スバル レヴォーグ「大幅改良で安全で上質なスポーツワゴンへ」ガリバーの2017年新車購入ガイド

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「大幅改良で安全で上質なスポーツワゴンへ」スバル レヴォーグ購入ガイド

スバル レヴォーグスバルは、スポーツワゴンの「レヴォーグ」を大幅改良。8月7日より発売を開始する。


販売台数低迷のレガシィシリーズ


レヴォーグが登場したのは2014年。当時、日本専用車としたデビューした。日本専用車としたのには、訳があった。日本で絶大に支持されてきたレガシィシリーズは、完全に北米マーケットを主眼に開発され続けたこともあり、もはや日本マーケットに合わないボディサイズになっていて販売台数は低迷。従来のレガシィツーリングワゴンの顧客が、乗り換えるモデルがなくなってしまったのだ。そして、顧客はどんどん流出していった。

レガシィ北米化への懺悔から生まれた日本マーケットのためのレヴォーグ

それでも、北米向けレガシィがヒットし、収益を飛躍的に向上させたスバル。日本の利益などどうでもよい状況だったが、さすが日本の会社。浪花節的マインドは捨てていなかった。北米で得た利益で、日本に合った従来のレガシィツーリングワゴンの顧客が満足するようなモデルであるレヴォーグを開発したのだ。まさに、日本マーケットへの懺悔の心での登場となったモデルだ。

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ハイオク仕様にも勝るパフォーマンスと燃費性能をレギュラーガソリン仕様車で実現


日本に合ったワゴンであることに、レヴォーグはこだわった。レヴォーグには、1.6Lと2.0Lの水平対向4気筒ターボエンジンが用意された。この1.6Lターボエンジンは、170ps&250Nmという2.5L自然吸気エンジン並みの最大トルクを誇るダウンサイジングターボだ。

スバル レヴォーグ欧州のダウンサイジングターボは、欧州と同じくハイオクガソリン仕様となって輸入されている。だが、ハイオクガソリン仕様は、一部の輸入車以外敬遠される傾向が強い。そこで、スバルは容易にハイオク仕様にせずに、レギュラーガソリン仕様にこだわり開発を続けたのだ。その結果、ハイオク仕様にも勝るパフォーマンスと燃費性能をレギュラーガソリン仕様で手に入れた。

ただ、デビュー当時は、現在のように安全装備の標準装備化に対して振り切れていなかった。そのため、一部のグレードには、アイサイトが装備されていなかったのだ。中古車を買う場合、注意が必要なポイントだ。

渋滞時の追従走行を可能としたツーリングアシストが追加


スバル レヴォーグ今回の大幅改良では、歩行者検知式自動ブレーキを含む先進予防安全装備アイサイトに新機能「アイサイト・ツーリングアシスト」が追加された。ツーリングアシストは、0㎞~120㎞/hまでクルーズコントロールの領域を拡大。渋滞時には、自動でアクセルとステアリング操作をコントロールし、先行車に追従走行・車線維持をする機能となる。

この機能がプラスされたことにより、渋滞時の運転操作が容易になりドライバーの疲労を大幅に軽減できるようになった。疲労軽減は、事故リスクを低減する効果もあるので、より安全で快適なドライブが楽しめるようになった。さらに、後退時自動ブレーキも機能も追加されている。

そして、従来のモデルに設定されていたアドバンスドセイフティパッケージは、スバルリヤビークルディテクション(後側方警戒支援システム)/ハイビームアシスト(自動防眩ルームミラー付)に加え、フロントサイドビューモニター、スマートリヤビューミラーがプラスされ、新たに「アイサイトセイフティプラス」と名称を変更しオプション設定されている。

ただ、 相変わらずスバルの安全装備のツメは甘い。スバルリヤビークルディテクション(後側方警戒支援システム)は、車線変更時などで日常的に使うため初心者や女性、高齢者などには、非常に便利な機能。技術的にもそれほど難しいものではない。せめて、これくらいの機能は、オプションと言わず全車標準装備化してほしい。マツダは、もうコンパクトカーのデミオにも、こうした装備を標準装備化しているくらいだ。

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4:2:4分割のリヤシートを採用。長尺物などの使い勝手が向上


スバル レヴォーグレヴォーグは、改良により外観デザインも変更された。LEDヘッドライトは、ステアリング連動ヘッドランプとなり、夜間の視認性を向上。バンパーの形状も変更された。よりシャープでワイド感のあるものとなり、改良されたヘッドランプと共に彫りの深い精悍さあふれるフェイスになった。

大型ディスプレイで視認性も向上

インテリアでは、各部の質感がアップされた。大きなところでは、ナビも画面が従来の7インチから8インチへ大型化し視認性が向上。さらに、インパネ中央上部に搭載されていたマルチファンクションディスプレイを5.9インチの大型カラー液晶に変更し、こちらも視認性を向上させている。

4:2:4分割のリヤシートを採用。長尺物などの使い勝手が向上

さらに、リヤシートが4:2:4分割になり、ラゲッジスペースの使い勝手が向上。リヤシートの分割方法が多彩になった。とくに、長尺物を積む場合に便利になっている。

そして、後席に乗員、荷室が満載といった状況では、ルームミラーでは後方の確認が難しい。そこで、リヤゲートに設置したカメラの画像をルームミラーに映し出す「スマートリヤビューミラー」も設定。使い勝手を向上させている。

より質の高い安全性と運動性能を得るための大幅改良


スバル レヴォーグレヴォーグは、高額車ということもあり、細部にわたる走りの質を向上させた。まず。走行性能面では、1.6Lエンジンンの制御を見直しを行った。16.0㎞/Lという燃費値に変化はないが、実用燃費を2%向上させた。

運動性能を維持しながら乗り心地を向上

そして、レヴォーグのフットワークは、スポーティさをウリにしたこともあり、やや硬めになっていた。マーケットからも乗り心地が硬いという声が多かったようだ。そうした声に対応して、乗り心地を向上させた。まず、サスペンション関連では、前後のダンパーをリバウンドストロークを延長し減衰力を最適化。リヤのスタビライザーは、直径を20㎜から18㎜へサイズダウンし路面に対するタイヤの追従性を向上させた。1.6L車は、さらにコイルスプリングのパンプスストロークを+8㎜として、バネ定数をダウンした。これにより、1.6L車は全高が+10㎜となり、全高1,500㎜となった。こうした乗り心地重視の変更を加えながら、運動性能は同等レベルを維持している。

また、乗り心地だけでなく、静粛性も向上した。フロントとリヤのドアガラス、リヤゲートガラスの板厚をアップ。吸音、遮音材の追加などにより、静粛性を大幅に向上させ、高級ワゴンらしさを際立たせている。

スバル レヴォーグの選び方


スバル レヴォーグレヴォーグの選び方は、比較的簡単だ。先進予防安全装備であるアイサイトは、どのグレードにも標準装備化されているので安心。さらに、サイド&カーテンエアバッグ、ニーエアバッグなどが標準装備化されているので高い安全性能を誇る。これに、アイサイトセイフティプラスをオプション装備すれば、ほぼ完ぺきといえる安全性能を誇る仕様になる。最上級グレードとなるSTI Sportは、アイサイトセイフティプラスも標準装備化されている。

もっともおすすめなのは贅沢仕様の2.0STI Sport EyeSight

その上で、排気量を選択することになる。1.6Lか2.0Lかという選択となるが、価格差はグレードによるが、50万円前後の大きな価格差になる。とにかくパワフルな走り重視というのであれば、300psを誇る2.0L車になる。ただし、この2.0L車はハイオク仕様になる、燃費は13.2㎞/Lと、良いとは言えない数値。実用性ではなく、趣味性で乗るクルマになる。さらに、趣味性が高いのは、最もスポーティで贅沢仕様の2.0STI Sport EyeSightがおすすめだ。

もっとも予算重視であればエントリーグレードの1.6GT EyeSight

img04予算や実用面、総合力で判断すると1.6L車が無難な選択。購入者の75%が、この1.6L車を選択しているという。レヴォーグがスポーツワゴンというキャラクターを持つ以上、やはり選びたいグレードは、優れた走行性能と上質さをもつ1.6STI Sport EyeSightになる。ビルシュタイン製のダンパーや、本革シート、数々の専用パーツを装備しており、満足度も高い。価格は3,564,000円と高価なのだが、装備されている内容を加味すると、意外とリーズナブルな設定になっている。多少無理してでも、このグレードがおすすめだ。

とにかく、予算重視、実用本位ということなら、エントリーグレードの1.6GT EyeSightで十分。さらに、アイサイトセイフティプラスをオプション装備すれば十分納得のできる装備だ。
レヴォーグのリセールバリューは、高値を維持している。この状態が維持されれば、乗り換え時には非常に有利になる。とくに趣味性の高いSTI系グレードの人気が高い。

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スバル レヴォーグ価格


・1.6GT EyeSight 2,829,600円
・1.6GT EyeSight S-style 2,926,800円
・1.6GT-S EyeSight 3,078,000円
・1.6STI Sport EyeSight 3,564,000円
・2.0GT-S EyeSight 3,618,000円
・2.0STI Sport EyeSight 4,050,000円

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執筆者プロフィール
クルマ評論家 CORISM代表
大岡 智彦 氏

CORISM(http://www.corism.com/)編集長。自動車専門誌の編集長を経験後、ウェブの世界へ。新車&中古車購入テクニックから、試乗レポートが得意技。さらに、ドレスアップ関連まで幅広くこなす。最近では、ゴルフにハマルがスコアより道具。中古ゴルフショップ巡りが趣味。日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員。

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