
インタビューに応じてくれた村井孝輔さんは現在24歳。社歴は2年と浅いながらも、ティーンの頃よりクルマ業界に携わっていただけあって、若さに似つかわしくない貫禄と落ち着きを兼ね備えている人物だ。
取材:金子博之 撮影:徳田透
なんでも村井さんは高校生ときから
クルマ業界に携わっているとか?
村井 孝輔さん(以下村井):「はい、高校一年生のときから近所の中古車販売店でバイトしていました。もともと父親が日産の整備の工場長をしていたので幼い頃からクルマが好きだったし、地元の先輩が乗っているのを見て影響を受けたというのもあります。」
よほどクルマが好きだったんですねぇ?
村井:「ただ、直接のきっかけは両親です。当時遊んでばかりだったので、『ちょっと鍛えなおしてもらえ!』みたいな感じで、中古車屋に無理やり入れられたというのが本当のところです(笑)」
いままで遊んでいたのにつらくありませんでした?
村井:「お金も稼げるし、とりあえず『やってやろう!』みたいな感じでした。でもツラかったですね。社長も根っからの九州人なんで厳しいところがありましたし…。」
でも辞めなかった。
村井:「何回も辞めようと思いましたよ、『遊びたい!』って(笑)
それでもクルマにワックスをかけるているうちに、ドンドン仕事が面白くなっていきましたね。磨いてる車が綺麗になるのってすごく嬉しいんですよ。」
ハハハハ(笑)その後は?
村井:「高校卒業後、そのままその中古車販売店に就職しました。
ガリバー入社まで5年間働いていたのですが、整備から中古車の販売までクルマ周りの仕事は一通り体験させてもらいました。」
ガリバーにはなぜ入社されたんですか?
村井:「クルマ業界でやったことのない仕事が買取業だったんです。
知らない土地で、クルマ業界でどこまでやれるかを追求したいと(キッパリ)。たしかに福岡で働くこともできたんですがそれは自分の甘えなので、誰も知り合いのいない東京でチャレンジしたいと思いました。
それに、父親を超えるという目標もありました。九州時代は何を言っても認めてもらえなかったので。整備についてわからないこと聞いても『わからないことすんな!』と怒られたり…。頑固なんです。」
いまはどうですか?
村井:「いまは多少は認めてくれているみたいで…。この前会ったときに『東京出て頑張ってるなぁ』って言われました(照笑)」
嬉しかった?
村井:「やっぱり嬉しかったですねぇ。認めてくれてるんだって。」
環七一之江店にきて一年半経つそうですね。
村井:「入社して早々に、店長から『“環七一之江店”は老舗だから』と言われてたんですが、最初は実感なかったですね。でもこうして働いてみると紹介案件も多いですし、7年前のお客様がもう一度クルマを売りに来てくれたりすることがしょっちゅうあるんです。お客様がお店に帰ってきてくださるということを実感しましたね。ほんとに昔からある店舗なんだと。いままで先輩方が築いてきた信用を守るためにも毎日身の引き締まる思いですね。」
お客様に対して心がけていることは?
村井:「一之江店は老舗だけあって紹介案件も多いですし、以前一之江にいたスタッフの引継ぎこそ誠実に対応しています。こまめな連絡と言ったことはする、この2つは必要以上に心がけていますね。
それとお客様がリラックスできる雰囲気作りですね。初めて来店されるお客様は、買取のプロセスが分かっておられない方も多いんで、お客様が聞きたいことを聞けるようなシチュエーション作りには細心の注意を払っています。たとえそこで売り上げがあがらなくてもお客様のためになるようなアドバイスを心がけています。」
働いていて嬉しい瞬間ってどんな時ですか?
村井:「とくに感動したのは『金額はまかせる』と言われたときですねぇ。“ガリバー”というブランドを信頼していただいて、僕という人間を信用していただいたときは特に嬉しかったですねぇ」
そんななかで特に印象に残っているお客様はいます?
村井:「若いお客様なんですけど、いまでも紹介をいただいている方ですね。
最初は夜遅くに車を査定しに来られたんですよ。つぎのクルマは決まっていてもう手付金も払ってきたと。御本人はエルグランド・ハイウェイスターが欲しかったのですが、それではなかった。
ドルフィネットを見せたら、ちょうどエルグランド・ハイウェイスターの状態のいいのが出ていたんです。それを見たお客様が、『もうひとつのクルマの断りいれます。』と言ってくれて。僕もできる限りのことをやりました。この前二十歳になったばかりの方なので、年齢も近いし気持ちもわかるんです。それ以来、信頼してもらってもう五台ぐらい紹介していただいております。
この前はお兄さんも紹介していただきました。それもエルグランドだったのですが(笑)」
今後の目標は?
村井:「いまの目標ははやく店長になることですね。
そして、ガリバーから“のれん分け”してもらえたらと思います。それで故郷福岡に錦を飾れたら最高ですね。」

一言で言いますと裏表が全くない性格ですね。嘘偽りみたいなことを嫌う典型的な九州男児です。接客営業に関しては純粋にお客様のことを考えていますね。特にクルマを売るときなんかは、お客様に欲しい車のイメージがあったとしても、子供が生まれたから現実的にも経済的にもこういったクルマがいいのではないか、といった提案をしたり。通常であればお客様の欲しいという車を探して販売するのですが、彼は違います。とにかく売ればいいという考えではなく、お客様のライフスタイルに沿った提案をしていますね。
だから納車したときに喜ばれているお客様が一番多いのも村井なんです。

新宿から都営新宿線に乗り30分少々。東京都江戸川区の中央部に位置する一之江駅は、隣接する環状七号線 (通称“環七”)と、東京と千葉をつなぐ今井街道とが交差する交通の要衝だ。両道路を通り周辺を巡る多くのバス路線も、いったんここを経由する。カラフルなバスが頻繁に出入りし乗降客が行き交う、とても賑やかな駅前だ。
しかしその反面、駅から一歩離れると小さな商店と低層のアパート・戸建てや新築のマンション群が混在。下町の住宅街らしい穏やかな雰囲気も漂っている。
そんな一之江駅から、大型車の行き交う環七沿いを北上する。深夜営業のラーメン店などが居並ぶ道を10分ほど歩くと、目指すガリバー 環七一之江店が見えてくる。
ガリバー 環七一之江店 住所:〒132-0024 東京都江戸川区一之江4-18-10| 店舗紹介リレー一覧に戻る >> |
あなたがお住まいの地域でも、このようなお店のスタッフが皆様のご来店をお待ちしております。
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