トヨタ ヴィッツ
ヴィッツ

バンパーからフードにかけての縦のラインで、塊感あるフロントマスクを印象付ける。

ヴィッツ

弓なりのベルトラインがアクセントとなるサイドビュー。

ヴィッツ

こちらはスポーティグレード、1.5RS。16インチアルミとエアロが標準装備だ。

ヴィッツ

全11色とカラーバリエーションも豊富な今回のヴィッツ。写真はペールオレンジマイカM。

ヴィッツ

新型ヴィッツの出来に、トヨタ・張社長もご満悦の様子だった。

ヴィッツ

ブラックとシルバーの組み合わせが新鮮な新型ヴィッツのインパネ。

ヴィッツ

フロントシートは、ゆったりと体を支える形となっている。

ヴィッツ

リアシートの片側チルトダウン格納をし、デッキボードをフラットに。これで荷室がより広々と使える。

コンパクトカー市場を開拓した立役者 初代ヴィッツ

 ほんのつい十数年前まで、コンパクトカーといえばセカンドカーやビジネス用途などの限られた需要が中心だった。しかし今や、ファーストカーとしても支持されるほど一般的な存在となって久しい。このように市場が変革させるきっかけをつくった功労車として、筆頭にあげられるのがトヨタの初代ヴィッツだろう。
初代ヴィッツはトヨタの世界戦略車として位置付けられ、コンパクトカーの本場欧州でもひけを取らない画期的なパッケージングを採用。またファンカーゴなど各派生車種への展開も念頭に置かれたプラットホームを採用するなど、非常に革新的なモデルだった。99年1月の日本デビュー以来、それまで同クラスに手を出さなかったであろうユーザー層も巻き込み、記録的大ヒット作となった。その後ホンダ フィットや日産の新型マーチなどライバル車も多数登場し、コンパクトカー市場は今もさらに拡大傾向を続けている。

そのトヨタ ヴィッツが意欲的なフルモデルチェンジで2代目の登場となった。

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代表グレード
1.3 F 2WD
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
3750×1695×1520
車両重量[kg]
1010
総排気量[cc]
1296
最高出力[ps(kw)/rpm]
87(64)/6000
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
11.8(116)/4000
ミッション
Super CVT-i
10・15モード燃焼[km/l]
21.5
定員[人]
5
税込価格[万円]
121.8
発売日
2005/02/01
写真
トヨタ自動車/徳田 透(編集部)