ダイハツ ムーブ
ダイハツ ムーブ カスタム 斜前

今までにないワンモーション風フォルムが印象的。初代ムーブにも似たキャラクターラインも持つ。

ダイハツ ムーブ カスタム フロント

カスタム系は精悍なフロントマスクが特長。ディスチャージライトとフォグランプの迫力で、夜の街でも存在感は十分だろう。

ダイハツ ムーブ カスタム リア

カスタム系専用のデザインが施されたリアビュー。ビームサーベルと呼ばれる、光の剣をイメージしたテールランプが特長。

ダイハツ ムーブ カスタム リアスポイラー

スポーティなエアロパーツもカスタムの魅力。写真のようなリアスポイラーのほか、サイドやフロントにもエアロパーツが装備される。

ダイハツ ムーブ フロント

軽やかな躍動感を感じさせるムーブのデザイン。流れるように美しいシルエットが魅力的だ。

ダイハツ ムーブ フロントマスク

可愛らしい表情のフロントマスク。スラントしたノーズのお陰で洗練された印象がさらに引き立つ。

ダイハツ ムーブ リア

初代ムーブからの伝統である縦長リアコンビネーションランプは軽快さを演出。

ダイハツ ムーブ エンブレム

通常ムーブのエンブレムは、書体もカジュアル感のあふれるデザインとされている。

スタイル インテリア 走り&メカニズム

全ての面で意欲的な変更を実施

 ダイハツの主力モデルとなるハイトワゴンのムーヴが、早くもフルモデルチェンジを受けた。1998年に軽自動車規格が変更されたときに各車種が一斉にフルモデルチェンジしたが、今回のムーヴはその後2回目のチェンジであり、ほかのメーカーの軽自動車より早いきっちり4年サイクルでの変更となった。
 
 それもダイハツの看板車種であるムーヴだけに相当に気合の入ったモデルチェンジとなった。新規格時に新しいプラットホームを起こしたが、その後の最初のフルモデルチェンジでも新プラットホームを採用し、さらに今回も新しいプラットホームを採用している。軽自動車だけでなく、多くのクルマがひとつのプラットホームを2世代にわたって使う形を採用しているが、ムーヴはぜいたくなクルマ作りをしている。
 
 その結果、軽自動車でも最長クラスのホイールベースとなり、室内空間がさらに拡大するなどのメリットが生まれている。意欲的なクルマ作りが生んだ成果だ。

今までにないデザインで勝負

 外観デザインも大きく変わった。1993年にスタートしたワゴンR以来、軽自動車のハイトワゴンは箱型の四角いスタイルが一般的とされてきたが、今回のムーヴではフロント回りに丸みを持たせた独特のデザインを採用した。特徴的な縦長のテールランプと合わせ、ムーヴならではのデザインとしている。

 ムーヴには今回も標準系とカスタム系が設定されているが、今ではこちらが主流になったカスタム系ではスポーティかつ、より凝ったデザインが採用されている。

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代表グレード
Xリミテッド
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
3395×1475×1630mm
車両重量[kg]
840kg
総排気量[cc]
658cc
最高出力[ps(kw)/rpm]
58ps(43kw)/7200rpm
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
6.6kg・m(65N・m)/4000rpm
ミッション
CVT
10・15モード燃焼[km/l]
23.0km/l
定員[人]
4人
税込価格[万円]
123.9万円
発売日
2006/10/05
レポート
松下 宏
写真
佐藤 靖彦
スタイル インテリア 走り&メカニズム