エンジンは新開発の直噴タイプを搭載。組み合わされるのは6速AT。

走りはかつてのドイツ車っぽいゴツゴツ感ははなくなった。

スポーティーな走りもこなすサスペンション設計が光る。

新世代のドイツ車の走りを体感したいなら、迷わず新型ゴルフを選ぼう。

スタイル インテリア 走り&メカニズム

ティプトロニック付きの6速ATを採用している

 新型になってもゴルフの駆動方式がFFであることに変わりはない。搭載されるエンジンは、1.6リッターと2.0リッターの直4DOHC。FSIと呼ばれる直噴エンジン。
 トランスミッションは、全車ティプトロニック付きの6AT。試乗したのは、スポーツサスペンションを装着するGT。GLiと同じ直噴の2.0リッター直4DOHCエンジンを搭載するが、スポーツサスに加えタイヤも205/55R16と、GLiの195/65R15に比べアグレッシブなものを履いている。
 エンジンはSOHCからDOHCに変更された。しかも直噴。高回転まで気持ちよく吹け上がるエンジンだが、アクセルオフからオンにしたときに若干レスポンスの悪さを感じる。
 GTにはスポーツサスペンションが装着されているので、硬いゴツゴツとした乗り心地を想像したが、走ってみると意外にもしなやかな乗り心地。かつてのドイツ車特有の突き上げ感は完全になくなっていると言える走りになった。

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代表グレード
GLi
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
4205×1760×1485
車両重量[kg]
1380
総排気量[cc]
1984
最高出力[ps(kw)/rpm]
150(110)/6000
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
20.4(200)/3500
ミッション
6AT
10・15モード燃焼[km/l]
11.4
定員[人]
5
税込価格[万円]
278.25
発売日
2004年6月
レポート
オートアクセル
写真
T.P.U./オートアクセル
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