存在感十分なスタイリングで登場した新型レジェンド。

リヤはなめらかに絞り込まれ、エレガントさも漂わせる。

トランクの広さも十分で、ゴルフの往復などにも活躍するだろう。

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SH-AWDと呼ぶ斬新な4輪駆動力配分メカ搭載

 レジェンドは新時代のスポーティな高級車を目指して開発された。特にアメリカのアキュラチャンネルでの販売を念頭に開発されたのが特徴だ。高級車の新しい走りを実現するために、全車にSH-AWDと呼ぶ斬新な4輪駆動力配分システムを採用した。これは単なる4WDではなく、走行状態に応じて後輪の左右に駆動力を最適配分する世界初の仕組み。この機構によってFFでもFRでもなく、単なるAWDでもない新しい走りの次元が獲得された。高級車の駆動方式の論議に大きな一石を投じるクルマになった。

 新しいレジェンドは、ボディサイズそのものも少し小さくなったが、前後のオーバーハングを切り詰めるなど、引き締まった感じのデザインやパッケージングにより、ボディは従来に比べてやや小振りに見える。ホンダならではの新しい高級車が主張されている。ウインカーがドアミラーに内蔵されるのは最近の流行といえるものだ。

代表グレード
3500ccV6
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
4.930×1.845×1.455
車両重量[kg]
1,760
総排気量[cc]
3,471
最高出力[ps(kw)/rpm]
300(221)/6,200
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
36.0(353)/5,000
ミッション
5AT
10・15モード燃焼[km/l]
8.6
定員[人]
5
税込価格[万円]
525
発売日
2004年10月
レポート
松下宏/オートアクセル
写真
オートアクセル
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