ここでは、JB64ジムニーの5型について、4型との違いや価格差、カスタムの注意点、納期、中古で早く手に入れる方法などを紹介します。
※本記事の内容は2026年9月16日末時点の情報に基づいています。
中古車情報
- JB64ジムニーの5型とは?
- JB64ジムニー4型から5型の変更点
- ジムニー5型の価格と4型との比較
- JB64ジムニー5型のカスタムの注意点
- JB64ジムニー5型の納期
- 早く手に入れるなら中古車も検討
JB64ジムニーの5型とは?
ジムニー5型とは、2025年11月4日に発売された一部仕様変更後のジムニーのことです。2018年の現行ジムニー発売後に行われた改良を区別するため、この名称が使われています。
4型からの主な変更点は、先進安全装備の強化と利便装備の充実です。衝突被害軽減ブレーキが「デュアルセンサーブレーキサポートⅡ」に進化し、車線逸脱抑制機能やACCが採用されました。
ミリ波レーダーの追加や超音波センサーの増加に伴い、バンパー等も変更されています。また、実車比較では消音材やトランスファーガードの追加、オイルパンの形状変更なども確認されています。
JB64ジムニー4型から5型の変更点
ここでは、JB64ジムニーの4型から5型への主な変更点(違い)を解説します。
安全性強化①衝突被害軽減ブレーキが進化
4型まで、ジムニーは「DSBS(デュアルセンサーブレーキサポート)」を搭載していました。今回の一部仕様変更では最新の「DSBSⅡ」が採用され、仕組みや性能が以下のように変わりました。
| 型/名称 | 4型/DSBS | 5型/DSBSⅡ |
|---|---|---|
| 検知の仕組み | 単眼カメラ レーザーレーダー |
広角単眼カメラ ミリ波レーダー |
| 検知対象 | 歩行者 乗用車・トラック |
歩行者 自転車 自動二輪車 乗用車・トラック |
| 作動場面 | 前方の車両や歩行者との衝突リスク | 前方に加え、交差点での出合い頭や右左折時にも対応 |
4型以前と比べて検知対象や対応できる場面が広がり、より多様な状況で衝突回避や被害軽減を支援できるようになりました。
安全性強化②車線逸脱抑制機能とACCを採用
車線維持や高速走行時の支援では、4型と5型で以下のように搭載機能が異なります。
| 型 | 4型 | 5型 |
|---|---|---|
| 車線逸脱への対応 | 車線逸脱警告機能 | 車線逸脱警報機能 車線逸脱抑制機能 |
| 定速・追従走行 | CC ※クルーズコントロール |
ACC ※アダプティブクルーズコントロール |
| 備考 | CCはXCに装備 | AT車のACCは全車速追従機能付き |
車線逸脱への対応は、警告機能のみから、ステアリング支援を行う逸脱抑制機能が追加されました。また、高速道路や自動車専用道路で使えるCC機能は、自動で速度調整を行って走行するACCに進化しています。
なお、ACCは5型の全車で標準装備ですが、AT車のみ停止まで追従する全車速追従機能付きです。MT車のACCは約30km/h以上、AT車の全車速追従機能付きACCは約1km/h以上でシステムをONにできます。
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安全性強化③AT車の踏み間違い対策を強化
ジムニー5型のAT車では、前後の超音波センサーを利用する以下の機能が追加され、駐車時の衝突・踏み間違い対策が強化されました。
- 低速時ブレーキサポート(前進・後退):約10km/h以下で前方・後方の障害物を検知。衝突の危険性が高まるとブレーキを作動
- 後方誤発進抑制機能:後方に障害物がある状態でアクセルを強く踏み込むと、エンジン出力を抑制
どちらも、駐車時や後退時の事故リスク低減を支援します。
安全性強化④発進お知らせ・標識認識機能を拡充
ジムニーは、4型以前でも発進お知らせ機能や標識認識機能を設定していましたが、5型でその機能性が拡充されました。
発進お知らせ機能では、先行車の発進に加えて、信号の赤→青への切り替わりも検知するようになりました。標識認識機能では、従来の機能に加えて一時停止・転回禁止・赤信号を認識できるようになりました。
利便性向上①メーターとステアリングスイッチを変更
ジムニー5型では、メーターパネル中央にカラーマルチインフォメーションディスプレイを採用し、デジタル車速やパワー/トルクなど、表示できる情報が充実しました。また、燃料計は針式に変更されています。
ステアリングには、オーディオ&ハンズフリースイッチが全車で標準装備されました。対応するオーディオを装着すれば、オーディオ操作やハンズフリー通話を手元で行えます。
利便性向上②LED室内灯とスズキコネクトに対応
ジムニー5型では、XL・XCグレードのフロント/リヤルームランプがLED化され、夜間の視認性や利便性が向上しました。
また、XL・XCグレードでは、バックアイカメラ付9インチディスプレイオーディオとスズキコネクト対応通信機をメーカーオプションで選べるようになりました。
外観変更|バンパー等の形状が変更
5型では、フロントバンパーのナンバープレート上部にミリ波レーダーが設置され、その周囲に黒いパーツが追加されています。また、4型ではリアのみに4個装備されていたパーキングセンサー(超音波センサー)が、フロントにも4個追加されました。
センサーの追加に伴い、フロントバンパーやアンダーガーニッシュ、エアインテーク周辺の形状も若干ながら変更されています。
走行・静粛性|下回りの部品などが変更
実車比較では、フロントフェンダー内への消音材やトランスファーガードの追加、オイルパンの形状変更などが確認されています。
また、ショックアブソーバーの品番は4型と同じですが、コイルスプリングは5型から品番が変更されています。ただし、スプリングの硬さなどの詳細は公表されていないため、品番変更の目的や具体的な仕様差は明らかになっていません。
ジムニー5型の価格と4型との比較
ジムニー5型は安全装備が大幅に強化され、車両価格も上がりました。また、5型ではMT車がAT車と同一価格になり、MT車の値上げ幅が大きくなっています。
4型からの値上げ額
4型と5型では、車両価格が以下のように変化しました。
| グレード/ミッション | 4型 | 5型 | 価格差 |
|---|---|---|---|
| XG/MT | 1,654,400円 | 1,918,400円 | +264,000円 |
| XG/AT | 1,753,400円 | +165,000円 | |
| XL/MT | 1,780,900円 | 2,046,000円 | +265,100円 |
| XL/AT | 1,879,900円 | +166,100円 | |
| XC/MT | 1,903,000円 | 2,160,400円 | +257,400円 |
| XC/AT | 2,002,000円 | +158,400円 |
値上げ幅は約16万円~27万円で、特にMT車の上昇幅が大きくなっています。4型ではAT車がMT車より10万円前後高く設定されていましたが、5型では同一グレードのMT車とAT車が同一価格になりました。
5型のAT車には、全車速追従機能付きACCや低速時ブレーキサポート、後方誤発進抑制機能など、MT車にはない安全装備があります。そのため、MT車ユーザーの中には価格の統一化を「改悪」と評する意見も見られます。
4型と5型はどっちがいい?
4型と5型では安全装備の充実度が大きく異なる一方、MT車を中心に車両価格の上がり方が大きいです。そのため、以下のような基準で判断するとよいでしょう。
| 4型がおすすめ | 5型がおすすめ |
|---|---|
|
・安全性より価格重視 ・コストを抑えてカスタムしたい ・MT車で価格を抑えたい |
・安全性重視 ・ACCを利用したい ・AT車の踏み間違い対策を重視する |
価格やカスタムのしやすさを重視するなら4型、最新の安全装備を重視するなら5型がおすすめです。
4型は中古車として一般に購入費用を抑えやすく、対応するカスタムパーツも豊富です。一方、5型はDSBSⅡやACC、車線逸脱抑制機能などを備え、特にAT車では踏み間違い対策も強化されています。
JB64ジムニー5型のカスタムの注意点
JB64ジムニー5型を購入してカスタムしたい場合は、以下の2点に注意が必要です。
- 4型以前のパーツが使えるとは限らない
- センサーを妨げる改造は避ける
5型では、センサーの追加に伴いバンパーやアンダーガーニッシュの形状が変わり、ルームランプの構造も変更されています。パーツを取り付ける前に、5型への適合を確認しましょう。
また、バンパー交換やナンバープレートの移設、リフトアップなどは、安全装備の作動に影響する可能性があります。センサー周辺のカスタムでは、専門店への相談がおすすめです。
JB64ジムニー5型の納期
ジムニー5型の納期は時期や販売店によって異なりますが、2026年6月時点の一部ディーラー情報では「3~4ヶ月」「3~6ヶ月」と案内されています。
ただし、地域やグレード、ボディカラーなどによって納期は変わります。また、過去には納期が半年~1年以上になったケースもありました。新車を購入する場合は、販売店に最新の状況を確認しましょう。
早く手に入れるなら中古車も検討
ジムニー5型は、すでに中古車市場でも流通しています。中古車は生産済みの車両となるため、納期も2週間~1ヶ月程度が一般的です。
新規届出のみ行っている「届出済み未使用車」もあるので、早めに購入したい場合は中古車も検討しましょう。