タントの初代モデルは2003年11月にデビューした。当時はトールボーイのムーヴが良く売れていたが、ムーヴよりもさらに高い車高を持ち、より広い室内空間を確保したモデルとして登場した。ムーヴでも十分に広かっただけに、こうしたモデルが必要かどうかとも思われたが、子育てママを中心に意外なほど好調な売れ行きを見せ、月に8000台平均もの売れ行きとなった。今やムーヴやミラと並ぶダイハツの3本柱のひとつとなっているのがタントである。
そのタントが4年目にして早くもフルモデルチェンジを受け、2代目モデルに進化してきた。新型ムーヴなどと同じ新しいプラットホームを採用し、パッケージングをさらに煮詰めることで一段と広い室内を確保したのが特徴。今回のモデルではさらに左側のリヤドアにスライドドアを採用し、フロントドアとの間のピラーを廃止することで非常に大きな開口部を持つミラクルオープンドアを採用した。この発想自体はラウムやアイシスでも採用されているので目新しくはないが、軽自動車では初の採用である。
このほか室内にたくさんの収納スペースが設けられているのは従来のモデルと同様だが、今回のモデルではさらに新しいアイデアによる収納も豊富で使い勝手を高めている。
角張った感じのボディシルエットは基本的に従来のモデルと共通で、主に子育てママを対象にした標準系と、スポーティな志向の若い男女を対象にしたカスタム系のふたつの外観を持つ。