ダイハツ FFC(エフ エフ シー)【参考出品車】
FFC(エフ エフ シー)【参考出品車】

ショーモデルながら現実味の高いキュートなフォルム。市販化を期待したい。

FFC(エフ エフ シー)【参考出品車】

自分で乗るなら何色にしようかな・・・そんな夢が広がるリアビュー

FFC(エフ エフ シー)【参考出品車】

巨大な開口部を持つスライドドア。大きな荷物を持ちながらの乗降もラクラク!

FFC(エフ エフ シー)【参考出品車】

「モーターショーの会場でお会いしましょう!」(ダイハツブース青柳玲麻さん)

FFC(エフ エフ シー)【参考出品車】

助手席を折りたたむと長尺物も積載可能。

【東京モーターショー2004】ダイハツ出展車両 「注目のモデルその1」

 東京モーターショー2004、ダイハツブース注目のモデル1台目はFFC。
「宅配・移動ビジネスの変化に応える、働く人と地球にやさしい次世代ユースフル&フレンドリー・カーゴ」がコンセプトである。
軽自動車の規格枠をほぼめいっぱい活用し、1,950mmという高い車高とした。またFFレイアウトの採用により低床化を実現することで実際の室内(荷室)の高さも1,550mmある。四角く広々した荷室とあわせ、立ち仕事も余裕のスペースを確保している。その他、両側スライドドアやリアの観音開きドアも乗降性や作業性を向上させている。

しかしFFCの特長はなんといってもスタイリングにあるだろう。機能性を究極まで追求しながらも街に馴染むキュートさがなんとも魅力的だ。宅配便や移動販売車といった商業用途のみならず、アウトドアレジャーや趣味のツールとして、個人ユースとしてもあれこれ楽しめそうな予感をさせてくれる。

ちなみにショー展示車両があえて白いボディカラーを採用しているのは、ユーザーの様々な用途に応じた色に染めて欲しい!との願いから。ただし実際のショー会場では、多彩なカラーリングに変化したFFCもマルチビジョンなどで見られるという事だからこちらにも期待したい。

なおFFCは今回のショーに合わせて作られたコンセプトカーだが、同車担当者の方のお話によれば、市販化のために必要な設計上の要件はきっちりおさえてあるとのこと。つまりFFCをベースにした市販車を生み出すことは比較的容易ということだ。会場での反響の声などを踏まえ市販化も検討する模様なので、FFCが気になるあなたは、会場の説明員などに熱い想いを伝えてみてはいかが!?

ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
3395X1475X1950
総排気量[cc]
660
定員[人]
2
発売日
参考出品
レポート
徳田 透(編集部)
写真
渡部 祥勝
取材協力
ダイハツ工業株式会社