「コーポレートブログ」の記事

「間違いのないクルマを届けたい」(社内インタビュー商品化センター)

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「中古車についてまわるマイナスイメージを覆す、良質な中古車を届けたい」
その想いからオープンしたのがガリバー関東商品化センターです。関東圏のガリバーでご購入いただいたクルマはここからお客様のもとへと旅立っていきます。中ではどんなことが繰り広げられているのでしょうか。
リーダーの松田昌之(まつだまさゆき)さんに話をきいてきました。

―設立して二回目のお正月を迎えましたね。一回目のお正月付近はバタバタされていたイメージがあるのですが…(笑)。

「バタバタどころの騒ぎではありませんでしたね(苦笑)。立ち上げメンバーで一年半かけてあれだけ開発してきたのに計画通りの台数に全然追いつくことができなくて。納期が遅れて現場のメンバーやお客様にご迷惑をおかけしてしまいました。本当に申し訳なかったです。あの混乱を乗り越えてようやくいま、開発時の計画に追いついたというところです」

関東商品化センター 松田昌之(まつだまさゆき)さん

関東商品化センター 松田昌之(まつだまさゆき)さん

―立ち上げはどういった経緯だったのですか?

「そもそもは現場のスタッフから出た『もっとお客様に安心して中古車を選んでほしい』という声を社長が耳にして、『よし、やろう!』と。昔ほどではないでしょうが、どうしても中古車にはマイナスイメージがついてまわるんですよね」

―汚い、危ない、怪しい…。

「そうです。一般的な中古車が玉石混在なのは否めませんが、メリットだってあるし、ようは品質の問題。綺麗で、しっかり整備されていて『これなら、中古車にして良かった』と思ってもらえるような本当に良い商品だけをお客様に届けようと。期待以上のクルマをお届けする自信があります」

―何が他と違うんですか?

「納車段階の整備や板金って、『その時さえ良ければいい』ということが多いんです。手間のかかる作業ばかりですから、コストを考えると目に見える部分だけに注力した方が安上がり。運転席から遠くなっていくとどんどん汚くなる(笑)」

高圧水蒸気で車内クリーニング&外されたシートは外でお掃除 高圧水蒸気で車内クリーニング外されたシートは外でお掃除

―そうか。確かに運転席周りが一番目に付くし、こんなわかりやすいところが汚いと、きっと他も汚いだろうと私だったら思います(笑)。
逆に運転していて目に入る場所がすごく綺麗だと、あんまり他はわざわざチェックしないかも。

「でも、乗っていれば必ずボロは出るんですよ。シートアレンジしたらすごい汚かったとか。スペアタイヤ出してみたら、ひどかったとか」

―ハズレ、引いちゃった…。

「そう、それが一番嫌なんですよ! こっちは何百台中の一台。でもお客様にとっては一生のうちのかけがえのない一台なんです。ハズレとか引かせたくないですよ」

―整備とかしたことないんですけど、徹底したクリーニング以外に例えばどんなことが?

「整備でいうと、全部車検ラインを通すんです!」

―ごめんなさい、なんかすごそうなんですが、よく分からない…

「車検はわかりますよね? 普通、車検の時にやる検査は、納車前にわざわざしないんです。納車前の消耗品の検査はどこでもやるんですね。ヘッドライトが切れてないかとか、ベルトが劣化したり磨耗したりしてないかとか」

―事故を起こしてないか、とか。

「そうです。修復歴ってやつですね。それはどこでもチェックしてるとおもいますが、
うちはリフトで上げて下からも見ますし、可能性があるものは部品を外してまで
チェックします。修復歴に関してはオークション会場でもここまでしないかと」

―で、肝心の車検ラインは?

「マフラーの音、排気騒音を音量計を使って計ったり、ブレーキの制動力を測ったり、スピードメーターが正確さ、ヘッドライトの向きとか…。はっきり言って、ここまでは日本中どこでもやらないと思いますよ」

二つの車検ライン

これがその車検ライン。2本もあるのはかなり珍しいとか。

―板金では何かあるんですか?

「板金だと、最初綺麗でも、走っているうちにはがれてくることがあるんです。
コイン洗車場で高圧洗浄したらはがれるとか。
でも、最初の下処理をきっちりやるとはがれにくくなるんですよ」

―おお!マニキュア塗るのと一緒ですね。下地をしっかり乾かすか乾かさないかで仕上がりが決まる。

「原理は一緒ですね。あとは、塗ったところと塗ってないところの色の違いが出ないように、塗る範囲が広がったとしても色の境目が見えないようにとか」

商品化センター 集合写真

―作業工程自体もかなりこだわって、開発とカイゼンを繰り返していると聞きました。

「そうですね。相当やってます」

―どこに力点を?

やはり、ブレが出ないこと、ですね。
スタッフの経験値に頼った整備というのが、世間一般で言う『アタリ、ハズレ』が出てしまう原因のひとつだととらえています。それがあっちゃいけないというのが前提です。今、この工場のことだけを考えたらそれでもいいんですけど、ぼくたちはこれを何十年も続け、全国に展開していくビジョンを持っています。経験だけに頼ったものをなくして、極端に言えば誰にでもできるように進化させていかなくてはいけない」

―誰にでもできるんですか?

「最初は大変でも、わかってくると楽しくなってのめりこんでいく。他の仕事と同じです。
ここでは、この道30年のベテランさんだったら一人でできてしまうことを、誰にでもできるレベルまで分解してやってるんです」

―一対一じゃ勝てないかもしれませんが、チームでなら負けませんよ、と。

「カッコ良く言うと、そうですね(笑)。でも自分でも、すごいと思ってしまう部分です。
『変なものは出したくない!』と若いアルバイトの子でさえ思ってる。
自分が買ってこれが届いたら? 家族にこれが届いたら?
みんなそういう目線で作業していますからね」

正門からみた関東商品化センター

正門からみた関東商品化センター

―最初は300台でボロボロだったということなのに…。「1000台超え!」とか書いてありましたよね。

「すごい変化ですよね(笑)。立ち上げって大変なんだということがよくわかりました。逆に、前例がないので今はみんなで何が最善かを考えてつくっていけるんでやりやすいと思えています。これからも間違いないクルマを届けたいです。『ここで買って良かった』と少しでもそう思ってもらえたら…」

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