【特集:カローラ40周年の歴史/5代目1983年登場】素敵にNEWカローラ

スポーティハンサム 素敵にNEWカローラ

トヨタ カローラ生誕40周年 歴代モデル全車集合【カローラ レビン AE86系】

 5代目モデルになって一番大きな特長はFFレイアウト化(前輪駆動)された点である。今でこそ当たり前のFFレイアウトだが当時の日本車はまだFRレイアウト(後輪駆動)の車種も残っており、世界的に大衆車のFF化が進む中でカローラはすこし遅れていた。
 いっぽう、セダンをFFにしておきながらレビンはあえてFRのまま残したのもポイントだ。運転を楽しむFR派と居住性重視のFF派、両ユーザーの支持を得ることにより5代目カローラシリーズはヒット作となったのだった。
 いっぽう、リフトバックの名称が無くなり5ドアとして改称され、新たに設定された3ドア車とともに2BOXタイプハッチバックモデルのカローラFXが登場したのもこのモデルからである。またワゴン・バンシリーズは先代モデルの70系がそのまま1987年の6代目登場まで併売され続けた。

居住性のFF 操作性のFR

 FF化により車内の居住性は先代モデルより1割程度広くなり、トランクの開口部も広くなりより使いやすい車へと生まれ変わった。エンジンレイアウトが横置きになると共にエンジンラインナップも一部変更となり、いままで採用されていたT型K型エンジンからA型E型エンジンユニットへと移り変わっていった。先代モデルから登場した「GT」は従来の2T-G型エンジンから4A-G型エンジンへと変わった。
 この時代に登場したレビンは型式のAE86から「ハチロク」の愛称で様々レースシーンで活躍し、デビューから20年以降経過した現在でもFRスポーツカーとして根強い人気を得ている。ハチロクというと、ドリフトなどのサーキットでのイメージが強いが実はラリーなどのダート愛好者にも人気を博した。ダートラドライバーには、リヤブレーキがドラム式ということであえて廉価版のレビンGTが選ばれていたのも興味深い。

5代目カローラ あれこれ

■発売期間:昭和58(1983)年〜昭和62(1987)年
■主な型式:AE80、AE81、AE85、AE86、CE80、EE80
■広告キャッチコピー:「スポーティハンサム 素敵にNEWカローラ」「まじめが素敵」
■主なCM出演タレント:郷ひろみ
■絶版中古車市場相場目安:10〜30万円 レビン 20〜120万円

written by ダーワ教授

トヨタ カローラ生誕40周年 歴代モデル全車集合【5代目 カローラ E80系】運転席
FF化により広くなった車内。最上級グレードには当時としては珍しいデジタルメーターも採用されており、ライトやワイパースイッチなどがレバー式ではなくダイヤル式になっている点もポイントだ。
トヨタ カローラ生誕40周年 歴代モデル全車集合【5代目 カローラ E80系】ホイール
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トヨタ カローラ生誕40周年 歴代モデル全車集合【5代目 カローラ E80系】エンジンルーム
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トヨタ カローラ生誕40周年 歴代モデル全車集合【カローラ レビン AE86系】前期モデル
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トヨタ カローラ生誕40周年 歴代モデル全車集合【カローラ レビン AE86系】ホイール
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トヨタ カローラ生誕40周年 歴代モデル全車集合【カローラ レビン AE86系】運転席
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達人プロフィール: ダーワ教授
職業:生きるクルマデータベース、世界の車種・グレードすべての知識を持つ恐ろしい奴。
中古車情報誌から、自動車販売店・解体屋・ミニカー屋など現場の世界と転々と。基本的に車好きが抜けないようで中古車ブローカー(本人認識無し)と貿易輸出業などを掛け持ち、現在に至る。車の趣味嗜好も偏っており、車と共に本人的にも社会的不適合車(者)です。趣味と...

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