GMがヨーロッパに新しいデザインセンターを開設!

最新設備を整え、ドイツ、リュッセルスハイムに2006年1月開設。併せて、サーブ・ブランドセンターをスウェーデンに設置。

 ゼネラルモーターズ・ヨーロッパ(以下GMヨーロッパ)は6月22日、製品開発力の継続的な強化策の一環として、新たなヨーロッパ・デザインセンターを開設すると発表した。 
この新デザインセンターは、ドイツのリュッセルスハイム工場敷地内の中心部に置かれ、最新設備を整えて2006年1月より稼働する予定。

 GMは、世界11箇所のデザインセンターと国境を越えた多国籍のチームから成る、世界的規模のグローバル・デザイン組織を保持し、それぞれのデザイン・オフィスはバーチャル・スタジオによって相互リンクされていて、地球規模の共同作業により様々なプロジェクトが進行されているという。

 新デザインセンターは、GMヨーロッパの製品デザインとアドバンスド・デザインを統括すると同時に、先端エンジニアリング、製品企画、ブランド戦略間の直接的な相互連携を構築しながら、従来にも増して強力な相乗効果をもたらすために重要な役割を担うとのこと。

 また、GMヨーロッパは、デザインセンターの新設に併せて、スウェーデンにサーブ・ブランドセンターを設置するとのこと。サーブ・ブランドセンターは、今後サーブ・ブランドを担う中枢として機能し、サーブ独自のデザインを産み出すための戦略的デザイン・チームと、エンジニアやマーケティング担当者で構成された中枢チームも置かれる。