三菱アウトランダーPHEV「よりEVらしさを追求した大幅改良!」ガリバーの2017年新車購入ガイド

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「よりEVらしさを追求した大幅改良!」三菱アウトランダーPHEV購入ガイド

アウトランダーPHEV三菱は、SUVのPHEVであるアウトランダーPHEVを一部改良。同時に、ビルシュタイン製ダンパーなどを装備し、よりスポーティな仕様とした新グレード「S Edition」を新設定し発売を開始した。

  1. 目次
  2. 1 三菱アウトランダーPHEVってどんな車?
  3. 2 マイナーチェンジ並みの改良で、よりEVらしく
  4. 3 標準装備化された安全装備は、やや物足りない
  5. 4 最上級グレード「S Edition」は今までとひと味違う!
  6. 5 三菱アウトランダーPHEVの選び方
  7. 6 三菱アウトランダーPHEVの価格


三菱アウトランダーPHEVってどんな車?


三菱アウトランダーPHEVは、世界でもトップレベルの先進技術で走るPHEVだ。最近では、輸入車を中心にPHEVが増えてきているが、そのシステムは比較的容易な1モーター式が採用されている。1モーター式は、ミッションとエンジンの間にモーターを設置するというシンプルな組み合わせだ。

■ツインモーター4WDなど、先進技術で世界をリードするPHVがアウトランダーPHEV

一般的な PHEVに対し、アウトランダーPHEVは、前後に2つのモーターを装着し緻密な制御で走るツインモーターAWD機能をもつ。アウトランダーPHEVは、2013年にすでに実用化に成功していたのだ。また、大容量のリチウムイオン電池を床下に収納するなどし、室内スペースを犠牲にしないプラットフォームも新設計された。この技術は、まさに世界最先端ともいえるもの。背の高いSUVでありながら、低重心で高い運動性能をもち、当然、優れた燃費性能を誇った。

■不運にも問題が続いたアウトランダーPHEV

三菱アウトランダーPHEVしかし、アウトランダーPHEVは、不運の星の下に生まれてしまった。まず、デビュー直後に、リチウムイオン電池の品質問題でリコール。しばらくの間、販売が停止された。それでも、先進性の高いモデルということもあり、アウトランダーPHEVは徐々に販売台数を伸ばしていく。欧州では、PHEVへの関心が高く優遇税制という追い風も受け販売台数が増えていく。 スタートこそつまずいたが、安定した販売となり2015年7月に待望のマイナーチェンジが行われた。よりラグジュアリー感と質感を高め、燃費もさらに向上。デザイン面では、ダイナミックシールドと呼ばれる三菱の新デザインが採用された。この新デザインが世界的に好評で、さらなる販売増が期待された。

ところが、2016年に入り三菱に燃費不正問題が発覚してしまった。アウトランダーPHEVも、その不正の対象となってしまった。このため、アウトランダーPHEVは一時販売が停止された。三菱ブランドのイメージは、まさに最悪といった状況になり、アウトランダーPHEVも優れたクルマながら、販売低迷に陥ってしまった。

<関連情報>アウトランダーPHEVを売りたい!車種情報と最新の買取相場はこちらから

マイナーチェンジ並みの改良で、よりEVらしく

三菱アウトランダーPHEV燃費不正問題が一区切りついたこと、また2~3月の繁忙期に少しでも販売台数を上乗せしたいということもあり、三菱はアウトランダーPHEVが一部改良を行った。この一部改良が、なかなか内容の濃いものとなっている。

まず、プラグインハイブリッドEVシステムそのものにも手が入れられた。今まで以上にEV走行を維持できるよう改良された。また、エンジン始動性を改良したことで、従来よりも素早く、モーターへ電力供給が可能となり、高速道路の追い越しなど、強い加速が必要な状況下での加速レスポンスを向上させている。 そして、このモデルから、可能な限りエンジン始動を抑える「EVプライオリティモード」が新設定された。従来の駆動用バッテリーの電力消費を抑える「バッテリーセーブモード」、充電する「バッテリーチャージモード」に加え、EV走行を優先させた新モードが加わったことで、よりEVらしい走りを可能とした。

そして、PHEVの使い勝手で問題となるのが充電時間だ。今回の改良では、充電制御を改良。約80%までの急速充電時間を約30分から約25分に短縮している。急速充電器の多くは、時間課金制のため、充電時間が少ない方が負担が減るメリットがある。また、待ち時間が少なくなることで、さらに使い勝手もよくなる。


標準装備化された安全装備は、やや物足りない


三菱アウトランダーPHEV安全装備面では、自動ブレーキ関連の予防安全技術「e-Assist」(いずれも「M」グレードを除く)が進化した。「衝突被害軽減ブレーキ[FCM:Forward Collision Mitigation system]」のセンサーをミリ波レーダーからカメラとレーザーレーダーを併用したシステムに変更。カメラが装備されたことで、歩行者検知機能を追加された。歩行者検知式自動ブレーキとなったことで、このクラスのSUVの安全装備としては、合格点レベルにようやく達したことになる。 ただ、この歩行者検知式自動ブレーキは、標準装備化されていないことが残念な点。

アウトランダーPHEVのように、大きく重いクルマほど歩行者との衝突は死亡事故になる可能性を高めるからだ。これからの時代、こうした安全装備は標準装備化が求められてくるだけに、安価な設定のMグレードとはいえ、標準装備化が基本だろう。メーカー側としては、装備を簡素化して安く見せたいのは理解できる。ただ、交通死亡事故を生み出しているクルマを製造するメーカーには、製造者としての責任がある。交通事故を防げる技術があるのなら、こうした安全装備を自ら積極的に標準装備化し社会的な責任を果たす義務がある。とくに、三菱は燃費不正問題などでイメージが悪いのだから、尚更こうした安全装備などには積極的に取り組む姿勢をみせるべきだろう。

三菱アウトランダーPHEVそして「後側方車両検知警報システム(レーンチェンジアシスト機能付)[BSW:Blind Spot Warning/LCA:Lane Change Assist]」、「後退時車両検知警報システム[RCTA:Rear Cross Traffic Alert]」を新採用。「誤発進抑制機能(前進及び後退時)[UMS:Ultrasonic misacceleration Mitigation System]」、「パーキングセンサー(前後)」をセットとしてメーカーオプション設定した。

こうした機能も、もはや標準装備化するべきものだ。視界が狭くなったり、間違いを犯しやすくなる高齢者などのリスクを減らす意味で重要な装備。これらの安全装備も、高価なものではないので標準装備化しながらコストダウンを図るべきだろう。

そして、最近、急速に進むカーコネクティッド関連では、ディスプレイオーディオにスマートフォンとの連携機能を追加した「スマートフォン連携ディスプレイオーディオ[SDA]」を最上級グレード「S Edition」に標準装備。(「G」系3グレードにメーカーオプション設定)。「Apple CarPlay」、「Android Auto」にも対応している。


最上級グレード「S Edition」は今までとひと味違う!


三菱アウトランダーPHEVこうした改良が施され一段と魅力的になったアウトランダーPHEVに、新たなグレードが加わった。最上級グレードとなる「S Edition」だ。 アウトランダーPHEV「S Edition」には、ビルシュタイン社製の高性能ショックアブソーバーを採用。構造用接着剤をボディの要所に塗布することでボディ剛性を向上させたことで、路面接地性が大幅に向上し、より車両挙動が安定。プレミアムなスポーティグレードに相応しい上質な乗り心地と優れた操縦安定性を実現した。

従来のアウトランダーPHEVは、乗り心地を重視した乗り味だった。欧州車のようなシッカリとした走りを求める顧客からすればやや物足りなさを感じていたかもしれないが、この「S Edition」の登場で、よりスポーティな走りを重視する顧客も十分に満足できるだろう。

三菱アウトランダーPHEVエクステリアでは、フロントラジエターグリル、アルミホイールをダーククローム調で統一。Bピラー及びCピラーを光沢のあるブラック、前後バンパー下部のスキッドプレートをボディカラーと同色とすることで、スポーティなプレミアム感を演出した。

インテリアでは、ステアリングホイール、メーターフード、センターコンソールアームレスト、ドアアームレスト、本革シートにレッドステッチを施した。各種パネル(インパネ、ドアトリム、コンソールアッパー、センタースイッチ)をシルバーのジオメトリック調で統一することで、スポーティで上質なインテリアとした。また、ブラックのヘッドライニングと各種トリムで居住空間を引き締め、アクセル及びブレーキペダルをアルミ製とし、走行性能と同様にスポーティな空間にまとめている。
 

三菱アウトランダーPHEVの選び方


三菱アウトランダーPHEV三菱アウトランダーPHEVの選び方。まず、歩行者検知式自動ブレーキが装備できないMグレードは、選択肢から除外。価格優先というのであれば、ナビ機能などスマートフォンを積極的に使えることが条件となるが、G Safety Packageが価格的にも安価で買い得感がある。ナビ機能は、スマートフォンをベースに使うことになる。

通常のナビ機能が欲しいということになると、Navi Packageとなる。さらに上級のG Premium Packageとの大きな装備差は、ナビや100V AC電源(1500W)、本革シートといったところ。外せないのが、100V AC電源(1500W)。キャンプで家電用品が使えるようになり、緊急時には電源車としても使えるなどなにかと重宝する。Navi Packageには75,600円のオプションで装着可能だ。

アウトランダーPHEVのグレード選びは、基本的にNavi Packageをベースとして、必要なオプションを装備することがベスト。注意したいのは、Navi Packageにあれもこれもと色々オプションを選ぶとG Premium Package並みの価格になる。オプションは吟味して選択したい。また、あれもこれも付けたいというのであれば、G Premium Packageがお勧めだ。

難しい選択となるのが、新たに追加されたS Edition。4,789,260円と最も高価なグレードながら、ナビ類はオプションなので、さらに231,120円プラスされることになる。こうなると、価格は500万円オーバー。どうしてもビルシュタイン製のサスペンションが必要という人でなければ、選びにくいグレードになっている。

そして、どのグレードを選択しても必ず選択したいオプションがある。それは「後側方車両検知警報システム」、「後退時車両検知警報システム」、「誤発進抑制機能(前進及び後退時)」、「パーキングセンサー(前後)」類がセットになったオプションだ。アウトランダーPHEVは、高級車なのでこれくらいの装備は標準装備化してほしいものだ。逆に装備されていないと恥ずかしいくらいだ。価格もわずか97,200円と安価な設定なので、積極的に選びたい。

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三菱アウトランダーPHEV価格


・M 3,659,472円

・G Safety Package 3,973,860円

・G Navi Package 4,324,860円

・G Premium Package 4,681,260円

・S Edition 4,789,260円

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