F1日本グランプリがもうすぐ開催!

F1日本グランプリが10月7日から三重県の鈴鹿サーキットで開催される

F1日本グランプリがもうすぐ開催!

 F1といえば、4輪の世界最高峰レースで、サーキットには延べ10万人以上が訪れ、世界では数億人のテレビの視聴者が見守る一大イベントで、特にヨーロッパで生まれたモータースポーツとあって、ヨーロッパを中心に人気が高いスポーツだ。

そして、鈴鹿サーキットで行われるF1は今年で19年目。中嶋悟氏が名門ロータス・ホンダから日本人として初めてF1にフル参戦(それまではスポットで参戦した事があるだけ)した’87年から続いている。

今年の日本グランプリは全19戦の18戦目にあたる。例年、鈴鹿はシリーズの終盤に開催されることから、日本グランプリの結果でチャンピオンが決定することも多かった。中でも「セナ−プロ対決」が有名だ。

しかし今年は、前戦のF1ブラジルグランプリでルノーに乗るスペインのフェルナンド・アロンソ選手が3位入賞で年間王者を決定しており、残るタイトルはコンストラクターズ(製造者)のタイトルとなっている。コンストラクターズチャンピオンシップも現在トップのマクラーレン・メルセデスとルノーが3ポイント差と一騎打ちとなっており、残念ながら日本勢はおろか、赤い跳ね馬フェラーリもタイトルには絡んでいない。

今年序盤に活躍したトヨタも、ルノーやマクラーレン勢に追いつくことが出来ず、今期不振のフェラーリにも最近は差をつけられる状況だ。昨年コンストラクターズランキング2位と大躍進のB・A・Rホンダに至っては、シリーズ前半におきたマシントラブルや失格騒動、果てはマシンのスピード不足などで前半はノーポイント。現在ランキングが6位と昨年の活躍がうそのような結果となっている。