日産 スカイライン
スカイライン

セダンは丸型テールランプが復活。スカイラインの後姿を覚えている人は多いはず。

スカイライン

クーペは19インチアルミロードホイールを採用。さらにスポーティな走りが期待できる。

新生スカイラインが初めてのマイナーチェンジ

 丸型テールといえば、サーフィンライン、直6エンジンと並び、スカイラインのアイデンティティとして長い間、継承されつづけていたものであった。しかし、である。現行モデルが登場したとき、どれ1つとして採用されていないことに「ガック!」ときたスカイライン愛好家の方も多かったことだろう。

 お待たせしました。ついに、スカイラインのセダンにも丸型テールが復活したのである。先に登場したスカイライン・クーペと同じくリアコンビランプの内側に丸型のテールライトが忍ばされているのである。このマイナーチェンジにあわせて、スカイライン・セダンはエンジンのラインナップも変更。3.0リッターのV6エンジンがカタログから落ち、2.5リッターの直噴V6エンジンと、3.5リッターのV6エンジンとなった。また、350GTプレミアムのマニュアルモード付き5速AT機構には、マニュアルモードでシフトダウンする際、回転を合わせるべく自動的に適度な中吹かしをしてくれるシンクロレブコントロールを新採用したほか、6MTについてもレバーの振動を抑えるなど操作性を向上させた。

 このセダンのマイナーチェンジにあわせて、クーペも小変更を実施。標準装備で19インチのアルミホイールを登場させた。

 セダン不遇の時代にもかかわらず、こまめに改良を行いつづける現行型スカイライン。プレステージ性とスポーツ性を両立させた数少ないFRセダンである。「スカイラインはこうじゃないと……」という固定観念を捨てて、車の良さを素直に実感してほしい車である。

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代表グレード
350GTプレミアム
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
4750×1750×1470
車両重量[kg]
1490
総排気量[cc]
3498
最高出力[ps(kw)/rpm]
260(191)/6400
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
33(324)/4800
ミッション
6MT・5M-AT・エクストロイドCVT-M8
10・15モード燃焼[km/l]
11.6
定員[人]
5
税込価格[万円]
325.5〜
発売日
11月8日
レポート
七尾 詩子
写真
日産自動車