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自動車流通研究所
ガリバー自動車流通研究所レポート
VOL.51(2006年9月19日発行)
ガソリン価格高騰を反映してか、今後の軽自動車に望むのは<燃費向上>で74%
 スズキの《MRワゴン》と三菱《アイ》のデビューから始まった今年の軽カーのリリースラッシュ。上半期だけで合計6台が登場したが、その「認知度」と「人気」を調査してみた。さらには、軽自動車カテゴリーの将来を占う意味で「今後の軽自動車に望むこと」を聞いてみた。
 最後は今回、一番聞いてみたかった「次に乗り換える時は、どのタイプのクルマに乗りたい?」という質問。果たして「次も軽自動車に乗りたい」という人はどのぐらいいるのか!?
Q7
2006年に発売された次の「新型軽自動車」のうち、どのような車か知っているものはどれ?(グラフ左)/(いずれかを知っていると答えた方に)また、あなたが最も欲しいと思ったモデルはどれ?(グラフ右)
【n=1000人/単一回答】
Q7 2006年に発売された次の「新型軽自動車」のうち、どのような車か知っているものはどれ?
 【認知度】に関しては兄弟車だから当然の結果か、《MRワゴン》と《モコ》がほぼ同数でワン・ツー!! ほんのわずかの差でMRワゴンがトップにきているのは本家の意地? もちろんMRワゴンが1月、モコが2月という今年早めのリリース時期も大きなアドバンテージになったのは否めない。6月発売だった《ステラ》や《ソニカ》は、まだまだこれからか?
Q7 (いずれかを知っていると答えた方に)また、あなたが最も欲しいと思ったモデルはどれ?
 ただ、今年初旬のリリースといえば《アイ》も1月の発売だった割に、認知度は5割を切っているのが意外。それでも「欲しいと思ったモデルは?」という【購入欲求度】では認知度上位の2車を逆転して堂々のトップ!! それだけアイが効果的に軽自動車ユーザーに「欲しい!!」と思わせているのは「三菱のPRの上手さ」か「ルックスのインパクト」か…。
Q8
今後発売される軽自動車に対して、あなたが望むことは?
【n=1000人/複数回答】
Q8 今後発売される軽自動車に対して、あなたが望むことは?【n=1000人/複数回答】
 「軽自動車の全体的なクオリティーが上がった」というのが最近のKカーの売れている理由の1つではあるものの、今後にも<質感の向上>を求めているユーザーはわずか16.8%。むしろガソリン価格が超高騰し続けているこんな御時世だからこそ、燃費がいいと言われているカテゴリーの軽自動車ですら7割以上の人が<もっと燃費の向上を!!>と求めてる。だったらリッター50Kmぐらい走っちゃう「軽自動車のハイブリッドカー」なんて作ったらメガヒット間違いナシじゃない? 何だかトヨタ−ダイハツのラインでいつかリリースしてきそうだけどね。
 ただし上がっているのはガソリン価格だけじゃなくって、軽自動車自体の価格も従来より確実に上昇してる。三菱の《アイ》なんかはフィットクラスのコンパクトカーの価格を逆転しちゃってるもんだから、次点に<車両価格の値下げ>が挙がってる。
 <安全性の向上>が5割チョットで3番目とは意外に少ない。売れてる軽自動車といえども常につきまとうのは「事故に遭ったら危ないから」という否定的な意見。だったら、この点をもっともっと乗用車レベルまでに近づいた場合、最近の“Kカー人気”ってのがより磐石なモノになっちゃうだろうな。
まとめ
Q9
またクルマを乗り換えるとしたら、次はどんな「ボディータイプ」の車が欲しい?
【n=1000人/単一回答】
一度乗ったらヤメラレナイ!?
軽自動車ユーザーの6割は軽に回帰する
 何を隠そう、実は今このボク自身が軽自動車の購入を考えているもんで、今一番気になっているコトを最後の質問としてみました。現在、軽自動車に乗っている人に「次に乗り換えるとしたら、どんなボディータイプの車に乗り換えたい?」という質問。つまり、コレで将来の軽自動車へのリピート率を測ってみようというワケ…。
 結果としては6割近くの人が<また軽自動車に乗りたい>としていることから、ボクとしては「かなりリピート率は高い!!」と感じているんだけど、皆さんの印象はいかがですか?
 もちろん10年前、20年前と比べたら“軽の魅力”って数段アップしてて、リピート意向が6割なんていうコレほどまでの数字を叩き出すなんてことはなかったように思う。軽自動車というカテゴリーがユーザーのニーズに合ったクオリティーを携えて、より満足度の高くなったってコトかな、と。
 よしッ、こりゃあ軽自動車も十分「アリ」だな!!
Q9 またクルマを乗り換えるとしたら、次はどんな「ボディータイプ」の車が欲しい? 【n=1000人/単一回答】 
ガリバー自動車流通研究所 チーフ・ディレクター 佐藤誠
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チーフ・ディレクター
佐藤 誠
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