行ってきました!来日公演@東京ドーム

行ってきました、ローリング・ストーンズ@東京ドーム。私、彼らのライヴは3回目なんですが、正直、今回がベスト・アクトでした。まず、何よりも音が良かった。比較的聴き取りやすい席だったからかも知れませんが、音響最悪と言われるドームにおいても、ストーンズ特有の黒っぽいうねりが存分に伝わってきました。チャーリーのシンプルながらもツボをおさえたドラミングを軸に、キースとロンが絶妙なタイム感でギター・カッティングを刻み、そこに扇情的なミックのヴァーカル、ソウルフルなバック・コーラスが被さり生まれる、まったくもってワン&オンリーな王道ストーンズ・サウンドはバリバリ健在。とっくに60歳過ぎてるのに、このヴァイタリティの根源はいったい? 鳥肌が立りまくりの2時間でした。

クルマで聴くストーンズ

ベガーズ・バンケット(紙ジャケット仕様)
ザ・ローリング・ストーンズ
ユニバーサルインターナショナル (2006/03/16)
 
レット・イット・ブリード(紙ジャケット仕様)
ザ・ローリング・ストーンズ
ユニバーサルインターナショナル (2006/03/16)

さて、公演に先立って、予習がてら3月中はずっとストーンズ三昧の日々。四六時中彼らの名曲をとことん楽しんでおりました。で、改めて思ったんですが、車で聴くと最高であると。とにかく、気分が上がりますね。とくに60年代後半から70年代前半にかけての、いわゆるストーンズ黄金時代一連の作品。ワイルドでノイジー、猥雑なロックンロール・サウンドはエンジン音とあいまって、強烈な高揚感をもたらしてくれます。あと、ブラック・ミュージックの影響による横ノリのグルーヴ。道路のうねりとの相乗効果からか、ほんっと興奮します。で、運転にちょっと疲れてきたら、彼らお得意の極上のカントリー・バラードで一休み。くわえタバコしながらの運転がよくハマりますね。
そんなこんなで、ストーンズこそドライヴィング・ミュージックの真骨頂と勝手に断言! 私的にはディープ・パープルやツェッペリンといった定番に比べ、車中ではストーンズのほうが100倍は燃えますね。
お勧めは、『レット・イット・ブリード』『スティッキー・フィンガーズ』『メインストリートのならず者』、あとライヴ盤の『ゲット・ヤー・ヤ・ヤズ・アウト!』。それこそ何千回も聴いてるはずなのに、ほんっとシビれます、未だに。

スティッキー・フィンガーズ(でかジャケ)
ザ・ローリング・ストーンズ
東芝EMI (2006/03/15)
 
メイン・ストリートのならず者(でかジャケ)
ザ・ローリング・ストーンズ
東芝EMI (2006/03/15)
 
ゲット・ヤー・ヤ・ヤズ・アウト!(紙ジャケット仕様)
ザ・ローリング・ストーンズ
ユニバーサルインターナショナル (2006/03/16)