コマース https://221616.com/car-topics/ Contents Thu, 19 Sep 2019 16:45:57 +0900 ja (c) IDOM Inc. ALL RIGHTS RESERVED. 5 hourly 12 トヨタ プリウス購入ガイド「マイナーチェンジで外観デザインを大幅変更」 https://221616.com/car-topics/20190219-97779/ https://221616.com/car-topics/20190219-97779/ Tue, 19 Feb 2019 16:30:00 +0900 コンパクトカー トヨタ ハイブリッド ハッチバック プリウス 新車購入ガイド トヨタは、ハイブリッドカーのプリウスをマイナーチェンジし発売を開始した。プリウスのマイナーチェンジでは、縦長のリヤコンビネーションランプを横基調に変更するなど、主に外観を大幅に変更。ハイブリッドシステムや走行性能面の変更はほとんどなく、コネクティッドサービスが全車標準装備化された。プリウスの価格は2,518,560円から。

トヨタは、人気ハイブリッドカーであるプリウスをマイナーチェンジし発売を開始した。
今回行われた外観デザインの変更点についてだけでなく、現行の4代目プリウスの燃費や走行性能、安全装備といった点についても詳しく解説している。また、買うべきモデルについても触れているため、購入の際は、是非参考にしてほしい。

この記事の目次 CONTENTS
記事トップ
1.発売直後から大人気となった4代目プリウス
2.海外で不評?リヤ周りを大幅デザイン変更
3.再び万人受けするデザインを目指したプリウス
4.4年目以降有料でやや高価な設定のT-Connect
5.同じプラットフォームのカローラスポーツと異なる安全装備
6.トヨタ プリウス価格一覧
7.燃費や走行性能が変わらない高年式中古プリウス

1.発売直後から大人気となった4代目プリウス

現行プリウスは、4世代目で50系と呼ばれている。
2015年末にフルモデルチェンジし、トヨタ車初のTNGA(Toyota New Global Architecture)を採用した。

4代目プリウスの燃費は世界トップレベル37.2㎞/L!

4代目プリウスに搭載されたハイブリッドシステムは、3代目プリウスにも搭載されていた1.8LTHS-Ⅱの進化バージョンを搭載。燃費性能も向上され、売れ筋グレードの燃費はJC08モードで37.2㎞/Lと世界トップレベルの実力をもつ。

TNGA採用によりスポーティな走りが可能

従来のプリウスは、燃費重視で走りはイマイチという印象が強かった。
しかし、優れた走行性能を目指したTNGAを採用。
このTNGAにより、従来のプリウスとは比べ物にならないくらいスポーティな走りが可能になった。

新車販売台数ナンバー1にも輝く人気モデルに

燃費性能だけでなく、走行性能も磨いた4代目プリウスは、発売直後から人気モデルとなっている。
軽自動車を除く新車販売台数ランキングでは、2016年度と2017年度にナンバー1に輝くといった、従来のプリウスと同様に高い人気を誇っている。

2.海外で不評?リヤ周りを大幅デザイン変更

50系プリウスのマイナーチェンジでは大幅なデザイン変更と同時に、装備工場などの変更も行われた。ハイブリッドシステムの進化による、更なる燃費アップは行われていない。

リヤコンビネーションランプを縦基調から横基調へ

外観デザインの変更に注目したい。
ひと目で気が付く変更点は、リヤまわりのデザイン。従来、縦基調だったリヤコンビネーションランプが、横基調に変更された。

大幅なデザイン変更は不評を意味する?

リヤコンビネーションランプの変更には大きな意味がある。
トヨタは販売好調には、マイナーチェンジでもほとんど大きな変更をしない。これは、売れている、つまり顧客から支持されているので、変更する理由がないということだ。
こうした姿勢の強いトヨタがここまで大幅にデザイン変更するということは、縦基調のリヤコンビネーションランプが不評であることを浮き彫りにさせた。

デザインの変更は北米での評価が原因か

日本でのプリウスの販売は好調であった。ということは日本以外、とくに主戦場でもある北米での評価が悪かったと予想できる。

3.再び万人受けするデザインを目指したプリウス

リヤまわりのデザイン変更だけでなく、フロントまわりのデザインも随分変更されている。

デビュー時のコンセプトは「ICONIC Human-tech」

プリウスはデビュー時、「ICONIC Human-tech(アイコニックヒューマンテック)」という、コンセプトを掲げていた。
これは、人の記憶や直感で分かる先進機能に遊び心を融合させた、一目でプリウスとわかるユニークなデザイン、ということだ。

先鋭的なデザインへ変更した4代目プリウス

コンセプトゆえにやや先鋭的なデザインとなった。それはある意味、好き嫌いが明確に出るデザインとも言える。

先代プリウスは、比較的大人しい万人受けのデザインだったのに対して、4代目プリウスは大きくデザインの方向性を変更したのだ。

プリウスらしさを持ちつつ大掛かりなフェイスチェンジ

方向性の変更で縦型のリヤコンビネーションランプと同様に、フロントフェイスもエッジの効いたシャープさをアピール。しかしこの度のマイナーチェンジでは、グリルやバンパーを丸くし、やや押し出し感のあるデザインへと変更した。

さらにランプ類も変更するなど、かなり大掛かりなフェイスチェンジとなっている。
従来のプリウスらしさこそ失っていないものの、全体的に先鋭さは無くなり、より万人受けするデザインになったともいえる。

インパネ周りはホワイトからブラック加飾に変更

インテリアもプリウスの特徴でもあった、ホワイトのコンソールトレイはブラック加飾に変更。こちらもまったく異なる色に変更されたということは不評だったのだろう。
ブラック加飾に変更したことで、上質感のある落ち着いた大人のインパネまわりといった印象になった。

4.4年目以降有料でやや高価な設定のT-Connect

装備面では、流行りのコネクティッドサービスが強化された。専用車載通信機DCMを全車に標準搭載。T-Connectサービスを3年間無料で使用することができる。

専任オペレーターに24時間365日依頼できるサービス

T-Connectサービスにはまず、専任のオペレーターによる24時間365日、ナビの目的地設定や情報検索を依頼できるオペレーターサービスがある。
その他にも、トヨタスマートセンターで収集したリアルタイムの交通情報や地図データなどをもとに、最適なルートを探索するハイブリッドナビを搭載。
さらに、エアバッグなどが作動するような大きな事故などのあった場合、警察や消防などに自動通報するヘルプネットサービスといった機能を搭載している。

無料期間は3年間、4年目以降は12,000円/月

今後の発展性を含め、とても便利なサービスだが、注意しなくてはならないのは無料期間が3年間のみであるということ。4年目以降は、12,000円/月(税抜き)という高額な使用料が発生する。これだけ高額だと、クルマの使用頻度が少ないユーザーにとって大きな負担になる。

その他、快適機能ではシートベンチレーションを設定。夏場の快適性を大幅に向上している。

5.同じプラットフォームのカローラスポーツと異なる安全装備

歩行者検知式自動ブレーキを含む予防安全装備「トヨタセーフティセンス」が、ようやく全車に標準装備化された。これにより、プリウスはどのグレードでも一定の予防安全性能をもった。

プリウスには夜間歩行者検知機能の装備なし

だた、残念な点もある。
同じプラットフォーム(車台)を共用するカローラスポーツに標準装備化されている、夜間の歩行者検知と昼間の自転車を検知できる自動ブレーキが、プリウスに装備されなかったことだ。せっかくアップデートしても、旧式の自動ブレーキではあまり意味がない。
流行りのコネクティッドサービスくらい、歩行者の命を守るための予防安全装備にも力を入れてほしいものだ。

6.トヨタ プリウス価格一覧

トヨタ プリウスの価格は以下の通り。

グレード 駆動 価格
E FF 2,518,560円
S FF 2,565,000円
4WD 2,759,400円
S “ツーリングセレクション” FF 2,732,400円
4WD 2,926,800円
A FF 2,842,560円
4WD 3,036,960円
A “ツーリングセレクション” FF 3,006,720円
4WD 3,201,120円
Aプレミアム FF 3,175,200円
4WD 3,369,600円
Aプレミアム“ツーリングセレクション” FF 3,284,280円
4WD 3,478,680円

7.燃費や走行性能が変わらない高年式中古プリウス

主に外観を中心とした変更を施したマイナーチェンジが行われたプリウス。
燃費性能や走行性能面に関しては、ほとんど手が入れられていない。こうなるとよほどマイナーチェンジ後のデザインが好き、ということでなければ、中古車という選択肢の方がコストパフォーマンスに優れる。

お買い得感がある価格帯に入る中古車プリウス

プリウスは非常に人気モデルなので、中古車マーケットでも豊富に流通している。ただ、流通量が需要に対してやや多い印象だ。
そのため中古車価格は低めに推移しており、なかなかお買い得感のある価格帯に入っている。

3年落ちで車両価格の55~60%程度に

例えば、高年式の2016年式だと170万円台から、そこそこの程度のものが選べるようになっている。ナビなどが装備されていれば、300万円前後になっていたモデルも多い。
こうなると、3年落ちながら車両価格の55~60%程度になっている。予算を重視するのであれば、こうしたモデルを選ぶのも賢い。

予算200万円台で上級グレードが中古で狙える

予算が200万円台ということであれば、上級グレードのA系を狙える。こちらは、ナビを装着したモデルなら300~350万円以上になっていたモデルだ。装備やグレードによりやや差があるものの、かなりお買い得感がある。
我慢して新車の安価グレードを買うより、中古で豪華な仕様の上級グレードに乗るという選択肢もありだろう。

]]>
トヨタ カローラスポーツvs50系プリウス徹底比較!あえて中古車を勧める理由 https://221616.com/car-topics/20190101-97454/ https://221616.com/car-topics/20190101-97454/ Tue, 01 Jan 2019 10:00:00 +0900 コンパクトカー トヨタ ハイブリッド ハッチバック プリウス 徹底比較
トヨタ カローラスポーツvsトヨタ 50系プリウス徹底比較

この記事では、トヨタのカローラスポーツと50系プリウスの燃費性能や安全性能、リセールバリューなどの計8項目で点数をつけ、比較、解説している。今、買うべきはどちらのクルマか。新車を購入するときには、どんな点を比較したらいいか。コンパクトなボディで小回りが利く、シートアレンジ次第で大きな荷物の持ち運びもできる、そんな機能性抜群のクルマが5ドアハッチバック。購入を検討している方は、ぜひ参考にしてほしい。

この記事の目次 CONTENTS
1.姉妹関係にあるカローラスポーツと50系プリウス
2.燃費比較
3.価格比較
4. 購入時の値引き額比較
5.デザイン比較
6.室内空間と使い勝手
7.安全装備の比較
8.走行性能の比較
9.リセールバリュー比較
10.まとめ・総合評価
11.今のクルマを高く売る方法

1.姉妹関係にあるカローラスポーツと50系プリウス

トヨタのカローラスポーツと50系プリウスは、共通のGA-Cプラットフォーム(車台)を使用している。
5ドアハッチバックという形状も同じであり、パワーユニットである1.8Lハイブリッドシステムも共通しているため、姉妹関係にあたる。

カローラスポーツは2018年に発売開始、50系プリウスはその3年前である2015年から発売されているため、カローラスポーツは新車、50系プリウスは中古車としての扱いになる。

今回は2台の「新車と中古車」という違いも含めて比較

限りなく同じクルマに近い2台だが、50系プリウスはデビューからすでに3年が経った。
マイナーチェンジも行われ、前期モデルの中古車価格も下がっているため、買い得感が大幅アップしている。
中古車の50系プリウスのコストパフォーマンスも急上昇している。

今回は、新車のカローラスポーツと中古車の50系プリウス、今買うならどちらかを比較してみたい。

トヨタ カローラスポーツ
トヨタ 50系プリウス

2.燃費比較

クルマのキャラクター(個性)が異なるため一概には言えないものの、燃費性能は50系プリウスが圧倒。

ハイブリッドシステムや車重は同じだが、燃費は異なる

カローラスポーツと50系プリウスは、基本的に同じ1.8Lのハイブリッドシステム「THS-II」を採用している。
車重もほぼ似たようなものなのだが、クルマのキャラクター(個性)が異なるため、燃費も若干異なる。
クルマを買う側も、こうしたクルマの個性を意識して選ぶといい。

燃費より走り重視のカローラスポーツ

カローラスポーツの燃費(JC08)は34.2㎞/Lだ。

カローラスポーツは、その車名から分かるように、走りを楽しめるような仕様となっている。
言い方を変えると、若干燃費を捨ててでも走りの良さを際立たせる仕様ということだ。

カローラスポーツには、50系プリウスには無い1.2Lターボエンジンを搭載したモデルが用意されている。
この1.2Lターボエンジン搭載車は、最も燃費が良いグレードで19.6㎞/Lの燃費値となっている。
1.2Lダウンサイジングターボなのだが、燃費性能は標準的だ。

トヨタ カローラスポーツ

世界トップレベルの燃費を誇る50系プリウス

50系プリウスの燃費は37.2㎞/Lだ。

50系プリウスは、世界トップレベルを狙う燃費スペシャルモデルでもある。
現行モデルということもあり、中古車であろうとも世界トップレベルだ。
カローラスポーツは燃費を重要視したクルマではないものの、燃費に差がついた形だ。

トヨタ 50系プリウス

カローラスポーツの燃費評価

4点

50系プリウスの燃費評価

5点

3.価格比較

新車で売れすぎた? 50系プリウスの中古車は、買い得感ある価格になっている。

特定のユーザーを狙った価格設定のカローラスポーツ

カローラスポーツハイブリッド車の価格帯は、2,419,200~2,689,200円。
若年層ユーザーを増やしたいというメーカー側の思惑もあり、価格はやや安価な設定になっている。

トヨタ カローラスポーツ

50系プリウスは中古車の購入がおすすめ

50系プリウスの新車価格は2,429,018~3,394,145円。
しかし、中古車の50系プリウスになると価格はイッキに安くなる。

2016年式という高年式で、価格は180~220万円程度がボリュームゾーンだ。新車と比べると、60~120万円程度安く買えることになる。
新車のカローラスポーツの、エントリーグレード(低価格モデル)よりも安くなっている。

トヨタ 50系プリウス

買い得感、装備ともに満足の50系プリウスの中古車

仮に、250万円が予算だとして計算してみよう。
250万円の予算で新車を買おうとすると、カローラスポーツや50系プリウスでは、装備が貧弱なエントリーグレードしか買えない。
しかし、中古車の50系プリウスなら、装備が充実した最上級グレードが選べる。

しかも、50系プリウスは2018年12月にマイナーチェンジをおこなった。
マイナーチェンジ後は、前期型の価格がさらに下がる。そのため、ますます中古車の買い得感はアップする。
とくに、50系プリウスは現行モデルなので古さも感じさせない。

カローラスポーツの価格評価

3点

50系プリウスの価格評価

5点

4. 購入時の値引き額比較

カローラスポーツはほぼ値引きゼロ。中古車50系プリウスは値引きへの期待が大きい。

大幅値引きを狙うには2年ほど必要なカローラスポーツ

カローラスポーツは新型車ということもあり、多くのバックオーダー(入荷待ちの顧客)を抱えている。
そのため、値引きは限りなくゼロに近い。
徐々に値引き額は拡大していくが、大幅値引きになるまでは2年くらい必要だろう。

中古車店同士の競合で値引き期待の50系プリウス

中古車には、一般的に新車のような大幅な値引きは期待できない。
しかし、商談次第で一定の値引き額は提示される。

とくに、50系プリウスのように売れた車種は、ほとんどの中古車店で扱っている。クルマ同士ではなく、中古車店同士を競合させれば、値引きを引き出すことができる。
もともと、50系プリウスの中古車は随分安くなってきている。その上、値引きが加われば、買い得感はかなりアップする。

カローラスポーツの値引き額評価

2点

50系プリウスの値引き額評価

4点

5.デザイン比較

インテリアデザインは大きく異なるが、外観デザインはどちらも存在感がある。とても同じプラットフォーム(車台)をもつクルマには見えない。

安心感のあるデザインのカローラスポーツ

カローラスポーツには、キーンルックと呼ばれるトヨタ独自のデザイン手法が使われている。
ツリ目のヘッドライトが選択され、丸みを帯びた曲線と、シャープなキャラクターラインが上手く組み合わせられている。

インテリアは、オーソドックスで安心感があるデザインだ。
センターコンソール最上部に設置されたモニターは見やすく、視線移動が少ないので安全運転にも役立つ。

トヨタ カローラスポーツ

近未来感を出したデザインの50系プリウス

50系プリウスのデザインは、良くも悪くも好き嫌いが明確に出そうだ。

インテリアは、近未来感を出すことを重要視したデザインだ。
センターメーターを採用し、柔らかく広がり感のあるダッシュボードデザインは、なかなか優秀だ。
未来感があるため、オーソドックスなデザインであるカローラスポーツより、新鮮な印象がある。

トヨタ 50系プリウス

カローラスポーツのデザイン評価

3点

50系プリウスのデザイン評価

4点

6.室内空間と使い勝手

カローラスポーツと50系プリウスは、同じGA-Cプラットフォーム(車台)を使ってはいるが、室内空間が大きく異なる。

ユニークな装備が利用できるカローラスポーツ

カローラスポーツの全長は、2,640㎜だ。同じプラットフォーム(車台)でも、若干ホイールベースが短くなっているため、50系プリウスに比べ全長が短い。
全長が短いため、室内長は1,795㎜となった。50系プリウスと比べ、315㎜も短い。
さらに、荷室容量は352L。50系プリウスとの差は大きい。

カローラスポーツのユニークな装備は、コネクティッドサービスだ。
全車に標準装備化されており、LINEが使えるほか、事故時に自動通報してくれるヘルプネットや、オペレーターサービスも利用できる。

トヨタ カローラスポーツ

室内、荷室の広さで圧倒した50系プリウス

50系プリウスの全長は、2,700㎜だ。
カローラスポーツよりも全長が長いため、50系プリウスの方がリヤシートが広い。後席を使うことが多い人は、50系プリウスがおススメだ。
荷室容量は502Lと、カローラスポーツに大きな差をつけている。

トヨタ 50系プリウス

カローラスポーツの室内空間と使い勝手評価

3.5点

50系プリウスの室内空間と使い勝手評価

4点

7.安全装備の比較

カローラスポーツは、優れた安全装備をもつ。50系プリウス選びは「トヨタ セーフティセンスP」装着車を選ぼう。

高性能の予防安全装備がついたカローラスポーツ

カローラスポーツには、歩行者検知式自動ブレーキなどを含む先進予防安全装備「トヨタ セーフティセンス」が、全車に標準装備されている。
このトヨタ セーフティセンスは最新バージョンで、夜間の歩行者や昼間の自転車を検知できる高性能タイプだ。

トヨタ カローラスポーツ

一世代前の予防安全装備がついた50系プリウス

50系プリウスには、一世代前のトヨタ セーフティセンスPが装備されていた。セーフティセンスPでは、夜間の歩行者や昼間の自転車検知はできない。
さらに、全車標準装備はされていない。予防安全性能という面では、カローラスポーツの方が圧倒的に優秀だ。

中古車の50系プリウスを買う場合は、必ずトヨタ セーフティセンスPが装備されているものを選ぶことだ。

トヨタ 50系プリウス

カローラスポーツの安全装備評価

4.5点

50系プリウスの安全装備評価

3点

8.走行性能の比較

カローラスポーツは名に恥じない爽快な走りを披露。50系プリウスはそつないオールマイティな走り。

GL-Cプラットフォームを成熟させてきたトヨタ

GL-Cプラットフォームを採用した50系プリウスが登場したのは、2015年だ。
カローラスポーツは、3年後の2018年に登場した。

この3年間の間に、GL-Cプラットフォームをベースとしたモデルが続々と登場している。トヨタもこのGL-Cプラットフォームを熟成させてきた。

走行性能面ではカローラスポーツが有利

当然、後から登場したカローラスポーツの方が、走行性能面は勝っている。
GL-Cプラットフォームの基本部分は両車とも同じとはいえ、ホイールベースが違う。カローラスポーツと50系プリウスは、異なる部分が多い。

走りはスポーティかつ乗り心地はいいカローラスポーツ

カローラスポーツは、かなりスポーティな走りができる。
サスペンションの路面追従性が高く、しっかりと路面を掴んでくれる。
サスペンションも低速域での乗り心地を徹底して向上させており、スポーティなモデルだからといって、乗り心地が悪いということはない。

トヨタ カローラスポーツ

市街地での走行性能は十分満足な50系プリウス

50系プリウスの走りに、スポーティさを感じるという人は少ないだろう。
しかし、先代となる30系プリウスとは比較にならないほど、乗り心地や操縦安定性がアップしている。

ハイスピード領域や、カーブの多い山道では、カローラスポーツが勝る。しかし、市街地ではカローラスポーツと同等程度といった印象だ。
走行性能にそれほどこだわらないのであれば、50系プリウスでも十分満足できる。

トヨタ 50系プリウス

カローラスポーツの走行性能評価

4点

50系プリウスの走行性能評価

3点

9.リセールバリュー比較

カローラスポーツ、50系プリウスのリセールバリューは、やや高めと予想できる。

カローラスポーツの売却は需要が落ち着いてから

カローラスポーツはまだ発売されたばかりのモデルなため、リセールバリューは安定していない。人気が高いが、プリウスほど販売台数が多くないためだ。

リセールバリューは、中古車マーケットでの需要と供給のバランスで決まる。カローラスポーツに関しては、しばらくの間、需要の方が多いと予想できる。
そうなると、カローラスポーツのリセールバリューは、しばらくの間高価になるだろう。
ただし、3年くらいすればプリウス並みに落ち着いてくるだろう。

トヨタ カローラスポーツ

50系プリウスは早期売却をすすめたいモデル

50系プリウスは、トヨタ車ということもあり、リセールバリューはやや高めだ。
50系プリウスは人気だったため、販売台数が非常に多い。中古車として流通している台数も、かなり豊富だ。

中古車でも人気のクルマだが、中古車マーケットではやや飽和状態といえる。そのため、中古車価格は徐々に安くなっている。
2018年12月にマイナーチェンジしたこともあり、前期モデルのリセールバリューはさらに下がっていくと予想できる。早期売却をすすめたいモデルだ。

トヨタ 50系プリウス

カローラスポーツのリセールバリュー評価

4点

50系プリウスのリセールバリュー評価

3.5点

10.まとめ・総合評価

走りにこだわるなら、おススメはカローラスポーツ

カローラスポーツは、走行性能面で50系プリウスを上回る。
走りにこだわりたいというのであれば、カローラスポーツがオススメだ。

トヨタ カローラスポーツ
トヨタ 50系プリウス

燃費や買い得感を含めて、おすすめは中古車50系プリウス

通勤や送迎、休日の買い物やドライブといった、一般的な使い方をするのであれば、中古車の50系プリウスがおすすめだ。
燃費性能、室内や荷室の広さ、使い勝手といった点で、カローラスポーツを超える。
しかも、中古車50系プリウスなら、購入価格も大幅に安く、コストパフォーマンスにも優れている。現行モデルなので見栄えも良い。

プリウスは、2018年12月にマイナーチェンジしている。
今後、前期50系プリウスの中古車価格は徐々に下がっていくだろう。こうなると、中古車として、より魅力的だ。

カローラスポーツ(新車)の総合点

28点/40点

50系プリウス(中古車)の総合点

31.5点/40点

11.今のクルマを高く売る方法

高価買取のコツは、自動車販売業界、最大の繁忙期に売却すること!

愛車の売却は買取専門店で

クルマの乗り換え時に大切なのは、愛車の売却方法だ。
一般的に、売却方法はディーラー下取りか、買取りの2パターンがある。
ディーラー下取りと買取り、どちらが得かという問いの答えは、「買取りがお得」だ。

そもそも、買取専門店がディーラー下取り価格に負けているようでは、ビジネスとして成り立たない。
多くの買取専門店があるということは、下取り価格より高いからと認識しておくといいだろう。

トヨタ カローラスポーツ
トヨタ 50系プリウス

高価買取のカギは2店以上で査定すること

高価買取を希望するなら、2店以上の買取店で査定することだ。
買取店も競争なので、比べられるとギリギリまで買取価格をアップし、競い合う。この競争原理を利用しよう。

買取店の中には、中古車販売も同時に行っていることが多い。
中古車購入の場合、買取店では中古車販売と買取りの両方で利益が出る。客にとっては、中古車の値引きや買取価格のアップを、十分に狙えるということだ。

中古車の50系プリウスは豊富にあるため、ディーラー系中古車店だけでなく、買取店でも中古車の見積りを取るのをおススメする。

売却は最も高値がつく1~2月がおすすめ

自動車販売業界最大の繁忙期は2~3月だ。
買取りの場合、1~2月が最も高値を付けることができる時期になる。
この時期は、多くの会社で決算直前となるため、クルマを売却する側がとくに有利だ。あせらずじっくりと数店舗を競合させて売却したい。

]]>
【2018年秋】おすすめコンパクトカー国産車ランキング【中古車ベスト3】 https://221616.com/car-topics/20181101-96782/ https://221616.com/car-topics/20181101-96782/ Thu, 01 Nov 2018 17:00:00 +0900 アクア コンパクトカー デミオ トヨタ プリウス マツダ ランキング 新車購入ガイド

コンパクトカー国産車ベスト3を徹底比較 いまならコレを狙え! ボディタイプ別 中古車オススメランキング コンパクトカー国産車 RANKING BEST 3 コンパクトカー国産車

コンパクトカー国産車の中でこの秋もっともおすすめの車種トップ3を
自動車評論家の大岡氏が燃費・価格・機能性・乗り心地・安全装備・デザイン・走行性能を
徹底比較!さらには購入するタイミングと値引き術も解説します。

コンパクトカーの最新人気ランキングはこちら

目次

おすすめランキング ベスト3

  • RANKING BEST 1 コンパクトカー国産車 ランキング ベスト1 マツダ デミオ(ディーゼル車)

    マツダ デミオ(ディーゼル車)

    4代目マツダ デミオは、2014年にデビューした。デミオは、全長4m前後のコンパクトカーが分類される、Bセグメントに属している。
    このBセグメントのコンパクトカーの中で、デミオは唯一、1.5Lディーゼルエンジンを搭載している。ディーゼルは、低燃費性能と力強い走りを両立できるエンジンだ。デビュー時の燃費は、26.4㎞/L(AT)となっており、ハイブリッド車並みの燃費値を誇る。しかも、最大トルクは250Nmだ。これは、自然吸気ガソリンエンジンなら2.5L車に相当する。
    小さなボディに250Nmのパワーユニットの組み合わせは、かなり強烈だ。これによって、スポーティな走りが可能になっている。しかも、燃料が軽油だと、ガソリンより20円/L前後も安い。
    当時、200万円ほどの新車価格だったモデルだが、2015年式であれば100万円の予算があれば、選びやすくなってきている。走りと経済性両方にこだわるのなら、デミオがお勧めだ。

    デミオ(ディーゼル車)の中古車一覧
  • RANKING BEST 2 コンパクトカー国産車 ランキング ベスト2 3代目トヨタ プリウス

    3代目トヨタ プリウス

    現行のプリウスは4代目となり、50型と呼ばれている。3代目のプリウスは30型となる。プリウスは、2009年にデビューしたモデルで、Cセグメントに属するコンパクトカーだ。Cセグメントに分類されるコンパクトカーの代表車種は、フォルクスワーゲン ゴルフ、インプレッサ、アクセラなどだ。
    3代目プリウスがデビューしたときは、ガソリンが価格高騰していた。より低燃費なクルマが求められていたため、プリウスはニーズにバッチリとハマった。
    デビュー直後から長期の納車待ちが続く大ヒットモデルとなったほか、しばらくの間、新車販売台数ナンバー1の座に君臨し続けた。プリウスの燃費性能は、デビューから年月を経た今でも優秀だ。最終モデルの量販グレードで、30.4㎞/Lを誇っている。
    あまりに売れたモデルであることや、4代目プリウスが登場したこともあり、中古車価格はかなり買い得な価格になっている。安い車両価格と超低燃費性能という組み合わせによって、中古車のコストパフォーマンスは素晴らしく良い。最終モデルとなる2015年式で、110万円~の予算があれば、選びやすいだろう。廉価グレード「S」の新車価格は約240万円だったため、2015年式(3年落ち)がもう半額以下になってきているということだ。

    3代目プリウスの中古車一覧
  • RANKING BEST 3 コンパクトカー国産車 ランキング ベスト3 トヨタ アクア

    トヨタ アクア

    トヨタ アクアは、Bセグメントのコンパクトカーだ。2011年にデビューし、2014年にマイナーチェンジをしている。低燃費性能ニーズを追い風とし、アクアは発売直後から大ヒットした。プリウスと同じく、長期間の納車待ちが起きたほどだ。
    アクアは、1.5Lのハイブリッドシステムを搭載しており、デビュー直後の量販グレードの燃費は35.4㎞/Lだった。これは、超低燃費性能と言ってもいいレベルだ。そのため、新車販売台数ナンバー1をプリウスとアクアで争い続けている。
    本来なら、新車で人気が高いモデルは、中古車でも人気が高くなる傾向にある。しかし、あまりに売れたため、中古車も数多く流通している。つまり、価格が値崩を起こしているのだ。
    2015年式(3年落ち)という高年式でも、90万円台から選びやすくなっている。ベーシックなSグレードの新車価格が約190万円だったため、アクアは3年落ちで半額前後になってきている。場合によっては、スーパーハイト系の軽自動車より安いこともある。

    アクアの中古車一覧

コンパクトカーの最新人気ランキングはこちら

おすすめランキング3台を比較

コンパクトカー国産車ランキングベスト3 の 燃費・価格

デミオ
(ディーゼル車)

デミオ(ディーゼル車)

デミオ1.5Lディーゼル車の燃費は、AT車が26.4㎞/Lとなっている。1.3Lのガソリン車の燃費が24.6㎞/Lなため、ディーゼル車の方がガソリン車より”少し良い程度”のように感じるかもしれない。しかし、ディーゼル車は燃料に軽油を使うことを忘れてはいけない。軽油はレギュラーガソリンと比べて、20円/L前後も安い。そのため、燃料代という視点で考えると、ディーゼル車はハイブリッド車並みの低燃計算となる。
中古車価格は、2014年式で80万円台から出てきている。これは、新車価格の半分程度の値段だ。ただし、程度の良いものとなると100万円以上の予算が欲しいところだ。車両価格も安くなってきており、燃費もハイブリッド車並みとなれば、買い得感は高い

3代目
プリウス

3代目プリウス

3代目プリウスには、1.8LハイブリッドシステムであるTHSⅡが搭載されている。量販グレードの燃費は30.4㎞/Lで、4代目プリウスの37.2㎞/Lと比べると、見劣りするかもしれない。しかし、同じクラスで、1.5Lガソリンエンジンが搭載されているマツダ アクセラの燃費は20.6㎞/Lだ。つまり、先代モデルであっても、プリウスの燃費はガソリン車と比べて1.5倍ほど優れている。
3代目プリウスは、ガソリン価格高騰という追い風を受け、とにかく売れた。そのため、中古車の流通量も多い。中古車でも人気の高いクルマであるのは事実だが、供給される中古車の方が需要以上に多い状態となっている。そのため、意外なほど中古車価格はリーズナブルだ。
2009年式は30万円台から選べるが、過走行なクルマが多い。高年式の2015年式だと、110万円台から程度のよいモデルが選べる。110万円であれば、新車価格の半額に近い値段だ。ハイブリッドという先進技術が搭載されたモデルであることを踏まえると、買い得感は非常に高い。

アクア

アクア

トヨタ アクアには、1.5Lハイブリッドシステムが搭載されている。アクアの燃費は、デビュー当時の量販グレードで33.0㎞/L。マイナーチェンジ後は、34.4㎞/Lまで燃費値が向上している。Bセグメントのコンパクトカーでは、世界トップレベルの燃費性能だ。
アクアは、非常に人気が高いクルマで、長期間、新車販売台数ナンバー1に君臨していた。モデル末期であることもあって、中古車マーケットで数多く流通している。アクアは中古車でも人気だが、プリウスと同様、流通量が需要を上回っている状態だ。こうなると、中古車価格は安くなる。
初期の2012年式になると、70万円台程度の予算があれば選びやすくなっている。3年落ちとなる2015年式では、100万円以上の予算があれば、上質なモデルが選びやすいだろう。2015年式でも新車の半額ほどになっている。この金額で、世界トップレベルの超低燃費性能を誇るハイブリッド車が手に入るのだ。

コンパクトカー国産車ランキングベスト3 の 装備・使い勝手

デミオ
(ディーゼル車)

デミオ(ディーゼル車)

マツダ デミオの安全装備は、モデル前期と後期は雲泥の差がある。モデル後期には「歩行者検知式自動ブレーキ」「車線逸脱警報システム」「AT誤発進抑制制御」「ブラインド・スポット・モニタリング」「リア・クロス・トラフィック・アラート」を含む先進予防安全装備が全車標準装備となっている。しかし、モデル前期には、低速域で対車両にしか対応できない簡易型の自動ブレーキが、一部グレードを除き標準装備化されている程度。ただしモデル前期であっても、ディーゼル車に関にはサイド&カーテンエアバッグが全車に標準装備化されている。
Bセグメントのコンパクトカーの多くは、サイド&カーテンエアバッグがオプション設定となっているため、この機能を装備しているクルマは少ない。こうしたクルマと比較すると、デミオの衝突安全性能は高い。安全性能を重視するのであれば、2017年11月以降のモデル後期がよい。しかし、流通台数が少ないのが難点だ。
使い勝手面では、デミオの最小回転半径は4.7mとなっているため、コンパクトカーらしい小回りができる。狭いところでも扱いやすいクルマだ。ディーゼル車には、7インチのセンターディスプレイ&コマンダーコントロールも標準装備化されている。

3代目
プリウス

3代目プリウス

3代目プリウスは、2009年にデビューした。設計時期が少々昔なので、歩行者検知式自動ブレーキといった機能は搭載されていない。歩行者検知式自動ブレーキが欲しいのであれば、4代目プリウスをオススメする。
しかし、3代目プリウスの上級グレードには、「プリクラッシュセーフティシステム(追突被害軽減ブレーキ)」が、オプションまたは標準装備されている。これには、「前走車追従式クルーズコントロール」もセットになっているため、ロングドライブ時に感じやすいドライバーの疲労軽減にも役立つ。そのため、「プリクラッシュセーフティシステム」が搭載された中古車を積極的に選ぶといい。加えて、サイド&カーテンエアバッグが全車に標準装備されているのもオススメポイントだ。
AC100Vアクセサリーコンセント(1500W)は、便利なオプションだ。この機能があれば、ハイブリッド用バッテリーの電力を使い、車内で家電製品が使えるようになる。アウトドアレジャーといった場面で重宝する。しかも、非常には電源車としても使えるのだ。
3代目プリウスの使い勝手をよくするために注意したいのが、ツーリングセレクションといった17インチホイール装着車だ。17インチホイール装着車の最小回転半径は、5.5mと大きい。この数値は、ヴォクシーやノアといった5ナンバーミニバンと同じくらいだ。17インチホイールが装着されていると、コンパクトカーなのに狭い道や駐車場などでの使い勝手が悪くなる。小回り性能を重視するのであれば、15インチホイール装着車を選ぶといい。最小回転半径は5.2mと小さくなり、だいぶ扱いやすくなる。

アクア

アクア

トヨタ アクアの安全装備は、かなり物足りない。中古車を選ぶ場合、なるべくトヨタセーフティセンスPとサイド&カーテンエアバッグが装着されているクルマを探すようにするといい。
2011年デビュー時のモデルには、自動ブレーキが用意されていないだけでなく、サイド&カーテンエアバッグも全車オプション設定という状態だった。2015年末のマイナーチェンジで自動ブレーキが装備されたものの、全車標準装備とはならず、歩行者が検知できない対車両のみの「トヨタセーフティセンスC」という情けない状況だ。その上、サイド&カーテンエアバッグさえ、全車オプションのままとなっている。2018年4月の改良で、ようやく歩行者検知式自動ブレーキが採用されたものの、全車標準装備ではないし、サイド&カーテンエアバッグも全車オプションのままだ。そのため、安全装備がしっかり搭載されているクルマを探すことが重要だ。
アクアは、超低燃費を達成するために、全高を低くし空気抵抗を軽減させた。その結果、後席の頭上部分はクリアランスが少なく、やや圧迫感があることも知っておくべき情報だ。
使い勝手面で注意が必要なのは、ツーリングパッケージ(16インチホイール)装着車だ。16インチホイール装着車の最小回転半径は、5.7mにもなる。15インチホイール装着車が4.8mであることを考えると、どれくらい大きいかがわかるだろう。最小回転半径5.7mというのは、大型ミニバンのアルファード/ヴェルファイアとほぼ同等となる。コンパクトカーなのに、狭い道や駐車場が苦手では本末転倒だ。さすがのトヨタも反省したのか、最新モデルではクロスオーバーを除き、全車15インチホイールのみの設定に変更している。見た目重視という人以外は、15インチホイール装着車を選ぶといい。

コンパクトカー国産車ランキングベスト3 の 走行性能・乗り心地

デミオ
(ディーゼル車)

デミオ(ディーゼル車)

マツダ デミオに搭載されている1.5Lディーゼルエンジンは、250Nmという最大トルクをもつ。この最大トルクは、ガソリン車の自然吸気エンジン2.5Lと同じくらいのレベルだ。コンパクトなボディと大トルクエンジンの組み合わせによって、デミオは豪快な加速力を誇っている。ハンドリング性能もスポーティなため、気持ち良く走れるクルマに仕上がっている。
この250Nmという大トルクは、高速道路の走行といったロングドライブ時にも大きなメリットとなる。力に余裕があるので、高速道路でも余裕のある走りが楽しめるだろう。また、ディーゼル車特有の騒音や振動もほとんど感じないので、疲労感も少ない。コンパクトカーの中でも、数少ないロングツアラーの性能をもっている。

3代目
プリウス

3代目プリウス

3代目プリウスの走行性能は、2009年デビューと設計が古くても、不満ないレベルにある。ハイブリッド車だけあって、静粛性が高い。コンパクトカーでありながら、ちょっとした高級車レベルといってもいいくらいだ。
乗り心地は、少々物足りない。とくに、17インチタイヤ装着車は、ゴツゴツ感が伝わってくる。少しでも乗り心地が良い方がいいというのであれば、15インチタイヤ装着車を選ぶとよい。
3代目プリウスは、2011年末にマイナーチェンジした。この時に、ボディ剛性の強化が図られている。ボディ剛性がアップしたことで、走りの質や乗り心地、静粛性が若干向上している。より高い完成度を求めるのであれば、マイナーチェンジ後のモデルがオススメだ。基本的に、走って楽しいというタイプのクルマではないが、スポーティな走りを求めるのであれば、G’sという選択肢もある。ただし、G’sの中古車流通量は、極めて少ない。

アクア

アクア

トヨタ アクアの運動性能は、意外なほど高い。それは、大きく重いハイブリッド用バッテリーの、搭載位置に秘密がある。アクアのハイブリッド用バッテリーは、リヤシート下に配置されているのだ。
アクアはFF(前輪駆動)車だ。そのため、どうしてもフロントが重くなる。しかし、重いハイブリッド用バッテリーをリヤシート下に配置したことで、前後の重量バランスが保たれている。加えて、比較的低い位置であるシートの下にバッテリーが設置されている。空気抵抗を減らすため全高が抑えられているため、低重心化されているのだ。重量バランスが保たれているため、カーブでの旋回性能は高く、かなりスポーティな走りが可能となっている。
ただし、ボディ剛性の低さと、質の低いサスペンションが原因で、この優れた重量バランスと低重心設計が生かせていない。乗り心地が悪いのだ。2014年に1回目のマイナーチェンジがおこなわれ、ボディ剛性のアップや空力特性の向上が図られた。その結果、乗り心地や走りの質が改善されている。走りの質を重視するなら、マイナーチェンジ後のモデルから選ぶとよい。流通量は少ないが、G’sと呼ばれるスポーティモデルも設定されている。このG’sモデルこそ、アクアの実力を十分に実感できる高いパフォーマンスをもっている。

コンパクトカー国産車ランキングベスト3 の デザイン

デミオ
(ディーゼル車)

デミオ(ディーゼル車)

デミオには、マツダの新世代モデルに共通するデザインテーマ「魂動(こどう)デザイン」が採用されている。魂動デザインは、「クルマに命を与えること」だとマツダはアピールしている。そのコンセプト通り、デミオのボディは小さいが、非常に躍動感のあるスタイルになっている。
また、猛禽類系のような鋭い眼光をイメージさせる、LED4灯ヘッドライトが採用されている。睨みの効いた目つきになっていて、精悍なフロントフェイスだ。
インテリアデザインは、ドライバーが最適なドライビングポジションを取れるようになっている。クラスを超えた質感が魅力で、小さな高級車的な仕上がりといっていいだろう。
デミオには多くの特別仕様が投入されており、シートカラーも豊富にある。インテリアにこだわるのなら、こうした特別仕様を積極的に探してみることをオススメする。

3代目
プリウス

3代目プリウス

3代目プリウスは、プラットフォーム(車台)の型が影響し、やや腰高なフォルムになっている。そして、よりスタイリッシュに見せるために、ウェッジシェイプされたデザインが採用されている。ボディサイドには、シャープなキャラクターラインが加えられ、スポーティさも感じられる。
加えて、ハイブリット車として超低燃費を達成するため、徹底的に空気抵抗を減らすデザインが採用されている。とくに、ルーフからリヤのハッチゲートに向かうラインは、流麗で美しい。これは、空気抵抗を減らす機能美でもある。
3代目プリウスに派手さは無く、万人受けするデザインだ。それでいて、新型が出た今でも古臭さを感じないデザインとなっている。
インテリアは、近未来的なデザインとなっている。ただし、プラスチック感が全面に出ているため、質感の低さを感じてしまうのが難点だ。センターメーターは本来ならば視認性がよいのだが、モニターそのものが小さく、メーター内の情報が分かりにくいのも欠点だ。

アクア

アクア

トヨタ アクアの全高は、1,455㎜と低い。マツダ デミオの全高は1,525㎜であるため、他のライバル車と比べ、いかにアクアが全高を低く設定しているかが分かる。全高を低くしているのは、超低燃費を達成するために、空気抵抗をできるだけ小さくしたいためだ。ライバル車と比べると小さく見えるが、全高を抑えたことでワイド&ロー感が出ている。スポーティさを感じさせるフォルムだ。
全車のフロントフェイスにプロジェクター式のヘッドランプが採用され、女性を意識してか、クリっとした愛らしい顔になっている。
2017年に行われた2回目のマイナーチェンジでは、ヘッドランプをはじめフードやフェンダー、バンパーのデザインが大幅に変更された。全体的にキリッと引き締まった印象となり、精悍さが増している。
アクアのインテリアには、センターメーターが採用されている。水平基調のデザインであるため、室内が広々と感じられる。マイナーチェンジの度に質感は向上しているものの、全体的にプラスチック感が強く、チープな印象が残る。

知って
得する

コンパクトカー国産車 ランキングベスト3 の 中古車値引き交渉術

3台目プリウスまたはアクアが本命の場合、同じグレード、同じような年式・走行距離の中古車を探して競合させよう。プリウスとアクアなら流通量も多いので、よほど希少なグレードや色で無い限り、比較的見つけやすい。できれば、ディーラー系や一般中古車店を含め、3店舗程度を競合させるといい。中古車の場合、微妙にコンディションや装備が異なるため、どの中古車店もその微妙な違いをアピールしてくるだろう。しかし、あくまで「予算重視」を前面に出し、「値引きしないと買わない」という雰囲気を作り出しておくといい。

デミオは流通量が少ないため、似たようなコンディションのクルマを近隣で探すのは難しいかもしれない。その場合、競合車としてアクアやプリウスを選ぼう。この場合の競合車選びのポイントは、売値が同等であることだ。ここで重要なのは、本命はデミオではないと思わせること。ディーゼル車はデミオしかないので、本命がデミオと分かった瞬間、値引きが期待できなくなるためだ。「やっぱり、時代はハイブリッドかなぁ」などと言えば、営業マンはディーゼルの良さをアピールしてくる。その説明を十分に聞いた上で、「親切に教えてくれてありがとう。価格さえ予算内に入れば、親切なあなたから買いたい」と言ってみよう。予算内という言葉を入れ、値引き前提であることをさりげなく伝えるといい。「あなたから買いたい」という言葉で営業マンの自尊心をくすぐれば、値引き額も期待できる。

注意した方がいいのは、「他のお客さんも商談中、すぐ売れてしまう」といったセンスのない営業トークだ。顧客の焦りを誘い、すぐに買わせようとする姿勢は、営業マンとしてレベルが低い。こうしたセールストークには、「似たような車両は、いくらでもある」と一蹴し、「すぐに決めてほしいのなら、大幅に値引きしてくれ」と逆に攻めてみることだ。

値引きだけでなく、重要視したいのが保証だ。お店によっては、無料保証の他に有料の保証延長をサービスとして用意している。値引きが厳しい場合、「有料の延長保証を無料で付帯してくれないか」と切り出すのもよい。現金での値引きでは無いため、意外と応じてくれるケースは多い。車検が残り6ヶ月を切っているような車両なら、車検時の整備料金をサービスしてもらうといった交渉もアリだ。

下取り車がある場合は、必ず買取り店で一度査定しておくことを忘れてはいけない。海千山千の中古車店では、販売価格から値引きした分を、下取り車の価格を安くして取り返すことがある。まずは、買取り店で査定して、下取り車の正しい価格を知ることが重要だ。最終的に、一番高値を付けたところに売ればいい。

愛車の無料査定を申し込む

おすすめランキング3台を調べる

マツダ デミオ(ディーゼル車)

中古車情報
カタログ情報
■新車時価格(税込):
135万円〜227.9万円
■中古車相場:
6.5万円〜233万円
■1ヶ月1,000km走行時ガソリン代:
約3,900円
他の車種と比較

3代目トヨタ プリウス

中古車情報
カタログ情報
■新車時価格(税込):
242.9万円〜404.4万円
■中古車相場:
9.8万円〜380.2万円
■1ヶ月1,000km走行時ガソリン代:
約3,309円
他の車種と比較

トヨタ アクア

中古車情報
カタログ情報
■新車時価格(税込):
169万円〜253.8万円
■中古車相場:
25.1万円〜254.5万円
■1ヶ月1,000km走行時ガソリン代:
約3,553円
他の車種と比較
※ 燃費は国土交通省発表平成26年3月発表自動車燃費一覧よりJC08モードの数値から掲載しています。
※ ガソリン価格は一律120円で算出しています。
]]>
新車中古車販売台数ランキング 2017年「日本でもっとも売れた新車、中古車は?」 https://221616.com/car-topics/20180206-94856/ https://221616.com/car-topics/20180206-94856/ Tue, 06 Feb 2018 13:04:00 +0900 2017 N-BOX トヨタ プリウス ホンダ 中古車 新古車 新車 未使用車 販売台数 中古車買取台数が16年連続No-1のガリバーが、2017年「日本でもっとも売れた新車、中古車は?」のランキングを明らかにしました。新車・中古車市場で「今、本当に売れている車」はどんな理由で売れ筋なのでしょうか。新車だけではなく、ガリバーの中古車販売実績も踏まえて、実際に人気のある車はどのような車なのかを分析、解説します。
この記事の目次 CONTENTS
記事トップ
2017年の新車、中古車販売台数が明らかに
2017年新車販売ランキング1位はホンダN-BOX
SUV勢が大躍進
新車、中古車ともランキングは軽が人気!

2017年の新車、中古車販売台数が明らかに

2017年の年間の乗用車・軽自動車の新車車種別販売台数が明らかになりました。

新車・中古車市場で「今、本当に売れている車」はどんな理由で売れ筋なのでしょうか。新車だけではなく、株式会社IDOM(旧社名:ガリバーインターナショナル)の中古車販売実績も踏まえて、実際に人気のある車はどのような車なのかを分析、解説します。

2017年新車販売ランキング1位はホンダN-BOX

近年、トヨタの「プリウス」とホンダの「N-BOX」が熾烈な争いを繰り広げている新車販売台数ですが、2017年のNo.1はホンダの「N-BOX」が獲得しました。

2011年に登場したN-BOX。広大な室内やデザインなどが評価され、2年連続で軽自動車販売台数ナンバー1を獲得した人気モデルです。軽ながら広々とした車内、コンパクトカーよりも充実した安全装備、使いやすいスライドドアなどを備え、子育て世帯には非常に使いやすい一台です。

トヨタ以外のメーカーが奮闘

またランキング全体を見ても、ホンダや日産などの頑張りが目立っています。ホンダは「N-BOX」の一位に加え、「フリード」が11位とライバルであるトヨタ「シエンタ」(13位)を上回りました。

また日産「ノート」(5位)が、トヨタの「アクア」を抑え、BセグメントのコンパクトカーでNo.1の座を獲得しています。「ノート」「アクア」とも環境性能にも優れたクルマですが、そんな「ノート」が勝利したところに「エコカーと言えばトヨタのハイブリッド」という時代も終わったことを感じさせられます。

とはいえ、20位の中に最多となる8台を送り込んだのは依然として王者のトヨタ。それだけに今後の戦い方が気になるところです。

トヨタ「プリウス」はマイナーチェンジに期待

2018年、特に注目なのがトヨタを代表するクルマ「プリウス」の動向。一時は月間新車販売台数ナンバー1を獲得し続けた新たな国民車ですが、販売台数という面では落ち込んできています。2015年のモデルチェンジからしばらく経ったことで、目新しさがなくなり、露出が減ったことも原因の一つでしょう。

また近年では、ハイブリッドモデルが充実していることもその理由としてあげられるでしょう。「アクア」や「カムリ」などトヨタの中でもハイブリッド車の選択肢が豊富になってきたことで、トヨタ内での台数を奪い合っているという状況が起こっています。

2018年にはマイナーチェンジをするとも言われており、テレビCMなどの露出が増えることが予想されます。どこまで販売台数が伸びるのか気になるところです。

SUV勢が大躍進

世界的なSUVブームによって各メーカーがこぞって発表しているSUV。国産SUVも増え、一過性のブームから、有力な選択肢の一つへと日本でも定着の兆しが見えています。

新車販売台数では8位にトヨタ「C-HR」がランキング。またランキングには食い込むことができませんでしたが、ホンダ「ヴェゼルやトヨタ「ハリアー」なども存在感を増しています。

コンパクトSUV販売ランキング1位「トヨタ C-HR」

そんなSUVの中で1位に輝いたのがトヨタの「C-HR」。トヨタが「プリウス」「86」「RAV4」の良い所を集めたともいわれており、コンパクトなサイズで使いやすい一台に仕上がっています。新型プラットフォーム「TNGA」を採用し、ライバルのヴェゼルに負けないデザイン性の高さと、開発者がこだわったと語る「走り心地の良さ」が魅力です。

2016年12月にデビューするや、当初の予想を大きく上回る販売を記録し、納車まで数カ月待ちという状況も起こりました。

新車、中古車ともランキングは軽が人気!

新車、中古車とも、販売台数ではすっかり常連になってきた軽自動車。それぞれのランキングベスト5の内、3つが軽自動車という結果になりました。

最近の軽自動車は車内が広く、また安全装備も充実しているなど完成度はかなりのもの。加えて「大きなクルマにこだわる必要がない」「ほどほどの広さがあって、日常生活に不自由しなければ充分」といった意識の変化により、軽自動車を選択肢に入れる人が増えてきています。

特に子育て層に人気の軽自動車ということもあり、中古車へのニーズが強いのも特徴です。「少しでも節約したい」「子供が大きくなるまでの間だけ」という思いから、よりリーズナブルな中古車を選ぶ人も多いようです。

新古車や未使用車の存在も大きい

特に軽自動車の場合に中古車が売れた理由として、「登録済み未使用車」と言われるクルマが多く流通しているからということが言えそうです。

「新古車」とも呼ばれる「登録済み未使用車」とは、陸運局に登録されているため扱いは中古車ながらも、実際にはほとんど走っていないクルマのこと。実際には新車とほぼ変わらないコンディションのクルマが、新車よりも安く買えるということで人気です。モデルチェンジのタイミングや、売り上げ台数を伸ばしたいというディーラーの思惑から、こういった「未使用車」が生まれています。

こういった「未使用車」は人気のため、中古車販売店でも見つけるのがなかなか難しいです。「未使用車」を買いたいという場合は、積極的に在庫問い合わせをするなどし、早めの情報入手を心掛けましょう。

]]>
「販売不振でピンチ!? お買い得な特別仕様車を投入!」トヨタ プリウス購入ガイド https://221616.com/car-topics/20171206-94004/ https://221616.com/car-topics/20171206-94004/ Wed, 06 Dec 2017 18:38:00 +0900 トヨタ ハイブリッド プリウス 新車購入ガイド トヨタは、ハイブリッド車のプリウスを一部改良。同時に2タイプの特別仕様車を設定し発売を開始。特別仕様車S“Safety Plus”は、安全装備を充実させ価格アップを抑えたお買い得車。特別仕様車Aプレミアム“ツーリングセレクション・20th Anniversary Limited”は、高級レザーシートなどを装備した高級仕様となっている。
この記事の目次 CONTENTS
記事トップ
安全装備を充実!特別仕様車プリウスS“Safety Plus”
販売不振でお買い得な特別仕様車を設定!
予防安全装備を軽視した結果の販売不振?
誕生20周年記念「20th Anniversary Limited」

安全装備を充実!特別仕様車プリウスS“Safety Plus”

トヨタは、Cセグメントに属する人気ハイブリッド車であるプリウスを一部改良した。同時に、お買い得な特別仕様車S“Safety Plus”、S“Safety Plus・Two Tone”を設定。さらに、期間限定の特別仕様車Aプレミアム“ツーリングセレクション・20th Anniversary Limited”も投入された。20th Anniversary Limitedの受注期間は、12月下旬まで(販売店により異なる)とした。

新しく設定された特別仕様車S“Safety Plus”、S“Safety Plus・Two Tone”は、プリウスのエントリーグレードである「S」をベースとしたモデルだ。

特別仕様車の特徴は?

この特別仕様車の特徴は、安全装備を大幅に向上させていること。通常のSグレードは、駐車場などにおけるアクセルペダル踏み間違い時の衝突被害軽減に寄与する先進の安全機能インテリジェントクリアランスソナーがオプションでも装備できなかった。

特別仕様車では、この機能を標準装備。さらに、オプション設定だった歩行者検知式自動ブレーキを含む先進予防安全装備「トヨタセーフティセンスP」、シンプルインテリジェントパーキングアシスト、LEDフロントフォグランプなどを特別装備している。従来のSグレードに対して、大幅に安全性能を向上させている。さらに、ナビレディセットも特別装備した。

そして、S“Safety Plus・Two Tone”は、内外装の随所にブラック加飾を施し、より個性的な仕様としている。ボディカラーは、ツートーン仕様でルーフ色をアティチュードブラックマイカ、ボディ色はホワイトパールクリスタルシャイン(特別設定色・オプション)の組み合わせなど、全3色の組み合わせを設定している。

新設定された特別仕様車の価格はS“Safety Plus”で2,607,120円。ベースのSが2,479,091円なので、約13万円高となった。オプション設定のあるトヨタセーフティセンスPの価格が86,400円。ナビレディセットが32,400円なので、その他プラスされた装備を考えると、かなり買い得感がある価格設定となった

販売不振でお買い得な特別仕様車を設定!

トヨタは、あまり買い得感のある特別仕様車は投入しない傾向が強い。特別感はあっても、価格はそれなりという仕様が多い。しかし、今回投入された特別仕様車S“Safety Plus”は、かなり買い得感がある。これは、かなり稀なことだ。

トヨタが珍しくお買い得な特別仕様車を設定したのには訳がある。それは、販売台数面でかなり厳しい状況に追い込まれているからだ。現行プリウスは、2015年に登場。まだ、1回目のマイナーチェンジさえ行われていない新しいモデル。

相変わらず新車販売台数ナンバー1!

しかし、2017年4~9月の販売台数は78,707台。相変わらず新車販売台数ナンバー1という人気車なのは変わらない。しかし、台数という面では、前年比57.6%にまで落ち込んでいる。

ハイブリッド車のラインアップが増え、プリウスではないハイブリッド車の選択肢があるので、トヨタ内でのカニバリが発生している。販売台数が落ちるのは仕方のないこと。それは、トヨタの営業サイドも十分織り込み済みだろう。ただ、前年比57.6%まで落ち込んだとうのは、想定外だったのだろう。

予防安全装備を軽視した結果の販売不振?

トヨタの予想を超えたプリウスの販売不振の理由は、やはりやや高めの価格設定があげられる。他のモデルを含め、プリウス以外の選択肢が増えた以上、割高感のベーシックな5ドアHBでは決定的な購入動機にはなりにくい。

また、好き嫌いが出てもより個性的なデザインを重視したことも、ここに来て裏目に出ているようだ。プリウスのデザインが好きという顧客に売りつくした感もある。プリウスのデザインに対して、少々微妙と感じている顧客が他車に流れているようだ。

そして、エントリーグレードのSが、あまりにも安全装備が貧弱で高価だったことも大きな理由だろう。トヨタは、安全装備に対して後ろ向きの装備設定が目立つ。

予防安全装備を充実させた特別仕様車

ホンダは軽自動車のN-BOXに歩行者検知式自動ブレーキを含む先進予防安全装備「ホンダセンシング」を標準装備。しかし、プリウスのSグレードは、歩行者検知式自動ブレーキを含む先進予防安全装備「トヨタ セーフティセンスP」がオプション設定。軽自動車以下の予防安全性能となる。

しかも、アクセルとブレーキの踏み間違えに効果のあるインテリジェントクリアランスソナーは、オプションでも装備でいないという状況。安全装備を充実したモデルを選ぼうとすると、豪華装備も標準装備化された上級グレードのAを買うしかなかった。これでは、販売不振になるのも当然だ。

そこで、今回特別仕様車として、予防安全装備を充実させ買い得感のある特別仕様車S“Safety Plus”を投入し、なんとか販売台数を挽回したいのだろう。

誕生20周年記念「20th Anniversary Limited」

買い得感で勝負に出た特別仕様車S“Safety Plus”とは対照的なのが、プリウス誕生20周年を記念した特別仕様車Aプレミアム“ツーリングセレクション・20th Anniversary Limited”だ。

この特別仕様車は、上級グレード「Aプレミアム」をベースとした。215/45R17のタイヤ&アルミホイールなど“ツーリングセレクション”の装備に加え、外板色には、特別設定色ツートーンボディカラーとした。ルーフ色アティチュードブラックマイカとボディ色ホワイトパールクリスタルシャインの組み合わせと、ボディ色エモーショナルレッド(オプション)の組み合わせの全2タイプを設定。エクステリアは、ブラックスパッタリング塗装を施したアルミホイールなど、随所にブラックを配色し、外板色とのコントラストを際立たせた。

インテリアはより高級感をアピール!

インテリアは、シート表皮に、ホワイトのプレミアムナッパレザーを採用。また、随所にブラック加飾を施し、フロントコンソールトレイには、ピアノブラック加飾に艶と輝きを保つ自己治癒7クリヤーを採用し、より高級感をアピール。さらに、アクセントに専用レッド加飾を施したサイドレジスターなどが採用されている。

利便性の高い装備では、11.6インチのT-Connect SDナビゲーションシステムを特別装備。オリジナル加飾を施した専用スマートキー、専用車検証入れ(プレミアムナッパ本革仕様)を設定。20周年記念ならではの小物も用意して、特別感を出している。

特別仕様車Aプレミアム“ツーリングセレクション・20th Anniversary Limited”の価格は3,850,000円となかなか高額な価格設定になっている。Aプレミアムツーリングセレクションが3,199,745円なので、約65万円も高額だ。ただし、355,320円のナビが標準装備。シートやインテリアの質感も大幅に向上している。

これを高いか安いかという判断は、プリウスというクルマがどれだけ好きかということによって大きく変わりそうだ。Cセグメントのクルマということを考えると、一般的な人にはお勧めしにくい特別仕様車だが、プリウスを愛してやまない人にとっては満足感が高い1台になるだろう。

プリウスは、こうした特別仕様車のほか、一部改良も行われた。ピアノブラック加飾のフロントコンソールトレイを採用し高級感をアップ。プリウスPHVにも採用されている大型11.6インチのT-Connect SDナビゲーションシステムを設定し、視認性・操作性を向上。T-Connect DCMパッケージと合わせている。価格は、驚きの据え置き。こうした部分にも、プリウスの厳しい状況を感じるとることができる。

]]>
中古車おすすめランキング コンパクトカー国産車編 2017年秋 https://221616.com/car-topics/20171102-93695/ https://221616.com/car-topics/20171102-93695/ Thu, 02 Nov 2017 20:00:00 +0900 アクア コンパクトカー デミオ トヨタ プリウス マツダ ランキング 新車購入ガイド

ボディタイプ別おすすめランキング2017

ボディタイプ別おすすめランキング2017

車種選びにお悩みの方へ。コリズム編集長で車評論家の大岡氏に、
この秋中古車でおすすめのコンパクトカー国産車を聞きました。

  • コンパクトカー国産車 ランキング ベスト1 マツダ デミオ(ディーゼル車)

    コンパクトカー国産車 ランキング ベスト1 マツダ デミオ(ディーゼル車)

    マツダ デミオ(ディーゼル車)

    4代目マツダ デミオは、2014年に登場した。Bセグメントのコンパクトカー初となる1.5Lディーゼルエンジンを搭載。このディーゼル車は、なんと30.0㎞/L(6MT車)という低燃費を実現した。それでいて、最大トルクは250Nmという大トルクを誇る。これは、自然吸気ガソリンエンジンだと2.5L車に相当する力強さをもつ。
    また、マツダのデザインテーマ「魂動(こどう)デザイン」が採用され、躍動感あるスタリングになっている。当初、このディーゼル車は、200万円弱という価格で高価なモデルであった。しかし、中古車価格は下がってきており、2014年式のディーゼル車でも100万円を切る車両が増えている。高いコストパフォーマンスの中古車となってきた。

  • コンパクトカー国産車 ランキング ベスト2 トヨタ プリウス(3代目)

    コンパクトカー国産車 ランキング ベスト2 トヨタ プリウス(3代目)

    トヨタ プリウス(3代目)

    現行のプリウスは4代目。3代目の30型プリウスは、2009年にデビューした。3代目プリウスは、デビュー直後から大ヒット。しばらくの間、新車販売台数ナンバー1の座に君臨した人気モデルだ。売れた理由は当然、世界トップレベルの超低燃費性能。最終モデルの量販グレードで30.4㎞/Lと現在でも十分に優れた燃費値だ。
    自動ブレーキや、その他の安全装備などは若干物足りないものがあるが、中古車として非常に魅力的な価格になっている。これは、中古車マーケットで人気がないというわけではない。あまりに売れたモデルだったため、4代目のプリウスが登場し一気に乗り換えが進み、中古車マーケットに大量の3代目プリウスが増えたのも理由のひとつだ。世界トップレベルの超低燃費を生み出しているハイブリッドシステムを搭載した3代目プリウスが、すでに100万円を切った車両がどんどん増えているので、非常に買い得感が高い。

  • コンパクトカー国産車 ランキング ベスト3 トヨタ アクア

    コンパクトカー国産車 ランキング ベスト3 トヨタ アクア

    トヨタ アクア

    アクアは2011年にデビューし、2014年にマイナーチェンジ。すでに、モデル末期に入っているモデルだ。アクアは、1.5Lのハイブリッドシステムを搭載し、燃費は量販グレードで35.4㎞/Lという超低燃費性能をもつ。新車価格は200万円を切っていたこともあり、4代目プリウスが登場するまで、新車販売台数ナンバー1の座を守り続けていた。爆発的な販売台数を記録していたモデルでもあり、さらにモデル末期入ったことで、アクアの中古車流通量は豊富。中古車の流通量が多いということは、価格も下がるということにもつながり、かなりリーズナブルな価格帯に入っている。3年落ちとなる2014年式のボリュームゾーンが110~140万円前後。3年落ちとはいえ、新車の軽自動車並みの価格にまで下がっている。

目次

オススメランキングの3台を比較

コンパクトカー国産車ランキングベスト3 の 燃費・価格

デミオ
(ディーゼル車)

デミオ(ディーゼル車) デミオ(ディーゼル車)

デミオの1.5Lディーゼル車の燃費は、30.0㎞/Lとなっているが、これはインパクトのある燃費値をアピールするため専用グレードといえるもの。このグレードは、6MTのみでエンジントルクも低く設定され、燃料タンクも小さいく軽量化し車重を1,080㎏とJC08燃費で良い数値が出るクラスに変更した結果だ。
売れ筋グレードの燃費は、26.4㎞/Lとなっている。ディーゼル車は、燃料に軽油を使う。軽油は、レギュラーガソリンより10円/前後安い。燃費が良く、燃料費も安くなるので経済性は高い。新車ではやや高価だったディーゼル車だったが、中古車では2014年式で100万円を切ったモデルも出始めており、車両価格も安くコストパフォーマンスに優れたコンパクトカーといえる。

プリウス
(3代目)

プリウス(3代目) プリウス(3代目)

3代目プリウスは、1.8LハイブリッドシステムであるTHSⅡを搭載。量販グレードの燃費は30.4㎞/Lだ。4代目プリウスの37.2㎞/Lと比べると、確かに見劣りするものの、ガソリン車に比べれば、今でも圧倒的に優れた燃費値である。
魅力的なのは、価格だ。新車当時の売れ筋グレードの価格は250~270万円前後だった。しかし、3年落ちの2013年式ですでに130~160万円前後がボリュームゾーン。かなり安くなってきている。5年落ちとなる2012年式になると、価格はさらに下がり90~150万円前後。7年落ちとなる2010年式になると、60~120万円前後まで下がっている。世界トップレベルの超低燃費を誇った3代目プリウスが、ここまで値を下げている。低燃費によるランニングコストなども含めると、コストパフォーマンスに優れ、まさに今が買いの中古車と言える。

アクア

アクア アクア

1.5Lハイブリッドシステムを搭載するアクアの燃費は、デビュー当時が量販グレードで車重が1,090㎏以上の場合、33.0㎞/L。マイナーチェンジ後では、34.4㎞/Lまで燃費を向上させている。カタログ値では35.4㎞/Lとなっているが、アクアの場合、なんらかのオプションを選択しなくてはならない。オプションを選択すると車重がプラス10㎏となり1,090㎏になるからだ。まさに、顧客不在のカタログ値だ。それでも、33.0㎞/Lという燃費値は優れている。
アクアは、新車でとにかく長期間売れた。モデル末期になった今、そうした初期のモデルを中心に多くの車両が中古車マーケットに流れている。流通量の多さは、中古車価格の下落につながる。初期の2012年式になると、70~110万円前後がボリュームゾーンになる。世界トップレベルの超低燃費性能を誇るハイブリッド車が、この価格で手に入るようになった。これは、お買い得感がある。

コンパクトカー国産車ランキングベスト3 の 装備・使い勝手

デミオ
(ディーゼル車)

デミオ(ディーゼル車) デミオ(ディーゼル車)

初期のモデルはガソリン車の一部を除き、デミオには低速域の自動ブレーキが標準装備化されている。また、サイド&カーテンエアバッグも標準装備化されている。歩行者検知式自動ブレーキがないのが弱点といえるものの、全体的に高いレベルの安全性能を得ている。また、オプションやグレードにより後側方の車両を検知して警告するブラインド・スポット・モニタリングなども用意されているので、こうした装備が付いている中古車は買いだ。
デミオの最小回転半径は4.7mとコンパクトカーらしい優れた小回り性能をもち、狭いところでも使いやすい。また、全長は4,060㎜で、Bセグメントのコンパクトカーの中ではやや大きいサイズになる。しかし、室内スペースはそれほど広くないのも特徴。これは、室内スペースより、より気持ちのよい走りを目指して最適なドライビングポジションが取れるような設計にしたためだ。

プリウス
(3代目)

プリウス(3代目) プリウス(3代目)

3代目プリウスのデビューは2009年。少々昔にデビューしているので、歩行者検知式自動ブレーキなどは用意されていない。ただ、上級グレードなどには、プリクラッシュセーフティシステム(追突被害軽減ブレーキ)が、オプションまたは標準装備されていたものがある。追突被害軽減ブレーキは、前走車追従式クルーズコントロールもセットになっている。前走車追従式クルーズコントロールは高速道路でのロングドライブ時に便利で、ドライバーの疲労軽減にも役立つ。こうした装備が装着されている中古車がおすすめだ。また、サイド&カーテンエアバッグが全車に標準装備されているので、当時のトヨタ車の中では高い安全性能を誇っていた。
その他の特徴としては、AC100Vアクセサリーコンセント(1500W)のオプションがあり、この装備が付いている車両は車内で家電製品が使え、また非常時には電源車としても使える。
使い勝手面では、ツーリングセレクションの17インチホイール装着車が、最小回転半径5.5m。この5.5mという数値は、ヴォクシーやノアといった5ナンバーミニバン並み。Cセグメントのコンパクトカーであるプリウスなのに、これでは狭いところでの使い勝手は良いとは言えない。狭い駐車場などでの使い勝手を考えると、最小回転半径5.2mの15インチホイール装着車がおすすめだ。

アクア

アクア アクア

アクアの安全装備は物足りない。2011年にデビューしているのに、自動ブレーキは用意されていない。サイド&カーテンエアバッグも全車にオプションという状態だった。2015年末のマイナーチェンジでようやく自動ブレーキが装備されたが、歩行者が検知できないタイプの「トヨタセーフティセンスC」。しかも、サイド&カーテンエアバッグは、今もなお全車オプションという状態だ。前期のモデルでも、なるべくならサイド&カーテンエアバッグ装着モデルを選択したい。
アクアは、超低燃費を達成するために全高を低くし空気抵抗を軽減させている。そうしたこともあり、リヤシートはやや圧迫感がある。
また、使い勝手面では、ツーリングパッケージ(16インチホイール)装着車には注視したい。16インチホイール装着車は、最小回転半径が4.8mから、なんと5.7mにもなるのだ。この5.7mという数値は、大型ミニバンであるアルファード/ヴェルファイアと同等となる。コンパクトカーなのに、狭い道や駐車場が苦手という、本末転倒な状況になっている。さすがに、トヨタもこれはマズイ、と思ったのか、最新モデルではようやく16インチホイール設定車をクロスオーバーだけに設定している。特に、運転が苦手な人や初心者は16インチホイール装着車を選ばないようにしたい。

コンパクトカー国産車ランキングベスト3 の 走行性能・乗り心地

デミオ
(ディーゼル車)

デミオ(ディーゼル車) デミオ(ディーゼル車)

1.5Lディーゼルエンジンの最大トルクは250Nm。この最大トルクは、ガソリン車の2.5Lクラス級。デミオの小さなボディに、この大トルクを誇るエンジンの組み合わせなので、なかなか豪快な走りを披露する。高速道路などでは、大トルクの恩恵で余裕があり疲労も少ない。ディーゼル車は、ややフロントが重い傾向がある。小さなカーブなどでは、ヒラヒラと軽快に曲がるとは言えない。どちらかというと、高速道路などでのロングツーリングに長けた珍しいコンパクトカーだ。デミオのディーゼルは、特有の騒音が大きいが、マツダの数々の技術により見事に抑えられていて、走行中の車内ではほとんど気にならないレベルの静粛性をもつ。

プリウス
(3代目)

プリウス(3代目) プリウス(3代目)

2009年デビューのクルマであることを考えれば、3代目プリウスの走行性能は、今でも十分な実力をもつ。とくに、静粛性はさすがハイブリッド車といえるもので、ちょっとした高級車並みだ。乗り心地面では、17インチタイヤ装着車は、ややゴツゴツ感があった。乗り心地重視なら15インチタイヤ装着車の方がよい。また、2011年末にマイナーチェンジしたが、この時にボディ剛性の強化と静粛性の向上が行われた。走りの質や静粛性が上がっているので、予算次第だがマイナーチェンジ後のモデルの方が完成度は高い。

アクア

アクア アクア

アクアの走行性能は、意外なほど高い。その理由は、大きく重いハイブリッド用バッテリーの搭載位置にある。この重いバッテリーをアクアは、リヤシート下に配置している。FF(前輪駆動)車は、フロントが重くなる。重いバッテリーを後方に置いたことで、前後の重量バランスが良くなっているのだ。
さらに、シート下という低い場所になっていることもあり、低重心化にも効果がある。ただ、初期モデルは、サスペンションが安っぽいのか乗り心地が悪かった。2014年のマイナーチェンジでは、ボディ剛性のアップなどが図られ乗り心地は向上。さらに、空力特性も向上した。走りの質を重視するのなら、マイナーチェンジ後のモデルがおすすめ。また、もっと気持ちのよいモデルが欲しいのであれば、G’sもある。ただし、流通量は少なめだが、満足できる走行性能を持つ。

コンパクトカー国産車ランキングベスト3 の デザイン

デミオ
(ディーゼル車)

デミオ(ディーゼル車) デミオ(ディーゼル車)

マツダのデザインテーマである魂動デザインが採用されたデミオ。小さなボディながら、なかなか躍動感あるスタイルをもつ。また、野生動物のような鋭い眼光を表現したLED4灯ヘッドライトにより、コンパクトカーらしからぬ精悍なフロントフェイスとなっている。インテリアデザインは、ドライバー中心とした。全体的な質感は高く、小さな高級車のような仕上がりをみせる。

プリウス
(3代目)

プリウス(3代目) プリウス(3代目)

3代目プリウスは、プラットフォーム(車台)の問題で、やや腰高で重心高い。それでも、超低燃費を達成するために、空力性能を磨き上げたデザインになっている。この機能美が特徴ともいえる。全体的に派手さはなく、万人受けするデザインだが新型が出た現在もそれほど古臭く見えない。
インテリアは、やや質感が低い面もある。着座位置はややアップライトなので、視界はよい。3代目プリウスは、センターメーターを採用。このセンターメーターは、視線移動が少なく安全面では優れているものの、モニターそのものが小さく、文字も見にくい。

アクア

アクア アクア

アクアの全高は、他のライバル車に比べ低く1,455㎜となっている。これは、超低燃費を達成するために空気抵抗を抑えるために低い全高となっている。そのため、ライバル車と比べるとやや小さく見える。ただ、全幅はライバル車と同じ1,695㎜。全高が低いため、ライバル車よりもワイド&ローなスタイリングとなり、スポーティに見える。
また、アクアは全車にプロジェクター式のヘッドランプが採用されていて、丸くクリっとした愛らしい顔になっているのも特徴だ。
2017年に行われた2回目のマイナーチェンジでは、ヘッドランプをはじめフードやフェンダー、バンパーなどのデザインが変更され、全体の雰囲気をガラッと変えている。

知って
得する

コンパクトカー国産車 ランキングベスト3 の 中古車値引き交渉術

ディーラー系や中古車販売店など異なるお店で比較すること

3台目プリウスやアクアは、人気モデルだったこともあり流通量は非常に豊富。すぐに、同じようなグレード、価格の車両が見つかるだろう。こうした同じような車両を異なるお店同士で競合させることが重要。ディーラー系や一般的な中古車店など、3店舗くらいと競合させたい。どの中古車店も微妙な違いをアピールしてくるが、商談では「予算重視」の姿勢でいることが大切。センスのない営業マンは「他のお客さんも商談中、すぐ売れてしまう」などを連発するが、こうしたセールスマンのトークには耳を傾ける必要はない。「似たような車両は、いくらでもある」と一蹴してしまうといい。
また、すぐに値引きして即決を求めてくるお店には注意が必要。とにかく早く売りたい理由がどこかに隠されているはずだ。
値引きを引き出すには、月初に初めての商談をしたあと月末25日くらいまで引っ張っても良い。月末ギリギリになると、ノルマ達成のため値引きしてでも売りたいと思う店も出てくるからだ。

デミオが本命ならアクアと競合させよう

デミオは、流通量が少なめ。同じような車両で競合させることが難しければ、アクアと必ず競合させたい。商談中は「アクアでもデミオでも、どちらでもいい。予算優先」というスタンスがベスト。あくまでデミオが本命だとわからないようにしたい。デミオが本命だと悟られたら、値引き額のアップは期待できなくなるからだ。

タイヤの溝と車検残もあわせてチェック

また、現金値引きだけでなくチェックしておきたいのはタイヤの溝と車検残。タイヤの溝が少ないようであれば、無料で新品のタイヤに交換してもらうような商談の進め方をしたい。タイヤは高価なので、後々交換するとなると意外と大きな出費になる。ただ、無料でタイヤ交換というと、とにかく安いアジア系のタイヤを用意する店もある。品質面で不安もあるので、タイヤ交換の際は、国産メーカーものを指定しておく必要がある。
また、車検残も重要。買ってすぐに車検では、またお金がかかる。車検まで6か月と切っているような車両なら、車検時の整備料金をサービスしてもらうなどの交渉もありだ。

下取り車がある場合は事前に買取店で査定を

そして、下取り車は、必ず買取り店で一度査定しておくことをおすすめする。下取り価格は、店舗が自由に決める。下取り価格を下げて、値引き金額をアップするなどの手法は日常茶飯事。まずは、下取り車の適正な価格を知らないと、中古車店の術中にはまることになるからだ。

オススメランキングの3台を調べる

マツダ デミオ(ディーゼル車)

中古車情報
カタログ情報
■新車時価格(税込):
135万円~224.6万円
■中古車相場:
10万円~99.9万円
■1ヶ月1,000km走行時ガソリン代:
約3,733円
他の車種と比較

トヨタ プリウス(3代目)

中古車情報
カタログ情報
■新車時価格(税込):
242.9万円~339.4万円
■中古車相場:
99.8万円~103万円
■1ヶ月1,000km走行時ガソリン代:
約3,260円
他の車種と比較

トヨタ アクア

中古車情報
カタログ情報
■新車時価格(税込):
169万円~243.2万円
■中古車相場:
99.8万円~105.8万円
■1ヶ月1,000km走行時ガソリン代:
約3,500円
他の車種と比較
※ 燃費は国土交通省発表平成26年3月発表自動車燃費一覧よりJC08モードの数値から掲載しています。
※ ガソリン価格は一律120円で算出しています。
オススメランキングトップページへもどる
]]>
プリウスPHVの新型と旧型の違いを評価! https://221616.com/car-topics/20170415-88633/ https://221616.com/car-topics/20170415-88633/ Sat, 15 Apr 2017 20:29:00 +0900 トヨタ プリウス プリウスPHV 中古車 新旧比較 新車購入ガイド プリウスPHV新型vs旧型、どっちを選ぶ?新旧プリウスPHVの価格、燃費や内装の実力差は?2017年2月のフルモデルチェンジで大幅に生まれ変わった旧型との違いをあらゆる面から比較、機能面で勝る新型、圧倒的な安さの旧型を解説します。

旧型プリウスPHVは、3代目プリウスをベースにPHV化したモデルで2012年に登場した。優れたモデルだったが、EV航続距離が短かったこと、価格が高かったこと、見映えが普通のプリウスとほとんど変わらなかったことなどがあり、販売面では不振が続いた。
新型プリウスPHVは、先代が売れなかった理由を改善し2017年2月に登場。さらに、世界初となるソーラー充電システムを採用。トヨタは、新型プリウスPHVの受注台数が発売からおよそ1カ月後に約12,500台に達し好調な立ち上がりのようだ。

  1. 比較レビューのまとめ
  2. 新型プリウスPHVはベース車のプリウスとはまったく違う!
  3. 歩行者検知式自動ブレーキが標準装備化された新型
  4. 新型は航続距離が大幅に改善、急速充電器にも対応
  5. 中古のプリウスPHVは、まさかの激安! リーズナブルさを求めるなら旧型プリウスPHV

PHVとは?ハイブリッドとの違いは、充電方法とモーターでの航続距離

Plug-in Hybrid Vehicle(プラグインハイブリッド自動車)の略。同様のモデルをPHEV(Plug-in Hybrid Electric Vehicle)などと呼ぶこともある。
PHVとハイブリッドの大きな違いは、外部電源から充電できるかどうかという点だ。PHVには、外部から充電できる充電口を装備している。PHVは、ハイブリッド車より大きなバッテリーを搭載。そこに、外部から得た電力を溜めて、モーターのみで走行する。ただし、モーター走行での航続距離は短い。短距離での移動では、EV走行できるためゼロエミッションとなり環境に優しい次世代環境車と呼ばれている。

充電がなくなるとガソリンに切り替えて走る優れモノ

EVはまだ航続距離が短く、充電に時間がかかるなどのデメリットもある。しかし、PHVは溜めた電力を使い切るとガソリンを使用し、通常のハイブリッド車として走れる。時間があれば充電も可能で、既存のガソリンスタンドで短い時間で給油し走れることから、EVとハイブリッド車の良いところ取りとしたクルマとして注目されている。

新型プリウスPHVのここがすごい!

POINT1:PHVで重要なのは、やはりEV航続距離。

旧型プリウスPHVは、26.4㎞/Lだったのに対して、新型プリウスPHVは68.2㎞/Lと、大幅に航続距離を伸ばしている。これだけEV走行できれば、日常的な移動の足としては十分な距離。通勤や送り迎えなどであれば、深夜電力などを使えば走行コストと安価に抑えることができ、ほぼガソリンを使わずにすむので、環境にも優しい。

POINT2:急速充電器に対応

新型プリウスPHVには旧型ではできなかった急速充電器にも対応できるようになった。これで、高速道路などで小まめに充電できるようになり、よりCO2排出量の少ない走行が可能となった。

POINT3:ソーラー充電が可能

新型プリウスPHVのルーフには、太陽光パネルが敷き詰めたられた世界初のソーラー充電システムがオプションで用意された。トヨタの計算では、最大6.1㎞/日、平均2.9㎞/日走れる電力をソーラーパネルが供給してくれるという。近未来には、ソーラーエネルギーで普通に走れるクルマが出てくることを感じさせる先進性の高い装備だ。

コンセプト&エクステリア比較

4代目プリウスとはまったく違うクルマに仕上がった新型プリウスPHV。3代目プリウスと代わり映えしないデザインの旧型プリウスPHV

旧型プリウスPHV

外観デザインは、ベースとなった3代目プリウスとほぼ同じといった印象。ベースの3代目プリウスよりもデビュー時で100万円近く高価だったのに、代わり映えしないデザインということも旧型が売れなかった理由のひとつだった。

新型プリウスPHV

ベースとなる4代目プリウスとは全く異なるデザインで登場した。ICONIC Human-tech(アイコニックヒューマンテック)をコンセプトとし、ヘッドランプには、薄く小型にデザインした4眼のLEDプロジェクターを採用し、精悍さをアピール。リヤのデザインは、空気の流れをイメージし、2つの膨らみを持たせた波状断面のダブルバブルバックドアウインドウが採用された。リヤオーバーハングをプリウスに対し80mm延長し、より伸びやかなサイドシルエットとした。このバックドアは、トヨタ初となるCFRP(炭素繊維強化樹脂)製。大幅な軽量化も施されているベースこそ4代目プリウスと同じだが、まったく異なるクルマに仕上がった。

インテリア&装備比較

新型プリウスPHVは4人乗り! 新型は、 歩行者検知式自動ブレーキを含む先進予防安全装備が標準装備化

旧型プリウスPHV

外観同様インテリアデザインもほぼベースとなった3代目プリウスと同じで、代わり映えしないものだった。

新型プリウスPHV

4代目プリウスと基本的なデザインこそ共通だが、専用の大型11.6インチ縦型タッチディスプレイが装備されている。タッチディスプレイは、今時のスマートフォン的で話題性に優れるものの、安全面ではあまりおすすめできない。揺れる車内で、タッチパネル上にある小さなボタンを押すのは非常に難しいからだ。そのため、指先を凝視することになり、視線は前方から大きく外れ、安全上好ましくない。
ただし、安全装備面では、4代目プリウスでは一部グレードでオプションだった歩行者検知式自動ブレーキを含む先進予防安全装備トヨタ セーフティセンスPが全車に標準装備化され、ようやく平均水準の安全性能をもつクルマになった。また、トヨタ車としては珍しくサイドエアバッグ&カーテンエアバッグが標準装備化されている。
新型、旧型共にアクセサリーコンセント(AC100V・1500W)が用意されているが、ほぼオプション設定となっている。この機能は、ハイブリッド車用バッテリーから外部に給電できるコンセント。このコンセントを使えば、家庭用電化製品なども使用できアウトドアなどで便利な上に、緊急時には電源車としても使えるので付いていて損のない装備だ。

走行性能&メカニズム比較

モーターのトルク感をアピールする新型。今となっては、やや物足りなさがある旧型

3代目プリウスとそれほど変わらないPHVシステムが採用されていたが、新型プリウスPHVは4代目プリウスとはやや異なるPHVシステムが搭載されている。それが、デュアルモータードライブシステムと呼ばれるもので、通常1個の駆動用モーターで走行するところを、新型プリウスPHVでは駆動用モーターだけでなくジェネレーター(発電機)も駆動用モーターとして使っている。モーターの力にジェネレーターからのトルクも上乗せされたことにより、新型はパワフルな加速性能を発揮。旧型はアクセルを少々多く踏み込むとEVモードで走っていてもスグにエンジンが始動し、エンジンの力を駆動力にしていた。しかし、新型は少々多くアクセルを踏み込む程度では、エンジンが始動することがない。よりEVらしく、そして力強さを感じるのが新型プリウスPHVだ。こうしたこともあり、新型のEV最高速度は130㎞/h。それに対して、旧型は100㎞/hになっている。
そして、静粛性も新型が旧型を圧倒する。ただ、400万円前後のクルマだとすると、新型も他社のEVと比べるとややロードノイズが気になる。また、エンジンがやや高回転域で回った時のノイズも耳障りに感じることがある。
乗り心地やカーブの安定感も新型が当然上回り大きな差となっている。新型はプラットフォームから低重心化されていることもあり、カーブでの安定感は抜群に良くなった。乗り心地も同様で、やや動きの渋いサスペンションでゴツゴツ感があった旧型に対して、新型はかなり洗練されてきた。良いクルマに乗っている、と感じるレベルに達している。

おすすめは新型プリウスPHV?それとも旧型プリウスPHV?

とにかく買い得感がある旧型。高価格だが先進性が高く満足度の高い新型

まず、プリウスPHVを買うためには、充電できる環境にあるかというのが条件となる。 その上で新旧プリウスを比べると、機能面では新型がはるかに旧型に勝る結果になる。

旧型プリウスPHV

とにかく安く買い得感がある旧型。なんと、中古車相場は2012年式で120~160万円と、新車価格の半額以下という価格帯に入っている。通常のハイブリッドモデルとほとんど変わらない価格なのだ。3年落ちとなる2014年式でもタマ数は少ないものの160~190万円程度。新車が約326~422万円とかなり高価であることを考えると、かなりリーズナブルといえる。多少、EV航続距離は短いものの、これだけ価格が安ければ十分に納得できる。価格面を重視するのであるのなら、旧型プリウスがおすすめだ。

新型プリウスPHV

一般家庭用の100Vでも充電できるようになったが、満充電まで14時間かかるので、自宅を200V対応にする工事が必要だ。実際には、マンションなどの集合住宅では、なかなか難しいのが現状で、車庫付き1戸建の家に住んでいる人でないと新旧プリウスPHVには乗れない可能性が高い。
とにかく先進性があり特別なクルマが欲しいという人向けだ。距離が伸びたとはいえ、EV航続距離は68.2㎞。週末にロングドライブといったような使い方ではなく、毎日短距離移動を繰り返す人におすすめだ。家などで小まめに充電できれば、日々の短距離移動はほぼガソリンを使わない生活が可能になり、財布にも優しくCO2の排出量も減らせ環境負荷も小さくなる。そして、装備したいオプション。なぜか、エントリグレードであるSグレードにしか、ソーラー充電システムが選べない設定になっている。Sグレードを選ぶなら、280,800円と高価だがソーラー充電システムを選択したい。近未来の最先端技術を身近に感じられ、満足度も高くなるし、実燃費も向上する。

値引き術

旧型は普通のプリウスと競合、新型はゴルフGTEやアウトランダーPHEVと競合させるのがおすすめ

旧型プリウスPHV

中古車のタマ数が非常に少ないため、近隣で探すのも大変だ。そのため、中古車同士を競合させることも難しい。まずは、旧型プリウスの見積りを先に取り、「PHVなんていうのもあるんだぁ」なんて軽い感じで商談し、競合させてみるといいだろう。価格相場は、大差ないので同等価格のモデルで競合させてみたい。商談中は「充電設備が必要で、200Vへの工事が必要」と言われるだろう。その際に工事費分値引きしてくれるなら買、と持ちかけててみるのもいいだろう。

新型プリウスPHV

旧型に比べ売れているため、新車値引きがゼロに近いだろう。残念ながら、国産車の中では直接のライバルとなるモデルがないため競合させることが難しい。そこで、輸入車をライバルとしてみよう。同じCセグメントのPHVにはゴルフGTEがある。価格は469万円と高価。先にGTEの見積りを取ってから、ついでにプリウスPHVも見に来た程度で商談してみよう。また、価格を合わせるという点では、アウトランダーPHEVと競合させるのもいいだろう。アウトランダーPHEVは、同等の価格帯でありながら、クルマが大きく立派で流行のSUV、そして4WDであることなどを切り出して、価格が安くなるならプリウスPHVでもいいといった姿勢で臨みたい。

今買うならこれ!最新リセールバリューランキング

お得な乗り換方法

値引きも重要だが、よりリーズナブルに乗り換えるためには下取り車の売却も慎重にたい。やっとの思いで、10万円値引きをプラスしてもらっても、下取り車の処理に失敗して10万円損をしてしまったのでは、値引き交渉がなんの意味も持たないことになる。そうならないためには、必ず買取店で査定しておくことをおすすめする。できれば、複数店回るとよい。そうすると、下取り車の正しい価格が見えてくる。また、こちらのページでは今乗っている車の買取相場も知ることができるのでチェックしておくと良いだろう。

今の車の買取相場をチェック

トヨタのお店でトヨタ車の下取りであれば期待できるが、一般的に買取店の方が下取りより高値となる。そうでないと、そもそもビジネス上成り立たないからだ。とくに、中古車マーケットでの人気車などは、顕著に買取価格に反映される。高年式で人気車なら、数十万円もの差が付くことも珍しくない。クルマの買い替えは、より手間をかけた人がより安く乗り換えができる。最後は、最も高値を付けたお店に売却すればいいだけだ。今では、ネットで簡単に申し込みもでき、自宅まで来て査定してくれる便利な時代なのだ。

ガリバーの査定を受けてみる

中古車の価格帯(2017年4月時点)
  1. 新型 プリウスPHV

    326 ~ 422万円

    新型 プリウスPHV
    在庫を見てみる

  2. 旧型 プリウスPHV

    100 ~ 250万円

    旧型 プリウスPHV
    在庫を見てみる

新旧プリウスPHV 比較ギャラリー
  • プリウス 比較ギャラリー
  • プリウス 比較ギャラリー
  • プリウス 比較ギャラリー
  • プリウス 比較ギャラリー
クルマ評論家 CORISM代表 大岡 智彦 氏

クルマ評論家 CORISM代表
大岡 智彦 氏

CORISM編集長。自動車専門誌の編集長を経験後、ウェブの世界へ。新車&中古車購入テクニックから、試乗レポートが得意技。さらに、ドレスアップ関連まで幅広くこなす。最近では、ゴルフにハマルがスコアより道具。中古ゴルフショップ巡りが趣味。日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員

  • プリウスPHV REVIEW 新旧比較レビュー

旧型プリウスPHVは、3代目プリウスをベースにPHV化したモデルで2012年に登場した。優れたモデルだったが、EV航続距離が短かったこと、価格が高かったこと、見映えが普通のプリウスとほとんど変わらなかったことなどがあり、販売面では不振が続いた。
新型プリウスPHVは、先代が売れなかった理由を改善し2017年2月に登場。さらに、世界初となるソーラー充電システムを採用。トヨタは、新型プリウスPHVの受注台数が発売からおよそ1カ月後に約12,500台に達し好調な立ち上がりのようだ。

比較レビューのまとめ

  1. 新型プリウスPHVはベース車のプリウスとはまったく違う!
  2. 歩行者検知式自動ブレーキが標準装備化された新型
  3. 新型は航続距離が大幅に改善、急速充電器にも対応
  4. 中古のプリウスPHVは、まさかの激安! リーズナブルさを求めるなら旧型プリウスPHV

PHVとは?ハイブリッドとの違いは、充電方法とモーターでの航続距離

Plug-in Hybrid Vehicle(プラグインハイブリッド自動車)の略。同様のモデルをPHEV(Plug-in Hybrid Electric Vehicle)などと呼ぶこともある。
PHVとハイブリッドの大きな違いは、外部電源から充電できるかどうかという点だ。PHVには、外部から充電できる充電口を装備している。PHVは、ハイブリッド車より大きなバッテリーを搭載。そこに、外部から得た電力を溜めて、モーターのみで走行する。ただし、モーター走行での航続距離は短い。短距離での移動では、EV走行できるためゼロエミッションとなり環境に優しい次世代環境車と呼ばれている。

プリウス新旧比較

プリウス新旧比較

充電がなくなるとガソリンに切り替えて走る優れモノ

EVはまだ航続距離が短く、充電に時間がかかるなどのデメリットもある。しかし、PHVは溜めた電力を使い切るとガソリンを使用し、通常のハイブリッド車として走れる。時間があれば充電も可能で、既存のガソリンスタンドで短い時間で給油し走れることから、EVとハイブリッド車の良いところ取りとしたクルマとして注目されている。

プリウス新旧比較

新型プリウスPHVのここがすごい!

POINT1:PHVで重要なのは、やはりEV航続距離。

旧型プリウスPHVは、26.4㎞/Lだったのに対して、新型プリウスPHVは68.2㎞/Lと、大幅に航続距離を伸ばしている。これだけEV走行できれば、日常的な移動の足としては十分な距離。通勤や送り迎えなどであれば、深夜電力などを使えば走行コストと安価に抑えることができ、ほぼガソリンを使わずにすむので、環境にも優しい。

POINT2:急速充電器に対応

新型プリウスPHVには旧型ではできなかった急速充電器にも対応できるようになった。これで、高速道路などで小まめに充電できるようになり、よりCO2排出量の少ない走行が可能となった。

POINT3:ソーラー充電が可能

新型プリウスPHVのルーフには、太陽光パネルが敷き詰めたられた世界初のソーラー充電システムがオプションで用意された。トヨタの計算では、最大6.1㎞/日、平均2.9㎞/日走れる電力をソーラーパネルが供給してくれるという。近未来には、ソーラーエネルギーで普通に走れるクルマが出てくることを感じさせる先進性の高い装備だ。

コンセプト&エクステリア比較

4代目プリウスとはまったく違うクルマに仕上がった新型プリウスPHV。3代目プリウスと代わり映えしないデザインの旧型プリウスPHV

旧型プリウスPHV

外観デザインは、ベースとなった3代目プリウスとほぼ同じといった印象。ベースの3代目プリウスよりもデビュー時で100万円近く高価だったのに、代わり映えしないデザインということも旧型が売れなかった理由のひとつだった。

新型プリウスPHV

新型プリウスPHVベースとなる4代目プリウスとは全く異なるデザインで登場した。ICONIC Human-tech(アイコニックヒューマンテック)をコンセプトとし、ヘッドランプには、薄く小型にデザインした4眼のLEDプロジェクターを採用し、精悍さをアピール。リヤのデザインは、空気の流れをイメージし、2つの膨らみを持たせた波状断面のダブルバブルバックドアウインドウが採用された。リヤオーバーハングをプリウスに対し80mm延長し、より伸びやかなサイドシルエットとした。このバックドアは、トヨタ初となるCFRP(炭素繊維強化樹脂)製。大幅な軽量化も施されている。ベースこそ4代目プリウスと同じだが、まったく異なるクルマに仕上がった。

プリウス新旧比較

プリウス新旧比較

インテリア・装備&安全性能比較

歩行者検知式自動ブレーキが装備され、安全性能が一段と進化した新型プリウス

旧型プリウスPHV

外観同様インテリアデザインもほぼベースとなった3代目プリウスと同じで、代わり映えしないものだった。

新型プリウスPHV

4代目プリウスと基本的なデザインこそ共通だが、専用の大型11.6インチ縦型タッチディスプレイが装備されている。タッチディスプレイは、今時のスマートフォン的で話題性に優れるものの、安全面ではあまりおすすめできない。揺れる車内で、タッチパネル上にある小さなボタンを押すのは非常に難しいからだ。そのため、指先を凝視することになり、視線は前方から大きく外れ、安全上好ましくない。
ただし、安全装備面では、4代目プリウスでは一部グレードでオプションだった歩行者検知式自動ブレーキを含む先進予防安全装備トヨタ セーフティセンスPが全車に標準装備化され、ようやく平均水準の安全性能をもつクルマになった。また、トヨタ車としては珍しくサイドエアバッグ&カーテンエアバッグが標準装備化されている。
新型、旧型共にアクセサリーコンセント(AC100V・1500W)が用意されているが、ほぼオプション設定となっている。この機能は、ハイブリッド車用バッテリーから外部に給電できるコンセント。このコンセントを使えば、家庭用電化製品なども使用できアウトドアなどで便利な上に、緊急時には電源車としても使えるので付いていて損のない装備だ。

プリウス新旧比較

走行性能&メカニズム比較

モーターのトルク感をアピールする新型。今となっては、やや物足りなさがある旧型

3代目プリウスとそれほど変わらないPHVシステムが採用されていたが、新型プリウスPHVは4代目プリウスとはやや異なるPHVシステムが搭載されている。それが、デュアルモータードライブシステムと呼ばれるもので、通常1個の駆動用モーターで走行するところを、新型プリウスPHVでは駆動用モーターだけでなくジェネレーター(発電機)も駆動用モーターとして使っている。モーターの力にジェネレーターからのトルクも上乗せされたことにより、新型はパワフルな加速性能を発揮。旧型はアクセルを少々多く踏み込むとEVモードで走っていてもスグにエンジンが始動し、エンジンの力を駆動力にしていた。しかし、新型は少々多くアクセルを踏み込む程度では、エンジンが始動することがない。よりEVらしく、そして力強さを感じるのが新型プリウスPHVだ。こうしたこともあり、新型のEV最高速度は130㎞/h。それに対して、旧型は100㎞/hになっている。そして、静粛性も新型が旧型を圧倒する。ただ、400万円前後のクルマだとすると、新型も他社のEVと比べるとややロードノイズが気になる。また、エンジンがやや高回転域で回った時のノイズも耳障りに感じることがある。
乗り心地やカーブの安定感も新型が当然上回り大きな差となっている。新型はプラットフォームから低重心化されていることもあり、カーブでの安定感は抜群に良くなった。乗り心地も同様で、やや動きの渋いサスペンションでゴツゴツ感があった旧型に対して、新型はかなり洗練されてきた。良いクルマに乗っている、と感じるレベルに達している。

おすすめは新型プリウス?
それとも旧型プリウス?

とにかく買い得感がある旧型。高価格だが先進性が高く満足度の高い新型

まず、プリウスPHVを買うためには、充電できる環境にあるかその上で新旧プリウスを比べると、機能面では新型がはるかに旧型に勝る結果になる。

旧型プリウスPHV

とにかく安く買い得感がある旧型。なんと、中古車相場は2012年式で120~160万円と、新車価格の半額以下という価格帯に入っている。通常のハイブリッドモデルとほとんど変わらない価格なのだ。3年落ちとなる2014年式でもタマ数は少ないものの160~190万円程度。新車が約326~422万円とかなり高価であることを考えると、かなりリーズナブルといえる。多少、EV航続距離は短いものの、これだけ価格が安ければ十分に納得できる。価格面を重視するのであるのなら、旧型プリウスがおすすめだ。

新型プリウスPHV

一般家庭用の100Vでも充電できるようになったが、満充電まで14時間かかるので、自宅を200V対応にする工事が必要だ。実際には、マンションなどの集合住宅では、なかなか難しいのが現状で、車庫付き1戸建の家に住んでいる人でないと新旧プリウスPHVには乗れない可能性が高い。
とにかく先進性があり特別なクルマが欲しいという人向けだ。距離が伸びたとはいえ、EV航続距離は68.2㎞。週末にロングドライブといったような使い方ではなく、毎日短距離移動を繰り返す人におすすめだ。家などで小まめに充電できれば、日々の短距離移動はほぼガソリンを使わない生活が可能になり、財布にも優しくCO2の排出量も減らせ環境負荷も小さくなる。そして、装備したいオプション。なぜか、エントリグレードであるSグレードにしか、ソーラー充電システムが選べない設定になっている。Sグレードを選ぶなら、280,800円と高価だがソーラー充電システムを選択したい。近未来の最先端技術を身近に感じられ、満足度も高くなるし、実燃費も向上する。

今買うならこれ!
最新リセールバリューランキング

値引き術

旧型は普通のプリウスと競合、新型はゴルフGTEやアウトランダーPHEVと競合させるのがおすすめ

旧型プリウスPHV

中古車のタマ数が非常に少ないため、近隣で探すのも大変だそのため、中古車同士を競合させることも難しい。まずは、旧型プリウスの見積りを先に取り、「PHVなんていうのもあるんだぁ」なんて軽い感じで商談し、競合させてみるアウトランダーPHEVは、同等の価格帯でありながら、クルマが大きく立派で流行のSUV、そして4WDであることなどを切り出して、価格が安くなるならプリウスPHVでもいいといった姿勢で臨みたい。といいだろう。価格相場は、大差ないので同等価格のモデルで競合させてみたい。商談中は「充電設備が必要で、200Vへの工事が必要」と言われるだろう。その際に工事費分値引きしてくれるなら買う、と持ちかけててみるのもいいだろう。

新型プリウスPHV

旧型に比べ売れているため、新車値引きがゼロに近いだろう。残念ながら、国産車の中では直接のライバルとなるモデルがないため競合させることが難しい。そこで、輸入車をライバルとしてみよう。同じCセグメントのPHVにはゴルフGTEがある。価格は469万円と高価。先にGTEの見積りを取ってから、ついでにプリウスPHVも見に来た程度で商談してみよう。また、価格を合わせるという点では、アウトランダーPHEVと競合させるのもいいだろう。アウトランダーPHEVは、同等の価格帯でありながら、クルマが大きく立派で流行のSUV、そして4WDであることなどを切り出して、価格が安くなるならプリウスPHVでもいいといった姿勢で臨みたい。

お得な乗り換方法

値引きも重要だが、よりリーズナブルに乗り換えるためには下取り車の売却も慎重に行いたい。やっとの思いで、10万円値引きをプラスしてもらっても、下取り車の処理に失敗して10万円損をしてしまったのでは、値引き交渉がなんの意味も持たないことになる。そうならないためには、必ず買取店で査定しておくことをおすすめする。できれば、複数店回るとよい。そうすると、下取り車の正しい価格が見えてくる。また、こちらのページでは今乗っている車の買取相場も知ることができるのでチェックしておくと良いだろう。

今の車の買取相場をチェック

トヨタのお店でトヨタ車の下取りであれば期待できるが、一般的に買取店の方が下取りより高値となる。そうでないと、そもそもビジネス上成り立たないからだ。とくに、中古車マーケットでの人気車などは、顕著に買取価格に反映される。高年式で人気車なら、数十万円もの差が付くことも珍しくない。クルマの買い替えは、より手間をかけた人がより安く乗り換えができる。最後は、最も高値を付けたお店に売却すればいいだけだ。今では、ネットで簡単に申し込みもでき、自宅まで来て査定してくれる便利な時代なのだ。

ガリバーの査定を受けてみる

新旧プリウスPHV 比較ギャラリー

クルマ評論家 CORISM代表 大岡 智彦 氏
クルマ評論家 CORISM代表
大岡 智彦 氏

CORISM編集長。自動車専門誌の編集長を経験後、ウェブの世界へ。新車&中古車購入テクニックから、試乗レポートが得意技。さらに、ドレスアップ関連まで幅広くこなす。最近では、ゴルフにハマルがスコアより道具。中古ゴルフショップ巡りが趣味。
日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員

]]>
コンパクトカー(国産車) 人気オススメランキング 2017冬【中古車編】 https://221616.com/car-topics/20161227-86032/ https://221616.com/car-topics/20161227-86032/ Tue, 27 Dec 2016 19:13:22 +0900 2017 アクア トヨタ ノート プリウス ランキング 人気 新車購入ガイド 日産 未使用車

人気中古車 コンパクト国産車 おすすめランキング2017冬トヨタ プリウス/トヨタ アクア/日産ノート

車の乗り換えや購入を検討している方で、車種選びにお悩み中の方へ。
コリズム編集長で車評論家の大岡氏に、この冬中古車でおすすめのコンパクトカー(国産車)を
聞きました。

トップへ戻る

  • コンパクト国産車 ランキング ベスト1 トヨタ プリウス

    先代トヨタ プリウス

    先代の30型プリウスは、2009年に登場した。先々代の20型プリウスがモデル末期にガソリン高騰によりヒットした流れを受け、30型プリウスも大ヒットモデルとなった。ホンダのハイブリッド車インサイトとの価格競争もあり、デビュー前から話題となる。フルモデルチェンジする2015年まで、毎月のように販売台数ナンバー1となった。そんな先代プリウスの燃費は、最終モデルの量販グレードで30.4㎞/L。中古車となった現在でも、この燃費値はトップレベル。中古車としての価値も高い。さらに、先代プリウスは売れに売れただけあり、中古車の流通量も多い。あまりに多い流通量のため、人気モデルとはいえ価格は徐々に下がってきており、非常に魅力的な価格になってきている。価格、燃費という面ではお勧めな1台だ。

  • コンパクト国産車 ランキング ベスト2 トヨタ アクア

    トヨタ アクア

    アクアは2011年にデビューした。2014年にマイナーチェンジを施していて、すでにモデル後期に入ってきている。アクアの魅力は、なんといっても35.4㎞/Lという世界トップレベルの低燃費性能だ。価格も200万円を切っていたこともあり、新型プリウスが登場するまで、毎月日本一売れているクルマだった。アクアも超ヒットモデルだけあり、中古車の流通量も豊富で選びやすい。先代プリウスがリーズナブルな価格になってきたことを受け、アクアも同様に価格を下げていて、最近ではかなり買い得感が出てきている。あまりに売れたため、中古車の需要より供給が上回っている状態だ。3年落ちの高年式モデルで、もはや新車の軽自動車並みになっており、先進のハイブリッド車が、まさにバーゲン状態になっている。

  • コンパクト国産車 ランキング ベスト3 日産 ノート

    日産 ノート

    ノートは2016年に一部改良を施すと同時に、シリーズハイブリッドシステムを搭載したノートe-POWERが登場。ホンダやトヨタと異なるEV(電気自動車)感覚のシリーズハイブリッドシステムが評価されて、ノートe-POWERは2016年11月に日産車として30年ぶりに新車販売台数ナンバー1に輝いた。ノートは、ガソリン車しかない時でも善戦しており良く売れていた。ノートe-POWERが登場したことで、多くのガソリン車ノートが下取りに入り、それが中古車となり流通量がドンドン増えてきている。ガソリン車しか無かったため、中古車ノートの価格は安めで買いやすかったが、さらに買い得感が出てきている。ノートには、このクラスで唯一歩行者検知式自動ブレーキが用意されていることもあり、リーズナブルに安全なクルマが買えるという点ではお勧めだ。

オススメ ランキングの3台を比較

VSコンパクト国産車ランキングベスト3 の 燃費・価格
  • プリウス

    トヨタ プリウス

    先代プリウスは、1.8Lのハイブリッドシステムを搭載し、燃費は30.4㎞/Lとなっている。この燃費値は、今でもトップレベルのものとなっている。3年落ちの2013年式で、150~170万円くらの予算があれば上質な中古車が見つけられる。新車価格からは、100万円以上安くなっている計算だ。さらに、5年落ちになると2011年式になると、程度の良いもので100~130万円くらいにまで価格が下がる。この価格で先進のハイブリッド車で、30.4㎞/Lという低燃費車が手に入る。普段の足として使うには、価格や燃費などの経済性はとても高い。

  • アクア

    トヨタ アクア

    アクアの燃費は、デビュー当時35.4㎞/Lでマイナーチェンジ後の最新モデルでは37.0㎞/Lまで燃費を向上させている。新車のアクアは200万円を切った価格設定がされているが、何かしらのオプションを装着しない装備が物足りない設定だ。オプションなどを装備すると新車価格は軽く200万円を超える。しかし、中古車になると、中古車の流通量がかなり多いため、価格が下がっておりかなりお買い得だ。2013年式で、110~130万円前後の予算があれば、上質な中古車が選べる。2013年式という高年式で、もはや新車の軽自動車以下ともいえる価格で手に入る。現行モデルで、それも世界トップレベルの低燃費を誇るハイブリッド車が、この価格というのはお買い得だ。

  • ノート

    日産 ノート

    ノートは、ガソリン車ながら、なかなか優れた燃費値を誇る。デビュー直後の燃費は24.0㎞/Lだったが、何度か改良やマイナーチェンジが施され、現在では26.2㎞/Lまで燃費を向上させている。ノートは現行車ということもあり、燃費値はガソリン車の中でクラストップレベルの実力。現在の中古車マーケットでは、ハイブリッドのアクアが安くなっていることもあり、ガソリン車のノートがハイブリッド車と同等の価格では売れないので、ノートの価格は随分安い。2013年式で、80~100万円の予算があれば上質な中古車が手に入る。ノートは未だ現行車なので、100万円を切る価格で高年式の現行車を手に入れることができるのはお買い得だ。

VSコンパクト国産車ランキングベスト3 の 装備・使い勝手
  • プリウス

    トヨタ プリウス

    2009年にデビューしたクルマなので、さすがに歩行者検知式自動ブレーキなどは用意されていない。ただ、Gグレードにはプリクラッシュセーフティシステム(追突被害軽減ブレーキ)が、オプション(一部グレードは標準)で用意されていた。この装備には、前走車追従式クルーズコントロールもセットになっている。数は少ないが、より安全性と高速道路での利便性を重視するのなら、こうした装備がある中古車を選ぶといい。使い勝手面では、ツーリングセレクションには17インチホイールが装備されるが、最小回転半径が5.5mになる。5.5mという数値は、ヴォクシーやノアといった5ナンバーミニバン並み。狭いところでの使い勝手は良いとは言えない。それ以外の15インチホイール装着車は5.2mとまずまずの小回り性能となる。

  • アクア

    トヨタ アクア

    アクアは、2011年にデビューで比較的新しいクルマなのだが、マイナーチェンジ前のモデルには自動ブレーキがない。自動ブレーキ関連の安全装備「トヨタセーフティセンスC」が、ほぼ標準装備されたのは、2015年末のマイナーチェンジ後。それも、歩行者検知式の自動ブレーキではないので、安全装備面ではかなり物足りない。トヨタ セーフティセンスCの性能面は今ひとつだが、ないよりはましなので、安全性能を重視するのであればマイナーチェンジ前それ以前のアクアには、自動ブレーキが用意されていないのだ。こうした安全装備を望むのであれば、かなり高年式になるがマイナーチェンジ後のモデルを選ぶことになる。アクアの場合、とくに使い勝手面で注意しなくてはならないのは、ツーリングパッケージ(16インチホイール)装着車だ。この装備が装着されている車両は、最小回転半径が4.8mから、なんと5.7m! この5.7mという数値は、大型ミニバンであるアルファード/ヴェルファイアと同等。もはや、コンパクトカーと呼べる最小回転半径ではなくなるのだ。そもそも、コンパクトカーのメリットは、狭い場所や道で小回りが得意であるということだ。そのコンパクトカーの最小回転半径が5.7mもあるのでは本末転倒だ。狭い駐車場や道でクルマを使う機会が多い人、クルマの運転が苦手な初心者や高齢者は、16インチホイール装着車を選ばない方がいい。

  • ノート

    日産 ノート

    ノートは、今でこそ歩行者検知式自動ブレーキをほぼ標準装備化しているが、初期のモデルは安全装備面で気を付けて欲しい。デビュー直後の2012~2014年式あたりのモデルは、横滑り防止装置(VDC)が標準装備化されていないのだ。横滑り防止装置は、クルマがスピンするなどしてしまいそうなときに、事前に察知して4輪別々にブレーキをかけ、横滑りを防止してくれる。滑りやすい路面などでも有効な機能。安全面で非常に高い効果を発揮することから、今ではすべてのクルマに標準装備化が法令で義務付けられている重要な装備なのだ。この年式付近の車両は、必ず横滑り防止装置(VDC)が装備されているか確認したい。その後、日産はハイブリッド車が無かったため、安全装備面で差別化し勝負に出た。モデル途中から、このクラスでは珍しい歩行者検知式自動ブレーキ「エマージェンシーブレーキ」をオプション設定とした。直近では標準装備されている。古めの年式車は、エマージェンシーブレーキ装着を探して選びたい。

VSコンパクト国産車ランキングベスト3 の 走行性能・乗り心地
  • プリウス

    トヨタ プリウス

    新型プリウスと比べると、さすがに見劣りするが、先代プリウスでも十分な走行性能をもつ。前期型はややゴツゴツとした乗り心地を示していたが、後期型は随分マイルドになっている。また、17インチホイール車は、見た目はよいものの、多少乗り心地にゴツゴツ感がある。乗り心地重視ということなら、15インチホイール車がよい。燃費をアップさせるコツは、アクセルワーク。アクセルをジワッと踏みEV走行でなるべく走りたい。エンジンが始動したら、チョンとアクセルを抜けばエンジンはすぐに停止するので、そこからまたジワッとアクセルを踏み増しなるべくEV走行するような走りを繰り返せば、驚くほどの低燃費性能が楽しめる。

  • アクア

    トヨタ アクア

    アクアは、運動性能は高い。その秘密は、ハイブリッド用バッテリーの搭載位置だ。ハイブリッド用バッテリーは、大きく重い。その重いバッテリーをアクアはリヤシート下に設置している。その結果、前後の重量配分が適正化された。さらに、アクアは優れた燃費性能を得るために、全高を下げ空気抵抗を少なくしている。全高を下げたことで、重心高が下がり低重心化されている。このバランスの良さが、スポーティな走りを可能としているが、マイナーチェンジ前のモデルは、サスペンションのセッティングがイマイチで、乗り心地もゴツゴツ感が目立ち褒められたものではない。トヨタも十分理解していたようで、マイナーチェンジ後は、乗り心地性能の向上や、空力特性なども含め一段と進化。完成度は大幅に向上。運動性能と乗り心地を重視するなら、マイナーチェンジ後のモデルとなる。

  • ノート

    日産 ノート

    優れた低燃費性能に、歩行者検知式自動ブレーキによる高い安全性能をもっているノートだが、走行性能という面では、あまりいいところがない。乗り心地もややゴツゴツ感があり、直進安定性も微妙な状況。より、楽しい走りを望むなら、ノートニスモと呼ばれるスポーツモデルが設定されている。このモデルは、外観もエアロパーツが装備されていてスポーティ。走りも楽しいが、中古車ではまだ流通量が少ない。ノートには、1.2Lミラーサイクルでスーパーチャージャー付エンジンが搭載されている。通常走行時は、1.2Lで低燃費。だが、いざアクセルをグッと踏み込むと、スーパーチャージャーが作動し、1.5L車並みの力強い加速を誇る。スーパーチャージャーが作動する時間が多いと燃費が悪くなるので、通常時のミラーサイクル状態でいかに走るかが燃費向上のコツだ。

VSコンパクト国産車ランキングベスト3 の デザイン
  • プリウス

    トヨタ プリウス

    プラットフォーム(車台)の問題で、やや腰高感のあるスタンスになっている。ただ、その分、アップライトに座ることになるため、意外と視界はよい。腰高感があるスタイリングだが、プリウスは低燃費性能を上げるために、空気抵抗を減らすためのデザインが採用されている。センターメーターが採用されているが、視線移動が少なく安全面では優れているものの、モニターそのものが小さいので、高齢者などには少々見にくい傾向がある。

  • アクア

    トヨタ アクア

    世界トップレベルの低燃費性能を得るために、アクアは、空気抵抗を抑えるために全高をかなり低くしている。ライバル車と比べるとかなり低く、全高は1,455㎜となっている。低い。日産ノートの全高が1,525mmなので70㎜も低い。そのため、ワイド&ロー感がより強調されていて、なかなかスポーティなシルエットとなった。ただ、その影響で後席スペースはやや狭く感じる。インテリアデザインは、カジュアルな雰囲気でまとめられているが、質感面ではもうひとつといった印象。全体的にプラスチック感が強いのが残念だ。

  • ノート

    日産 ノート

    ノートは度重なる改良の度に外観デザインが変更されてきて、徐々に洗練さを増してきている。最新のノートは、日産のデザインアイデンティティであるVモーショングリルがより強調されていて、なかなか高級感ある姿となっている。とくに、オプション装備が中心のLEDヘッドランプなどは、ノートのフェイスをより精悍にしてくれるアイテムなので、こうした装備が付いている中古車が狙い目だ。ノートには多くのバリエーションがあるのも魅力だ。エアロスタイル、ライダー、アクシス、ニスモが用意されていて、好みのモデルが選べる。こうしたモデルは、中古車の流通量はまだ少ないが、上手く見つかれば積極的に選んでいいだろう。こうした外観に対して、インテリアはやや地味。最新モデルでは、シートのカラーバリエーションが増えたが、初期モデルのほとんどがブラック系の内装のみだ。

コンパクト国産車ランキングベスト3 の 知って得する中古車値引き交渉術

プリウスは、非常に流通量が豊富。似たようなグレード、価格、仕様、コンディションのクルマ同士を競合させるとよい。これだけ流通量が豊富だと、中古車店側も一定の値引きを提示するしかない。異なる中古車店3店舗くらいと競合させるといいだろう。
アクアやノートもプリウスと同様に、かなり流通量が多いクルマ。プリウスと同じ手法で競合させて値引きを引き出したい。競合車として、フィットハイブリッドなどを加えてみるのもいいだろう。
商談時に、各店舗が自店のクルマのセールスポイントなどをアピールしてくるが、あくまで「予算重視で、より良いクルマ」という姿勢を崩さないことが大切。「高価で良いクルマ」というのは当たり前。中古車選びは「より良いクルマをより安く」だ。それでなくては、中古車を買うメリットがない。
さらに、注意したいのは車検時期。車検時期がすぐだと、車検の整備代が必要になり、出費がかさむ。なるべく、車検が長く残っているクルマを選びたい。
そして、タイヤの溝も重要。スリップサインが出ている、もしくはもうすぐスリップサインが出そうな場合、購入時に交換してもらおう。
商談時にサービスしてもらうことが一番だが、値引きしてもらうなどの交渉をしたい。新車購入時にこうしたタイヤ交換分もローンに組み込んでしまえば、クルマを買ってからの出費も少なくて済む。ただ、お店側にタイヤの銘柄を任せてしまうと、アジア系のとにかく安いタイヤになることがある。タイヤはある程度のクオリティを担保したいので、ある程度調べて顧客側から指定するといいだろう。

その他のボディタイプ別 オススメランキング
  • 軽自動車ハイト系 燃費、小回り、街で乗るならやはり便利な軽。
  • 軽自動車スーパーハイト系 燃費と小回りに加えて、アウトドアにも!
  • ミニバン
  • コンパクト 輸入車 人気急上昇中!意外とコスパのいい車種多し。
  • SUV デザインと走りを重視する人へ。
  • 高級セダン いつかは乗りたい、王道スタイル。

新車情報の車ニュースを配信中 自動車ニュース

クルマ評論家 CORISM代表 大岡智彦 氏
クルマ評論家 CORISM代表 大岡智彦 氏
CORISM編集長。自動車専門誌の編集長を経験後、ウェブの世界へ。新車&中古車購入テクニックから、試乗レポートが得意技。さらに、ドレスアップ関連まで幅広くこなす。最近では、ゴルフにハマルがスコアより道具。中古ゴルフショップ巡りが趣味。日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員

人気中古車 コンパクト国産車 おすすめランキング2017冬

車の乗り換えや購入を検討している方で、車種選びにお悩み中の方へ。
コリズム編集長で車評論家の大岡氏に、この冬中古車でおすすめのコンパクトカー(国産車)を聞きました。

  • RANKING BEST 1先代トヨタ プリウス

    トヨタ プリウス

    先代の30型プリウスは、2009年に登場した。先々代の20型プリウスがモデル末期にガソリン高騰によりヒットした流れを受け、30型プリウスも大ヒットモデルとなった。ホンダのハイブリッド車インサイトとの価格競争もあり、デビュー前から話題となる。フルモデルチェンジする2015年まで、毎月のように販売台数ナンバー1となった。そんな先代プリウスの燃費は、最終モデルの量販グレードで30.4㎞/L。中古車となった現在でも、この燃費値はトップレベル。中古車としての価値も高い。さらに、先代プリウスは売れに売れただけあり、中古車の流通量も多い。あまりに多い流通量のため、人気モデルとはいえ価格は徐々に下がってきており、非常に魅力的な価格になってきている。価格、燃費という面ではお勧めな1台だ。

  • RANKING BEST 2トヨタ アクア

    トヨタ アクア

    アクアは2011年にデビューした。2014年にマイナーチェンジを施していて、すでにモデル後期に入ってきている。アクアの魅力は、なんといっても35.4㎞/Lという世界トップレベルの低燃費性能だ。価格も200万円を切っていたこともあり、新型プリウスが登場するまで、毎月日本一売れているクルマだった。アクアも超ヒットモデルだけあり、中古車の流通量も豊富で選びやすい。先代プリウスがリーズナブルな価格になってきたことを受け、アクアも同様に価格を下げていて、最近ではかなり買い得感が出てきている。あまりに売れたため、中古車の需要より供給が上回っている状態だ。3年落ちの高年式モデルで、もはや新車の軽自動車並みになっており、先進のハイブリッド車が、まさにバーゲン状態になっている。

  • RANKING BEST 3日産 ノート

    日産 ノート

    ノートは2016年に一部改良を施すと同時に、シリーズハイブリッドシステムを搭載したノートe-POWERが登場。ホンダやトヨタと異なるEV(電気自動車)感覚のシリーズハイブリッドシステムが評価されて、ノートe-POWERは2016年11月に日産車として30年ぶりに新車販売台数ナンバー1に輝いた。ノートは、ガソリン車しかない時でも善戦しており良く売れていた。ノートe-POWERが登場したことで、多くのガソリン車ノートが下取りに入り、それが中古車となり流通量がドンドン増えてきている。ガソリン車しか無かったため、中古車ノートの価格は安めで買いやすかったが、さらに買い得感が出てきている。ノートには、このクラスで唯一歩行者検知式自動ブレーキが用意されていることもあり、リーズナブルに安全なクルマが買えるという点ではお勧めだ。

中古車オススメランキングの3台を比較

燃費・価格
  • プリウス

    先代プリウスは、1.8Lのハイブリッドシステムを搭載し、燃費は30.4㎞/Lとなっている。この燃費値は、今でもトップレベルのものとなっている。3年落ちの2013年式で、150~170万円くらの予算があれば上質な中古車が見つけられる。新車価格からは、100万円以上安くなっている計算だ。さらに、5年落ちになると2011年式になると、程度の良いもので100~130万円くらいにまで価格が下がる。この価格で先進のハイブリッド車で、30.4㎞/Lという低燃費車が手に入る。普段の足として使うには、価格や燃費などの経済性はとても高い。

  • アクア

    アクアの燃費は、デビュー当時35.4㎞/Lでマイナーチェンジ後の最新モデルでは37.0㎞/Lまで燃費を向上させている。新車のアクアは200万円を切った価格設定がされているが、何かしらのオプションを装着しない装備が物足りない設定だ。オプションなどを装備すると新車価格は軽く200万円を超える。しかし、中古車になると、中古車の流通量がかなり多いため、価格が下がっておりかなりお買い得だ。2013年式で、110~130万円前後の予算があれば、上質な中古車が選べる。2013年式という高年式で、もはや新車の軽自動車以下ともいえる価格で手に入る。現行モデルで、それも世界トップレベルの低燃費を誇るハイブリッド車が、この価格というのはお買い得だ。

  • ノート

    ノートは、ガソリン車ながら、なかなか優れた燃費値を誇る。デビュー直後の燃費は24.0㎞/Lだったが、何度か改良やマイナーチェンジが施され、現在では26.2㎞/Lまで燃費を向上させている。ノートは現行車ということもあり、燃費値はガソリン車の中でクラストップレベルの実力。現在の中古車マーケットでは、ハイブリッドのアクアが安くなっていることもあり、ガソリン車のノートがハイブリッド車と同等の価格では売れないので、ノートの価格は随分安い。2013年式で、80~100万円の予算があれば上質な中古車が手に入る。ノートは未だ現行車なので、100万円を切る価格で高年式の現行車を手に入れることができるのはお買い得だ。

装備・使い勝手
  • プリウス

    2009年にデビューしたクルマなので、さすがに歩行者検知式自動ブレーキなどは用意されていない。ただ、Gグレードにはプリクラッシュセーフティシステム(追突被害軽減ブレーキ)が、オプション(一部グレードは標準)で用意されていた。この装備には、前走車追従式クルーズコントロールもセットになっている。数は少ないが、より安全性と高速道路での利便性を重視するのなら、こうした装備がある中古車を選ぶといい。使い勝手面では、ツーリングセレクションには17インチホイールが装備されるが、最小回転半径が5.5mになる。5.5mという数値は、ヴォクシーやノアといった5ナンバーミニバン並み。狭いところでの使い勝手は良いとは言えない。それ以外の15インチホイール装着車は5.2mとまずまずの小回り性能となる。

  • アクア

    アクアは、2011年にデビューで比較的新しいクルマなのだが、マイナーチェンジ前のモデルには自動ブレーキがない。自動ブレーキ関連の安全装備「トヨタセーフティセンスC」が、ほぼ標準装備されたのは、2015年末のマイナーチェンジ後。それも、歩行者検知式の自動ブレーキではないので、安全装備面ではかなり物足りない。トヨタ セーフティセンスCの性能面は今ひとつだが、ないよりはましなので、安全性能を重視するのであればマイナーチェンジ前それ以前のアクアには、自動ブレーキが用意されていないのだ。こうした安全装備を望むのであれば、かなり高年式になるがマイナーチェンジ後のモデルを選ぶことになる。アクアの場合、とくに使い勝手面で注意しなくてはならないのは、ツーリングパッケージ(16インチホイール)装着車だ。この装備が装着されている車両は、最小回転半径が4.8mから、なんと5.7m! この5.7mという数値は、大型ミニバンであるアルファード/ヴェルファイアと同等。もはや、コンパクトカーと呼べる最小回転半径ではなくなるのだ。そもそも、コンパクトカーのメリットは、狭い場所や道で小回りが得意であるということだ。そのコンパクトカーの最小回転半径が5.7mもあるのでは本末転倒だ。狭い駐車場や道でクルマを使う機会が多い人、クルマの運転が苦手な初心者や高齢者は、16インチホイール装着車を選ばない方がいい。

  • ノート

    ノートは、今でこそ歩行者検知式自動ブレーキをほぼ標準装備化しているが、初期のモデルは安全装備面で気を付けて欲しい。デビュー直後の2012~2014年式あたりのモデルは、横滑り防止装置(VDC)が標準装備化されていないのだ。横滑り防止装置は、クルマがスピンするなどしてしまいそうなときに、事前に察知して4輪別々にブレーキをかけ、横滑りを防止してくれる。滑りやすい路面などでも有効な機能。安全面で非常に高い効果を発揮することから、今ではすべてのクルマに標準装備化が法令で義務付けられている重要な装備なのだ。この年式付近の車両は、必ず横滑り防止装置(VDC)が装備されているか確認したい。その後、日産はハイブリッド車が無かったため、安全装備面で差別化し勝負に出た。モデル途中から、このクラスでは珍しい歩行者検知式自動ブレーキ「エマージェンシーブレーキ」をオプション設定とした。直近では標準装備されている。古めの年式車は、エマージェンシーブレーキ装着を探して選びたい。

走行性能・乗り心地
  • プリウス

    新型プリウスと比べると、さすがに見劣りするが、先代プリウスでも十分な走行性能をもつ。前期型はややゴツゴツとした乗り心地を示していたが、後期型は随分マイルドになっている。また、17インチホイール車は、見た目はよいものの、多少乗り心地にゴツゴツ感がある。乗り心地重視ということなら、15インチホイール車がよい。燃費をアップさせるコツは、アクセルワーク。アクセルをジワッと踏みEV走行でなるべく走りたい。エンジンが始動したら、チョンとアクセルを抜けばエンジンはすぐに停止するので、そこからまたジワッとアクセルを踏み増しなるべくEV走行するような走りを繰り返せば、驚くほどの低燃費性能が楽しめる。

  • アクア

    アクアは、運動性能は高い。その秘密は、ハイブリッド用バッテリーの搭載位置だ。ハイブリッド用バッテリーは、大きく重い。その重いバッテリーをアクアはリヤシート下に設置している。その結果、前後の重量配分が適正化された。さらに、アクアは優れた燃費性能を得るために、全高を下げ空気抵抗を少なくしている。全高を下げたことで、重心高が下がり低重心化されている。このバランスの良さが、スポーティな走りを可能としているが、マイナーチェンジ前のモデルは、サスペンションのセッティングがイマイチで、乗り心地もゴツゴツ感が目立ち褒められたものではない。トヨタも十分理解していたようで、マイナーチェンジ後は、乗り心地性能の向上や、空力特性なども含め一段と進化。完成度は大幅に向上。運動性能と乗り心地を重視するなら、マイナーチェンジ後のモデルとなる。

  • ノート

    優れた低燃費性能に、歩行者検知式自動ブレーキによる高い安全性能をもっているノートだが、走行性能という面では、あまりいいところがない。乗り心地もややゴツゴツ感があり、直進安定性も微妙な状況。より、楽しい走りを望むなら、ノートニスモと呼ばれるスポーツモデルが設定されている。このモデルは、外観もエアロパーツが装備されていてスポーティ。走りも楽しいが、中古車ではまだ流通量が少ない。ノートには、1.2Lミラーサイクルでスーパーチャージャー付エンジンが搭載されている。通常走行時は、1.2Lで低燃費。だが、いざアクセルをグッと踏み込むと、スーパーチャージャーが作動し、1.5L車並みの力強い加速を誇る。スーパーチャージャーが作動する時間が多いと燃費が悪くなるので、通常時のミラーサイクル状態でいかに走るかが燃費向上のコツだ。

デザイン
  • プリウス

    トヨタ プリウス

    プラットフォーム(車台)の問題で、やや腰高感のあるスタンスになっている。ただ、その分、アップライトに座ることになるため、意外と視界はよい。腰高感があるスタイリングだが、プリウスは低燃費性能を上げるために、空気抵抗を減らすためのデザインが採用されている。センターメーターが採用されているが、視線移動が少なく安全面では優れているものの、モニターそのものが小さいので、高齢者などには少々見にくい傾向がある。

  • アクア

    トヨタ アクア

    世界トップレベルの低燃費性能を得るために、アクアは、空気抵抗を抑えるために全高をかなり低くしている。ライバル車と比べるとかなり低く、全高は1,455㎜となっている。低い。日産ノートの全高が1,525mmなので70㎜も低い。そのため、ワイド&ロー感がより強調されていて、なかなかスポーティなシルエットとなった。ただ、その影響で後席スペースはやや狭く感じる。インテリアデザインは、カジュアルな雰囲気でまとめられているが、質感面ではもうひとつといった印象。全体的にプラスチック感が強いのが残念だ。

  • ノート

    日産 ノート

    ノートは度重なる改良の度に外観デザインが変更されてきて、徐々に洗練さを増してきている。最新のノートは、日産のデザインアイデンティティであるVモーショングリルがより強調されていて、なかなか高級感ある姿となっている。とくに、オプション装備が中心のLEDヘッドランプなどは、ノートのフェイスをより精悍にしてくれるアイテムなので、こうした装備が付いている中古車が狙い目だ。ノートには多くのバリエーションがあるのも魅力だ。エアロスタイル、ライダー、アクシス、ニスモが用意されていて、好みのモデルが選べる。こうしたモデルは、中古車の流通量はまだ少ないが、上手く見つかれば積極的に選んでいいだろう。こうした外観に対して、インテリアはやや地味。最新モデルでは、シートのカラーバリエーションが増えたが、初期モデルのほとんどがブラック系の内装のみだ。

中古車値引き交渉術

プリウスは、非常に流通量が豊富。似たようなグレード、価格、仕様、コンディションのクルマ同士を競合させるとよい。これだけ流通量が豊富だと、中古車店側も一定の値引きを提示するしかない。異なる中古車店3店舗くらいと競合させるといいだろう。
アクアやノートもプリウスと同様に、かなり流通量が多いクルマ。プリウスと同じ手法で競合させて値引きを引き出したい。競合車として、フィットハイブリッドなどを加えてみるのもいいだろう。
商談時に、各店舗が自店のクルマのセールスポイントなどをアピールしてくるが、あくまで「予算重視で、より良いクルマ」という姿勢を崩さないことが大切。「高価で良いクルマ」というのは当たり前。中古車選びは「より良いクルマをより安く」だ。それでなくては、中古車を買うメリットがない。
さらに、注意したいのは車検時期。車検時期がすぐだと、車検の整備代が必要になり、出費がかさむ。なるべく、車検が長く残っているクルマを選びたい。
そして、タイヤの溝も重要。スリップサインが出ている、もしくはもうすぐスリップサインが出そうな場合、購入時に交換してもらおう。
商談時にサービスしてもらうことが一番だが、値引きしてもらうなどの交渉をしたい。新車購入時にこうしたタイヤ交換分もローンに組み込んでしまえば、クルマを買ってからの出費も少なくて済む。ただ、お店側にタイヤの銘柄を任せてしまうと、アジア系のとにかく安いタイヤになることがある。タイヤはある程度のクオリティを担保したいので、ある程度調べて顧客側から指定するといいだろう。

その他のボディタイプ別中古車オススメランキング

  • 軽自動車ハイト

    燃費、小回り、街で乗るならやはり便利な軽。

  • 軽自動車スーパーハイト

    燃費と小回りに加えて、アウトドアにも!

  • ミニバン

    広くて便利、ファミリーカーの代名詞

  • コンパクト輸入車

    人気急上昇中!意外とコスパのいい車種多し。

  • SUV

    デザインと走りを重視する人へ

  • 高級セダン

    いつかは乗りたい、王道スタイル。

クルマ評論家 CORISM代表 大岡智彦 氏
クルマ評論家 CORISM代表
大岡智彦 氏

CORISM編集長。自動車専門誌の編集長を経験後、ウェブの世界へ。新車&中古車購入テクニックから、試乗レポートが得意技。さらに、ドレスアップ関連まで幅広くこなす。最近では、ゴルフにハマルがスコアより道具。中古ゴルフショップ巡りが趣味。日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員

その他ランキング

クルマ購入関連コンテンツ

ボディタイプ別オススメランキングトップページへ戻る

]]>
2016年10月新車中古車売れ筋ランキング https://221616.com/car-topics/20161124-85590/ https://221616.com/car-topics/20161124-85590/ Thu, 24 Nov 2016 22:34:00 +0900 ekワゴン プリウス 中古車 新車購入ガイド 販売台数 2016年10月の乗用車および軽自動車の新車車種別販売台数を各機関が発表しました。先月、9ヶ月ぶりに新車販売台数を奪われたトヨタプリウス。しかし今月は、早くも首位を奪還しました。新車・中古車を含めた自動車市場の動きを解説します。 新車プリウス首位奪還、中古車は三菱ekワゴンが急浮上 2016年10月の乗用車および軽自動車の新車車種別販売台数を各機関が発表しました。先月、9ヶ月ぶりに新車販売台数を奪われたトヨタプリウス。 しかし今月は、早くも首位を奪還しました。株式会社 IDOM(旧社名:株式会社ガリバーインターナショナル)の中古車販売実績とあわせて、 新車・中古車を含めた自動車市場の動きを解説します。

10月販売ランキング.001

データ出典元

新車車種別乗用車販売台数:一般社団法人自動車販売協会連合会 新車車種別軽自動車販売台数:一般社団法人全国軽自動車協会連合会 中古車車種別販売台数:株式会社IDOM販売実績

セレナとフリードの競争が予想される新車ミニバン市場

8月に特別仕様車を投入し、9月の新車販売台数1位に躍り出たホンダN-BOX。しかし10月はプリウスが再び首位に返り咲き、N-BOXは2位に。 こういった首位争いはあるものの、低燃費で維持費が安いこの2台の人気は圧倒的です。

セレナ

日産 セレナ 在庫一覧 カタログ情報

大きな動きを見せたのは、8月に登場した日産 セレナ。新型車の登録が進み始め、先月の16位から5位に大幅ランクアップをしています。   ホンダ フリードホンダ フリード 在庫一覧 カタログ情報 今後の注目は、9月末に新型が登場したホンダのフリードです。自動運転支援機能でセールスポイントのセレナに対し、小回りをアピールしたミドルミニバンのフリード。しばらくはミニバンユーザーの取り合いが続きそうです。

 

ムーヴキャンバス効果で好調のダイハツ、TOP10圏外に沈んだスズキ

ムーヴキャンバス ダイハツ ムーヴキャンバス 在庫一覧 カタログ情報 燃費問題で相変わらず新型車の発表ができないスズキ。そんなスズキを尻目に好調なのがダイハツです。9月に発売したムーヴキャンパスは特に女性に好評。軽自動車の新車発売台数TOP3の2位と3位をムーヴとタントで確保しています。 ライバルであるスズキのワゴンRやスペーシアのモデルチェンジが発表されるまでに、どこまで売れ行きを伸ばせるのか、気になるところです。

 

三菱 eKワゴンが急浮上!マイナスイメージをも凌ぐ価格崩壊の中古車市場

続いて、中古車市場の動きを見てみましょう。 eKワゴン 三菱 eKワゴン 在庫一覧 カタログ情報 注目したいのは、TOP10にランクインしている三菱eKワゴン。9月は24位でしたが、10月は8位まで急上昇しています。燃費不正問題はあったものの、その走行性能や安全性能には問題がないため、クルマそのものの価値は一定の評価をされているようです。何より中古車としての相場が下落したことで、消費者としてはかなりお買い得な状況になっていることが影響しています。

絶版車種ホンダ ライフの人気継続

ライフ ホンダ ライフ 在庫一覧 カタログ情報 新車は既に生産中止となってしまったホンダの軽、ライフが10位にランクイン。ホンダの軽といえば、新車でも人気のN-BOXなどのNシリーズも数多く中古車市場に流通しています。そんな中でライフが人気を維持している理由は、その購入しやすい価格。N-BOXなど一つ上のクラスへの乗り換えが進む中、中古車市場におけるライフの流通台数が増え、相場が下がったことが背景にあります。

今後の注目はアクアを超える低燃費の新型ノート

日産ノートe-POWER 日産 ノート 在庫一覧 カタログ情報 11月初めにフルモデルチェンジを果たし、燃費を飛躍的に向上した日産ノートePower。モード燃費は最良37.2km/Lと、それまでクラストップだったトヨタのアクアを超えており、その売れ行きに注目が集まっています。 今後、ライバルであるアクアやフィットをどこまで追い上げられるのか、それによって中古車市場はどんな影響を受けるのかが今後の見どころです。 ]]>
遠藤イヅル「もやもやクルマ選び」第7回 トヨタ プリウス(4代目) https://221616.com/car-topics/20160922-84954/ https://221616.com/car-topics/20160922-84954/ Thu, 22 Sep 2016 08:30:18 +0900 もやもやクルマ選び トヨタ プリウス 遠藤イヅル izuru_endo_title101

「もやもやクルマ選び」第7回 トヨタ プリウス(4代目)

レアでマニアックなだけがクルマじゃない。新型車たちにも、世間から忘れられた中古車たちにも、クルマ好きのぼくらをワクワク「もやもや」させる悩ましい魅力を持つクルマがたくさんあります。第7回は「4代目プリウス」をお送りします。

◆熟成を重ねる国民車「プリウス・スタイル」

いまや国民車といっても過言ではない、トヨタの誇るハイブリッドカー、プリウス。同門のアクア、ホンダのハイブリッドカー・フィットHVなどとともに、日本の新車販売台数の上位を争っています。1997年に初代(俗にいう10系)が登場、2003年には2代目(20系)、そして2009年には3代目(30系)へとモデルチェンジを行い、熟成を重ねました。

>> 過去のイラスト記事一覧はコチラをクリック

2代目以降は初代のセダンボディとは異なり、5ドアハッチバックとなり、ボンネットからルーフに一直線にかけあがるライン、頂上あたりにカーブの頂点が来る山型ルーフ、そしてすとんと落とされたテールエンドは、いわば「プリウス・スタイル」とでもいえる個性にもなりました。もちろんスタイルだけでなく居住性の向上、装備の充実、そしてもちろん燃費性能、環境性能も着実に進歩を続けて来ました。

◆デザイン以上に走りの質が大きく改善

copyright_izuru_endo_2016_09_prius_gen4_1280_890

そして2015年8月、4代目となる新型プリウス(50系)がアメリカ・ラスベガスでベールを脱ぎ、同年12月から日本でも販売が開始。大胆な形状のヘッドライトとテールエンドを持つ新しいプリウスは、大きな話題となりました。奇抜なディティールに目を奪われがちですが、フォルムの大きな変更にも注目です。テールは伸ばされ、ボンネットは先代よりは独立気味に。「山型ルーフ」も、少しなだらかになりました。もちろん燃費数値も向上。燃費スペシャルともいえるグレードでは、カタログ値でなんと40.8km/リットルを達成しています。

>> 過去のイラスト記事一覧はコチラをクリック

ところで、4代目プリウスは、2代目のキープコンセプトだった先代とはガラリとイメージを変えてきてきたように感じています。それは、前述の斬新かつ大胆なデザインだけではなく、そのキャラクターです。燃費のために乗り心地や走り、視界の良さなどといった「運転しやすさ」を犠牲にしてきた、とも言われるこれまでのプリウスですが、今度のモデルは、その「プリウスの弱点」とも言える部分にメスを入れて来たからです。

◆エコだけではなく高品質な走りのクルマ

copyright_izuru_endo_2016_09_prius_gen4_1280_890(クリックで拡大)ハンドリングが向上してコーナリングが楽しくなり、これまでではちょっと曖昧だったステアリングフィールも改善。全体的に走りの質感は良くなっています。また、窓が小さくダッシュボードの上端が高かった3代目とくらべ、新型では視界向上と車両感覚の掴みやすさは確実に改善されています。

4代目のポイントは、これまで「エコカーだからいろいろ我慢しなくちゃ」といった要素が排されたことです。これまでは、やはりいくらプリウスが売れても、どこか「ハイブリッドカー」は特別なもの、という印象があったように思うのです。

でも、今度のプリウスは、まったく新しい大胆で斬新なクルマではありながら、「やっとカローラのようなふつうの実用車」になりました。もはや「エコカー(ハイブリッドカー)が当たり前のものとなったのだ」ということを、元祖ハイブリッドカーであるプリウスは、登場以来約20年かけ、自らが高らかに宣言出来るようになったと言えるのです。

【イラスト/文 遠藤イヅル】 フリーのカーイラストレーター/ライター。東京都出身。自動車雑誌、WEBサイトにクルマをテーマにしたイラストや記事を多数提供。世界各国の生活感があるクルマを好み、20年間で18台のクルマを乗り継ぐ。クレイジーなほど深くて混沌としたクルマ知識を持つ元自動車系デザイナー。自身のクルマ体験をもと、独創的な視点で切り込むイラストやインプレッション記事は、他にないユニークなテイストとして定評がある。2015年7月現在の愛車はプジョー309SI。最新の掲載誌は遠藤イヅルのfacebookで確認!

>> 過去のイラスト記事一覧はコチラをクリック

]]>