
国産車の燃費ランキング総合TOP10と、ボディタイプ別(軽自動車・コンパクトカー・セダン/ステーションワゴン・SUV・ミニバン)の燃費ランキングTOP5をご紹介しています。普通車ではトヨタ車が上位を独占していますが、他社でもおすすめ車種がありますので、参考にしてください。
- 燃費のいい車ランキング 総合TOP10
- 燃費のいい軽自動車 TOP5
- 燃費のいいコンパクトカー TOP5
- 燃費のいいセダン/ステーションワゴン TOP5
- 燃費のいいSUV TOP5
- 燃費のいいミニバン TOP5
- 車の燃費に関するQ&A
- 車両価格を抑えるのも節約術
燃費のいい車ランキング 総合TOP10
2026年1月現在の、燃費のいい車トップ10は以下の通りです。
| 順位 | 車種名 | 最高燃費 (WLTCモード) |
ガソリン代 (1万km分) |
ボディタイプ |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | トヨタ「ヤリス」 | 36.0km/L | 約43,056円 | コンパクト |
| 2位 | トヨタ「アクア」 | 34.3km/L | 約45,190円 | コンパクト |
| 3位 | トヨタ「プリウス」 | 32.6km/L | 約47,546円 | セダン |
| 4位 | トヨタ「ヤリスクロス」 | 30.8km/L | 約50,325円 | SUV |
| 5位 | ホンダ「フィット」 | 30.2km/L | 約51,325円 | コンパクト |
| トヨタ「カローラ」 | セダン | |||
| 7位 | トヨタ「カローラスポーツ」 | 30.0km/L | 約51,667円 | コンパクト |
| 8位 | トヨタ「カローラツーリング」 | 29.5km/L | 約52,542円 | ステーションワゴン |
| 9位 | トヨタ「シエンタ」 | 28.4km/L | 約54,577円 | ミニバン |
| 日産「ノート」 | コンパクト |
※ランキングは2026年1月23日時点で新車で購入できる国産の主要車種から作成。BEVやPHEVは除く。ガソリン代は、レギュラーガソリン155 円/Lで計算。年式、グレード、装備などによって燃費条件や上記ランキングは変わる可能性があります。
高いハイブリッド技術を持つトヨタ車が、上位に多くランクインしています。また、コンパクトカーがランキングの大半を占めているのも特徴です。
以下で、各車種の特徴をご紹介します。
1位 トヨタ ヤリス(最高36.0km/L)
全長は3,940mm、全幅は1,695mmとコンパクトなボディでありながら、優れた機動性を備えたヤリス。スポーティーなのに世界トップクラスの低燃費で、コンパクトカーの中でも屈指の出来栄えといえます。2024年1月の一部改良で、デザインの刷新と安全装備の強化が図られました。
2位のアクアと迷う方も多いですが、軽快な走り重視ならヤリスがおすすめです。
2位 トヨタ アクア(最高34.3km/L)

スポーティーなヤリスに対して、アクアは快適性や居住性を重視した一台です。2025年9月に一部改良が行われ、フロントフェイスはプリウスなどと同様のハンマーヘッドデザインを採用。安全装備も充実しました。
ヤリスとの燃費性能の差はごくわずか。そのため、どちらにするか迷う場合は「走りと快適さのどちらを重視するのか」で選ぶことをおすすめします。
アクアは中古車もおすすめ!
2020年まで販売されていた初代アクアの燃費は27.2〜29.8km/L(WLTCモード)であり、現在でもトップクラスの数値です。流通量が多いため、中古車相場も安い傾向があります。
また、予算120万円で購入できる現行モデルの中古車もあります。
3位 トヨタ「プリウス」(最高32.6km/L)
2023年1月にフルモデルチェンジしたプリウス。デザインが大幅に変わっただけでなく、走行性能も著しく向上しました。走りの力強さやハンドリングのキレ、カーブでの安定性はちょっとしたスポーツカーのようです。
スポーティな走りを実現しながら燃費性能も向上させており、「ドライブしたいけど燃費も気になるという方におすすめです。
プリウスは中古車もおすすめ!
現行プリウス(60系)は車としての性能重視で、運転のしやすさは先代モデル(50系)の方が優れています。50系プリウス最終モデルの最高燃費は32.1km/L(WLTCモード、Eグレード)で、現行モデルとほぼ変わりません。
運転に自信がない方や快適性重視の方には、中古の50系をおすすめします。
4位 トヨタ「ヤリスクロス」(最高30.8km/L)
SUVの中で圧倒的な燃費性能を誇るのが、ヤリスクロスです。同じトヨタ車で一回り小型のライズ(28.0km/L)より低燃費で、車両価格も100万円~200万円台とお手頃。コストパフォーマンスに優れています。
四輪駆動モデルは悪路走破性も高く、SUVらしさもしっかりと備えています。
新車の納期に注意!
コロナ禍で発生した半導体不足は概ね解消され、現在は新車の納期も短縮されつつあります。しかし、依然として納期が半年以上といった車種もゼロではありません。
納車を急ぐ場合は、中古車も含めて検討しましょう。車両登録のみ済ませ、実際の走行に使われていない登録済み未使用車もおすすめです。
5位 ホンダ フィット(最高30.2km/L)
フィットは乗り心地や快適さにこだわったモデルです。アクアとサイズ感が近いながら、室内の広さはフィットが上回ります。また、前方の視野が広く、運転しやすい車としても評価が高いです。
車両価格やガソリン代を重視したアクアか、愛らしい見た目と居住性重視のフィットかで比べると良いでしょう。
フィットは中古車が豊富!
フィットは中古車の流通台数が非常に多く、その分だけ相場価格が安い傾向があります。高年式のモデルも中古車市場で多数販売されており、欲しいグレードや色、装備の車両も見つかりやすいでしょう。
同5位 トヨタ カローラ(最高30.2km/L)
トヨタ車の中でも長い歴史を持つカローラ。セダンならではの走行安定性の高さを有し、長距離ドライブも快適にこなします。
2025年5月の一部改良でガソリン車が廃止され、ハイブリッド車のみのラインナップとなりました。新車価格は約240万円からで、セダンの中ではプリウスとともにコストパフォーマンスに優れた一台です。
車両代の節約が最大のコスト減?
最近は燃費性能に優れた車を求める方が多いですが、車のコストで最も大きな割合を占めるのは購入時の車両価格です。この部分を節約できれば、車のトータルコストを大きく抑えられます。グレードを下げる、中古車にする等の工夫も考えましょう。
7位以降はミニバンや日産車もランクイン
- 7位 トヨタ カローラスポーツ(30.0km/L)
- 8位 トヨタ カローラツーリング(29.5km/L)
- 9位 トヨタ シエンタ(28.4km/L)
- 同9位 日産 ノート(28.4km/L)
燃費のいい車TOP10では、トヨタ車が上位の大半を占めます。9位にはミニバンのシエンタがランクイン。コンパクトカーサイズで運転しやすく、かつ3列7人乗りも選べます。
また、同じ10位には日産のノート(上記画像)がランクイン。電気自動車のような静粛性の高さと滑らかな加速力が魅力で、車内も広いです。中古での流通量も多く、予算100万円でもハイブリッド車が手に入ります。
燃費のいい軽自動車 TOP5
| 順位 | メーカー/車種名 | 最高燃費 (WLTCモード) |
|---|---|---|
| 1位 | スズキ「アルト」 | 28.2km/L |
| マツダ「キャロル」(OEM) | ||
| 2位 | スズキ「ラパン」 | 27.3km/L |
| 3位 | スズキ「ワゴンR」 | 25.1km/L |
| マツダ「フレア」(OEM) | ||
| スズキ「ワゴンRスマイル」 | ||
| スズキ「スペーシア」 | ||
| マツダ「フレアワゴン」(OEM) | ||
| 4位 | スズキ「ハスラー」 | 25.0km/L |
| マツダ「フレアクロスオーバー」(OEM) | ||
| ダイハツ「ミライース」 | ||
| トヨタ「ピクシスエポック」(OEM) | ||
| スバル「プレオプラス」(OEM) | ||
| 5位 | スズキ「スペーシアカスタム」 | 23.9km/L |
| マツダ「フレアワゴンカスタムスタイル」(OEM) | ||
| スズキ「スペーシアギア」 | ||
| マツダ「フレアワゴンタフスタイル」(OEM) |
軽自動車は安さを売りにしているので、本格的なハイブリッド搭載車がなく、コンパクトカーのハイブリッド車よりは燃費が劣ります。ただし、スズキはマイルドハイブリッドを積極的に採用しており、ランキングでも上位をほぼ独占しています。
ランキングの詳細は、以下をご覧ください。
燃費のいいコンパクトカー TOP5
| 順位 | メーカー/車種名 | 最高燃費 (WLTCモード) |
|---|---|---|
| 1位 | トヨタ「ヤリス」 | 36.0km/L |
| 2位 | トヨタ「アクア」 | 34.3km/L |
| 3位 | ホンダ「フィット」 | 30.2km/L |
| 4位 | トヨタ「カローラスポーツ」 | 30.0km/L |
| 5位 | 日産「ノート」 | 28.4km/L |
コンパクトカーでは、すでにご紹介したトヨタのヤリスとアクアの燃費が抜きんでています。
しかし、TOP5に入っている車種はどれも十分な燃費性能を誇るので、お店で試乗し、乗り心地や居住性も踏まえて検討することをおすすめします。以下の記事も参考に、候補を絞りましょう。
燃費のいいセダン/ステーションワゴン TOP5
| 順位 | メーカー/車種名 | 最高燃費 (WLTCモード) |
|---|---|---|
| 1位 | トヨタ「プリウス」 | 32.6km/L |
| 2位 | トヨタ「カローラ」 | 30.2km/L |
| 3位 | トヨタ「カローラツーリング」 | 29.5km/L |
| 4位 | ホンダ「アコード」 | 23.8km/L |
| 5位 | トヨタ「クラウン」 | 18.0km/L |
セダン/ステーションワゴンでも、トヨタが上位をほとんど独占しています。
そもそも現在はセダンを販売していないメーカーもあり、選択肢が非常に少ないです。また、スバルはインプレッサなどのステーションワゴンを販売していますが、燃費より走行性重視で、燃費性能はあまり優れていません。
燃費のいいSUV TOP5
| 順位 | メーカー/車種名 | 最高燃費 (WLTCモード) |
|---|---|---|
| 1位 | トヨタ「ヤリスクロス」 | 30.8km/L |
| 2位 | ダイハツ「ロッキー」 | 28.0km/L |
| トヨタ「ライズ」(OEM) | ||
| スバル「レックス」(OEM) | ||
| レクサス「LBX」 | ||
| 3位 | トヨタ「カローラクロス」 | 26.4km/L |
| 4位 | レクサス「UX」 | 26.3km/L |
| 5位 | ホンダ「ヴェゼル」 | 26.0km/L |
SUVでは、燃費が25km/Lあれば「かなりいい」といえます。そんな中でずば抜けた燃費性能を誇るのが、ヤリスクロスです。
ランキングの詳細や車両価格、サイズなどは以下の記事で確認してください。
燃費のいいミニバン TOP5
| 順位 | メーカー/車種名 | 最高燃費 (WLTCモード) |
|---|---|---|
| 1位 | トヨタ「シエンタ」 | 28.4km/L |
| 2位 | ホンダ「フリード」 | 25.6km/L |
| 3位 | トヨタ「ノア」 | 23.4km/L |
| 4位 | スズキ「ランディ」(OEM) | 23.2km/L |
| 5位 | トヨタ「ヴォクシー」 | 23.0km/L |
ミニバンの燃費ランキングでも、トヨタ車が多くランクインしています。ただし、ノア/ヴォクシーなどMサイズ(ミドルクラス)以上のサイズになると車重が重く、他のボディタイプほど燃費の良さは望めません。
スズキのランディは、ノアのOEM車です。ランキングの詳細や車両価格、サイズなどは以下の記事で確認してください。
車の燃費に関するQ&A
ここでは、車の燃費に関してよくある質問にお答えしています。
Q. 車の燃費は平均どれくらい?
国土交通省の「自動車燃費一覧(令和7年3月)」によると、ガソリン乗用車のWLTCモード燃費平均値は、19.8km/Lです。
Q. カタログ燃費と実燃費の違いは?
メーカーが公表するカタログ燃費は、試験場の測定器で計測された数値です。実際の燃費はエアコンの使用や渋滞など多くの要因で変化し、一般に実燃費は「カタログ値の7割~8割程度」といわれています。
Q. 燃費のいい車を買うメリットは?
低燃費な車を選ぶと、以下のようなメリットがあります。
- ガソリン代を抑えることができる
- エコカー減税などの優遇措置が受けられることも
- 環境にも優しい
総合ランキング1位のヤリスと10位のノートを比較しても、1万キロ走行するのに必要なガソリン代には1万円以上の開きがあります。燃費が悪い車を選べば、年間で数万円以上の差が出るケースも珍しくありません。
Q. 低燃費な車にはどんな税制優遇がある?
低燃費など環境性能の優れた車では、その性能に応じて以下のような税制優遇を受けられます。
- 環境性能割(取得時の税制優遇)
- グリーン化特例(自動車税の優遇)
- エコカー減税(自動車重量税の優遇)
税制優遇を受けられるのは、主に取得時や初回継続車検時など購入後数年です。ただし、環境性能割は2026年3月末で廃止となります。また、グリーン化特例は2026年3月で制度が終了する可能性があります。
なお、自動車重量税に関しては、環境性能に優れた「エコカー」とそれ以外の車両で継続的に課税額が異なります。燃費のいい車の場合、課税額が少ないです。
Q. ハイブリッド車とガソリン車はどっちが得?
ハイブリッド車とガソリン車では燃費性能に大きな開きがあるものの、車両価格にも数十万円の差があります。そのため、走行距離が短いと燃費代でハイブリッド車の価格差を埋められません。
どれだけ走ればハイブリッド車が得になるかは、車種やその時のガソリン価格により異なります。大まかな目安として、購入後8万~10万キロ以上乗る予定であれば、ハイブリッド車をおすすめします。
車両価格を抑えるのも節約術
燃費のいい車を買えば、購入後の維持費を抑えられます。しかし、車のコストで最も大きな割合を占めるのは購入時の車両価格です。
中古車であれば、限られた予算でも好みの車が手に入りやすいです。新しさにこだわりたい場合も、登録済み未使用車であれば、諸費用込みの購入額を抑えられる可能性があります。気になる車種があれば、ぜひ中古車の在庫も調べてみてください。