遠藤イヅル「はたらくくるま」第12回 モリタ スーパージャイロラダー 35m 消防車(はしご車)|中古車のガリバー

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遠藤イヅル「はたらくくるま」第12回 モリタ スーパージャイロラダー 35m 消防車(はしご車)

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「みんなの街のはたらくくるま」第12回 モリタ スーパージャイロラダー 35m 消防車(はしご車)


わたしたちの生活を支えている「はたらくくるま」にスポットを当ててイラストとともにご紹介するこのコーナー。第12回は、子供たちにも大人気の消防車自動車「はしご車」、モリタ スーパージャイロラダー 35mをご紹介します。



◆モリタの車体と日野自動車のはしご車専用シャーシ「MH」


火事は可能な限り起こしたくないもの。ですが、天災などでも起きてしまうこともあり、100%防ぎきることは難しいものです。火はすぐに消し止めねばなりませんが、このとき活躍するのが消防車であることは言うまでもありません。


消防車には用途に応じていくつも種類がありますが、立ち並ぶビルやアパート、団地、マンションの消火で活躍するのがご存知「はしご車」です。その名の通り「はしご(ラダー)」を後部に備え、はしごの先端に装備されたバスケットに消防隊員を載せて高い階の消火や救難を行う消防車です。はしごを伸ばした高さははしご車により10~50mまでと様々ですが、高いところに届くはしご車はやはりベースの車両自体が大きくなる傾向にあります。


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はしご車の歴史はとても古く、現在のようなはしごの基部に回転台座を備えたタイプのはしご車は1890年代にドイツで開発され、実用化されていきました。日本ではそのドイツ製のはしご車が1903年には消火に用いられたとのことですので、それから大きく遅れていなかったことがわかります。この頃はまだ動力は持たず、馬などに牽引されていました。


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1930年代に入り(日本では昭和)、エンジンで動くトラックをベースにしたはしご車が登場したことで、普及が進み、進化していきました。戦前にはすでに鉄製はしごを備えた30m級のはしご車も登場していたそうです。


現在、日本で主流のはしご車は車体よりも下にはしごを伸ばして水難救助に用いることが可能だったり、75°という垂直に近い角度ではしごを立てられたり、先端を屈折して消火箇所の障害物を避けることが出来る方式など、機能もまずます充実しています。


copyright_izuru_endo_2017_w012_morita_ladder_1280_739(クリックで拡大)イラストは日本のはしご車の代表と言える「モリタ」製のはしご車、スーパージャイロラダーの2代目モデルで、各種はしごの長さがありますが、その中から高層マンションなどを多数有する市などの所有が多い30~40m級のはしご車(35m)をモチーフにチョイスしました。


キャビン(運転台)をベースのトラックそのものを流用する通常の消防車、はしご車と異なり、このスーパージャイロラダーは運転台を含めすべての車体をモリタが開発しています。シャーシははしご車専用に開発された日野MHを使用しているため、運転台にはモリタと日野のエンブレムが並んでいます。



【イラスト/文 遠藤イヅル】
フリーのカーイラストレーター/ライター。東京都出身。自動車雑誌、WEBサイトにクルマをテーマにしたイラストや記事を多数提供。世界各国の生活感があるクルマを好み、20年間で18台のクルマを乗り継ぐ。クレイジーなほど深くて混沌としたクルマ知識を持つ元自動車系デザイナー。自身のクルマ体験をもと、独創的な視点で切り込むイラストやインプレッション記事は、他にないユニークなテイストとして定評がある。2015年7月現在の愛車はプジョー309SI。最新の掲載誌は遠藤イヅルのfacebookで確認!


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