ムーヴカスタムLA150Sの前期/後期の違いを、外観・内装・安全性能・中古車相場の4つの観点に分けて比較・解説しています。おすすめ年式やグレード、中古で選ぶ際のポイントもまとめていますので、参考にしてください。
中古車在庫情報
- ムーヴカスタムLA150S 前期/後期の違い
- LA150S 前期/後期を徹底比較
- 前期と後期はどっちを買うべき?
- おすすめグレードと年式は?
- 中古購入で失敗しないチェックポイント
- ムーヴカスタムLA150Sのよくある質問
ムーヴカスタムLA150S 前期/後期の違い
ムーヴカスタムLA150Sの前期(2014年12月~2017年8月)と後期(2017年8月~2023年7月)の違いは、「デザイン・質感・安全装備」の3点です。
外装は後期型で横基調の一体感あるデザインに変化し、内装も加飾の見直しで質感が向上しています。安全性能はスマートアシスト3となり、衝突回避支援ブレーキが歩行者にも対応する点が大きな違いです。
LA150S 前期/後期を徹底比較
ここでは、ムーヴカスタムのLA150Sの前期/後期を、①外観・②内装・③安全性能・④価格(中古車相場)の4つの観点で比較します。
①外観(エクステリア)
前期型は分割感のあるグリルとシンプルなヘッドライト構成で、カスタムらしさはありつつも比較的ベーシックなデザインです。
一方、後期型は多灯薄型LEDヘッドランプを採用し、先進的で引き締まった印象です。さらに、ヘッドライト間をつなぐ太いメッキガーニッシュや台形状のロアグリルにより、横方向の一体感とワイド感が強調されています。
LEDイルミネーションランプやホイールの意匠も見直され、全体の質感が高められました。
リヤは基本的なシルエットを踏襲しつつ、後期型ではリヤコンビネーションランプでスモーククリアのインナーレンズを採用。前期のシンプルな印象に対して、発光時の見え方も含めてシャープで現代的な見た目に進化しています。
大きな造形変更はないものの、細部の変更により質感が底上げされています。
②内装(インテリア)
前期型は加飾がシンプルで、カスタムらしさはありつつもベーシックな仕上がりです。
一方、後期型ではインパネガーニッシュやドアトリムの意匠が見直され、幾何学柄加飾などにより質感が向上しています。
オーディオパネルの小型化やエアコン周りの加飾変更で操作部分もスマート化され、より上質で統一感あるインテリアに進化しました。
③安全性能
安全性能は、前期型では「スマートアシスト2」が採用されていましたが、後期型では「スマートアシスト3」に進化しました。
| 項目 | スマートアシスト2 | スマートアシスト3 |
|---|---|---|
| 検知方式 | 単眼カメラ+レーザー | ステレオカメラ |
| 衝突回避支援ブレーキ | 車両のみ対応 | 車両+歩行者対応 |
| オートハイビーム | ― | ○ |
スマートアシスト3は、衝突回避支援ブレーキ機能が歩行者にも対応しています。
また、後期型では車を真上から見下ろしたような映像をディスプレイに映し出す「パノラマモニター」も採用されました。ただし、これは一部の特別仕様車で標準装備、他はオプション設定です。
【関連記事】スマートアシスト1・2・3の機能を表で比較!おすすめ搭載6車種
④価格(中古車相場)
ムーヴカスタムLA150系の中古車相場は落ち着いており、2026年5月時点における前期型(2016年式)と後期型(2018年式)の中古車相場は以下の通りです。
| 年式 | 前期型(2016年式) | 後期型(2018年式) |
|---|---|---|
| 中古車相場(支払総額) | 約40万円~100万円 | 約80万円~130万円 |
前期型は、支払総額50万円前後で購入できる車両も少なくありません。
後期型はもう少し高くなりますが、支払総額100万円前後の車両が多く、2020年式~2022年式の比較的新しい車両でも相場価格は90万円~150万円程度となっています。
※走行距離や修復歴、グレードにより価格は大きく変動します。
前期と後期はどっちを買うべき?
安全性や装備を重視するなら後期型、価格を抑えたいなら前期型の後半モデルがおすすめです。以下で、さらに詳しく解説します。
後期がおすすめなケース
安全性能や装備を重視する場合は、後期型をおすすめします。特に、スマートアシスト3は歩行者にも対応した衝突回避支援ブレーキを備えており、日常的に街乗りが多い人や運転に不安がある人に適しています。
また、内外装の質感も向上しているため、長く乗る前提で考えている場合も満足度が高くなりやすいです。
前期でも十分なケース
価格を重視する場合、短期間だけ乗る場合などは、前期型でも実用的です。基本的な走行性能は大きく変わらないため、日常の通勤や近距離の移動であれば、不満を感じる場面は多くないでしょう。
前期型でも後半のモデルは装備もある程度充実しており、コストを抑えてバランスのよい車両を選びやすいです。
装備の違いは価格に見合うのか?
前期型と後期型では「安全装備をどこまで重視するか」で評価が分かれます。
後期型において、歩行者対応の衝突回避支援ブレーキは明確な進化点ですが、日常の使用環境によっては必須と感じない場合もあります。
一方で、街乗りにおいて歩行者との接触は大きなリスクです。特に、長く乗る前提であれば、安全性能の差を考慮して後期型を選ぶ価値は十分にあると言えます。
おすすめグレードと年式は?
ここでは、目的別のおすすめモデルや、年式・グレード選びで後悔しないための考え方を紹介します。
目的別のおすすめモデル
以下に、目的別のおすすめモデルをまとめました。
- コスト重視:前期X SAⅡ(2016〜2017)
- バランス重視:後期Xリミテッド SAⅢ(2018〜2020)
- 安全性重視:後期X VS SAⅢ(2018〜2020)
- 走り重視:前期or後期RS
コスト重視であれば前期型の後半モデルがおすすめです。一方、後期型は2017年8月のマイナーチェンジ以降に大きな変更がなく、価格とのバランスを考えると2018〜2020年式が狙い目です。
後期のリミテッド系は、LEDヘッドランプやナビ装着用アップグレードパックなど後付けしにくい装備を標準装備しています。また、VS系はパノラマモニター対応カメラを装備しています。それぞれ専用のエクステリア加飾も採用しています。
グレード選びで迷ったときの考え方
グレード選びで迷った場合は、X系の特別仕様車をおすすめします。通常の「X」との価格差が小さい一方、以下のようにさまざまな装備が標準化されています。
| グレード | 特徴 |
|---|---|
| Xリミテッド SAⅢ | LEDヘッドランプやナビ装着用アップグレードパックを追加 |
| XリミテッドⅡ SAⅢ | Xリミテッド系をベースに快適装備や利便性をさらに強化 |
| X VS SAⅢ | カスタムXリミテッド SAⅢをベースに、パノラマモニター対応カメラを追加 |
| X LTD系 | LED・メッキ加飾・快適装備など人気装備を標準装備化 |
細かな装備差は年式によって異なるため、グレード名だけで判断せず、実際の装備内容を確認しましょう。
中古購入で失敗しないチェックポイント
ムーヴカスタムLA150Sは流通量が多く選びやすい一方で、年式やグレードによる装備差が大きい点に注意が必要です。購入前には、以下のポイントを確認しておきましょう。
| チェックポイント | 内容 |
|---|---|
| ①スマートアシストの世代を確認 | 前期と後期で安全性能が大きく異なるため、世代の違いは必ず確認 |
| ②装備付きグレードを優先 | リミテッド系やVS系は後付けしにくい装備が備わっており、価格差が小さい場合は優先的に検討 |
| ③年式より車両状態を優先 | 後期型であれば基本性能に大きな差はないため、年式よりも走行距離やメンテナンス履歴を重視 |
また、中古車は動きが早いので、購入を検討している場合は小まめに在庫をチェックしてみてください。
ムーヴカスタムLA150Sのよくある質問
Q. 前期/後期モデルは見た目で分かる?
ムーヴカスタムLA150Sの前期/後期は見た目で判断でき、フロントデザインで見分けるのが最も分かりやすいです。
前期型はグリルとヘッドライトが分かれた構成で、中央のメッキガーニッシュは格子状に近いデザインです。一方、後期型はヘッドライト間をつなぐ太いメッキガーニッシュが特徴で、横方向の一体感が強調されています。
Q. LA150Sはターボを付けるべき?
街乗り中心であればN/Aエンジンでも十分ですが、高速道路の利用や坂道が多い場合はターボ(RS系)がおすすめです。
特に合流や追い越し時の加速性能に差が出るため、走行性能を重視する場合はRS系を選ぶとストレスなく運転できます。
Q. ムーヴカスタムLA150Sのの燃費は?
ムーヴカスタムLA150Sの燃費は、最終モデル(2021年9月発売)で19.5~20.7km/L(WLTC)です。
Q. LA150SとLA160Sは何が違う?
LA150SとLA160Sは、駆動方式の違いです。LA150Sは2WD(前輪駆動)、LA160Sは4WD(四輪駆動)となっています。