強いられている。
すでに未使用車も流通しているので、一定の値引きが引き出せるだろう。

ただ、何もせずに商談すれば値引きは厳しいので、N-BOXやタントの見積書を先に取ってから商談を始めるとよい。
本命はあくまでN-BOXやタントで、スペーシアギアは価格次第。さり気なくそんなアピールをすれば、他車に取られまいと値引き勝負に出てくるだろう。

4.デザイン比較

ハスラーの評価は4点
スペーシアギアの評価は3.5点

タフネスさを感じさせるハスラー、遊び心あふれるスペーシアギア

2代目ハスラーは、初代ハスラーのスクエアなフォルムと丸型ヘッドライトを組み合わせたデザインを踏襲している。
初代と異なる点の1つは、フェイスデザインだ。
初代よりもフードを持ち上げることで、厚みのあるフェイスとなった。顔が大きく見え、迫力がアップしている。バンパーやフェンダーまわりのデザインもボリュームが増し、タフなSUV感が大幅にアップ。
ただ、先代よりも可愛らしさは減っている。

ハスラーのフロントフェイス

インパネデザインについては、タフさをアピールする3連インパネカラーガーニッシュを採用。
上下のバーでガーニッシュを挟み、力強い骨格を表現した。かなりユニークなインパネデザインとなっている。

ハスラーのインパネデザイン

このように、プラットフォームなどはワゴンRと共用するものの、外観や内装デザインは、まったく共通性を感じさせないとことがハスラーの特徴でもある。

一方、スペーシアギアはハスラーとは異なり、スペーシアと名が付くだけあって派生車の位置付けとなる。
そのため、全体のシルエットはスペーシアとほぼ同じ。
しかし、フェイスデザインがまったく異なるので、まるで違うモデルに見えるのが特徴だ。

スクエアなフォルムに丸形ヘッドライトの組み合わせは、ハスラーと同じ。
しかし、スペーシアギアのヘッドライトは、少々小さめ。
左右のヘッドライトとグリルをつなぐガーニッシュをブラックアウトすることで、オリジナリティのある引き締まった顔に作り上げている。
アンダーガード風のバンパーも、ハスラーほどボリューム感はなく、タフネスさはない。
その代わり、可愛らしさは感じさせる。

スペーシアギアのフロントフェイス

インパネまわりの基本デザインも、外観同様、スペーシアと同じだ。
メーターやシートステッチなどには、オレンジのアクセントカラーをプラス。
さらに、ツールボックスをモチーフにしたインパネアッパーボックスを採用し、遊び心ある空間にまとめられている。

スペーシアギアのインパネデザイン

同じSUV系のテイストをプラスした軽自動車だが、ハスラーは独自性を貫くデザインなのに対して、スペーシアギアは派生車としてのスタイルを保っている。
オリジナリティという面では、ハスラーが勝る印象だ。

5.室内空間と使い勝手

ハスラーの評価は3.5点
スペーシアギアの評価は4.5点

居住スペースは同等、長く大きな荷物を積むならスペーシアギア

ハスラー、スペーシアギアともに軽自動車なので、全長3,395mm×全幅1,475mm、ホイールベース2,460mmとなっている。
ホイールベースは同じなので、前席や後席などの居住スペースもほぼ同じだ。

ハスラーの後席
スペーシアギアの後席

異なるのは全高だ。
ハイト系のハスラーは1,680mm、スーパーハイト系のスペーシアギアは1,800mm。
両車ともにアウトドアでの使い勝手を重視し、後席の背面やラゲッジフロアに、汚れがふき取りやすい素材を採用している。

ハスラーは、荷室下に防汚タイプのラゲッジアンダーボックスを用意。
ラゲッジボードを外せば荷室高が拡大する。
背の高い荷物を収納することができ、ボックスは取り出して洗うことができる。
汚れたものの収納に便利な機能だ。

ハスラーの荷室

一方、スペーシアギアは全高が高いため、より高さのある荷物の積載が可能だ。
仕様にもよるが、27インチの自転車も積載可能。

スペーシアギアの荷室

両側スライドドアもあるため、狭い駐車場での乗り降りや、荷物の出し入れも楽々できる。
小さな子供なら立ったままクルマから乗り降りでき、車内での着替えなども容易だ。
高齢者の乗降もしやすい。
使い勝手という面では、やはりスペーシアギアが上回る。

6.安全装備の比較

ハスラーの評価は3.5点
スペーシアギアの評価は2.5点

夜間の歩行者検知ができるハスラーが一歩リード

予防安全装備は、まさに日進月歩といった状態だ。

最新モデルであるハスラーは、予防安全装備も最新。
肝心の自動ブレーキは、従来は昼間の歩行者検知のみだったが、夜間の歩行者が検知できるようになった。
視界が制限される夜間の歩行者検知ができるようになったことで、より安全性能は高くなっている。
ただ、今や自転車検知も当たり前になりつつあるので、更なる進化を期待したい。
他の安全装備では、踏み間違え防止制御など、多くの安全装備を備えた「スズキセーフティサポート」を用意している。
エアバッグ関連では、サイド&カーテンエアバッグが標準装備されている。

ハスラーの運転席

スペーシアギアは、ハスラーよりデビューが古いため、残念ながら昼間の歩行者のみ対応の自動ブレーキになっている。
その他の安全装備である「スズキセーフティサポート」は、ハスラーと同等レベル。
ただ、エアバッグ類は、カーテンエアバッグが用意されていない。
予防安全装備を装備していないグレードもあるため、単に安いからといって、こうしたグレードを選んではいけない。

安全性能面では、ハスラーが上回る。

スペーシアギアの運転席

7.走行性能の比較

ハスラーの評価は4.5点
スペーシアギアの評価は3点

クラストップレベルの乗り心地&静粛性を誇るハスラー

ハスラーは、非常に高い静粛性と快適な乗り心地を誇る。
ゴトゴトとした乗り味が無く、サスペンションがしなやかに動く。
大きな凸凹でも同じで、見事なくらいショックを吸収する。
路面追従性や、ボディ剛性の高さを感じさせる乗り心地だ。
ターボモデルは、さらに静粛性に優れる。
もはや軽自動車の枠を超え、並みのコンパクトカー以上といった印象だ。

ターボモデルのエンジン出力は、64ps&98Nmとパワフル。
高速道路でも余裕のあるクルージングができ、静粛性も高いので疲れない。
軽自動車はセカンドカーとしてのイメージが強いが、ハスラーのターボ車なら十分にファーストカーとしての価値がある。
ターボ車はやや高価だが、満足度は高い。

ハスラーのエンジン

ハンドリングは、穏やか。
無駄にキビキビ感を出していないところに、好感がもてる。
癒し系の外観デザインに似合う、のんびりとドライブが楽しめる乗り味だ。

対するスペーシアギアは、少々ゴツゴツとした硬めの乗り味になる。
全高が高く、横転のリスクが高いため、サスペンションを硬めにしてリスクを低減する必要があるからだ。
自然吸気エンジンの出力は52ps&60Nm。車重は900㎏弱と重い。
急な坂道や高速道路などではエンジンの回転が上がるため、やや騒がしく感じる。
ややアンダーパワー感もある。
ターボモデルでは64ps&98Nmとなり、余裕が出てくる。
ロングドライブ派には、ターボモデルがおすすめだ。

スペーシアギアのエンジン

注意したいのは、最低地上高だ。
ハスラーは180mmと十分な数値を確保しているのだが、スペーシアギアは150mm。
アウトドア感あふれる外観デザインなのだが、最低地上高は普通の軽自動車と同じ。
あまり荒れた道には近付かない方がよい。

8.リセールバリュー比較

ハスラーの評価は3点
スペーシアギアの評価は4点

スーパーハイト系のスペーシアギアは、高リセールバリューの期待大

軽自動車は、人気カテゴリーだ。
中でも圧倒的に高い人気を集めているのが、スーパーハイト系。
そのためリセールバリューは、全般的にやや高めに推移している。
人気絶頂のスーパーハイト系の中でもユニークなSUVテイストをもつスペーシアギアは、リセールバリューは高値維持傾向といえる。

一方、一世を風靡したハイト系モデルは、今では人気のスーパーハイト系にはやや劣る傾向だ。
ただ、SUVテイストをもつハスラーは、ユニークな存在なので高値傾向となる可能性が高い。
ただし、ライバルとなるダイハツ タフトが登場してくると、若干、リセールバリューは下がる可能性が高い。

10.まとめ・総合評価

CX-3の総合点は30点/40点
ヴェゼルの総合点は27.5点/40点

スライドドアの有無が選択の分かれ目?

おすすめは、やはり最新モデルとなるハスラーだ。
予防安全装備や乗り心地、静粛性などの面では、スペーシアギアを完全に上回っている。
最低地上高も高いので、悪路にも強い。
こうした要素を重視するのであれば、ハスラーを積極的に選ぶとよい。

スペーシアギアが優れている点は、やはり高い全高による使い勝手の良さと両側スライドドア。
スライドドアは小さな子供をもつ家庭なら、かなり大きなメリットになる。
また、全高が高いので大きな荷物を積む場合なども便利だ。

ハスラーとスペーシアギアの選択は、使い方を明確にすることが重要。
自分にとって、何が重要な要素かを決めてから選択するとよい。

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三菱eKクロス スペース、eKスペース購入ガイド「三菱国内営業の実力を問われるモデル」 https://221616.com/car-topics/20200305-101254/ https://221616.com/car-topics/20200305-101254/ Thu, 05 Mar 2020 15:00:00 +0900 三菱 新車購入ガイド 軽自動車 三菱は、スーパーハイト系軽自動車である新型eKクロススペースとeKスペースの発売を開始した。eKスペースシリーズは、これで2世代目となる。eKスペースシリーズは、日産のデイズルークスと姉妹車関係にあるモデル。2代目eKスペースシリーズは、従来の三菱開発から日産開発に変更された。eKスペースシリーズの価格は1,531,200円から。

問われる三菱の営業力

三菱は、スーパーハイト系ワゴンである「eKクロススペース」と「eKスペース」の発売を開始する。

新型三菱 eKクロススペースとeKスペースは、すでに発売済みのeKクロスとeKワゴンをベースとし、全高を高くし、両側スライドドアを装備したモデル。

先代eKスペースシリーズは、三菱が主に開発を担当したが、新型eKスペースシリーズは、日産がメインで開発したモデルとなっている。

先代モデルには、eKスペースカスタムがあった。
しかし、今回カスタムは廃止され、新たにeKクロススペースが投入されている。このモデルは、三菱のもつSUVイメージの強さを生かし、SUVとクロスオーバーさせたモデルだ。

三菱にとって、この新型eKスペースシリーズは、重要な車種になると同時に、三菱の営業力が問われることになる。人気が高いスーパーハイト系の軽自動車なので、より多くの販売台数が期待できる。

しかし、現在の三菱の営業力は、非常に不安が大きい。2019年3月にデビューしたばかりのeKワゴンシリーズの販売が低迷しているからだ。

2019年、eKシリーズの販売台数は、44,883台となった。
新型車が出たばかりだというのに、販売台数は前年比割れし99.6%となった。姉妹車デイズを販売する日産の前年比は111.3%。三菱の営業力不足が露呈してしまった。

三菱にとって、再びこうした状況はなんとしても避けたいところ。国内三菱の営業力が再び試される状況なのだ。

ヒットモデルへの期待が高まるeKクロススペース

今回、注目したいのがeKクロススペース。姉妹車関係にある日産デイズルークス ハイウェイスターとは明確に差別化されているのも好印象だ。
クルマに詳しくない人なら、姉妹車関係にあることさえ気が付かないだろう。

デザインには、三菱のSUVテイストを取り入れている。
フロントフェイスには、三菱のデザインコンセプト「ダイナミックシールド」を採用。垂直に通したメッキバーと水平基調のグリルを組み合わせており、SUVらしい力強さと安定感を表現した。
ブラックアウトされたグリルとメッキバーのコントラストが、独特の迫力を感じさせる。さらに、睨みの効いたLEDヘッドライトも特徴。精悍なイメージをより強調している。

軽自動車マーケットは、こうした迫力あるデザインが売れる傾向にある。
その中でも、eKクロススペースのデザインはなかなか秀逸。オリジナリティの高いものとなった。
売り方次第という面もあるが、売れる要素は十分だ。

標準車ともいえるeKスペースのデザインは、意外なほど精悍だ。
一般的に標準車は、女性の子育てユーザーがターゲットになるため、優しい顔になる傾向が強い。
ボディカラーと同色に塗られた開口部の小さいグリルが特徴だ。

サイドビューは、効彫刻的で立体感のあるキャラクターラインでスポーティさを表現。タイヤを車体の四隅に配して、どっしりとしたバンパーやフェンダーによって、安定感あるシルエットを作り出している。

スーパーハイト系は、背が高く全幅が狭いので不安定に見える。
そのため、こうしたデザインが採用されている。

上質感あるインテリアだが…

新型eKスペースシリーズのインパネデザインは、水平基調のすっきりとした形状で視界の広さとワイドな室内空間を演出している。
オートエアコンのパネルは、上質感と高い視認性を兼ね備えたタッチパネル式を採用。先代モデルでも好評だった。風量調節スイッチと表示部をコンパクトに一体化し、操作性を向上させている。

しかし、やはりダイヤル式などと比べると、運転しながらのブラインドタッチでの操作は難しい。指先に視線が移り、前方注視がおろそかになる傾向がある。
新型車で、こうした操作系をタッチパネルにしていないメーカーは、実際の操作しやすさを重視しているからだ。

メーター内のマルチインフォメーションディスプレイは、アクセルペダルの踏み加減を表示する「エコペダルガイド」や、駐車時の前進/後退を繰り返す際にタイヤの向きや角度を表示する「タイヤアングルガイド」など、多くの情報が用意されている。
運転に不慣れなユーザーに向けた情報の設定があるのは、ありがたい。

新型eKスペースシリーズのインテリアカラーは、ブラックを基調に、シート生地にはキルティングパターンを採用。スタイリッシュかつ上質な室内空間にまとめている。

オプション設定のプレミアムインテリアパッケージは、合成皮革とファブリックのコンビネーションとしたシート生地などを採用。
ブラウンを基調に、各所にオレンジのアクセントカラーを入れ、上質感・高級感を演出している。

さらに、インパネ周りには、ソフトパッドを採用した。基準車でも上質感あるインテリアだが、オプション装着車は、クラスを超えたプレミアムな空間となっている。

さらに広大!クラストップレベルの室内空間

新型eKスペースシリーズは、プラットフォーム(車台)が一新され、従来車からホイールベースを65mm延長した。その結果、さらに広大な室内空間になった。

室内空間は、小さい子供のいる家庭を想定したため、後席の居住性を重視。リヤシートのスライド量をクラストップとし、後席の居住性を大幅に向上させている。

使い勝手面では、前席セパレートシートをメーカーオプション設定とした。
前席から後席への移動がスムーズにできるようになっている。これは、後席に乗せた子供のケアを容易にするものだ。

後席スライドドアは、開口幅を拡大。乗り降りのしやすさが向上している。
さらに、ハンズフリーオートスライドドアを採用し、子供を抱きかかえていたり、たくさんの荷物で両手がふさがっていたりしても、キックセンサーでドアを開閉できるようになっている。

また、先代モデルで好評だった室内の空気を循環させるリヤサーキュレーター(プラズマクラスター付き)を設定した。

燃費性能はやや重い?

新型eKスペースシリーズでは、eKワゴンシリーズと同様に、マイルドハイブリッドシステムを採用する自然吸気仕様エンジンと、ターボ仕様エンジンの選択が可能だ。
いずれもCVTと組み合わせる。

自然吸気仕様エンジンは、38kW/6400rpm、60N・m/3600rpm。
ターボエンジンは47kW/5600rpm、100N・m/2400~4000rpmとなる。

新型eKスペースシリーズの燃費は、WLTCモードで自然吸気エンジンが20.8㎞/L。ターボエンジンが18.8㎞/Lとなった。
ライバル車のダイハツ タントと比べると、タント自然吸気エンジンの燃費は21.2㎞/LとeKスペースシリーズを上回る。タントはマイルドハイブリッドシステム非装着なのに、eKスペースシリーズより優れていることになる。

マイルドハイブリッドシステムを搭載したeKスペースシリーズの燃費が、なぜマイルドハイブリッドシステム非装着のタントより低いのか?
それには、車重が大きく影響している。

たとえば、eKスペースMグレードの車重は940㎏なのに対して、タントLグレードは880㎏と、その差は60㎏と大きい。これだけ違うと燃費に大きく影響する。
ちなみに、マイルドハイブリッドシステムを搭載したスズキ スペーシアの車重は870㎏とさらに軽い。

また、新型eKスペースシリーズには、国内三菱車初となるヒルディセントコントロールを用意。急な下り坂や滑りやすい斜面を下るとき、電子制御により自動的に低車速を維持するため、滑る落ちるリスクを軽減してくれる。制御中の車速調整範囲を約4~20km/hと幅広い。

充実した安全装備だが、さらなる進化に期待

新型eKスペースシリーズの予防安全装備は、なかなか充実している。

同一車線運転支援技術の「マイパイロット(MI-PILOT)」を設定。高速道路などで、同一車線内を維持しながら前走車に追従走行する。渋滞時のストップ&ゴーのも対応しているので、疲労軽減に役立つ機能だ。

また、歩行者検知式自動ブレーキ、オートマチックハイビームなども用意されており、全車「サポカーS ワイド」に該当している。

衝突時の安全装備として、軽自動車では数少ない、運転席SRSニーエアバッグをeKクロススペースに標準装備化。計7つのエアバッグを装備し、衝突時の乗員を守る。

充実した予防安全装備を用意したeKスペースだが、重要な歩行者検知式自動ブレーキが、夜間の歩行者と自転車には対応していない点が少々物足りない。
ライバル車であるN-BOXは、夜間の歩行者と昼間の自転車検知が可能だ。
eKスペースシリーズの更なる性能向上に期待したい。

三菱eKクロススペース、eKスペースの選び方

eKクロススペース、eKスペース共にグレード構成は共通。
いずれもベースグレードのM、充実装備のG、ターボ仕様のエンジンを搭載したTの3グレードだ。

eKクロススペースとeKスペースの違いは、まず大きく外観デザインが異なる。子育て女性ユーザーはeKスペース、高級志向や迫力あるスタイル重視というのであれば、eKクロススペースという方向性をもっている。

注意したいのは、eKクロススペースの最低地上高だ。
eKクロススペースの最低地上高は1550mm。やや高めとはいえ、eKスぺースと同じ。
SUVとのクロスオーバー車だが、悪路での走行は想定されていない。

装備面でも若干違いがある。
まず、eKクロススペースには、ヒルディセントコントロールが標準装備されているg、eKスペースは非装着だ。
室内の空気を循環させるリヤサーキュレーター(プラズマクラスター付き)は、eKスペースのGとTには標準装備。eKクロススペースのGとTにはオプション設定だ。
さらに、ニーエアバッグはeKクロススペースには標準装備だが、eKスペースにはオプション設定となっている。

eKクロススペースとeKスペースの価格差は、グレードにもよるが22万円から25万円程度とかなり大きい。
デザインの好き嫌いはあるにせよ、eKスペースは、どちらかというと予算重視系のグレードといえる。コストパフォーマンスという面では、eKスペースのほうが優れている印象だ。

グレード間の価格差は、eKスペースは ベースグレードのMが1,655,500円。
Gだと12万円ほど高額になり1,771,000円。Tはさらに8万円ほど高価で1,859,000円になる。
4WD車は、さらに13万円ほど高くなる。

Mは装備が貧弱で、価格訴求用のグレードだ。選択できないオプションも多く、選択肢から除外。
そうなると、GかTの2択になる。

Gは自然吸気エンジンで、Tはターボエンジン。
装備にも若干違いがあるが、おすすめはTだ。
eKスペースシリーズは、車重が重いので、自然吸気エンジンでは高速道路や急な登り坂などでは、少々アンダーパワー感がある。街中のちょい乗りしかしないというのであれば、自然吸気エンジンで十分だ。

eKクロススペースは、Mが1,399,200円。Gは15万円ほどアップし1,542,200円。Tは9万円ほど高価になり1,635,700円となった。
装備の違いなどはeKスペースとほぼ同等なので、同様にTをおすすめする。
街乗りだけならGでも十分ということになる。

どちらも、高速道路などで便利なマイパイロット、周囲の障害物をひと目で確認できるマルチアラウンドモニターがおすすめオプションだ。

ボディサイズや燃費などスペック一覧

代表グレード:eKクロス スペース G

  • 全長/全幅/全高 (mm):3395/1475/1780
  • ホイールベース (mm):2495
  • 車両重量(kg):960
  • 最小回転半径 (m):4.8
  • 燃料消費率(㎞/L):JC08モード 26.4/WLTCモード  20.8
  • エンジン型式:BR06
  • eKスペース総排気量 (㏄):659
  • 最高出力 (kW[PS]/rpm):38[52]/6400
  • 最大トルク (N・m[kgf・m]/rpm):60[6.1]/3600
  • ミッション:CVT
  • タイヤ:165/55R15

三菱eKクロス スペース、eKスペース価格、燃費などスッペク

・eKクロス スペース
M 2WD:1,655,500円/4WD:1,787,500円
G 2WD:1,771,000円/4WD:1,903,000円
T 2WD:1,859,000円/4WD:1,991,000円

・eKスペース
M 2WD:1,399,200円/4WD:1,531,200円
G 2WD:1,542,200円/4WD:1,674,200円
T 2WD:1,635,700円/4WD:1,767,700円

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スズキ ハスラー購入ガイド「新技術満載のフルモデルチェンジ」 https://221616.com/car-topics/20200304-101241/ https://221616.com/car-topics/20200304-101241/ Wed, 04 Mar 2020 15:00:00 +0900 スズキ ハイブリッド ハスラー 軽自動車 スズキは、SUVとのクロスオーバー軽自動車であるハスラーをフルモデルチェンジし発売を開始した。2代目となった新型ハスラーは、外観デザインなどキープコンセプトで登場。しかし、新開発されたエンジンやCVTなどを投入するなど、ハード面は一新されている。燃費も25.0㎞/L(WLTCモード)とクラストップレベルとなっている。新型ハスラーの価格は1,365,100円から。

キープコンセプトとなった2代目ハスラー

スズキは、ハイト系ワゴンセグメントに属する人気クロスオーバー軽自動車「ハスラー」をフルモデルチェンジし発売を開始した。今回のフルモデルチェンジで、ハスラーは2世代目となった。

新型2代目スズキ ハスラーのコンセプトは「もっと遊べる!もっとワクワク!もっとアクティブな軽クロスオーバー」だ。

コンセプトはともかく、デザインや機能など、完全にキープコンセプトだ。
初代ハスラーが大ヒットしたモデルなので、大きな変更はリスクが高い。しかし、初代ほど目新しさが無い点は、残念なポイントだ。

2代目ハスラーの外観デザインは、初代ハスラーの角を丸くしたスクエアなシルエットに、丸型ヘッドライトの組み合わせを継承。

ただ、今回はフード高を高めに設定。ヘッドライトも大型の丸型にした。
また、アンダーガードやフェンダーガードといったデザインも、より迫力のあるものとなっている。

こうした変更が加えられたことで、2代目ハスラーの顔は大きく見え、全体的に迫力が増している。

初代ハスラーは、やや線が細く可愛らしい女性感があったが、2代目ハスラーはタフさが際立ち男らしさを感じるデザインになっている。

ボディカラーは、2トーンカラーをメインに、ガンメタリックの2トーンが3色、ホワイトの2トーンが2色、モノトーンが5色の計11色の豊富なカラーバリエーションを持つ。

個性を重視し過ぎた?コッテリ系インパネデザイン

2代目ハスラーのインテリアは、タフで機能的、遊び心を刺激する先進的でワクワクするデザインを目指した。

こうしたコンセプトを象徴しているのが、3連のインパネカラーガーニッシュだ。ボディカラーによって、オレンジやブルー、ホワイトなどのインパネカラーガーニッシュが組み合わされる。

このインパネカラーガーニッシュ、たしかに個性的で力強さを感じさせる。しかし、逆に奇をてらい過ぎた感じもあり、ゴチャゴチャした印象を与えている。

そして、ナビは高画質の大型9インチHDディスプレーを採用。視認性は良好だ。

また、スマートフォンとの連携も強化。Apple CarPlay、Android Autoに加え、汎用性の高いSmartDeviceLinkにも対応している。

使い勝手面では、後席の背面やラゲッジフロアは汚れを拭き取りやすい素材を採用。荷室下には防汚タイプのラゲッジアンダーボックスを設置した。
ボックスは取り出して洗うことができ、汚れたものの収納にも便利だ。アウトドアスポーツなどで、汚れを気にせずガンガン使える仕様となっている。

そして、室内スペースは、スズキの新世代のボディ設計技術である「HEARTECT(ハーテクト)」を採用。
先代ハスラーと比べてホイールベースを35mm延長し、後席乗員の足元空間をより拡大。
前席は左右乗員間距離を30mm拡大し、より広い室内空間を実現した。

クラストップレベルの乗り心地と静粛性

2代目ハスラーは、強固で軽量なボディを目指した。超高張力鋼板や高張力鋼板を効果的に使うことで、ボディの軽量化と高剛性を両立させている。

さらに、バックドア、センターピラー、サイドドアでそれぞれ「環状骨格構造」とすることで、ボディ全体で剛性を高めている。

また、ボディのスポット溶接部に「構造用接着剤」をスズキとして初採用。構造用接着剤を使うことで、部品間のわずかな隙間を埋めることが可能になり、ボディの高剛性化に貢献する。
高剛性ボディにより、サスペンションをよりしなやかに動かすことができ、乗り心地が向上している。

静粛性を高めるために、こもり音や雨音を低減する「高減衰マスチックシーラー」を軽自動車で初採用。吸音・遮音材も効果的に配置した。

こうした技術の投入により、2代目ハスラーはクラストップレベルの乗り心地・静粛性を誇るモデルになっている。

また、初代ハスラーから、見た目だけでなく悪路走破性にもこだわっている。

最低地上高は180mmを確保。さらに、アプローチアングルを1度拡大。デパーチャーアングルを4度拡大し、優れた悪路走破性をさらに進化させている。

そして、最小回転半径は4.6m。狭い道や駐車場など、取り回しの良さはしっかり確保されている。

4WDシステムには、雪道やアイスバーンでのスムーズな発進をサポートする「スノーモード」を新採用。ぬかるみや滑りやすい路面で発進をサポートする「グリップコントロール」、急な下り坂で車速を約7km/hで維持する「ヒルディセントコントロール」と合わせて4WD車に標準装備した。

相変わらず全車標準装備化されない予防安全装備

2代目ハスラーには、予防安全装備をパッケージ化した「スズキセーフティサポート」が用意されている。
ただし、相変わらず標準装備化は見送られている。

クルマは扱い方を誤れば、人を殺すことがある道具だ。こうした道具を売り利益を出している自動車メーカーは、交通事故を未然に防ぐための機能を積極的に標準装備化する社会的責任がある。安全なクルマと安全ではないクルマを並行して売るという姿勢は、社会的責任を果たしていない。

2代目ハスラーに装備された歩行者検知式自動ブレーキは、やや進化し夜間の歩行者を検知できるようになった。ただ、自転車検知もできる自動ブレーキがドンドンと増えているので、夜間の歩行者検知だけでは少々物足りない。

その他の安全装備は、誤発進抑制機能、車線逸脱警報機能、ふらつき警報機能、ヘッドランプのハイビーム /ロービームを自動で切り替えるハイビームアシスト、一時停止標識の認識を追加した標識認識機能を採用している。

また、比較的ユニークな機能として、後方の障害物を検知し衝突の危険性が高まると自動ブレーキが作動する「後退時ブレーキサポート」を採用した。

そして、自車周辺を真上から俯瞰的に見たような映像をモニターに映し出す全方位モニターも用意。
障害物などがひと目で確認できる便利な機能だ。自車の前方および後方で左右から人などが近づいてくることを知らせする「左右確認サポート機能」も搭載している。

運転支援機能として、スズキの軽自動車としては初採用となる「アダプティブクルーズコントロール(ACC、全車速追従機能付き)をターボ車に設定。車線逸脱抑制機能もスズキの軽自動車として初採用している。

なんと、新開発エンジン&CVTまで投入

2代目ハスラーのモデルチェンジは、かな気合が入っていて、新開発のエンジンとCVTも投入された。

R06D型と呼ばれる新開発自然吸気エンジンは、低速から中高速までの実用速度域で優れた燃費性能と軽快な走りを両立。全車、マイルドハイブリッドシステムが組み合わされている。

このエンジンは、スズキの軽自動車初のデュアルインジェクションシステムと、クールドEGR(排気ガス再循環装置)を採用している。

同時にCVTも新開発された。
軽量化と高効率化を追及。低中速域でのスムーズな走りを得るとともに、高速域ではハイギヤード化により燃費性能と静粛性を向上させている。

その結果、2代目ハスラーの燃費は、自然吸気エンジン車が25.0㎞/L(WLTCモード)、ターボ車が22.6㎞/Lを達成。クラストップレベルの燃費値となっている。

スズキ ハスラーの選び方

2代目ハスラーのグレード体系はシンプルだ。

自然吸気エンジンの搭載車がGとXの2グレード、ターボ仕様エンジンの搭載車がGターボとXターボの2グレードの設定となっている。

Gには、予防安全装備であるスズキセーフティサポート非装着グレードがある。
この5グレードすべてにFF(前輪駆動)と4WDの設定があり、計10グレードになる。

まず、選択肢から外したいのが、Gのスズキセーフティサポート非装着グレード。今時、予防安全性を無視したグレードを選んではいけない。
このグレードを外すと、選択肢は8グレードになる。

価格はGの2WD車が1,365,100円からで、最上級グレードとなるXターボが1,746,800円。
自然吸気とターボの価格差は10万円弱。
街中しか使わないというのであれば、自然吸気エンジンでも良いのだが、ターボ車の力強さも魅力的だ。予算に余裕があれば、積極的にターボ車を選びたい。

X系とG系の装備差は、LEDヘッドランプ&LEDポジションランプ、本革巻きステアリングホイールシフトノブ、インテリア回りの各種加飾、プレミアムUV&IRカットガラス(フロントドア)、IRカット機能付きフロントガラス、運転席シートバックポケット、15インチアルミホイールなど。

女性なら、日焼け防止効果があるプレミアムUV&IRカットガラスを装備したX系がおすすめだ。また、X系のターボモデルの静粛性は非常に高いので、X系ターボモデルがイチオシになる。

FFと4WDの選択は、やはり降雪地域に住んでいたり、ウインタースポーツを好むユーザーは4WDがよい。ハスラーは走破性にもこだわったモデルなので、その性能を十分に堪能できる。

スズキ ハスラー価格、燃費などスペック

・HYBRID G  2WD:1,365,100円/4WD:1,499,300円
・HYBRID Gターボ  2WD:1,459,700円/4WD:1,593,900円
・HYBRID X  2WD:1,518,000円/4WD:1,652,200円
・HYBRID Xターボ 2WD:1,612,600円/4WD:1,746,800円

スズキ ハスラー燃費、ボディサイズなどスペック

■代表グレード ハスラーX HYBRID  FF(前輪駆動)

・ボディサイズ:全長(mm) 3,395 全幅(mm) 1,475 全高(mm)1,680
・ホイールベース(mm):2,460
・最低地上高(mm):180
・車両重量(kg):820
・乗車定員(名):4
・燃費(km/L):25.0(WLTCモード) 30.4(JC08モード)
・最小回転半径(m):4.6
・エンジン:型式 R06D型 直列3気筒 DOHC12バルブ
・総排気量(L):0.657
・最高出力(kW/rpm) 36<49PS>/6,500
・最大トルク(N・m/rpm) 58<5.9kg・m>/5,000

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ファミリーカーは乗り換え前提で中古車を買おう!家族のためのクルマの選び方とオススメ車種 https://221616.com/car-topics/20200222-101127/ https://221616.com/car-topics/20200222-101127/ Sat, 22 Feb 2020 12:00:00 +0900 N-BOX エスティマ スズキ スペーシア セレナ トヨタ フリード ホンダ ミニバン 日産 軽自動車 スライドドアの有無や低床フロアなど、ファミリーカー選びに重要な5つのポイントと、ファミリア―選びで気になる「軽自動車の安全性」などを解説。また中古車を買うからこそ気になる安全で安心なクルマの見極め方、さらにファミリーカーとしておすすめのクルマとその値段、特徴を紹介。
この記事の目次 CONTENTS
記事トップ
ファミリーカー選び5つのポイント
新車と中古車どっちにすべき?
中古でファミリーカーを買うときの注意点
オススメ① スーパーハイト系軽自動車
圧倒的人気のホンダ「N-BOX」
コスパが良いスズキ「スペーシア」
オススメ② コンパクトカーサイズのミニバン
コンパクトサイズのホンダ「フリード」
オススメ③ 8人乗れるミニバン
疲れにくい日産「セレナ」
値頃感が出てきた「エスティマ」

ファミリーカー選び5つのポイント

普段の生活の足になったり、時にレジャーに出掛けたりと、家族と一緒に時間を刻むファミリーカー。特に子どもが小さいうちは、大人とは違う配慮が必要です。だからこそファミリーカーを選ぶときには、以下のポイントをチェックしてください。

・必要な数のチャイルドシートが設置できるサイズ
・開け閉めしやすい自動スライドドア
・小さい子供でも乗り降りしやすい低床フロア
・自動ブレーキなど安全装備が充実
・家計を圧迫しない手頃な値段

特に見落としがちなのが、チャイルドシートが設置できる数です。

エアバックに弾き飛ばされてしまう危険性があるため、チャイルドシートは助手席に置かない方がいいとされています。またチャイルドシートは大人1人分のスペースを占めるものが多いため、例えば軽自動車だと、後部座席に2人分しかチャイルドシートが置けません。必要な数のチャイルドシートが置けるか、あらかじめ確認するようにしましょう。

新車と中古車どっちにすべき?

最新のクルマは安全装備も充実していますし、確かに「自分だけのクルマ」というのも嬉しいものです。

しかし新車は「新車であるというプレミア」が付いている状態。これから子どもにお金が掛かることを考えると、「プレミア」にお金を使うよりも、今後のために貯めておく方が賢い選択といえるでしょう。

「軽自動車は事故に弱い」って本当?

ファミリーカーとして軽を検討している人から相談されるのが、「軽だと事故に遭ったときに危ないと聞いたんだけど」という話。確かに昔は、軽のように小さいクルマだと衝撃を吸収するエリアがないため、事故に遭った際、乗員に危険が及びやすいと言われていました。

しかし今は、それほど気にしなくても良いでしょう。その一つ目の理由が、先進安全装備が充実してきていることです。自動ブレーキや誤操作防止機能などが搭載されているため、以前と比べると事故に遭うリスクは下がっています。

またもう一つの理由が、第三者機関での安全性評価で、軽自動車も高い評価を得ているからです。独立行政法人自動車事故対策機構が行う衝突安全性能アセスメントでは、多くの軽自動車が4つ星を獲得しています。またホンダが公開したN-BOXの衝突実験では、エンジンルームが完全に潰れるような事故であってもドアの開閉に問題はなく、またダミー人形が挟まって抜けないというようなトラブルもありませんでした。

中古でファミリーカーを買うときの注意点

過去に誰がどんな風に使ったのか分からない中古車だからこそ、購入には不安が伴うもの。特に子どもの命を預かるファミリーカーだからこそ、安心で安全なクルマを見極めたいものです。だからこそ、中古車を選ぶ時は以下のようなクルマを選ぶことをお勧めします。

・3年落ち程度の新しいクルマを選ぶ
・修復歴がないことを確認する

先進安全装備が充実してきたのはここ数年のこと。あまりに古いクルマだと先進安全装備が付いていなかったり、付いていても内容が貧弱であったりします。そこで目安にしたいのが3年という数字。あるいは「歩行者検知式の自動ブレーキ」「バック時の誤発進抑制装置」の2つが付いているかで判断しても良いでしょう。

またもう一つ重要なのが、修復歴の有無。一般には「事故歴」を気にすることが多いですが、重要なのは、骨格など主要パーツを修理・修復したことを指す「修復歴」。修復歴があると走行性能や安全性に大きな影響があるといわれています。だからこそ、修復歴がないクルマを選ぶことをお勧めします。

オススメ① スーパーハイト系軽自動車

ハイト系やスーパーハイト系と呼ばれる軽自動車は、非常に背が高く、車内空間が広いのが特徴です。車内高も120~140センチ程度で、ベビーカーをそのまま載せたり、子どもが車内で着替えたりと何かと便利です。また子育て層を強く意識しているクルマが多いため、スライドドア付きのクルマが多いです。

他方で、軽自動車なので4人しか乗れないのはデメリットです。子どもの友だちを乗せたり、あるいはレジャーの荷物が増えてくると「ちょっと小さい」と感じるシーンが増えてくるでしょう。そのため、小学校低学年くらいまでの小さな子どもがいる家庭、あるいはセカンドカーとして使いたいという方に向いたクルマです。

圧倒的人気のホンダ「N-BOX」

・新車時価格(税込):131.5万円〜201.7万円
・中古車相場:18万円〜207.1万円

軽自動車部門で販売台数5年連続No.1を獲得しているホンダのN-BOXシリーズ。使い勝手の良さで、子育て世帯に限らず幅広い支持を集めています。

2017年にモデルチェンジしてからは、ハイレベルな先進安全装備「ホンダセンシング」を全グレードに標準装備(※レスオプションあり)。そのため中古車でも、安全装備が充実している車両が見つけやすいです。またハンズフリーでドアを開けられるようなオプションもあるので、抱っこで移動することが多い子どもがいる場合は、それを付けている車両を選ぶと良いでしょう。

そんなN-BOXの難点は、中古車でも価格がやや高いこと。そのため「できるだけ価格を抑えたい」という場合は後述のスペーシアがお勧めです。ただし中古車価格が高いということは「手放すときに高く買い取ってもらえる」ということでもあるため、短期間で乗り換える可能性があるなら「敢えて中古車価格が高いN-BOXを選んでおく」という手もあります。

コスパが良いスズキ「スペーシア」

・新車時価格(税込):127.4万円〜161.9万円
・中古車相場:75万円〜181.9万円

人気があるだけに中古車での価格が高めのN-BOXに対して、価格がリーズナブルでオススメなのがスズキのスペーシア。広々とした車内や低床フロア、スライドドアなどはもちろん備えており、走行性能や乗り心地の面でもN-BOXには負けていません。

その最大の魅力は、中古車の車両価格だけでなく維持費も安く済むこと。スペーシアはこのサイズの軽自動車では唯一のマイルドハイブリッドシステムを搭載しており、その燃費性能はクラストップの30.0㎞/L(JC08モード)を達成しています。

オススメ② コンパクトカーサイズのミニバン

「チャイルドシートを3つ並べたい」「大人数や荷物を載せることもあるので軽自動車だと心許ない」という人にオススメなのが、コンパクトカーサイズのクルマ。中でもホンダ「フリード」とトヨタ「シエンタ」は、いざというときには3列7人乗りのミニバンとして使える便利さを持ちながら、コンパクトカー感覚で運転することができます。

フロアの高さは30~40センチ程度と、小学校の子どもであれば乗り降りも自在。スライドドア開閉の仕組みやオプションには差がありますが、基本的な使い勝手はどちらも非常に良好です。

コンパクトサイズのホンダ「フリード」

・新車時価格(税込):188万円〜285.2万円
・中古車相場:9万円〜280.3万円

上質な外見を備えたホンダのフリード。中古車に目を向けたときに、安全装備が充実している車両がシエンタよりも多いため、中古でファミリーカーを検討している人に特にお勧めしたい車種です。

というのも、現行モデルが発売された当初、フリードは全グレードの約半数程度にホンダセンシングが標準装備されていたのに対し、シエンタは全グレードオプションという扱いでした。しかもオプションとなっていた安全装備には歩行者検知式自動ブレーキは付いていなかったという状況。中古車で安全装備を重視するなら、フリードの中でホンダセンシング搭載のものを選ぶのがおすすめです。

またオプションではあるもののハンズフリーでスライドドアを開ける機能があるので、それが付いている車両が見つかれば是非チェックしておきたいところです。

オススメ③ 8人乗れるミニバン

「祖父母も一緒に出掛けることがある」「キャンプやウィンタースポーツなど道具を持ってレジャーに出掛けたい」という人にオススメなのが、大きなボディで大人数が乗れる8人乗りミニバンです。ほとんどのミニバンは片側スライドドア、しかも最近はフロアも低床化が進んでいるので安心です。

またシートアレンジも多彩なので、フルフラットにして車中泊をしたり、あるいは一部だけ倒して大きな荷物を積んだりと便利です。他方で車両価格が高くなりがちで、また燃費も良くないので、どちらかは抑えられるようなクルマを選ぶことをお勧めします。

疲れにくい日産「セレナ」

・新車時価格(税込):243.5万円〜392.7万円
・中古車相場:5.9万円〜419.4万円

維持費を抑えるという観点でオススメしたいのが、日産のセレナ。セレナは5ナンバーサイズのミニバンで、8人乗れるミニバンとしてはボディサイズは小さめです。

現行モデルのうちe-POWER搭載のグレードでは26.2 km/L(JC08モード)を達成しており、なかなかの低燃費。ワンペダルでアクセスもブレーキも操作できるので疲れにくいです。また「やっちゃえ日産」というフレーズと、ハンドルから手を離した状態で進んでいくCMでお馴染みの先進運転支援技術である「プロパイロット」も搭載できます。

ただしプロパイロットのような先進運転支援技術や安全装備についてはオプションが多いため、中古車で購入する時にはその車両に必要な装備がついているか確認しましょう。歩行者検知式ブレーキなど最低限のものは満たしているクルマが多いですが、可能なら誤発進抑制装置やサイドエアバッグも搭載している車両を選ぶことをお勧めします。

値頃感が出てきた「エスティマ」

・中古車相場:5万円〜376万円

セレナよりもう一回り大きいミニバンでオススメなのがトヨタのエスティマです。2019年に生産終了してしまい中古車でしか手に入りませんが、値頃感が出てきており、ファミリーカーとしてはおすすめです。

中古車で購入するならオススメはハイブリッドモデル。ファミリーカーとして使うには充分なパワーを備えており、燃費も18.0㎞/L(JC08モード)と上々です。ただし歩行者検知式ブレーキは搭載しておらず、またサイドエアバッグやカーテンエアバッグはオプションなので、中古車で車両を選ぶときには、安全装備を具体的にチェックしてみてください。

ガリバーでは「歩行者検知式ブレーキが付いて燃費が良い、150万円以下のミニバンを」といったご相談も承っていますので、お気軽にご相談ください。

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「車中泊なら自由で経済的!」クルマ選びのポイントとボディタイプ別のおすすめ https://221616.com/car-topics/20200208-100976/ https://221616.com/car-topics/20200208-100976/ Sat, 08 Feb 2020 12:00:00 +0900 3列シート SUV コンパクトカー ミニバン 中古車 新車 軽自動車 自由に時間が使え、経済的であることなど車中泊のメリットと併せてデメリットも紹介。マットや目隠し用のカーテンなど、車中泊に必要なグッズについても説明。広さやフルフラットシートなど車中泊のためのクルマの選び方を紹介すると共に、その条件を満たすクルマを軽自動車やミニバンなどボディサイズ別に紹介。
この記事の目次 CONTENTS
記事トップ
車中泊にはさまざまなメリットが
クルマ選びのポイント
その他に必要なモノ
軽なら「N-VAN」「エブリィワゴン」がオススメ
他の軽やコンパクトカーでもフルフラットに
広々使いたいならミニバン
普段の使いも便利なフリードとシエンタ
他にも車中泊対応のミニバンは多数
SUVはやや狭い場合も
普段の生活にもあったクルマ選びが大事

車中泊にはさまざまなメリットが

窮屈なイメージを持たれがちな車中泊。もちろん、ホテルや旅館に泊まるのと比べると、使えるスペースは遥かに狭くなってしまいます。

しかしデメリットだけではなく、以下のようなメリットもあるのです。

・ホテルや旅館に泊まるのに比べてはるかに経済的
・チェック/アウトの時間に捉われなくて済む
・災害時など、いざという時の備えにもなる

家族で出掛けるとなると何かと物入りですし、レジャーシーズンの道は混雑しがち。夕飯の時間に間に合わせるために予定を切り上げたり、朝も慌ただしく出掛けたり。

その点、車中泊であれば宿泊費もかなり抑えられますし、スケジュールも自由に調整可能。「子どもが飽きてきたから、ここで休憩」「渋滞しているから今日はここまで」「ちょっと仮眠してから、空いている夜に走ろう」など、柔軟に対応できます。

クルマ選びのポイント

いくらメリットが多いとはいえ、窮屈な思いをして体が疲れてしまっては元も子もなくなってしまいます。「災害時にも泊まれるように」ということを考えると、以下のような条件を満たすクルマを選ぶようにしましょう。

・大人が足を曲げずに横になることができる
・クルマの幅が広く、必要人数が寝ることができる
・ほぼ凹凸のないフラットなスペースが作れる
・電源や物置スペースなど便利な機能があれば更に◎
・日常生活でも使い勝手がいい

これからご紹介するクルマでも、上記のポイントを押さえたクルマをご紹介していきます。

その他に必要なモノ

「車中泊は初めてだしちょっと心配…」という人は、まずはサービスエリアの駐車場など慣れたところで「数時間の休憩」をしてみるのがオススメです。トイレもありますし、飲み物など必要なものも買いに行くことができます。

また車中で快適に眠るために、以下のものを用意しておくことをおすすめします。

・シートの凹凸を減らし、クッション性を高めるマット
・身体を温かく包んでくれる毛布や寝袋
・外から見えないようにするためのカーテンやシェード
・飲み物などを置いておけるミニテーブルやクーラーボックス

車中泊用のオプションパッケージとして必要なものを一通り用意してくれている車種もあるので、検討してみても良いでしょう。

軽なら「N-VAN」「エブリィワゴン」がオススメ

維持費も安く、日常使いの便利さが魅力的な軽自動車。その反面「車中泊には向かない」というイメージがあるのではないでしょうか。

そのイメージを覆すのが、ホンダ「N-BOX」に代表されるNシリーズの軽商用車である「N-VAN」と、スズキの「エブリィワゴン」です。どちらも商用車ベースだけあって、荷物を積むスペースは流石。

シートを折りたたむと凹凸のほとんどないフラットなスペースが生まれ、平均的な身長の男性なら足を曲げずに横になることができます。また「マルチボード」や「ベッドクッション」など車中泊のためのオプションも充実しています。

大人2人であれば充分に並んで眠ることができるので、大人2人でサーフィンやスノーボードに出掛けるという人におすすめの一台です。

他の軽やコンパクトカーでもフルフラットに

「N-VAN」や「エブリィワゴン」までではないにせよ、ほぼフルフラットになり車中泊ができる軽自動車やコンパクトカーは他にもあります。以下は普段使いでも人気で、かつ大人が横になることができるクルマです。

・スズキ「ハスラー」
・スズキ「ワゴンR」
・ダイハツ「ウェイク」
・ダイハツ「タント」
・ダイハツ「トール」
・トヨタ「ルーミー」「タンク」

ただし車中泊を前提としていないため、どうしても凹凸ができてしまいます。またスペースやレイアウトの都合上、多くの荷物を置いたまま寝ることはできないクルマがほとんどです。どちらかというと「仮眠・休憩用」と捉えるとよいでしょう。

広々使いたいならミニバン

「大人2人だけではスペースが足りない…」「運転しながら、子どもが後ろで寝られると便利」

そんな使い方を考えているのであれば、ミニバンを選ぶことをおすすめします。ミニバンの場合は、2列目3列目を倒してフルフラットにするため、運転しながらでも、残りの人が横になることができます。

また、7人乗りや8人乗りのミニバンがあるように「横に3人が座れる」だけの車幅があるので、やや狭いですが3人で横になることもできます。

普段の使いも便利なフリードとシエンタ

そんなミニバンの中で、車中泊はもちろん、日常使いも考えた時に便利なのが以下の2台です。

・ホンダ「フリード+」
・トヨタ「シエンタ FUNBASE」

どちらもベースとなるモデルは3列7人乗りの、5ナンバーサイズのミニバン。ただし「フリード+」「シエンタ FUNBASE」ともレジャーや車中泊を強く意識し荷物スペースを広く確保しているため、2列5人乗りになっています。

後部座席を倒し、荷物スペースと繋げれば凹凸のないフルフラットスペースが出現。また電源用ソケット、荷物をかけたり置いたりできるフックやスペースなど車中泊に便利な工夫が満載なのがこの2台。車中泊のための専用フロアマットなどオプションも充実しています。

5ナンバーサイズであるため大型ミニバンに比べて燃費も良く、運転もしやすく、駐車もしやすいのも魅力です。

他にも車中泊対応のミニバンは多数

車中泊に向いているミニバンは、上記の2台だけではありません。むしろ、多くのミニバンで後部座席をほぼフラットにすることができますし、大人2~3人が横になって足を伸ばすこともできるスペースを備えています。

代表的なミニバンは以下のようなクルマです。
・トヨタ「アルファード」「ヴェルファイア」
・トヨタ「ヴォクシー」「ノア」「エスクァイア」
・日産「セレナ」
・ホンダ「ステップワゴン」
・三菱「デリカD:5」

ただしミニバンは価格も高く、また燃費も高くなりがちなので、予算や普段の使い方に合った一台を探すのが重要です。より大きく広々とした空間が欲しいなら「アルファード」や「ヴェルファイア」のような大型ミニバンが、もう少し小さくていいなら「セレナ」のような5ナンバーミニバンを選ぶと良いでしょう。

ガリバーではメーカー横断でアドバイスすることもできますので、お気軽にご相談ください。

SUVはやや狭い場合も

最近は非常に人気があり、かつレジャーのイメージが強いのがSUVです。しかしレジャーのイメージからは意外なことに、車中泊に必要な「大人が横になれるだけのフラットスペース」をしっかりと備えたクルマは多くありません。

・スバル「フォレスター」
・ホンダ「CR-V」
・日産「エクストレイル」

上記のようなSUVは、後部座席とラゲッジスペースを繋げてほぼフラットなスペースを作れます。ただし背が高い男性が横になると少し足を曲げる必要があるため、広さを重視するなら大型ミニバンの方がおすすめです。

普段の生活にもあったクルマ選びが大事

車中泊を考えると「横になることができるフラットで広い空間」にばかり注目してしまいますが、普段もそのクルマに乗るのであれば、日常生活での使い方やライフスタイルにも合っていることが重要です。

場合によっては「買うクルマはコンパクトカーにしておいて、レジャーのときだけミニバンを借りる」という選択肢の方が経済的なこともあるでしょう。

ガリバーではお客様の家族構成やライフスタイル、使い道などに合わせた最適なクルマをご提案しています。数多くのクルマを取り扱っているからこそ、メーカー横断でクルマをご案内できるのがガリバーの強み。まずはお気軽にご相談ください。

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ダイハツ タント購入ガイド「実質価格引き下げ?手が届きやすい新グレード投入」 https://221616.com/car-topics/20200205-100996/ https://221616.com/car-topics/20200205-100996/ Wed, 05 Feb 2020 12:00:00 +0900 タント ダイハツ 新車購入ガイド 軽自動車 ダイハツは、スーパーハイト系軽自動車のタントに、お買い得な価格設定とした新グレード「セレクション」シリーズを設定し発売を開始した。タント セレクションシリーズは、従来の人気オプションを標準装備化しながら、価格アップを抑えたグレード。実質、価格引き下げともいえるグレードだ。タント セレクションシリーズの価格は1,490,500円から。

DNGAを採用し、すべてが新しくなった新型タント

ダイハツは、両側スライドドアを持つスーパーハイト系軽自動車「タント」と「タントカスタム」にお買い得な価格設定とした新グレード「セレクション」シリーズを設定し発売を開始した。

タントは、新車販売台数ナンバー1をホンダN-BOXと争ってきたが、敗北し続けた歴史がある。当然、4代目となったタントは、N-BOXを超えてナンバー1奪取するという役割を担っている。

ナンバー1となるために、4代目はゼロベースで開発され、多くの新技術が投入された。
ダイハツの新世代のクルマづくりである「DNGA(ダイハツ ニュー グローバル アーキテクチャ)」に基づいて新開発のプラットフォームが採用されている。

同様に、ほぼすべての部分が刷新されていて、サスペンションも新開発。ボディも曲げ剛性を従来比約30%アップとしながら、約40㎏の軽量化を実現している。

さらに、エンジンは燃焼効率を向上。
ミッションは、世界初のスプリットギヤを用いたCVTである「D-CVT」が新開発された。このD-CVTは、伝達効率の良さとワイドな変速比幅が特徴。こうして技術で得られた燃費は、自然吸気エンジンで27.2㎞/L(JC08モード)。ターボ車は25.2㎞/Lとなった。

そして、従来からのアピールポイントでもある左側をセンターピラーレス構造としたミラクルオープンドアも使い勝手の良さを向上させている。

新型タントは、打倒N-BOXを目指し、このような万全の仕上がりでマーケットに挑んでいる。

2019年11月、新車販売台数ナンバー1になったタントだったが…

打倒N-BOXを目指して、気合タップリのフルモデルチェンジをしたタント。ダイハツの熱い想いは実を結んだ。2019年11月、N-BOXを上回る21,096台を売りナンバー1に輝いたのだ。この結果は、ついにタントの時代がやってきたのか? と話題になるほどだった。

しかし、どうやら11月の販売台数は、かなり戦略的に無理をしたもので、単発花火のようになった。
翌月は大きく順位を落とし、スズキ スペーシア、日産 デイズにも負け4位となった。販売台数は8081台。新型車なのに、前年比82.4%。
N-BOXは16865台を販売し、倍以上の販売台数差を付けられてしまった。

さらに、タントは新型車だがすでに数百台規模の未使用車が流通している。未使用車は、メーカーやディーラーの都合で買い手がいないのに届出(登録)してしまった車両。一度届出(登録)してしまうと、新車コンディションながら中古車扱いになる。

これだけ多くの未使用車が流通しているということは、かなり無理をして販売台数を積み上げてきたのでは?と予想できる。
場合によっては、タントは売れていないから、一時的にナンバー1を無理やり取ることで話題を作り出そうとしたのか? と、勘ぐられてしまう。

お買い得新グレード「セレクション」シリーズ新設定の理由は?

このような厳しい状況を見越していたのか、ダイハツはお買い得な新グレード「セレクション」シリーズを投入した。

一般的に、モデル末期になって販売台数を少しでも上乗せしたいときなどに行う手法。デビュー直後の新型車に、お買い得なグレードを設定するのは珍しい。
この手法を行うということは、タントの販売台数的に厳しい状況にあるか、よほどN-BOXを意識しているのかという推測ができる。

ただ、顧客側にとっては、良いクルマがより安くなることはありがたいことだ。

装着率が高いオプションが標準装備化しながら、価格アップを抑えた新グレード

新設定されたお買い得なグレード「セレクション」シリーズは、タントXとXターボ、カスタムX、カスタムRSをベースとしている。この新グレードのポイントは、既存のパックオプションであるコンフォータブルパック、スマートクルーズパック、スタイルパックの3種をグレードに応じて標準装備していることだ。

当然、オプションがプラスされているので、価格はアップするのだが、新グレードでは、価格アップを抑えている。

例えば、タントXセレクションの価格は、1,490,500円。ベースとなったXグレードの価格は、Xセレクションと同じ1,490,500円。つまり、コンフォータブルパック分の38,500円がお買い得ということになる。

ダイハツ タントの選び方

従来のタントには多くのパッケージオプションが存在した。しかし、新グレードであるセレクションシリーズの追加で、タントのグレード選びは容易になった。

これまではこうしたオプションを装着しないと、物足りない仕様となっていた。セレクションシリーズは、オプション装着率の高い機能が標準装備化されており、満足できるようになった。

その上でさらに装備を豪華にしたい場合、タントXセレクションなら、右側パワースライドドア、前後&サイドカメラを備えたパノラマモニター対応純正ナビ装着用アップグレードパックなどのオプションを選択すればいい。他のセレクションシリーズも同様だ。

ターボ系モデルであるXターボとカスタムRSのセレクションシリーズでは、全車速追従機能付クルーズコントロールが標準装備されている。高速道路などを使いロングドライブする頻度の高いユーザーにおすすめだ。

タントのグレード選びで、選択してはいけないグレードがある。
それは、エントリーグレードのLでスマートアシスト非装着グレードだ。装備が簡素化されていて満足度が低いだけでなく、歩行者検知式自動ブレーキなどの予防安全装備がない。自動ブレーキが義務化される傾向にあるのにもかかわらずこうした仕様を設定しているのは、扱い方を間違えば人を殺めることがある商品を売るメーカーとして、交通安全という社会的責任を果たしていない。

ダイハツ タント/タントカスタム セレクションシリーズ価格

■タント
・Xセレクション 2WD:1,490,500円/4WD:1,617,000円
・Xターボセレクション 2WD:1,644,500円/4WD:1,765,500円

■タントカスタム
・カスタムXセレクション 2WD:1,721,500円/4WD:1,842,500円
・カスタムRSセレクション 2WD:1,853,500円/4WD:1,974,500円

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「どんな基準で選ぶと良いの?」家族で乗るのにおすすめのクルマ https://221616.com/car-topics/20200130-100940/ https://221616.com/car-topics/20200130-100940/ Thu, 30 Jan 2020 12:00:00 +0900 N-BOX スズキ ステップワゴン スペーシア タント ダイハツ ホンダ ミニバン 軽自動車 家族のためのクルマは、子どもの年齢に合わせて選ぶのがオススメ。子どもや荷物の載せやすさ、子ども自身での乗り降りのしやすさなど選ぶポイントが変わります。また必要な費用は抑えたいもの。それを考えると子どもが小さいうちは軽自動車のスペーシアが、子どもが大きくなってからはミニバンのステップワゴンがオススメ。

子どもの年齢によって変わる選び方

一口に「家族のためのクルマ」といっても、その選び方は子どもの年齢や人数によって大きく変わります。子どもが赤ん坊のうちは親が乗せたり降ろしたりしやすいクルマが良いですし、子どもが小学生になると友達を乗せたりレジャーに出掛ける機会も増えます。

他方で、今後のことを考えて「できるだけ出費を抑えたい」という思いは共通しているもの。
それも踏まえて、子どもの年齢別のクルマの選び方をご紹介します。

小さいうちはハイト系軽自動車

子どもが小さいうちは、自分で乗り降りできないため、親が抱っこをしてクルマに乗せたり降ろしたりする必要があります。またベビーカーや子どもの荷物も多く、親の手もふさがりがちです。だからこそ、以下のようなクルマを選ぶとおすすめです。

・子どもや荷物が載せやすいスライドドア
・小さな子どもでも安心な低床フロア
・ベビーカーも載せられる高さ
・車両代も維持費もリーズナブル
・いざという時のための安全装備も充実

最近よく見かける、「ハイト系」とも呼ばれる背が高い軽自動車は、上記を満たしています。子育て世帯を意識したクルマはドアの部分も広く、子どもを座らせたり、ベビーカーを載せたりする時にも便利。車内の高さも120センチ以上あるクルマが多く、子どもが車内で着替えることもできます。

また安全装備に関しては、コンパクトカーよりもむしろ充実していることが多いのがハイト系の軽自動車の特長です。他方で乗れる人数には限度があるため、「大人が何人ものあることがある」という場合は後述のミニバンも検討してみてください。

狙い目はコスパの良い「スペーシア」

最近、各社が力を入れているハイト系の軽自動車ですが、中でも販売台数が多いのがホンダの「N-BOX」。ただし人気があるだけに新車でも中古車でも価格が高いのが欠点です。

その点を考えたときにおすすめなのがスズキの「スペーシア」。
N-BOXに対抗するため、新車で購入するときにも価格交渉がしやすいです。またマイルドハイブリッド搭載だということを踏まえると価格設定もリーズナブルで、しかもライバルよりも低燃費なので維持費も抑えられます。

スペーシアは、2015年5月にマイナーチェンジがあり、それ以降のモデルは歩行者検知式の自動ブレーキも付いています。そのため、中古車を買うならマイナーチェンジ後のものがおすすめです。

他にも「タント」「N-BOX」など選択肢は豊富

ハイト系軽自動車は他にもあり、人気という意味で一歩抜きんでているのがホンダの「N-BOX」。

価格が高いのが難点ですが、パワフルな走りと充実した安全装備が魅力の一台です。歩行者検知式自動ブレーキを含む「ホンダセンシング」は全てのグレードに標準装備、また多くのグレードでサイドエアバッグやカーテンエアバッグまで付いており、万が一の時に身を守ってくれます。

また購入時の車両価格を重視するなら、ダイハツ「タント」もおすすめです。

スペーシアのマイルドハイブリッドのような装備は付いていませんが、その分、車両価格は抑えめ。2017年式以降は歩行者検知式自動ブレーキもついた「スマートアシストIII」が装着されているので、中古車を購入する際はこの年式を一つの目安にしてください。

軽自動車に5人乗れるの?

軽自動車で気にしなくてはならないのが、定員のこと。軽自動車の定員は「大人4人まで」と法律で定められています。ただし12歳未満の子どもについては「子ども3人で、大人2人として数える」となっているため、以下のような乗り方は問題ありません。

・大人2人+12歳未満の子ども3人
・大人1人+12歳未満の子ども4人

6歳未満の子どもはベビーシート/ジュニアシートに座らせることが法律で義務付けられていますが、クルマの制約で設置できない場合はその限りではありません。とはいえ子どもの安全は重要ですので、「キッズベルト」を活用するなど工夫をすることをおすすめします。

小学生からはミニバンも検討

子どもが小学生になると、友だちも一緒に乗せる機会が増えたり、また祖父母も一緒にクルマで出掛ける機会が増えたりと、軽自動車では手狭になることも増えてきます。

また子どもが自分で乗り降りするようになるため、乗り降りしやすかったり、ドアを開けたときにうっかり隣のクルマを傷つけることがないような、以下のようなクルマを選ぶのが重要になってきます。

・ドアをぶつける事故が防げるスライドドア
・子ども自身が乗り降りしやすい低床フロア
・祖父母も含めて大人4人+子どもが乗れる定員
・レジャーのための荷物もある程度載せられると便利
・車両代も維持費は安い方が嬉しい
・いざという時のための安全装備も充実

費用を抑えたいならステップワゴン

大人数が乗れてお出掛けにも便利なミニバンですが、車両価格が高く、また維持費も高くなりがちなのが難点です。

そんななかでおすすめなのが、ホンダの「ステップワゴン」です。
歩行者検知式の自動ブレーキはもちろん、サイド/カーテンエアバッグも多くのグレードで標準装備されているなど安全装備が非常に充実しています。両手がふさがっていても簡単にドアが開閉できる「ハンズフリースライドドア」や、限られた後部スペースでもドアを開けられる「わくわくゲート」など便利な工夫も盛りだくさんです。

乗り心地や燃費もクラストップクラスと非の打ちどころのないクルマですが、その割に価格はリーズナブル。またデザインのせいかライバルに大きく押されている状況なので、価格交渉もしやすいです。

クルマ酔いが気になるならSUVなども候補に

平衡感覚が発達しやすい小学生から中学生の頃は、クルマ酔いをしやすい年ごろでもあります。「子どもがクルマ酔いしやすい」という場合には、窓が開けにくいミニバンはあまりおすすめしません。見晴らしがよいSUVやコンパクトカーを選ぶことも検討してみてください。

ガリバーではボディタイプごとに、メーカー横断でクルマを評価しています。クルマのスペックはもちろんのこと、安全性やコスパなども踏まえたランキングですので、ぜひ参考にしてみてください。

何度も買い替えるのはもったいない?

家族で乗るクルマを検討する際に「子どもが大きくなったときのことを考えて、最初からミニバン」という話をよく聞きます。

ただし、それがお得な選択ではない場合もあるので注意しましょう。

ミニバンのように大きなクルマは車両代が高いだけでなく、税金やガソリン代といった維持費も高くなります。「先のことを考えて」と無駄な出費を何年も続けるのなら、乗り換えてしまった方が安い場合も多いのです。

新車を購入する場合には、手放した時の価値であるリセールバリューが高いクルマを選ぶのもおすすめです。また、乗り潰すつもりで中古の軽自動車を買い、子どもが大きくなったころにミニバンに乗り換えるという手もあるでしょう。

ガリバーでは、子どもの年齢や今後のライフプランをお伺いして「どのクルマを選び、いつ乗り換えるとお得なのか」「手放すことも見据えた時にコスパが良いクルマは」といったご相談も承っております。お気軽にご相談ください。

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