21世紀の新たなモータースポーツにTEAM ACPが参戦

 この新たなモータースポーツは、世界ではじめてオフロードラリーに「速さ」に加え「環境性能を」取り入れたもの。今までの、時間を競うのみのモータースポーツの概念から解き放たれ、いかに少ない化石燃料の消費で、膨大な距離と過酷な環境を乗り越えて走れるのかを競う。また、ラリー期間中は、環境への配慮も競技の一部となり、ゴミの投棄やワダチのない草原に入ることなどがペナルティーとなる。主催者、エントランスともに、いかに大地に負荷をかけずにモータースポーツを楽しむことができるかが、新たなテーマとされている。

 コースは、中国・北京をスタートし、万里の長城、内蒙古高原を経て、モンゴルへ。過酷なゴビ砂漠を走破し、大草原を駆け抜け首都ウランバートルへゴールする、7日間、4,200kmのラリー。

 TEAM ACP(チームエーシーピー)は、1979年サハラ砂漠を縦断するパリ・ダカールラリーに出場するために結成された日本自動車連盟(JAF)の公認チーム。2001年1月、世界で初めてハイブリッドカーによるサハラ砂漠縦断に成功している。今回は、「トヨタ プリウス」と「トヨタ ハリアーハイブリッド」の2台のハイブリッドカーで参戦するとのこと。


【大会概要】
大会名称:BEIJING−ULANBAATAR INTERNATIONAL ECO CHALLENGE
大会期間:2005年8月7日〜15日
開催地:中華人民共和国 モンゴル国
主催:SSER ORGANISATION
共催:北京市汽車摩托車運動協(予定)
    MONGOLIA AUTO MOTO FEDERATION