もっともベーシックなヴィッツ
【オススメグレード 1.0リッター編】価格帯・ライバルは
ヴィッツ1.0リッターの価格はB(FF・CVT)の105.0万円からI’ll(FF・CVT)136.5万円まで。4WDの1.0リッターエンジン設定はない。
ライバルとしては自社のライバル「トヨタ パッソ」のほかに、価格帯が重なる軽自動車、例えば「スズキ ワゴンR」や「ダイハツ ムーヴ」、「ホンダ ゼスト」なども気になるトコロだろう。
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【オススメグレード 1.0リッター編】その魅力とは
ヴィッツ1.0の美点はなんといっても燃費性能にある。10.15モード燃費では1リッターあたりなんと22.0km/lをマークするのだ。
軽自動車の場合、主に税金面では圧倒的に優位だが、車体の大きさの割りにエンジンが小さいため実用燃費の面ではツラい面があり、その点でヴィッツ1.0に分がある。そのうえ105,000円高で「インテリジェントパッケージ」と呼ばれるアイドリングストップ機構(停車時にエンジンを自動停止させる機能)のついたモデルまで用意され、こちらは1リッターあたりなんと24.5km/l(10.15モード)というハイブリッド車並みの数値を叩き出す。しかし渋滞の多い都市部などを日々走り回る営業車や通勤車として使うならともかく、近隣の買い物が中心というユーザーにはその価格差はちと割高感があるのも事実。そのあたり、日常の使われ方でおのずと決まるはずだろう。
また高速道や比較的長距離を乗るユーザーについては1.3・1.5リッター車も比較検討してみることをオススメしておく。
【オススメグレード 1.0リッター編】 オススメグレードは
主にビジネス用途向けの簡素な「B」は除外するとして、中間グレードの「F」、ちょっと上質な「I‘ll(アイル)」の2グレードから考えるとずばりオススメはFだろう。価格的な優位性は1.0ならではのものだ。上質さをウリとするI‘llを選ぶなら、いっそ1.3リッターの余裕も欲しくなるところだろう。
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代表グレード
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1.0 F(FF)
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ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
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3750x1695x1520mm
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車両重量[kg]
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980kg
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総排気量[cc]
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996cc
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最高出力[ps(kw)/rpm]
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71ps(52kw)/6000rpm
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最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
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9.6kg-m(94N・m)/3600rpm
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ミッション
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Super CVT-i(自動無段変速機)
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10・15モード燃焼[km/l]
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22.0km/l
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定員[人]
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5人
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税込価格[万円]
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115.5万円
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発売日
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2005年2月1日
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レポート
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徳田 透(CORISM編集部)
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写真
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佐藤 靖彦
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