【速報】 ランチア デルタHPEコンセプト 〜パリモーターショー2006 現地レポート〜

 ランチア デルタHPEコンセプトは、1970年代後半に存在したスポーツワゴンのベータHPEからインスピレーションを受けたモデルだ。エクステリアデザインは、1950年代の古典的なランチア・グリルを現代的にアレンジしたクロームグリル、大きなリヤウインドウ、フライングブリッジルーフと呼ばれたルーフラインなど、オリジナルモデルからフューチャーされ、スポーティなワゴンテイストが与えられている。

【速報】 ランチア デルタHPEコンセプト 〜パリモーターショー2006 現地レポート〜

 全長は4,500mmながらホイールベースを2,700mmも採ったことで、特にリヤシートの居住性が高く、乗客全員がリムジンにふさわしい快適な空間を味わえ、これまでアプリリア、アッピア、フルビア、プリズマ、デドラ、リブラなどランチアのミディアムセダンに受け継がれてきた実用性を持っている。いつになるかは不明だが、ランチアの次期型ミディアムセダンはかなりモダンで実用的なようだ。