トヨタ イスト インテリア
トヨタ イスト インテリア

全幅が拡大されたのに加えアイポイントが高いので、視界が良く広々とした印象のインテリア。

トヨタ イスト シフトレバー

ゲート式のシフトレバーは操作性も良い。CVTによる滑らかな走りが魅力だ。

トヨタ イスト フロントシート

フロントシートはシンプルな形状だが、ソフトな掛け心地でとても快適。シーと表皮の手触りも良く、高級感も十分だ。

トヨタ イスト リヤシート

トヨタ イスト リヤシート

ホイールベースが延長されたおかげで、足元のスペースにもゆとりが生まれた。写真のように左右別々にスライドさせることもできる。

トヨタ イスト メーター

スピードメーターとタコメーターを一体化させた個性的なメーターを採用する。視認性もよく見やすいもの。

トヨタ イスト インパネ

エアコンのスイッチは丸を貴重としたデザインだ。操作性も問題はない。

トヨタ イスト ラゲッジ

トヨタ イスト ラゲッジ

ラゲッジスペースは従来モデルよりも拡大されている。容量も十分で使い勝手は抜群だ。

スタイル インテリア 走り&メカニズム

ボディサイズの拡大により広々とした室内空間を実現!

 新型イストの室内は後席の足元空間が30mmほど広くなり、ラゲッジスペースの長さも50mm延長された。これはプラットホームが2代目ヴィッツ用のものになり、ホイールベースが90mm延長されたことによるものだ。
 運転席に座ると、アイポイントがやや高めに設定されていることもあり、開けた視界が確保されている。従来のモデルに比べると後方視界も大幅に改善されているという。シートリフターやチルトステアリングによって最適なドライビングポジションを確保しやすいのも良い。

全車カーテンエアバッグが標準装備!

 装備では、この2代目イストからSRSサイドエアバッグ&SRSカーテンエアバッグが全車に標準装備されるようになったのが注目される。追突時の被害を軽減するアクティブヘッドレストの採用と合わせ、これは取り敢えず評価していい。ただ、そうでありながら、後席の中央には3点式シートベルトとヘッドレストが装備されていないというのでは、開いた口がふさがらない。
 サイドエアバッグによって安全イメージを強調したいクルマのはずなのに、そのクルマでこんな手抜きをしていたのでは、メーカーの安全思想そのものが疑われてしまう。それもアメリカで販売するサイオンxDには両方とも装備されているのだから、何と言ったら良いのか頭を抱えてしまう。
 横滑り防止装置のVSCも1.8L車にだけオプション設定で、1.5L車では選択できない。

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代表グレード
150G(FF)
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
3930×1725×1525mm
車両重量[kg]
1150kg
総排気量[cc]
1496cc
最高出力[ps(kw)/rpm]
109ps(80kw)/6000rpm
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
14.1kg-m(138N・m)/4400rpm
ミッション
CVT
10・15モード燃焼[km/l]
18.0km/l
定員[人]
5人
税込価格[万円]
178.5万円
発売日
2007/7/30
レポート
松下宏
写真
佐藤靖彦
スタイル インテリア 走り&メカニズム