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ガリバー自動車流通研究所レポート

Vol.7 [2003年1月21日発行]

Gulliver 自動車流通研究所

ガリバー中古車カーオブザイヤー 2002−2003
   2002−2003 日本カー・オブ・ザ・イヤーは、アコード/アコードワゴンが受賞しましたが、これはあくまで新車の話。では、 中古車のカーオブザイヤーはなんでしょう?
 今回ガリバーでは独自調査により中古車カーオブザイヤー2002−2003 を決定し、発表いたします。
  目次
  ガリバー中古車カーオブザイヤー2002−2003
ガリバー中古車カーオブザイヤー2002−2003の選定基準
国産車部門
輸入車部門
ガリバー中古車カーオブザイヤー2002−2003
 
国産車部門 中古車カーオブザイヤー国産車部門 シビックフェリオ シビックフェリオ
輸入車部門 中古車カーオブザイヤー輸入車部門 PTクルーザー PTクルーザー
ガリバー中古車カーオブザイヤー2002−2003の選定基準
 
@ 日本カー・オブ・ザ・イヤー2000−2001の最終選考車として残った国産車10車種、輸入車5車種を対象とします。
A 上記該当車種を対象とし発売から2年たった今、中古車販売価格が最も高い車はどれか(リセールバリュー)をガリバー 独自の基準で比較し、集計したものとします。
例えば2000年8月発売であれば、2002年8月の平均中古車販売価格です。
 
*カーオブザイヤーの基準

 一般にカーオブザイヤーと言えば、「日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員会」が主催する、日本カー・オブ・ザ・イヤー(Car Of The Year Japan)(略称COTY)が有名です。他にも、RJC(日本自動車研究者・ジャーナリスト会議)と言う団体がカーオブザイヤーを発表していますが、それぞれの基準でカーオブザイヤーを決定し、発表しています。
 日本カー・オブ・ザ・イヤーの基準は、選考委員(選考委員はジャーナスリト等が多く、様々な車種について広い知識を持っている人が多い。)がその年度の対象車について、コンセプト・デザイン・性能・品質・コストパフォーマンスなどを総合的に評価し、選考委員の投票によって決められています。選考対象車は選考の前年11月1日〜当年の10月30日までに新規に発売された車種が対象となります。
国産車部門
 
COTY 受賞車
COTY 受賞車
 
2002−2003(2000-2001日本カー・オブ・ザ・イヤー最終選考車)
ランキング 車名 代表グレード 発売 シフト 新車価格
(万円)
2年後中古車
販売価格 (万円)
値落ち率(%)
1位 シビック/シビックフェリオ iE Sep-00 AT パール 154.8 130.0 84
2位 エクストレイル Nov-00 AT 220.0 199.0 79
3位 セルシオ Aug-00 AT パール2 615.0 506.0 78
4位 オデッセイ Aug-00 AT パール 227.5 199.0 76
5位 カローラ Aug-00 AT 151.8 127.0 67
6位 オーパ a Lパッケージ May-00 AT シルバー 183.5 145.0 65
7位 インプレッサ WRX Oct-00 6F 319.8 231.0 64
8位 YRV ターボ Aug-00 AT 139.9 114.0 64
9位 トリビュート GL−X Nov-00 AT 254.8 152.0 50
10位 ブルーバードシルフィ 18Vi Aug-00 AT シルバー 176.4 112.0 49
   
 
 今回のガリバー中古車カーオブザイヤーは、「 シビック/シビックフェリオ 」となり、2000−2001日本カー・オブ・ザ・イヤー受賞車と同じ結果となりました。
 僅差で エクストレイル セルシオ が続き、特別賞受賞の インプレッサ は、 7 位となりました。
 インプレッサは初のフルモデルチェンジが行われ、まったく新しく生まれ変わりましたが、中古車市場では不発に終わっているようです。また、2位 エクストレイル はワイルドなイメージが受け、3位 セルシオ は今までのモデルの良い点を集めた集大成と言う感じです。セルシオは相変わらず人気が高いですが、それでも1年落ち2年落ちの中古車は500万以上と、一般的にはなかなか手が出ない車種です。それでも3位に入るということは、中高齢層の新車の納期が待ちきれない人に人気が出ているのではないでしょうか。
 そのほか4位 オデッセイ までは、予想通り人気が高く、5位 カローラ にはリセールバリュー(値落ち率)で10%近い差をつけています。新車発売から2年後で中古車価格が70%以上は非常に高く、逆に言えば、9位・10位のトリビュート ブルーバードシルフィ はお買い得と言えます。
輸入車部門
 
COTY 受賞車
 
2002−2003(2000-2001日本カー・オブ・ザ・イヤー最終選考車)
ランキング 車名 代表グレード 発売 シフト 新車価格
(万円)
2年後中古車
販売価格 (万円)
値落ち率(%)
1位 PTクルーザー LTD Jul-00 AT シルバー 280.0 240.0 73
2位 ボルボV70 V70クラシック Nov-00 AT 470.0 371.0 71
3位 ベンツCクラス C200コンプレッサー Sep-00 AT シルバー 450.0 336.0 67
4位 フォードフォーカス ギア Mar-00 AT シルバー 197.0 140.0 53
5位 オペルザフィーラ CDX Apr-00 AT シルバー 288.3 173.0 48
   
 
 輸入車部門のガリバー中古車カーオブザイヤーは「 PTクルーザー 」となり、こちらは国産車部門と違って、2000−2001日本カー・オブ・ザ・イヤー受賞車と違う結果となりました。
 PTクルーザー ボルボV70 ベンツCクラス の販売台数と比較するとかなりの差があり、希少性が高い事と、その希少性以上の需要があり1位となった要因と考えられます。特別な技術や、特に真新しい技術は無いのですが、あの独特のデザインがファンを掴む要因となっているのではないでしょうか。
 2位には ボルボV70 が入り、3位には ベンツC200コンプレッサー の順となっています。輸入車としては最もポピュラーな2車種が2位・3位となっており、販売台数が多いと安売りになりがちですが、しっかりした人気があるから2位・3位という結果となったのではないでしょうか。
 
〜今回のアナリスト 鈴木 詳一より〜  
 弊社では、ホームページ( http://221616.com/)内で『タイプ別リセールバリュー』というコーナーを設けています。また、その他の情報も扱っており、会社案内ホームページ( http://lab.glv.co.jp/ )でも、自動車流通研究所の情報を公開しております。業界はもとより様々な視点で分析し消費者へ情報が届けられるよう活動しております。
 今回は、「ガリバー中古車カーオブザイヤー」と題して、中古車で一番人気があるのはどの車か?をお届けします。
 皆様が必要とされる業界動向等ございましたら、ぜひご意見をお寄せください。
鈴木詳一写真
自動車流通研究所
主席アナリスト
鈴木 詳一
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