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ガリバー自動車流通研究所レポート

Vol.21 [2004年4月15日発行]

Gulliver 自動車流通研究所

ガリバーが調査するユーザー満足度
〜NO.1はトヨタ・ヴォクシー
  ガリバーが一般ユーザー向けにサービスを提供しているサイト「221616.com」の「ユーザーレポート」。レポートとともに付与される各部門毎のポイントは、実際に「乗った」ユーザーの生の声です。
このポイントを分析し、総合部門・各部門毎にランキングを作成しました。
さて、ユーザーの車に対する満足度はどうなっているでしょうか?
  目次
  【ユーザーが選ぶ愛車の満足度ランキング】
総合部門
スタイル部門
インテリア部門
走行性能部門
使い勝手部門
コストパフォーマンス部門
ユーザー満足度 総合部門ランキング!
 
1位 TOYOTA ボクシー トータル完成度の高さで納得の1位
総合POINT:8.54
TOYOTA ボクシー
ポイントチャート
<ユーザーの声>
ファミリーカーでありながら、ライバル車にはない悪っぽさ、遊び心を感じるデザインがかっこいいです/実用性とかっこ良さを兼ね備えた車ですね/値段の割には装備もよくて最高です/大きすぎず小さすぎずちょうどいいサイズ/トータルでとても扱いやすいです。
ガリバー自動車流通研究所の分析
マルチユースに対応できるミニバンは、比較的どの車もトータルバランスに優れていることが、平均値のチャート図からわかります。その中でヴォクシーは全ての項目で平均値を大きく上回り、1位の獲得となりました。
トータルとしての完成度の高さだけでなく、各項目のバランスのよさがユーザーに受け入れられたものと考えられます。まさに、ユーザーが求める要素を体現した車といえます。
 
2位 SUZUKI ラパン
総合POINT:8.44
SUZUKI ラパン
ポイントチャート
<ユーザーの声>
似たようなデザインが多い軽ですが、ラパンは他車とは一線を画すデザインなのでとても気に入っています/見た目もかわいくてコンパクトの割には荷物も多く乗せられる/意外と中が広いです。内装も外装もオシャレでこの車なら乗ってもいいかなって思いました。
ガリバー自動車流通研究所の分析
軽自動車の平均値を全てクリアしつつも、インテリア・スタイル部門で、1位のヴォクシーをしのぐポイント数を稼いだラパン。人気も満足度も高い軽自動車が多い中で、個性的なデザインが受け入れられた結果と言えるでしょう。性能をきちんと押さえ、その上でかわいい内外装で個性もしっかりアピール。ふたつの強力な武器を得て、総合2位を獲得です。
 
3位 HONDA フィット
総合POINT:8.39
HONDA フィット
ポイントチャート
<ユーザーの声>
フィットが1台あれば、これ以上大きな車は必要ないな、とすら感じます。おそらく、その良さが広く知れ渡ったからこその人気NO.1でしょう/価格、走行、使い勝手全てにおいてコンパクトカーNO.1じゃないでしょうか?/パッケージングは最高。
ガリバー自動車流通研究所の分析
コンパクトカー人気NO.1のフィットが堂々の3位。全ての項目において高ポイントを集め、中でもコストパフォーマンス・使い勝手の満足度で上位入賞しています。コンパクトカーでありながら、「ユーザーの声」にもあるようにファーストカーとして広さも機能も十分「使える」車であること。まさにこれまでのコンパクトカーの常識を打ち破っての3位入賞と言えるでしょう。
 
総合部門 ベスト3入りの条件とは?
どの車も、全ての項目において「優等生」であることがチャート図からも明らかです。個別部門の平均点を下回る項目は1つもありません。 中でも全ての部門で平均値を大きく上回るヴォクシーは、まさに納得の1位です。2・3位の2台は「得意部門」が特にポイントを伸ばしており、その差が出た格好となりました。
このことから、ユーザー満足度を高める要因は「トータルバランスの高さ」ということが明らかです。もちろん満足させることもさることながら、幻滅させるポイントがない、ということも重要な項目だと考えられます。
4位以下のランキング
4位 BMW ミニ 8.37
5位 トヨタ アレックス 8.36
6位 トヨタ ウィッシュ 8.35
7位 三菱 eKスポーツ 8.35
8位 トヨタ アルファード 8.34
9位 トヨタ
カローラフィールダー
8.25
10位 トヨタ イスト 8.23
スタイル部門 満足度ランキング
 
スタイル重視のラインナップがズラリ
1位 M・ベンツ SLクラス
POINT:9.67
  M・ベンツ SLクラス
2位 BMW ミニ
POINT:9.50
  BMW ミニ
3位 シボレー カマロ
POINT:9.50
  シボレー カマロ
<ユーザーの声>
<M・ベンツ SLクラス>
ルックスが良い。メルセデスの中でも特にエレガント/ドレスアップするとメチャクチャかっこいい!
<BMW ミニ>
何処でも溶け込めるレトロモダンなスタイル/いろんな意味で徹底している車/車体色もいろいろと選べる。
<カマロ>
やっぱりあの形!/見た目は大きくてかっこ良い/目立つ/スタイリングのバランスは最高!!/でかい、派手。
ガリバー自動車流通研究所の分析
欧州高級オープン、レトロモダンなコンパクト、アメリカンスポーツと、異なるオリジナルスタイルを誇るラインナップが揃いました。全体に輸入車が多いのも特徴です。趣味性が強く、好き嫌いもはっきりする車種ですが、熱狂的なファンに支えられたようです。ファンならではの的を得た「ユーザーの声」も数多く見られました。
4位 VW ニュービートル 9.45
5位 S2000 9.40
6位 M・ベンツ SLKクラス 9.36
7位 ラパン 9.32
8位 ローバーミニ 9.32
9位 プジョー 306 9.23
10位 フォードエクスプローラー 9.20
インテリア部門 満足度ランキング
 
ドライブの快適度も左右する重要なポイント
1位 スズキ ラパン
POINT:9.12
  スズキ ラパン
2位 BMW ミニ
POINT:9.07
  BMW ミニ
3位 トヨタ ビスタアルデオ
POINT:8.92
  トヨタ ビスタアルデオ
<ユーザーの声>
<ラパン>
カワイイ!内装が超スキ/癒し系って感じ/フロントガラスが立っていて圧迫感がない/シートがソファーのようで落ち着きます。
<BMW ミニ>
レトロとモダンのベストマッチ/メーターの視認性もバッチリ/ダッシュパネルも上質感があるしメーターの夜間照明もきれい。
<ビスタアルデオ>
長時間の運転も疲れません/乗り心地の高級車/車高がやや高く室内空間もゆったりしている/室内の広さは特筆もの。
ガリバー自動車流通研究所の分析
ラパン、ミニともに、内外装のデザイン的特徴が人気の原動力といえる2台。女性ファンも多く取り込んでいるのも強みとなっています。その一方でファミリーカー、ビスタ・アルデオの健闘ぶりが光ります。ユーザーの声を見ても「乗って始めて分かる良さ」「隠れた名車なのがいい」等の意見が散見されました。
4位 トヨタ アルファード 8.59
5位 トヨタ イスト 8.53
6位 トヨタ ヴォクシー 8.51
7位 M・ベンツ SLKクラス 8.45
8位 ボルボ850 8.28
9位 トヨタ
クラウンエステート
8.18
10位 トヨタ
カローラフィールダー
8.18
走行性能部門 満足度ランキング
 
スポーツ指向も三車三様
1位 ホンダ S2000
POINT:9.50
  ホンダ S2000
2位 スバル インプレッサ
POINT:9.08
  スバル インプレッサ
3位 三菱 eKスポーツ
POINT:9.06
  三菱 eKスポーツ
<ユーザーの声>
<S2000>
ホンダで唯一用意されるFR車/なによりエンジンが最高/ミズスマシのようにきびきび走る/オープンとは思えない剛性感
<インプレッサ>
低重心の水平対向エンジン+4WDがもたらす地をはうようなフィール/新車時300万でこの性能であれば文句なし
<eKスポーツ>
軽とは思えない/スポーツの名に恥じない走行性能と足回り/乗って楽しい一台/4WDターボ車を作らせたらさすが三菱
ガリバー自動車流通研究所の分析
走行性能部門では、スポーツ指向の車種がラインナップ。中でも、ホンダの技術を結集させて作られたFRスポーツカーS2000が、2位以下に圧倒的差をつけました。3位のeKスポーツはやや異色ですが、「(ラリーで活躍する)ランサーエボリューションを生み出した三菱らしい出来」というユーザーのコメントを見ると、なるほどといったところでしょう。
4位 スバル レガシィ 8.89
5位 三菱 ランサー
ランサーセディア
8.77
6位 トヨタ
グランドハイエース
8.73
7位 スズキ カプチーノ 8.69
8位 マツダ RX-7 8.67
9位 スバル レガシィB4 8.61
10位 トヨタ アレックス 8.60
使い勝手部門 満足度ランキング
 
ユーザーのバランス感覚が伺える結果に
1位 ダイハツ アトレーワゴン
POINT:9.29
  ダイハツ アトレーワゴン
2位 ホンダ フィット
POINT:9.04
  ホンダ フィット
3位 トヨタ カローラフィールダー
POINT:8.91
  トヨタ カローラフィールダー
<ユーザーの声>
<アトレーワゴン>
アトレー以上に広いラゲッジを持つ軽自動車はありますが、後席の広さとのバランスはアトレーが一番だと思います。
<フィット>
コンパクトで取り回しの良い車体に広い室内、大きな積載量/パッケージング、特にシートアレンジが非常に良くできている。
<カローラフィールダー>
(後席を倒せば)「これがカローラの荷室なのか?」と驚くほど広い空間/きっちり作ってある車/室内の広さもポイントが高い。
ガリバー自動車流通研究所の分析
人気の大型ミニバンでなく、軽1BOXワゴンが1位というところが興味深いところです。あえてこのサイズを選ぶユーザーにとって、車中泊すら可能なバランス良い出来の同車は、ライバルの中でも特に光る存在のようです。
なお、2位3位は昨年の新車首位争いのような「カローラ」VS「フィット」の対決が象徴的です。
4位 ヴォクシー 8.71
5位 アレックス 8.70
6位 カローラスパシオ 8.69
7位 ビスタアルデオ 8.67
8位 アルファード 8.62
9位 リバティ 8.57
10位 ウィッシュ 8.46
コストパフォーマンス部門 満足度ランキング
 
「カローラ VS フィット」一騎打ち!
1位 トヨタ カローラフィールダー
POINT:8.82
  トヨタ カローラフィールダー
2位 トヨタ アレックス
POINT:9.70
  トヨタ アレックス
3位 ホンダ フィット
POINT:8.57
  ホンダ フィット
<ユーザーの声>
<カローラフィールダー>
価格から考えるととても出来の良い車/きっちり作ってある/値段を考えれば多少の不満も吹き飛ぶ/内装も質感高い
<アレックス>
使い勝手も良くて燃費も良く、なにより価格が安い/無駄のないスッキリとした車/普通の感じでいいと思う。
<フィット>
燃費が良い/コンパクトで取りまわし良好/広い室内、大きな積載量/一台で合理的に済ませたい全ての人にお勧め
ガリバー自動車流通研究所の分析
金額に対する満足度を聞くコストパフォーマンス部門では、手ごろな価格の小型車が上位独占という結果になりました。この部門でも「フィット VS カローラ」の対決となりました(※2位アレックスもカローラ姉妹車)。ランク外でもヴォクシーやウィッシュ、ヴィッツといった、いわゆる人気車が目立ちます。
4位 スズキ カプチーノ 8.54
5位 トヨタ
スプリンタートレノ
8.44
6位 日産
セフィーロワゴン
8.30
7位 トヨタ ヴォクシー 8.29
8位 トヨタ ウィッシュ 8.28
9位 トヨタ ヴィッツ 8.28
10位 トヨタ スターレット 8.27
  車を選ぶ2つの価値観
 
自動車を選ぶ際に、人の車に対する価値基準は2つあると考えられます。
1つは、有能な道具として。そしてもう1つは、趣味や自己表現の一部として。
各部門もまた、この2つに分類することが可能です。
「使い勝手」「コストパフォーマンス」は、実用性の高さや、いかに道具として有能であるかについてを問う評価軸です。
ユーザーの声もまた、冷静で客観的に特性を捕らえたものが多く見られました。
一方、 「スタイル」「インテリア」「走行性能」は、趣味性が強く、個性的でその部分に「惚れ込める」要素をもっています。これらの部門で上位の車にはユーザーの情熱的な賞賛の声が寄せられたのも特徴です。
今回、トータルポイントで上位にランクインした車を見ると、どれも非常に優等生。そしてなおかつ、第2の要素とも言える
「かわいらしさ」や「使い勝手のよさ」がプラスαとなり、そのお得感からも満足度が高かったものと考えられます。
 
乗り換えにも効く!<ユーザーの声>
車購入の際には往々にして迷いも生じるものですが、そんな時にもユーザーレポートは重要な情報源となります。実際に「買った」「乗った」ユーザーでしか知りえない、愛車の意外な側面が見えてくるからです。自分が求める要求が満たされているかどうか、ユーザーの生の声から検証するなど、上手な車選びをする為のサポートツールとして活用してみてはいかがでしょうか。
自動車流通研究所 徳田 透
自動車流通研究所
徳田 透
 
調査対象サイト:221616.com(http://221616.com/
調査期間:2003年9月1日〜2004年4月1日
調査対象コンテンツ:「ユーザーレポート」
「ユーザーレポート」概要
実際のユーザーを対象に、愛車についての満足度レポートを募集。「良い点」「悪い点」のコメント投稿とともに、スタイル/インテリア/走行性能/使い勝手/コストパフォーマンスの5部門について、各10点満点で評価点投票が出来る。
※ランキングは10件以上投稿があった約200車種を対象に作成
もっと車が楽しくなるグループサイト
Gulliver
 いつもガリバーをご利用いただき、ありがとうございます。