トヨタ 新型「カムリ」

高級感漂う室内空間

トヨタ 新型「カムリ」

 新型 カムリは「ミディアムセダンの新たな世界基準の創造」をテーマに開発され、ミドルサイズセダンの中でも高い質感を演出。
 そして精悍なフロントマスクと低重心でワイド感のあるリアビューを採用するなど、デザイン面でも凝ったつくりとなっている。
 新型 カムリの全長は旧モデルと同程度ながら、ホイールベースを延長し全幅を広めることで、ゆとりある室内空間を実現している。

リセールバリューはまずまずといったところ

では、新型『カムリ』のリセールバリューをチェックしてみよう。

トヨタ カムリ
代表グレード:G(2,478,000円)
価格帯:2,478,000〜3,360,000円
リセールバリュー:51%〜58%
リセールランク:B

*リセールバリューとは*
クルマを再び売る(リセール)時の価値(バリュー)のこと。
新車で買った車が3年後にいくら位の価値が残っているか数値化したもので、高いほど次の乗換えまでの価値下落が少なく、お得な乗り換え指標の1つ。

トヨタ 新型「カムリ」

 新型カムリのリセールバリューは3年後に最大で58%となることが予想される。
 世界基準で作られた先代から高級路線へと変化しているため、リセールバリューは少し高くなっている。また、「トヨタ車」というブランド力の影響も大きいだろう。

これからのセダンは高級志向へ

トヨタ 新型「カムリ」

 現在の自動車市場の人気はミニバン・コンパクトカーへと完全にシフトした一方で、セダンに対してはレクサスに代表されるように、多少高価ではあっても高級さや上質さが求められている。
 ミディアムセダンといえど、高級志向という方向性が重要なファクターになってくるかもしれない。