幅広のセンターコンソールをもつインパネまわり。クロームのメーターリングがアクセント。

カッチリとした印象のフロントシート。しっかりと体をホールドしてくれる。

若干膝を抱えるような姿勢にして座らされるリヤシート。できれば、もう少しヒップポイントを高くしてもらったほうが、座りやすい。

ターボスポーツには、バケットタイプのスポーツシートが装備される。表皮のマテリアルは、レザーとファブリックのコンビネーションタイプ。

クラス最大級の350リットルを誇るラゲッジルーム。

4:2:4と3分割可倒式のリヤシートは、CDを除く全車に標準装備。積載する荷物に合わせて、フレキシブルに使用できる。

スタイル インテリア 走り&メカニズム

先代より、大きくなって快適な空間を確保

新型アストラのインテリア空間は、まず広さの余裕が感じられる。前席はもちろん後席の足元や頭上にも十分な空間が確保されているので、広さに関してはまず不満を感じることはないだろう。たっぷりしたサイズでホールド性に優れたシートも不満のないデキで、2.0ターボスポーツには本格的なバケットシートが用意されている。

インテリア回りの品質感も特筆される。デザイン的にはボンネットフードから続くU字型を描くセンターコンソールのラインがアクセントとされ、視認性の高いメーター類なども好感の持てるものだ。

快適装備の充実度はまずまずで、上級グレードにはフルオートエアコンや6連奏CDチェンジャー付きのオーディオ、電動油圧式パワーステアリングなどが標準となる。快適装備は最新仕様が用意されたのESPプラス(横滑り防止装置)やCBC(コーナリング・ブレーキ・コントロール)など、極めて充実した仕様が用意されている。

代表グレード
1.8スポーツ
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
4255×1760×1470
車両重量[kg]
1270
総排気量[cc]
1795
最高出力[ps(kw)/rpm]
125(92)/5600
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
17.3(170)/3800
ミッション
4AT
定員[人]
税込価格[万円]
265.0
発売日
2004年11月6日
レポート
松下 宏
写真
菊池一仁
スタイル インテリア 走り&メカニズム