3気筒12バルブ660ccエンジン「KF型」

ダイハツ 軽自動車用エンジンを新開発!

 ダイハツは、軽自動車用3気筒エンジンを一新し、環境性能・パワー・静粛性が向上した新モデル「KF型」を開発したと2005年11月22日に発表した。

 ロングストロークを採用することにより燃焼効率の向上と実用域でのトルクアップが実現。徹底したメカニカルロス低減+軽量化により、燃費が約10%向上、トルクが約5%向上。

 連続可変バルブタイミング機構や、触媒の性能をフルに引き出す「触媒早期活性化システム」、また貴金属全てが自己再生し、高い浄化性能を持つ最先端技術「スーパーインテリジェント触媒」の採用により、世界最高水準の環境性能を実現。

 シリンダーブロックのアルミ化や樹脂素材の採用、またチェーンカバーのモジュール化などにより軽量&コンパクト化を実現し、47kgという軽量さを実現している。

 軽量化+エンジン各部の剛性強化や部品改良による摩擦抵抗を減らすことにより、放射音約30%低減を実現。

 ダイハツは、12月の新型軽自動車から「KF型」を搭載する予定。