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今月のふせん絵 第24回 シトロエン C6(セ・シス)

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◆「ハイドラクティブ3プラス」がもたらす素晴らしい乗り心地


シトロエンDS、CX、XMと続いたシトロエンの大型サルーンの歴史を継ぎ、2005年に登場したフラッグシップ。一目見てシトロエンとわかるとがった長いノーズに切れ上がったテール、長いホイールベース、猫背のルーフを特徴とする。足回りはもちろんオイルとガスを使用したサスペンションで、C6には最先端の「ハイドラクティブ3プラス」が搭載され、路上を滑るような素晴らしい乗り心地を提供した。

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日本仕様では3リットルののV6エンジンのみが輸入されたが、本国では燃費に優れる2.7リットルと3リットルのディーゼルターボが主流だった。惜しまれつつも2012年に生産が終わったが、現在に至るまでフランス本国では直接の後継車は登場していない。


【イラスト/文 遠藤イヅル】
フリーのカーイラストレーター/ライター。東京都出身。自動車雑誌、WEBサイトにクルマをテーマにしたイラストや記事を多数提供。世界各国の生活感があるクルマを好み、20年間で18台のクルマを乗り継ぐ。クレイジーなほど深くて混沌としたクルマ知識を持つ元自動車系デザイナー。自身のクルマ体験をもと、独創的な視点で切り込むイラストやインプレッション記事は、他にないユニークなテイストとして定評がある。2015年7月現在の愛車はプジョー309SI。最新の掲載誌は遠藤イヅルのfacebookで確認!

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