ロッキーの5つのグレードの特徴と、それぞれの違いを解説します。新車・中古車のおすすめ選択肢も紹介していますので、グレード選びの参考にしてください。
中古車情報
- ロッキーのグレードの違いは?
- ロッキーのグレード一覧と特徴
- ロッキーのグレードの違いを徹底比較
- ロッキーのおすすめグレードは?
- 中古ロッキーのおすすめは?
- 低予算・短納期なら中古車も検討を
- ロッキーに関するよくある質問
ロッキーのグレードの違いは?
ダイハツのロッキーは「L」「X」「プレミアムG」「X HEV」「プレミアムG HEV」の5グレード展開で、見た目・パワートレイン・燃費性能・安全装備・快適装備などに違いがあります。
- L:シンプルな見た目・装備の廉価グレード
- X:見た目と実用装備を一部充実化したコスパ重視グレード
- プレミアムG:見た目・安全装備・快適装備が充実したガソリン車最上位グレード
- X HEV:Xベースのハイブリッド車
- プレミアムG HEV:プレミアムGベースのハイブリッド車
短距離利用メインなら、価格に対して装備が充実しているガソリン車のXまたはプレミアムGがおすすめです。一方、街乗りでの走行距離が多い場合は、ハイブリッド車で装備も充実しているプレミアムG HEVがおすすめです。
ロッキーのグレード一覧と特徴
ロッキーのグレード展開は、以下のようにガソリン車3種類、ハイブリッド車2種類の計5グレードです(2026年8月17日時点)。
| グレード | 駆動方式 | 新車価格 | WLTC燃費 |
|---|---|---|---|
| L | 2WD | 1,761,100円 | 20.7km/L |
| 4WD | 2,039,400円 | 17.4km/L | |
| X | 2WD | 1,910,700円 | 20.7km/L |
| 4WD | 2,187,900円 | 17.4km/L | |
| プレミアムG | 2WD | 2,171,400円 | 20.7km/L |
| 4WD | 2,432,100円 | 17.4km/L | |
| X HEV | 2WD | 2,216,500円 | 28.0km/L |
| プレミアムG HEV | 2WD | 2,460,700円 | 28.0km/L |
ガソリン車は、駆動方式で搭載エンジンが異なります。2WD車は1.2L直列3気筒自然吸気エンジン、対して4WD車は1.0L直列3気筒ターボエンジンです。
ハイブリッド車は2WDのみの展開で、発電用の1.2L直列3気筒自然吸気エンジンと、走行用モーターを搭載しています。
L|シンプル装備の価格重視グレード
Lはロッキーのエントリーグレードであり、シンプルな装備で車両価格を抑えています。主な特徴は以下の通りです(一部抜粋)。
- 16インチフルホイールキャップ
- UVカット遮音ガラス
- エアコンはマニュアル式
- 黒色ベースのシンプルな加飾
- シートバックポケットは助手席のみ
Lは、内外装の加飾がほとんどありません。また、X以上で標準装備のUV&IRカット遮音ガラスやリヤスピーカーも装備されていません。
短距離中心の使用で、装備にこだわらず、とにかく購入費用を抑えたい人におすすめです。
X|UV&IRカットガラス付きのコスパ重視グレード
Xはロッキーガソリン車の中間グレードにあたり、同じ駆動方式のLと比べて車両価格が約15万円高いです。内外装や一部の実用装備が充実しています。主な特徴は以下の通りです(一部抜粋)。
- 16インチアルミホイール
- ピアノブラック調フロントグリル
- UV&IRカットガラス(X以上で全車標準装備)
- 赤系やシルバーの室内アクセント・加飾
- フロント/リヤカメラ(X以上でオプション)
Lに比べてホイールやグリル、内装に特徴があり、スポーティな一台に仕上がっています。
また、UV&IRカットガラスが使われているので、夏場の日差しや暑さ対策を重視する人にはX以上がおすすめです。
プレミアムG|装備充実のガソリン車上位グレード
プレミアムGは、ガソリン車の上位グレードであり、車両価格は同じ駆動方式のXよりも約25万円高いです。主な特徴は以下の通りです(一部抜粋)。
- 17インチ切削加工アルミホイール
- LEDシーケンシャルターンランプ/フォグランプなど
- レザー調・本革巻きの加飾
- 前席ヒートシーター(2WDも標準装備)
- アダプティブドライビングビーム
- 先進安全装備(ACC/LKCなど)
- 電動パーキングブレーキ/オートブレーキホールド
内外装ともに、上質感のある素材や装備で仕上げられています。また、ACC(アダプティブクルーズコントロール)やLKC(レーンキープコントロール)といった先進安全装備や、電動パーキングブレーキなどの実用的装備が充実している点も魅力です。
X HEV|ハイブリッド車のコスパ重視グレード
X HEVはXをベースとしたハイブリッド車であり、街乗りでの走行距離が多く、実用装備にはあまりこだわらない人におすすめのグレードです。主な特徴は以下の通りです(一部抜粋)。
- 多くの装備はXと共通
- 16インチアルミホイール(5穴)
- ハイブリッド専用フロントグリル
- 車両接近通報装置
ハイブリッド車ならではの特徴として、5穴の専用ホイールとハニカム状のメッキグリルが挙げられます。
X HEVはガソリン車のXより約30万円高いですが、燃費差も大きいので長距離を走る人ほど燃料代を抑えやすく、価格差を回収しやすいでしょう。
プレミアムG HEV|装備充実・低燃費の最上位グレード
プレミアムG HEVは、プレミアムGをベースにしたハイブリッド車です。プレミアムGより車両価格が約30万円高いですが、燃費性能が非常に優れています。主な特徴は以下の通りです(一部抜粋)。
- 多くの装備はプレミアムGと共通
- 17インチアルミホイール(5穴)
- ハイブリッド専用フロントグリル
- 車両接近通報装置
基本的な装備はプレミアムGと共通ですが、ハイブリッド専用デザインや低燃費性能も含めると、価格差以上の満足感を得られる人も多いでしょう。
ACCや電動パーキングブレーキなども標準装備されるため、長く走る人ほど満足度が高いグレードです。
ロッキーのグレードの違いを徹底比較
ここからは、5つのグレードで内外装やスペック、装備にどのような違いがあるのか、徹底比較して解説します。
外観・内装
内外装は、L・X・プレミアムGでそれぞれ異なり、さらにパワートレインでもデザインが異なります。
- タイヤサイズ:プレミアムG系のみ17インチ
- ホイール:グレード・パワートレイン別のデザイン
- フロントグリル:パワートレイン別のデザイン
- ドアハンドル:プレミアムG系のみメッキ
- フォグランプ:プレミアムG系のみ装備
- シート:プレミアムG系のみソフトレザー調、X系のみ赤ステッチ
- センタコンソール:プレミアムG系のみソフトレザー調でパッド付き
- ステアリング/シフトレバーブーツ:プレミアムG系のみ本革巻き
プレミアムG系は17インチホイールや本革巻きステアリングなどを備え、上質感を重視する人におすすめです。
搭載エンジン・燃費性能
搭載エンジンは、グレードに加えて駆動方式によって変わります。以下に、それぞれの搭載エンジンと最高出力/最大トルク、WLTC燃費をまとめました。
| グレード | L / X / プレミアムG | L / X / プレミアムG | X HEV / プレミアムG HEV |
|---|---|---|---|
| 駆動方式 | 2WD | 4WD | 2WD |
| 搭載エンジン | 1.2L直列3気筒N/A | 1.0L直列3気筒ターボ | 1.2L直列3気筒N/A |
| 最高出力 | 87PS | 98PS | 82PS / モーター106PS |
| 最大トルク | 113Nm | 140Nm | 105Nm / モーター170Nm |
| WLTC燃費 | 20.7km/L | 17.4km/L | 28.0km/L |
ロッキーのハイブリッド車は、クラストップレベルの燃費性能です。ガソリン代が160円/Lとして1万km走った場合、ガソリンの2WD車と比べると燃料代は2万円ほど差が出る可能性があります。
搭載エンジンの違いは、走りにも影響します。
市街地走行では、ガソリンの2WD車でも困ることはほとんどないでしょう。一方、高速走行や坂道走行が多い場合はターボ搭載の4WD車をおすすめします。滑らかな加速や静粛性を求めるなら、ハイブリッド車がよいでしょう。
安全装備
衝突被害軽減ブレーキなどの基本的な予防安全装備は、どのグレードも標準装備です。一方で、ドライバーの負担を軽減する先進安全装備はグレードによる差が見られます。
| グレード | L | X系(HEV含む) | プレミアムG系(HEV含む) |
|---|---|---|---|
| ヘッドライト | オートハイビーム | オートハイビーム | アダプティブドライビングビーム |
| 全車速追従機能付きACC | ー | ー | 標準装備 |
| LKC | ー | ー | 標準装備 |
| 車両接近通報装置 | ー | HEVのみ | HEVのみ |
| BSM ブラインドスポットモニター |
ー | オプション | オプション |
| パノラマモニター | ー | オプション | オプション |
| 駐車支援システム | ー | オプション | オプション |
中長距離を走る場合は、ACCやLKCを装備したプレミアムG系をおすすめします。
また、駐車に自信がない場合はX以上を選択し、オプションでパノラマモニターや駐車支援システムを装備するとよいでしょう。
快適・実用装備
快適・実用装備は、安全装備ほどグレード間での明確な差がありません。ただし、電動パーキングブレーキやオートブレーキホールドは、ガソリン車のPremium Gとハイブリッド車(全車)のみの装備です。
| グレード | L | X系(HEV含む) | プレミアムG系(HEV含む) |
|---|---|---|---|
| UV/IRカットガラス | UVのみ | 標準装備 | 標準装備 |
| エアコン | マニュアル | オート | オート |
| 前席シートヒーター | 4WDのみ ※2WDはオプション |
4WDのみ ※2WDはオプション |
標準装備 |
| アクセサリーコンセント | ー | オプション(HEVのみ) | オプション(HEVのみ) |
| 電動パーキングブレーキ/オートブレーキホールド | ー | HEVのみ | 標準装備 |
2WD車と4WD車にも違いがある
2WD車と4WD車では、走行性能以外に装備でも違いがあります。
- L/X:2WD車はヒーテッド機能付きドアミラーと前席シートヒーターがオプション(4WD車は標準装備)
- プレミアムG:2WD車はヒーテッド機能付きドアミラーがオプション(4WD車は標準装備)
シートヒーターは定番の人気装備です。冬の運転が気になる場合は、購入前に装備の有無を確認しましょう。
ロッキーのおすすめグレードは?
ロッキーを購入する場合、価格と装備のバランスを考えると、おすすめグレードはX以上です。ここでは、目的別におすすめの選択肢を紹介します。
短距離使用中心でコスト重視なら「X」
ちょっとした通勤や買い物、送迎など、短距離メインでコストを抑えたいのであれば、ガソリン車のXをおすすめします。
短距離であれば、ACCやLKCを必要とする場面が少なく、ハイブリッド車にしても燃料代だけでは車両価格の差を埋めにくいです。一方、LではガラスにIRカット機能が含まれず、エアコンもマニュアル式で装備不足を感じる可能性があります。
Xは価格と装備のバランスに優れ、コストパフォーマンスの高いグレードです。
短距離中心で上質感重視なら「プレミアムG」
短距離メインで使っていても、見た目の上質感や快適性を重視したいのであれば、ガソリン車のプレミアムGをおすすめします。
Xよりは車両価格が高いですが、ソフトレザー調のシートや本革巻きステアリングなど、上質な見た目を楽しみやすいです。また、ACCやLKC、電動パーキングブレーキなどの装備も充実しており、見た目だけでなく運転の快適性も向上します。
走行距離が多く装備も重視するなら「プレミアムG HEV」
走行距離が多く装備も重視するなら、燃費性能が優れ、運転支援機能も充実しているプレミアムG HEVをおすすめします。目安としては、年間1万km以上乗るような人におすすめです。X HEVもよいですが、ACCやLKCの装備状況を踏まえると、プレミアムG HEVのほうがよいでしょう。
なお、プレミアムG HEVは人気が高く、中古車市場でも比較的高値で取引される傾向があります。そのため、短期で乗り換える予定の人にもおすすめです。
中古ロッキーのおすすめは?
ロッキーは、兄弟車であるトヨタのライズに比べて、中古車価格が安い傾向があります。そのため、中古での購入もおすすめです。
前期・後期でパワートレインや装備が異なるため、購入にあたっては目的に合った年式・グレードを選ぶことが大切です。
ロッキーの前期と後期の違い
ロッキーは2019年11月に発売され、2021年11月を境に前期と後期に分かれています。両者の主な違いは以下の通りです(一部抜粋)。
前期(~2021年10月)
- 全車1.0Lターボエンジン搭載
- ハイブリッド車はなし
後期(2021年11月)~
- 1.2L自然吸気エンジンのハイブリッド車/ガソリン車投入
- 予防安全パッケージ「スマートアシスト」の機能充実
- 電動パーキングブレーキ採用(プレミアムGおよびハイブリッド車)
前期は全グレード搭載エンジンが共通なので、見た目や装備の違いを中心に選べます。一方、後期はパワートレインの選択肢が豊富で、目的に応じて選ぶことができます。
コスト重視|2019~2021年式「G」
とにかく購入費用を抑えたい場合は、相場価格が安めの前期型Gをおすすめします。
そもそも前期型はL/X/G/プレミアムの4グレード展開で、Gでも17インチホイールやシーケンシャルターンランプを備え、基本的な走行性能や安全装備はプレミアムと大きく変わりません。プレミアムとの違いは内外装のデザインが中心なので、コストパフォーマンスの高い選択肢です。
なお、2020年式のGの中古車相場は支払総額で約140万円~190万円です(2026年8月時点)。
バランス重視|2022~2023年式「プレミアムG」系
低予算で購入するだけでなく、装備の充実度を求めるのであれば、後期型のプレミアムGまたはプレミアムG HEVをおすすめします。安全装備が充実し、電動パーキングブレーキ搭載によって利便性も高まっています。
特に、後期型から発売されたハイブリッド車はフロントグリルやホイールのデザインにも上質感があり、静かで滑らかな走りも魅力です。
なお、2022年式のプレミアムGの中古車相場は支払総額で約160万円~240万円です(2026年8月時点)。ハイブリッド車のほうが、ガソリン車より数十万円ほど高い傾向があります。
低予算・短納期なら中古車も検討を
ロッキーは、3年落ち程度でも予算100万円台からの選択肢があり、さらに中古車は納期の目安も約2週間~1ヶ月程度と短めです。
比較的新しい車だからこそ基本性能・装備も充実しており、安心の選択肢といえます。
中古車は入れ替わりが早いので、気になった時点で早めに在庫をチェックしましょう。
ロッキーに関するよくある質問
Q. ロッキーのグレード展開は?
ロッキーは、ガソリン車の「L」「X」「プレミアムG」、ハイブリッド車の「X HEV」「プレミアムG HEV」と5グレード展開です(2026年8月時点)。
Q. ロッキーの人気グレードは?
ロッキーでは装備が充実したプレミアムG系が人気ですが、価格とのバランスに優れたXを選ぶユーザーも多くいます。用途や予算に合わせて選ぶことが大切です。
Q. ロッキーは2WDと4WDどっちがいい?
街乗り中心で、雪道や急な坂道を走る機会が少ない場合は、2WD車で十分なケースが多いです。一方、降雪地域や山間部に住んでいる人、アウトドアなどで滑りやすい道を走る人には4WD車をおすすめします。高速道路や坂道での力強さを重視する人にも、ターボ搭載の4WD車が適しています。
なお、LやXで2WD車を選ぶと、シートヒーターやオートヒーテッド機能付きドアミラーなどの寒冷地仕様はオプションとなります。
Q. ロッキーはターボ車にすべき?
現行ロッキーでは4WD車のみ1.0Lターボを搭載しています。高速道路や山道を走る機会が多い場合はターボ車がおすすめです。一方、街乗り中心なら1.2Lガソリン車やハイブリッド車でも十分でしょう。
なお、2021年10月以前に販売されていた前期モデルは、全車ターボ搭載です。
Q. ロッキーとライズの違いは?どっちがいい?
ダイハツのロッキーとトヨタのライズは、兄弟車の関係です。どちらもダイハツが開発と製造を担い、トヨタとダイハツでそれぞれに販売しています。価格や内外装に若干の違いはあれど、基本スペックは同じ車です。
ライズのほうがトヨタのブランド力でよく売れていますが、ロッキーはワイド感あるグリルを備えています。また、新車価格がライズより若干安く設定されており、中古車市場でも比較的価格を抑えた車両が見つかりやすい傾向があります。コスト重視で選ぶなら、ロッキーがおすすめです。
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