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ガリバー自動車流通研究所レポート

Vol.20 [2004年3月20日発行]

Gulliver 自動車流通研究所

日産:GT−Rがナンバー1!
「メーカー別・中古車フラッグシップカー」
  今回ガリバー自動車流通研究所レポートでは、中古車のトータル評価ともいえる「リセールバリュー」から各自動車メーカーのフラッグシップカー(主力商品)を探ります。
自動車メーカーのフラッグシップカーと、中古車フラッグシップカー。結果はどう違ってくるでしょうか?
  目次
  中古車フラッグシップカーとは・・・?
メーカー別中古車フラッグシップ ベスト3
フラッグシップカーからわかる各メーカーの特徴
付録:知っていてほしい 「リセールバリュー 十の掟」
中古車フラッグシップカーとは?
 
 中古車の場合、人気は需要と供給のバランスで決まります。すなわち、中古車として需要が高く、市場の流通量が少ない(≒新車販売台数の少ない)クルマが最も人気が高い車となります。では、自動車メーカー毎のフラッグシップといえる中古車は何か?と考えると、想像できるのは最近の傾向から「ミニバン」や「コンパクトカー」があげられます。今年最初(新車登録3年後)の車検となり、最近中古車として増えてきた2001年式の中古車のリセールバリューを各メーカー毎に算出した結果、意外にも各メーカーの中古車フラッグシップカーといえるクルマは、「SUV」や「クーペ」が多くを占める結果となりました。
 中でも最も注目なのが、「日産・スカイラインGT−R」や「マツダ・RX−7」などのクーペが目を引きます。両車共に排ガス規制などの問題から、2002年に製造が中止されており、今となっては中古車でしか買えないクルマとなっています。逆に言えばその希少性が中古車人気として高い理由といえるようです。
メーカー別中古車フラッグシップ【ベスト3】
 
TOYOTA
1位 ランドクルーザー
ランドクルーザー
シグナス
タイプ:SUV/クロカン
排気量:4663cc
本体価格:525.0万円
リセールバリュー:73〜79%
高級SUV・50年以上の歴史に裏付けされた人気
2位
スープラ
RZ-S
スープラ
タイプ:クーペ
排気量:2997cc
本体価格:388.0万円
リセールバリュー:68〜73%
3位
ノア/ヴォクシー
V
ノア/ヴォクシー
タイプ:ミニバン/1BOX
排気量:1998cc
本体価格:235.0万円
リセールバリュー:68〜72%
 
NISSAN
1位 スカイライン
スカイライン
GT-R VスペックU
タイプ:クーペ
排気量:2568cc
本体価格:574.8万円
リセールバリュー:74〜79%
レースで培った実力派。伝説のスポーツカー。
2位
シルビア
スペックR エアロ
シルビア
タイプ:クーペ
排気量:1998cc
本体価格:260.7万円
リセールバリュー:67〜71%
3位
エクストレイル
Xt
エクストレイル
タイプ:SUV/クロカン
排気量:1998cc
本体価格:225.0万円
リセールバリュー:62〜67%
 
HONDA
1位 シビック
シビック
タイプR
タイプ:コンパクト/HB
排気量:1998cc
本体価格:220.0万円
リセールバリュー:73〜77%
コンパクト・本格スポーツ。軽量ハイパワーが人気。
2位
CR-V
フルマークiL
CR-V
タイプ:SUV/クロカン
排気量:1998cc
本体価格:219.8万円
リセールバリュー:66〜71%
3位
インテグラ
タイプR
インテグラ
タイプ:クーペ
排気量:1998cc
本体価格:259.8万円
リセールバリュー:60〜64%
 
MITSUBISHI
1位 デリカスペースギア
デリカスペースギア
シャモニー
タイプ:ミニバン/1BOX
排気量:2972cc
本体価格:287.3万円
リセールバリュー:64〜68%
SUVともいえるミニバン。オフロードの走破性は一級。
2位
ランサー
GSRエボリューションZ
ランサー
タイプ:セダン
排気量:1997cc
本体価格:299.8万円
リセールバリュー:62〜65%
3位
eKワゴン
MXパッケージ
eKワゴン
タイプ:軽自動車
排気量:657cc
本体価格:99.8万円
リセールバリュー:50〜60%
 
MAZDA
1位 RX-7
RX-7
Type RS
タイプ:クーペ
排気量:654×2cc
本体価格:384.8万円
リセールバリュー:64〜69%
ロータリーエンジン搭載で軽量&パワフルを実現。
2位
AZオフロード
XL
AZオフロード
タイプ:軽自動車
排気量:658cc
本体価格:134.1万円
リセールバリュー:52〜60%
3位
スクラムワゴン
スタンドオフターボ
スクラムワゴン
タイプ:軽自動車
排気量:658cc
本体価格:121.0万円
リセールバリュー:45〜54%
 
SUBARU
1位 フォレスター
フォレスター
S/tb-STI-U
タイプ:SUV/クロカン
排気量:1994cc
本体価格:255.5万円
リセールバリュー:61〜65%
オン・オフ両用の走りを極めたSUV。
2位
インプレッサスポーツワゴン STi
インプレッサスポーツワゴン
タイプ:ステーションワゴン
排気量:1994cc
本体価格:272.0万円
リセールバリュー:57〜61%
3位
レガシィツーリングワゴン GT-BE-tuneU
レガシィツーリングワゴン
タイプ:ステーションワゴン
排気量:1994cc
本体価格:300.8万円
リセールバリュー:55〜58%
 
SUZUKI
1位 ジムニー
ジムニー
XL
タイプ:軽自動車
排気量:658cc
本体価格:134.1万円
リセールバリュー:52〜60%
老舗軽SUVが、根強い人気でNO.1。
2位
エブリィワゴン
ジョイポップターボL
エブリィワゴン
タイプ:軽自動車
排気量:657cc
本体価格:132.5万円
リセールバリュー:49〜57%
3位
ワゴンR
RR-LTD
ワゴンR
タイプ:軽自動車
排気量:658cc
本体価格:141.6万円
リセールバリュー:49〜56%
 
DAIHATSU
1位 テリオスキッド
テリオスキッド
エアロダウンカスタムX
タイプ:軽自動車
排気量:659cc
本体価格:141.8万円
リセールバリュー:60〜67%
使い勝手のよさで人気。
2位
アトレーワゴン
エアロダウンビレットターボ
アトレーワゴン
タイプ:軽自動車
排気量:659cc
本体価格:147.0万円
リセールバリュー:58〜65%
3位
ムーブ
エアロダウンRS LTD
ムーブ
タイプ:軽自動車
排気量:659cc
本体価格:143.5万円
リセールバリュー:56〜63%
フラッグシップカーから分かる各メーカーの特徴
 
 国産乗用車の中古車フラッグシップカーは、それぞれのメーカーの特色を表しており、トヨタは高級車のイメージが強く、日産はスポーツカーのイメージが強い結果となりました。
 また、リセールバリュー(現在の中古車買い取り価格÷新車時価格=残価率)でも、国内ビッグ3であるトヨタ・日産・ホンダのリセール率が高く他社に若干差を付けているようです。ただし、中古車の人気は需要と供給のバランスで成り立っているということから、供給量の少なさなど、車ごとの事情も影響しているようです。
 
メーカー別フラッグシップカー」
 『旗艦』という日本語に置き換えられるように、フラッグシップとは各社を代表する重要なモデルという位置付けです。各メーカーが技術の粋を集めて造った高級セダンや、性能を極めたスポーツカーといったものがあげられます。
それにガリバーでは「リセールバリュー」の概念をプラスしてみました。リセールとは市場での価値、いわば車の人気度を数値化したもので、その人気を決めるのは他ならぬユーザーの皆さんです。つまりこれは「ユーザーが決めるフラッグシップカー」と言い換える事が出来るでしょう。
自動車流通研究所 徳田 透
自動車流通研究所
徳田 透
付録:知っていてほしい 「リセールバリュー 十の掟」
 
購入時に・・・
掟 其の壱
車体色に迷ったら、迷わず黒か白を選ぶべし!
白系やシルバーも定番色として有名だが、実は黒も若者を中心に人気がある。
掟 其の弐
グレード選びに迷ったら中の上を選べ!
廉価版グレードが、最終的に得とは限らない。リセールを考えると中の上以上の人気グレードのほうがお得な場合が多い。
掟 其の参
人気のオプションはナビ、サンルーフ、革シート!
数多くのリストからなるメーカーオプション。選択に迷ったら、特に人気アイテムの中から厳選したい。
掟 其の四
ドレスアップも高価の秘訣!
あくまで「程よく品良くカッコ良く!」が基本となってくる。なお、取り外した純正オーディオやマフラーなども要保管。
掟 其の五
フルモデルチェンジ直後のモデルを狙え!
一般に、登場後時間の経った旧モデルより、現役で発売中のモデルのほうが、リセールで有利といえる。
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買ってから・・・
掟 其の六
年間走行距離はおよそ8,000キロに抑えよ!
3年で30,000キロ以上、5年で50,000キロ以上走るのは一般に過走行と言われ、評価がダウンする傾向にある。
掟 其の七
まめなメンテナンス、マメな洗車がツキを生む!
過保護になる必要はない。重要なのは、愛車のエンジンや足回り、車体などの状態変化に対し、常に気を配ることにある。
掟 其の八
海辺のドライブ、雪道走行・・・サビに注意!
海辺や雪道の走行後は必ず、下回りも含めた洗車を実施したいところである。
掟 其の九
車内の汚れにも気を配れ!
車内での食べこぼしや荷室の汚れなどは、カビ・臭いの元となるので気をつけたい。
掟 其の十
決断力が鍵!乗り換えは思い立ったが吉日だ!
慎重になるあまり売り時の好機を見逃すことがあっては、本末転倒といえる。
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